JP2001158344A - 車両用エアタンクの取付け装置 - Google Patents

車両用エアタンクの取付け装置

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JP2001158344A
JP2001158344A JP34429399A JP34429399A JP2001158344A JP 2001158344 A JP2001158344 A JP 2001158344A JP 34429399 A JP34429399 A JP 34429399A JP 34429399 A JP34429399 A JP 34429399A JP 2001158344 A JP2001158344 A JP 2001158344A
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田 浩太朗 持
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コの字形断面を有するサイドメンバーで構成
される梯子形フレームの内側にエアタンクを備えている
車両のエアタンク取付け装置を着脱容易にすることと、
エアタンク配管が所定位置からずれず、他部品との干渉
を防止する。 【解決手段】 コの字形断面のサイドメンバF1のリブ
Fr内面に接する第1の板部2と、第2の板部3と、第
3の板部4と、第4の板部5と、第1の円弧部6と、第
5の板部7と、リブFr内面に接して形成される第6の
板部8と、車両中心方向にほぼ直角に形成される第7の
板部9と、第2の円弧部10と、車両中心方向に鈍角に
屈曲して形成される第8の板部11と、ボルト孔12
と、第1および第2のボルト孔S1、S2と、前記第2
および第3の板部3、4との継続部にスリット13が形
成され、前記各板部および各円弧部が1つの帯状平板材
で連続して形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コの字形断面を有
するサイドメンバーで構成される梯子形フレームの内側
にエアタンクを備えている車両のエアタンク取付け装置
およびエアチューブの配管固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コの字形断面を有するサイドメンバとク
ロスメンバで構成される梯子形フレームを備えた車両で
は、ブレーキやサスペンションに使用する圧縮エアを貯
蔵するエアタンクをサイドメンバに装着させることが一
般的である。従来のエアタンク取り付けの1例を示す図
25では、車両内方が開放されたコの字形断面のサイド
メンバF1のリブFrにブラケットBを介してエアタン
クT1が配置され、そのエアタンクT1を丸鋼材で形成
されたUボルトUbによってブラケットBに螺着させて
取り付けている。なを、矢印Hは、車両左側外方を示
し、矢印Uは車両上方を示している。また、符号Kは、
配管、配索用の切り欠孔を示している。
【0003】このエアタンクT1の取り付け方法は、部
品形状が単純でかつ部品点数が少ない長所があるが、エ
アタンクの着脱が困難な欠点がある。即ち、ブラケット
BとエアタンクT1を予め1体にしてボルトSでリブF
rに固定する場合は、上方ボルトSの締結に際しウエブ
Fw1とブラケットB間の隙間が小で、手および工具が
入りにくい。下方ボルトSの締結にはウエブFw2とブ
ラケットBが邪魔になる。また、ブラケットBを予めリ
ブFrに固定して、そのブラケットBにエアタンクT1
を取り付ける場合は、エアタンクT1を手で支えながら
UボルトUbをナットNtで螺結するのでウエブFw
1、Fw2が手および工具操作を困難にしている。そし
て、この両方の取り付け方法とも、目視確認による作業
ができない欠点がある。
【0004】図26は、別の一般的なエアタンク取り付
けを示している。サイドメンバF1aのリブに螺結され
た片持梁形のブラケットB1に、エアタンクTaを配置
し、UボルトUcで緊締している。この方法では、ナッ
トNuによるUボルトUcの緊締は比較的容易である
が、エアタンクTaの重量を片持ちで支えるので位置D
d近傍に応力が集中して折損しやすいこと、折損予防に
は強度用重量の犠牲が大であること、等が欠点となって
いる。
【0005】図27は、エアタンクに接続されるチュー
ブ配管、特にナイロンチューブの配設に関する課題を説
明のための関連図を示している。サイドメンバF1bの
内方にブラケットB1およびB2を介してエアタンクT
oおよびTiが取り付けられていて、ナイロンチューブ
Tnが配設されている。ナイロンチューブTnは、エア
タンクTo、Tiのエアをブレーキまたはサスペンショ
ンに安全確実に導くために強度を大に形成され、従って
曲げ剛性が大で、小半径に曲げることがやや困難であ
る。したがって、所定位置に固定させると共に車両振動
等による他部品との干渉を防ぐために固定具に、この例
ではブラケットB1およびB2に装着されたガイドGに
バンド等で固定されている。本図においては、チューブ
TnがガイドGに緊締される前の自然曲げ形状では、ず
れ寸法dが生じていることを示している。そして、通常
のバンドによるガイドGへの緊締方法では、チューブT
nの位置をずれ寸法d=0に固定してもチューブの曲げ
反力によるゆるみの発生がでる。さらに、車両振動その
他によってバンド位置を移動させ、チューブTnが振動
してずれを助長させて他部品等への干渉を起こす懸念が
ある。
【0006】エアタンクを支持する技術では、特開平8
ー282309号公報において複数のエアタンクを安定
に取り付ける技術の開示があり、特開平8ー28272
0号公報において複数のエアタンクをコンパクトに取り
付ける技術の開示があるが、いづれも本発明の目的およ
び作用効果とは異なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑みて
なされたもので、コの字形断面を有するサイドメンバー
で構成される梯子形フレームの内側にエアタンクを備え
ている車両のエアタンク取付け装置を着脱容易な装置と
することを目的とし、さらにエアタンク配管が所定位置
からずれず、他部品との干渉を起こさないエアタンク配
管の配管固定装置の提供を別の目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるエアタンク
の取付け装置によれば、コの字形断面を有するサイドメ
ンバ(F1)で構成される梯子形フレームの内側にエア
タンク(T1)を備えている車両のエアタンク取付け装
置(1)において、前記コの字形断面のサイドメンバ
(F1)のリブ(Fr)内面に接する第1の板部(2)
と、その第1の板部(2)に継続して車両中心方向に直
角に形成される第2の板部(3)と、その第2の板部
(3)に継続して第1の板部(2)と逆方向に直角に形
成される第3の板部(4)と、その第3の板部(4)に
継続して車両中心方向に鈍角に傾斜する第4の板部
(5)と、その第4の板部(5)に継続して第3の板部
(4)と逆方向に形成され車両中心方向に凹となる第1
の円弧部(6)と、その第1の円弧部(6)に継続し屈
曲して前記リブ(Fr)内面に直角に接するよう形成さ
れる第5の板部(7)と、その第5の板部(7)に接続
し前記第1の板部(2)と逆方向に直角に屈曲してリブ
(Fr)内面に接して形成される第6の板部(8)と、
その第6の板部(8)に継続して車両中心方向にほぼ直
角に形成される第7の板部(9)と、その第7の板部
(9)に継続し前記第1の円弧部(6)と同心に形成さ
れる第2の円弧部(10)と、その第2の円弧部(1
0)に継続し車両中心方向に鈍角に屈曲して形成される
第8の板部(11)と、その第8の板部(11)に設け
られるボルト孔(12)と、前記第1および第6の板部
(2、8)に設けられる第1および第2のボルト孔(S
1、S2)と、それら第1および第2のボルト孔(S
1、S2)と前記第1および第2の円弧部(6、10)
の曲率中心(C)との距離が同距離に形成され、前記第
2および第3の板部(3、4)との継続部にスリット
(13)が形成され、前記各板部および各円弧部が1つ
の帯状平板材で連続して形成されている。
【0009】上記エアタンク取付け装置の第2の実施形
態において、エアタンクが非鉄金属材、特にアルミ材の
場合は鉄材の取付け装置との間で電食が起こるので、接
触部には樹脂塗装等の絶縁処理をすることが必要であ
る。
【0010】上記エアタンク取付け装置の第1の実施形
態によれば、予めサイドメンバに取付け装置を固定して
エアタンクを上方から取付け装置に配置する。従って、
エアタンク重量を手で支えることがなく、エアタンクの
前後および回転方向を容易に位置決めでき、1人作業で
取り付けできる。また、取付け装置は角形閉断面形状と
なるので曲げ剛性が大となり、従って薄板で強度が保証
され従来の片持梁式に比して軽量にできる。また、取付
け装置とサイドメンバとの空間が大で、配管、配索が容
易である。また、取付け装置が天地逆に出荷された車両
では、修理時に取付け装置を上下逆にしてエアタンクを
上から配置できる。
【0011】別発明によるエアタンクの取付け装置(2
0)によれば、コの字形断面を有するサイドメンバ(F
1)で構成される梯子形フレームの内側にエアタンク
(T1)を備えている車両のエアタンク取付け装着(2
0)において、薄鋼帯板材で形成されるバンド(23)
と、そのバンド(23)の1端部に固着されるT字状の
フック部(21)と、そのバンド(23)の他端部に回
動自由に装着されるガイド部材(26)、とで構成さ
れ、そのバンド(23)は他端部が半筒状の折返し部
(24)に形成され、その折返し部(24)にスリット
(25)が設けられ、そのスリット(25)に沿ってT
字状のガイド部材(26)が回動するよう嵌入され、そ
のガイド部材(26)に長手方向にボルト用貫通孔(2
9)が設けられている。
【0012】上記エアタンク取付け装置の第2の実施形
態において、エアタンクが非鉄金属材、特にアルミ材の
場合は鉄材の取付け装置との間で電食が起こるので、金
属接触部には樹脂塗装等の絶縁処理をすることが必要で
ある。
【0013】上記エアタンク取付け装置の第2の実施形
態によれば、最初にT字状のフック部を取付け装置に嵌
着させ、つぎにT字状のガイド部材を介してボルト締め
するので緊締が1点ですむ。バンドは薄板で形成されて
いるのでエアタンク外周に密接し、かつ面接触なので緊
締が正確にされ、ゆるみの発生懸念がない。また、電食
対策に厚さのあるラバーを挿入する場合でも、抑抱する
エアタンク外径が実質的に変化しても締め付けバンド形
状が柔軟に対応し締め付け困難にはならない。また、ボ
ルトのナット締め付けを、上方から目視確認しながら行
うので作業が容易で、確実である。また、従来形のブラ
ケットにも容易に使用できる。
【0014】また別の発明によるエアタンクの取付け装
置によれば、コの字形断面を有するサイドメンバ(F
1)で構成される梯子形フレームの内側にエアタンク
(T1)を備えている車両のエアタンク取付け装着にお
いて、前記コの字形断面のサイドメンバ(F1)のリブ
(Fr)内面に接する第1の板部(2)と、その第1の
板部(2)に継続して車両中心方向に直角に形成される
第2の板部(3)と、その第2の板部(3)に継続して
第1の板部(2)と逆方向に直角に形成される第3の板
部(4)と、その第3の板部(4)に継続して車両中心
方向に鈍角に傾斜する第4の板部(5)と、その第4の
板部(5)に継続して第3の板部(4)と逆方向に形成
され車両中心方向に凹となる第1の円弧部(6)と、そ
の第1の円弧部(6)に継続し屈曲して前記リブ(F
r)内面に直角に接するよう形成される第5の板部
(7)と、その第5の板部(7)に接続し前記第1の板
部(2)と逆方向に直角に屈曲してリブ(Fr)内面に
接して形成される第6の板部(8)と、その第6の板部
(8)に継続して車両中心方向にほぼ直角に形成される
第7の板部(9)と、その第7の板部(9)に継続し前
記第1の円弧部(6)と同心に形成される第2の円弧部
(10)と、その第2の円弧部(10)に継続し車両中
心方向に鈍角に屈曲して形成される第8の板部(11)
と、その第8の板部(11)に設けられるボルト孔(1
2)と、前記第1および第6の板(2、8)に設けられ
る第1および第2のボルト孔(S1、S2)と、それら
第1および第2のボルト孔(S1、S2)と前記第1お
よび第2の円弧部(6、10)の曲率中心(C)との距
離が同距離に形成され、前記第2および第3の板部
(3、4)との継続部に設けられるスリット(13)
と、前記各板部および各円弧部が1つの帯状平板材で継
続して形成されている、ことを特徴とする第1の車両用
エアタンクの取付け装置(1)と、薄鋼帯板材で形成さ
れるバンド(23)と、そのバンド(23)の1端部に
固着されるT字状のフック部(21)と、そのバンド
(23)の他端部に回動自由に装着されるガイド部材
(26)、とで構成され、そのバンド(23)は他端部
が半筒状の折返し部(24)に形成され、その折返し部
(24)にスリット(25)が設けられ、そのスリット
(25)に沿ってT字状のガイド部材(26)が回動す
るよう嵌入され、そのガイド部材(26)に長手方向に
ボルト用貫通孔(29)が設けられている、ことを特徴
とする第2の車両用エアタンクの取付け装置(20)、
とで構成されている。
【0015】上記エアタンク取付け装置の第3の実施形
態によれば、前記第1の実施形態の長所と前記第2の実
施形態の長所を得ることができる。また、特にバンドの
T字状フックの嵌入位置とボルト緊締位置を自由に選べ
るので、エアタンク取り付けが一層容易になる。
【0016】また、別発明による配管固定装置(40)
によれば、エアタンク(T1)を備えている車両のエア
タンク(T1)に取付けられる樹脂材チューブの配管固
定装置(40)において、複数のナイロンチューブ(6
0)を配置させるガイド(40)と、そのガイド(4
1)に配置されるナイロンチューブ(60)を共に結束
させるバンド(50)、とで構成され、そのガイド(4
1)は、細長い平板材から両端部に直角方向にリブ(4
4、44)が形成され、その両端のリブ(44、44)
にはボルト孔(44a)がそれぞれ設けられ、そのガイ
ド(41)の底部(41a)は前記リブ側に凸となる円
弧状に形成され、その底部(41a)の幅方向の両端部
(41b、41b)はリブ(44、44)側に滑らかに
屈曲し、底部(41a)への幅方向両端部は長手方向に
等ピッチに切欠き(42)が設けられている。
【0017】上記配管固定装置の実施形態によれば、ガ
イドに複数のナイロンチューブを集中してバンドで結束
し、さらにガイドに設けた切欠きにバンドを嵌着させて
チューブを所定位置に固定し、またバンドの滑りおよび
緩みを防止する。
【0018】本発明の実施に際して、複数のナイロンチ
ューブ(60)をバンド(80)で結束する(束ねる)
に際しては、該チューブ(60)の本数と同数のクリッ
プ部材(84)を単一の帯状部材(82)に取り付けて
構成したバンドを用いるのが好ましい。この様なバンド
で複数のナイロンチューブをバンドで結束するには、先
ず、個々のクリップ部材によりチューブを1本ずつ嵌合
・保持し、チューブを嵌合した状態の複数のクリップ部
材を1本の帯状部材に取り付け、当該帯状部材を円環状
にせしめれば良い。
【0019】個々のチューブをクリップ部材で嵌合・保
持せしめることにより、チューブの捩れを防止して、配
線レイアウトにおける無理を無くし、接続するべき機器
へチューブが到達しなくなるという不都合を防止出来る
のである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の円形断面を有する
タンク例えば、車両用エアタンクの取付け装置1の第1
の実施形態を図面を参照して説明する。従来図で使用し
た部材名称と符号は同一部材に限りそのまま重複使用し
て説明する。図1で、車両用エアタンクの取付け装置1
の取り付け構成を示し、図2においてその複数(この場
合はエアタンク2ヶ)の取り付け斜視を、図3において
エアタンク2ヶを取り付けた状態の上面図を示してい
る。
【0021】図1において、矢印Hは車両の外側方を、
矢印Uは車両上方を示していて、取付け装置1は左サイ
ドメンバF1とエアタンクT1の間にあって帯状体20
と共にエアタンクT1を支持するよう構成されている。
取付け装置1は、全体を1つの帯状平板材で曲げ加工
と、穿孔およびスリット穿削加工のみによって1体に形
成されている。取付け装置1は、サイドメンバF1のリ
ブFr内面に接してボルト孔S1で締結される第1の板
部2と、その端部2aで車両中心方向に直角に屈曲する
水平板の第2の板部3と、その端部3aでほぼ直角下方
に屈曲する第3の板部4に継続されている。そして、第
2の板部3の端部3aを挟んで、帯状体20の1端を係
止するスリット13(図2参照)が穿削されている。
【0022】第3の板部4は、端部4aで車両中心側に
鈍角に傾斜する第4の板部5に継続され、端部5aで第
1の円弧部6に継続されている。第1の円弧部6の曲率
中心は、支持するエアタンクT1の中心点Cとなってい
る。第1の円弧部6の端部6aはサイドメンバF1方向
にほぼ直角に屈曲して第5の板部7に継続されている。
第5の板部7は、リブFrに接するまで伸び端部7aで
リブFrに沿って下方に屈曲する第6の板部8に継続さ
れている。第6の板部8にボルト孔S2が設けられてい
る。第6の板部8は、端部8aで車両中心側にほぼ直角
に屈曲して第7の板部9に継続されている。第9の板部
9は、端部9aで第2の円弧部10に継続されている。
第2の円弧部10は、曲率中心が第1の円弧部6の曲率
中心でもあるエアタンクT1の中心点Cに同心になって
形成されている。第2の円弧部10は、端部10aで中
心点Cの半径方向外方に屈曲して第8の板部11に継続
されている。第8の板部11にボルト孔12が設けられ
て帯状体20の端部を係止するよう形成されている。
【0023】ボルト孔S1とS2とは、中心点Cから等
距離に設けられている。即ち中心点Cを通る水平線に対
する垂直距離が等距離に設けられている。
【0024】上記のように構成されたエアタンク取付け
装置1の作用を説明する。図1において、エアタンクT
1を取り付ける際にはまづ、取付け装置1をサイドメン
バF1に第1および第6の板部2、8をボルトによって
締結させる。ついで、第1および第2の円弧部6、10
で位置決めをしながらエアタンクT1を取付け装置1に
配置する。ついで、図1〜図4に示すように、帯状体2
0でエアタンクT1の上半周を抑抱して緊締する。図2
〜図4は、左右のサイドメンバF1およびF2にエアタ
ンクT1、T2を取り付ける状態を示している。この方
法によって、エアタンクT1およびT2を手で支えるこ
となしに、取付け装置1を介してサイドメンバF1また
はF2に取り付けができる。このようにして取付け装置
1の取り付け後は、全体が閉断面となり曲げ剛性が大と
なる。また、取付け装置1のサイドメンバF1への取り
付けが強固であり、エアタンクT1の支持が確実なので
エアタンクが小型であれば取付け装置1は1ヶにでき
る。また、サイドメンバF1の内側に沿って取り付けら
れる各種配管、配索は取付け装置1の各板部間の空隙に
自由に配置できる。
【0025】図5は、フレームの天地を逆にしてエアタ
ンクT1が取り付けられた例を示している。車軸等の装
着に容易な天地逆姿勢でエアタンクT1を取り付け、そ
の後に正規姿勢に反転させる車両組立ラインから出荷さ
れる場合にこのような姿勢になる。この場合は、整備工
場では車両の反転ができないので、エアタンクT1の修
理または交換等の際には、サイドメンバF1から一旦取
り外した取付け装置1を反転させて装着させる。エアタ
ンクT1に対してボルト孔S2、S2の位置はL1=L
2となっているので、エアタンクT1の高さ位置をかえ
ることがない。これによってエアタンクT1を手で支え
ることなく装着できる。
【0026】図6〜図13は、別発明によるエアタンク
取付け装置の第2の実施形態を示している。前記第1の
実施形態による取付け装置1が、主としてエアタンクT
1の配置位置きめおよび重量負担の機能を有しているこ
とに対して、本発明は第1の実施形態の取付け装置1に
エアタンクT1を確実に緊締する機能を有する装置であ
る。
【0027】構成全体を前記図1および図2を参照して
説明する。エアタンク取付け装置の第2の実施形態であ
る帯状体20は、端部を図1および図2における取付け
装置1のスリット13および第8の板部11の2ヶ所に
緊締してエアタンクT1を抑抱するよう構成されてい
る。つぎに、図6および図7において、帯状体20は、
薄鋼帯板材で形成されるバンド23と、バンド23の1
端部に固着されたフック部21と、他端部に回動自由に
装着されたガイド部材26、とで構成されている。バン
ド23は、1端部は切り離し状態で形成され、他端部は
折返し部24が形成されている。折返し部24にスリッ
ト25が設けられ、そのスリット25に沿ってガイド部
材26が回動するよう構成されている。フック部21
は、T字形をなし肩部21aで係止するよう構成され、
細幅端部21bがバンド23に溶接等で固着されてい
る。
【0028】ガイド26は、図8および図9に示すよう
に、T字形をなし平角状の頭部27に管材で形成された
足部28が固着されていて、足部27および頭部27を
貫通する孔29が設けられている。
【0029】帯状体20の作用を図1および図2によっ
て説明する。エアタンクT1上に帯状体20を配し、取
付け装置1のスリット13にフック部21を挿入し、肩
部21aによって嵌着させる。ついで、バンド23をエ
アタンクT1の上半周に巻き付け、予め第8の板部11
のボルト孔12に挿入されたボルト30の茎部をスリッ
ト25を介してガイド26の孔29を貫通させる。つい
で、ナット31によりボルト30を緊締させ、エアタン
クT1を抑抱させる。この方法によって、エアタンクT
1の取り付けは、上方から目視確認しながら作業空間を
大きくしてフック部21の嵌着およびナット31の螺着
をさせることができる。また、バンド23が帯状のため
エアタンクT1の固定は、面接触となって、従来のUボ
ルトによる線接触固定よりも確実な固定ができる。
【0030】図1〜図5は、第1の実施形態である取付
け装置1に本発明の第2の実施形態の帯状体20を組み
合わせた形態図である。これに対し、図10〜図12は
従来形の取付け装置であるブラケットB1に本発明の帯
状体20を装着した例を示している。ブラケットB1へ
の帯状体20の装着方法は、取付け装置1への装着とほ
ぼ同様である。従来部品のブラケットB1の使用を優先
する場合、または使用過程車への適用の場合等に適す
る。
【0031】図13は、前記帯状体20の機能を有する
別の構造の帯状体20Aを示している。バンド23Aの
端部にボルト30Aを固着させ、他部は実質的に前記第
2の実施形態と同じに構成されている。取付け装置1A
に1端をフック部21Aで嵌着させ、他端部はボルト3
0Aで緊締する。ナット31Aの螺着と緊締作業が目視
できない欠点があるが、帯状体20Aの構造が簡単で、
緊締作業空間が大きいことが長所である。
【0032】なお、エアタンクT1、T2がアルミ等の
非鉄金属材で形成されている場合には、取付け装置1、
帯状体20、20A、ボルト等が鉄材では、異種金属接
触による電食が発生する。したがって、エアタンクT1
とこれら装置、部品との接触部には樹脂塗膜等で直接接
触を避ける必要がある。
【0033】図14〜図19は、エアタンクT1まわり
のエアチューブ配管、特に曲げ剛性の高い複数の樹脂材
製品であるナイロンチューブを集中して確実に配管する
配管固定装置40を示している。配管固定装置40は、
複数のナイロンチューブ60を配置させるガイド41
と、ガイド41に配置されたナイロンチューブ60とを
共に結束させるバンド50(図18参照)とで構成され
ている。図14および図15において、チューブを結束
させるガイド41の全体構成を示している。ガイド41
は、細長い平板材から両端部に直角方向にリブ44、4
4が形成され、リブ44、44にはボルト孔44a、4
4a(図16、17参照)がそれぞれ設けられている。
【0034】そして、リブ44側に凸となる円弧状の底
部41aが形成され、その底部41aの幅方向の両端部
は屈曲部41b、41bでリブ44と同方向に滑らかに
屈曲している。そして、底部41aの両端部には、切欠
き42が長手方向に等ピッチに設けられている。図14
の断面C−Cを示す図16は、切欠き42のない場所
を、断面B−Bを示す図17は切欠き42の設けられた
状態を示している。図18は、複数のナイロンチューブ
60を底部41aの凹側に配置して、バンド50で結束
する状態を示し、バンド50が切欠き42、42に嵌入
して移動のないよう固定された状態を示している。ここ
で、符号51は結束緩め用の緩部を示している。
【0035】図19は、上記配管固定装置40の装着お
よび作用を示している。サイドメンバF1に装着された
ブラケットB1およびB2にエアタンクToおよびTi
が並列に取り付けられ、ブラケットB1とB2にガイド
41がボルト締結される。そのガイド41の凹側底面4
3に複数のナイロンチューブ60を配置し、図18のよ
うにして3ヶのバンド50で結束して、バンド50は切
欠き42に嵌着させる。これによって、複数のナイロン
チューブ60は曲げ反力を抑制され、ガイド41内に留
まって所定位置に配置される。そして、例えば車両振
動、エンジン振動等による若干のバンド緊締力の低減で
はバンド50のすべり移動がなく、従ってナイロンチュ
ーブ60のぶれ、ぶれによる他部材への干渉と損傷が避
けられる。
【0036】ここで、複数のナイロンチューブ60をバ
ンド50により単純に束ねた場合には、図28で示す様
に、チューブ60に捩れが発生してしまう恐れがある。
そしてチューブ60に捩れが発生してしまうと、同一長
さのチューブであっても、捩れたチューブについては、
その長さが不足してしまう。長さが不足した状態で無理
にチューブを這わすと、その配線レイアウトも無理なも
のとなり、或いは、当該チューブを必要な機器に接続で
きなくなる可能性がある。
【0037】これに対して図示の実施形態では、図20
で示す様に、新規なバンド(詳細は図21−図24を参
照して後述する)80を用いることにより、複数のナイ
ロンチューブ60・・・を、捩れさせること無く束ねて
いる。
【0038】図20中、符号80で示すバンドについ
て、図21−図24を参照して、以下に説明する。図2
1において、全体を符号80で示すバンドは、帯状部材
82と、複数のクリップ部材84(図示の実施形態では
4個設けられている)とを備えている。ここで、クリッ
プ部材84の個数は、束ねるべきチューブ60の本数
(図示の実施形態では4本)に等しい。そして、個々の
クリップ部材84にはチューブ60が嵌合して、保持さ
れている。
【0039】バンド80の使用に際しては、先ず、図2
2で示す様に、ナイロンチューブ60をクリップ部材8
4に嵌合せしめる。そして図23中の矢印Iで示す様
に、ナイロンチューブ60を嵌合した状態のクリップ部
材84の開口部86へ、帯状部材82を先端部82Eか
ら挿入する。これにより、図24で示す様に、クリップ
部材84は帯状部材82に取り付けられるのである。こ
の状態で、通常のバンドの様に、帯状部材82の端部8
2E近傍を、反対側端部に形成された固定部90で固定
すれば、図21で示す様に、4本のチューブ60・・・
は結束されるのである。
【0040】ここで、図23、図24で示す段階では、
本来はクリップ部材84はナイロンチューブ60を嵌合
しているが、図示の簡略化のため、ナイロンチューブ6
0を省略して示している。また、図示の実施形態におい
て、4本のナイロンチューブ60を保持するため、4個
のクリップ部材84・・・が帯状部材82に取り付けら
れるが、図23、図24においては、図示の簡略化のた
め、単一のクリップ部材84のみが(上述した通りチュ
ーブ60の図示を省略して)示されている。
【0041】図22−図24で示す手順で束ねられた4
本のナイロンチューブ60・・・は、図21で示す通
り、個々のチューブ60がクリップ部材84で嵌合・保
持されるため、捩れが発生することなく、好適に束ねら
れるのである。
【0042】
【発明の効果】本発明の作用効果を、以下に列挙する。 (1) エアタンク取付け装置の第1の実施形態によれ
ば、予めサイドメンバに取付け装置を固定してエアタン
クを上方から取付け装置に配置する。従って、エアタン
ク重量を手で支えることがなく、エアタンクの前後およ
び回転方向を容易に位置決めでき、1人作業で取り付け
できる。 (2) 第1の実施形態によれば、取付け装置は角形閉
断面形状となるので曲げ剛性が大となり、従って薄板で
強度が保証され従来の片持梁式に比して軽量にできる。 (3) 第1の実施形態によれば、取付け装置とサイド
メンバとの空隙が大で、配管、配索が容易である。 (4) 第1の実施形態によれば、メーカ組立ラインの
都合で取付け装置が天地逆に出荷される車両では、修理
時に取付け装置を上下逆にしてエアタンクを上から配置
でき、作業を容易にできる。 (5) 第1の実施形態によれば、取付け装置は1つの
連続した平板材から形成されているので、材料に無駄が
でなくて低コストとなる。
【0043】(6) エアタンク取付け装置の第2の実
施形態によれば、最初にT字状のフック部を取付け装置
に嵌着させ、つぎにT字状のガイド部材を介してボルト
締めするので緊締が1点ですむ。 (7) 第2の実施形態によれば、バンドは薄板で形成
されているのでエアタンク外周に密接し、かつ面接触な
ので緊締が正確にされ、ゆるみ発生の懸念がない。ま
た、電食対策に厚さのあるラバーを挿入する場合でも、
抑抱するエアタンク外径が実質的に変化しても締め付け
バンド形状が柔軟に変わり締め付け困難にはならない。 (8) 第2の実施形態によれば、緊締ボルトのナット
締め付けを上方から目視確認しながら行うので、作業が
容易で、確実である。 (9) 第2の実施形態によれば、従来形エアタンク支
持ブラケットにも使用できる。
【0044】(10) エアタンク取付け装置の第3の
実施形態によれば、第1の実施形態の長所と第2の実施
形態の長所を得ることができる。特に、バンドのT字状
フックの嵌入位置とボルト緊締位置を自由に選べるの
で、エアタンク取り付けが一層容易になる。
【0045】(11) 配管固定装置の実施形態によれ
ば、ガイドに複数のナイロンチューブを集中してバンド
で結束し、さらにガイドに設けた切欠きにバンドを嵌着
させてチューブを所定位置に固定し、またバンドの滑り
および緩みを防止する。従って、チューブ曲げ反力によ
るチューブ固定のゆるみと振れで、他部材との干渉を発
生させることはない。 (12) 配管固定装置の実施形態によれば、複数のチ
ューブを個々に固定することに比べて固定個所が少な
く、固定作業工数が少ない。また、修理時のチューブ固
定解除が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用エアタンクの取付け装置の第1
の実施形態を示す側面構成図。
【図2】図1の取付け装着を2ヶ並べた斜視図。
【図3】図1の取付け装置によるエアタンク配置を示す
上面図。
【図4】図3の斜視図。
【図5】図1の取付け装置の天地を逆にした場合の状態
を示す側面図。
【図6】本発明の車両用エアタンクの取付け装置の第2
の実施形態を示す側面構成図。
【図7】図6の正面図。
【図8】図6に使用されるガイドの正面図。
【図9】図8のSAーSA断面図。
【図10】従来形ブラケットに本発明の第2の実施形態
を組み合わせた側面構成図。
【図11】第2の実施形態を使用してブラケットにエア
タンクを取り付けする組立図。
【図12】図11の帯状体の斜視図
【図13】別の実施形態を示す側面図。
【図14】本発明のナイロンチューブ固定装置の実施形
態を示す上面図。
【図15】図14のA−A断面図。
【図16】図14のC−C断面図。
【図17】図14のB−B断面図。
【図18】ナイロンチューブを固定装置にバンドで集中
固定した状態を示す側面図。
【図19】ナイロンチューブをエアタンク近傍にバンド
で集中固定した状態を示す説明用の上面図。
【図20】複数のナイロンチューブを新規なバンドで束
ねた状態を示す斜視図。
【図21】図20で示す新規なバンドの作用を示す断面
図。
【図22】図20、図21で示す新規なバンドの使用手
順の1段階を示す斜視図。
【図23】図22とは異なる段階を示す斜視図。
【図24】図22、図23とは異なる段階を示す斜視
図。
【図25】従来のエアタンク取付け装置の1例を示す側
面図。
【図26】従来のエアタンク取付け装置の別例を示す側
面図。
【図27】従来のエアタンクまわりのナイロン配管取付
け例の説明図。
【図28】従来のバンドを用いて複数のナイロンチュー
ブを束ねた状態を示す斜視図。
【符号の説明】
F1・・サイドメンバ T1・・エアタンク 1・・・エアタンク取付け装置 2〜5・・・第1〜第4の板部 6、8・・・第1、第2の円弧部 7、9、11・・第5、第7、第8の板部 12・・ボルト孔 13・・スリット 20・・帯状体 23・・バンド 25・・スリット 26・・ガイド 30・・ボルト 40・・配管用固定装置 41・・ガイド 42・・切欠き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D049 BB33 BB36 CC03 HH05 MM01 3E072 AA03 AB11 3J022 DA12 EA15 EB04 EB14 EC02 EC17 EC22 GA03 GA12 GB45 GB53

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コの字形断面を有するサイドメンバーで
    構成される梯子形フレームの内側にエアタンクを備えて
    いる車両のエアタンク取付け装置において、前記コの字
    形断面のサイドメンバのリブ内面に接する第1の板部
    と、その第1の板部に継続して車両中心方向に直角に形
    成される第2の板部と、その第2の板部に継続して第1
    の板部と逆方向に直角に形成される第3の板部と、その
    第3の板部に継続して車両中心方向に鈍角に傾斜する第
    4の板部と、その第4の板部に継続して第3の板部と逆
    方向に形成され車両中心方向に凹となる第1の円弧部
    と、その第1の円弧部に継続し屈曲して前記リブ内面に
    直角に接するよう形成される第5の板部と、その第5の
    板部に接続し前記第1の板部と逆方向に直角に屈曲して
    リブ内面に接して形成される第6の板部と、その第6の
    板部に継続して車両中心方向にほぼ直角に形成される第
    7の板部と、その第7の板部に継続し前記第1の円弧部
    と同心に形成される第2の円弧部と、その第2の円弧部
    に継続し車両中心方向に鈍角に屈曲して形成される第8
    の板部と、その第8の板部に設けられるボルト孔と、前
    記第1および第6の板に設けられる第1および第2のボ
    ルト孔と、それら第1および第2のボルト孔と前記第1
    および第2の円弧部の曲率中心との距離が同距離に形成
    され、前記第2および第3の板部との継続部にスリット
    が形成され、前記各板部および各円弧部が1つの帯状平
    板材で連続して形成されている、ことを特徴とする車両
    用エアタンクの取付け装置。
  2. 【請求項2】 コの字形断面を有するサイドメンバーで
    構成される梯子形フレームの内側にエアタンクを備えて
    いる車両のエアタンク取付け装着において、薄鋼帯板材
    で形成されるバンドと、そのバンドの1端部に固着され
    るT字状のフック部と、そのバンドの他端部に回動自由
    に装着されるガイド部材、とで構成され、そのバンドは
    他端部が半筒状の折返し部に形成され、その折返し部に
    スリットが設けられ、そのスリットに沿ってT字状のガ
    イド部材が回動するよう嵌入され、そのガイド部材に長
    手方向にボルト用貫通孔が設けられている、ことを特徴
    とする車両用エアタンクの取付け装置。
  3. 【請求項3】 コの字形断面を有するサイドメンバーで
    構成される梯子形フレームの内側にエアタンクを備えて
    いる車両のエアタンク取付け装着において、前記コの字
    形断面のサイドメンバのリブ内面に接する第1の板部
    と、その第1の板部に継続して車両中心方向に直角に形
    成される第2の板部と、その第2の板部に継続して第1
    の板部と逆方向に直角に形成される第3の板部と、その
    第3の板部に継続して車両中心方向に鈍角に傾斜する第
    4の板部と、その第4の板部に継続して第3の板部と逆
    方向に形成され車両中心方向に凹となる第1の円弧部
    と、その第1の円弧部に継続し屈曲して前記リブ内面に
    直角に接するよう形成される第5の板部と、その第5の
    板部に接続し前記第1の板部と逆方向に直角に屈曲して
    リブ内面に接して形成される第6の板部と、その第6の
    板部に継続して車両中心方向にほぼ直角に形成される第
    7の板部と、その第7の板部に継続し前記第1の円弧部
    と同心に形成される第2の円弧部と、その第2の円弧部
    に継続し車両中心方向に鈍角に屈曲して形成される第8
    の板部と、その第8の板部に設けられるボルト孔と、前
    記第1および第6の板に設けられる第1および第2のボ
    ルト孔と、それら第1および第2のボルト孔と前記第1
    および第2の円弧部の曲率中心との距離が同距離に形成
    され、前記第2および第3の板部との継続部に設けられ
    るスリットと、前記各板部および各円弧部が1つの帯状
    平板材で連続して形成されている、ことを特徴とする第
    1の車両用エアタンクの取付け装置と、薄鋼帯板材で形
    成されるバンドと、そのバンドの1端部に固着されるT
    字状のフック部と、そのバンドの他端部に回動自由に装
    着されるガイド部材、とで構成され、そのバンドは他端
    部が半筒状の折返し部に形成され、その折返し部にスリ
    ットが設けられ、そのスリットに沿ってT字状のガイド
    部材が回動するよう嵌入され、そのガイド部材に長手方
    向にボルト用貫通孔が設けられている、ことを特徴とす
    る第2の車両用エアタンクの取付け装置、とで構成され
    ていることを特徴とする車両用エアタンクの取付け装
    置。
  4. 【請求項4】 エアタンクを備えている車両のエアタン
    クに取付けられる樹脂材チューブの配管固定装置におい
    て、複数のナイロンチューブを配置させるガイドと、そ
    のガイドに配置されるナイロンチューブを共に結束させ
    るバンド、とで構成され、そのガイドは、細長い平板材
    から両端部に直角方向にリブが形成され、その両端のリ
    ブにはボルト孔がそれぞれ設けられ、そのガイドの底部
    は前記リブ側に凸となる円弧状に形成され、その底部の
    幅方向の両端部はリブ側に滑らかに屈曲し、底部の幅方
    向両端部は長手方向に等ピッチに切欠きが設けられてい
    ることを特徴とする配管固定装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010030552A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Nissan Diesel Motor Co Ltd ブレーキ機器の保持構造
CN109340564A (zh) * 2018-12-19 2019-02-15 武汉格罗夫氢能汽车有限公司 一种高度集成的乘用车氢气瓶组框架

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