JPH0577682U - 配管支持具 - Google Patents

配管支持具

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JPH0577682U
JPH0577682U JP1545092U JP1545092U JPH0577682U JP H0577682 U JPH0577682 U JP H0577682U JP 1545092 U JP1545092 U JP 1545092U JP 1545092 U JP1545092 U JP 1545092U JP H0577682 U JPH0577682 U JP H0577682U
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diameter
band
diameter band
small
pipe
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Pending
Application number
JP1545092U
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Inventor
昇 今井
Original Assignee
昇 今井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、径の異なる配管を位置ずれなく適
正な締付け力で固定できる配管支持具を提供する。 【構成】 C形リング5に締付けボルト8、9を取付け
て大径バンド2を形成し、その大径バンド2の外周面
に、ボルト12で固定される小径バンド3を取付ける。
径の異なる配管A、Bをそれぞれ各バンド2、3に挿入
し、別々に締付けて固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、空調用配管等の径の異なる配管同士を支持するための配管支持具 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
エアコンディショナ等の空調用配管には、通常、図4に示すような径の異なる 2本の配管A、Bが使用されている。 従来、このような配管A、Bを天井に支持する配管支持具31は、横長に形成 した受け金具32と締付け金具33とを備え、受け金具32に両配管A、Bと配 線ケーブルCを並べてセットした後、その両配管A、Bを締付け金具33で締付 けて固定するようにしている。
【0003】 また、上記配管A、Bを壁面に対して支持する場合は、図5に示すように、適 当な内径の市販のC形バンド34に両配管A、Bを挿入し、バンド34の締付け により配管A、Bを同時に固定する方法がとられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の配管支持具31においては、配管を固定する場合、受け 金具32の上に両配管A、Bを単に並べてセットするだけであるため、締付け金 具33で締付ける際、各配管A、Bが簡単に位置ずれし、正確な位置に配管を固 定できにくい欠点がある。
【0005】 また、図5のように2本の配管A、Bを同時に締付ける構造では、配管の外周 を形成する断熱材35が、ウレタン等の硬質な材料の場合は比較的有効であるが 、ポリエチレン等の軟質な材料の場合は、断熱材の変形のために締付け力が弱す ぎたり強すぎたりして安定せず、確実な配管の固定が難しい問題がある。特に、 配管A、Bを強く締めすぎた場合は、断熱材35と内部のパイプ36との間にす き間が発生し、結露の原因になる不具合がある。
【0006】 この考案は、上記の課題に鑑みてなされたもので、各配管を適正な締付け力で 1本ずつ確実に締付けることができる配管支持具を提供しようとするものである 。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この考案の配管支持具は、C形リングと、その端 部に設けた締付け手段により大径バンドを形成し、この大径バンドの外周面に、 その外周面との間で小径のリングを形成する小径バンドの一端を連結し、その小 径バンドの他端と大径バンドの周面に、両者を固定する固定手段を設けた構造と したのである。
【0008】
【作用】
上記の構造では、大径の配管を大径バンドに挿入し、バンドを締付けて固定す る。一方、小径の配管は、小径バンドと大径バンドの外周面の間に挿入し、小径 バンドの他端を大径バンドに固定して締付ける。
【0009】
【実施例】
図1及び図2は、実施例の配管支持具を示している。 この配管支持具1は、大径バンド2と、その外周面に取付けた小径バンド3と から成り、大径バンド2に、配管支持具1を壁面等に取付けるための取付け金具 4が連結されている。
【0010】 大径バンド2は、薄肉鋼板を折り曲げてC形リング5を形成し、このC形リン グ5の両端部に設けたフランジ6、7に、締付けボルト8、9を取付けて形成さ れており、その締付けボルト8、9に上記取付け金具4が取付けられるようにな っている。
【0011】 この大径バンド2の内径寸法d1 は、空調用配管における大径側配管Aの外径 寸法に対して、締付けボルト8、9を締めた状態で同径かわずかに小さく形成さ れ、配管Aを無理なく締付けできるように設定されている。
【0012】 上記小径バンド3は、薄肉鋼板をU字形に折り曲げて形成され、その一方の端 部3aが、大径バンド2の外周面に取付けたピン10に連結されている。このピ ン10と小径バンド3の端部3aとは遊びをもって嵌合しており、この遊びによ り小径バンド3は、図2に鎖線で示すように主バンド2に対して下向きに揺動す ると共に左右に回動可能となり、配管Bを小径バンド3の内部に簡単に挿入でき るようになっている。
【0013】 また、小径バンド3の他方の端部3bには、ゴム座金11を介して固定ボルト 12が取付けられ、大径バンド2の周面には、その固定ボルト13が係合する係 合孔13が形成されている。上記ゴム座金11は、固定ボルト12を抜け止めし て脱落を防止すると共に、固定ボルト12を係合孔13に取付けた場合、固定ボ ルト12に軸方向の予圧を与えてその固定を確実する機能がある。
【0014】 また、上記固定ボルト12の外側端部には、配線ケーブルCを支持するための ケーブルバンド14が取付けられている。このケーブルバンド14は、軟鋼やア ルミニウム合金等の柔軟で可撓性がある金属材15を、樹脂16で被覆して形成 され、自由に屈曲して形状を任意に変化できるようになっている。
【0015】 上記小径バンド3は、両端部3a、3bを大径バンド2の外周面に取付けた状 態で、その外周面との間で小径のリング17を形成するが、このリング17の内 側寸法d2 は、空調用配管の小径側配管Bの外径寸法に対して同径かわずかに小 さく形成され、配管Bを両バンド2、3間で締付けて無理なく固定できるように 設定されている。
【0016】 図1及び図2に示した取付け金具4は、壁面取付け用の金具を示しており、ボ ルト孔を備えたフランジ18と、そのフランジ18から突出した支持板19とか ら成り、この支持板19に形成した長孔20に、大径バンド2の締付けボルト8 、9が嵌合される。
【0017】 実施例の配管支持具1は上記のような構造であり、空調用配管を支持する場合 は、大径側配管Aを大径バンド2の中に挿入し、小径側配管Bを小径バンド3と 大径バンド2の間に挿入し、それぞれ各バンド2、3により締付けて固定する。 また、電気ケーブルCはケーブルバンド14で保持し、大径バンド2の周面に沿 って固定する。
【0018】 上記の構造では、各配管A、Bがそれぞれ1本ずつ別々に締付けて固定される ため、各配管A、Bを正確に位置決めして固定することができる。また、各配管 A、Bをほぼ同径のバンド2、3で締付けるため、配管の外周の断熱材がポリエ チレン等の軟質な材料の場合でも、各配管を適正な締付け力で締付けることがで き、確実に固定することができる。
【0019】 図3は他の実施例を示し、この例では、大径バンド2の締付けボルトを1本と し、その締付けボルト21に、天井吊下げ用の取付け金具22を取付けている。 図中の23は、天井に配管支持具を吊下げる吊りボルトである。なお、他の構造 は、上述した実施例と同じであるため、同一部品には同一の符号を付して説明を 省略する。
【0020】
【効果】
以上のように、この考案は、大径バンドと小径バンドを備え、大小の配管をそ れぞれ別々に締付けるようにしたので、各配管を位置ずれなく適正な締付け力で 固定できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の配管支持具を示す斜視図
【図2】同上の一部縦断正面図
【図3】他の実施例を示す一部縦断正面図
【図4】従来例を示す斜視図
【図5】他の従来例を示す一部縦断正面図
【符号の説明】
1 配管支持具 2 大径バンド 3 小径バンド 4 取付け金具 5 C形リング 8、9 締付けボルト 12 固定ボルト 13 係合孔 14 ケーブルバンド 21 締付けボルト 22 取付け金具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C形リングと、その端部に設けた締付け
    手段により大径バンドを形成し、この大径バンドの外周
    面に、その外周面との間で小径のリングを形成する小径
    バンドの一端を連結し、その小径バンドの他端と大径バ
    ンドの周面に、両者を固定する固定手段を設けた配管支
    持具。
JP1545092U 1992-03-24 1992-03-24 配管支持具 Pending JPH0577682U (ja)

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JP1545092U JPH0577682U (ja) 1992-03-24 1992-03-24 配管支持具

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