JP2021060084A - 配線・配管吊下支持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数本の配線・配管を錯綜することなく整然と集束状態にまとめて吊下支持することができる配線・配管吊下支持具を提供する。【解決手段】配線・配管を挿通抱持する小径バンド部21と、小径バンド端部22と、を有する抱持バンド部材2と、抱持バンド部材を外側に配設した状態で取付固定可能な大径バンド部31と、大径バンド端部32と、を有し、取付面5に吊下固定される吊りボルト4に吊下接続部材6を介して吊下支持が可能な吊下バンド部材3と、を有して成り、大径バンド部には円環方向に長孔が形成されると共に横方向に切欠する複数の係止孔が連設状態で形成され、複数の係止孔から選択される1つ又は複数に、小径バンド端部を取付固定することにより、複数本の配線・配管を集束状態にまとめて取付面から吊下支持可能とする。【選択図】図1
Description
本発明は配線・配管吊下支持具に関し、詳しくは天井スラブ等の取付面に、複数本の電気配線、通信ケーブル等の各種配線や、複数本の水道管、ガス管、冷・暖房管等の各種配管を集束状態にまとめて吊下支持する配線・配管吊下支持具に関する。
種々のビルや駅舎等の構築物においては、天井スラブ下等に多種多様な配線や配管が並設した状態や分岐した状態に配設されている。
これらの配線・配管は、施工時の作業性は勿論のこと、故障等の異常発生時に速やかな修理・修繕が行えるように、整然とそして安定した状態で確実に取付固定支持されていることが肝要である。
これらの配線・配管は、施工時の作業性は勿論のこと、故障等の異常発生時に速やかな修理・修繕が行えるように、整然とそして安定した状態で確実に取付固定支持されていることが肝要である。
複数本の配線・配管を集束状態で支持する技術としては、例えば、特許文献1、特許文献2に記載の配線・配管支持具等が先に提案されている。
特許文献1に記載の技術は、壁面に取付固定される略Ω字状の支持具であって、略Ω字状の支持具の内側空間に挿通した配線・配管を遊嵌状態で支持する構成や、略Ω字状の支持具の内周面部に挿通した配線・配管を結束バンドで結束固定状態で支持する構成を有している。
特許文献2に記載の技術は、家屋等の梁部材に取付固定される逆?字状の支持具であって、逆?字状の支持具の内側空間に挿通した配線・配管を遊嵌状態で支持する構成や、逆?字の内側に設けた小支持空間に挿通した配線・配管を遊嵌状態で支持する構成を有している。
しかしこれらの技術では、配線・配管を主として遊嵌状態で支持するため、例えば、多数本の配線を支持する場合、配線が支持具の空間内で固定されていないために配線同士が錯綜状態になり易く、故障や断線等の不具合発生時に不具合原因配線の特定が困難であるという問題点を有している。
そこで本発明の課題は、複数本の配線・配管を錯綜することなく整然と集束状態にまとめて吊下支持することができる配線・配管吊下支持具を提供することにある。
上記課題を解決する本発明は下記構成を有する。
1.複数本の配線・配管を集束状態にまとめて、天井スラブ等の取付面から吊下支持する配線・配管吊下支持具において、
配線・配管吊下支持具が、
1本又は複数本の配線・配管を挿通抱持する略円環状の小径バンド部と、該小径バンド部に連設された小径バンド端部と、を有する構成の抱持バンド部材と、
1つ又は複数の抱持バンド部材を外側に配設した状態で取付固定可能な略円環状の大径バンド部と、該大径バンド部の上端部に連設された大径バンド端部と、を有し、前記取付面に吊下固定される吊りボルトに吊下接続部材を介して前記大径バンド端部を接続することにより前記取付面から吊下支持が可能な構成の吊下バンド部材と、
を有して成り、
更に、前記大径バンド部には円環方向に長孔が形成されると共に該長孔の長辺の一方又は両方に配管軸方向である横方向に切欠する複数の係止孔の各々が長孔に対して連設状態で形成されており、複数の係止孔から選択される1つ又は複数に、該大径バンド部の外側に配設した前記抱持バンド部材の小径バンド端部を取付固定することにより、複数本の配線・配管を集束状態にまとめて取付面から吊下支持可能な構成を有することを特徴とする配線・配管吊下支持具。
配線・配管吊下支持具が、
1本又は複数本の配線・配管を挿通抱持する略円環状の小径バンド部と、該小径バンド部に連設された小径バンド端部と、を有する構成の抱持バンド部材と、
1つ又は複数の抱持バンド部材を外側に配設した状態で取付固定可能な略円環状の大径バンド部と、該大径バンド部の上端部に連設された大径バンド端部と、を有し、前記取付面に吊下固定される吊りボルトに吊下接続部材を介して前記大径バンド端部を接続することにより前記取付面から吊下支持が可能な構成の吊下バンド部材と、
を有して成り、
更に、前記大径バンド部には円環方向に長孔が形成されると共に該長孔の長辺の一方又は両方に配管軸方向である横方向に切欠する複数の係止孔の各々が長孔に対して連設状態で形成されており、複数の係止孔から選択される1つ又は複数に、該大径バンド部の外側に配設した前記抱持バンド部材の小径バンド端部を取付固定することにより、複数本の配線・配管を集束状態にまとめて取付面から吊下支持可能な構成を有することを特徴とする配線・配管吊下支持具。
2.前記小径バンド端部の先端部分の配管軸方向における幅が、前記大径バンド部に形成された長孔に挿通可能であると共に該長孔内において円環方向に移動可能な幅であり、
更に、長孔に連設する係止孔が、前記小径バンド端部を挿通固定可能なスリット状であり、このスリット状の係止孔の長手方向が配管軸方向と同方向であることを特徴とする上記1に記載の配線・配管吊下支持具。
更に、長孔に連設する係止孔が、前記小径バンド端部を挿通固定可能なスリット状であり、このスリット状の係止孔の長手方向が配管軸方向と同方向であることを特徴とする上記1に記載の配線・配管吊下支持具。
3.小径バンド端部を長孔から任意の位置の係止孔に入り込ませた際に小径バンド端部が外側から係止孔に圧入・嵌入することによって抱持バンド部材を大径バンド部の外側に取付固定する構成であることを特徴とする上記2に記載の配線・配管吊下支持具。
4.係止孔に小径バンド端部を外側から挿通し、この挿通により係止孔を通過して大径バンド部の内側に露出した部分の小径バンド端部に弾性材から成る小径環部材を巻き回した状態で嵌め込むことによって抱持バンド部材を大径バンド部の外側に取付固定する構成であることを特徴とする上記2に記載の配線・配管吊下支持具。
5.係止孔に小径バンド端部を外側から挿通し、この挿通により係止孔を通過して大径バンド部の内側に露出した部分の小径バンド端部を略コ字状又は略U字状の挟着部材によって上下から又は左右から挟着することによって抱持バンド部材を大径バンド部の外側に取付固定する構成であることを特徴とする上記2に記載の配線・配管吊下支持具。
6.係止孔に小径バンド端部を外側から挿通し、この挿通により係止孔を通過して大径バンド部の内側に露出した部分の小径バンド端部に抜け止め用透孔が形成されており、この抜け止め用透孔にピン部材・クサビ部材・棒状体のいずれかから成る抜け止め部材を挿入・嵌入・圧入・捩じ込みのいずれかによって抱持バンド部材を大径バンド部の外側に取付固定する構成であることを特徴とする上記2に記載の配線・配管吊下支持具。
7.抱持バンド部材、吊下バンド部材として、
相対する半円状のバンド体を組合せ下端部分を組式又は蝶番式の接続部で接続して環状に構成することによって形成されるバンド抱持部と、バンド体の上端にタンバックルに代表される吊下接続部材に接続するバンド端部と、を有する構成の配管支持バンドを加工して用いること、
を特徴とする上記1〜6のいずれかに記載の配線・配管吊下支持具。
相対する半円状のバンド体を組合せ下端部分を組式又は蝶番式の接続部で接続して環状に構成することによって形成されるバンド抱持部と、バンド体の上端にタンバックルに代表される吊下接続部材に接続するバンド端部と、を有する構成の配管支持バンドを加工して用いること、
を特徴とする上記1〜6のいずれかに記載の配線・配管吊下支持具。
8.抱持バンド部材、吊下バンド部材として、
一本の帯状バンド体を環状に彎曲することによって形成されるバンド抱持部と、帯状バンド体の両端部にタンバックルに代表される吊下接続部材に接続するバンド端部と、を有する構成の配管支持バンドを加工して用いること、
を特徴とする上記1〜6のいずれかに記載の配線・配管吊下支持具。
一本の帯状バンド体を環状に彎曲することによって形成されるバンド抱持部と、帯状バンド体の両端部にタンバックルに代表される吊下接続部材に接続するバンド端部と、を有する構成の配管支持バンドを加工して用いること、
を特徴とする上記1〜6のいずれかに記載の配線・配管吊下支持具。
9.配線・配管の種別毎に抱持バンド部材が用意されており、配線・配管の種別毎に集束状態にまとめて支持される構成であることを特徴とする上記1〜8のいずれかに記載の配線・配管吊下支持具。
10.大径バンド部の内側において、配線・配管を挿通抱持する抱持バンド部材が配設されていない間隙部分に該抱持バンド部材が挿通抱持する配線・配管とは別なる配線・配管を挿通して支持可能な構成であることを特徴とする上記1〜9の何れかに記載の配線・配管吊下支持具。
請求項1に示す発明によれば、複数本の配線・配管を錯綜することなく整然と集束状態にまとめて吊下支持することができる配線・配管吊下支持具を提供することができる。
特に、抱持バンド部材の小径バンド部に複数本の配線・配管を挿通することにより集束状態にまとめることができ、この抱持バンド部材を吊下バンド部材の外側に取付固定する構成により、1つ又は複数のバンド抱持部を吊下支持することができる。
また、複数本の配線・配管を挿通支持した抱持バンド部材は、1つに限らず複数を吊下バンド部材に取付固定する構成とすれば、複数本毎に集束した複数束1本の吊りボルトから吊下支持することができる。
更に、吊下バンド部材への抱持バンドの取付固定位置は、大径バンド部に円環方向に形成された長孔に連設する複数の係止孔の任意の位置のものを選択して取付固定することができる。
また、複数本の配線・配管を挿通支持した抱持バンド部材は、1つに限らず複数を吊下バンド部材に取付固定する構成とすれば、複数本毎に集束した複数束1本の吊りボルトから吊下支持することができる。
更に、吊下バンド部材への抱持バンドの取付固定位置は、大径バンド部に円環方向に形成された長孔に連設する複数の係止孔の任意の位置のものを選択して取付固定することができる。
複数本の配線・配管を挿通抱持する抱持バンド部材を複数用いる構成によれば、電気配線、通信ケーブル等の種々配線類、水道管、給湯管、ガス管、冷・暖房管等の各種配管類を、機能、種類、配置レイアウト・分岐レイアウトに応じて分類した状態で抱持バンド部材毎に各々集束させ、この分類別に集束した複数の抱持バンド部材を1つの吊下バンド部材の外側に取付固定することができる。
かかる構成によれば、配線・配管の施工作業時に効率的な作業が可能である。
また、複数の部屋・区域にまたがっての配線・配管の配置レイアウト・分岐レイアウトにおいて施工ミスを著しく低減することができると共に設計通りであるかの確認作業が極めて容易になる。
更に、故障や断線等の不具合が発生した際には、不具合原因配線の特定が容易である。
かかる構成によれば、配線・配管の施工作業時に効率的な作業が可能である。
また、複数の部屋・区域にまたがっての配線・配管の配置レイアウト・分岐レイアウトにおいて施工ミスを著しく低減することができると共に設計通りであるかの確認作業が極めて容易になる。
更に、故障や断線等の不具合が発生した際には、不具合原因配線の特定が容易である。
請求項2に示す発明によれば、小径バンド端部が長孔内を円環方向に移動可能であると共に、この長孔に連設する複数の係止孔の内、任意の位置の係止孔の位置まで小径バンド端部を円環方向に移動させた後、連設する係止孔の方向、即ち、配管軸方向に小径バンド端部をスライド移動させることにより、この任意の位置の係止孔に小径バンド端部を挿通させることができる。
請求項3に示す発明によれば、吊下バンド部材の大径バンド部の任意の位置に抱持バンド部材を固定状態での取付けが容易である。
請求項4に示す発明によれば、吊下バンド部材の大径バンド部の任意の位置に抱持バンド部材を確実に取付固定することができる。従って配線・配管を集束状態で安定した状態で確実に吊下支持することができる。
請求項5に示す発明によれば、吊下バンド部材の大径バンド部の任意の位置に抱持バンド部材を確実に取付固定することができる。従って配線・配管を集束状態で安定した状態で確実に吊下支持することができる。
請求項6に示す発明によれば、吊下バンド部材の大径バンド部の任意の位置に抱持バンド部材を確実に取付固定することができる。従って配線・配管を集束状態で安定した状態で確実に吊下支持することができる。
請求項7に示す発明によれば、抱持バンド部材、吊下バンド部材として通常用いられている一般的な組式又は蝶番式の配管支持バンドを流用することができるので低コストで提供することができる。
請求項8に示す発明によれば、抱持バンド部材、吊下バンド部材として通常用いられている一般的な一本構成の帯状バンド体式の配管支持バンドを流用することができるので低コストで提供することができる。
請求項9に示す発明によれば、集束状態で吊下支持された配線・配管の種別の判別が容易である。
請求項10に示す発明によれば、吊下バンド部材の大径バンド部の間隙部分に種別毎にまとめる必要のない単独の配線・配管等を挿通して支持することができる。
次に、添付の図面に従って本発明を実施例に基づき詳細に説明する。
本発明に係る配線・配管吊下支持具1は、図1に示すように、天井スラブ等の取付面5に垂設固定された吊りボルト4に固定されることにより複数本の配線・配管Pを集束状態にまとめて吊下支持するものである。
抱持支持する種々の配線・配管Pとしては、電気配線、通信ケーブル等の種々配線類、水道管、給湯管、ガス管、冷・暖房管等の各種配管類を挙げることができ、更に配管類としては、従来一般的であった鋼管に代わって近年多く用いられるようになった合成樹脂管(ポリエチレン管、架橋ポリエチレン管、ポリブデン管、塩化ビニル管、プロピレン管、ABS管等)、特に小径配管類の固定支持に本発明は特に有効である。尚、本発明は合成樹脂管の固定支持に特に有効であるが、従来の鋼管の固定支持も可能である。
本発明の配線・配管吊下支持具(以下、単に支持具ということもある。)1の具体的構成としては、図1〜図3に示すように、
複数本の配線・配管Pを集束状態にまとめて、天井スラブ等の取付面5から吊下支持する構成において、
配線・配管吊下支持具1が、
1本又は複数本の配線・配管Pを挿通抱持する略円環状の小径バンド部21と、該小径バンド部21に連設された小径バンド端部22と、を有する構成の抱持バンド部材2と、
1つ又は複数(本実施例では4つ)の抱持バンド部材2を外側に配設した状態で取付固定可能な略円環状の大径バンド部31と、該大径バンド部31の上端部に連設された大径バンド端部32と、を有し、前記取付面5に吊下固定される吊りボルト4にタンバックルの如き吊下接続部材6を介して前記大径バンド端部31を接続することにより前記取付面5から吊下支持が可能な構成の吊下バンド部材3と、
を有して成り、
更に、前記大径バンド部31には円環方向に長孔33が形成されると共に該長孔33の長辺の一方又は両方(本実施例では一方のみ)に配管軸方向である横方向に切欠する複数の係止孔34の各々が長孔33に対して連設状態で形成されており、複数の係止孔34から選択される1つ又は複数に、該大径バンド部31の外側に配設した前記抱持バンド部材2の小径バンド端部22を取付固定することにより、複数本の配線・配管Pを集束状態にまとめて取付面5から吊下支持可能な構成を有することを主構成とするものである。
複数本の配線・配管Pを集束状態にまとめて、天井スラブ等の取付面5から吊下支持する構成において、
配線・配管吊下支持具1が、
1本又は複数本の配線・配管Pを挿通抱持する略円環状の小径バンド部21と、該小径バンド部21に連設された小径バンド端部22と、を有する構成の抱持バンド部材2と、
1つ又は複数(本実施例では4つ)の抱持バンド部材2を外側に配設した状態で取付固定可能な略円環状の大径バンド部31と、該大径バンド部31の上端部に連設された大径バンド端部32と、を有し、前記取付面5に吊下固定される吊りボルト4にタンバックルの如き吊下接続部材6を介して前記大径バンド端部31を接続することにより前記取付面5から吊下支持が可能な構成の吊下バンド部材3と、
を有して成り、
更に、前記大径バンド部31には円環方向に長孔33が形成されると共に該長孔33の長辺の一方又は両方(本実施例では一方のみ)に配管軸方向である横方向に切欠する複数の係止孔34の各々が長孔33に対して連設状態で形成されており、複数の係止孔34から選択される1つ又は複数に、該大径バンド部31の外側に配設した前記抱持バンド部材2の小径バンド端部22を取付固定することにより、複数本の配線・配管Pを集束状態にまとめて取付面5から吊下支持可能な構成を有することを主構成とするものである。
以下、本発明の構成について更に詳説する。
本実施例では、抱持バンド部材2は組式や蝶番式の接続部の無い1本構成の所謂提灯式の配管支持バンドを流用して用いており、また、吊下バンド部材3は大径バンド部31の下端部分を接続する組式又は蝶番式(本実施例では蝶番式)の接続部を有する一般的な配管支持バンドを流用して用いているが、抱持バンド部材2は組式又は蝶番式の接続部を有する配管支持バンドを流用して用いてもよいし、吊下バンド部材3は1本構成の提灯域の配管支持バンドを流用して用いてもよい。
また、抱持バンド部材2・吊下バンド部材3は、この種の配管支持具に用いられる材料として公知公用のものを特別の制限なく用いることができ、好ましくはステンレスやその他の金属製、或いは合成樹脂製である。更に、抱持バンド部材2・吊下バンド部材3は、アース線を設ける等のアース対策が施されていることが好ましく、かかるアース対策は取付面5がコンクリート製であるか否か、木製であるか否か等の施工場所の条件等に応じて適宜設定されることが好ましい。
抱持バンド部材2の小径バンド部21の径は、挿通抱持する配線・配管類Pの直径や形状等や集束して一度にまとめて抱持する本数に応じて適宜好ましい径が選択されて用いられる。
本実施例では、同径を有する4つの抱持バンド部材2を用いており、図1において右上に配置する抱持バンド部材2には細径の5本の管類が、左上に配置する抱持バンド部材2にはやや細形の3本の管類が、右下に配置する抱持バンド部材2には1本の電線類が、左下に配置する抱持バンド部材2には2本の電線類が、各々挿通抱持されている状態を示している。
本実施例では、同径を有する4つの抱持バンド部材2を用いており、図1において右上に配置する抱持バンド部材2には細径の5本の管類が、左上に配置する抱持バンド部材2にはやや細形の3本の管類が、右下に配置する抱持バンド部材2には1本の電線類が、左下に配置する抱持バンド部材2には2本の電線類が、各々挿通抱持されている状態を示している。
上記の4つの抱持バンド部材2は、各々が吊下バンド部材3の大径バンド部31の外側に配設した状態で該大径バンド部31に円環方向に形成された長孔33に連設して形成された複数の係止孔34の内、任意の位置の係止孔34に取付固定されている。
長孔33は、大径バンド部31の円環方向に好ましくは本実施例に示すように1列形成されており、この長孔33の幅(配管軸方向における幅)と、この長孔33に挿通すると共に円環方向に移動する小径バンド端部22の先端部分の配管軸方向における幅と、が前記挿通及び移動が可能な幅に形成される。更に、長孔33に連設する係止孔34が、小径バンド端部22が挿通固定可能なスリット状であり、このスリット状の係止孔34の長手方向が配管軸方向と同方向に形成されることにより、小径バンド端部22が長孔33内を円環方向に移動可能であると共に、この長孔33に連設する複数の係止孔34の内、任意の位置の係止孔34の位置まで小径バンド端部22を円環方向に移動させた後、連設する係止孔34の方向、即ち、配管軸方向に小径バンド端部22をスライド移動させることにより、この任意の位置の係止孔34に小径バンド端部22を挿通させることができる。
小径バンド端部22の幅は長孔33の幅より小さく、好ましくは僅かに小さく、例えば、抱持バンド部材2が環状構成の板状材から形成される一般的な構成の配管支持バンドを流用して用いた場合には、この配管支持バンドのバンド端部である小径バンド端部22の幅に合わせて長孔33を形成することが好ましい。また、本実施例に示すように、長孔33の幅に合わせて抱持バンド2の小径バンド端部22の幅を狭く加工してもよい。
長孔33は、大径バンド部31の円環方向に好ましくは本実施例に示すように1列形成されており、この長孔33の幅(配管軸方向における幅)と、この長孔33に挿通すると共に円環方向に移動する小径バンド端部22の先端部分の配管軸方向における幅と、が前記挿通及び移動が可能な幅に形成される。更に、長孔33に連設する係止孔34が、小径バンド端部22が挿通固定可能なスリット状であり、このスリット状の係止孔34の長手方向が配管軸方向と同方向に形成されることにより、小径バンド端部22が長孔33内を円環方向に移動可能であると共に、この長孔33に連設する複数の係止孔34の内、任意の位置の係止孔34の位置まで小径バンド端部22を円環方向に移動させた後、連設する係止孔34の方向、即ち、配管軸方向に小径バンド端部22をスライド移動させることにより、この任意の位置の係止孔34に小径バンド端部22を挿通させることができる。
小径バンド端部22の幅は長孔33の幅より小さく、好ましくは僅かに小さく、例えば、抱持バンド部材2が環状構成の板状材から形成される一般的な構成の配管支持バンドを流用して用いた場合には、この配管支持バンドのバンド端部である小径バンド端部22の幅に合わせて長孔33を形成することが好ましい。また、本実施例に示すように、長孔33の幅に合わせて抱持バンド2の小径バンド端部22の幅を狭く加工してもよい。
係止孔34の大きさとしては、図4に示すように、小径バンド端部22を長孔33から任意の位置の係止孔34に入り込ませた際に小径バンド端部22が係止孔34に圧入・嵌入する大きさ、即ち、小径バンド端部22の厚みと係止孔34の高さとが略同一であることが好ましい。かかる構成によれば、小径バンド端部22を外側から長孔33に圧入・嵌入するだけで固定されるので固定作業が極めて容易である。
以上の構成を有する本発明の配線・配管吊下支持具1は、抱持バンド部材2の小径バンド部21に複数本の配線・配管Pを挿通し、この抱持バンド部材2を吊下バンド部材3の外側に取付固定する構成により、複数本の配線・配管Pを集束状態にまとめて吊下支持することができる。複数本の配線・配管Pを挿通支持した抱持バンド部材2は、1つに限らず複数(本実施例では4つ)を吊下バンド部材3に取付固定する構成とすれば、複数本毎に集束した複数束を1本の吊りボルト4によって取付面5から吊下支持することができる。
複数本の配線・配管Pを挿通抱持する抱持バンド部材2を複数用いる構成によれば、電気配線、通信ケーブル等の種々配線類、水道管、給湯管、ガス管、冷・暖房管等の各種配管類を、機能、種類、配置レイアウト・分岐レイアウトに応じて分類した状態で抱持バンド部材2毎に各々集束させ、この分類別に集束した複数の抱持バンド部材2を吊下バンド部材3の外側に取付固定することができる。かかる構成によれば、配線・配管の施工作業時に効率的な作業が可能である。また、複数の部屋・区域にまたがっての配線・配管の配置レイアウト・分岐レイアウトにおいて施工ミスを著しく低減することができると共に設計通りであるかの確認作業が極めて容易になる。更に、故障や断線等の不具合が発生した際には、不具合原因配線の特定が容易である。
特に、抱持バンド部材2を2以上設ける場合、該抱持バンド部材2に色彩を付与する構成とすることによって区別できる構成とし、メンテナンス時や追加配線が必要となった場合、メンテナンスないし追加配線の種類に応じて同種の配線類が収容された抱持バンド部材2を特定できるようにすることが好ましい。
特に、抱持バンド部材2を2以上設ける場合、該抱持バンド部材2に色彩を付与する構成とすることによって区別できる構成とし、メンテナンス時や追加配線が必要となった場合、メンテナンスないし追加配線の種類に応じて同種の配線類が収容された抱持バンド部材2を特定できるようにすることが好ましい。
以上、本発明に係る配線・配管吊下支持具の実施例について説明したが、本発明は上記構成に限定されず、本発明の範囲内において種々の態様を採ることができる。
上記実施例では、吊下バンド部材3の外側に4つの抱持バンド部材2を取付け固定した構成であったが、抱持バンド部材2は1つのみであってもよいし、2つ又は3つ、或いは5つ以上であってもよい。
また上記実施例では、4つの抱持バンド部材2を同径としていたが、異なる径の抱持バンド部材2を組み合わせて用いてもよい。特に、各々の抱持バンド部材2に挿通抱持する配線・配管Pの種類・太さ・形状・本数に応じて最適な径を適宜選択して用いることが好ましい。
また上記実施例では、4つの抱持バンド部材2を同径としていたが、異なる径の抱持バンド部材2を組み合わせて用いてもよい。特に、各々の抱持バンド部材2に挿通抱持する配線・配管Pの種類・太さ・形状・本数に応じて最適な径を適宜選択して用いることが好ましい。
吊下バンド部材3についても外側に取付固定する抱持バンド部材2の数に応じて、大径バンド部31の径を適宜選択して用いることが好ましい。例えば、取付固定する抱持バンド部材2の数が少ない場合は大径バンド部31の径は小さくてもよく、また、取付固定する抱持バンド部材2の数が多い場合は大径バンド部31の径は大きい方が好ましい。
抱持バンド部材2の小径バンド端部22を大径バンド部31の長孔33に連設する係止孔34に取付固定する構成について、上記実施例では小径バンド端部22を係止孔34に圧入・嵌入する構成であったが、大径バンド部31に抱持バンド部材2を確実に取付固定できる構成であればよく、例えば、図5〜図10に示すような態様を採ることができる。尚、図5及び図6では、係止孔34への小径バンド端部22の取付構成を明瞭化するため、大径バンド部31の内側方向から見た図とすると共に、抱持バンド部材2は小径バンド端部22のみを図示し、小径バンド部21については図示を省略している。
図5に示す態様は、係止孔34に外側から挿通して大径バンド部31の内側に露出した小径バンド端部22の先端部分に弾性材から成る小径環部材7を巻き回した状態で嵌め込むことによって抱持バンド部材2を大径バンド部31の外側に取付固定する構成である。かかる構成によれば、吊下バンド部材3からの抱持バンド部材2の脱落を防止することができるので、安定した取付固定状態となる。
図6に示す態様は、長孔34に外側から挿通して大径バンド部31の内側に露出した小径バンド端部22の先端部分に略コ字状又は略U字状(本実施例では略コ字状)の挟着部材8によって上下から又は左右から挟着(本実施例では上下から挟着)することによって抱持バンド部材2を大径バンド部31の外側に取付固定する構成である。かかる構成によれば、吊下バンド部材3からの抱持バンド部材2の脱落を防止することができるので、安定した取付固定状態となる。
図7〜図9に示す態様は、係止孔34に挿通した小径バンド端部22の先端を折り曲げることにより該係止孔34からの小径バンド端部22の抜け落ちを防止する構成を示すものである。小径バンド端部22の折曲構成としては、図7は2枚の小径バンド端部22の一方のみ、図8は2枚の小径バンド端部22の他方のみ、図9は2枚の小径バンド端部22の両方を折り曲げる構成である。係止孔34に挿通した小径バンド端部22を折り曲げることにより、吊下バンド部材3からの抱持バンド部材2の脱落を防止することができる。
図10に示す態様は、大径バンド部31の係止孔34に小径バンド端部22を外側から挿通し、この挿通により係止孔34を通過して大径バンド部31の内側に露出した小径バンド端部22の先端部に抜け止め用透孔23が形成されており、この抜け止め用透孔23にピン部材から成る抜け止め部材9を挿入した構成を示すものである。抜け止め用透孔23への抜け止め材9の挿入は、単なる挿入でもよいが、嵌入・圧入・捩じ込みのいずれかであることが抜け止め部材9の脱落を防止できるので好ましい。この抜け止め部材9の脱落を防止することによって、抜け止め用透孔23に抜け止め部材9を挿通することにより、係止孔34から小径バンド端部22が抜けてしまうことを防止することができるので吊下バンド部材3からの抱持バンド部材2の脱落を防止することができ、安定した取付固定状態となる。
図11に示す態様は、透孔33に外側から挿通した2枚構成の小径バンド端部22の先端部分の間にクサビ部材から成る抜け止め部材10を入り込ませることによって、透孔33から小径バンド端部22が抜けてしまうことを防止することができるので吊下バンド部材3からの抱持バンド部材2の脱落を防止することができ、安定した取付固定状態となる。
また、本発明の配線・配管吊下支持具は、上記実施例では4つの抱持バンド部材2を吊下バンド部材3の外側に取付固定することにより、該吊下バンド部材3の外側において、種々の配線類や配管類である配線・配管Pを4箇所に分けた状態で各々集束状態にまとめて吊下支持する構成であったが、配線や配管の種類や太さ等によっては抱持バンド部材2を挿通することなく吊下バンド部材3のみに挿通支持させることもできる。
例えば、図12に示す態様は、吊下バンド部材3の上部左右の外側に抱持バンド部材2を取付け固定し、各々の抱持バンド部材2に配線・配管Pを集束状態にまとめて挿通抱持し、更に、大径バンド部31の内側において、別なる配線・配管P2(この図12では1本の配管)を挿通して支持可能な構成とすることもできる。かかる構成によれば、吊下バンド部材3の大径バンド部31の間隙部分に種別毎にまとめる必要のない単独の配線・配管等を挿通して支持することができる。
例えば、図12に示す態様は、吊下バンド部材3の上部左右の外側に抱持バンド部材2を取付け固定し、各々の抱持バンド部材2に配線・配管Pを集束状態にまとめて挿通抱持し、更に、大径バンド部31の内側において、別なる配線・配管P2(この図12では1本の配管)を挿通して支持可能な構成とすることもできる。かかる構成によれば、吊下バンド部材3の大径バンド部31の間隙部分に種別毎にまとめる必要のない単独の配線・配管等を挿通して支持することができる。
1 配線・配管吊下支持具
2 抱持バンド部材
21 小径バンド部
22 小径バンド端部
23 抜け止め用透孔
3 吊下バンド部材
31 大径バンド部
32 大径バンド端部
33 長孔
34 係止孔
4 吊りボルト
5 取付面
6 吊下接続部材
7 小径環部材
8 挟着部材
9 抜け止め部材
10 抜け止め部材
P 配線・配管
P2 別なる配線・配管
2 抱持バンド部材
21 小径バンド部
22 小径バンド端部
23 抜け止め用透孔
3 吊下バンド部材
31 大径バンド部
32 大径バンド端部
33 長孔
34 係止孔
4 吊りボルト
5 取付面
6 吊下接続部材
7 小径環部材
8 挟着部材
9 抜け止め部材
10 抜け止め部材
P 配線・配管
P2 別なる配線・配管
Claims (10)
- 複数本の配線・配管を集束状態にまとめて、天井スラブ等の取付面から吊下支持する配線・配管吊下支持具において、
配線・配管吊下支持具が、
1本又は複数本の配線・配管を挿通抱持する略円環状の小径バンド部と、該小径バンド部に連設された小径バンド端部と、を有する構成の抱持バンド部材と、
1つ又は複数の抱持バンド部材を外側に配設した状態で取付固定可能な略円環状の大径バンド部と、該大径バンド部の上端部に連設された大径バンド端部と、を有し、前記取付面に吊下固定される吊りボルトに吊下接続部材を介して前記大径バンド端部を接続することにより前記取付面から吊下支持が可能な構成の吊下バンド部材と、
を有して成り、
更に、前記大径バンド部には円環方向に長孔が形成されると共に該長孔の長辺の一方又は両方に配管軸方向である横方向に切欠する複数の係止孔の各々が長孔に対して連設状態で形成されており、複数の係止孔から選択される1つ又は複数に、該大径バンド部の外側に配設した前記抱持バンド部材の小径バンド端部を取付固定することにより、複数本の配線・配管を集束状態にまとめて取付面から吊下支持可能な構成を有することを特徴とする配線・配管吊下支持具。 - 前記小径バンド端部の先端部分の配管軸方向における幅が、前記大径バンド部に形成された長孔に挿通可能であると共に該長孔内において円環方向に移動可能な幅であり、
更に、長孔に連設する係止孔が、前記小径バンド端部を挿通固定可能なスリット状であり、このスリット状の係止孔の長手方向が配管軸方向と同方向であることを特徴とする請求項1に記載の配線・配管吊下支持具。 - 小径バンド端部を長孔から任意の位置の係止孔に入り込ませた際に小径バンド端部が外側から係止孔に圧入・嵌入することによって抱持バンド部材を大径バンド部の外側に取付固定する構成であることを特徴とする請求項2に記載の配線・配管吊下支持具。
- 係止孔に小径バンド端部を外側から挿通し、この挿通により係止孔を通過して大径バンド部の内側に露出した部分の小径バンド端部に弾性材から成る小径環部材を巻き回した状態で嵌め込むことによって抱持バンド部材を大径バンド部の外側に取付固定する構成であることを特徴とする請求項2に記載の配線・配管吊下支持具。
- 係止孔に小径バンド端部を外側から挿通し、この挿通により係止孔を通過して大径バンド部の内側に露出した部分の小径バンド端部を略コ字状又は略U字状の挟着部材によって上下から又は左右から挟着することによって抱持バンド部材を大径バンド部の外側に取付固定する構成であることを特徴とする請求項2に記載の配線・配管吊下支持具。
- 係止孔に小径バンド端部を外側から挿通し、この挿通により係止孔を通過して大径バンド部の内側に露出した部分の小径バンド端部に抜け止め用透孔が形成されており、この抜け止め用透孔にピン部材・クサビ部材・棒状体のいずれかから成る抜け止め部材を挿入・嵌入・圧入・捩じ込みのいずれかによって抱持バンド部材を大径バンド部の外側に取付固定する構成であることを特徴とする請求項2に記載の配線・配管吊下支持具。
- 抱持バンド部材、吊下バンド部材として、
相対する半円状のバンド体を組合せ下端部分を組式又は蝶番式の接続部で接続して環状に構成することによって形成されるバンド抱持部と、バンド体の上端にタンバックルに代表される吊下接続部材に接続するバンド端部と、を有する構成の配管支持バンドを加工して用いること、
を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の配線・配管吊下支持具。 - 抱持バンド部材、吊下バンド部材として、
一本の帯状バンド体を環状に彎曲することによって形成されるバンド抱持部と、帯状バンド体の両端部にタンバックルに代表される吊下接続部材に接続するバンド端部と、を有する構成の配管支持バンドを加工して用いること、
を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の配線・配管吊下支持具。 - 配線・配管の種別毎に抱持バンド部材が用意されており、配線・配管の種別毎に集束状態にまとめて支持される構成であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の配線・配管吊下支持具。
- 大径バンド部の内側において、配線・配管を挿通抱持する抱持バンド部材が配設されていない間隙部分に該抱持バンド部材が挿通抱持する配線・配管とは別なる配線・配管を挿通して支持可能な構成であることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の配線・配管吊下支持具。
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JP2019184950A JP2021060084A (ja) | 2019-10-08 | 2019-10-08 | 配線・配管吊下支持具 |
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2019
- 2019-10-08 JP JP2019184950A patent/JP2021060084A/ja not_active Ceased
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