JPH09112746A - 配線・配管材の保持具 - Google Patents
配線・配管材の保持具Info
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- JPH09112746A JPH09112746A JP7291977A JP29197795A JPH09112746A JP H09112746 A JPH09112746 A JP H09112746A JP 7291977 A JP7291977 A JP 7291977A JP 29197795 A JP29197795 A JP 29197795A JP H09112746 A JPH09112746 A JP H09112746A
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- holder
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- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
提供し、配線・配管材の保持及び建築構造物等への固定
を極めて容易に行えるようにする。 【解決手段】 帯状部11両端の開放端部12を相互に
係合し合うよう構成することにより、作業者が手で保持
していなくとも該端部12の密接状態が維持されるよう
にして、保持具1の建築構造物等への固定作業を容易と
する。
Description
の配線材,電線管や給排水湯管・ガス管・エアコン用冷
媒管等の配管材を、建築構造物等に固定すべく保持する
配線・配管材の保持具に関するものである。
具として、実開昭57−159321号,特開平6−3
37081号等に示されるものがある。これら従来の配
線・配管材の保持具は、両端部に透孔が穿設された金属
製の帯状体で構成されてなり、内面で配線・配管材を挟
持すべく両端部が重り合うよう該帯状体を湾曲変形させ
た状態で、釘等の固定部材を両端部の透孔内に貫通させ
て建築構造物等へ固定することにより、配線・配管材を
保持し得るものである。
の配線・配管材の保持具にあっては、作業者が一方の手
で、配線・配管材を挟持すべく、両端部が重り合うよう
帯状体を湾曲変形させた状態を維持しながら、他方の手
で、固定部材を両端部の透孔内に貫通させて建築構造物
等に固定しなければならないため、作業が非常に困難で
あった。
持具にあっては、径の異なる配線・配管材の保持を可能
とするため一端部の透孔が長孔に形成されているが、前
述同様、作業者は一方の手で、配線・配管材を挟持すべ
く両端部が重り合うよう帯状体を適した湾曲状態に維持
しながら、他方の手で、固定部材を構造物に固定しなけ
ればならず、作業が困難であった。
配管材の保持及び構造物への固定が極めて簡単に行え、
施工作業性に優れた配線・配管材の保持具を提供するこ
とを目的とする。
線・配管材の保持具は、内面で配線・配管材を保持すべ
く湾曲変形可能な帯状部と、該帯状部の両端に、相互に
重ねられた状態で固定部材が貫通されて固定される開放
端部とを備え、両開放端部は、相互に重ねられた際、離
間することなく互いに係合し合うことを特徴とするもの
である。
具は、両開放端部は、前記係合し合う状態で、帯状部の
湾曲を変移させるべく互いに摺動自在であることを特徴
とするものである。
具は、前記開放端部は、上方に配置される上方端部の両
側に先端鈎形状の一対の係合片が下方に向けて延設さ
れ、下方に配置される下方端部の両側下面に前記係合片
が嵌合し得る切欠が形成されてなり、前記係合片と切欠
との嵌合により互いに係合し合うことを特徴とするもの
である。
いて詳細に説明する。配線・配管材の保持具1は、全体
が合成樹脂で作製され、図1及び図2に示すように、内
面で配線・配管材を挟持すべく予め湾曲形成された帯状
部11と、該帯状部11の両端に形成された開放端部1
2とから構成されている。
変形が可能であり、当該変形により両開放端部12相互
の拡開又は密接が可能となっている。また、両開放端部
12は共に剛性を有する板状体で構成されてなり、下方
に配置される下方端部12bが、上方に配置される上方
端部12aより長く設けられるとともに、上方端部12
aには一の透孔13aが、下方端部12bには所定間隔
をおいて複数の透孔13bが各々穿設されている。そし
て上方端部12aの両側端には、先端鈎形状の一対の係
合片14aが下方に向けて延設され、下方端部12bの
両側下面には、前記係合片14aが嵌合し得る切欠14
bが形成されている。而して両開放端部12は、図3に
示すように、相互に密接すべく重ね合わせられた際、前
記係合片14aが外方に拡開すべく弾性変形して切欠1
4bに嵌合することにより、相互に離間することなく係
合し合うよう構成されている。
態において上方端部12aが下方端部12bに沿って摺
動し得るようになっており、当該摺動により、開放端部
12どうしの密接状態を維持した状態で、帯状部11の
湾曲を容易に変移させることができるようになってい
る。これにより保持具1は、径や形状の異なる多種の配
線・配管材の挟持にも容易に対応ができると共に、帯状
部11による配線・配管材の挟持力の微調整が簡単に行
える利点がある。そして、相互に重ね合わせられた両開
放端部12は、透孔13a及び透孔13bを貫通する釘
やビス等の固定部材により、建物の壁面等に固定される
ようになっている。
て、エアコン用冷媒管、及びエアコン室内機内で発生す
る水を排出するドレンチュ−ブを建物の壁面に固定すべ
く保持する方法について説明する。まず、粘着テ−プ6
により巻回されて建物の外壁4に沿って配管されるエア
コン用冷媒管2及びドレンチュ−ブ3の外周を、帯状部
11で包むよう保持具1を配置し、図4に示すように、
該冷媒管2及びドレンチュ−ブ3を挟持すべく帯状部1
1を湾曲させて、両開放端部12を相互に密接させて重
ね合わせる。ここで、相互に重ね合わされた両開放端部
12は、係合片14aと切欠14bとの嵌合により互い
に係合し合い、離間することなく密接状態に維持され
る。その後、固定部材である釘5を、透孔13a及び1
3bに挿通し、両開放端部12を貫通させて壁面4に固
定することにより、エアコン用冷媒管2及びドレンチュ
−ブ3を該壁面4に固定すべく保持する。
両開放端部12は、作業者が手で保持していなくとも密
接状態が維持されるため、保持具1を壁面4に固定する
際、前記釘5等の固定部材を壁面に打込む作業を極めて
簡単に行うことができる。
し合った状態で相互に摺動自在であるため、必要に応じ
て上方端部12aを下方端部12bに沿って摺動させる
ことにより、冷媒管2を挟持している帯状部11の湾曲
を適宜変移させて、冷媒管2の挟持力の調整を簡単に行
うことができる。
互に摺動自在な保持具1によれば、まず、冷媒管2を挟
持することなく該冷媒管2との間に余空間を設けるよう
帯状部11を湾曲させ、両開放端部12どうしを係合さ
せるべく密接させた後、開放端部12を相互に摺動さ
せ、帯状部11の湾曲径を縮径させることにより冷媒管
2を挟持するよう使用することができる。
に示すように、冷媒管の外径に応じて帯状部11の湾曲
を変移させることにより、複数種類の冷媒管の保持が可
能であり、該帯状部11の湾曲変移は、相係合し合う両
開放端部12を相互に摺動させることにより簡単に行う
ことができる。
成樹脂により作製されるが、本発明では金属により作製
してもよい。また帯状部は予めC形に湾曲形成されてい
なくともよく、屈曲自在なテ−プの如く構成してもよ
い。また本発明において両開放端部12は、相重ね合わ
された際に離間することなく係合し合うものであれば相
互に摺動自在でなくともよく、例えば図7に示すよう
に、下方端部12bの切欠14bを不連続にして複数形
成してもよい。この場合、保持する配線・配管材の径や
形状に応じて、上方端部12aの係合片14aを適した
切欠14bに嵌合させることができる。
異なる多種の配線・配管材を保持し得るものでなくとも
よく、例えば図8に示すように、係合片14aと切欠1
4bとが同じ長さで、係合片14aが一の切欠14bに
のみ嵌合するよう構成されたものであってもよい。
は、係合片14aと切欠14bとの嵌合により相互に係
合し得るよう構成されるが、本発明において係合方法は
当該構成に何等限定されない。また前記実施例において
下方端部12bの透孔13bは所定間隔で複数設けられ
ているが、これに限らず長孔に形成してもよい。
係る保持具によれば、相互に係合すべく重ね合わせられ
た両開放端部は、作業者が手で保持していなくとも密接
状態が維持されるため、保持具を構造物に固定する際、
固定部材を壁面に打込む作業が簡単に行え、施工が極め
て容易である。
ば、前記効果に加えて、両開放端部は相密接すべく係合
し合った状態で相互に摺動自在であるため、必要に応じ
て両者を摺動させることにより、帯状部の湾曲を適宜変
移させて配線・配管材の挟持力を簡単に調整することが
できる。
ば、前記効果に加えて、両開放端部を密接させるだけで
該端部どうしを簡単に係合させることができる。
例を示す斜視図である。
合させた状態を示す右側面図である。
冷媒管及びドレンチュ−ブを保持する方法を示す正面図
である。
面図である。
示す正面図である。
実施例を示す正面図である。
に他の実施例を示す正面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 内面で配線・配管材を保持すべく湾曲変
形可能な帯状部と、該帯状部の両端に、相互に重ねられ
た状態で固定部材が貫通されて固定される開放端部とを
備え、 両開放端部は、相互に重ねられた際、離間することなく
互いに係合し合うことを特徴とする配線・配管材の保持
具。 - 【請求項2】 両開放端部は、前記係合し合う状態で、
帯状部の湾曲を変移させるべく互いに摺動自在であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の配線・配管材の保持
具。 - 【請求項3】 開放端部は、上方に配置される上方端部
の両側に先端鈎形状の一対の係合片が下方に向けて延設
され、下方に配置される下方端部の両側下面に前記係合
片が嵌合し得る切欠が形成されてなり、前記係合片と切
欠との嵌合により互いに係合し合うことを特徴とする請
求項1又は請求項2に記載の配線・配管材の保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07291977A JP3076232B2 (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 配線・配管材の保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07291977A JP3076232B2 (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 配線・配管材の保持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09112746A true JPH09112746A (ja) | 1997-05-02 |
JP3076232B2 JP3076232B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=17775922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07291977A Expired - Fee Related JP3076232B2 (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 配線・配管材の保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3076232B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006316878A (ja) * | 2005-05-12 | 2006-11-24 | Takahashi Techno:Kk | 配管支持具およびその製造方法 |
JP2008248910A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Tabuchi Corp | 継手固定具 |
JP2013082327A (ja) * | 2011-10-11 | 2013-05-09 | Suzuki Motor Corp | 自動車のピラー構造 |
JP2021060082A (ja) * | 2019-10-08 | 2021-04-15 | 有限会社アールストーン | 配線・配管吊下支持具 |
JP2021060083A (ja) * | 2019-10-08 | 2021-04-15 | 有限会社アールストーン | 配線・配管吊下支持具 |
JP2021060084A (ja) * | 2019-10-08 | 2021-04-15 | 有限会社アールストーン | 配線・配管吊下支持具 |
-
1995
- 1995-10-12 JP JP07291977A patent/JP3076232B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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