JPH0579579A - ブラケツト - Google Patents

ブラケツト

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JPH0579579A
JPH0579579A JP3243479A JP24347991A JPH0579579A JP H0579579 A JPH0579579 A JP H0579579A JP 3243479 A JP3243479 A JP 3243479A JP 24347991 A JP24347991 A JP 24347991A JP H0579579 A JPH0579579 A JP H0579579A
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JP
Japan
Prior art keywords
plate
shaped portion
bracket
hose
shaped
Prior art date
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Pending
Application number
JP3243479A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Shimojima
伸吾 下島
Masahiro Ohashi
雅浩 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication of JPH0579579A publication Critical patent/JPH0579579A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ホースとの接触面積を大きくするとともに、把
持部が常に一定に変形するような構成とする。 【構成】板金製で、第1板状部1と、第1板状部1に連
続し第1板状部1から略直角に立ち上がりさらに断面円
弧状に曲げられた略筒状の把持部3と、把持部3に連続
し第1板状部1に対向して延びる第2板状部2と、から
なるブラケットであって、把持部3には外周方向に向か
って突出するとともに軸方向に延びる断面略V字状の屈
曲部32が形成され、第1板状部1と第2板状部2とを
互いに近接させたときに把持部3は屈曲部32で変形す
る構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車などに用いられ
ホースを被取付部に固定するための板金製ブラケットに
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車には各種のホースが用いられ、そ
のホースは一般にブラケットを用いて車体に固定されて
いる。図5に従来用いられているブラケットを示す。こ
のブラケット100は、互いに対向して平行に重なるよ
うに延びる第1板状部101及び第2板状部102と、
第1板状部101及び第2板状部102を連結して断面
円弧状に曲折した把持部103と、から構成されてい
る。
【0003】このブラケット100は、図6に示すよう
に第1板状部101と第2板状部102とが離れた状態
で供給され、取付時に第1板状部101と第2板状部1
02の間から把持部103にホース300を挿入する。
その後第1板状部101と第2板状部102とを互いに
近接させて、把持部103を縮径変形させホース300
を把持するとともに、第1取付穴104と第2取付穴1
05を同軸位置とし、ボルトなどを挿通して車体の被取
付位置に固定するものである。
【0004】また全体を半割り形状に分割し、ボルトな
どで締め付けることによりホースを把持するとともに被
取付部に固定する構成のブラケットも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、エンジ
ンの高出力化に伴い車体の振動も激しくなっている。し
かし上記したブラケットでは、ブラケット100の内周
表面とホース300の外周表面との接触面積が少なく、
振動によりホース300の把持位置がずれるおそれがあ
る。また分割タイプのブラケットでは、コスト及び信頼
性の面で不十分である。
【0006】そこで本発明者らは、図7に示すようにホ
ース300との接触面積が大きなブラケット200を想
起した。このブラケット200は、第1取付穴204を
もつ第1板状部201と、第1板状部201に連続し第
1板状部201から略直角に立ち上がりさらに断面円弧
状に曲げられた略筒状の把持部203と、把持部203
に連続し第2取付穴205をもち第1板状部201に対
向して延びる第2板状部202と、からなり、把持部2
03にホース300を配置した後第1板状部201と第
2板状部202とを互いに近接させ把持部203を縮径
させることでホース300を把持部203に把持し、第
1取付穴204と第2取付穴205とを同軸に位置させ
ボルトなどで被取付部に第1板状部201と第2板状部
202とを重ねて固定する構成のブラケットである。
【0007】しかし上記ブラケットを試作して試験した
ところ、板厚が厚い場合には特に、把持部203の変形
位置が一定とならず、楕円形状に変形してホース300
が変形する場合があった。また第1取付穴204と第2
取付穴205の位置がずれ、ボルトによる固定が困難と
なる場合もあった。本発明はこのような事情に鑑みてな
されたものであり、ホースとの接触面積を大きくすると
ともに、把持部が常に一定に変形するような構成とする
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のブラケットは、板金を曲折して形成され、第1取付
穴をもつ第1板状部と、断面円弧状に曲げられた略筒状
の把持部と、把持部に連続し第2取付穴をもち第1板状
部に対向して延びる第2板状部と、からなり、把持部に
ホースを配置した後第1板状部と第2板状部とを互いに
近接させ固定する構成のブラケットであって、把持部に
は外周方向に向かって突出するとともに把持部に把持さ
れるホースの軸方向に延びる断面略V字状の屈曲部を形
成したことを特徴とする。
【0009】本発明のブラケットでは、屈曲部が変形の
きっかけとなり、屈曲部のみが変形するように構成する
ことができる。したがって屈曲部以外の把持部の内周形
状は、把持されるホースの外周形状と同一の円弧状とす
ることが望ましい。そして屈曲部以外が変形するのを防
止するために、周方向に延びるリブなどを設けることも
好ましい。
【0010】また屈曲部の形状は、断面V字状としてそ
の頂点に応力を集中させることができるが、頂点を断面
U字状として極端な応力集中による疲労を防止するよう
に構成することが望ましい。なお屈曲部を変形させる場
合には、工具で第1板状部と第2板状部を近接させて行
うのであるから、屈曲部を工具の力が作用する力点から
遠い位置に設ければ、てこの原理により小さな力でも屈
曲部を変形させることができる。
【0011】
【発明の作用及び効果】本発明のブラケットでは、第1
板状部と第2板状部とはホースの外径以上に離間した状
態で供給される。そして第1板状部と第2板状部の間か
らホースを挿入し、把持部内に位置させる。その状態で
第1板状部と第2板状部とを、互いに近接するように工
具などで押圧する。するとその応力は屈曲部に集中し、
把持部は屈曲部で変形して縮径してホースを把持する。
また第1取付穴と第2取付穴とは正確に同軸位置とな
り、ボルトが挿通され被取付部に固定される。
【0012】したがって本発明のブラケットによれば、
把持部内周表面とホースとの接触面積が大きく、振動に
よる位置ずれが防止される。また屈曲部のみで確実に変
形するので、変形後の位置ずれがなく、ホースを変形さ
せるような不具合もない。
【0013】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。 (実施例1)図1に本発明の一実施例のブラケットの断
面図を、図2にそのブラケットにホースを把持した状態
の断面図を示す。このブラケットは連続した1枚の板金
からプレス成形により形成され、第1取付穴10をもつ
断面くの字状の第1板状部1と、第1板状部1に連続し
第1板状部1から略直角に立ち上がりさらに断面円弧状
に曲げられた略筒状の把持部3と、把持部3に連続し第
2取付穴20をもち第1板状部1に対向して延びる断面
くの字状の第2板状部2と、から構成されている。
【0014】把持部3は、第1板状部1から略直角に立
ち上がり円弧状に湾曲した第1湾曲部30と、第2板状
部2に連続し円弧状に湾曲した第2湾曲部31と、第1
湾曲部30と第2湾曲部31の間に介在し、外側へ突出
するとともに把持部3の軸方向に延びる断面略V字状の
屈曲部32と、から構成されている。第1湾曲部30及
び第2湾曲部31は、それぞれホース4の外周の曲率と
同一の曲率に形成されている。
【0015】上記ブラケットを使用する場合には、第1
板状部1及び第2板状部2の間からホース4を挿入し、
把持部3に位置させる。そして工具などを用いて、第1
板状部1と第2板状部2を互いに近接する方向(図1の
矢印方向)に押圧する。すると屈曲部32にその応力が
集中し、把持部3は屈曲部32で変形して縮径しホース
4を把持する。このとき第1板状部1と第2板状部2は
正確に重なり、第1取付穴10と第2取付穴20とは同
軸位置となる。したがってボルトの挿通が可能となり、
被取付部にボルトで固定される。
【0016】すなわち本実施例のブラケットによれば、
曲折部32でのみ変形するように構成したので、第1湾
曲部30及び第2湾曲部31の曲率をホース4の曲率と
同一に予め形成しておくことにより、把持部3とホース
4との接触面積を大きくすることができ、把持強度に優
れ位置ずれが防止されている。またホース4に過大な力
が作用することもなく、ホース4の変形がない。さらに
第1板状部1と第2板状部2とは正確な位置で重なり、
ボルトの挿通が困難となるような不具合がない。 (実施例2)図3に本発明の第2の実施例のブラケット
の断面図を示す。本実施例では、屈曲部32の形状が大
きくなり把持部3からの突出量が増加したこと以外は実
施例1と同様の形状である。本実施例のブラケットで
は、押圧する際に力が加わる力点から屈曲部32の頂点
までの距離が実施例1に比べて長くなっているため、て
この原理により屈曲部32を変形させる力が小さくてす
み、一層容易に変形させることができる。 (実施例3)図4に本発明の第3の実施例のブラケット
の断面図を示す。本実施例では、第1湾曲部30と第2
湾曲部31の幅方向(把持されるホースの軸方向)の中
央部に、外周部では突条で内周部では溝状の周方向へ延
びるリブ33、34がそれぞれ形成されていること以外
は、実施例1と同様の構成である。
【0017】本実施例のブラケットでは、リブ33、3
4の存在により第1湾曲部30及び第2湾曲部31の変
形が一層防止されているため、ホースは変形することな
く把持部3との接触面積も増大し、位置ずれも一層防止
されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブラケットの断面図であ
る。
【図2】図1のブラケットにホースを把持した状態の断
面図である。
【図3】本発明の第2の実施例のブラケットの断面図で
ある。
【図4】本発明の第3の実施例のブラケットの断面図で
ある。
【図5】従来のブラケットにホースを把持した状態の断
面図である。
【図6】従来のブラケットの断面図である。
【図7】本発明に到る過程で案出されたブラケットの断
面図である。
【符号の説明】
1:第1板状部 2:第2板状部
3:把持部 4:ホース 10:第1取付穴 2
0:第2取付穴 30:第1湾曲部 31:第2湾曲部 3
2:屈曲部 33、34:リブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板金を曲折して形成され、第1取付穴を
    もつ第1板状部と、該第1板状部に連続し断面円弧状に
    曲げられた略筒状の把持部と、該把持部に連続し第2取
    付穴をもち該第1板状部に対向して延びる第2板状部
    と、からなり、該把持部にホースを配置した後該第1板
    状部と該第2板状部とを互いに近接させ固定する構成の
    ブラケットであって、 該把持部には外周方向に向かって突出するとともに該把
    持部に把持されるホースの軸方向に延びる断面略V字状
    の屈曲部を形成したことを特徴とするブラケット。
JP3243479A 1991-09-24 1991-09-24 ブラケツト Pending JPH0579579A (ja)

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JP3243479A JPH0579579A (ja) 1991-09-24 1991-09-24 ブラケツト

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006194433A (ja) * 2004-12-17 2006-07-27 Tokai Rubber Ind Ltd 燃料輸送用のコネクタ付き樹脂チューブの組付構造及びこれに用いるコネクタ付き樹脂チューブ
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