JP3356426B2 - コントロールケーブルなどの端末を固定するための装置 - Google Patents

コントロールケーブルなどの端末を固定するための装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コントロールケー
ブルなどの端末を固定するための装置(以下、装置とい
う)に関する。さらに詳しくは、コントロールケーブル
の端末に取り付けられた端末固定金具を自動車、建設機
械などの車両の適所に設けられたブラケット手段に離脱
不能に固定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】自動
車、建設機械などに搭載される機関の最適燃焼制御、パ
ワーステアリング、パワーショベルのアームの旋回・昇
降制御などの電動油圧制御など車両にとってバイタル(v
ital)な性能の向上のための制御機器をはじめとして、
パワーウインドー、シートの移動制御、シートの背凭れ
の回転制御、バックミラーの回転制御、アンテナの出し
入れなど快適なドライブを実現するための制御機器な
ど、車両に搭載される制御機器は枚挙にいとまがない程
である。
【0003】このため、エンジンルームのスペースはま
すます狭隘となっており、各種機器類は一層の小型軽量
化と取り付けの容易性とが要求されている。
【0004】かかる業界のニーズに鑑み、コントロール
ケーブルなどの各専門メーカーは、鋭意コントロールケ
ーブルなどを容易に車体に固定しうる装置の開発に取り
組んでいる。
【0005】このようなコントロールケーブルなどを容
易に車体に固定しうる装置として、たとえば実公平7−
35176号公報には、図5に示されるようにケーブル
31の端末に取りつけられ、溝33を挟んで形成された
2つのフランジ34a、34bが形成されたソケット3
2と、該ソケット32の溝33を着脱自在に受け入れる
ほぼ円形の孔35aが穿設されたブラケット35と、前
記2つのフランジ34a、34bのいずれかとブラケッ
ト35とのあいだに介装される湾曲部36cを有するク
リップ36とから構成される装置(以下、「従来技術
1」という)が開示されている。
【0006】従来技術1の場合、ケーブル31の端末に
取りつけられたソケット32の溝33とブラケット35
の孔35aとを係合した後、フランジ34bとブラケッ
ト35とのあいだにクリップ36を当該クリップの上部
に形成された平坦部36bをハンマーなどで打撃するこ
とによって湾曲部36cを弾性変形させながら楔状に差
し込む。クリップ36がブラケット35の所定の位置に
差し込まれると、クリップ36に形成された突起36b
がブラケット35に形成された凹所35bと係合する。
【0007】すなわち従来技術1は、クリップ36がブ
ラケット35に介装されたとき湾曲部36cに生じる弾
性復元力による摩擦力によってクリップ36がブラケッ
ト35に離脱困難に固定されるものである。したがっ
て、従来技術1のクリップはある程度の厚さを有してお
り、かつある程度の剛性を有しているため、クリップ3
6の装着は、ハンマーなどで打撃しなければならず、ブ
ラケットの周囲にハンマーを降り下ろすための空間を確
保する必要がある。
【0008】また、従来技術1の装置の場合、ソケット
32はクリップ36の弾性復元力によって固定されてい
るため、コントロールケーブルに押し操作力を加えた場
合、その反力がクリップ36を介してブラケットで支え
られるので、クリップ36にはどうしても撓みが生じ、
ひいてはストロークロスを生じるという問題がある。さ
らに、繰り返し高荷重で操作した場合、クリップに疲労
破損を惹起する虞がある。
【0009】また、実公平6−32499号公報には、
図6に示されるようにケーブル41の端末に取りつけら
れ、溝43を挟んで形成された2つのフランジ44a、
44bが形成されたソケット42と、該ソケット42の
溝43を着脱自在に受け入れるほぼ孔45aが穿設され
たブラケット45と、前記フランジ44aとブラケット
45とのあいだに介装される湾曲部46cを有するクリ
ップ46とから構成される装置(以下、「従来技術2」
という)が開示されている。
【0010】従来技術2の構成は前記従来技術1の構成
とほぼ同じであり、問題点も従来技術1と同様である。
【0011】本発明の目的は、叙上の従来技術1および
2の問題点を解消し、取り付けのために余計な空間を必
要とせず、取りつけがきわめて容易であり、コントロー
ルケーブル系にストロークロスが生じることがないコン
トロールケーブルなどの端末を固定するための装置を提
供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様にか
かわる装置は、自動車、建設機械などの車両の所定の位
置に設けられたブラケット手段(2)に、コントロール
ケーブルの端末に固着されたほぼ円筒状の本体(10)
を備えた端末固定金具(1)を実質的に離脱不能に固定
するための装置であって、該装置が1枚の板を折り曲げ
て形成した断面形状がほぼ逆U字状のスペーサ13
を備え、前記本体(10)が、当該本体(10)の円周
方向に沿って形成された溝(10a)によって第1の部
分(10b)および第2の部分(10c)に分けられて
おり、前記スペーサ13)が、当該スペーサ13
が前記溝(10a)に嵌合されたときに、前記第1の部
分(10b)または第2の部分(10c)に形成された
凹所(10d)と係合する突起(13e)と、当該スペ
ーサ(13)を組み付けた本体(10)がブラケット手
段(2)に装着されるとき、当該スペーサ(13)とブ
ラケット手段(2)とが適正な角度になるように補正す
るための突起(13d)と、当該スペーサ13)が前
記溝(10a)に嵌合された状態でブラケット手段
(2)に取りつけられたときに、前記第1の部分(10
b)および第2の部分(10c)のうちの一方とブラケ
ット手段(2)の一方の面とのあいだに介装される第1
介在部(13b)、前記第1の部分(10b)および第
2の部分(10c)のうちの他方とブラケット手段
(2)の他方の面とのあいだに介装される第2介在部
(13c)、およびブラケット手段(2)に形成された
スリット(2b)と係合する舌片(13a)とを有し、
さらに前記第1介在部(13b)と第2介在部(13
c)とが連続しており、前記スペーサ(13)が前記第
1の部分(10b)とブラケット手段(2)とのあい
だ、または前記第2の部分(10c)とブラケット手段
(2)とのあいだに 付勢力を付与された状態で介装さ
れ、前記本体(10)に形成された溝(10a)に嵌合
されるブラケット手段(2)の厚さとのあいだの間隙が
0より大きく約0.8mmであることを特徴としてい
る。
【0013】本発明の第2の態様は、自動車、建設機械
などの車両の所定の位置に設けられたブラケット手段
(2)に、コントロールケーブルの端末に固着されたほ
ぼ円筒状の本体(10)を備えた端末固定金具(1)を
固定するための方法であって、該方法が、 (a)1枚の板を折り曲げて形成したスペーサ(13)
を逆U字状の断面の状態で前記本体(10)の円周方向
沿って形成された溝(10)に嵌合する工程と、 (b)前記スペーサ(13)が溝(10a)に嵌合され
た状態で前記ブラケット手段(2)に取りつける工程と
を含み、前記本体(10)が、前記溝(10a)によっ
て第1の部分(10b)と第2の部分(10c)とに分
けられており、当該第1の部分(10b)または第2の
部分(10c)に凹所(10d)が形成されており、前
記固定手段(3)に舌片(13a)が設けられており、
前記工程(a)において、前記スペーサ(13)が該凹
所(10d)と係合し、前記工程(b)において、前記
第1の部分(10b)および第2の部分(10c)のう
ちの一方とブラケット手段(2)の一方の面とのあいだ
に介装される第1介在部(13b)、前記第1の部分
(10b)および第2の部分(10c)のうちの他方と
ブラケット手段(2)の他方の面とのあいだに介装され
る第2介在部(13c)、およびブラケット手段(2)
に形成されたスリット(2b)と前記凹所(10d)と
が係合することを特徴とする方法である。
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る装置に
ついて添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0016】実施の形態1 図1は、本発明の実施の形態1にかかわる装置の一例を
示す説明図である。図2の(a)および(b)は、それ
ぞれ図1の装置に用いるスペーサの正面図および側面図
である。
【0017】本実施の形態に係る装置は、自動車、建設
機械などの車両の所定の位置に設けられ、コントロール
ケーブルの端末に固着された端末固定金具1と、該端末
固定金具1を車体などに固定するためのブラケット手段
2と、端末固定金具1が軸方向に実質的に遊びがなくブ
ラケット手段2に係合され、端末固定金具1をブラケッ
ト手段2から離脱不能に固定するための固定手段3から
構成される(図1参照)。なお、本発明において離脱不
能とは、端末固定金具1をブラケット手段に取り付ける
に要する力(約60N)に対して抜き去るのに要する力
が約10倍程度(約600N)であり、実装状態でひと
りでに外れることがないことを意味する。
【0018】実施の形態1の場合、端末固定金具1は、
ほぼ円筒状を呈し、外周面に溝10aが形成され、内部
にコントロールケーブルCが固着されるソケットとして
機能する本体10からなる。
【0019】ブラケット手段2には切り欠き部2aが形
成され、切り欠き部2aの上部Uは本体10を受け入れ
るために開放しており、下部Lはほぼ半円状を呈してい
る。切り欠き部2aの側縁2cは溝10aに嵌合され
て、前記端末固定金具1が軸方向に移動不能にされるた
めに、溝10aの幅はブラケット手段2の厚さより僅か
に大きい。
【0020】端末固定金具1の本体部10に形成された
溝10aによって第1の部分10bと第2の部分10c
とが定義されている。固定手段3は、第1の部分10b
とブラケット手段2とのあいだに介装される第1介在部
13bと第2の部分10cとブラケット手段2とのあい
だに介装される第2介在部13cからなり、第1介在部
13bと第2介在部13cとが連続しており、前記切り
欠き部2aの開放された上部Uを閉塞し、前記ブラケッ
ト手段2に形成されたスリット2bと係合する舌片13
aが形成されてなるスペーサ13である。スペーサ13
の材料は、SUS301−CSP、S55C−CSP、
SK5−CSPなどのバネ材が好適に採用される。
【0021】なお、13dはスペーサ13を組み付けた
本体10をブラケット手段2に装着する際にブラケット
手段2の上端に当接してブラケット手段2とスペーサ1
3とが適正な角度になるように矯正するための突起であ
る。また、13f、13gはスペーサ13を組み付けた
本体10をブラケット手段2に装着する際にブラケット
手段2に溝10aがスムーズに案内できるようにするた
めに広がった形状に折り曲げられたガイドであり、さら
に案内を確実にするために13f、13gのどちらか一
方がより長い位置で折り曲げられている。
【0022】本実施の形態では、スペーサ13は1枚の
板を折り曲げたような形状(断面形状がほぼ逆U字状)
であるが(図2(a)および(b)参照)、かかる構造
に限定されることはなく、第1介在部13bまたは第2
介在部13cのいずれかだけからなるものも本実施の形
態に含まれる。
【0023】さらに、第1介在部13bまたは第2介在
部13cのいずれかに突起13eを形成し、本体10に
該突起と係合する凹所10dを形成すれば、本体10を
ブラケット手段2に装着するまで、スペーサ13の本体
10からの離脱や装着後の本体10の回転が防止できる
ので好ましい。
【0024】端末固定金具1の本体部10に形成された
溝10aと該溝10aに嵌合されるブラケット手段の厚
さとのあいだの間隙は0より大きくかつ約0.8mm未
満である。また図1および図2に示されたスペーサ13
の厚さは約0.4mmである。
【0025】参考例1 本参考例にかかわる装置の場合、基本的な構造は実施の
形態1にかかわる装置と同じである。それゆえ、図3お
よび4において実施の形態1の装置と同一の部位は、同
一の参照符号を付して示した。
【0026】図3を参照すると、参考例1の場合、固定
手段3として機能するスペーサ13が、あらかじめブラ
ケット手段2に係合されており、舌片13aがブラケッ
ト手段2に形成されたスリット2bに嵌入しているの
で、ブラケット手段2から容易に抜けることはない、こ
の状態でブラケット手段2は自動車のエンジンルームな
どの所定の位置Pに取りつけられる。
【0027】つぎに図4に示されるように、端末固定金
具1に形成された溝10aがスペーサ13の切り欠き部
2aの周縁に差し込まれるように取りつけるとき、スペ
ーサ13は保持手段Bが第1の部分10bによって撓ま
されながら端末固定金具1を受け入れる。取りつけが完
了すると、保持手段Bは弾性力により元の状態に戻るた
め端末固定金具1を保持することができる。端末固定金
具1は、スペーサ13自体の板ばねとしての弾発力によ
って遊びなく挟圧されるので、軸方向に遊びがなく、か
つ離脱不能にブラケット手段2に固定される。なお、保
持手段Bの端末固定金具1に接する辺は、第1の部分1
0bの外径と同じ曲率の円弧となっている。
【0028】参考例の場合、端末固定金具1にスペーサ
13を取りつけていない状態でコントロールケーブルC
の配索が可能であるので、スペーサ13の角によりエン
ジンルーム内の機器が損傷されることはない。
【0029】
【発明の効果】本発明の装置によれば、固定手段たるス
ペーサのブラケットへの装着に要する力が約60Nであ
るため、手で装着可能である。それゆえ、車両への取り
付けにハンマーなどの工具が一切必要ないので取り付け
のための空間を確保する必要がない。これに対してスペ
ーサをブラケット手段から抜き去るには約600Nの力
を要するため、確実に固定状態を維持することができ
る。また、装着したのちに、ブラケット手段と本体との
隙間にスペーサが介在するのでその隙間はほぼ0となる
ため、コントロールケーブル系にストロークロスを生じ
ることがない。さらに、第1の部分第2の部分ともそれ
らの外径は切り欠き部分の幅より大きいため、スペーサ
が大きく撓むことはなく、疲労破損を起こす虞がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかわる装置の一例を示
す説明図である。
【図2】図1の装置に用いられるスペーサの一例を示す
説明図である。
【図3】参考例にかかわる装置の一例を示す説明図であ
る。
【図4】図3の装置の取りつけ方法を示す説明図であ
る。
【図5】従来の装置の一例を示す説明図である。
【図6】従来の装置の他の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 端末固定金具 2 ブラケット手段 2a 切り欠き部 2b スリット 2c 側縁 3 固定手段 10 本体 10a 溝 10b 第1の部分 10c 第2の部分 10d 凹所 13 スペーサ 13a 舌片 13b 第1介在部 13c 第2介在部 13e 突起
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/30,3/38 B60R 16/02 F16L 3/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車、建設機械などの車両の所定の位
    置に設けられたブラケット手段(2)に、コントロール
    ケーブルの端末に固着されたほぼ円筒状の本体(10)
    を備えた端末固定金具(1)を実質的に離脱不能に固定
    するための装置であって、 該装置が1枚の板を折り曲げて形成した断面形状がほぼ
    逆U字状のスペーサ13)を備え、 前記本体(10)が、当該本体(10)の円周方向に沿
    って形成された溝(10a)によって第1の部分(10
    b)および第2の部分(10c)に分けられており、 前記スペーサ13)が、 当該スペーサ13)が前記溝(10a)に嵌合された
    ときに、前記第1の部分(10b)または第2の部分
    (10c)に形成された凹所(10d)と係合する突起
    (13e)と、当該スペーサ(13)を組み付けた本体(10)がブラ
    ケット手段(2)に装着されるとき、当該スペーサ(1
    3)とブラケット手段(2)とが適正な角度になるよう
    に補正するための突起(13d)と、 当該スペーサ13)が前記溝(10a)に嵌合された
    状態でブラケット手段(2)に取りつけられたときに、
    前記第1の部分(10b)および第2の部分(10c)
    のうちの一方とブラケット手段(2)の一方の面とのあ
    いだに介装される第1介在部(13b)、前記第1の部
    分(10b)および第2の部分(10c)のうちの他方
    とブラケット手段(2)の他方の面とのあいだに介装さ
    れる第2介在部(13c)、およびブラケット手段
    (2)に形成されたスリット(2b)と係合する舌片
    (13a)とを有し、さらに前記第1介在部(13b)
    と第2介在部(13c)とが連続しており、 前記スペーサ(13)が前記第1の部分(10b)とブ
    ラケット手段(2)とのあいだ、または前記第2の部分
    (10c)とブラケット手段(2)とのあいだに付勢力
    を付与された状態で介装され、 前記本体(10)に形成された溝(10a)に嵌合され
    るブラケット手段(2)の厚さとのあいだの間隙が0よ
    り大きく約0.8mmである ことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 自動車、建設機械などの車両の所定の位
    置に設けられたブラケット手段(2)に、コントロール
    ケーブルの端末に固着されたほぼ円筒状の本体(10)
    を備えた端末固定金具(1)を固定するための方法であ
    って、該方法が、 (a)1枚の板を折り曲げて形成したスペーサ(13)
    を逆U字状の断面の状態で前記本体(10)の円周方向
    沿って形成された溝(10)に嵌合する工程と、 (b)前記スペーサ(13)が溝(10a)に嵌合され
    た状態で前記ブラケット手段(2)に取りつける工程と
    を含み、前記本体(10)が、前記溝(10a)によっ
    て第1の部分(10b)と第2の部分(10c)とに分
    けられており、 当該第1の部分(10b)または第2の部分(10c)
    に凹所(10d)が形成されており、 前記固定手段(3)に舌片(13a)が設けられてお
    り、 前記工程(a)において、前記スペーサ(13)が該凹
    所(10d)と係合し、前記工程(b)において、前記
    第1の部分(10b)および第2の部分(10c)のう
    ちの一方とブラケット手段(2)の一方の面とのあいだ
    に介装される第1介在部(13b)、前記第1の部分
    (10b)および第2の部分(10c)のうちの他方と
    ブラケット手段(2)の他方の面とのあいだに介装され
    る第2介在部(13c)、およびブラケット手段(2)
    に形成されたスリット(2b)と前記凹所(10d)と
    が係合することを特徴とする方法。
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