JP2000091044A - シールドチューブの接続構造 - Google Patents

シールドチューブの接続構造

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JP2000091044A
JP2000091044A JP10263606A JP26360698A JP2000091044A JP 2000091044 A JP2000091044 A JP 2000091044A JP 10263606 A JP10263606 A JP 10263606A JP 26360698 A JP26360698 A JP 26360698A JP 2000091044 A JP2000091044 A JP 2000091044A
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shield tube
housing
bracket
bellows
bellows portion
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JP10263606A
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Muneji Kihira
宗二 紀平
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AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した導通接続が可能であると共に、組付
性にも優れたシールドチューブの接続構造を提供する。 【解決手段】 シールドチューブ20の先端に設けた蛇
腹部21をハウジング10の円筒壁16に形成した収容
空間17内に差し込みつつブラケット30を円筒壁16
に螺合させると、ブラケット30がハウジング10側に
引き寄せられ、蛇腹部21が圧縮変形される。この蛇腹
部21の弾性反力でシールドチューブ20とハウジング
10とが密着されるから、部品間の寸法誤差や震動との
影響を受けずに、シールドチューブ20とハウジング1
0とが確実に導通接続された状態に保持され、もってハ
ウジング10からシールドチューブ20に亘って電線D
のシールド効果を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電性を有するハ
ウジングとシールドチューブとの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7には、特開平9−180825号公
報に開示された従来のシールドチューブの接続構造が示
されている。同図に示されたハウジング1は、シールド
効果を得るために全体が導電性を有しており、そのハウ
ジング1に形成された電線挿通口1Aの縁部には円筒壁
2が突設されている。一方、シールドチューブ3は、ハ
ウジング1から外方に延びた電線Dを挿通可能な管状を
なしかつその電線Dをシールドするために導電性を備え
ている。そして、ハウジング1とシールドチューブ3と
が、導電性を備えたチューブ押え4を介して連結されて
いる。具体的には、チューブ押え4は、円筒体を半割り
にしてなる一対の半割体4A,4A(図8参照)からな
り、それらの一端同士の間にハウジング1の円筒壁2が
挟まれ、他端同士の間にシールドチューブ3の端部が挟
まれて、ハウジング1とシールドチューブ3とが連結及
び導通接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のものでは、寸法等のばらつきによってチューブ押え
4とシールドチューブ3等との間に隙間が生じる場合が
あり、導通接続の信頼性が低い。また、隙間が生じない
寸法設定とすると、チューブ押え4の間にシールドチュ
ーブ3等を挟む作業が困難となり、組付性が悪くなる。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、安定した導通接続が可能であると共に、組付性にも
優れたシールドチューブの接続構造の提供を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、導電性を有するハウジング
に形成した電線挿通口に電線を挿通して、その電線を覆
うシールドチューブの端部をハウジングに導通接続する
ためのシールドチューブの接続構造において、シールド
チューブの端部には、軸方向に弾性変形可能な蛇腹部が
形成されると共に、蛇腹部の基端側には、蛇腹部の先端
側に移動不能にブラケットが係止され、そのブラケット
をハウジングに係止させることによって蛇腹部が圧縮変
形されてハウジングに突き当てられているところに特徴
を有する。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1記載のシ
ールドチューブの接続構造において、シールドチューブ
のうち蛇腹部より基端側にその蛇腹部よりも外径が小さ
い小径部を設け、その小径部と蛇腹部との段差部分にブ
ラケットが係止しているところに特徴を有する。
【0007】請求項3に係る発明は、請求項2記載のシ
ールドチューブの接続構造において、ハウジングのうち
電線挿通口の縁部から円筒壁を突出させると共に、その
円筒壁の内側に蛇腹部の先端が突き当てられる当接壁を
設け、ブラケットは、円筒壁の外面に螺合可能な円筒状
をなすと共に、円筒壁から離れた側の端部から内側に係
止壁を張り出させてシールドチューブの段差部分に係止
させてあり、ブラケットを円筒壁に螺合させることによ
って、蛇腹部が係止壁と当接壁との間で圧縮されるとこ
ろに特徴を有する。
【0008】請求項4に係る発明は、請求項3記載のシ
ールドチューブの接続構造において、シールドチューブ
には、ブラケット内に嵌入可能な円筒を縦割にしてなる
一対の分割体が相互間にシールドチューブを挟みかつ段
差部分に突き当て状態にして設けられ、予めシールドチ
ューブの先端から小径部側に貫通させたブラケットを、
シールドチューブの先端側に戻すことによって、ブラケ
ットに形成した係止壁が、分割体を介して蛇腹部を基端
側に係止しているところに特徴を有する。
【0009】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>シールドチ
ューブに係止したブラケットをハウジングにも係止させ
ると、シールドチューブの先端に設けた蛇腹部がブラケ
ットとハウジングとの間で圧縮変形されて、その弾性反
力をもってシールドチューブの先端がハウジングに強く
押しつけられる。これにより、蛇腹部の弾性反力でシー
ルドチューブとハウジングとが密着して確実に導通接続
され、ハウジングからシールドチューブに亘った電線の
シールド効果が高まる。しかも、伸縮変形し易い蛇腹部
を変形させて接続部分か組み付けられるから、組み付け
時に大きな力を必要とせず、組付性がよい。
【0010】<請求項2の発明>シールドチューブの中
間部分に蛇腹部よりも外径が小さい小径部を設けること
で段差部分が形成され、そこにブラケットを係止でき
る。
【0011】<請求項3の発明>シールドチューブに嵌
合した円筒状のブラケットをハウジングに設けた円筒壁
に螺合させることによって、蛇腹部がブラケットに設け
た係止壁とハウジングに設けた当接壁との間で圧縮変形
され、その弾性反力でシールドチューブの先端がハウジ
ングに押し付けられる。このように、ブラケットの螺合
操作によって蛇腹部が圧縮されるから、蛇腹部の反力が
大きくても、ブラケットとハウジングとの結合の際に大
きな操作力を必要としない。
【0012】<請求項4の発明>一対の分割体の間にシ
ールドチューブを挟んで段差部分に突き当て、予めシー
ルドチューブの小径部に挿通させたブラケットをシール
ドチューブの先端側に移行すると、ブラケットに形成し
た係止壁が分割体を介して段差部分に係止する。そし
て、ブラケットをハウジングに押しつけながら回転させ
ることによって両者が螺合される。このとき、ブラケッ
トの係止壁は、分割体に摺接してシールドチューブには
直に当たらないから、シールドチューブの摩耗が防がれ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、本発明の
第1実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。図1に
おいて符号10は電気機器に備えたハウジングであっ
て、導電性樹脂よりなるハウジング本体10Aに円形孔
11を貫通形成して、そこに導電性樹脂によりなるスリ
ーブ12の一端を嵌合して備えている。スリーブ12
は、その外周面に備えたフランジ13を前記円形孔11
の開口縁に密着させた状態にしてハウジング10にボル
トBにて固定されており、さらに、スリーブ12と円形
孔11との間は、防水リング14によって防水されてい
る。そして、スリーブ12の内側に電線Dが挿通されて
ハウジング1の内外に延びている。即ち、本実施形態で
は、スリーブ12のうちハウジング本体10A側の開口
が、本発明にかかる電線挿通口15をなし、スリーブ1
2の周壁が本発明にかかる円筒壁16をなしている。
【0014】円筒壁16には、先端面に開放して長手方
向の途中部分まで延びる収容空間17が備えられ、そこ
に後述のシールドチューブ20が差し込まれる。また、
収容空間17の奥部に設けた本発明に係る当接壁17A
は、シールドチューブ20の差し込み方向に直交してい
る。さらに、円筒壁16の外面には、螺旋溝18が形成
されており、そこに後述のブラケット30が螺合され
る。
【0015】なお、円筒壁16のうち収容空間17より
内側の内筒部16Aは、収容空間17の外側の外筒部1
6Bよりも前方に突出しており、その突出部分に沿って
シールドチューブ20を収容空間17内に差し込み易く
してある。また、円筒壁16の内周面には、ゴム栓19
が密着状態に嵌入されてゴム栓押え19Aにて抜け止め
され、そのゴム栓19に設けた貫通孔19Bに電線Dが
通されている。
【0016】シールドチューブ20は、例えば導電性を
有する合成樹脂によって管状に成形され、ハウジング1
0から外部に延びた電線Dを覆ってシールドしている。
さて、シールドチューブ20の先端には、蛇腹部21が
備えられている。蛇腹部21は、長手方向に山折り線2
1Aと谷折り線21Bとを交互に繰り返した構造をなし
て長手方向に容易に弾性変形可能となっている。また、
シールドチューブ20のうち蛇腹部21より基端側に
は、蛇腹部21より外径が小さくかつ真直ぐ延びた小径
部22が備えられ、その小径部22の途中には図2に示
すように前記蛇腹部21と同様の中間蛇腹部23が設け
られている。
【0017】シールドチューブ20のうち蛇腹部21と
小径部22との段差面24には、ブラケット30が係止
している。ブラケット30は、円筒形をなしてその一端
から内側に係止壁31が張り出されると共に、ブラケッ
ト30の内面のうち係止壁31から離れた側には、前記
円筒壁16の外面の螺旋溝18に対応した螺旋突条32
が形成されている。そして、ブラケット30は、予めシ
ールドチューブ20の先端から小径部22側に挿通され
(図1参照)、次述の分割体40,40を蛇腹部21の
基端側に取り付けた後でシールドチューブ20の先端側
に戻されて分割体40,40を内側に収容する。
【0018】上記した分割体40,40は、図2に示す
ように蛇腹部21の外側を覆う円筒を縦割にしてなり、
図1に示すように相互間に蛇腹部21の基端部を挟で接
合される。また、分割体40のうち小径部22側の端部
には、蛇腹部21と小径部22との段差面24に係止す
る押え壁41が内側に張り出している。これにより、ブ
ラケット30の係止壁31が分割体40を介して、シー
ルドチューブ20の段差面24に係止して先端側に移動
不能となっている(図3参照)。
【0019】次に、上記構成からなる本実施形態の作用
効果について説明する。ハウジング10及びシールドチ
ューブ20は、例えば以下のようにして組み付けられ
る。まず、電線Dをシールドチューブ20の内側に通
し、さらにその電線Dの先端をゴム栓19及びゴム栓押
え19Aに貫通させてから電線Dの先端に端子金具Tを
圧着する。その電線Dの先端をハウジング10の電線挿
通口15を介してハウジング10内に取り入れて図示し
ない保持部に保持させる。そして、ゴム栓19及びゴム
栓押え19Aを円筒壁16の内部に押し込んで、電線挿
通口15を防水状態とする。
【0020】次いで、図1に示すように、一対の分割体
40,40を、相互間に蛇腹部21の基端側を挟むよう
にして接合させる。そして、予めシールドチューブ20
の小径部22に挿通させたブラケット30をシールドチ
ューブ20の先端側に戻すと、分割体40がブラケット
30の内側に収容され、ブラケット30の係止壁31が
分割体40を介してシールドチューブ20の段差面24
に係止する。
【0021】次いで、シールドチューブ20の先端に設
けた蛇腹部21をハウジング10の円筒壁16に形成し
た収容空間17内に差し込みつつブラケット30を円筒
壁16の外側に嵌合させる。すると、蛇腹部21の先端
が収容空間17の奥部に設けた当接壁17Aに突き当た
り、蛇腹部21が当接壁17Aとブラケット30の係止
壁31との間で圧縮変形される。この状態でブラケット
30を例えば時計回りに回転させると、円筒壁16の外
面の螺旋溝18とブラケット30の内面の螺旋突条32
との螺合して、ブラケット30がハウジング10側に引
き寄せられ、蛇腹部21が更に圧縮変形される。このと
き、図3に示すように、蛇腹部21はその基端部分を分
割体40によって覆われているから、蛇腹部21がブラ
ケット30によって擦られずに済み、シールドチューブ
20の摩耗が防がれる。そして、ブラケット30が正規
位置まで螺合されると、同図に示すように、蛇腹部21
が小さく圧縮されて、強い弾性反力でシールドチューブ
20の先端がハウジング10に押し付けられる。
【0022】このように、本実施形態によれば、蛇腹部
21の弾性反力でシールドチューブ20とハウジング1
0とが密着されるから、部品間の寸法誤差や震動との影
響を受けずに、シールドチューブ20とハウジング10
とが確実に導通接続された状態に保持され、もってハウ
ジング10からシールドチューブ20に亘って電線Dの
シールド効果を高めることができる。しかも、伸縮変形
し易い蛇腹部21を変形させることで接触圧力を得る構
成だから、組み付け時に大きな力を必要とせず、組付性
もよい。その上、ブラケット30の螺合操作によって蛇
腹部21が圧縮されるから、蛇腹部21の反力が大きく
ても大きな操作力を必要としない。また、上記したよう
に、特別な工具等を要せずして組み付けが可能である。
【0023】尚、本実施形態のシールドチューブ20に
中間部には、中間蛇腹部24が設けられているから、そ
こを中心としてシールドチューブ20を容易に屈曲させ
ることが可能である。
【0024】<第2実施形態>本発明の第2実施形態
は、図4〜図6に示されている。本実施形態のシールド
チューブ50は、全体が前記実施形態の蛇腹部21と同
様の蛇腹構造となっている。また、ブラケット51は、
図5に示すように、円筒体を半割りにしてなる一対の構
成体52,52同士をヒンジ53で開閉可能に連結して
なり、両構成体52,52同士の間にシールドチューブ
50を挟み込んで接合させると、両ブラケット51のう
ちヒンジ53と反対側に設けたロック片54とロック突
部55とが係合されて、両構成体52,52が接合状態
に保持される。また、ブラケット51の一端には、内側
に向けてシールドチューブ50の蛇腹構造に対応した複
数の係止突条56が設けられ、これらの係止突条56が
図4に示すように、シールドチューブ50の蛇腹の凹凸
部分に係合することによって、ブラケット51がシール
ドチューブ50の長手方向に移動不能に係止される。さ
らに、ブラケット51には、前記係止突条56とは反対
側の端部寄りに、一対の係止孔57,57が対向状態に
形成されており、この係止孔57にハウジング10に設
けたロックアーム58が係止する(図6参照)。その他
の構成については上記第1実施形態と基本的に同じであ
るため、同じ構成については、同一符号を付し、重複す
る説明は省略する。
【0025】本実施形態のシールドチューブ50をハウ
ジング10に接続するには、例えば、図4に示すように
ブラケット51の係止突条56をシールドチューブ50
の基端側に配して、両構成体52,52の間にシールド
チューブ50を挟んで保持する。そして、シールドチュ
ーブ50の先端をハウジング10の前面に形成した当接
壁59に突き当てて、ブラケット51をハウジング10
の円筒壁16の外側に嵌合させていく。すると、嵌合が
深まるにつれてシールドチューブ50の先端の蛇腹部2
1が圧縮されて、ブラケット51が奥まで押し込まれた
ところで、ハウジング10に設けたロックアーム58と
ブラケット51に設けた係止孔57とが係止される(図
6参照)。
【0026】本実施形態によれば、蛇腹部21の弾性反
力をもってシールドチューブ50とハウジング10とが
確実に導通接続されるという前記第1実施形態と同様の
効果に加えて、全体が蛇腹構造となった汎用的なシール
ドチューブ50に対応できる。また、ブラケット51を
ハウジング10の円筒壁16に押し込むだけで両者の組
付けが完了するから作業性にも優れる。
【0027】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。 (1)前記第1及び第2実施形態のシールドチューブ
は、導電性を備えた合成樹脂によって形成されていた
が、例えば非導電性の樹脂で基本構造を形成して、その
表面に導電性のメッキを施してなるものや、金属製のも
のであってもよい。 (2)前記第1及び第2実施形態のハウジング10は、
ハウジング本体10Aと別体のスリーブ12を組み付け
ることによって、ハウジング10に円筒壁16を設けて
いたが、それらを一体成形したものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るシールドチューブ
及びハウジングの側断面図
【図2】シールドチューブ及びブラケットの斜視図
【図3】シールドチューブをハウジングに接続した状態
の側断面図
【図4】本発明の第2実施形態に係るシールドチューブ
及びハウジングの側断面図
【図5】ブラケットの斜視図
【図6】シールドチューブをハウジングに接続した状態
の側断面図
【図7】従来のシールドチューブの接続構造を示す側断
面図
【図8】チューブ押えの斜視図
【符号の説明】
10…ハウジング 15…電線挿通口 16…円筒壁 17A,59…当接壁 20,50…シールドチューブ 21…蛇腹部 22…小径部 30,51…ブラケット 31…係止壁 40…分割体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性を有するハウジングに形成した電
    線挿通口に電線を挿通して、その電線を覆うシールドチ
    ューブの端部を前記ハウジングに導通接続するためのシ
    ールドチューブの接続構造において、 前記シールドチューブの端部には、軸方向に弾性変形可
    能な蛇腹部が形成されると共に、前記蛇腹部の基端側に
    は、前記蛇腹部の先端側に移動不能にブラケットが係止
    され、そのブラケットを前記ハウジングに係止させるこ
    とによって前記蛇腹部が圧縮変形されて前記ハウジング
    に突き当てられていることを特徴とするシールドチュー
    ブの接続構造。
  2. 【請求項2】 前記シールドチューブのうち前記蛇腹部
    より基端側にその蛇腹部よりも外径が小さい小径部を設
    け、その小径部と前記蛇腹部との段差部分に前記ブラケ
    ットが係止していることを特徴とする請求項1記載のシ
    ールドチューブの接続構造。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングのうち前記電線挿通口の
    縁部から円筒壁を突出させると共に、その円筒壁の内側
    に前記蛇腹部の先端が突き当てられる当接壁を設け、 前記ブラケットは、前記円筒壁の外面に螺合可能な円筒
    状をなすと共に、前記円筒壁から離れた側の端部から内
    側に係止壁を張り出させて前記シールドチューブの前記
    段差部分に係止させてあり、 前記ブラケットを前記円筒壁に螺合させることによっ
    て、前記蛇腹部が前記係止壁と前記当接壁との間で圧縮
    されることを特徴とする請求項2記載のシールドチュー
    ブの接続構造。
  4. 【請求項4】 前記シールドチューブには、前記ブラケ
    ット内に嵌入可能な円筒を縦割にしてなる一対の分割体
    が相互間に前記シールドチューブを挟みかつ前記段差部
    分に突き当て状態にして設けられ、 予め前記シールドチューブの先端から小径部側に貫通さ
    せた前記ブラケットを、前記シールドチューブの先端側
    に戻すことによって、前記ブラケットに形成した前記係
    止壁が、前記分割体を介して前記蛇腹部を基端側に係止
    していることを特徴とする請求項3記載のシールドチュ
    ーブの接続構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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