JPH04113736U - フイニツシヤーの取付構造 - Google Patents

フイニツシヤーの取付構造

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JPH04113736U
JPH04113736U JP1795891U JP1795891U JPH04113736U JP H04113736 U JPH04113736 U JP H04113736U JP 1795891 U JP1795891 U JP 1795891U JP 1795891 U JP1795891 U JP 1795891U JP H04113736 U JPH04113736 U JP H04113736U
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fixed
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修 吉岡
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カルソニツク株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、テールパイプの終端部にフィニッ
シャーを固定するためのフィニッシャーの取付構造に関
し、フィニッシャー本体をテールパイプに確実,強固に
固定することを目的とする。 【構成】 テールパイプ43を囲繞して筒状のクランプ
部材57を配置し、このクランプ部材57の一側をフィ
ニッシャー本体41の内側に固着し、フィニッシャー本
体41の外側からフィニッシャー本体41およびクラン
プ部材57の他側を挿通してボルト63を配置し、この
ボルト63をクランプ部材57の内側に固着されるナッ
ト部材65に螺合し、ボルト63の先端をテールパイプ
43に当接することにより、クランプ部材57の一側と
他側との間の間隔を伸長し、これにより、クランプ部材
57の両面をテールパイプ43に圧着して構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テールチューブの終端部にフィニッシャーを固定するためのフィニ ッシャーの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車では、見栄え等の向上のために、例えば、実公昭63−642 0号公報に開示されるように、テールチューブの終端部にフィニッシャーを装着 することが行われている。 図4および図5は、この公報に開示されるフィニッシャーの取付構造を示すも ので、図において符号11は、テールパイプ13の終端部を囲繞して配置される 筒状のフィニッシャー本体を示している。
【0003】 このフィニッシャー本体11の内側には、フィニッシャー本体11の後端開口 部15から所定距離前側に、ブラケット17が固定され、このブラケット17の 内側フランジ部19がテールパイプ13の後端に当接されている。 そして、フィニッシャー本体11の前側には、内側に突出するクランプ突起2 1が形成され、このクランプ突起21とボルト23によりテールパイプ13を挟 持することにより、フィニッシャー本体11がテールパイプ13に固定されてい る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のフィニッシャーの取付構造では、クランプ突 起21とボルト23との二点によりテールパイプ13を挟持してフィニッシャー 本体11をテールパイプ13に固定しているため、フィニッシャー本体11をテ ールパイプ13に、必ずしも、確実,強固に固定することができないという問題 があった。
【0005】 本考案は、上記のような問題を解決したもので、フィニッシャー本体をテール パイプに確実,強固に固定することのできるフィニッシャーの取付構造を提供す ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のフィニッシャーの取付構造は、テールパイプの終端部を囲繞して筒状 のフィニッシャー本体を配置するとともに、このフィニッシャー本体の内側に前 記テールパイプを囲繞して筒状のクランプ部材を配置し、このクランプ部材の一 側をフィニッシャー本体の内側に固着し、さらに、前記フィニッシャー本体の外 側からフィニッシャー本体およびクランプ部材の他側を挿通してボルトを配置し 、このボルトをクランプ部材の内側に固着されるナット部材に螺合し、ボルトの 先端を前記テールパイプに当接することにより、クランプ部材の一側と他側との 間の間隔を伸長し、これにより、クランプ部材の両面をテールパイプに圧着して なるものである。
【0007】
【作用】
本考案のフィニッシャーの取付構造では、ボルトを回動してボルトの先端をテ ールパイプに当接すると、クランプ部材の一側と他側との間の距離が伸長し、こ れにより、クランプ部材の両側の距離が狭まり、クランプ部材の両面がテールパ イプに圧着される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の詳細を図面に示す一実施例について説明する。 図1および図2は、本考案のフィニッシャーの取付構造の一実施例を示すもの で、図において符号41は、テールパイプ43の終端部を囲繞して配置される筒 状のフィニッシャー本体を示している。
【0009】 このフィニッシャー本体41の内側には、フィニッシャー本体41の後端開口 部45から所定距離前側に、ブラケット47が固定されている。 このブラケット47は、筒状の大径部49と小径部51を段部53により接続 してなり、大径部49が、フィニッシャー本体41の内面に溶接により固定され ている。
【0010】 また、小径部51は、テールパイプ43に被嵌され、小径部51の後端に形成 される内側フランジ部55がテールパイプ43の後端に当接されている。 このブラケット47の前方には、ブラケット47と所定距離を置いてクランプ 部材57が配置されている。 このクランプ部材57は、筒状をしており、テールパイプ43を囲繞して配置 されている。
【0011】 このクランプ部材57の一側および他側には、矩形状の一側突出部59、およ び他側突出部61が、クランプ部材57を折曲することにより一体形成されてい る。 そして、一側突出部59が、フィニッシャー本体41の内側に、例えば、溶接 により固着されている。
【0012】 さらに、フィニッシャー本体41の外側から、フィニッシャー本体41および クランプ部材57の他側突出部61を挿通してボルト63が配置されている。 このボルト63は、クランプ部材57の他側突出部61の内側に、溶接等によ り固着されるナット部材65に螺合され、ボルト63の先端が、テールパイプ4 3に当接されている。
【0013】 そして、クランプ部材57の一側突出部59と他側突出部61とを結んだ線の 両側となるクランプ部材57の両面部67がテールパイプ43に圧着されている 。 以上のように構成されたフィニッシャーの取付構造では、テールパイプ43へ のフィニッシャー本体41の取り付けは、先ず、テールパイプ43を囲繞してフ ィニッシャー本体41およびクランプ部材57を配置し、ブラケット47をテー ルパイプ43の終端に位置させることが行われる。
【0014】 この時には、クランプ部材57は、図3に示すように、テールパイプ43に接 触しておらず、テールパイプ43とクランプ部材57との間には、所定の間隙が 形成されている。 この状態から、ボルト63を回動するとナット部材65が、ボルト63の頭部 69側に向けて移動し、ボルト63の先端をテールパイプ43に当接すると、ク ランプ部材57の一側と他側との間の距離が伸長し、クランプ部材57の両面部 67間の距離が狭まり、クランプ部材57の両面部67がテールパイプ43に圧 着される。
【0015】 しかして、以上のように構成されたフィニッシャーの取付構造では、テールパ イプ43の終端部を囲繞して筒状のフィニッシャー本体41を配置するとともに 、このフィニッシャー本体41の内側にテールパイプ43を囲繞して筒状のクラ ンプ部材57を配置し、このクランプ部材57の一側をフィニッシャー本体41 の内側に固着し、さらに、フィニッシャー本体41の外側からフィニッシャー本 体41およびクランプ部材57の他側を挿通してボルト63を配置し、このボル ト63をクランプ部材57の内側に固着されるナット部材65に螺合し、ボルト 63の先端をテールパイプ43に当接することにより、クランプ部材57の一側 と他側との間の間隔を伸長し、これにより、クランプ部材57の両面をテールパ イプ43に圧着したので、フィニッシャー本体41をテールパイプ43に確実, 強固に固定することが可能となる。
【0016】 すなわち、以上のように構成されたフィニッシャーの取付構造では、一側突出 部59の立ち上がり部71とボルト63との二点によりテールパイプ43を挟持 するだけでなく、クランプ部材57の両面部67をテールパイプ43に圧着し、 四点で支持するようにしたので、フィニッシャー本体41をテールパイプ43に 確実,強固に固定することができる。
【0017】 また、以上のように構成されたフィニッシャーの取付構造では、ボルト63の 頭部69がフィニッシャー本体41の外側に位置するため、ボルト63を回動す るための工具スペースを特別に確保する必要がなくなり、取付部をコンパクトに することができ、また、見栄えも向上する。
【0018】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案のフィニッシャーの取付構造では、テールパイプの 終端部を囲繞して筒状のフィニッシャー本体を配置するとともに、このフィニッ シャー本体の内側にテールパイプを囲繞して筒状のクランプ部材を配置し、この クランプ部材の一側をフィニッシャー本体の内側に固着し、さらに、フィニッシ ャー本体の外側からフィニッシャー本体およびクランプ部材の他側を挿通してボ ルトを配置し、このボルトをクランプ部材の内側に固着されるナット部材に螺合 し、ボルトの先端をテールパイプに当接することにより、クランプ部材の一側と 他側との間の間隔を伸長し、これにより、クランプ部材の両面をテールパイプに 圧着したので、フィニッシャー本体をテールパイプに確実,強固に固定すること ができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のI方向矢視図である。
【図2】本考案のフィニッシャーの取付構造の一実施例
を示す側面図である。
【図3】テールパイプへのクランプ部材の固定前の状態
を示す説明図である。
【図4】従来のフィニッシャーを示す縦断面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う横断面図である。
【符号の説明】
41 フィニッシャー本体 43 テールパイプ 57 クランプ部材 63 ボルト 65 ナット部材 67 両面部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テールパイプ(43)の終端部を囲繞し
    て筒状のフィニッシャー本体(41)を配置するととも
    に、このフィニッシャー本体(41)の内側に前記テー
    ルパイプ(43)を囲繞して筒状のクランプ部材(5
    7)を配置し、このクランプ部材(57)の一側をフィ
    ニッシャー本体(41)の内側に固着し、さらに、前記
    フィニッシャー本体(41)の外側からフィニッシャー
    本体(41)およびクランプ部材(57)の他側を挿通
    してボルト(63)を配置し、このボルト(63)をク
    ランプ部材(57)の内側に固着されるナット部材(6
    5)に螺合し、ボルト(63)の先端を前記テールパイ
    プ(43)に当接することにより、クランプ部材(5
    7)の一側と他側との間の間隔を伸長し、これにより、
    クランプ部材(57)の両面をテールパイプ(43)に
    圧着してなることを特徴とするフィニッシャーの取付構
    造。
JP1991017958U 1991-03-25 1991-03-25 フィニッシャーの取付構造 Expired - Lifetime JP2556900Y2 (ja)

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JPH04113736U true JPH04113736U (ja) 1992-10-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100307093B1 (ko) * 1997-11-29 2001-12-17 류정열 차량용촉매컨버터의연결구조

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JPH01158515U (ja) * 1988-04-15 1989-11-01

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