JP2002274249A - 脱着車両の油圧カプラ自動接続装置 - Google Patents

脱着車両の油圧カプラ自動接続装置

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JP2002274249A
JP2002274249A JP2001073324A JP2001073324A JP2002274249A JP 2002274249 A JP2002274249 A JP 2002274249A JP 2001073324 A JP2001073324 A JP 2001073324A JP 2001073324 A JP2001073324 A JP 2001073324A JP 2002274249 A JP2002274249 A JP 2002274249A
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hydraulic
container
female
vehicle body
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Masatake Hata
正剛 畑
Kaneo Komagome
金男 駒込
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HIGASHIHOTSUKAIDOU ISUZU JIDOS
HIGASHIHOTSUKAIDOU ISUZU JIDOSHA KK
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
HIGASHIHOTSUKAIDOU ISUZU JIDOS
HIGASHIHOTSUKAIDOU ISUZU JIDOSHA KK
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行時の振動による油圧カプラの破損を防止
することができる堆肥運搬・散布車の油圧カプラ自動接
続装置を提供する。 【解決手段】 コンテナ搭載台に対しコンテナを着脱自
在に搭載し、車体側油圧回路とコンテナ側油圧回路とを
油圧カプラ5を介して断接可能に接続する。油圧カプラ
を雌カプラ51および雄カプラ52により構成し、雌カ
プラを振動吸収装置6を介してコンテナ載置台に設ける
一方、雄カプラをブラケットC3を介してコンテナに設
け、コンテナをコンテナ搭載台に対し積み卸しするとき
に雄カプラおよび雌カプラを自動的に断接させるように
する。振動吸収装置のケース64内において各雌カプラ
を挟持する上下一対のカプラブラケット61,62を車
体左右方向、車体前後方向および上下方向に移動可能に
支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体に対しコンテ
ナを着脱自在に搭載する脱着車両において、車体側の油
圧源とコンテナ側の油圧駆動機器とを自動的に断接可能
に接続する油圧カプラ自動接続装置に関し、特に、油圧
カプラに作用する車体とコンテナとの間でのガタを吸収
する対策に係わる。
【0002】
【従来の技術】一般に、脱着車両は、車体に設けられた
積降し装置により、コンテナを車体上と地上との間で積
み降すようになされている。この積み降し装置は、車体
側に設けられた油圧源から供給される圧油によって作動
するようになっている。そして、車体上に積み込まれた
コンテナは、車体上に設けられたフック状の固縛装置に
よって上方へ跳ね上がらないように固縛されている。
【0003】ところで、コンテナ側に油圧駆動機器が設
けられている場合には、この油圧駆動機器に連通する油
圧駆動機器側油圧回路を油圧源に連通する油圧源側油圧
回路に接続し、油圧駆動機器を車体側の油圧源から供給
される圧油によって作動させることが行われる。
【0004】その場合、油圧源に連通する油圧源側油圧
回路と、油圧駆動機器に連通する油圧駆動機器側油圧回
路とが、積降し装置によってコンテナを車体上に積み込
んだ際に油圧カプラを介して自動的に断接可能に接続さ
れるようにしている(特開平10−226266号公報
参照)。そして、油圧カプラは、抜き差し自在に接続さ
れる雄カプラと雌カプラとからなり、この雄カプラおよ
び雌カプラのいずれか一方が車体側に固設されている一
方、他方がコンテナ側に固設されている。この場合、コ
ンテナを地上に降ろす際に油圧カプラが切断されると、
油圧回路の残圧による油漏れが生じることになるが、こ
の油漏れを防止する上で、位置合わせ精度の高い油圧カ
プラを用いたいのであるが、雄カプラおよび雌カプラが
車体側またはコンテナ側に固設されているため、油圧カ
プラとしては、コンテナ積み込み時に雄カプラと雌カプ
ラとの間に多少の位置ズレが発生していても接続可能な
位置合わせ精度の低いものが適用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、車体とコン
テナとは一体的に設けられたものではないため、車体と
この車体上に搭載されたコンテナとの間にはガタが存在
し、このガタによってコンテナが走行時に振動すること
になる。そのため、雄カプラおよび雌カプラが車体側ま
たはコンテナ側に固設されていると、走行時の振動が、
雄カプラおよび雌カプラの互いの接続箇所、並びに車体
側またはコンテナ側の固設箇所にも伝達され、場合によ
っては油圧カプラ(雄カプラおよび雌カプラ)が走行振
動により損傷するおそれがある。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、走行時の振動による油
圧カプラの破損を防止することができる脱着車両の油圧
カプラ自動接続装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係わる発明が講じた解決手段は、脱着車
両の油圧カプラ自動接続装置として、車体に対しコンテ
ナを着脱自在に搭載し、車体側の油圧源に連通する油圧
源側油圧回路と、コンテナ側の油圧駆動機器に連通する
油圧駆動機器側油圧回路とを油圧カプラを介して断接可
能に接続し、上記油圧源からの作動油を上記油圧駆動機
器に供給して油圧駆動機器を作動させるようにした脱着
車両を対象とする。そして、上記油圧カプラに、抜き差
し自在に接続される雄カプラおよび雌カプラを設け、こ
の雄カプラおよび雌カプラのいずれか一方を車体側に設
ける一方、他方をコンテナ側に設け、コンテナを車体に
対し積み卸しするときに上記雄カプラおよび雌カプラを
自動的に断接させるように構成する。さらに、雄カプラ
または雌カプラに、車体とコンテナとの間のガタにより
生じる振動を吸収する振動吸収手段を設ける構成とした
ものである。
【0008】この場合、車体とコンテナとの間に存在す
るガタによってコンテナが走行時に振動しても、この振
動が、雄カプラまたは雌カプラの振動吸収手段により吸
収されることになる。このため、走行時の振動が雄カプ
ラおよび雌カプラに伝達されることはなく、油圧カプラ
(雄カプラおよび雌カプラ)の損傷を防止することが可
能となる。
【0009】ここで、請求項2のもののように、振動吸
収手段に、雄カプラまたは雌カプラを少なくとも車体左
右方向および車体前後方向に移動可能に支持するカプラ
支持手段を設けた場合には、走行時の振動のうちの上下
方向の振動は、車体上に積み込まれたコンテナの上方へ
の跳ね上がりを防止する従来の固縛装置によって抑制さ
れ、特に、走行時の車体左右方向および車体前後方向へ
の振動が、カプラ支持手段によって雄カプラまたは雌カ
プラを車体左右方向および車体前後方向に移動させるこ
とで吸収される。このため、走行時に雄カプラおよび雌
カプラに対し車体左右方向および車体前後方向への振動
が伝達されることはなく、油圧カプラ(雄カプラおよび
雌カプラ)の損傷を効果的に防止することが可能とな
る。
【0010】しかも、カプラ支持手段によって雄カプラ
または雌カプラを車体左右方向および車体前後方向に移
動可能に支持することで、コンテナを地上から車体上に
積み込む際の雄カプラおよび雌カプラの微少なズレがカ
プラ支持手段によって吸収される。これによって、位置
合わせ精度の高い油圧カプラを用いることが可能とな
り、油圧カプラ切断時の油圧回路の残圧による油漏れを
防止することが可能となる。
【0011】さらに、請求項3のもののように、雄カプ
ラおよび雌カプラに、互いの接続時に雄カプラおよび雌
カプラのいずれか一方を他方に対し案内するガイド手段
を設けた場合には、コンテナを地上から車体上に積み込
む際に雄カプラと雌カプラとが確実に接続され、雄カプ
ラおよび雌カプラの位置合わせ精度を向上させることが
可能となる。
【0012】その上、より位置合わせ精度の高い油圧カ
プラを用いることが可能となり、油圧カプラ切断時の油
圧回路の残圧による油漏れをより確実に防止することが
可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0014】図1〜図3は、油圧カプラ自動接続装置を
備えた脱着車両としての堆肥運搬・散布車を示し、1は
堆肥運搬・散布車、11は堆肥運搬・散布車1の車体と
しての車両本体10に設けられた車台枠、12は車台枠
11上に設けられたコンテナ搭載台であって、コンテナ
搭載台12には積降し装置3が設けられ、この積降し装
置3によって、コンテナCがコンテナ搭載台12と地上
との間で積み降ろされるようになっている。コンテナ搭
載台12は、コンテナCを横置き状態で搭載し得る長さ
を有している。また、コンテナ搭載台12の後端には、
車幅方向に延びる軸13回りに回転自在に支持されたコ
ンテナ案内用の左右一対の案内ローラ14(図1〜図3
では一方のみ示す)が設けられている。
【0015】コンテナCは、図4にも示すように、長方
形平板状の底壁部Ca,および底壁部Caよりも短手方
向が若干短い長方形平板状の側壁Cc,Cc(図4に表
れる)により上方に開口する断面略コ字状に形成されて
なる堆肥収容部分と、この堆肥収容部分の前後の両開口
端を閉塞する前壁Cd(図4では左側)および後壁Ce
(図4では右側)とからなる。上記後壁Ceは、上方へ
回動可能なゲート21に構成されてなる。このゲート2
1は、一端が側壁Ccの後部上縁に回動自在に支持され
た左右一対のアーム22の他端に回動自在に支持されて
いる。上記アーム22の一端側と、その一端側より後方
に位置する側壁Ccの後部上縁との間には、ゲートシリ
ンダ23が連結され、このゲートシリンダ23の伸長時
にゲート21を上方に回動させて後側開口端(開口部)
を開放する一方、収縮時にゲート21を下方に回動させ
て後側開口端を閉塞するようになっている。また、上記
コンテナCの底壁部Ca後端には左右一対のローラCR
(図1〜図3では一方のみ示す)が設けられ、コンテナ
Cを積み降ろすときに、コンテナCを地上面に対して円
滑に案内するようになっている。さらに、コンテナCの
底壁部Ca下面には、車体前後方向へ延びる左右一対の
主桁Cb(図1〜図3では一方のみ示す)が一体に設け
られている。そして、コンテナCの前壁Cdの上部中央
位置には、後述するフック部34cが係脱可能に係合す
るフック係合ピンCfが設けられている。
【0016】また、図5にも示すように、上記コンテナ
Cの後壁Ceの後側には、堆肥散布装置24が設けられ
ている。この堆肥散布装置24は、コンテナCの底壁部
Caに左右一対の2条のフロアコンベア25,25(図
4に表れる)を備えている。このフロアコンベア25
は、底壁部Caの前後両端に配設したスプロケット25
a,25b間に掛け渡されている。上記後端側のスプロ
ケット25bの軸25cの左側方には、正逆回転可能な
油圧駆動方式のコンベアモータ25dが配され、このコ
ンベアモータ25dの出力軸(図示せず)に減速機構2
5eを介して上記軸25cが駆動連結されている。そし
て、上記フロアコンベア25は、コンテナCの後側開口
端に向けて堆肥を搬送するようになっている。
【0017】上記コンテナCの後側開口端つまりフロア
コンベア25の後端には、図示しない軸同士を互いに平
行に左右方向に延ばした上下一対のビータ26,26が
設けられている。この各ビータ26の両端は、枠状の支
持枠26bにより回転自在に支持されている。上記下側
のビータ26の右側方、つまり支持枠26bの右側部下
側には、正逆回転可能な油圧駆動方式のビータモータ2
7が配設されている。上記ビータモータ27の駆動軸2
7aには駆動スプロケット27bが回転一体に連結され
ている。また、上記両ビータ26の軸右側端にはそれぞ
れスプロケット26aが回転一体に連結されている。そ
して、上記駆動スプロケット27bと下側のビータ26
のスプロケット26aとの間には第1チェーン28a
が、上下のビータ26のスプロケット26a間には第2
チェーン28bがそれぞれ巻き掛けられ、ビータモータ
27の駆動力により下側および上側のビータ26が回転
するようになっている。この各ビータ26は、図5に一
点鎖線矢印で示すように、ビータモータ27の正回転時
にそれぞれ時計回りに回転するようになっている。ま
た、上記フロアコンベア25によりコンテナCの後側開
口端に向けて搬送した堆肥は、各ビータ26により細か
く砕かれて該ビータ26間および上側のビータ26の上
方より散布されるようになっている。
【0018】さらに、上記コンテナCの左右両側壁Cc
の上端部後端には、ヒンジ28が設けられ、このヒンジ
28を支点にして上記各ビータ26が支持枠26bごと
後方へ回動するようになっている。上記コンテナCの左
右両側壁Ccの略中央部後端と、上記ビータ26の支持
枠26bの左右両側部との間には、回動シリンダ29が
それぞれ連携されている。そして、上記回動シリンダ2
9の伸長時(図5に示す二点鎖線状態)に支持枠26b
を後方へ回動させて、下側のビータ26とフロアコンベ
ア25との隙間を大きく拡げてこの隙間に詰まった堆肥
の掃除などを円滑に行えるようにしている。一方、回動
シリンダ29の収縮時(図5に示す実線状態)に支持枠
26bを前方へ回動させて、下側のビータ26とフロア
コンベア25との隙間を小さくして両ビータ26による
堆肥の散布を円滑に行えるようにしている。
【0019】図2および図3に示すように、積降し装置
3は、側面視で略L字状を呈する荷役フレーム34を備
えている。上記荷役フレーム34の基端は、上記コンテ
ナ搭載台12の前後方向略中央部を水平方向に延びる軸
35に回動自在に支持されている。また、上記コンテナ
搭載台12と荷役フレーム34の基端部(軸35よりも
先端側)との間には、一対のリフトシリンダ36が連携
され、伸長時に荷役フレーム34を後方へ回動させて起
立状態にする一方、収縮時に荷役フレーム34を前方へ
回動させて倒伏状態にするようになっている。さらに、
上記荷役フレーム34は、その基部側に位置する傾動フ
レーム部34aと、先部側に位置するL型フレーム部3
4bとを備え、L型フレーム部34bが傾動フレーム部
34aに対して車体前後方向に摺動自在に支持されてい
る。この両フレーム部34a,34b間には摺動シリン
ダ37が連携され、該摺動シリンダ37の伸長時にL型
フレーム部34bを車体前方に摺動させる一方、収縮時
にL型フレーム部34bを車体後方に摺動させるように
なっている。そして、上記L型フレーム部34bの先端
(荷役フレーム34の先端)には、フック34cが設け
られている。このフック34cは、上記コンテナCの前
壁Cd上端に設けた略U字状のフック係合部Cfに係合
するようになっている。この場合、車両本体10の各車
輪Wは、悪路での走行を可能とするよう全輪駆動方式と
なっている。
【0020】また、図3に示すように、上記コンテナC
の底壁部Caとコンテナ搭載台12との間には、これら
を一体に結合し、あるいはこれらを離脱するための係脱
機構4が設けられる。この係脱機構4は、コンテナCの
底壁部Caに固着される係合鈎41と、コンテナ搭載台
12に設けられ、上記係合鈎41と係脱し得る被係合鈎
42とにより構成されており、コンテナCがコンテナ搭
載台12上に引上げられて摺動シリンダ37により前進
位置(図3に実線で示す位置)に位置付けられたときに
係合鈎41が被係合鈎42に係合する一方、コンテナC
が傾動フレーム22上において摺動シリンダ37により
後退位置(図3に二点鎖線で示す位置)に位置付けられ
たときに係合鈎31が被係合鈎32から離脱するように
構成されている。
【0021】そして、図1に実線で示すように、堆肥運
搬・散布車1は、傾動フレーム部34aがコンテナ搭載
台12上に倒伏し、その上にコンテナCが積載されてい
る状態では走行姿勢にあり、コンテナC内に堆肥を収容
して運搬する堆肥運搬用として使用され、また、図1に
一点鎖線で示すように、ゲート21を上昇させてフロア
コンベア25およびビータ26を作動させることでコン
テナC内の堆肥を散布する堆肥散布用として使用され
る。
【0022】図2に示すように、コンテナCを地上に降
ろすには、摺動シリンダ37を収縮動させてL型フレー
ム部34bを後退位置に位置付け、コンテナCの後部を
コンテナ搭載台12よりもかなり後方に突出させる。こ
れにより、コンテナCの重心が車両本体10の後方に移
動するとともに、係脱機構4による係合が解除されるの
で、コンテナCとコンテナ搭載台12との連結が断たれ
る。この状態で、リフトシリンダ36を伸長動させる
と、荷役フレーム34(傾動フレーム部34aおよびL
型フレーム部34b)が軸35回りに回転し、コンテナ
Cがその自重により案内ローラ14上を滑走して地上に
降ろされる。さらに、コンテナCの壁Cdのフック係合
部Cfに対するフック34cの係合を解除することで、
コンテナCが堆肥運搬・散布車1から分離される。一
方、地上に降されたコンテナCをコンテナ搭載台12上
に積み込むには、上記と逆の操作が行われる。
【0023】そして、上記車両本体10には、上記リフ
トシリンダ36および摺動シリンダ37に対して作動油
を供給する油圧ポンプ(図示せず)が設けられている。
この油圧ポンプは、コンテナC側のゲートシリンダ2
3、コンベアモータ25d、ビータモータ27および回
動シリンダ29などの油圧駆動機器にも作動油を供給し
これらの油圧駆動機器を駆動するようになされている。
つまり、図1および図3に実線で示すように、コンテナ
Cがコンテナ搭載台12上に搭載されている状態では、
車両本体10側の油圧ポンプPに連通する駆動源側油圧
回路としての車体側油圧回路(図示せず)と、コンテナ
C側の油圧駆動機器としてのゲートシリンダ23、コン
ベアモータ25d、ビータモータ27および回動シリン
ダ29などに連通する油圧駆動機器側油圧回路としての
コンテナ側油圧回路(図示せず)とが、6つの油圧カプ
ラ5,…を介して油圧的に接続され、ゲートシリンダ2
3、コンベアモータ25d、ビータモータ27および回
動シリンダ29などに作動油を供給することが可能とな
る。一方、図2に示すようにコンテナCがコンテナ搭載
台12上から降された状態では、上記各油圧カプラ6の
接続解除(分離)により、上記ゲートシリンダ23、コ
ンベアモータ25d、ビータモータ27および回動シリ
ンダ29などへの作動油の供給が遮断されるようになっ
ている。
【0024】ここで、油圧カプラ5の構造を、図6およ
び図7に基づいて説明する。
【0025】各油圧カプラ5は、雌カプラ51と、雄カ
プラ52とで構成され、油圧カプラ自動接続装置Xによ
って、雌カプラ51と雄カプラ52とが自動的に断接さ
れるようになされている。この油圧カプラ自動接続装置
Xは、振動吸収手段としての振動吸収装置6を備えてい
る。この振動吸収装置6は雌カプラ51に設けられ、雌
カプラ51は、振動吸収装置6を介してコンテナ搭載台
12の後端部にそれぞれ取り付けられるようになってい
る。各雌カプラ51は、車体側油圧回路の送油管16に
接続されている。一方、雄カプラ52は、振動吸収装置
6と対応するコンテナCの各主桁Cbの後端部にそれぞ
れメンバ部材C1を介して取り付けられ、コンテナ側油
圧回路の給油管C2に接続されている。
【0026】各油圧カプラ5は従来公知のものであっ
て、雌カプラ51は、内部に油通路51aを形成する略
円筒状の雌カプラ内側本体51bと、この雌カプラ内側
本体51bの外周前部に空間を存して固設され、雌カプ
ラ内側本体51bよりも前方(図6および図7では右
側)に突出する略円筒状の雌カプラ外側本体51cと、
この雌カプラ外側本体51cの外周面に摺動自在に嵌合
され、外周面にローレットを刻設した外側スリーブ51
dと、この外側スリーブ51dと雌カプラ外側本体51
cとの間に縮装され、外側スリーブ51dを後方に付勢
する圧縮バネ51eと、雌カプラ外側本体51cの前部
において周方向所定間隔置きに半径方向に貫通する貫通
孔51f内にそれぞれ設けられたロックボール51g
(図6および図7では1箇所のみ示す)と、外側スリー
ブ51dの略中央内周部に設けられた周溝51hと、雌
カプラ内側本体51bと雌カプラ外側本体51cとの間
に摺動自在に設けられた内側スリーブ51iと、雌カプ
ラ内側本体51bと雌カプラ外側本体51cとの間に縮
装され、内側スリーブ51iを前方に付勢する圧縮バネ
51jとを備えている。さらに、雌カプラ内側本体51
b内には、図示しないが、弁体と、この弁体を閉弁位置
に付勢して油通路51aを遮断する弁バネとが設けられ
る。
【0027】図8〜図10に示すように、各振動吸収装
置6は、車幅方向に並設された3つの雌カプラ51の外
側スリーブ51dをそれぞれ上下方向から挟持する断面
略半円弧状のカプラ挟持部61a,62aを有するカプ
ラ支持手段としての上下一対のカプラブラケット61,
62と、この上下のカプラブラケット61,62を各雌
カプラ51を挟んで締結する複数の締結ボルト63,…
と、後面略中央に各雄カプラ52の挿通可能な開口64
aを有するとともに前面が開口する箱状に形成され、そ
の内部後側においてカプラブラケット61,62が車体
左右方向、車体前後方向および上下方向に空間を有して
収容されるケース64と、このケース64の上面にそれ
ぞれ固設されて前方に突出する3本のスタッドボルト6
4b,…と、略中央部に車体側油圧回路の送油管16を
挿通可能とする挿通孔65aを有し、ケース64の各ス
タッドボルト64bを挿通した状態でナット64e,…
により締結されて上記ケース64の前面を閉塞するプレ
ート65と、ケース64内における各雌カプラ51の反
接続側部(図10では左側部)の周囲にそれぞれ巻回さ
れた状態で各カプラブラケット61,62の前壁(図1
0では左側の壁)とプレート65との間に縮装され、各
カプラブラケット61,62を後方(図10では右側)
に付勢するスプリング66と、ケース64内の底壁に左
右一対のボルト64c,64cを介して締結され、下側
のカプラブラケット62を前後方向に摺動自在に支持す
る左右一対のパッド64d,64dと、上記ケース64
の左右両側壁にそれぞれ取り付けられ、図示しないコイ
ルバネにより突出するセンタピン67aを上下のカプラ
ブラケット61,62の合わせ目間に係合させて各カプ
ラブラケット61,62を左右方向および上下方向に付
勢する前後一対の公知のプランジャ67,67とを備え
ている。そして、図11〜図13に示すように、各振動
吸収装置6のケース64は、コンテナ搭載台12の後端
部よりそれぞれ車幅方向外方へ突出する取付フレーム6
0の上面に溶接されるとともに、プレート65の下端を
取付フレーム60の前面にボルト65bを介して締結す
ることによって取り付けられている。この場合、上下一
対のカプラブラケット61,62は、ケース64内にお
いて各雌カプラ51を車体左右方向、車体前後方向およ
び上下方向に移動可能に支持するようになされている。
【0028】一方、図6および図7に示すように、各雄
カプラ52は、内部に油通路52aを形成する略円筒状
の雄カプラ本体52bと、この雄カプラ本体52bの前
部外周面に設けられ、雌カプラ51に対する接続時に上
記各ロックボール51gが係脱可能に係合する断面略半
円弧状の周溝52cとを備えている。また、雄カプラ本
体52bの内部には、図示しないが、弁体と、この弁体
を閉弁位置に付勢して油通路52aを遮断する弁ばねと
が設けられている。そして、雌カプラ51の弁体と、雄
カプラ52の弁体とは、雌カプラ51および雄カプラ5
2同士の接続時に互いに当接して弁体同士がそれぞれ弁
バネの付勢力に抗して開弁位置に位置付けられる一方、
雌カプラ51および雄カプラ52同士の離脱時に弁体同
士がそれぞれ弁バネの付勢力によって閉弁位置に位置付
けられるようになっている。
【0029】図14〜図16に示すように、メンバ部材
C1は、それぞれ内端部がコンテナCの各主桁Cbの後
端部に固設されて車幅方向外方に突出し、車幅方向に並
設された3つの雄カプラ52の雄カプラ本体52bをブ
ラケットC3を介して一体的に取り付けるようになされ
ている。
【0030】また、図8〜図10に示すように、各振動
吸収装置6の各カプラブラケット61,62の左右両端
(各雌カプラ51よりも左右両側寄り)には、後方に行
くに従い拡径するテーパ部71aを有する略円筒形状の
案内部材71をそれぞれ上下方向から挟持する断面略半
円弧状の案内部材挟持部61b,62bが設けられてい
る。この各案内部材71も、各雌カプラ51と同様にケ
ース64内において車体左右方向、車体前後方向および
上下方向に移動可能に支持されている。一方、図12に
示すように、ブラケットC3の左右両端(各雄カプラ5
2よりも左右両側寄り)には、コンテナCの積み込み時
に上記各案内部材71に対し挿脱可能に挿通されるよう
にそれぞれ車体前方に突出するピンC4が設けられてい
る。そして、上記各案内部材71と各ピンC4とによっ
て、各雌カプラ51および各雄カプラ52の接続時に各
雄カプラ52を各雌カプラ51に対し案内するガイド手
段7(図8および図9に表れる)が構成されている。こ
の場合、各雄カプラ52は、コンテナ搭載台12上にコ
ンテナCが積み込まれて所定の走行位置に設置される
と、ガイド手段7によって案内されながら各雌カプラ5
1に嵌入接続される。
【0031】図6に示すように、各雌カプラ51の外側
スリーブ51dは、圧縮バネ51eの後方への付勢力に
よって、振動吸収装置6のケース64後面略中央の開口
64a周縁に当接し、各雄カプラ52を自動的に接続で
きるように接続可能な状態に保持されている。つまり、
各雌カプラ51の外側スリーブ51dが圧縮バネ51e
の付勢力によって振動吸収装置6のケース64後面略中
央の開口64a周縁に当接していると、上下のカプラブ
ラケット61,62に支持された各雌カプラ51は、図
7に示すように、その外側スリーブ51dが前進位置
(図7に示す位置)に保持され、これにより、各ロック
ボール51gが周溝51hに係合して雌カプラ外側本体
51cの内周面より没入し、各雄カプラ52を接続でき
る状態に保持される。
【0032】そして、図6に示すように、コンテナCが
コンテナ搭載台12上にその後方より積み込まれて所定
の走行位置に設置されると、各雌カプラ51と各雄カプ
ラ52とは自動的に接続されて、給油管C2と送油管1
6とが連通接続され、油圧ポンプに連なる車体側油圧回
路と油圧駆動機器に連なるコンテナ側油圧回路とが連通
接続される。いま、コンテナCが地上よりコンテナ搭載
台12上に積み込まれてその前方に移動する過程で、各
雄カプラ52の雄カプラ本体52bは、各雌カプラ51
の雌カプラ外側本体51c内に挿嵌される。このとき、
各雌カプラ51の外側スリーブ51dは前進位置に保持
されているので、雄カプラ本体52bは内側スリーブ5
1iを前方へ押し込みながら難なく雌カプラ外側本体5
1cに挿嵌可能である。そして、その過程で、各雌カプ
ラ51および各雄カプラ52の弁体同士が衝合して開弁
方向に移動され、それらは開弁されて油通路は連通状態
とされ、さらに雌カプラ外側本体51cの貫通孔51f
と雄カプラ本体52bの周溝52cとが一致した時点で
雄カプラ本体52bの周溝52cに各ロックボール51
gが係合し、外側スリーブ51dに対してスプリング6
6の付勢力に抗して雌カプラ外側本体51cが前進移動
(図6では左方)し、これにより、雌、雄カプラ51,
52が接続状態に保持される。
【0033】一方、図3に二点鎖線で示すように、コン
テナCをコンテナ搭載台12上より降すべく後方に移動
させると、図7に示すように、各雄カプラ52により各
雌カプラ51が後方へ引かれて外側スリーブ51dの後
端がケース64後面の開口64a周縁に対し強く当接
(走行時の車体前後方向への振動による当接よりも強い
当接)し、外側スリーブ51dが前方(図7では左側)
へ移動する。これにより、各ロックボール51gが雄カ
プラ本体52bの周溝52cから離脱して外側スリーブ
51dの周溝51hに係合し、各雄カプラ52が各雌カ
プラ51から自動的に分離可能となる。そして、各雌カ
プラ51の内側スリーブ51iが圧縮バネ51jの付勢
力により後方に飛び出し、各ロックボール51gを雌カ
プラ外側本体51cの内周面より没入させて次回の各雄
カプラ52の接続に備えるとともに、各雌カプラ51お
よび雄カプラ52の弁体をそれぞれ閉弁させるようにし
ている。
【0034】本実施形態の場合、コンテナ搭載台12
(車両本体10)とコンテナCとの間に存在するガタに
よってコンテナCが走行時に振動しても、その走行振動
のうちの上下方向の振動が係脱機構4によって抑制され
ることに加え、特に、走行時の振動のうち、車体前後方
向の振動が上下のカプラブラケット61,62(各雌カ
プラ51)をケース64内で車体前後方向に移動可能に
支持する各スプリング66の付勢力によって吸収される
とともに、車体左右方向の振動が上下のカプラブラケッ
ト61,62(各雌カプラ51)をケース64内で車体
左右方向および上下方向に移動可能に支持する各プラン
ジャ67の付勢力によって吸収される。このため、走行
時に各雌カプラ51および各雄カプラ52に対し車体左
右方向および車体前後方向への振動が伝達されることは
なく、油圧カプラ5(各雌カプラ51および各雄カプラ
52)の損傷を効果的に防止することができる。
【0035】しかも、各振動吸収装置6の各カプラブラ
ケット61,62の左右両端(案内部材挟持部61b,
62b)に挟持された案内部材71と、ブラケットC3
の左右両端の各ピンC4とによって、各雌カプラ51お
よび各雄カプラ52の接続時に各雄カプラ52を各雌カ
プラ51に対し案内するガイド手段7が構成されている
ので、コンテナ搭載台12上にコンテナCを積み込む際
に各雌カプラ51に対し各雄カプラ52が確実に嵌入接
続され、各雌カプラ51および各雄カプラ52の位置合
わせ精度を向上させることができる。
【0036】さらに、振動吸収装置6のケース64内に
おいて各雌カプラ51が上下のカプラブラケット61,
62を介して車体左右方向、車体前後方向および上下方
向に移動可能に支持されていることに加え、各雌カプラ
51および各雄カプラ52の位置合わせ精度が向上して
いることにより、コンテナCを地上からコンテナ搭載台
12上に積み込む際の各雌カプラ51および各雄カプラ
52の微少なズレが各カプラブラケット61,62の移
動によって確実に吸収されることになる。これによっ
て、位置合わせ精度の高い油圧カプラ5を用いることが
可能となり、油圧カプラ5切断時の車体側およびコンテ
ナ側油圧回路の残圧による油漏れを効果的に防止するこ
とができる。
【0037】なお、上記実施形態では、振動吸収装置6
によって各雌カプラ51をコンテナ搭載台12に取り付
けたが、振動吸収装置によって各雄カプラがコンテナ搭
載台に取り付けられていたり、振動吸収装置によって各
雌カプラまたは各雄カプラがコンテナの主桁に取り付け
られていてもよい。
【0038】また、上記実施形態では、油圧カプラ5を
コンテナ搭載台12とコンテナCの主桁Ceとの間に取
り付けたが、油圧カプラの取付位置はこれに限定される
ものではなく、油圧カプラが車両本体(コンテナ搭載
台)に対し傾動する傾動フレームとコンテナの底部との
間に取り付けられていてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1に
おける脱着車両の油圧カプラ自動接続装置によれば、車
体とコンテナとの間での振動を吸収する振動吸収手段を
雄カプラまたは雌カプラに設けることで、雄カプラおよ
び雌カプラへの走行振動の伝達を防止し、油圧カプラの
損傷を防止することができる。
【0040】本発明の請求項2における脱着車両の油圧
カプラ自動接続装置によれば、雄カプラまたは雌カプラ
を少なくとも車体左右方向および車体前後方向に移動可
能に支持するカプラ支持手段を設けることで、雄カプラ
および雌カプラに対する車体左右方向および車体前後方
向への走行振動の伝達を防止し、油圧カプラの損傷を効
果的に防止することができる。しかも、コンテナ積み込
み時の雄カプラおよび雌カプラの微少なズレをカプラ支
持手段によって吸収し、位置合わせ精度の高い油圧カプ
ラを用いて油圧カプラ切断時の油圧回路の残圧による油
漏れを防止することができる。
【0041】さらに、本発明の請求項3における脱着車
両の油圧カプラ自動接続装置によれば、雄カプラおよび
雌カプラのいずれか一方を他方に対する接続時に案内す
るガイド手段を設けることで、コンテナ積み込み時に雄
カプラと雌カプラとを確実に接続し、雄カプラおよび雌
カプラの位置合わせ精度を向上させることができるとと
もに、より位置合わせ精度の高い油圧カプラを用いて油
圧カプラ切断時の油漏れをより確実に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる油圧カプラ自動接続
装置を備えた堆肥運搬・散布車に対するコンテナの搭載
状態を示す側面図である。
【図2】堆肥運搬・散布車に対するコンテナの積み降し
途中状態を示す側面図である。
【図3】堆肥散布装置を示すコンテナ後部の側面図であ
る。
【図4】コンテナの平面図である。
【図5】堆肥散布装置の拡大図である。
【図6】油圧カプラの接続状態を示す側面図である。
【図7】油圧カプラの切断状態を示す側面図である。
【図8】振動吸収装置を上方から視た平面図である。
【図9】振動吸収装置を車体後方から視た背面図であ
る。
【図10】振動吸収装置を車体左側方から視た側面図で
ある。
【図11】取付フレームに取り付けた状態で振動吸収装
置付近を車体後方から視た背面図である。
【図12】車両本体に取り付けた状態で振動吸収装置付
近を上方から視た平面図である。
【図13】車両本体に取り付けた状態で振動吸収装置付
近を車体左側方から視た平面図である。
【図14】メンバ部材に取り付けた状態で雄カプラ付近
を車体前方から視た正面図である。
【図15】メンバ部材に取り付けた状態で雄カプラ付近
を上方から視た平面図である。
【図16】メンバ部材に取り付けた状態で雄カプラ付近
を車体左側方から視た側面図である。
【符号の説明】
1 堆肥運搬・散布車(脱着車両) 11 車体フレーム(車体) 23 ゲートシリンダ(油圧駆動機器) 25d コンベアモータ(油圧駆動機器) 27 ビータモータ(油圧駆動機器) 29 回動シリンダ(油圧駆動機器) 5 油圧カプラ 51 雌カプラ 52 雄カプラ 6 振動吸収装置(振動吸収手段) 61,62 カプラブラケット(カプラ支持手段) 7 ガイド手段 C コンテナ X 油圧カプラ自動接続装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に対しコンテナを着脱自在に搭載
    し、車体側の油圧源に連通する油圧源側油圧回路と、コ
    ンテナ側の油圧駆動機器に連通する油圧駆動機器側油圧
    回路とを油圧カプラを介して断接可能に接続し、上記油
    圧源からの作動油を上記油圧駆動機器に供給して油圧駆
    動機器を作動させるようにした脱着車両において、 上記油圧カプラは、抜き差し自在に接続される雄カプラ
    および雌カプラを備え、 この雄カプラおよび雌カプラのいずれか一方が車体側に
    設けられている一方、他方がコンテナ側に設けられ、 コンテナを車体に対し積み卸しするときに上記雄カプラ
    および雌カプラが自動的に断接されるように構成され、 雄カプラまたは雌カプラは、車体とコンテナとの間のガ
    タにより生じる振動を吸収する振動吸収手段を備えてい
    ることを特徴とする脱着車両の油圧カプラ自動接続装
    置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の脱着車両の油圧カ
    プラ自動接続装置において、 振動吸収手段は、雄カプラまたは雌カプラを少なくとも
    車体左右方向および車体前後方向に移動可能に支持する
    カプラ支持手段を備えていることを特徴とする脱着車両
    の油圧カプラ自動接続装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2に記載の脱
    着車両の油圧カプラ自動接続装置において、 雄カプラおよび雌カプラには、互いの接続時に雄カプラ
    および雌カプラのいずれか一方を他方に対し案内するガ
    イド手段を備えていることを特徴とする脱着車両の油圧
    カプラ自動接続装置。
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