JP2007276580A - 搬送車と牽引台車との連結装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】搬送車1の後部に設けられた連結部材11と、牽引台車6の前部に設けられた牽引杆25との連結装置10において、連結部材11の後部に係止部14を設け、この係止部14を昇降手段18により昇降可能にし、この昇降手段18により、連結部材11の係止部14を下降させることにより、後方に向け広域な連結スペースSを形成した牽引杆25の内側に係合させ、搬送車1の前進により、連結部材11の係止部14を、牽引杆25の前端部側に案内し得るようにし、かつ、後方への戻止め手段30をもって前記係止部を保持させることにより、牽引台車6を連結可能にするとともに、連結部材11の係止部14を上昇させることにより、牽引台車6との連結状態を解除可能にする。
【選択図】図1
Description
しかも、ピン溝またはピン孔を備える牽引杆の取付け位置は、牽引台車における前部中央の一個所だけであるので、機械的強度と搬送時の安定性の面から重量物の牽引には、不向きであるという問題があった。
(1) 搬送車の後部に設けられた連結部材と、牽引台車の前部に設けられた牽引杆との連結装置において、連結部材の後部に係止部を設け、この係止部を昇降手段により昇降可能にし、この昇降手段により、連結部材の係止部を下降させることにより、後方に向け広域な連結スペースを形成した牽引杆の内側に係合させ、搬送車の前進により、連結部材の係止部を、牽引杆の前端部側に案内し得るようにし、かつ、後方への戻止め手段をもって前記掛止部を保持させることにより、牽引台車を連結可能にするとともに、連結部材の係止部を上昇させることにより、牽引台車との連結状態を解除可能にする。
(a) 請求項1記載の発明によると、連結時、搬送車における連結部材の後部に昇降可能に設けた係止部を、牽引台車の前部に設けた牽引杆の広域な連結スペースの内側に下降させて係合させるようにしてあるので、連結作業を、ピンポイントで行う必要なく容易に行うことができ、連結ミスをなくすことができる。
また、後方への戻止め手段をもって係止部を保持させてあるため、係止部が、牽引杆の前端部側から後方の広域な連結スペース内に後戻りすることなく、安定した連結が得られる。
さらに、連結解除時、連結部材の係止部を上昇させるだけで、容易に連結を解除することができる。
また、案内アーム部材における前端部の内側に、後方に向け開放するピン溝を設けてあるので、搬送車の前進により、下向き昇降ピンを、ピン溝に向けて容易に案内することができ、下向き昇降ピンの左右方向の揺動を阻止することができ、安定した連結が行える。
さらに、案内アーム部材が、牽引台車の前部左右に二股状に2点支持状態で取り付けられるので、牽引台車の前部左右を、牽引杆により牽引することができ、走行安定性を高めるとともに、重量物の牽引に適する。
図1は、本発明の一実施形態の連結装置を備えた搬送車と牽引台車との連結状態を示す斜視図、図2は、連結部材と牽引杆の連結状態を拡大して示す要部側面図、図3は、同じく、平面図、図4は、連結部材における揺動アーム部材の上下揺動に伴う昇降ピンの昇降状態を拡大して示す側面図、図5は、牽引台車における牽引杆の戻止め手段による連結状態を示す底面図、図6は、牽引杆の底面図である。
図7は、図2の連結状態における昇降ピンの案内アーム部材における連結スペースへの係合状態を示す側面図、図8は、同じく、平面図である。
図4、図7及び図8に想像線で示すように、連結部材(11)の揺動アーム部材(12)を上昇させて、下向き昇降ピン(14)を上昇位置にして、搬送車(1)の後部を牽引台車(6)の前部に接近させ、下向き昇降ピン(14)が、案内アーム部材(26)の広域な連結スペース(S)の上方に位置するようにする。
また、戻止め手段(30)において、2個のローラ(31)(31)を用いて構成したが、1個のローラでもよい。
(2)台車
(3)従動車輪
(4)駆動車輪
(5)駆動装置
(6)牽引台車
(7)台車
(8)(9)従動車輪
(10)連結装置
(11)連結部材
(12) 揺動アーム部材
(12a)基端部
(13)掛け金具
(14)下向き昇降ピン(係止部)
(15)キャスタ(転動体)
(16)軸受部材
(17)水平軸
(18)偏心カム手段(昇降手段)
(19)駆動モータ
(20)モータ軸
(21)タイミングベルト
(22A)駆動プーリ
(22B)従動プーリ
(23)カム軸
(24)偏心カム
(25)牽引杆
(26)案内アーム部材
(26a)前端部
(26b)(26b)後端部
(27)ピン溝
(28)ブラケット
(29)ボルト
(29a)ボルト孔
(30)戻止め手段
(32)保持溝
(33)軸
(33a)軸孔
(34)係止爪
(35)軸
(35a)軸孔
(36) 支軸
(36a)軸孔
(37)スプリング(付勢体)
(S)連結スペース
(W)物品
Claims (9)
- 搬送車の後部に設けられた連結部材と、牽引台車の前部に設けられた牽引杆との連結装置において、
連結部材の後部に係止部を設け、この係止部を昇降手段により昇降可能にし、この昇降手段により、連結部材の係止部を下降させることにより、後方に向け広域な連結スペースを形成した牽引杆の内側に係合させ、搬送車の前進により、連結部材の係止部を、牽引杆の前端部側に案内し得るようにし、かつ、後方への戻止め手段をもって前記係止部を保持させることにより、牽引台車を連結可能にするとともに、連結部材の係止部を上昇させることにより、牽引台車との連結状態を解除可能にしたことを特徴とする搬送車と牽引台車との連結装置。 - 連結手段を、牽引台車に向けて後方に延出する揺動アーム部材と、この揺動アーム部材の後端部に取り付けた、前記係止部としての下向き昇降ピンとにより構成したことを特徴とする請求項1記載の搬送車と牽引台車との連結装置。
- 揺動アーム部材を、偏心カム手段をもって、上下に揺動可能としたことを特徴とする請求項2記載の搬送車と牽引台車との連結装置。
- 偏心カム手段を、搬送車の下面部に設置した駆動モータと、この駆動モータのモータ軸に連動しかつタイミングベルトをもって回転駆動する1対のプーリと、これらプーリにおける従動プーリのカム軸に偏心回転可能に設けた偏心カムとを備え、この偏心カムの外周面を、前記揺動アーム部材の下面部に摺接させて構成したことを特徴とする請求項3記載の搬送車と牽引台車との連結装置。
- 揺動アーム部材の中間下部に、転動体を設けたことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の搬送車と牽引台車との連結装置。
- 牽引杆を、後方に向け広域な連結スペースを形成する平面視逆V字形をなす案内アーム部材と、この案内アーム部材における前端部の内側に、後方に向け開放するピン溝とを備えたものとしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の搬送車と牽引台車との連結装置。
- 戻止め手段を、外周に複数の保持溝が形成されたローラを有し、このローラを、案内アーム部材の前端部に、係止手段をもって一方向に水平回転可能に設け、前記保持溝が、案内アーム部材のピン溝内に臨むように配置するとともに、搬送車の前進により、ピン溝の後端から前端に向けて移動する下向き昇降ピンの押込み動作に伴うローラの回転により、保持溝内に、下向き昇降ピンを取込み保持可能にすることにより構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の搬送車と牽引台車との連結装置。
- 戻止め手段を、外周に複数の保持溝が形成された左右1対のローラを有し、これら左右のローラを、案内アーム部材の前端部に、前記ピン溝の両側に、互いに相反する方向に、係止手段をもって一方向に水平回転可能に設け、前記左右のローラにおける保持溝を、案内アーム部材のピン溝内に対向させて臨むように配置するとともに、搬送車の前進により、ピン溝の後端から前端に向けて移動する下向き昇降ピンの押込み動作に伴うローラの回転により、保持溝内に、下向き昇降ピンを取込み保持可能にして構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の搬送車と牽引台車との連結装置。
- 係止手段を、ローラの外周近傍に水平回動自在に設けた係止爪と、この係止爪の先端部をローラの外周における保持溝の一つに常に係合させるように付勢する付勢体とからなるラチェット機構としたことを特徴とする請求項7または8記載の搬送車と牽引台車との連結装置。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008239080A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Daihatsu Motor Co Ltd | 二車両の連結構造並びに二車両の連結及び切り離し方法。 |
JP2014097784A (ja) * | 2012-10-16 | 2014-05-29 | Calsonic Kansei Corp | 無人搬送車の連結装置 |
JP7403193B1 (ja) * | 2023-01-11 | 2023-12-22 | サンナイス株式会社 | 搬送システムの制御装置及び搬送システム |
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JPS6358082A (ja) * | 1986-08-28 | 1988-03-12 | 三洋電機株式会社 | 冷凍装置 |
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