JP2565197Y2 - エアコン用チャージングバルブの取付構造 - Google Patents

エアコン用チャージングバルブの取付構造

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JP2565197Y2
JP2565197Y2 JP2984692U JP2984692U JP2565197Y2 JP 2565197 Y2 JP2565197 Y2 JP 2565197Y2 JP 2984692 U JP2984692 U JP 2984692U JP 2984692 U JP2984692 U JP 2984692U JP 2565197 Y2 JP2565197 Y2 JP 2565197Y2
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JP
Japan
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charging valve
pipe
clamp
hole
air conditioner
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勝哉 竹尾
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Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車等のエアコンの
冷媒回路に冷媒を充填するためのエアコン用チャージン
グバルブの取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等のエアコンに冷媒を充填するた
めに、冷媒回路を構成するパイプの所定位置にチャージ
ングバルブが設けられている。
【0003】従来、チャージングバルブのパイプへの取
付けは、例えば図4に示すように、パイプ1の側壁に孔
を設け、この孔にチャージングバルブ2をろう付けする
ことによって行われている。なお、図4中、3は断熱部
材、4はナット、5はホース、6はジョイントである。
【0004】エアコン用チャージングバルブに関する先
行技術としては、実開昭56-87768号公報、実開昭59-582
88号公報に開示されたものなどがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のろう付けに
よるチャージングバルブの取付構造では、ろう付けする
手間がかかり、また、チャージングバルブに不具合が発
生した場合、パイプごと交換する必要があるので修理の
コストが高くなるという問題がある。
【0006】また、パイプ1に断熱部材3を装着する場
合、ろう付けの際の熱の影響を避けるため、パイプ1に
チャージングバルブ2をろう付けした後、断熱部材3に
パイプ1をジョイント6側から挿通するようにしている
ので、チャージングバルブ2とナット4との間には、こ
のような断熱部材を装着することができないという問題
を生じる。
【0007】本考案は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、チャージングバルブをろう付けすることなくパイ
プに取付けることができるエアコン用チャージングバル
ブの取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案のエアコン用チャ
ージングバルブの取付構造は、上記の課題を解決するた
めに、冷媒を流通させるパイプの側壁にチャージングバ
ルブを装着する孔および凹部を設け、前記孔にフランジ
部を有するチャージングバルブを挿入し、該チャージン
グバルブのフランジ部に当接するクランプを前記パイプ
に外嵌させるとともに前記パイプの凹部に係合させて前
記チャージングバルブを固定することを特徴とする。
【0009】
【作用】このように構成したことにより、パイプの孔に
挿入されたチャージングバルブは、パイプに外嵌されパ
イプの凹部に係合して固定されたクランプが、フランジ
部当接することによってパイプに接続されて固定され
る。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。なお、図1ないし図3においては、図4
に示す従来例と同様の部材には同一の番号を付して説明
する。
【0011】図1ないし図3において、1は、自動車の
エアコンの冷媒回路を構成するパイプである。パイプ1
には、その側壁に孔7が設けられており、また、孔7の
反対側の外周面に軸方向に延びる凹部8が形成されてい
る。
【0012】9は、パイプ1に冷媒を充填するためのチ
ャージングバルブである。チャージングバルブ9の一端
側には、パイプ1の孔7に挿入される挿入部10が設けら
れており、他端側には冷媒の充填装置(図示せず)を接
続するためのジョイント部11が設けられている。また、
中間部には、凸部12a を有するフランジ部12が設けられ
ている。
【0013】13は、チャージングバルブ9をパイプ1に
固定するためのクランプである。クランプ13は、ばね部
材からなり、円筒状の側壁の一部を切り欠いて把持部14
を設けた形状となっている。把持部14の先端部は、丸め
られており、クランプ9の内側に突出する係合部15が形
成されている。そして、把持部14を撓ませ拡開してパイ
プ1に外嵌させると、図2および図3に示すように、把
持部14がその弾性力によってパイプ1を把持するととも
に係合部15がパイプ1の凹部8に係合するようになって
いる。また、クランプ13の側壁には、チャージングバル
ブ9のジョイント部11を挿通させフランジ部12の凸部12
a に嵌合する孔16が設けられている。
【0014】17は、パイプ1とバルブ9のフランジ部12
との間をシールするシール部材(Oリング等)である。
【0015】以上のように構成した本実施例の作用につ
いて次に説明する。
【0016】チャージングバルブ9のパイプ1への取付
けは次のようにして行われる。先ず、チャージングバル
ブ9のフランジ部12とパイプ1との間にシール部材17を
介装して挿入部10を孔7に挿入する。次に、クランプ13
の把持部14を撓ませて拡開させ、孔16にチャージングバ
ルブ9のジョイント部11を挿通させて把持部14の弾性力
によりパイプ1を把持させるとともに係合部15をパイプ
1の凹部8に係合させる。
【0017】このようにして、クランプ13をパイプ1に
外嵌して固定すると、クランプ13の孔16の周囲の側壁の
内周面がチャージングバルブ9のフランジ部12に当接
し、また、孔16にフランジ部12の凸部12a が嵌合するこ
とにより、チャージングバルブ9がパイプ1に接続され
て固定される。
【0018】このとき、クランプ13の係合部15がパイプ
1の凹部8に係合し、また、クランプ13の孔16にチャー
ジングバルブ9の凸部12a が嵌合するため、クランプ14
およびチャージングバルブ9の位置決めが確実に行われ
るので、チャージングバルブ9の取付け不良が生じにく
くなる。また、クランプ13は、把持部14をその弾性力に
抗して拡開させることによりパイプ1から取外すことが
できるので、チャージングバルブ9はパイプ1に自由に
着脱することができる。
【0019】そして、ろう付けが不要となるため、チャ
ージングバルブ9を装着する前にパイプ1に断熱部材を
装着できるので、断熱部材の配置の自由度を増すことが
できる。また、チャージングバルブ9は着脱可能である
から、不具合が発生した場合、チャージングバルブ9の
みを交換することができるので修理のコストが安くな
る。
【0020】なお、図には示していないが、クランプ13
の孔16の周囲の側壁を外側に膨出させてチャージングバ
ルブ9のフランジ部12を収容する膨出部を形成し、フラ
ンジ部12と膨出部とを当接させることにより、チャージ
ングバルブ9を固定するようにしてもよい。
【0021】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案のエアコン
用チャージングバルブの取付構造によれば、パイプの孔
に挿入されたチャージングバルブは、パイプに外嵌され
パイプの凹部に係合して固定されたクランプが、フラン
ジ部に当接することによってパイプに接続されて固定さ
れる。よって、チャージングバルブは、クランプの着脱
によりパイプに自由に着脱することができ、パイプにろ
う付けする必要がない。その結果、チャージングバルブ
を取付ける前にパイプに断熱部材を装着できるので、断
熱部材の配置の自由度を増すことができる。また、チャ
ージングバルブに不具合が発生した場合、チャージング
バルブのみを交換することができるので修理のコストが
安くなるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の分解斜視図である。
【図2】図1の実施例のクランプをパイプに外嵌した状
態を示す図であり、図3のA−A線による縦断面図であ
る。
【図3】図1の実施例のチャージングバルブをパイプに
装着した状態を示す斜視図である。
【図4】従来のパイプに取付けられたチャージングバル
ブの斜視図である。
【符号の説明】
1 パイプ 7 孔 8 凹部 9 チャージングバルブ 12 フランジ部 13 クランプ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を流通させるパイプの側壁にチャー
    ジングバルブを装着する孔および凹部を設け、前記孔に
    フランジ部を有するチャージングバルブを挿入し、該チ
    ャージングバルブのフランジ部に当接するクランプを前
    記パイプに外嵌させるとともに前記パイプの凹部に係合
    させて前記チャージングバルブを固定することを特徴と
    するエアコン用チャージングバルブの取付構造。
JP2984692U 1992-03-27 1992-03-27 エアコン用チャージングバルブの取付構造 Expired - Lifetime JP2565197Y2 (ja)

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JPH0580819U JPH0580819U (ja) 1993-11-02
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