JPH11190467A - 配管用クランプ - Google Patents

配管用クランプ

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Publication number
JPH11190467A
JPH11190467A JP9358220A JP35822097A JPH11190467A JP H11190467 A JPH11190467 A JP H11190467A JP 9358220 A JP9358220 A JP 9358220A JP 35822097 A JP35822097 A JP 35822097A JP H11190467 A JPH11190467 A JP H11190467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
pipe
connection block
piping
clamp body
Prior art date
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Pending
Application number
JP9358220A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Miura
健二 三浦
Tomoko Tanaka
智子 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP9358220A priority Critical patent/JPH11190467A/ja
Publication of JPH11190467A publication Critical patent/JPH11190467A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管組立ての製造原価上昇を招くことなく、
確実に配管組立て(接続ブロック)を接続する。 【解決手段】 接続ブロック23の位置(傾き)を矯正
する矯正ガイド部12をクランプ本体部11に一体成形
する。これにより、矯正ガイド部12により接続ブロッ
ク23をクランプ本体部11に対して所定位置に位置す
るように、容易に矯正することができるので、製造公差
を厳しくすることなく、両接続ブロック23、24を接
続することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管と接続ブロッ
クとが一体となった配管組立て(配管アッセンブリ)を
保持固定するための配管クランプに関するものであり、
車両用空調装置に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】車両用空調装置では、室内側の配管と室
外(エンジンルーム)側の配管との接続組付け性を向上
させるべく、図4、5に示すように、両配管21、22
の端部に接続ブロック23、24を各々接合するととも
に、両接続ブロック23、24をボルト25などの締結
手段により結合することにより配管を接続している。
【0003】そして、室内側の配管21を配管クランプ
10により保持するとともに、配管21を保持した状態
で配管クランプ10を車両に固定することによって、配
管組立て20を車両に保持固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、接続ブロッ
ク23は、配管21に溶接などの接合手段により接合さ
れており、その製造公差内において、接続ブロック21
が配管に対してずれて(傾いて)いる。このため、室内
側の配管21に接続された接続ブロック23と、室外側
の配管22に接続された接続ブロック24とが、公差範
囲内において互いに逆向きにずれた場合には、接続ブロ
ック23のボルト穴25aに締結用のボルト25を挿入
することができないという問題が発生す可能性がある。
【0005】この問題に対しては、接続ブロック23、
24を配管21、22に接合する際の製造公差を厳しく
(小さく)するといった手段が考えられるが、この手段
では、配管組立ての製造原価を招いてしまう。本発明
は、上記点に鑑み、配管組立ての製造原価上昇を招くこ
となく、確実に配管組立て(接続ブロック)を接続する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の技術的手段を用いる。請求項1、
2に記載の発明では、配管組立て(20)がクランプ本
体部(11)に保持された状態で、接続ブロック(2
3)がクランプ本体部(11)に対して所定位置に位置
するように、接続ブロック(23)の位置を矯正する矯
正ガイド部(12)を有していることを特徴とする。
【0007】これにより、矯正ガイド部(12)により
接続ブロック(23)をクランプ本体部(11)に対し
て所定位置に位置するように、容易に矯正することがで
きる。したがって、製造公差を厳しくすることなく、配
管を接続することができるので、配管組立て(20)の
製造原価上昇を招くことなく、確実に配管組立て(2
0)を接続することができる。
【0008】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】本実施形態は、本発明に係る配管
用クランプ10を車両用空調装置の冷媒配管を車両に保
持固定するためのクランプに適用したものである。図3
中、21は室内に配設された機器(蒸発器や膨張弁な
ど)に接続された室内配管であり、22はエンジンルー
ム(室外)に配設された機器(凝縮器や圧縮機など)に
接続された室外配管である。
【0010】そして、両配管21、22の端部には、両
配管21、22を接続するための接続ブロック23、2
4が溶接されている。なお、以下、溶接接合された室内
配管21と接続ブロック23とを合わせて配管組立て2
0と呼ぶ。また、両接続ブロック23、24には、図1
に示すように、締結用ボルト25(図3参照)が挿入さ
れるボルト穴25a、および位置決め用のノックピン
(図示せず)が挿入される穴25bが形成されている。
因みに、ボルト穴25aには雌ネジが切られている。
【0011】一方、配管用クランプ10(以下、クラン
プ10と略す。)は、図1、3に示すように、室内配管
21を保持するとともに、車両部材(固定部)30に固
定されるクランプ本体部11と、後述する矯正ガイド部
12とを有して構成されている。そして、クランプ本体
部11は、図1に示すように、2分割可能な第1、2ク
ランプ本体部11a、11bから形成されており、室内
配管21を両クランプ本体部11a、11bにより、そ
の径方向両側から挟み込むことによって配管組立て20
がクランプ10に保持される。
【0012】また、矯正ガイド部12は、配管組立て2
0が第1、2クランプ本体部11a、11bに保持され
た状態で、接続ブロック23がクランプ本体部11に対
して所定位置に位置するように、接続ブロック23の位
置(傾き)を矯正するものであり、この矯正ガイド12
は、各クランプ本体部11a、11bとともに、樹脂に
て一体成形されている。
【0013】ここで、クランプ10の組付け手順につい
て述べておく(図1、2参照)。先ず、第1、2クラン
プ本体部11a、11bによって室内配管21を挟み込
むようにして、両クランプ本体部11a、11bを係合
手段11cにより係合固定(仮固定)する。次に、ビス
13により両クランプ本体部11a、11bを締結す
る。
【0014】なお、クランプ10は、室内とエンジンル
ーム(室外)とを貫通する貫通穴31を閉塞する閉塞部
材を兼ねており、クランプ10と車両部材30との間に
はパッキン32が配設されている。次に、本実施形態の
特徴を述べる。本実施形態によれば、矯正ガイド部12
がクランプ本体部11に形成されているので、矯正ガイ
ド部12により接続ブロック23をクランプ本体部11
に対して所定位置に位置するように、容易に矯正するこ
とができる。
【0015】したがって、製造公差を厳しくすることな
く、両接続ブロック23、24を接続することができる
ので、配管組立て20の製造原価上昇を招くことなく、
確実に配管組立て20(接続ブロック23、24)を接
続することができる。ところで、本発明に係る配管用ク
ランプ10は、車両用空調装置に適用が限定されるもの
ではなく、家庭用空調装置その他の配管用クランプに対
しても適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る配管クランプの分解正
面図である。
【図2】配管組立てが保持された状態における配管クラ
ンプの正面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】従来の技術に係る配管クランプの分解正面図で
ある。
【図5】従来の技術に係る配管クランプの図3に相当す
る断面図である。
【符号の説明】
10…配管用クランプ、11…クランプ本体部、11a
…第1クランプ本体部、11b…第2クランプ本体部、
12…矯正ガイド部、23…接続ブロック。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体が流通する配管(21)、および前
    記配管(21)の端部に接合され、前記配管(21)と
    他の配管(22)とを接続するための接続ブロック(2
    3)からなる配管組立て(20)を固定部(30)に保
    持固定するための配管用クランプであって、 前記固定部(30)に固定されるクランプ本体部(1
    1)と、 前記配管組立て(20)が前記クランプ本体部(11)
    に保持された状態で、前記接続ブロック(23)が前記
    クランプ本体部(11)に対して所定位置に位置するよ
    うに、前記接続ブロック(23)の位置を矯正する矯正
    ガイド部(12)とを有していることを特徴とする配管
    用クランプ。
  2. 【請求項2】 前記クランプ本体部(11)は、2分割
    可能な第1、2クランプ本体部部(11a、11b)か
    ら構成されていることを特徴とする請求項1に記載の配
    管用クランプ。
JP9358220A 1997-12-25 1997-12-25 配管用クランプ Pending JPH11190467A (ja)

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JP9358220A JPH11190467A (ja) 1997-12-25 1997-12-25 配管用クランプ

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ID=18458165

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JP9358220A Pending JPH11190467A (ja) 1997-12-25 1997-12-25 配管用クランプ

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JP (1) JPH11190467A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014137117A (ja) * 2013-01-17 2014-07-28 Honda Motor Co Ltd クランプ装置、及び車両用空気調和装置の配管連結構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014137117A (ja) * 2013-01-17 2014-07-28 Honda Motor Co Ltd クランプ装置、及び車両用空気調和装置の配管連結構造

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