JP2008305738A - 電気ケーブルの接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】芯線の端子に対する接続部分への応力集中や、端子における芯線の接続部分への応力集中を格段に低減できる電気ケーブルの接続構造を提供する。
【解決手段】電気ケーブルを端子を介して相手部材に接続する構造であって、上記相手部材に接続される端子本体と、同端子本体の一側部に設けられ上記ケーブルの一端部の芯線が接続されるケーブル接続部と、上記ケーブルの一端部の芯線よりも他端部に寄った部分を上記端子本体に固定する固定部材とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気ケーブルの接続構造、特に自動車の電気系等の振動の多い部品間に配設される電気ケーブルに用いて好適な接続構造に関する。
従来、自動車のバッテリやスタータ等の相手部材への電気ケーブルの接続構造としては、ケーブルの端部の芯線にかしめにより接続した接続用の端子を介して接続するものが知られている(特許文献1)。
また接続用の端子をケーブルの端部の芯線にかしめにより接続すると共に、さらにそのかしめ部分からケーブルの端部よりも内方部分を被覆材の上から第2のかしめにより取付けたものも知られている(特許文献2)。
特開2005−174640号公報 特開2000−164265号公報
上記特許文献1に記載の技術の場合、接続用の端子に対するケーブルの振動により、ケーブルの芯線と端子との接続部分に曲げ応力が繰り返し作用するため、芯線が破断したり、芯線が端子から外れてしまう恐れがある。また特許文献2に記載の技術の場合、第2のかしめ部分を有しているので、芯線の破断や芯線が端子から外れてしまう恐れは軽減するが、その2つのかしめ部分を有するバレル部46の根元に曲げ応力が繰り返し作用し、当該根元が折損する恐れがある。このため、芯線自体の強度や芯線の端子に対する接続強度を上げたり、端子における根元部分の強度を上げる必要があった。
本発明はこのような課題に鑑み創案されたものであって、その目的とするところは、芯線の端子に対する接続部分への応力集中や、端子における芯線の接続部分への応力集中を格段に低減できる電気ケーブルの接続構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る電気ケーブルの接続構造は、電気ケーブルを端子を介して相手部材に接続する構造であって、上記相手部材に接続される端子本体と、同端子本体の一側部に設けられ上記ケーブルの一端部の芯線が接続されるケーブル取付け部と、上記ケーブルの一端部の芯線よりも他端部に寄った部分を上記端子本体に固定する固定部材とを備えている。
本発明の請求項2に係る電気ケーブルの接続構造は、請求項1において、上記端子本体が板金から成ると共に、上記ケーブル接続部が上記端子本体と一体に成形され、上記端子本体が上記一側部とは反対側の他側部を上記相手部材に接続されている。
本発明の請求項3に係る電気ケーブルの接続構造は、請求項2において、上記端子本体が、同本体における上記一側部と他側部との間の部分から延びたフランジを有し、上記固定部材が同フランジに固定されている。
本発明の請求項4に係る電気ケーブルの接続構造は、請求項3において、上記固定部材が、上記ケーブルを把持するクリップである。
本発明の請求項5に係る電気ケーブルの接続構造は、請求項4において、上記クリップが、上記ケーブルを弾性部材を介して把持している。
本発明の請求項1の電気ケーブルの接続構造によれば、上記ケーブルの一端部の芯線よりも他端部に寄った部分を上記固定部材により上記端子本体に固定されているので、上記電気ケーブルが振動しても上記ケーブルの一端部の芯線と上記ケーブル接続部に曲げ応力が作用する度合いを、格段に低減させることができる。また上記固定部材が上記端子本体に固定されているので、上記ケーブル接続部と上記端子本体との境界部に曲げ応力が作用する度合いを、格段に低減させることができる。
請求項2の電気ケーブル接続構造によれば、上記端子本体が板金から成ると共に、上記ケーブル接続部が上記端子本体と一体に成形されているので、同ケーブル接続部を上記端子本体の一側に容易に設けることができ、また上記端子本体が上記一側部とは反対側の他側部を上記相手部材に接続されているので、上記端子本体上に上記固定部材を配置するための十分なスペースを確保することができる。
請求項3の電気ケーブルの接続構造によれば、上記端子本体が、同本体における上記一側部と他側部との間の部分から延びたフランジを有し、上記固定部材が同フランジに固定されているので、上記固定部材を固定するためのフランジを、上記端子本体と一体に容易に設けることができる。
請求項4の電気ケーブルの接続構造は、上記固定部材が、上記ケーブルを把持するクリップであるので、上記ケーブルの他端部に寄った部分を容易に端子本体に固定することができる。
本発明の請求項5の電気ケーブルの接続構造は、上記クリップが、上記ケーブルを弾性部材を介して把持しているので、同ケーブルが振動しても、同ケーブルにおける上記クリップによる固定部分への曲げ応力の集中を大幅に低減することができる。
次に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
先ず、第1実施例を図1及び図2は従って説明する。図1はトラックを上方から見た平面視である。図1において、トラックの前後方向に沿ってシャシーフレーム2,2間にエンジン4が支持されている。エンジン4にはクラッチハウジング6及び変速機8が接続されている。さらにエンジン4にはスタータ10が取付けられている。一方のフレーム2の外側にはバッテリ12が支持されており、同バッテリ12の端子は電気ケーブル14を介してスタータ10に接続されている。
図2は電気ケーブル14の一端部のスタータ10への接続部を示す斜視図である。図2において、符号16は接続用の端子を総括的に示す。同端子16は、板金製の端子本体18とクリップ24とを有している。端子本体18は、スタータ10の接続部であるフランジ10aにボルト20により固定されている。
端子本体18は、さらにクリップ24がボルト26により固定されるフランジ18aと、電気ケーブル14の一端部の芯線14aが接続されるケーブル接続部18bとを有しており、これらは板金により一体に成形されている。なお、ケーブル接続部18bは、端子本体18の一側部から突出しており、端子本体18は上記一側部とは反対側の他側部をスタータ10のフランジ10aに接続されている。またフランジ18aは端子本体18における上記一側部と他側部との間の部分を折り曲げて形成されている。
電気ケーブル14は導電材からなる芯線14aと同芯線14aを被覆する非導電材からなる被覆材14bを備えている。端子16の接続部18bは、ケーブル14の一端部の芯線14aをつかむようにかしめることによって同芯線14aを接続している。なお、必要に応じて芯線14aと接続部18bとの間にハンダ付けもしくは溶接を施すことも可能である。
クリップ24は、薄い板金によりケーブル14を把持できるように成形され、ボルト26によりフランジ18aに固定される。クリップ24とケーブル14との間にはさらに筒状の弾性材24aが介装されている。そしてケーブル14は、まず同ケーブル14の一端部の芯線14aよりも他端部に寄った部分にクリップ24を弾性材24aと共に嵌装させ、ついでボルト26を締め付けることによってフランジ18aに固定される。
上記構成によればトラックの走行中にケーブル14がスタータ10に対して振動しても、ケーブル14の一端部の芯線14aよりも他端に寄った部分をクリップ24により端子本体18に固定されているので、同芯線14aとケーブル接続部18bとの間に曲げ応力が作用する度合いを格段に低減することができる。
またケーブル14の振動を受け止めるクリップ24が、端子本体18と一体のフランジ18aに固定されているので、ケーブル接続部18bの根元部18cに曲げ応力が作用することも格段に低減することができる。さらに、端子本体18が板金から成り、接続部18bが本体18の一側部に一体に成形されているので、ケーブル接続部18bを端子本体18の一側に容易に設けることができると共に、端子本体18は上記一側部とは反対側の他側部をスタータ10のフランジ10aに接続されるので、本体18上にクリップ24のための十分なスペースを確保することができる。
またクリップ24を端子本体18に固定するための取付け部であるフランジ18aは、板金製の端子本体18と一体に成形されるので、容易に設けることができる。またケーブル14は、まず同ケーブル14の一端部の芯線14aよりも他端部に寄った部分にクリップ24を弾性材24aと共に嵌装させ、ついでボルト26を締め付けることによってフランジ18aに固定されるので、ケーブル14の端子本体18への極めて簡単に固定することができ、しかも弾性材24aの存在によりケーブル14におけるクリップ24による固定部分への曲げ応力の集中も大幅に低減することができる。
また実際のトラックの組立ラインなどにおいては、予めケーブル14の芯線14aを端子16の接続部18bに接続すると共に、クリップ24によりケーブル14を端子16のフランジ18aに固定したサブアッセンブリとしておくことができる。そして組立作業者はそのサブアッセンブリの一部である端子本体18をスタータ10のフランジ10aにボルト20で固定することで接続作業を完了するので、組立ラインなどにおいて特別な作業の煩雑さを招くこともない。
次に、本発明の第2実施例を図3に従って説明する。なお、図中、上記第1実施例と実質的に同一である部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
この第2実施例は、スタータにおける電気ケーブル接続部分の構造が異なるタイプに採用され得る実施例である。本実施例おいて、端子28は、端子本体30とクリップ24とを有している。端子本体30はやはり板金製であり、スタータ10の接続部10bにボルト32により固定される。さらに端子本体30は、クリップ24が固定されるフランジ30aと、電気ケーブル14の一端部の芯線14aが接続されるケーブル接続部30bとを有しており、これらは板金により一体に成形されている。そして、電気ケーブル14の芯線14aは、第1実施例の接続部18bと同様に、接続部30bが芯線14aをつかむようにかしめることによって、同接続部30bに接続される。クリップ24とケーブル14との間にはやはり筒状の弾性材24aが介装されている。
この第2実施例によれば、上述した第1実施例と同様の作用効果を得ることができる。
なお、上述したいずれの実施例とも、エンジンのスタータへの電気ケーブルの接続に関するものであるが、本発明はこれに限定されることなく、その他の電気機器への電気ケーブルの接続に適用することができる。
本発明の第1実施例にかかるトラックのシャシー部分を上方から見た平面図である。 図1の電気ケーブルのスタータ接続部の拡大斜視図である。 本発明の第2実施例を示す斜視図である。
符号の説明
14 電気ケーブル
14a 芯線
14b 被覆材
18 端子本体
18a フランジ
18b ケーブル接続部
24 クリップ(固定部材)
24a 弾性材(弾性部材)

Claims (5)

  1. 電気ケーブルを端子を介して相手部材に接続する構造であって、
    上記相手部材に接続される端子本体と、
    同端子本体の一側部に設けられ上記ケーブルの一端部の芯線が接続されるケーブル接続部と、
    上記ケーブルの一端部の芯線よりも他端部に寄った部分を上記端子本体に固定する固定部材とを備えた電気ケーブルの接続構造。
  2. 上記端子本体が板金から成ると共に、上記ケーブル接続部が上記端子本体と一体に成形され、上記端子本体が上記一側部とは反対側の他側部を上記相手部材に接続される特許請求の範囲第1項記載の電気ケーブルの接続構造。
  3. 上記端子本体が、同本体における上記一側部と他側部との間の部分から延びたフランジを有し、上記固定部材が同フランジに固定された特許請求の範囲第2項記載の電気ケーブルの接続構造。
  4. 上記固定部材が、上記ケーブルを把持するクリップである特許請求の範囲第3項記載の電気ケーブルの接続構造。
  5. 上記クリップが、上記ケーブルを弾性部材を介して把持している特許請求の範囲第4項記載の電気ケーブルの接続構造。
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