JP6493100B2 - クランプ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、クランプ構造に関し、詳しくは、車載された電力制御ユニットに取り付けられたワイヤーハーネスをクランプ部材を用いてクランプするクランプ構造に関する。
従来、電気自動車のトランスアクスルにインバータを載置して取り付けるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この電気自動車では、インバータは、車両前後方向における前方および後方の側面をフロントブラケットおよびリアブラケットを用いてトランスアクスルに取り付けている。そして、インバータの車両左右方向の一方の側面からコネクタを介してパワーケーブルが取り付けられている。
特開2013−233836号公報
上述の電気自動車のように、トランスアクスルにインバータなどを含む電力制御ユニットを取り付ける際に、電力制御ユニットに対するトランスアクスルの振動の影響を低減するために防振部材を介して取り付けるのが有効である。一方、省スペース化のためにワイヤーハーネスのコネクタを接続する接続コネクタを電力制御ユニットのフロントブラケットやリアブラケットを取り付ける面と同一面に配設しなければならない場合も生じる。ワイヤーハーネスは、振動において電力制御ユニットと同位相となるように電力制御ユニットに取り付けられたクランプ部材によりクランプされるのが通例ではあるが、上述の場合、同一面にはクランプ部材を取り付けるスペースが不足し、ワイヤーハーネスをクランプすることができなくなってしまう。
本発明のクランプ構造は、電力制御ユニットのワイヤーハーネス用の接続コネクタが取り付けられた面と同一面で電力制御ユニットをトランスアクスルに取り付けるブラケットを取り付ける場合において、ワイヤーハーネスを電力制御ユニットと同位相となるようにクランプするクランプ構造を提供することを主目的とする。
本発明のクランプ構造は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のクランプ構造は、
車載された電力制御ユニットの所定の側面に配設された接続コネクタに接続されるワイヤーハーネスをクランプ部材を用いてクランプするクランプ構造であって、
前記電力制御ユニットの前記所定の側面に取り付けられ、前記電力制御ユニットを防振部材を介してトランスアクスルに取り付ける第1ブラケットと、
前記第1ブラケットの前記防振部材より前記電力制御ユニット側に取り付けられ、前記クランプ部材を取り付ける第2ブラケットと、
を備えることを要旨とする。
本発明のクランプ構造では、電力制御ユニットの側面のうちワイヤーハーネスを接続する接続コネクタが配設された所定の側面に第1ブラケットを取り付けて電力制御ユニットをトランスアクスルに取り付ける。第1ブラケットは、電力制御ユニットを防振部材を介してトランスアクスルに取り付けるから、電力制御ユニットに対するトランスアクスルの振動の影響を低減することができる。第1ブラケットには、防振部材より電力制御ユニット側に第2ブラケットが取り付けられており、この第2ブラケットにクランプ部材を取り付けて、クランプ部材によりワイヤーハーネスをクランプする。第2ブラケットは、第1ブラケットの防振部材より電力制御ユニット側に取り付けられているから、振動において電力制御ユニットと同位相となる。このため、第2ブラケットに取り付けられたクランプ部材も振動において電力制御ユニットと同位相となる。
こうした本発明のクランプ構造において、第1ブラケットは、2つのアーム部の両端部で2つの防振部材を介して2カ所で電力制御ユニットの所定の側面に取り付けるよう形成されており、第2ブラケットは、第1ブラケットの2つのアーム部の両端部の2つの防振部材より電力制御ユニット側に取り付けられ、2つのアーム部の両端部を差し渡すように形成されているものとしてもよい。こうすれば、第2ブラケットを第1ブラケットの2つのアーム部に2カ所で取り付けるから、第2ブラケットをより安定した状態とすることができ、クランプ部材を安定して取り付けることができる。
トランスアクスル10に電力制御ユニット11が取り付けられている状態を示す説明図である。 実施例のクランプ構造の一例を示す斜視図である。 電力制御ユニット11にワイヤーハーネス16a,16bがクランプされている様子を示す部分斜視図である。 図2の右下面(13a,14a)を正面から見た正面図である。 図4のA−A面の部分断面図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1はトランスアクスル10に電力制御ユニット11が取り付けられている状態を示す説明図である。図2は実施例のクランプ構造の一例を示す斜視図である。図3は電力制御ユニット11にワイヤーハーネス16a,16bがクランプされている様子を示す部分斜視図である。図4は図2の右下面(13a,14a)を正面から見た正面図である。図5は図4のA−A面の部分断面図である。
実施例のクランプ構造は、図1に示すように、電動機を搭載する車両に搭載されたトランスアクスル10に電動機を駆動するインバータなどを含む電力制御ユニット11をフロントブラケット18とリアブラケット22とにより取り付けた構成に用いられる。実施例のクランプ構造は、図1〜図5に示すように、リアブラケット22、クランプ用ブラケット30、クランプ部材40とにより構成される。
電力制御ユニット11は、上カバー12、上ケース13、下ケース14をボルト接続してなるケースに、インバータなどの駆動回路や昇圧回路などの電力制御用の回路が収納されて構成されている。上ケース13の図1における右側面の取付面13aには、図2〜図4に示すように、図示しないバッテリとの接続用のワイヤーハーネス16aのPNコネクタ17aやエアコンとの接続用のワイヤーハーネス16bのA/Cコネクタ17bを取り付ける接続コネクタ15a,15bが配設されている。下ケース14の図1における右側面(上ケース13の取付面13aと同一面)の取付面14aには、リアブラケット22が取り付けられる。
リアブラケット22は、図2および図4に示すように、上方に延出する2つのアーム部23a,23bを有する。この2つのアーム部23a,23bには、図5に示すように、ゴムなどの弾性材料により形成された防振部材24a,24bを介してボルト誘導部材25a,25bが取り付けられている。ボルト誘導部材25a,25bは、管状部材として形成されており、一端にはボルト28a,28bの頭部が当接するようにフランジ部が形成さている。リアブラケット22は、ボルト誘導部材25a,25bの他端を下ケース14の取付面14aに当接した状態としてボルト28a,28bにより取り付けられる。また、リアブラケット22のアーム部23a,23bとは反対側(下部)は、ボルト29a〜29dによってトランスアクスル10に取り付けられる。なお、フロントブラケット18もリアブラケット22と同様に、防振部材とボルト誘導部材と有する。したがって、電力制御ユニット11は、フロントブラケット18およびリアブラケット22により防振部材を介してトランスアクスル10に取り付けられる。
図5に示すように、ボルト誘導部材25a,25bの他端(下ケース14の取付面14aに当接する端部)には、クランプ用ブラケット30の支持部材32a,32bが嵌め込み固定されている。2つの支持部材32a,32bは取付部材34により接続されている。この2つの支持部材32a,32bと取付部材34はクランプ用ブラケット30を構成する。このように、クランプ用ブラケット30は、リアブラケット22の防振部材24a,24bより電力制御ユニット11側のボルト誘導部材25a,25bに取り付けられるから、振動においては電力制御ユニット11と同位相となる。
図4および図5に示すように、クランプ用ブラケット30の取付部材34の中央には窓部35が形成されており、窓部35の上部にはクランプ部材40を取り付けるためのスタッドボルト36が埋め込まれている。図2に示すように、クランプ部材40は、クランプ用ブラケット30の取付部材34のスタッドボルト36に取付部42をナット48により取り付け固定する。そして、クランプ部材40のクランプ部44a,44bによって、図3に示すように、ワイヤハーネス16a,16bをクランプする。上述したように、クランプ用ブラケット30は振動において電力制御ユニット11と同位相となるから、クランプ用ブラケット30に取り付けられたクランプ部材40も振動において電力制御ユニット11と同位相になる。
以上説明した実施例のクランプ構造では、電力制御ユニット11の上ケース13の取付面13aには、ワイヤーハーネス16a,16bのPNコネクタ17aやA/Cコネクタ17bを接続する接続コネクタ15a,15bが配設されている。電力制御ユニット11の下ケース14の取付面13aと同一面となる取付面14aには、リアブラケット22のアーム部23a,23bに防振部材24a,24bを介して取り付けられたボルト誘導部材25a,25bがボルト28a,28bにより取り付けられる。リアブラケット22はボルト29a〜29dによりトランスアクスル10に取り付けられる。リアブラケット22の防振部材24a,24bより電力制御ユニット11側となるボルト誘導部材25a,25bにクランプ用ブラケット30を取り付け、クランプ用ブラケット30に取り付けたクランプ部材40によりワイヤーハーネス16a,16bをクランプする。これにより、ワイヤーハーネス16a,16bを電力制御ユニット11と振動において同位相となるクランプ部材40を用いてクランプすることができる。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、電力制御ユニット11が「電力制御ユニット」に相当し、取付面13aおよび取付面14aが「所定の側面」に相当し、接続コネクタ15a,15bが「接続コネクタ」に相当し、ワイヤーハーネス16a,16bが「ワイヤーハーネス」に相当し、クランプ部材40が「クランプ部材」に相当する。また、トランスアクスル10が「トランスアクスル」に相当し、防振部材24a,24bが「防振部材」に相当し、リアブラケット22が「第1ブラケット」に相当し、クランプ用ブラケット30が「第2ブラケット」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、電動自動車の製造産業などに利用可能である。
10 トランスアクスル、11 電力制御ユニット、12 上カバー、13 上ケース、13a 取付面、14 下ケース、14a 取付面、15a,15b 接続コネクタ、16a,16b ワイヤーハーネス、17a PNコネクタ、17b A/Cコネクタ、18 フロントブラケット、22 リアブラケット、23a,23b アーム部、24a,24b 防振部材、25a,25b ボルト誘導部材、28a,28b,29a〜29d ボルト、30 クランプ用ブラケット、32a,32b 支持部材、34 取付部材、35 窓部、36 スタッドボルト、40 クランプ部材、42 取付部、44a,44b クランプ部、48 ナット。

Claims (1)

  1. 車載された電力制御ユニットの所定の側面に配設された接続コネクタに接続されるワイヤーハーネスをクランプ部材を用いてクランプするクランプ構造であって、
    前記電力制御ユニットの前記所定の側面に取り付けられ、前記電力制御ユニットを防振部材を介してトランスアクスルに取り付ける第1ブラケットと、
    前記第1ブラケットによる取り付けの際に用いた前記防振部材より前記電力制御ユニット側に取り付けられ、前記クランプ部材を取り付ける第2ブラケットと、
    を備えるクランプ構造。
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