JP4275449B2 - パイプと少なくとも1本のケーブルの横方向相対変位を防止する方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パイプと、或る横方向遊びをもってこのパイプ内を延びる少なくとも1本のケーブルとの横方向相対変位を防止するための方法に関する。本発明は更に、上記の方法に従って互いに不動化されるケーブルとパイプによって作られたアセンブリに関する。本発明は更に、上記の少なくとも1個のアセンブリを含む控え構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】
吊橋、斜張橋、スタジアム天井、建築物、通信塔等のような控え構造体のために、排他的ではないが特にケーブルが使用される。
【0003】
このようなケーブルは保護配管内に埋め込まれた少なくとも1本のストランドからなっているが一般的には、このようなケーブルはストランドの束によって形成されている。
【0004】
例えば、各々のストランドは金属ワイヤによって形成された多数の単一ストランドからなっている。
【0005】
各々のストランドは裸の金属ストランドからなっていてもよいし、個々にグリース処理および被覆された単一ストランドからなっていてもよい。
【0006】
パイプは特に頑丈な外側控えパイプである。このパイプはケーブルの耐久性を生じるためにケーブルを被包する。
【0007】
控えシステムの構造によって、控えパイプとも呼ばれるパイプは一般的に、控えケーブルとも呼ばれるケーブルのための2つの固着個所の間に配置される。そして、ケーブルは特にケーブルストランドを連続的に挿入することによってパイプ内に形成される。
【0008】
この構成方法は、ケーブルの外径よりも非常に大きな内径を有するパイプの使用する。
【0009】
このように控えが形成されているときには、パイプとケーブルの間に大きな遊びが生じ、この横方向遊びは、風の作用のような、パイプの外面に作用する動かす力の作用を受けて、2つの要素(上記パイプと上記ケーブル)の相対的な横方向変位を生じるのに充分な大きさである。
【0010】
動かす力の強さが変化するときに、ケーブルががたつくことがあり、このがたつきは騒音と、アセンブリの寿命を短縮する機械的作用とを発生する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の目的は、或る遊びをもって互いに組立てられる控えパイプのようなパイプと控えケーブルのようなケーブルとの相対的な変位を、簡単かつ経済的に防止するための方法を提供することである。
【0012】
本発明の他の目的は、パイプとケーブルの異なる構成に適合する方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
これらの目的を達成するために、本発明は、パイプと、或る横方向遊び(4)をもってこのパイプ内を延びる少なくとも1本のケーブルとの横方向相対変位を防止するための、特に次の特徴を有する方法を提供する。
【0014】
本発明に従い、この方法が以下のステップ、
少なくとも、前記ストランド(13)を全てパイプ2内に配置した後で、近い端部(16)と呼ぶパイプ(2)外に位置する一方の端部(16)と、離れた端部(17)と呼ぶ、前記パイプ(2)内に位置する他方の端部(17)とを有する少なくとも1本のダクト(15)を前記パイプ内に配置するステップと、
固定部材(9)を形成するために選定されたパイプ部分(8)内に前記の離れた端部(17)を配置するように、前記ダクト(15)に作用を加えることにより、パイプ(2)内におけるダクト(15)の前記の離れた端部(17)の位置を調節するステップと、
近くの端部(16)からダクト(15)内に物質(10)を注入し、固定部材(9)が形成されるまで選定されたパイプ部分(8)内に位置する離れた端部(17)からこの物質(10)を再び出すように、物質を注入するステップと、
ダクト(15)に作用を加えることにより、固定部材(9)を形成すべき他の選定されたパイプ部分(8)内に、ダクト(15)の離れた端部(17)を動かすステップと、
前記固定部材を形成し、すべての固定部材(9)が形成されるまで、これらの手順を続けるステップとを有する。
【0015】
本発明は更に、
本発明の方法に従って処置された、すなわち上記の方法に従って互いに不動化されたケーブルとパイプからなるアセンブリと、
上記種類の少なくとも1つのアセンブリを含む構造体に関する。
【0016】
【発明の実施の形態】
図を参照して次の記載を読むことによって、本発明が一層良好に理解されるであろう。次の記載は本発明を制限する例ではない。
【0017】
図には、少なくとも1本のパイプ2と1本のケーブル3とを備えたアセンブリ1が示してある。ケーブルは、充分な横方向遊びをもってこのパイプ2内に挿入されている。それによって、2つの要素、すなわち上記パイプ2と上記ケーブル3は、例えばパイプ2の外面に加えられる動かす力5の作用を受けて横方向に相対的に変位することができる。
【0018】
図3において、動かす力5は大きな破断矢印によって示され、パイプ2の変位は一点鎖線で示してある。
【0019】
パイプ2とケーブル3はそれぞれ、予め決定された縦方向寸法L2,L3を有し、ケーブル3は少なくとも一部、一般的にはパイプ2の縦方向寸法L2全体がパイプ2にわたって挿入されている。
【0020】
パイプ2とケーブル3の相対的な横方向変位は、ケーブル3および/またはパイプ2の可撓性が橋7としての控え構造体(斜張構造体)7の場合にしばしば起こるこのような変位を許容するのに充分であるときに発生し得る。
【0021】
図1には、本発明を理解しやすくするために、このような構造体7は簡単化しておよび細部を実際よりも拡大して示してある。
【0022】
ケーブル3はそれぞれ、その端部30,31が構造体7に連結されたアンカー装置70,71に固着されている。
【0023】
同様に、パイプ2はそれぞれ、その端部20,21がケーブル3の端部のアンカー装置70,71に固着されている。
【0024】
アンカー装置70,71の技術的な特徴は詳細に図示していないかまたは描写さていない。なぜなら、この特徴が本発明と直接関係がないからである。
【0025】
上述のように、特に動く力5の強さが変化(変動)するときに、この動く力5はケーブル3上でパイプ2を揺らす。その結果、騒音と機械的な作用が生じ、パイプ2とケーブル3のアセンブリの寿命に不利な影響を及ぼす。
【0026】
このようなガタガタ揺れる現象は、橋7のような控え構造体7だけに発生するのではなく、このような控え構造体7にはよくあることである。
【0027】
その理由は、ケーブル3が特に、吊橋、斜張橋、スタジアム天井、建築物、通信塔等のような控え構造体7のための使用されるケーブル3であることにある。
【0028】
図示のように、パイプ2は吊橋7の控えケーブル3のようなケーブル3を保護するためのものであり、この場合上記の動く力5は特に風の作用によって生じる。
【0029】
本発明はパイプ2と、このパイプ2内で或る程度の横方向遊びをもって延びる少なくとも1本のケーブル3との横方向相対変位を防止するための方法に関する。
【0030】
本発明では、この方法は次のステップ、すなわち
予め定めた縦方向寸法L8を有する、パイプ2の少なくとも1つの部分8を選定するステップと、
そしてパイプ2内にケーブル3を挿入すると共に、選定されたこの少なくとも1つの部分8内でケーブル3とパイプ2の間に存在する横方向遊び4を抑制するように、或る性質の少なくとも1個の固定部材9を、ケーブル3とパイプ2の間に局所的に形成するステップとからなっている。
【0031】
本発明による方法では、上記の固定部材9はパイプ内に注入後、凝固する物質10をパイプ2内に局所的に注入することによって形成される。
【0032】
注目すべき方法では、ポリウレタンフォームが各々の固定部材9を形成する際に使用される。
【0033】
本発明の方法の第1の実施の形態では、パイプ2内の局所に物質10を注入する際に、横方向に向いた少なくとも1つの孔11が選定されたパイプ部分8の予め定めた場所でパイプ壁12に前もって設けられている。
【0034】
当業者には、固定部材9を形成しなければならないパイプ2の各々の部分の位置と長さL8の決定方法が判るであろう。
【0035】
パイプ2内への物質10の注入がこのパイプ2の壁の前もって選定された部分8に前もって形成された孔11を経て行わなければならないときには、当業者には、このパイプ2への物質10の注入作業のための壁12のオリフィス11を穿孔する作業のために最も適した手段の選択方法が判るであろう。
【0036】
穿孔手段は図示していない。
【0037】
注入手段は円で囲んだ90のマーク(図7)によって簡単に示した。
【0038】
ケーブル3は予め定めた数のストランド13の束14を形成するように、パイプ2内に連続して配置した多数のストランド13からなっている。
【0039】
パイプ2内にケーブル3を形成するこの技術については、これ以上詳しく説明しない。なぜなら、この技術が本発明の一部を構成しないからである。
【0040】
更に、当業者は、パイプ2内にケーブル3を形成するためのいろいろな技術を知っており、本発明による方法はこれらの技術とは無関係である。
【0041】
本発明の方法の第2の実施の形態では、物質10は次のステップ、すなわち、 少なくとも、上記ストランド13を全てパイプ2内に配置した後で、例えば近い端部と呼ぶパイプ外に位置する一方の端部16と、離れた端部17と呼ぶ、上記パイプ2内に位置する他方の端部17とを有する少なくとも1本のダクト15を上記パイプ内に配置するステップと、
固定部材9を形成するために選定されたパイプ部分8内に上記の離れた端部17を配置するように、上記ダクト15に作用を加えることにより、パイプ2内におけるダクト15の上記の離れた端部17の位置を調節するステップと、
近くの端部16からダクト15内に上記物質10を注入し、固定部材9が形成されるまで選定されたパイプ部分8内に位置する離れた端部17からこの物質10を再び出すステップと
によって、上記パイプ2内に局所的に注入される。
【0042】
本発明の方法では、少なくともケーブルがパイプ2内に配置された後で、好ましくは上記ケーブル3が上記パイプ2内に形成される前に、各々のダクト15がパイプ内に配置される。
【0043】
本発明の方法では、多数の固定部材9をパイプ2内に形成する必要があるときには、この方法は次のステップ、すなわち
ダクト15に作用を加えることにより、固定部材9を形成すべき他の選定されたパイプ部分8内に、ダクト15の離れた端部17を動かすステップと、
上記固定部材を形成し、すべての固定部材9が形成されるまで、これらの手順を続けるステップとからなっている。
【0044】
注目すべき方法では、上記パイプ2内における上記ダクト15の離れた端部17の位置が、特に近くの端部16から引張って上記ダクト15に作用を加えることによって調節される。
【0045】
本発明の方法では、
パイプ2内における離れた端部17の位置を調節するために、パイプ2の外側に位置するダクト15の近くの端部16に作用を加えることによって、上記ダクト15に制御された力が加えられ、
パイプ内にダクト15が配置されているときにパイプの近くの端部16に引張り力を加えることにより、パイプ2内のダクト15の離れた端部17の位置の上記調節を可能にするために、固定部材9の形成のために選定されたパイプ2の第1の部分8の方にダクトの離れた端部17を引っ張ることができるように、ダクト15が配置される。
【0046】
例えばダクト15の近くの端部16は、パイプの両端領域20,21の一方のレベルで、パイプを越えている。パイプ2内の離れた端部17の位置の調節は、上記ダクト15、そして近くの端部16を引っ張ることによって行われる。
【0047】
ダクト15のこの近くの端部16は、パイプ2の壁12に特別に形成された切欠きを通ってパイプを越えている。
【0048】
注目すべき方法では、ケーブル3と上記パイプ2の間に挿入される固定部材9を受け入れるための選定されたパイプ部分8の縦方向寸法L8の決定時に、パイプ2および/またはケーブル3の変位を妨害するための上記固定部材9を形成する物質10の性能が考慮される。
【0049】
注目すべき方法では、軸方向直角断面の下側部分18と軸方向直角断面の上側部分19を有する選定されたパイプ部分8において、固定部材9は、選定されたパイプ部分8の軸方向直角断面の下側部分18内でケーブル3をパイプ2に接触させるように、選定されたパイプ部分8の軸方向直角断面の下側部分18内に形成されている。
【0050】
他の注目すべき方法では、軸方向直角断面の下側部分18と軸方向直角断面の上側部分19を有する選定されたパイプ部分8において、固定部材9は、選定されたパイプ部分8の軸方向直角断面の下側部分18でケーブル3をパイプ2に接触保持するように、選定されたパイプ部分8の軸方向直角断面の上側部分19内に形成されている。
【0051】
上述のように、本発明は更に、上記の方法によって処置された、すなわち、上記方法によって相対的に動かないように(不動化)したパイプ2とケーブル3からなるアセンブリ1に関する。
【0052】
本発明の方法に従って処置されたパイプ2とケーブルからなるアセンブリ1の注目すべき点は、予め定められた縦方向寸法L8を有する少なくとも1つのパイプ部分8を備え、この部分8内で少なくとも1個の固定部材9がケーブル3と上記パイプ2の間に局所的に形成されて配置され、この少なくとも1個の固定部材9が、少なくとも1つの選定されたパイプ部分8においてケーブル3とパイプ2の間に存在する横方向遊び4を抑制するような性質を有することにある。
【0053】
同様に、本発明による方法に従って処置されたパイプ2とケーブル3からなるアセンブリ1の注目すべき点は、少なくとも1個の固定部材9が予め定められた縦方向寸法L8を有する少なくとも1つのパイプ部分8においてケーブル3とパイプ2の間に位置し、固定部材9がパイプ内に注入後、凝固する物質10をパイプ2内に局所的に注入することによって形成されることにある。
【0054】
上記のように、本発明は更に上記種類のパイプ2とケーブル3からなる少なくとも1個のアセンブリ1を備えた構造体7に関する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 それぞれケーブルとパイプからなる2個のアセンブリを備えた構造体の側面図である。
【図2】 図1のアセンブリ1を形成するケーブルとパイプの2−2線に沿った拡大横断面図である。
【図3】 風の作用を受けたケーブルとパイプを示す横断面図である。
【図4】 本発明の方法に従って相対的に不動化されたケーブルとパイプの横断面図である。
【図5】 本発明の方法の変形に従って不動化する間のパイプとケーブルの縦方向区間を示す部分図である。
【図6】 本発明の方法の他の変形に従って不動化する間のパイプとケーブルの縦方向区間を示す部分図である。
【図7】 本発明の方法に従って不動化する間のパイプとケーブルの縦方向区間を示す図である。
【符号の説明】
1 アセンブリ
2 パイプ
3 ケーブル
4 横方向遊び
5 動かす力
6 パイプ外面
7 構造体
8 選定されたパイプ部分
9 固定部材
10 物質
11 孔
12 パイプ壁
13 ストランド
14 束
15 ダクト
16 近い端部
17 離れた端部
18 軸方向直角断面の下側部分
19 軸方向直角断面の上側部分
L8 縦方向寸法
Claims (12)
- パイプ(2)と、或る横方向遊び(4)をもってこのパイプ(2)内を延びる少なくとも1本のケーブル(3)との横方向相対変位を防止するための方法であって、
前記少なくとも一つのケーブル(3)が、まず第一に、前記パイプ(2)内に係合され、
複数の固定部材(9)が、ケーブル(3)と前記パイプ(2)の間に形成される方法において、
この方法が以下のステップ、
少なくとも、前記ケーブル(3)を全てパイプ2内に配置した後で、近い端部(16)と呼ぶパイプ(2)外に位置する一方の端部(16)と、離れた端部(17)と呼ぶ、前記パイプ(2)内に位置する他方の端部(17)とを有する少なくとも1本のダクト(15)を前記パイプ内に配置するステップと、
固定部材(9)を形成するために選定されたパイプ部分(8)内に前記の離れた端部(17)を配置するように、前記ダクト(15)に作用を加えることにより、パイプ(2)内におけるダクト(15)の前記の離れた端部(17)の位置を調節するステップと、
近くの端部(16)からダクト(15)内に凝固可能な物質(10)を注入し、固定部材(9)が形成されるまで選定されたパイプ部分(8)内に位置する離れた端部(17)からこの物質(10)を出すように、物質を注入するステップと、
ダクト(15)に作用を加えることにより、固定部材(9)を形成すべき他の選定されたパイプ部分(8)内に、ダクト(15)の離れた端部(17)を動かすステップと、
前記固定部材を形成し、すべての固定部材(9)が形成されるまで、これらの手順を続けるステップとを有することを特徴とする方法。 - パイプ(2)と、このパイプ内を延びる少なくとも1本のケーブル(3)との横方向相対変位を防止するために使用され、ケーブル(3)が予め定めた数のストランド(13)の束(14)を形成するようにパイプ(2)内に連続的に配置した多数のストランド(13)で構成される方法において、
少なくともケーブル(3)が、前記パイプ(2)内に形成された後に、各ダクト(15)をパイプ内に配置することを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記パイプ(2)内における前記ダクト(15)の離れた端部(17)の位置が、特に近くの端部(16)から引張って前記ダクト(15)に作用を加えることによって調節されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
- パイプ(2)内における離れた端部(17)の位置を調節するために、パイプ(2)の外側に位置するダクト(15)の近くの端部(16)に作用を加えることによって、前記ダクト(15)に制御された力が加わり、
パイプ内にダクト(15)が配置されているときにパイプの近くの端部(16)に引張り力を加えることにより、パイプ(2)内のダクト(15)の離れた端部(17)の位置の前記調節を可能にするために、固定部材(9)の形成のために選定されたパイプ(2)の第1の部分(8)の方にダクトの離れた端部(19)を引っ張ることができるように、ダクト(15)が配置されることを特徴とすることを特徴とする請求項3記載の方法。 - ケーブル(3)と前記パイプ(2)の間に挿入される固定部材(9)を受け入れるための選定されたパイプ部分(8)の縦方向寸法(L8)の値の決定時に、パイプ(2)および/またはケーブル(3)の変位を防止するために前記固定部材(9)を形成する物質(10)の性能が考慮されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の方法。
- 軸方向直角断面の下側部分(18)と軸方向直角断面の上側部分(19)を有する選定されたパイプ部分(8)において、固定部材(9)が、選定されたパイプ部分(8)の軸方向直角断面の上側部分(19)内でケーブル(3)をパイプ(2)に接触させるように、選定されたパイプ部分(8)の軸方向直角断面の下側部分(18)内に形成されることを特徴とする請求項5記載の方法。
- 軸方向直角断面の下側部分(18)と軸方向直角断面の上側部分(19)を有する選定されたパイプ部分(8)において、固定部材(9)が、選定されたパイプ部分(8)の軸方向直角断面の下側部分(18)内でケーブル(3)をパイプ(2)に接触させるように、選定されたパイプ部分(8)の軸方向直角断面の上側部分(19)内に形成されることを特徴とする請求項5記載の方法。
- 各々の固定部材(9)を形成する際にポリウレタンフォームが使用されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の方法。
- 請求項1〜8のいずれか一つに記載の方法に従って処置されたパイプ(2)とケーブル(3)からなるアセンブリ(1)において、予め定められた縦方向寸法(L8)を有する、パイプ(2)の少なくとも1つの部分(8)を備え、この部分(8)内で少なくとも1個の固定部材(9)がケーブル(3)と前記パイプ(2)の間に局所的に形成されて配置され、この少なくとも1個の固定部材(9)が、少なくとも1つの選定された前記パイプ部分(8)においてケーブル(3)とパイプ(2)の間に存在する横方向遊び(4)を抑制するような性質を有することを特徴とするアセンブリ。
- 請求項1〜8のいずれか一つに記載の方法に従って処置されたパイプ(2)とケーブル(3)からなるアセンブリ(1)において、少なくとも1個の固定部材(9)が予め定められた縦方向寸法(L8)を有する、パイプ(2)の少なくとも1つの部分(8)においてケーブル(3)とパイプ(2)の間に位置し、固定部材(9)がパイプ内に注入後、凝固する物質(10)をパイプ(2)内に局所的に注入することによって形成されていることを特徴とするアセンブリ。
- 請求項1〜8のいずれか一つに記載の方法に従って処置されたパイプ(2)とケーブル(3)とからなる少なくとも1個のアセンブリを備えた構造体(7)。
- 請求項1〜8のいずれか一つに記載の方法に従って処置されたパイプ(2)とケーブル(3)とからなる少なくとも1個のアセンブリを備えた控え構造体(7)。
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