JP4261237B2 - 自動写真作成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、利用者をカメラで撮影し、その撮影画像に基づき生成される合成画像を写真として出力する自動写真作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、利用者をカメラで撮影し、その撮影画像を写真として出力する遊戯用写真作成装置が知られている。このような遊戯用写真作成装置は、良好な撮影画像を得るために、蛍光灯、白熱灯などの常時点灯される照明装置と、撮影する瞬間に閃光を発するフラッシュとを備えている。これらの照明装置やフラッシュは被写体に光を直接照射する。しかし被写体には、その被写体の位置に応じて影が生じやすく、特に被写体の顔に生じる影によって利用者が満足する撮影画像が得られないことがあった。
【0003】
一般的な写真撮影においては、レフ板と呼ばれる板状の反射材を被写体の周囲に備え、その反射材からの反射光によって被写体に生じる影を解消している。従来の遊戯用写真作成装置では、装置本体部の筐体を白くすることにより光の反射率を高めている。特に、利用者によって操作される操作部の周囲の部分を白くすることにより、反射光が被写体を下方から照射し、被写体に生じている影の影響を軽減している。
【0004】
また、特開2003−85645号公報に開示された装置には、可動式のレフ板が設けられている。この装置によると、利用者は反射光の効果をモニタ画面で確認しながら、レフ板の位置を調節することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−85645号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術による装置本体部の筐体を白くする方法では、反射光による効果は十分ではない。また、特開2003−85645号公報に開示された装置では、利用者がレフ板を調節するための操作を行う必要があるため、良好な撮影画像が得られるようにレフ板が調節されるとは限らない。
【0007】
そこで本発明では、撮影時に照明装置等から照射される光によって被写体に生じる影を効果的に防止することができる自動写真作成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
第1の発明は、所定の撮影領域における被写体である利用者を撮影する撮像手段と、前記利用者に向けられた表示画面を含み前記撮像手段の下方に上向きにして配置された表示手段と、前記利用者を照明する照明手段であって前記表示手段に光が照射されるように前記表示手段の上方に配置された照明手段と、前記表示画面に背面側から光を照射するバックライトとを備える自動写真作成装置であって、
前記表示手段は、前記利用者のための操作画面を含み、
前記表示手段の表面側に、反射板としても透明板としても機能し前記表示画面を覆うハーフミラーを備えたことを特徴とする。
【0009】
このような第1の発明によれば、照明手段から発せられた光が撮影時に表示手段の表面で反射する。そして、その反射光は表示手段の上方を照射する。ここで、利用者が、例えばタッチパネルとして実現される操作画面に対して操作を行うとき、当該利用者の顔(被写体)は表示手段の上方に位置する。このため、表示手段からの反射光は被写体を下方から照射し、被写体に生じている影を解消する。これにより、影の影響が効果的に解消された良質な撮影画像が提供される。また、表示手段とは別に操作画面を備える必要がなく、省スペース化の効果も得られる。
【0010】
第2の発明は、第1の発明において、前記照明手段から発せられた直接光と前記照明手段から発せられ前記ハーフミラーで反射した間接光とが前記所定の撮影領域に照射されるように前記照明手段と前記ハーフミラーとが配置されていることを特徴とする
【0015】
の発明は、第1または第2の発明において、前記バックライトの点灯と消灯とを切り替える手段を備えたことを特徴とする。
【0016】
このような第の発明によれば、バックライトが点灯しているときには、バックライトから発せられた光が表示手段の表面から照射し、バックライトが消灯しているときには、表示手段の表面で光が反射していると利用者に認識される。これにより、バックライトが消灯しているときには、表示手段の画面が、鏡としての機能を有することとなる。
【0019】
の発明は、所定の撮影領域における被写体である利用者を撮影する撮像手段と、前記利用者に向けられた表示画面を含み前記撮像手段の下方に上向きにして配置された表示手段であって表面側に反射板としても透明板としても機能し前記表示画面を覆うハーフミラーを備えた表示手段と、前記利用者を照明する照明手段であって前記表示手段に光が照射されるように前記表示手段の上方に配置された照明手段と、前記表示画面に背面側から光を照射するバックライトとを有する自動写真作成装置における自動写真作成方法であって、
前記照明手段により前記利用者に光を照射する照明ステップと、
前記照明ステップにて光を照射された前記利用者を前記撮像手段により撮影する撮影ステップとを備え、
前記表示手段は、前記利用者のための操作画面を含み、
前記照明ステップでは、前記照明手段から発せられた直接光と、前記照明手段から発せられ前記ハーフミラーで反射した間接光とが、前記利用者に照射されることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態につき添付図面を参照しつつ説明する。
<1 第1の実施形態>
<1.1 全体構成>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る遊戯用写真作成装置の本体部4の斜視図である。この遊戯用写真作成装置の本体部4は、利用者を撮影する撮像手段としてのカメラ10と、当該カメラ10の上方の適宜の位置に配置され閃光を発するフラッシュ11と、当該カメラ10の左右の位置に配置され常時点灯される蛍光灯や白熱灯などの照明装置201L、201Rと、当該カメラ10の下方に配置され、操作画面を提供する液晶ディスプレイおよび当該操作画面を覆う操作位置検出用の透明シートからなる液晶タッチパネル20と、液晶タッチパネル20に対する操作に使用されるタッチペン21とを備える。カメラ10は利用者を被写体として撮影し、その撮影画像を表す画像信号を出力する。典型的には、CCD(電荷結合素子)を利用してデジタル画像信号を生成するデジタルカメラが使用される。フラッシュ11は、良好な撮影画像を得るために、撮影時点に閃光を発し、被写体に明るい光を照射する。液晶タッチパネル20は、利用者による操作面を上向きにして配置され、表示手段として機能している。利用者は、その液晶タッチパネル20をタッチペン21で操作することにより、撮影画像の編集、背景画像の選択、プリントの指示などを行うことができる。
【0022】
また本体部4は、コンピュータを中心に構成され各部の制御や画像合成等の画像処理を行う主制御装置およびI/O制御装置や、カメラ10により得られる撮影画像または当該撮影画像を含む合成画像を写真シール(または写真カード)として出力するプリンタ等を内蔵している。さらに、本体部4は、前面下方にコイン投入口(不図示)を、側面に写真シールの取出口(不図示)を、それぞれ備えている。
【0023】
<1.2 液晶タッチパネルの構成>
図11は、従来の液晶タッチパネル20の断面図である。この液晶タッチパネル20は、強化ガラス36と、位置センサ32と、液晶パネル34と、バックライト35とから構成されている。これらは本体部4の表面から内部に向かって、強化ガラス36、位置センサ32、液晶パネル34、バックライト35の順に配置されている。図2は、本実施形態に係る液晶タッチパネル20の断面図である。従来の液晶タッチパネル20においては、表面部分には強化ガラス36が使用されていたが、本実施形態においては、強化ガラス36に換えてハーフミラー31が使用されている。本実施形態における液晶タッチパネル20の他の部分は従来と同様であり、同一部分には同一の参照符号を付して説明を省略する。
【0024】
本実施形態では、一例として、電磁誘導方式による液晶タッチパネル20が使用されているものとして説明する。図3は、この方式における、タッチペン21による液晶タッチパネル20の表面の指示についての説明図である。この液晶タッチパネル20に付随するタッチペン21にはコイルとコンデンサとで構成された共振回路が内蔵されている。位置センサ32には、図3に示すようにX軸方向およびY軸方向に複数のループコイルが配置されている。そして、順次選択してループコイルから電波を放射させるとともに、タッチペン21に設けられた共振回路から再放射される電波を受信することにより指示された位置の座標値が求められ、その座標値に基づいて利用者の操作が識別される。
【0025】
次に、ハーフミラー31の一般的な性質について説明する。図4は、ハーフミラー31の性質についての説明図である。ハーフミラー31には、それに投射される光の半分(50%)を反射し、光の残り半分(50%)を透過する性質がある。例えば、図4に示すように、ハーフミラー31を介して、一方が明るく、他方が暗い場合、明るい側からハーフミラー31に向かって発せられた光は、その半分はハーフミラー31を透過し、残りの半分は当該ハーフミラー31によって反射する。このようなときに、明るい側からハーフミラー31を見ると、ハーフミラー31には明るい側の像が映し出されている。一方、暗い側からハーフミラー31を見ると、ハーフミラーを透過する光によって、明るい側の像が映し出されている。
【0026】
液晶タッチパネル20の表面部分にハーフミラー31を使用した場合、上述のようなハーフミラー31の性質に基き、以下のような現象がみられる。なお、以下、液晶タッチパネル20の表面部分を基準として、利用者が存在する側を「利用者側」といい、その反対側を「バックライト側」という。
【0027】
撮影時以外は、バックライト側の方が利用者側よりも明るいので、液晶タッチパネル20には、バックライト35から発せられた光によって液晶パネル34で形成された画像が表示される。一方、撮影時は、フラッシュ11によって閃光が発せられるので、利用者側の方がバックライト側よりも明るくなる。このため、フラッシュ11による光はハーフミラー31の表面で反射し、その反射光が利用者を下方から照射する。
【0028】
<1.3 機能的構成>
図5は、本実施形態に係る遊戯用写真作成装置の要部を機能面から見た構成を示すブロック図である。この遊戯用写真作成装置は、機能的には、撮像部52と、表示部62と、出力部64と、照明部70と、I/O制御部72と、主制御部80とから構成される。
【0029】
この構成において、撮像部52は、CCD等の撮像素子を用いて構成されるカメラ10に相当し、リアルタイムに画像を取り込んで当該画像を表す画像信号を出力する。この画像信号は主制御部80に入力されて、その内部のメモリに記憶される。
【0030】
表示部62は、液晶タッチパネル20に相当し、利用者のための操作画面を表示するとともに、シャッター操作やプリント出力操作などの利用者による操作を受け付け、これらの操作を示す信号は、操作信号として主制御部80に入力される。いま、利用者の撮影のためにシャッターボタンが押下されたとすると、主制御部80からの指示に基づき、数秒程度の予め決められた時間の経過後にカメラ10の撮影方向にフラッシュ11から閃光が放たれ、利用者の撮影画像を表す信号として撮像部52から出力される画像信号が主制御部80に入力され、主制御部80内のメモリまたは補助記憶装置としてのハードディス装置等にプリント用画像データとして格納される。出力部64は、本体部4に内蔵されるプリンタに相当し、主制御部80からの指示に基づき、このプリント用画像データの表す画像を写真シール(または写真カード)として出力する。
【0031】
照明部70は、本体部4における照明装置201L、201Rとフラッシュ11とに相当し、主制御部80からの指示に基づきI/O制御部72によって点灯/消灯および調光が制御される。
【0032】
I/O制御部72は、本体部4に内蔵されるI/O制御装置に相当し、主制御部80からの指示に基づき、照明部70を制御すると共に、コイン検出部(不図示)からの検出信号等の入力信号を主制御部80へ転送する。
【0033】
主制御部80は、本体部4に内蔵され、CPU(Central Processing Unit)や、メモリ、タイマー、補助記憶装置などを含むコンピュータを中心に構成される主制御装置に相当し、内部メモリに格納された所定プログラムをCPUが実行することにより、各部を制御する。また、利用者による撮影画像の編集処理に基づきプリント用合成画像を生成する。プリント用合成画像は出力部から写真シール等として出力される。
【0034】
上記の構成要素の他、本体部4におけるコイン投入口に投入されたコインを検出するためのコイン検出部(不図示)が更に本体部4に設けられており、主制御部80は、コイン検出部での検出結果に基づき、利用者に所定時間だけ撮影や撮影画像に対する描画等による合成画像の生成など、本遊戯用写真作成装置によるプレイを許容するように各部を制御する。このコイン検出部やその検出結果に基づく主制御部80による制御動作は、従来の遊戯用写真作成装置と同様であって周知であるので、その詳しい説明を省略する。
【0035】
<1.4 作用>
次に、この遊戯用写真作成装置における利用者のプレイ進行の流れを説明するとともに、本実施形態の作用について説明する。
【0036】
この遊戯用写真作成装置が利用されていないとき、当該遊戯用写真作成装置の液晶タッチパネル20には、デモンストレーション用の画像が表示されている。利用者によってコイン投入口にコインが投入されると、プレイが開始される。このとき、バックライト側の方が利用者側よりも明るいので、バックライト35によって液晶パネル34で形成された画像が液晶タッチパネル20に映し出されたと利用者に認識される。すなわち、液晶タッチパネル20には、シャッター操作やプリント出力を受け付ける、利用者のための操作画面が表示され、利用者は当該操作画面を読み取ることができる。
【0037】
利用者が液晶タッチパネル20上においてシャッターボタンを表す領域をタッチペン21によって選択すると、撮影が開始される。ここで、利用者はフェイスアップ撮影を行うとき、顔をカメラ10に近づける。図6は、フェイスアップ撮影時の本写真作成装置と利用者との位置関係を示す図である。図6に示すように、利用者の顔は液晶タッチパネル20の上方に位置することが多い。
【0038】
撮影の時点で、フラッシュ11による閃光が発せられる。フラッシュ11による閃光はバックライト35から発せられる光よりも明るいので、撮影時点は、利用者側の方がバックライト側よりも明るくなる。そして、フラッシュ11による閃光や照明装置201L、201Rからの光など利用者側の強い光が、液晶タッチパネル20の表面で反射し、その反射光は、利用者の顔(被写体)を下方から照射する。
【0039】
その後、利用者は、上記の撮影画像に基づいて編集作業等を行い、プリント出力により写真シール等を出力し、プレイを終了する。なお、利用者による撮影画像の編集作業等については、本発明とは関係がないので、詳しい説明は省略する。
【0040】
<1.5 効果>
上記のように本実施形態によれば、フラッシュ11による閃光や照明装置201L、201Rからの光が液晶タッチパネル20の表面で反射する。そして、利用者がフェイスアップ撮影を行う場合、利用者の顔(被写体)は、液晶タッチパネル20の上方に位置する。このため、液晶タッチパネル20の表面で反射した光は、利用者の顔を下方から照射する。これにより、利用者の顔に生じていた影が解消され、良好な撮影画像を得ることができる。
【0041】
<2 第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態に係る遊戯用写真作成装置について説明する。
上述のように、ハーフミラーには明るい側から発せられた光の半分を反射する性質がある。このため、液晶タッチパネル20のバックライト35を消灯すると、液晶タッチパネル20には、液晶パネル34によって形成された画像が見えなくなり、利用者側の像が映し出される。すなわち、液晶タッチパネル20の表面が鏡として機能する。そこで、この性質に基づき、本実施形態に係る液晶タッチパネル20は鏡としての機能を有している。
【0042】
<2.1 構成>
この遊戯用写真作成装置では、液晶タッチパネル20が備えるバックライト35の点灯と消灯とを切り替えることができる。図7は、本実施形態に係る液晶タッチパネル20の画面の一例を示す図である。この液晶タッチパネル20の画面には、バックライト35を消灯させるための選択領域(以下、「鏡ボタン」という)が表示されている。利用者が鏡ボタンを操作することによって、後述するように制御部が動作し、液晶タッチパネル20が鏡として機能するようになる。
【0043】
また、図8は、本実施形態に係る遊戯用写真作成装置の要部を機能面から見た構成を示すブロック図である。本実施形態においては、図5に示す構成に加えて、バックライトスイッチ部40が設けられている。なお、本実施形態における他の機能的構成要素は、第1の実施形態におけるものとほぼ同様であるので、同一または対応する構成要素には同一の参照符号を付して詳しい説明を省略する(図1および図2参照)。
【0044】
<2.2 制御部の動作>
次に、本実施形態に係る制御部80の動作について説明する。図9は、利用者がタッチペン21によって液晶タッチパネル20を操作したときの制御部80の動作を示すフローチャートである。
【0045】
利用者がタッチペン21によって液晶タッチパネル20を操作すると、制御部80は液晶タッチパネル20が鏡状態であるか否か、すなわち、バックライト35が点灯しているか消灯しているかを判定する(ステップS10)。判定の結果、バックライト35が消灯している場合、ステップS43に進み、バックライト35が点灯している場合、ステップS20に進む。
【0046】
ステップS10でバックライト35が点灯していると判定されたとき、すなわち液晶タッチパネル20が鏡の状態ではないとき、利用者によってタッチペン21で操作された、液晶タッチパネル20上の位置を取得する(ステップS20)。このとき、タッチペン21で指示された位置は、位置センサ32によって感知されることによって、制御部80に伝えられる。
【0047】
タッチペン21で指示された位置を取得後、その位置が鏡ボタンを表す領域に含まれるか否かを判定する(ステップS30)。判定の結果、鏡ボタンを表す領域に含まれる場合、ステップS42に進み、鏡ボタンを表す領域に含まれない場合、ステップS41に進む。
【0048】
ステップS30で鏡ボタンを表す領域に含まれないと判定されたとき、タッチペン21で指示された位置に応じて、従来通りの処理を行う(ステップS41)。
【0049】
ステップS30で鏡ボタンを表す領域に含まれると判定されたとき、バックライトスイッチ部40にバックライト35を消灯するよう指示する(ステップS42)。バックライトスイッチ部40がバックライト35を消灯すると、液晶タッチパネル20には、液晶パネル34によって形成された画像が見えなくなり、利用者側の像が映し出される。すなわち、液晶タッチパネル20の表面が鏡として機能する。
【0050】
一方、ステップS10でバックライト35が消灯していると判定されたとき、すなわち液晶タッチパネル20が鏡の状態であるとき、バックライトスイッチ部40にバックライト35を点灯するよう指示する(ステップS43)。バックライトスイッチ部40がバックライト35を点灯すると、液晶タッチパネル20には液晶パネル34によって形成された画像が表示され、液晶タッチパネル20の表面が操作部として機能する。
【0051】
<2.3 効果等>
上記のように本実施形態によれば、利用者の操作によって液晶タッチパネル20が備えるバックライト35の点灯と消灯とを切り替えることが可能となる。また、液晶タッチパネル20の表面部分にはハーフミラー31が使用されているので、バックライト35が消灯されると、利用者側から発せられた光が液晶タッチパネル20の表面で反射していると利用者に認識される。このため、液晶タッチパネル20が鏡として機能し、これにより、利用者が撮影前に化粧直し等をすることが可能となる。
【0052】
なお、本実施形態では、バックライト35を消灯することにより液晶タッチパネル20が鏡として機能しているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、操作画面での利用者の指示に応じて液晶タッチパネル20の表示画面を黒く表示することにより、液晶タッチパネル20が鏡として機能する構成としてもよい。
【0053】
<3 変形例>
上記の各実施形態では、液晶タッチパネル20の表面部分には、従来の強化ガラス36に換えてハーフミラー31を備えた構成としたが、本発明はこれに限定されるものではない。ハーフミラー31の代わりに、例えば、電流を流すことによって反射率を大幅に向上することができるものを用いてもよい。
【0054】
また、図10に示すように、ハーフミラー31を強化ガラス36と位置センサ32との間に設ける構成としてもよい。この構成によっても、上記の各実施形態と同様に、明るい側からハーフミラー31に向かって発せられた光は、その光成分の半分はハーフミラー31を透過し、残りの半分は当該ハーフミラー31によって反射する。このため、上記の各実施形態と同様の効果が得られる。
【0055】
さらに、上記の各実施形態では、電磁誘導方式による液晶タッチパネル20が使用されているものとして説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図2に示す位置センサ32に換えて、抵抗膜を備えた抵抗膜方式による液晶タッチパネル20にも適用できる。
【0056】
さらにまた、上記の各実施形態では、液晶タッチパネル20として透過型の液晶表示装置が使用されているものとして説明したが、本発明はこれに限定されない。ハーフミラーよりも内側かつ表示画面よりも外側から光を照射するフロントライトを備える反射型の液晶表示装置を液晶タッチパネル20として使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る遊戯用写真作成装置の本体部の斜視図である。
【図2】第1の実施形態に係る液晶タッチパネルの断面図である。
【図3】第1の実施形態における、タッチペンによる液晶タッチパネルの表面の指示についての説明図である。
【図4】第1の実施形態に係るハーフミラーの性質についての説明図である。
【図5】第1の実施形態に係る遊戯用写真作成装置の要部を機能面から見た構成を示すブロック図である。
【図6】第1の実施形態におけるフェイスアップ撮影時の遊戯用写真作成装置と利用者との位置関係を示す図である。
【図7】第2の実施形態に係る液晶タッチパネルの画面の一例を示す図である。
【図8】第2の実施形態に係る遊戯用写真作成装置の要部を機能面から見た構成を示すブロック図である。
【図9】第2の実施形態において、利用者がタッチパネルによって液晶タッチパネルを操作したときの制御部の動作を示すフローチャートである。。
【図10】第1および第2の実施形態の変形例に係る液晶タッチパネルの断面図である。
【図11】従来の液晶タッチパネルの断面図である。
【符号の説明】
4 …本体部
10 …カメラ
11 …フラッシュ
20 …液晶タッチパネル
21 …タッチペン
31 …ハーフミラー
32 …位置センサ
34 …液晶パネル
35 …バックライト
80 …主制御部(主制御装置)
201L …照明装置
201R …照明装置

Claims (4)

  1. 所定の撮影領域における被写体である利用者を撮影する撮像手段と、前記利用者に向けられた表示画面を含み前記撮像手段の下方に上向きにして配置された表示手段と、前記利用者を照明する照明手段であって前記表示手段に光が照射されるように前記表示手段の上方に配置された照明手段と、前記表示画面に背面側から光を照射するバックライトとを備える自動写真作成装置であって、
    前記表示手段は、前記利用者のための操作画面を含み、
    前記表示手段の表面側に、反射板としても透明板としても機能し前記表示画面を覆うハーフミラーを備えたことを特徴とする、自動写真作成装置。
  2. 前記照明手段から発せられた直接光と前記照明手段から発せられ前記ハーフミラーで反射した間接光とが前記所定の撮影領域に照射されるように前記照明手段と前記ハーフミラーとが配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の自動写真作成装置。
  3. 前記バックライトの点灯と消灯とを切り替える手段を備えたことを特徴とする、請求項1または2に記載の自動写真作成装置。
  4. 所定の撮影領域における被写体である利用者を撮影する撮像手段と、前記利用者に向けられた表示画面を含み前記撮像手段の下方に上向きにして配置された表示手段であって表面側に反射板としても透明板としても機能し前記表示画面を覆うハーフミラーを備えた表示手段と、前記利用者を照明する照明手段であって前記表示手段に光が照射されるように前記表示手段の上方に配置された照明手段と、前記表示画面に背面側から光を照射するバックライトとを有する自動写真作成装置における自動写真作成方法であって、
    前記照明手段により前記利用者に光を照射する照明ステップと、
    前記照明ステップにて光を照射された前記利用者を前記撮像手段により撮影する撮影ステップとを備え、
    前記表示手段は、前記利用者のための操作画面を含み、
    前記照明ステップでは、前記照明手段から発せられた直接光と、前記照明手段から発せられ前記ハーフミラーで反射した間接光とが、前記利用者に照射されることを特徴とする、自動写真作成方法。
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