JP3076909B1 - 写真撮影スタジオ装置 - Google Patents

写真撮影スタジオ装置

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JP3076909B1
JP3076909B1 JP11270203A JP27020399A JP3076909B1 JP 3076909 B1 JP3076909 B1 JP 3076909B1 JP 11270203 A JP11270203 A JP 11270203A JP 27020399 A JP27020399 A JP 27020399A JP 3076909 B1 JP3076909 B1 JP 3076909B1
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JP
Japan
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light source
light
person
camera
room
Prior art date
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JP11270203A
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JP2001091985A (ja
Inventor
清二 奥寺
Original Assignee
三吉工業株式会社
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Publication date
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  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 写真撮影スタジオ装置に於けるメガネ着用写
真の撮影可能実現と背面壁の明・暗不均一写りを解消す
る。 【解決手段】 光源をいずれもメガネレンズでの反射光
がカメラに入射するおそれのない近接配置に設定の人の
頭上に配置のメインの正面光源Aと人のあご下の暗部を
打ち消すためにあご下レベルに配置の補助光源Bとから
成るとし、人6の上半身部の背部の壁板39を鉛直方向
について弯曲凹付形40した。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明が属する技術分野】本発明は、写真撮影スタジオ
装置に関する。
【従来の技術】駅前、街角やデパート等に設置されてい
る写真撮影スタジオは、自動車運転免許証やパスポート
等の証明用の顔写真を簡易に得ることが出来て重宝され
ている。上記装置は箱型の撮影室内に主に正面光源のみ
を配して撮影せんとするものであることから、周囲が均
質な明るさにある室外と異なり、雰囲気内の明るさが不
均等な品質の劣る写真の仕上がりとなる欠点がある。つ
まりライティングの問題であるが、最大の問題は被撮影
体と共に写さざるを得ない本体の背面壁(吊り下げ式の
絵の画かれたスクリーンの場合もある)が明部・暗部の
不均質な明度をもって写ってしまうことによる見苦しさ
にある。叙上のライティングについての提案が特開平1
0−48705号公報になされている。すなわち、 (1) 箱型の本体の正面にカメラを設置し、本体内部
を撮影室とする写真撮影スタジオ装置であって、内部に
複数の光源室を設け、各光源室にそれぞれ光源を取り付
け、以上の各光源を個別に点灯・消灯するコントロ−ラ
を備えた。 (2) そして、複数の光源室には、それぞれその内部
に反射板を設け、仕切壁の開口部に拡散板を取り付け、
各光源は反射板に光を反射させ、拡散板で光を拡散させ
るようにするのが好ましい。 (3) とくに、光源室として、本体の正面上部に正面
光源室を設け、本体の側面に複数のサイド光源室を設
け、本体の天井部には天井光源室を設け、さらに本体の
後部にバック光源を設けるとよい。 (4) サイド光源室として、本体の、側面前方に左右
一対の第1サイド光源室を設け、側面中央部には左右一
対の第2サイド光源室を設け、側面後方には左右一対の
第3サイド光源室を設けるとよい。 (5) さらに、バック光源の後方に拡散板を設け、こ
の拡散板で光を拡散させて本体の背面の壁に光を当てる
ようにするのが好ましい。 (6) 以上の各光源を個別に点灯・消灯コントロール
する。とするものである。 上記の複数の光源室は図2,3に詳示される。正面光源
1は、正面光源室2の隅部に設けられている反射板3に
光を反射させて拡散板4で拡散させて椅子5に座ってい
る人6の上半身に左右前方から光を当てるようにしてあ
る。第1サイド光源7,8は、第1サイド光源室9,1
0の前方に設けられた断面略円弧状の反射板11,12
に光を反射させて、拡散板13,14で光を拡散させて
椅子5に座っている人6の上半身にサイド前方から光を
当てるようにしてある。第2サイド光源15,16は、
第2サイド光源室の前方に設けられた反射板17,18
及び側方に設けられた反射板19,20に光を反射さ
せ、拡散板21,22で光を拡散させて椅子5に座って
いる人6の上半身にサイドから光を当てるようにしてあ
る。第3サイド光源23,24は、第3サイド光源室の
中央部やや上方に設けられた凹面を有する反射板25,
26に光を反射させ、拡散板27,28で光を拡散させ
て、椅子5に座っている人6の上半身にサイドやや後方
から光を当てるようにしてある。天井光源29は、天井
光源室30の中央部やや後方に設けた反射板31に光を
反射させ、光路用円筒32を通って椅子5に座っている
人6の頭部に光を当てるようにしてある。光路用円筒3
3は天井光源室30に斜めに傾けて設けられている。ま
た、天井光源29は、円筒33を通ってテ−ブル34に
設置された反射板35にも光が当たるようにしてあり、
この反射板35により反射された光は人6のあごの辺り
を照らすようにしてある。反射板35は、板に白色の布
地等で覆ったものが望ましい。バック光源36は、その
後方に設けられた拡散板37で光を拡散させて、ホリゾ
ントとなる本体38の背面の壁39に光を当てる。
【発明が解決しようとする課題】叙上提案にあっては、
箱室内面全面光源化とも称するものとなり、構造的に大
型化し、複雑となるうえに、煩わしいメンテの負荷が伴
うこと必至である。更にはコントロール自体が容易では
ない。また、上記特開平10−48705号のものも含
め従前のものの難点として、メガネ着用写真が撮影不可
能な点がある。これはカメラと同じく奥に配設のメイン
の正面光源のメガネレンズについての反射光がカメラに
入ることと、サイド光源の存在がメガネレンズに縦の輝
線を生じさせるためであり、注意書きとしてメガネの不
着用が記されるのが常である。しかし、常時メガネ着用
の人は鼻に残るメガネ着用跡を気にせざるを得ず、最大
の難点となっている。本発明は叙上の事情に鑑みなされ
たもので、その目的とするところは、最小限のカメラに
対して反射光を入らせることのないの光源配置のもと
で、本体の背面壁に対カメラへの均等反射能を有して明
部・暗部の不均質の現出を避け得るとした写真撮影スタ
ジオ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の写真撮影スタジオ装置は、光源をいずれも
メガネレンズでの反射光がカメラに入射するおそれのな
い近接配置に設定の人の頭上に配置のメインの正面光源
と人のあご下の暗部を打ち消すためにあご下レベルに配
置の補助光源とから成るとし、人の上半身部の背部の壁
板を鉛直方向について弯曲凹付形したものである。
【作用】近接配置でメガネレンズでの反射光がカメラに
入るおそれのない正面光源と補助光源とから成る本発明
装置の光源は、サイド光源をも有せず、一切のメガネレ
ンズ上の反射光を写し出すことはない。さらに、人の頭
上レベルに配される正面光源からの照射光は、壁面の弯
曲凹付形下部においてカメラへ向って反射されることと
なる結果、これまでは直板のためカメラに向っての反射
がなくて暗部を形成していた下部が、カメラへ反射する
上部と同等となり、上下に渡って均質な明るさに写ると
ころの背面を提供する。
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1に基づ
いて説明する。本体38には、メインの人6の頭上に配
置の正面光源Aと当該光源Aによってあご下に形成され
る暗部を打ち消すためのあご下レベルに配置の補助光源
Bのみが配される。いずれも人に近接して配置されてい
るので、メガネレンズでの反射光はカメラに入ることは
ない。本体38の背面の壁39の人6の上半身背部は、
鉛直方向について弯曲凹付形40とされる。この場合、
サイド光源が省略化されているが、品質上何んら問題は
ないうえに、メガネを着しても、メガネのレンズ上に縦
の輝線が生じることもない。この結果、メガネ着用写真
を得ることが可能となった。
【発明の効果】以上の如く本発明は構成されるので、以
下の結果を奏する。メガネ着用写真を可能とし、かつ、
複雑かつ大型化の伴う光源の多設化によらずして、簡素
構造にて均質な明るさの写りを実現し得、装置の小型化
にも寄与し得、極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】a,b,cは本発明実施になる写真撮影スタジ
オ装置の側面図、室内正面図、人の部分の室内平面図で
ある。
【図2】従来の装置の平面図である。
【図3】従来の装置の側面図である。
【符号の説明】
1 正面光源 2 正面光源室 3 反射板 4 拡散板 5 椅子 6 人 7,8 第1サイド光源 9,10 第1サイド光源室 11,12 反射板 13,14 拡散板 15,16 第2サイド光源 17,18 反射板 19,20 反射板 21,22 拡散板 23,24 第3サイド光源 25,26 反射板 27,28 拡散板 29 天井光源 30 天井光源室 31 反射板 32 光路用円筒 33 光路用円筒 34 テ−ブル 35 反射板 36 バック光源 37 拡散板 38 本体 39 壁 40 弯曲凹付形 A 正面光源 B 補助光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/53 G03B 15/00 G03B 15/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源をいずれもメガネレンズでの反射光が
    カメラに入射するおそれのない近接配置に設定の人の頭
    上に配置のメインの正面光源と人のあご下の暗部を打ち
    消すためにあご下レベルに配置の補助光源とから成ると
    し、人の上半身部の背部の壁板を鉛直方向について弯曲
    凹付形したことを特徴とする写真撮影スタジオ装置。
JP11270203A 1999-09-24 1999-09-24 写真撮影スタジオ装置 Expired - Lifetime JP3076909B1 (ja)

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WO2001044868A1 (fr) * 1999-12-17 2001-06-21 Tsuyoshi Saigo Procede de photographie d'objet brillant, procede de photographie de lunettes et procede de preparation de catalogue electronique pour lunettes

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