JP4255430B2 - 石詰めネット篭の形成方法及び石詰めネット篭の並設形成方法 - Google Patents

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本発明は、石詰めネット篭の形成方法及び石詰めネット篭の並設形成方法に係り、特に、石詰めネット篭を略直方体形状に容易に形成することができる石詰めネット篭の形成方法及び石詰めネット篭の並設形成方法に関する。
従来、河川、海岸線等の護岸工事において、蛇篭と称される直方体形状の金網内に石を敷き詰めているものを使用している(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−109718号公報
しかしながら、上述した蛇篭(特開平7−109718号公報)にあっては、矩形枠(10)の4面に設けた吊り下げ金具を蛇篭(1)に取り付け、クレーン等で吊って蛇篭(1)を移動し、移動後、矩形枠(10)の4面に設けた吊り下げ金具を蛇篭(1)から取り外さねば成らず、吊り下げ金具の取り付け、取り外しの作業性が良好でないと共に蛇篭が金網で形成されているため、腐食により損傷を受けると、内部に敷き詰められた石の重量により蛇篭(1)が破壊されてしまうという問題点が生じた。
本発明は、上述した問題点を除去するようにした石詰めネット篭の形成方法及び石詰めネット篭の並設形成方法を提供するものである。
前記した目的を達成するための本発明の石詰めネット篭の形成方法は、天井面が開放し、内部が略直方体形状に形成された型枠と、この型枠内の前記略直方体形状に合致するように形成されると共に天井面が開閉自在に形成された合成繊維の石詰めネット篭とを備え、前記合成繊維の石詰めネット篭は、柔軟性があり、それ自身では、略直方体形状を保持できず、前記石詰めネット篭を前記型枠内に置いて、前記型枠に支持された前記石詰めネット篭は、前記型枠内で略直方体形状となり、前記石詰めネット篭の前記天井面を開放した前記石詰めネット篭内に石を敷き詰めて、敷き詰め後、前記石詰めネット篭の前記天井面を塞いで前記石を敷き詰めた前記石詰めネット篭を略直方体形状に形成し、形成後、前記型枠から前記石詰めネット篭を吊り上げ離脱させ、施工場所へ移動させ、載置されるものである。
また、請求項2記載の石詰めネット篭の形成方法は、請求項1記載の石詰めネット篭の形成方法において、石詰めネット篭の底部、右側面部、前面部、左側面部、背面部の輪郭はロープで形成され、前記底部、前記右側面部、前記前面部、前記左側面部、前記背面部の輪郭内は、それぞれ前記ロープより細い繊維で網状に形成され、前記底部と対向する天井面を開閉する蓋部は前記背面部に接続され、前記右側面部、前記前面部、前記左側面部、前記背面部に接続されて張り出すと共に、該張り出しの量が前記底部と対向する前記天井面を覆う大きさより大きい張り出し部が設けられ、前記石詰めネット篭の前記天井面の塞ぎは、前記石詰めネット篭が型枠に支持された状態にあって、前記張り出し部を前記型枠の外側に広げて、前記石詰めネット篭内に石を敷き詰めた後、前記張り出し部で前記底部と対向する天井面を覆うと共に、前記張り出し部の前記右側面部、前記前面部、前記左側面部、前記背面部の接続部位から遠い側の前記張り出し部の開放端部側を狭め、該狭めた部分を結束し、その後、前記張り出し部の上を前記蓋部で覆い、前記蓋部と前記右側面部、前記蓋部と前記前面部、前記蓋部と前記左側面部とをそれぞれ部分的に接続するものである。
また、請求項3記載の石詰めネット篭の並設形成方法は、天井面が開放し、内部が略直方体形状に形成された型枠と、この型枠内の前記略直方体形状に合致するように形成されると共に天井面が開閉自在に形成された合成繊維の石詰めネット篭と、前記石詰めネット篭の底部、右側面部、前面部、左側面部、背面部の輪郭はロープで形成され、前記底部、前記右側面部、前記前面部、前記左側面部、前記背面部の輪郭内は、それぞれ前記ロープより細い繊維で網状に形成され、前記底部と対向する天井面を開閉する蓋部は前記背面部に接続され、前面部と右側面部の境部、右側面部と底面部の境部、右側面部と背面部の境部を1本のロープで接続され、一端は前面部と右側面部の輪郭を超えて突出し、他端は右側面部と背面部の輪郭を超えて突出する第1のロープと、前面部と左側面部の境部、左側面部と底面部の境部、左側面部と背面部の境部を1本のロープで接続され、一端は前面部と左側面部の輪郭を超えて突出し、他端は左側面部と背面部の輪郭を超えて突出する第2のロープと、この第2のロープと前記第1のロープとの間であって、前面部と右側面部の境部、右側面部と底面部の境部、右側面部と背面部の境部にそれぞれ平行で、前記前面部、前記底面部、前記背面部を横切り、一端は前面部の輪郭を超えて突出し、他端は背面部の輪郭を超えて突出する第3のロープと、前面部と左側面部の境部、前面部と底面部の境部、底面部と右側面部の境部にそれぞれ平行で、前記左側面部、前記底面部、前記右側面部を横切り、一端は左側面部の輪郭を超えて突出し、他端は前記右側面部の輪郭を超えて突出する第4のロープとを備え、前記合成繊維の石詰めネット篭は、柔軟性があり、それ自身では、略直方体形状を保持できず、前記石詰めネット篭を前記型枠内に置いて、前記型枠に支持された前記石詰めネット篭は、前記型枠内で略直方体形状となり、前記石詰めネット篭の前記天井面を開放した前記石詰めネット篭内に石を敷き詰めて、敷き詰め後、前記石詰めネット篭の前記天井面を塞いで前記石を敷き詰めた前記石詰めネット篭を略直方体形状に形成し、形成後、前記第1のロープ、前記第2のロープ、前記第3のロープ、前記第4のロープで吊って、前記型枠から前記石詰めネット篭を離脱させ、前記石詰めネット篭を施工場所へ移動して前記石詰めネット篭を並設し、並設した一方の前記石詰めネット篭の隣接する前記第1のロープと並設した他方の前記石詰めネット篭の隣接する前記第1のロープ、前記第2のロープ、前記第3のロープ、前記第4のロープの内の何れか一つを結束するものであり、前記施工場所が海又は川である。
請求項1記載の石詰めネット篭の形成方法によれば、 天井面が開放し、内部が略直方体形状に形成された型枠と、この型枠内の前記略直方体形状に合致するように形成されると共に天井面が開閉自在に形成された合成繊維の石詰めネット篭とを備えているため、この石詰めネット篭を前記型枠内に置いて、前記石詰めネット篭の前記天井面を開放した前記石詰めネット篭内に石を敷き詰めて、敷き詰め後、前記石詰めネット篭の前記天井面を塞ぐことにより熟練を要しないでも石詰めネット篭を簡易に略直方体形状に形成することができる。
また、請求項2記載の石詰めネット篭の形成方法によれば、前述した請求項1記載の発明の効果に加え、石詰めネット篭の天井面の塞ぎは、前記石詰めネット篭内に石を敷き詰めた後、張り出し部で底部と対向する天井面を覆うと共に、前記張り出し部の右側面部、前面部、左側面部、背面部の接続部位から遠い側の前記張り出し部の開放端部側を狭め、該狭めた部分を結束し、その後、前記張り出し部の上を蓋部で覆うため、前記蓋部と前記右側面部、前記蓋部と前記前面部、前記蓋部と前記左側面部とをそれぞれ部分的に接続すれば良く、前記蓋部と前記右側面部、前記蓋部と前記前面部、前記蓋部と前記左側面部とを全体に亘って接続する必要がない分、作業性が良好となる。
また、請求項記載の石詰めネット篭の並設形成方法によれば、天井面が開放し、内部が略直方体形状に形成された型枠と、この型枠内の前記略直方体形状に合致するように形成されると共に天井面が開閉自在に形成された合成繊維の石詰めネット篭とを備えているため、この石詰めネット篭を前記型枠内に置いて、前記石詰めネット篭の前記天井面を開放した前記石詰めネット篭内に石を敷き詰めて、敷き詰め後、前記石詰めネット篭の前記天井面を塞ぐことにより熟練を要しないでも石詰めネット篭を簡易に略直方体形状に形成することができ、
しかも、第1のロープ、第2のロープ、第3のロープ及び第4のロープは、石詰めネット篭の一部を構成すると共に前記石詰めネット篭を移動する際の吊り用のロープを兼ねるものであるため、石詰めネット篭の移動を迅速に行うことができ、
更に、石詰めネット篭を施工場所へ移動して前記石詰めネット篭を並設し、並設した一方の前記石詰めネット篭の隣接する前記第1のロープと並設した他方の前記石詰めネット篭の隣接する前記第1のロープ、前記第2のロープ、前記第3のロープ、前記第4のロープの内の何れか一つを結束するため、施工場所が海、川である場合、流れに対して強固に保つことができる。
本発明の一実施例の石詰めネット篭の形成方法及び石詰めネット篭の並設形成方法を図面を参照して説明する。
図1乃至図8において、1は、天井面が開放し、内部が略直方体形状に形成された型枠で、型枠1は、例えば、地面Gを掘って型枠1の底面となる面を平らにすると共に、矩形形状の板材11,12,13,14を立設して形成する。Aは合成繊維の石詰めネット篭で、型枠1内の前記略直方体形状に合致するように形成されると共に天井面が開閉自在に形成されている。図1においては、合成繊維の石詰めネット篭Aは、略直方体形状に図示されているが、実際には、柔軟性があり、それ自身では、略直方体形状を保持できず、型枠1内で略直方体形状となる。
石詰めネット篭Aの底部A1、右側面部A2、前面部A3、左側面部A4、背面部A5の輪郭はロープで形成されている。また、底部A1、右側面部A2、前面部A3、左側面部A4、背面部A5の輪郭内は、それぞれ前記ロープより細い繊維で網状に形成され、
また、底部A1と対向する天井面を開閉する蓋部A6は背面部A5に接続されている。
A7は張り出し部で、張り出し部A7は、右側面部A2、前面部A3、左側面部A4、背面部A5に接続されて、右側面部A2、前面部A3、左側面部A4、背面部A5よりそれぞれ張り出すと共に、該張り出しの量が底部A1と対向する天井面を覆う大きさより大きくなっている。
R1は第1のロープで、第1のロープR1は、前面部A3と右側面部A2の境部K1、右側面部A2と底面部A1の境部K2、右側面部A2と背面部A5の境部K3を1本のロープで接続され、一端は前面部A3と右側面部A2の輪郭を超えて突出し、他端は右側面部A2と背面部A5の輪郭を超えて突出するロープである。
R2は第2のロープで、第2のロープR2は、前面部A3と左側面部A4の境部K4、左側面部A4と底面部A1の境部K5、左側面部A4と背面部A5の境部K6を1本のロープで接続され、一端は前面部A3と左側面部A4の輪郭を超えて突出し、他端は左側面部A4と背面部A5の輪郭を超えて突出するロープである。
R3は第3のロープで、第3のロープR3は、第2のロープR2と第1のロープR1との間であって、前面部A3と右側面部A2の境部K1、右側面部A2と底面部A1の境部K2、右側面部A2と背面部A5の境部K3にそれぞれ平行で、前面部A3、底面部A1、背面部A5を横切り、一端は前面部A3の輪郭を超えて突出し、他端は背面部A5の輪郭を超えて突出するロープである。
R4は第4のロープで、第4のロープR4は、前面部A3と左側面部A4の境部K4、前面部A3と底面部A1の境部K7、底面部A1と右側面部A2の境部K2にそれぞれ平行で、左側面部A4、底面部A1、右側面部A2を横切り、一端は左側面部A4の輪郭を超えて突出し、他端は右側面部A2の輪郭を超えて突出するロープである。
R5は第5のロープで、第5のロープR5は、前面部A3と左側面部A4の境部K4、前面部A3と底面部A1の境部K7、底面部A1と右側面部A2の境部K2にそれぞれ平行で、左側面部A4、底面部A1、右側面部A2を横切り、一端は左側面部A4の輪郭を超えて突出し、他端は右側面部A2の輪郭を超えて突出するロープである。
これら第1のロープR1、第2のロープR2、第3のロープR3、第4のロープR4及び第5のロープR5は、石詰めネット篭Aの一部を構成すると共に石詰めネット篭Aを移動する際の吊り用のロープを兼ねるものであるため、石詰めネット篭Aの移動を迅速に行うことができる。なお、場合により、第5のロープR5は、省略しても良い。
石詰めネット篭A内に石2を詰めるには、図1乃至図3に示すように、合成繊維の石詰めネット篭Aを型枠1内に置く。そして、石詰めネット篭Aの天井面を開放した石詰めネット篭A内に石2を敷き詰めて、敷き詰め後、石詰めネット篭Aの天井面を塞いで石詰めネット篭Aを略直方体形状に形成する。
この石詰めネット篭の形成方法によれば、天井面が開放し、内部が略直方体形状に形成された型枠1と、この型枠1内の前記略直方体形状に合致するように形成されると共に天井面が開閉自在に形成された合成繊維の石詰めネット篭Aとを備えているため、この石詰めネット篭Aを型枠1内に置いて、石詰めネット篭Aの天井面を開放した石詰めネット篭A内に石2を敷き詰めて、敷き詰め後、石詰めネット篭Aの天井面を塞ぐことにより熟練を要しないでも石詰めネット篭Aを簡易に略直方体形状に形成することができる。
なお、石詰めネット篭Aの天井面の塞ぎは、石詰めネット篭A内に石2を敷き詰めた後、張り出し部A7で底部A1と対向する天井面を覆うと共に、張り出し部A7の右側面部A2、前面部A3、左側面部A4、背面部A5の接続部位から遠い側の張り出し部A7の開放端部側を狭め、該狭めた部分を紐3で結束し、その後、張り出し部A7の上を蓋部A6で覆い、蓋部A6と右側面部A2、蓋部A6と前面部A3、蓋部A6と左側面部A4とをそれぞれ部分的に、例えば、紐4で接続する。従って、蓋部A6と右側面部A2、蓋部A6と前面部A3、蓋部A6と左側面部A4とを全体に亘って接続する必要がない分、作業性が良好となる。
なお、合成繊維の石詰めネット篭Aを型枠1内に置いて、石詰めネット篭Aを略直方体形状に形成し、クレーン等により第1のロープR1、第2のロープR2、第3のロープR3、第4のロープR4を吊って、図8及び図9に示す施工場所へ石詰めネット篭Aを施工場所へ移動して石詰めネット篭Aを並設し、並設した一方の石詰めネット篭Aの隣接する第1のロープR1と並設した他方の石詰めネット篭Aの隣接する第1のロープR1、第2のロープR2、第3のロープR3、第4のロープR4の内の何れか一つを結束する。
その結果、並設した石詰めネット篭A施工場所が海、川である場合、流れに対して石詰めネット篭Aの並設した状態を強固に保つことができる。
図1は、本発明の一実施例の石詰めネット篭の形成方法の一過程を示すのもので、型枠に石詰めネット篭を入れようとする状態の概略的斜視図である。 図2は、図1の型枠に石詰めネット篭を入れた状態の概略的斜視図である。 図3は、図2の型枠に石詰めネット篭を入れた状態の概略的斜視図である。 図4は、 図3の石詰めネット篭内に石を入れ、張り出し部の開放端部側を狭め、該狭めた部分を紐で結束した状態の概略的断面図である。 図5は、石詰めネット篭を吊り上げようとする状態の概略的斜視図である。 図6は、図5の型枠から石詰めネット篭を吊り上げ離脱した状態の概略的断面図である。 図7は、石を内在した石詰めネット篭を施工場所へ積み上げている状態の概略的な図である。 図8は、石詰めネット篭の上にテトラポットを置いた状態の概略的な図である。
符号の説明
A ・・・・・合成繊維の石詰めネット篭
A1 ・・・・・上面
1 ・・・・・型枠
2 ・・・・・石

Claims (3)

  1. 天井面が開放し、内部が略直方体形状に形成された型枠と、
    この型枠内の前記略直方体形状に合致するように形成されると共に天井面が開閉自在に形成された合成繊維の石詰めネット篭とを備え、
    前記合成繊維の石詰めネット篭は、柔軟性があり、それ自身では、略直方体形状を保持できず、前記石詰めネット篭を前記型枠内に置いて、前記型枠に支持された前記石詰めネット篭は、前記型枠内で略直方体形状となり、前記石詰めネット篭の前記天井面を開放した前記石詰めネット篭内に石を敷き詰めて、敷き詰め後、前記石詰めネット篭の前記天井面を塞いで前記石を敷き詰めた前記石詰めネット篭を略直方体形状に形成し、形成後、前記型枠から前記石詰めネット篭を吊り上げ離脱させ、施工場所へ移動させ、載置される
    ことを特徴とする石詰めネット篭の形成方法。
  2. 石詰めネット篭の底部、右側面部、前面部、左側面部、背面部の輪郭はロープで形成され、
    前記底部、前記右側面部、前記前面部、前記左側面部、前記背面部の輪郭内は、それぞれ前記ロープより細い繊維で網状に形成され、
    前記底部と対向する天井面を開閉する蓋部は前記背面部に接続され、
    前記右側面部、前記前面部、前記左側面部、前記背面部に接続されて張り出すと共に、該張り出しの量が前記底部と対向する前記天井面を覆う大きさより大きい張り出し部が設けられ、
    前記石詰めネット篭の前記天井面の塞ぎは、前記石詰めネット篭が型枠に支持された状態にあって、前記張り出し部を前記型枠の外側に広げて、前記石詰めネット篭内に石を敷き詰めた後、前記張り出し部で前記底部と対向する天井面を覆うと共に、前記張り出し部の前記右側面部、前記前面部、前記左側面部、前記背面部の接続部位から遠い側の前記張り出し部の開放端部側を狭め、該狭めた部分を結束し、その後、前記張り出し部の上を前記蓋部で覆い、前記蓋部と前記右側面部、前記蓋部と前記前面部、前記蓋部と前記左側面部とをそれぞれ部分的に接続する
    ことを特徴とする請求項1記載の石詰めネット篭の形成方法。
  3. 天井面が開放し、内部が略直方体形状に形成された型枠と、
    この型枠内の前記略直方体形状に合致するように形成されると共に天井面が開閉自在に形成された合成繊維の石詰めネット篭と、
    前記石詰めネット篭の底部、右側面部、前面部、左側面部、背面部の輪郭はロープで形成され、
    前記底部、前記右側面部、前記前面部、前記左側面部、前記背面部の輪郭内は、それぞれ前記ロープより細い繊維で網状に形成され、
    前記底部と対向する天井面を開閉する蓋部は前記背面部に接続され、
    前面部と右側面部の境部、右側面部と底面部の境部、右側面部と背面部の境部を1本のロープで接続され、一端は前面部と右側面部の輪郭を超えて突出し、他端は右側面部と背面部の輪郭を超えて突出する第1のロープと、
    前面部と左側面部の境部、左側面部と底面部の境部、左側面部と背面部の境部を1本のロープで接続され、一端は前面部と左側面部の輪郭を超えて突出し、他端は左側面部と背面部の輪郭を超えて突出する第2のロープと、
    この第2のロープと前記第1のロープとの間であって、前面部と右側面部の境部、右側面部と底面部の境部、右側面部と背面部の境部にそれぞれ平行で、前記前面部、前記底面部、前記背面部を横切り、一端は前面部の輪郭を超えて突出し、他端は背面部の輪郭を超えて突出する第3のロープと、
    前面部と左側面部の境部、前面部と底面部の境部、底面部と右側面部の境部にそれぞれ平行で、前記左側面部、前記底面部、前記右側面部を横切り、一端は左側面部の輪郭を超えて突出し、他端は前記右側面部の輪郭を超えて突出する第4のロープとを備え、
    前記合成繊維の石詰めネット篭は、柔軟性があり、それ自身では、略直方体形状を保持できず、前記石詰めネット篭を前記型枠内に置いて、前記型枠に支持された前記石詰めネット篭は、前記型枠内で略直方体形状となり、前記石詰めネット篭の前記天井面を開放した前記石詰めネット篭内に石を敷き詰めて、敷き詰め後、前記石詰めネット篭の前記天井面を塞いで前記石を敷き詰めた前記石詰めネット篭を略直方体形状に形成し、形成後、前記第1のロープ、前記第2のロープ、前記第3のロープ、前記第4のロープで吊って、前記型枠から前記石詰めネット篭を離脱させ、前記石詰めネット篭を施工場所へ移動して前記石詰めネット篭を並設し、並設した一方の前記石詰めネット篭の隣接する前記第1のロープと並設した他方の前記石詰めネット篭の隣接する前記第1のロープ、前記第2のロープ、前記第3のロープ、前記第4のロープの内の何れか一つを結束するものであり、前記施工場所が海又は川である
    ことを特徴とする石詰めネット篭の並設形成方法。
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