JP4242902B2 - 電子写真感光体およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

電子写真感光体およびこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、円筒状基体の外周面に感光層が形成された電子写真感光体およびそれを備えた電子写真方式の画像形成装置に関するものである。
電子写真感光体は、円筒状基体の外周面に感光層が形成されたものである。このような電子写真感光体においては、感光層の膜質および膜密着性は画像特性に影響を与えるため、それらを最適化することは画像特性を向上させる上で重要となる。
その一方で、円筒状基体における表面粗さは、感光層の膜質および膜密着性に影響を与えるものである。たとえば、表面粗さが大きい円筒状基体の表面に感光層を形成して電子写真感光体を形成すれば、円筒状基体の表面凹凸が画像上に現れ、画像のガサツキの原因となる。また、円筒状基体の表面粗さが大きければ、成膜時に異常成長が生じて電荷リークなどの欠陥の原因ともなる(たとえば特許文献1参照)。
これに対して、円筒状基体の表面粗さを小さくすれば、表面粗さを大きくする場合の不具合は解消するものの、円筒状基体に対する感光層との膜密着性が低くなるために膜剥がれが生じやすくなる。特に、電子写真感光体の端部には機械的な負荷が加わりやすいため、電子写真感光体の端部では感光層の膜剥がれがより生じやすくなる。電子写真感光体の端部は、画像形成には寄与しないものの、端部での膜剥がれが画像形成領域にまで及んだ場合には、画像特性に影響を与えることとなる。
特開2005−141120号公報
近年においては、画像のカラー化、高画質化、高速化の要求が高まっており、感光層としてアモルファスシリコン(a−Si)系のものを採用し、円筒状基体としてアルミニウム系のものを採用するのが主流となっているが、その場合には、感光層と円筒状基体との間の内部応力(熱膨張率)の差が大きくなる傾向があるために、円筒状基体の外周面の表面粗さを小さくした場合には、外周面のおける膜剥がれがより生じやすくなる。
このように、円筒状基体の外表面の表面粗さを最適化するだけでは、感光層の膜質および膜密着性を最適化することによる画像特性の向上には限界があり、近年における画像のカラー化、高画質化および高速化の要求には十分に応えることができない。
本発明は、電子写真感光体において、円筒状基体の外周面における膜剥がれが生じることを抑制しつつ、電荷リークなどの欠陥が生じることを抑制することを課題としている。
本発明の第1の側面では、外周面と端面との間に面取り面が形成された円筒状基体と、前記円筒状基体の外周面に形成された感光層と、を備えた電子写真感光体であって、前記感光層は、前記面取り面を覆っており、前記面取り面は、表面粗さが前記外周面よりも大きくされており、かつ前記面取り面および前記端面の算術平均粗さRaが0.100μm以上、1.00μm以下であることを特徴とする、電子写真感光体が提供される。
前記円筒状基体の外周面は、たとえば算術平均粗さRaが0.010μm以上0.050μm以下の鏡面とされる。一方、前記面取り面は、たとえば算術平均粗さRaが0.100μm以上の粗面とされる。好ましくは、前記面取り面は、算術平均粗さRaが0.100μm以上1.00μm以下とされる。
前記感光層は、その端部が前記端面にまで至るように形成してもよい。その場合、前記外周面は、たとえば算術平均粗さRaが0.010μm以上0.050μm以下とされ、前記端面は、たとえば算術平均粗さRaが0.100μm以上、好ましくは算術平均粗さRaが0.100μm以上1.00μm以下とされ、前記面取り面は、たとえば算術平均粗さRaが0.100μm以上、好ましくは算術平均粗さRaが0.100μm以上1.00μm以下とされる。
前記端面は、表面粗さが前記面取り面よりも小さくされ、あるいは表面粗さが前記面取り面よりも大きくされる。
前記面取り面は、たとえば角面である。この場合、前記面取り面は、前記外周面との交差角度が30度以上60度となるように形成するのが好ましい。
前記面取り面は、丸面であってもよい。その場合、前記面取り面の曲率半径は、たとえば0.1mm以上1.5mm以下とされる。
ここで、本発明において感光層とは、少なくとも光導電層を含むものであり、この光導電層に加えて、キャリア注入阻止層およびキャリア輸送層のうちの少なくとも一方をさらに備えたものなども本発明でいう感光層に含まれる。
前記光導電層は、たとえばシリコン原子を母体とする非単結晶材料で構成されている。
前記感光層は、少なくとも50原子%以上の炭素を含む非単結晶材料からなる表面層をさらに含んでいてもよい。
本発明の第2の側面では、本発明の第1の側面に係る電子写真感光体を備えたことを特徴とする、画像形成装置が提供される。
本発明によれば、面取り面の表面粗さが外周面よりも大きく、たとえば算術平均粗さRaが0.100μm以上の粗面とされているため、感光層を面取り面にまで形成した場合に、面取り面における感光層の密着性が高くなる。そのため、感光層の端部において、膜剥がれが生じることを抑制することができるようになり、外周面において膜剥がれが生じることを抑制することができる。また、面取り面の算術平均粗さRaを1.00μm以下とすれば、成膜時において、端部においてバリが発生するのを抑制することができる。これにより、製品不良率を低減することができるため、製造コストを低減することが可能となる。
また、端面の表面粗さを外周面よりも大きく、たとえば算術平均粗さRaが0.100μm以上の粗面とすれば、端面にまで感光層を形成した場合に、端面における感光層の密着性が高くなる。そのため、感光層の端部において、膜剥がれが生じることを抑制することができるようになり、外周面において膜剥がれが生じることを抑制することができる。また、端面の算術平均粗さRaを1.00μm以下とすれば、成膜時において、端部においてバリが発生するのを抑制することができる。これにより、製品不良率を低減することができるため、製造コストを低減することが可能となる。
とくに、端面にまで感光層を形成する場合において、面取り面の表面粗さを端面よりも大きくすれば、面取り面における感光層の密着性が高くなるため、端面において膜剥がれが生じたとしても、膜剥がれが進行することを面取り面において食い止めることができる。その結果、端面において生じた膜剥がれが外周面にまで及んでしまうこと抑制することができる。
一方、端面にまで感光層を形成する場合において、面取り面の表面粗さを端面よりも小さくすれば、感光層を形成する場合におけるバリの発生を適切に抑制することができる。
本発明においてはさらに、円筒状基体の外周面の表面粗さが小さくされているために、外表面に感光層を形成する際の異常成長を抑制して平滑性の高い感光層を形成することができ、電荷リークなどの欠陥を生じにくい感光層を形成することが可能となる。
本発明の電子写真感光体において、面取り面と外周面との交差角度を30度以上60度以下とすれば、面取り面と外周面とによって形成されるエッジ、および面取り面と端面とによって形成されるエッジを鈍なものとすることができる。そのため、感光層を外周面から面取り面にまで形成し、あるいは外周面から端面にまで形成した場合には、先のエッジによって感光層が損傷することを抑制することが可能となる。これにより、感光層の端部において、膜剥がれを生じることを抑制することができる。
また、面取り面を丸面とし、面取り面の曲率半径を0.1mm以上1.5mm以下とすれば、外周面と面取り面との間、および端面と面取り面との間にエッジを形成することなく、外周面、面取り面および端面が滑らかに連続するものとすることができる。そのため、感光層を外周面から面取り面にまで形成し、あるいは外周面から端面にまで形成した場合には、面取り面と外周面あるいは端面との間の境界において、感光層が損傷することを抑制することが可能となる。これにより、感光層の端部において、膜剥がれを生じることを抑制することができる。
このような効果は、円筒状基体からの膜剥がれの問題が深刻であるアモルファスシリコン系の感光層を有する電子写真感光体においても、適切に得ることができる。
さらに、本発明に係る画像形成装置は、先に説明した電子写真感光体を備えていることから、電子写真感光体における膜剥がれが適切に抑制されている。そのため、長期間にわたって画像形成装置を使用した場合であっても、経時的に形成画像が劣化することが抑制され、適切な画像を安定して提供することが可能となる。
以下、本発明に係る画像形成装置および電子写真感光体ついて、添付図面を参照しつつ具体的に説明する。
図1に示した画像形成装置1は、電子写真感光体2、帯電装置3、露光装置4、現像装置5、転写装置6、定着装置7、クリーニング装置8、および除電装置9を備えたものである。
電子写真感光体2は、画像信号に基づいた静電潜像およびトナー像が形成されるものであり、図中の矢印A方向に回転可能とされている。
帯電装置3は、電子写真感光体2の表面を、電子写真感光体2の光導電層の種類に応じて、正又は負極性に一様に帯電させるためのものである。電子写真感光体2の帯電電位は、通常、200V以上1000V以下とされる。
露光装置4は、電子写真感光体2に静電潜像を形成するためのものであり、特定波長(たとえば650nm以上780nm以下)の光を出射可能とされている。この露光装置4によると、画像信号に応じて電子写真感光体2の表面に光を照射して光照射部分の電位を減衰させることにより、電位コントラストとしての静電潜像が形成される。露光装置4としては、たとえば約680nmの波長の光を出射可能なLED素子を600dpiの密度で配列させたLEDヘッドを採用することができる。
もちろん、露光装置4としては、レーザ光を出射可能なものを使用することもできる。また、LEDヘッド等の露光装置4に代えて、レーザービームやポリゴンミラー等からなる光学系や原稿からの反射光を通すレンズやミラー等からなる光学系を用いることにより、複写機の構成の画像形成装置とすることもできる。
現像装置5は、電子写真感光体2の静電潜像を現像してトナー像を形成するためのものである。この現像装置5は、現像剤を保持しているとともに、現像スリーブ50を備えている。
現像剤は、電子写真感光体2の表面に形成されるトナー像を構成するためのものであり、現像装置5において摩擦帯電させられる。現像剤としては、磁性キャリアと絶縁性トナーとから成る二成分系現像剤、あるいは磁性トナーから成る一成分系現像剤を使用することができる。
現像スリーブ50は、電子写真感光体2と現像スリーブ50との間の現像領域に現像剤を搬送する役割を果すものである。
現像装置5においては、現像スリーブ50により摩擦帯電したトナーが一定の穂長に調整された磁気ブラシの形で搬送され、電子写真感光体2と現像スリーブ50との間の現像域において、このトナーによって静電潜像が現像されてトナー像が形成される。トナー像の帯電極性は、正規現像により画像形成が行われる場合には、電子写真感光体2の表面の帯電極性と逆極性とされ、反転現像により画像形成が行われる場合には、電子写真感光体2の表面の帯電極性と同極性とされる。
転写装置6は、電子写真感光体2と転写装置6との間の転写領域に給紙された記録紙Pにトナー像を転写するためのものであり、転写用チャージャ60および分離用チャージヤ61を備えている。この転写装置6では、転写用チャージャ60において記録紙Pの背面(非記録面)がトナー像とは逆極性に帯電され、この帯電電荷とトナー像との静電引力によって、記録紙P上にトナー像が転写される。転写装置6ではさらに、トナー像の転写と同時的に、分離用チャージャ61において記録紙Pの背面が交流帯電させられ、記録紙Pが電子写真感光体2の表面から速やかに分離させられる。
なお、転写装置6としては、電子写真感光体2の回転に従動し、かつ電子写真感光体2とは微小間隙(通常、0.5mm以下)を介して配置された転写ローラを用いることも可能である。この場合の転写ローラは、たとえば直流電源により、電子写真感光体2上のトナー像を記録紙P上に引きつけるような転写電圧を印加するように構成される。このような転写ローラを用いる場合には、分離用チャージャ61のような転写材分離装置は省略される。
定着装置7は、記録紙Pに転写されたトナー像を定着させるためのものであり、一対の定着ローラ70,71を備えている。この定着装置7では、一対のローラ70,71の間に記録紙Pを通過させることにより、熱、圧力等によって記録紙Pに対してトナー像が定着させられる。
クリーニング装置8は、電子写真感光体2の表面に残存するトナーを除去するためのものであり、クリーニングブレード80を備えている。このクリーニング装置8では、クリーニングブレード80によって、電子写真感光体2の表面に残存するトナーが掻き取られて回収される。クリーニング装置8において回収されたトナーは、必要により、現像装置5内にリサイクルされて再使用に供される。
除電装置9は、電子写真感光体2の表面電荷を除去するためのものである。この除電装置9は、たとえば光照射により、電子写真感光体2の表面電荷を除去するように構成される。
ここで、画像形成装置1においては、電子写真感光体2として、図2に示したものが使用される。図示した電子写真感光体2は、円筒状基体20と、感光層21と、を備えたものである。
感光層21は、円筒状基体20の外周面20aから面取り面20bおよび端面20cにまで連続して形成されたものであり、光導電層21Aおよび表面層21Bを有している。この感光層21は、必要に応じて、キャリア注入阻止層やキャリア輸送層をさらに備えたものとされる。
光導電層21Aは、露光装置4によるレーザ光などの光照射によって、電子が励起され、自由電子あるいは正孔などのキャリアを発生させるためのものである。
光導電層21Aは、たとえばシリコン原子を母体とする非単結晶材料(a−Si系材料)で構成されている。光導電層21Aはまた、a−Se、Se−Te、およびAsSeなどのa−Se系材料、あるいはZnO、CdS、およびCdSeなどの周期律表第12−16族化合物材料により形成することもできる。その中でもとくに、a−Siおよびa−SiにC、N、Oなどを加えたa−Si系材料を用いるのが好ましい。そうすることにより、高い光感度特性、高速応答性、繰り返し安定性、耐熱性、および耐久性などの優れた電子写真特性が安定して得られ、さらに表面層21Bとの整合性が優れたものとなる。
a−Si系材料としては、a−Si、a−SiC、a−SiN、a−SiO、a−SiGe、a−SiCN、a−SiNO、a−SiCOおよびa−SiCNOなどを挙げることができる。これらのa−Si系材料による光導電膜は、たとえばグロー放電分解法、各種スパッタリング法、各種蒸着法、ECR法、光CVD法、触媒CVD法、および反応性蒸着法などにより成膜形成し、その成膜形成に当たってダングリングボンド終端用に水素(H)やハロゲン元素(FやCl)を膜中に1原子%以上40原子%以下含有させることにより形成することができる。また、光導電層21Aの成膜にあたっては、各層の暗導電率や光導電率などの電気的特性および光学的バンドギャップなどについて所望の特性を得るために、周期律表第13族元素(以下、「第13族元素」と略す)や周期律表第15族元素(以下、「第15族元素」と略す)を含有させたり、C、Oなどの元素の含有量を調整して上記諸特性を調整する。
第13族元素および第15族元素としては、共有結合性に優れて半導体特性を敏感に変え得る点、および優れた光感度が得られるという点でホウ素(B)およびリン(P)を用いるのが望ましい。第13族元素および第15族元素をC、O等の元素とともに含有させる場合には、第13族元素の含有量は0.1ppm以上20000ppm以下、第15族元素の含有量は0.1ppm以上10000ppm以下であるのが好ましく、また、C、O等の元素を含有させないか、または微量含有させる場合は、第13族元素の含有量は0.01ppm以上200ppm以下、第15族元素の含有量は0.01ppm以上100ppm以下であるのが好ましい。これらの元素は、層厚方向にわたって勾配を設けてもよく、その場合には層全体の平均含有量が上記範囲内であればよい。
とくに、光導電層21Aをa−Si系材料により形成する場合には、微結晶シリコン(μc−Si)を含有させてもよく、その場合には、暗導電率および光導電率を高めることができるので、光導電層21Aの設計自由度が増すという利点がある。このようなμc−Siは、上記と同様の形成法を採用し、その成膜条件を変えることによって形成することができる。たとえばグロー放電分解法では、円筒状基体20の温度および高周波電力を高めに設定し、希釈ガスとしての水素流量を増すことによって形成できる。また、μc−Siを含有させる場合にも上記と同様の不純物元素を添加させてもよい。
光導電層21Aの厚みは、使用する光導電性材料および所望の電子写真特性により適宜設定するが、a−Si系材料を用いる場合には、通常5μm以上100μm以下、好ましくは15μm以上60μm以下とされる。
また、光導電層21Aの軸方向の厚みムラは、中央の±3%以内にすることが好ましい。これは、光導電層21Aの軸方向の厚みムラが大きいと、電子写真感光体2の耐圧(リーク)および外径寸法に差が現れ、軸方向にて画像に問題が生じるおそれがあるからである。
なお、光導電層21Aは、前述の無機化合物を粒子化し、それを樹脂に分散させた形態、あるいはOPC系光導電層として形成してもよい。
一方、表面層21Bは、電子写真感光体2における電子写真特性(帯電能、光感度、残留電位などの電位特性、および画像濃度、解像度、コントラスト、階調性などの画像特性)の質および安定性、ならびに耐久性(耐磨耗性・耐刷性・耐環境性・耐薬品性など)を向上させるためのものである。
この表面層21Bは、光導電層21Aの表面において、たとえば少なくとも50原子%以上の炭素を含む非単結晶材料(a−SiC系)により積層形成されている。表面層21Bは、その厚みが、たとえば0.2μm以上1.5μm以下、好ましくは0.5μm以上1.0μm以下とされている。このような表面層21Bは、光導電層21Aと同様な手法により形成することができる。
円筒状基体20は、電子写真感光体2の骨格をなすものであり、金属などの導電性材料により全体が形成されている。円筒状基体20のための導電性材料としては、たとえばAl、SUS、Zn、Cu、Fe、Ti、Ni、Cr、Ta、Sn、Au、およびAgなどの金属材料、それらの金属材料を含む合金材料を挙げることができるが、例示した導電性材料のうち、Al系材料が最も好ましい。円筒状基体20の全体をAl合金材料により形成すれば、電子写真感光体2が軽量かつ低コストに製造可能となり、その上、光導電層21をa−Si系材料により形成した場合に、それらの層との密着性が高くなって信頼性が向上する。
この円筒状基体20は、端部において、外周面20aと端面20cとの間に設けられた面取り面20bを有している。
面取り面20bは、角面(C面)として形成されたものであり、外周面20aとの交差角度θが、たとえば30度以上60度と以下なるように形成されている。このような範囲に面取り面20bと外周面20aとの交差角度を設定することにより、面取り面20bと外周面20aとによって形成されるエッジ、および面取り面20bと端面20cとによって形成されるエッジを鈍なものとすることができる。そのため、感光層21を外周面20aから面取り面20bにまで、あるいは外周面20aから端面20cにまで形成した場合には、先のエッジによって感光層21が損傷することを抑制することが可能となる。
図3に示したように、面取り面20dは、丸面(R面)として形成してもよい。この場合、面取り面20dの曲率半径Rは、たとえば0.1mm以上1.5mm以下とされる。このような範囲に面取り面20dの曲率半径Rを設定することにより、感光層21を外周面20aから面取り面20dにまで形成し、あるいは外周面20aから端面20cにまで形成した場合には、面取り面20dと外周面20aあるいは端面20cとの間の境界において、感光層21が損傷することを抑制することが可能となる。これにより、感光層21の端部において、膜剥がれを生じることを抑制することができる。
面取り面20b,20dの表面粗さは、外周面20aよりも大きくされ、たとえば表面粗さが端面20cよりも大きくされる。面取り面20b,20dの表面粗さは、端面20cよりも小さくてもよい。ここで、円筒状基体20の外周面20aは、たとえば算術平均粗さRaが0.010μm以上0.050μm以下の鏡面とされ、面取り面20b,20dおよび端面20cは、たとえば算術平均粗さRaが0.100μm以上の粗面とされる。好ましくは、面取り面20b,20dおよび端面20cは、算術平均粗さRaが0.100μm以上1.00μm以下とされる。
ここで、円筒状基体20の外周面20aを鏡面として形成した場合には、感光層21を形成する場合の異常成長を抑制して平滑性の高い感光層21を形成することができ、電荷リークなどの欠陥を生じにくい感光層21を形成することが可能となる。
その一方で、面取り面20b,20dの表面粗さを外周面20aよりも大きく、たとえば算術平均粗さRaが0.100μm以上の粗面とすれば、面取り面20b,20dにおける感光層21の密着性が高くなる。そのため、感光層21の端部において、膜剥がれが生じることを抑制することができるようになり、外周面20aにおいて膜剥がれが生じることを抑制することができる。また、面取り面20b,20dの算術平均粗さRaを1.00μm以下とすれば、成膜時において、端部においてバリが発生するのを抑制することができる。これにより、製品不良率を低減することができるため、製造コストを低減することが可能となる。
また、端面20cの表面粗さを外周面20aよりも大きく、たとえば算術平均粗さRaが0.100μm以上の粗面とすれば、端面20cにまで感光層21を形成した場合に、端面20cにおける感光層21の密着性が高くなる。そのため、感光層21の端部において、膜剥がれが生じることを抑制することができるようになり、外周面20aにおいて膜剥がれが生じることを抑制することができる。また、端面20cの算術平均粗さRaを1.000μm以下とすれば、成膜時において、端部においてバリが発生するのを抑制することができる。これにより、製品不良率を低減することができるため、製造コストを低減することが可能となる。
とくに、端面20cにまで感光層21を形成する場合に、面取り面20b,20dの表面粗さを端面20cよりも大きくすれば、面取り面20b,20dにおける感光層21の密着性が高くなるため、端面20cにおいて膜剥がれが生じたとしても、膜剥がれの進行を面取り面20b,20dにおいて食い止めることができる。その結果、膜剥がれが外周面20aにまで及んでしまうこと抑制することができる。
一方、端面20cにまで感光層21を形成する場合に、面取り面20b、20dの表面粗さを端面20cよりも小さくすれば、感光層21を形成する場合におけるバリの発生を適切に抑制することができる。
本発明は、上述した実施の形態には限定されず、種々に変更可能である。たとえば図4に示した電子写真感光体2′のように、感光層21′は、円筒状基体20′における端面20c′まで形成せずに、面取り面20b′まで形成するようにしてもよい。この場合においても、面取り面20b′の表面粗さは、外周面20a′の表面粗さよりも大きくされる。図4には、面取り面20b′が角面(C面)の場合を例示したが、面取り面は丸面(R面)であってもよい。
本実施例においては、図2に示した構成の電子写真感光体2を作製し、円筒状基体20における面取り面20bおよび端面20cの表面粗さが、感光層21の密着性に与える影響を評価した。
(電子写真感光体の作製)
本実施例で用いる電子写真感光体は、円筒状基体20としてアルミニウム合金から成る外径30mm、長さ254mmの引き抜き管の外周面20aを鏡面加工するとともに面取り面20bおよび端面20cの表面粗さを調整して洗浄したものを用意し、これをグロー放電分解成膜装置にセットして、下記表1に示す成膜条件により感光層21として、キャリア注入阻止層、光導電層21Aおよび表面層21Bを順次積層することで作製した。
Figure 0004242902
(表面粗さの測定)
円筒状基体20の外周面20a、面取り面20bおよび端面20cの表面粗さは、算術平均粗さRaとして測定した。算術平均粗さRaは、JIS B0601(1994)に準じて測定した。測定器としては、「SURFFCOM 480A」(株式会社東京精密製)を用いて測定した。先端触針としては、「0102506」(株式会社東京精密製)を用いた。算術平均粗さRaを測定するときの条件は、下記表2の通りとした。算術平均粗さの測定結果については、後述する感光層21の密着性の評価とともに、下記表3に示した。なお、下記表4は、表3に示した評価についての凡例である。
Figure 0004242902
(感光層の密着性の評価)
感光層21の密着性は、感光層21における円筒状基体20の端面20cに形成された部分に傷を付けた電子写真感光体2を、20℃の純水中に24時間浸漬させた後に、感光層21における外周面20aの部分の膜剥がれを観察することにより行なった。感光層21に対する傷付けは、図5および図6に示したように、電子写真感光体2の端面に、カッターK(「SC−1P」:NTカッター株式会社製)を50Nで押し付けることにより行なった。このような傷付けは、図7に示したように、1つの電子写真感光体2につき、円筒状基体20の中心から放射状に延び、かつ10mmピッチとなるように3箇所ついて行なった。
膜剥がれの観察結果については、下記表3に示した。下記表3においては、電子写真感光2を形成したときのバリの発生状況を観察した結果を同時に示した。
Figure 0004242902
Figure 0004242902
上記表3に示した測定結果を面取り面および端面の粗さと外周面での膜剥がれの関係として整理したものを表5に、面取り面および端面の粗さとバリ発生の関係として整理したものを表6にそれぞれ示した。
Figure 0004242902
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表5から分かるように、面取り面20bおよび端面20cの算術平均粗さRaが0.100μm以下の場合には、端面20cにおいて膜剥がれが生じ、その膜剥がれが外周面20aにまで及んでおり、実用上の使用が困難なものであった。ただし、表3から分かるように、面取り面20bの表面粗さが外周面20aより大きいサンプル1のA,C,D、サンプル2のA、サンプル3のA、サンプル4のA、およびサンプル5のAは、実用上の使用は困難であるものの、面取り面20bの表面粗さが外周面20aより小さいものに比べて、膜剥がれが起こり難くなっていた。
これに対して、表5から分かるように面取り面20bおよび端面20cの算術平均粗さRaが0.100μm以上の場合には、外周面20aにおける膜剥がれが生じておらず、あるいは微小な膜剥れがあるものの実用上の使用が可能なものであった。
また、表3から分かるように、膜剥がれに関して良好な結果が得られた電子写真感光体2のうち、面取り面20bの算術平均粗さRaが端面20cよりも大きなものについては、外周面20aにおける膜剥がれが生じていなかった。
したがって、外周面20aにおける膜剥がれを抑制する観点からは、面取り面20bおよび端面20cの算術平均粗さRaが0.100μm以上であるのが好ましく、面取り面20bの算術平均粗さRaを端面20cの算術平均粗さRaよりも大きくするのがさらに好ましい。
表6から分かるように、面取り面20bおよび端面20cの算術平均粗さRaが1.00μm以上の場合には、成膜時においてバリが発生しており、実用上の使用が困難なものであった。
これに対して、面取り面20bおよび端面20cの算術平均粗さRaが1.00μm以下の場合には、成膜時においてバリが発生しておらず、あるいは微小バリが発生しているものの実用上の使用が可能なものであった。
したがって、成膜時におけるバリの発生を抑制する観点からは、面取り面20bおよび端面20cの算術平均粗さRaを1.000μm以下とするが好ましい。
また、表3から分かるように、成膜時のバリに関して良好な結果が得られた電子写真感光体2のうち、面取り面20bの算術平均粗さRaが端面20cよりも小さなものについては、膜剥がれに関しても良好な結果が得られる傾向があった。
以上の結果をまとめると、成膜時におけるバリの発生を抑制しつつ、外周面における膜剥がれを抑制するためには、面取り面20bおよび端面20cの算術平均粗さRaを0.100〜1.000μmとするのが好ましいことが分かる。とくに、面取り面20bの算術平均粗さRaを端面20cの算術平均粗さRaよりも大きくすれば、外周面20aにおける膜剥がれをより確実に抑制することができる。
本発明に係る画像形成装置の一例を示す模式図である。 本発明に係る電子写真感光体の断面図およびその要部を拡大して示した断面図である。 本発明に係る電子写真感光体の他の例を説明するための図2に相当する断面図およびその要部を拡大して示した断面図である。 本発明に係る電子写真感光体のさらに他の例を説明するための図2に相当する断面図およびその要部を拡大して示した断面図である。 実施例における感光層に対する傷付けを説明するための電子写真感光体の要部を示す斜視図である。 実施例における感光層に対する傷付けを説明するための電子写真感光体の要部を示す断面図である。 実施例において使用した電子写真感光体の正面図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 電子写真感光体
20 円筒状基体
20a (円筒状基体の)外周面
20b (円筒状基体の)面取り面
20c,20d(円筒状基体の)端面
21 感光層
21A (感光層の)感光層
21B (感光層の)表面層
θ (面取り面と外周面との)交差角度
R (面取り面の)曲率半径

Claims (15)

  1. 外周面と端面との間に面取り面が形成された円筒状基体と、
    前記円筒状基体の外周面に形成された感光層と、
    を備えた電子写真感光体であって、
    前記感光層は、前記面取り面を覆っており、
    前記面取り面は、表面粗さが前記外周面よりも大きくされており、かつ前記面取り面および前記端面の算術平均粗さRaが0.100μm以上、1.00μm以下であることを特徴とする、電子写真感光体。
  2. 前記外周面は、算術平均粗さRaが0.010μm以上0.050μm以下であり、
    前記面取り面は、算術平均粗さRaが0.100μm以上である、請求項1に記載の電子写真感光体。
  3. 前記面取り面は、算術平均粗さRaが0.100μm以上1.00μm以下である、請求項2に記載の電子写真感光体。
  4. 前記感光層は、その端部が前記端面にまで形成されており、
    前記端面は、表面粗さが前記外周面よりも大きくされている、請求項1に記載の電子写真感光体。
  5. 前記外周面は、算術平均粗さRaが0.010μm以上0.050μm以下であり、
    前記端面は、算術平均粗さRaが0.100μm以上である、請求項4に記載の電子写真感光体。
  6. 前記端面は、算術平均粗さRaが0.100μm以上1.00μm以下である、請求項5に記載の電子写真感光体。
  7. 前記外周面は、算術平均粗さRaが0.010μm以上0.050μm以下であり、
    前記端面および前記面取り面は、算術平均粗さRaが0.100μm以上である、請求項4に記載の電子写真感光体。
  8. 前記端面および前記面取り面は、算術平均粗さRaが0.100μm以上1.00μm以下である、請求項7に記載の電子写真感光体。
  9. 前記端面は、表面粗さが前記面取り面よりも小さくされている、請求項4ないし8のいずれかに記載の電子写真感光体。
  10. 前記端面は、表面粗さが前記面取り面よりも大きくされている、請求項4ないし8のいずれか1つに記載の電子写真感光体。
  11. 前記面取り面は、角面であり、前記外周面との交差角度が30度以上60度以下とされている、請求項1ないし10のいずれか1つに記載の電子写真感光体。
  12. 前記面取り面は、丸面であり、曲率半径が0.1mm以上1.5mm以下とされている、請求項1ないし10のいずれか1つに記載の電子写真感光体。
  13. 前記感光層は、シリコン原子を母体とする非単結晶材料で構成された光導電層を含んでいる、請求項1ないし12のいずれか1つに記載の電子写真感光体。
  14. 前記感光層は、少なくとも50原子%以上の炭素を含む非単結晶材料からなる表面層をさらに含んでいる、請求項13に記載の電子写真感光体。
  15. 請求項1ないし14のいずれか1つに記載の電子写真感光体を備えたことを特徴とする、画像形成装置。
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