JPH08146625A - 感光体ロ−ラと有機光半導体塗布方法と電子写真記録装置 - Google Patents
感光体ロ−ラと有機光半導体塗布方法と電子写真記録装置Info
- Publication number
- JPH08146625A JPH08146625A JP28940394A JP28940394A JPH08146625A JP H08146625 A JPH08146625 A JP H08146625A JP 28940394 A JP28940394 A JP 28940394A JP 28940394 A JP28940394 A JP 28940394A JP H08146625 A JPH08146625 A JP H08146625A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- organic
- semiconductor
- optical semiconductor
- chamfered portion
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組立てを不要にし、有機光半導体の塗布も簡
単にできる感光体ロ−ラと有機光半導体塗布方法と安価
な電子写真記録装置を提供する。 【構成】 ロ−ラ本体2は中実体とし、ロ−ラ本体2の
端面にロ−ラ本体2と同軸に回転支軸4、5の端面を一
体に形成し、ロ−ラ本体2の両端面にそれぞれ面取り部
6、7を設け、面取り部6の途中までキャップを被せ、
有機光半導体の溶液に浸し、面取り部6の途中から面取
り部7の途中までに一定の厚さを有する有機光半導体3
の層とを設け、電子写真記録装置の画像形成部に組み込
む。
単にできる感光体ロ−ラと有機光半導体塗布方法と安価
な電子写真記録装置を提供する。 【構成】 ロ−ラ本体2は中実体とし、ロ−ラ本体2の
端面にロ−ラ本体2と同軸に回転支軸4、5の端面を一
体に形成し、ロ−ラ本体2の両端面にそれぞれ面取り部
6、7を設け、面取り部6の途中までキャップを被せ、
有機光半導体の溶液に浸し、面取り部6の途中から面取
り部7の途中までに一定の厚さを有する有機光半導体3
の層とを設け、電子写真記録装置の画像形成部に組み込
む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真プリンタや電子
写真複写機等の画像形成部に備えられる感光体ロ−ラと
有機光半導体塗布方法に関する。
写真複写機等の画像形成部に備えられる感光体ロ−ラと
有機光半導体塗布方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プリンタや電子写真複写
機等の画像形成部には画像を形成する感光体ロ−ラがサ
イドフレ−ムに回転自在に軸支されてある。感光体ロ−
ラはロ−ラ本体に導電性金属パイプ、具体的にはアルミ
ニウム製のパイプ材を使用し、その表面に有機光半導体
を塗布し、樹脂材の円板に金属性の回転支軸を同心にイ
ンサ−トした回転支軸部材がパイプ材の両端にそれぞれ
圧入して設けてある。感光体ロ−ラは画像を形成するた
めに接地する必要があり、パイプ材と回転支軸部材とは
ア−ス板で接続してある。
機等の画像形成部には画像を形成する感光体ロ−ラがサ
イドフレ−ムに回転自在に軸支されてある。感光体ロ−
ラはロ−ラ本体に導電性金属パイプ、具体的にはアルミ
ニウム製のパイプ材を使用し、その表面に有機光半導体
を塗布し、樹脂材の円板に金属性の回転支軸を同心にイ
ンサ−トした回転支軸部材がパイプ材の両端にそれぞれ
圧入して設けてある。感光体ロ−ラは画像を形成するた
めに接地する必要があり、パイプ材と回転支軸部材とは
ア−ス板で接続してある。
【0003】また、有機光半導体を塗布する際には、回
転支軸をパイプ材に取り付ける前に、有機光半導体がパ
イプ材の内部に付着しないようにパイプ材の一方の穴に
栓を施し、他方を上にして端面近傍まで有機光半導体の
溶液に浸し、予め決められた速度で他方を引き上げてい
きロ−ラ面に有機光半導体を一定の厚さに塗布する。
転支軸をパイプ材に取り付ける前に、有機光半導体がパ
イプ材の内部に付着しないようにパイプ材の一方の穴に
栓を施し、他方を上にして端面近傍まで有機光半導体の
溶液に浸し、予め決められた速度で他方を引き上げてい
きロ−ラ面に有機光半導体を一定の厚さに塗布する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の感光体ロ−ラに
あっては、パイプ材、回転支軸部材、ア−ス板で構成さ
れているので、組立てが複雑となり、また、パイプ材に
回転支軸部材、ア−ス板を取り付ける際には、すでにパ
イプ材表面に塗布してある有機光半導体にキズ等を付け
ないように注意する必要があり、大幅な組立て工数を掛
けねばならないという問題点があった。
あっては、パイプ材、回転支軸部材、ア−ス板で構成さ
れているので、組立てが複雑となり、また、パイプ材に
回転支軸部材、ア−ス板を取り付ける際には、すでにパ
イプ材表面に塗布してある有機光半導体にキズ等を付け
ないように注意する必要があり、大幅な組立て工数を掛
けねばならないという問題点があった。
【0005】また、パイプ材の表面に有機光半導体を塗
布する場合、塗布前にパイプ材の内側に付着しないよう
に端部に栓をつけねばならず、塗布にも大幅な工数を掛
けねばならないという問題点もあった。
布する場合、塗布前にパイプ材の内側に付着しないよう
に端部に栓をつけねばならず、塗布にも大幅な工数を掛
けねばならないという問題点もあった。
【0006】また、パイプ端部には有機光半導体の未塗
布部が存在するので他のロ−ラ類との接触を避けるため
に空間を必要とするという問題点もあった。
布部が存在するので他のロ−ラ類との接触を避けるため
に空間を必要とするという問題点もあった。
【0007】また、そのために電子写真記録装置を高価
格にするという問題点もあった。
格にするという問題点もあった。
【0008】本発明は、感光体ロ−ラの組立てを不要に
し、有機光半導体の塗布も簡単にできる感光体ロ−ラと
有機光半導体塗布方法と安価な電子写真記録装置を提供
することを目的としている。
し、有機光半導体の塗布も簡単にできる感光体ロ−ラと
有機光半導体塗布方法と安価な電子写真記録装置を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の感光体ロ−ラにおいては、ロ−ラ本体は中実
体とし、ロ−ラ本体の端面にロ−ラ本体と同軸に回転支
軸の端面を一体に形成し、ロ−ラ本体の少なくとも一方
の端面に設けた面取り部途中から他方の端面までに一定
の厚さを有する有機光半導体の層を有するものである。
に本発明の感光体ロ−ラにおいては、ロ−ラ本体は中実
体とし、ロ−ラ本体の端面にロ−ラ本体と同軸に回転支
軸の端面を一体に形成し、ロ−ラ本体の少なくとも一方
の端面に設けた面取り部途中から他方の端面までに一定
の厚さを有する有機光半導体の層を有するものである。
【0010】また、上記目的を達成するために本発明の
有機光半導体塗布方法においては、ロ−ラ本体の少なく
とも一方の端面に面取り部を設け、面取り部を上にして
面取り部途中まで有機光半導体の溶液に浸し、予め決め
られた速度で他方を引き上げていき面取り部途中から一
方の端面途中までに一定の厚さを有する有機光半導体の
層を塗布する。
有機光半導体塗布方法においては、ロ−ラ本体の少なく
とも一方の端面に面取り部を設け、面取り部を上にして
面取り部途中まで有機光半導体の溶液に浸し、予め決め
られた速度で他方を引き上げていき面取り部途中から一
方の端面途中までに一定の厚さを有する有機光半導体の
層を塗布する。
【0011】
【作用】上記のように構成された感光体ロ−ラの両端部
にそれぞれ回転支軸を一体形成すると、感光体ロ−ラの
組立てを不要にし、有機光半導体を塗布する場合、キャ
ップの端部を面取り部途中に位置付け、他方の回転支軸
を上にし、他方を上にして有機光半導体の溶液に浸し、
予め決められた速度で他方を引き上げ、有機光半導体を
ロ−ラ面に塗布する。そしてその感光体ロ−ラを電子写
真プリンタや電子写真複写機等の画像形成部に組み込
む。
にそれぞれ回転支軸を一体形成すると、感光体ロ−ラの
組立てを不要にし、有機光半導体を塗布する場合、キャ
ップの端部を面取り部途中に位置付け、他方の回転支軸
を上にし、他方を上にして有機光半導体の溶液に浸し、
予め決められた速度で他方を引き上げ、有機光半導体を
ロ−ラ面に塗布する。そしてその感光体ロ−ラを電子写
真プリンタや電子写真複写機等の画像形成部に組み込
む。
【0012】従って本発明よれば、感光体ロ−ラの組立
てを不要にし、有機光半導体の塗布も簡単にでき、安価
な電子写真記録装置を提供できる。
てを不要にし、有機光半導体の塗布も簡単にでき、安価
な電子写真記録装置を提供できる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照しながら
説明する。尚、各図面に共通な要素には同一符号を付
す。
説明する。尚、各図面に共通な要素には同一符号を付
す。
【0014】図1は実施例の感光体ロ−ラを示す構造図
である。感光体ロ−ラ1は中実体のロ−ラ本体2とロ−
ラ面に塗布した有機光半導体3とからなる。ロ−ラ本体
2は導電性金属、例えばアルミニウム丸材を切削加工し
て形成する。ロ−ラ本体2の両端部にはそれぞれ回転支
軸4、5をロ−ラ本体2と同軸に、且つ一体に形成し、
ロ−ラ本体2の端面にはそれぞれ面取り部6、7が設け
てある。
である。感光体ロ−ラ1は中実体のロ−ラ本体2とロ−
ラ面に塗布した有機光半導体3とからなる。ロ−ラ本体
2は導電性金属、例えばアルミニウム丸材を切削加工し
て形成する。ロ−ラ本体2の両端部にはそれぞれ回転支
軸4、5をロ−ラ本体2と同軸に、且つ一体に形成し、
ロ−ラ本体2の端面にはそれぞれ面取り部6、7が設け
てある。
【0015】図2は有機光半導体の塗布状態図である。
回転支軸4、5に有機光半導体3が付着しないように、
キャップ8をロ−ラ端面の面取り部6の途中まで被せ、
他方の回転支軸5を上にし、有機光半導体3の溶液に面
取り部7の途中まで浸す。次に定められた速度でロ−ラ
本体2を上方に引き上げて一定な厚さを有する有機光半
導体3の層を面取り部6の途中から面取り部7の途中ま
でに設ける。
回転支軸4、5に有機光半導体3が付着しないように、
キャップ8をロ−ラ端面の面取り部6の途中まで被せ、
他方の回転支軸5を上にし、有機光半導体3の溶液に面
取り部7の途中まで浸す。次に定められた速度でロ−ラ
本体2を上方に引き上げて一定な厚さを有する有機光半
導体3の層を面取り部6の途中から面取り部7の途中ま
でに設ける。
【0016】図3は画像形成部の周辺を示す概略構成図
であり、図4は感光体ロ−ラの周辺を示す概略構成図で
ある。画像形成部10には画像を形成する感光体ロ−ラ
1を中心に帯電ロ−ラ11、現像ロ−ラ12、転写ロ−
ラ13が配置してある。感光体ロ−ラ1と転写ロ−ラ1
3との間には印刷用紙14を搬送する搬送路が設けてあ
り、図示せぬ搬送ロ−ラにより印刷用紙14を矢印A方
向に搬送する。現像ロ−ラ12はトナ−15を収納した
現像器16に設けてある。帯電ロ−ラ11と現像器12
との間には露光器としてLED(発光ダイオ−ド)アレ
イヘッド17が感光体ロ−ラ1の軸方向に印刷幅分設け
てある。
であり、図4は感光体ロ−ラの周辺を示す概略構成図で
ある。画像形成部10には画像を形成する感光体ロ−ラ
1を中心に帯電ロ−ラ11、現像ロ−ラ12、転写ロ−
ラ13が配置してある。感光体ロ−ラ1と転写ロ−ラ1
3との間には印刷用紙14を搬送する搬送路が設けてあ
り、図示せぬ搬送ロ−ラにより印刷用紙14を矢印A方
向に搬送する。現像ロ−ラ12はトナ−15を収納した
現像器16に設けてある。帯電ロ−ラ11と現像器12
との間には露光器としてLED(発光ダイオ−ド)アレ
イヘッド17が感光体ロ−ラ1の軸方向に印刷幅分設け
てある。
【0017】感光体ロ−ラ1の回転支軸4、5は、図4
に示すように、サイドフレ−ム11、12に回転自在に
軸支されてある。端面サイドフレ−ム11には高圧電源
の接地部に接続してあるア−ス板18が設けてあり、回
転支軸4の端面に接触してある。また、回転支軸4に
は、回転駆動用の歯車19が固着してあり、帯電ロ−ラ
11、現像ロ−ラ12、転写ロ−ラ13の軸端部に固着
した図示せぬ歯車とともに図示せぬ歯車列を介して図示
せぬモ−タに接続してある。また、帯電ロ−ラ11、現
像ロ−ラ12、転写ロ−ラ13は高圧電源に接続されて
ある。
に示すように、サイドフレ−ム11、12に回転自在に
軸支されてある。端面サイドフレ−ム11には高圧電源
の接地部に接続してあるア−ス板18が設けてあり、回
転支軸4の端面に接触してある。また、回転支軸4に
は、回転駆動用の歯車19が固着してあり、帯電ロ−ラ
11、現像ロ−ラ12、転写ロ−ラ13の軸端部に固着
した図示せぬ歯車とともに図示せぬ歯車列を介して図示
せぬモ−タに接続してある。また、帯電ロ−ラ11、現
像ロ−ラ12、転写ロ−ラ13は高圧電源に接続されて
ある。
【0018】次に動作について説明する。電源スイッチ
をオンにすると、帯電ロ−ラ11、現像ロ−ラ12、転
写ロ−ラ13にはそれぞれ予め決められた高電圧が設定
される。そして、印刷可能な状態になり、印刷を開始す
ると、感光体ロ−ラ1が帯電ロ−ラ11、現像ロ−ラ1
2、転写ロ−ラ13とともに、モ−タの駆動により回転
駆動を開始する。感光体ロ−ラ1の表面は帯電ロ−ラ1
1により、一様なマイナスの電荷を帯びる。
をオンにすると、帯電ロ−ラ11、現像ロ−ラ12、転
写ロ−ラ13にはそれぞれ予め決められた高電圧が設定
される。そして、印刷可能な状態になり、印刷を開始す
ると、感光体ロ−ラ1が帯電ロ−ラ11、現像ロ−ラ1
2、転写ロ−ラ13とともに、モ−タの駆動により回転
駆動を開始する。感光体ロ−ラ1の表面は帯電ロ−ラ1
1により、一様なマイナスの電荷を帯びる。
【0019】続いて、LEDアレイヘッド17が図示せ
ぬ制御部からのデ−タに応じて感光体ロ−ラ1の表面を
露光する。露光された部分の電荷はア−ス板18を介し
てほぼ0Vになり、静電潜像を形成する。続いて、現像
ロ−ラ12から感光体ロ−ラ1の表面にマイナスの電荷
を帯びたトナ−15が供給される。トナ−15は静電潜
像に付着して現像化するがそれ以外とは反発しあい付着
しない。
ぬ制御部からのデ−タに応じて感光体ロ−ラ1の表面を
露光する。露光された部分の電荷はア−ス板18を介し
てほぼ0Vになり、静電潜像を形成する。続いて、現像
ロ−ラ12から感光体ロ−ラ1の表面にマイナスの電荷
を帯びたトナ−15が供給される。トナ−15は静電潜
像に付着して現像化するがそれ以外とは反発しあい付着
しない。
【0020】続いて、図示せぬ搬送ロ−ラにより矢印A
方向に搬送されてきた印刷用紙14は転写ロ−ラ13か
らプラスの電荷を供給され、マイナスの電荷を帯びたト
ナ−15を感光体ロ−ラ1の表面から印刷用紙14の表
面に転写される。トナ−15を転写した印刷用紙14は
次段の定着装置に搬送されていく。
方向に搬送されてきた印刷用紙14は転写ロ−ラ13か
らプラスの電荷を供給され、マイナスの電荷を帯びたト
ナ−15を感光体ロ−ラ1の表面から印刷用紙14の表
面に転写される。トナ−15を転写した印刷用紙14は
次段の定着装置に搬送されていく。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載される効果を奏する。
ているので以下に記載される効果を奏する。
【0022】ロ−ラ本体は中実体とし、ロ−ラ本体の端
面にロ−ラ本体と同軸に回転支軸の端面を一体に形成し
たことにより、有機光半導体塗布の際の栓取り付けを不
要にするとともに、回転支軸をロ−ラ本体に取り付ける
組み立て工数が不要となる。また、ロ−ラ本体の少なく
とも一方の端面に面取り部を設け、面取り部を上にして
面取り部途中まで有機光半導体の溶液に浸し、予め決め
られた速度で他方を引き上げようにしたことにより、画
像を形成するロ−ラ本体のロ−ラ面には一定の厚さを有
する有機光半導体の層が設けられる。
面にロ−ラ本体と同軸に回転支軸の端面を一体に形成し
たことにより、有機光半導体塗布の際の栓取り付けを不
要にするとともに、回転支軸をロ−ラ本体に取り付ける
組み立て工数が不要となる。また、ロ−ラ本体の少なく
とも一方の端面に面取り部を設け、面取り部を上にして
面取り部途中まで有機光半導体の溶液に浸し、予め決め
られた速度で他方を引き上げようにしたことにより、画
像を形成するロ−ラ本体のロ−ラ面には一定の厚さを有
する有機光半導体の層が設けられる。
【0023】また、面取り部途中までキャップを取り付
けることにより、ロ−ラ本体全域に一定の厚さを有する
有機光半導体の層を設けることができ、ロ−ラ本体全域
を画像形成範囲にすることができる。これにより、帯電
ロ−ラ、現像ロ−ラ、転写ロ−ラ等の他のロ−ラとロ−
ラ本体との直接接触を防止し、同一画像形成範囲で動作
することができ、無駄な空間を不必要とする。
けることにより、ロ−ラ本体全域に一定の厚さを有する
有機光半導体の層を設けることができ、ロ−ラ本体全域
を画像形成範囲にすることができる。これにより、帯電
ロ−ラ、現像ロ−ラ、転写ロ−ラ等の他のロ−ラとロ−
ラ本体との直接接触を防止し、同一画像形成範囲で動作
することができ、無駄な空間を不必要とする。
【0024】ロ−ラ本体は中実体とし、ロ−ラ本体の端
面にロ−ラ本体と同軸に回転支軸の端面を一体に形成
し、ロ−ラ本体の両端面に面取り部を設け、キャップの
端部をそれぞれ面取り部途中まで位置付け、他方を上に
して有機光半導体の溶液に浸し、予め決められた速度で
ロ−ラ本体を引き上げるようにしたことにより、感光体
ロ−ラの加工工数が減少させることができ、低価格の電
子写真記録装置を提供できる。
面にロ−ラ本体と同軸に回転支軸の端面を一体に形成
し、ロ−ラ本体の両端面に面取り部を設け、キャップの
端部をそれぞれ面取り部途中まで位置付け、他方を上に
して有機光半導体の溶液に浸し、予め決められた速度で
ロ−ラ本体を引き上げるようにしたことにより、感光体
ロ−ラの加工工数が減少させることができ、低価格の電
子写真記録装置を提供できる。
【図1】実施例の感光体ロ−ラを示す構造図である。
【図2】塗布状態図である。
【図3】画像形成部の周辺を示す概略構成図である。
【図4】感光体ロ−ラの周辺を示す概略構成図である。
1 感光体ロ−ラ 2 ロ−ラ 3 有機光半導体 4、5 回転支軸 8 キャップ 10 画像形成部
Claims (3)
- 【請求項1】 導電性を有するロ−ラ本体の両端面にそ
れぞれ回転支軸を備え、ロ−ラ本体のロ−ラ表面に有機
光半導体の層を塗布した感光体ロ−ラにおいて、 上記ロ−ラ本体は中実体とし、ロ−ラ本体の端面にロ−
ラ本体と同軸に上記回転支軸の端面を一体に形成し、上
記ロ−ラ本体の少なくとも一方の端面に設けた面取り部
途中から他方の端面までに一定の厚さを有する有機光半
導体の層を有することを特徴とする感光体ロ−ラ。 - 【請求項2】 ロ−ラ本体の一方にキャップを被せ、他
方を上にして有機光半導体の溶液に浸し、予め決められ
た速度で他方を引き上げていきロ−ラ表面に一定の厚さ
を有する有機光半導体の層を塗布する感光体ロ−ラの有
機光半導体塗布方法において、 上記ロ−ラ本体の少なくとも一方の端面に面取り部を設
け、面取り部を上にして面取り部途中まで有機光半導体
の溶液に浸し、予め決められた速度で他方を引き上げて
いき面取り部途中から一方の端面途中までに一定の厚さ
を有する上記有機光半導体の層を塗布することを特徴と
する感光体ロ−ラの有機光半導体の塗布方法。 - 【請求項3】 感光体ロ−ラの有機光半導体の層に形成
した静電潜像をトナ−で現像化し、そのトナ−を印刷用
紙に転写して印刷する電子写真記録装置において、 上記感光体ロ−ラに請求項1記載の感光体ロ−ラを設け
たことを特徴とする電子写真記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28940394A JPH08146625A (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 感光体ロ−ラと有機光半導体塗布方法と電子写真記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28940394A JPH08146625A (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 感光体ロ−ラと有機光半導体塗布方法と電子写真記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08146625A true JPH08146625A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17742787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28940394A Pending JPH08146625A (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 感光体ロ−ラと有機光半導体塗布方法と電子写真記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08146625A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0856781A2 (en) * | 1997-01-31 | 1998-08-05 | Seiko Epson Corporation | Developing unit |
JPH11242350A (ja) * | 1998-02-26 | 1999-09-07 | Mita Ind Co Ltd | 静電潜像担持体及びそれを用いた画像形成装置 |
JPH11242346A (ja) * | 1998-02-26 | 1999-09-07 | Mita Ind Co Ltd | 静電潜像担持体及びそれを用いた画像形成装置 |
JP2007171271A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体の製造方法、電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
US7618759B2 (en) | 2006-03-30 | 2009-11-17 | Kyocera Corporation | Electrophotographic photosensitive member, and image forming apparatus using same |
US7759034B2 (en) | 2005-11-29 | 2010-07-20 | Kyocera Corporation | Electrophotographic photosensitive member, method of producing the same and image forming apparatus |
-
1994
- 1994-11-24 JP JP28940394A patent/JPH08146625A/ja active Pending
Cited By (15)
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US6198893B1 (en) | 1997-01-31 | 2001-03-06 | Seiko Epson Corporation | Image forming apparatus having a plurality of developing units |
US6336022B2 (en) | 1997-01-31 | 2002-01-01 | Seiko Epson Corporation | Developing unit |
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US6192209B1 (en) | 1997-01-31 | 2001-02-20 | Seiko Epson Corporation | Developing unit |
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