JP4971737B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4971737B2 JP4971737B2 JP2006263633A JP2006263633A JP4971737B2 JP 4971737 B2 JP4971737 B2 JP 4971737B2 JP 2006263633 A JP2006263633 A JP 2006263633A JP 2006263633 A JP2006263633 A JP 2006263633A JP 4971737 B2 JP4971737 B2 JP 4971737B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- particles
- intermediate transfer
- transfer
- toner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Description
本発明の他の態様によると、アモルファスシリコン系の感光体を帯電させる帯電工程と、帯電した前記感光体を画像情報に応じて露光して前記感光体上に画像部と非画像部とからなる静電像を形成する露光工程と、前記感光体上に形成された静電像を現像位置で現像剤を用いて現像する現像工程と、転写部で転写手段により前記感光体に接触させられた中間転写体を介して前記感光体に定電流制御された電圧を印加して前記感光体上の現像された画像を前記中間転写体に転写する転写工程と、を有する画像形成方法において、前記現像剤は、トナー粒子と、前記トナー粒子とは帯電極性が異なる逆極性粒子と、を有し、前記逆極性粒子の平均粒径は0.05μm以上5μm以下であり、前記現像工程では、静電像の前記画像部に選択的に前記トナー粒子を付着させると共に、静電像の前記非画像部に選択的に前記逆極性粒子を付着させ、前記転写工程では、静電像の前記非画像部に付着している前記逆極性粒子によって前記電圧の印加により静電潜像の前記非画像部に流れ込む電流の発生を抑制しつつ、静電像の前記画像部に付着しているトナー粒子を前記中間転写体に静電的に転写させる、ことを特徴とする画像形成方法が提供される。
[画像形成装置の全体構成]
図1に、本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す。本実施例の画像形成装置10は、電子写真方式を用いて記録用紙、OHPシートなどの転写材にフルカラー画像を形成することのできる複写機である。又、本実施例の画像形成装置10は、1ドラム4サイクル式の中間転写方式を採用している。
図2は、電子写真感光体(感光体)の層構成の一例について示した模式図である。図2に示す感光体1は、マイナス帯電性のa−Si感光体であり、導電性基体101の上に、非単結晶シリコン系感光層110が堆積された構造を有する。本実施例では、感光層110は、下部注入阻止層102、光導電層103、上部注入阻止層104、及び表面層105を含む構成である。
基体101としては、導電性基体が用いられる。導電性基体としては、Al、Cr、Mo、In、Nb、Te、V、Ti、Pd、Fe等の金属、及びこれらの合金を挙げることができる。これらの中でも、Al或いはAl合金は、表面平滑化のための加工性の点で非常に好ましい。
下部注入阻止層102は、光受容層が一定極性の帯電処理をその自由表面に受けた際、基体101側より光導電層103側に電荷が注入されるのを阻止する機能を有している。
光導電層103は、a−Si:H,X(X:ハロゲン原子)からなる層である。
上部注入阻止層104は、上部から(即ち、表面層側から)の電荷の侵入を阻止し、帯電能を向上させる。そのためには、母体となるa−SiC(シリコン原子と炭素原子を母体する非単結晶材料)系の膜に、p型の伝導性を付与するために、周期表第13族元素を含有させることが好ましい。
表面層105は、主に短波長光透過性、高解像度、連続繰り返し使用耐性、耐湿性、使用環境耐性、良好な電気特性などに関して良好な特性を得るために設けられている。本実施例で用いた感光体1の表面層105の材質は、シリコン原子と炭素原子を母体する非単結晶材料a−SiCからなる。
次に、本実施例にて現像装置5Y、5M、5C、5Kにて用いられる現像材料について説明する。
本実施例の現像剤は、トナー粒子として、懸濁重合法により生成した重合トナーを有する。この重合トナーは、ワックスからなるコアを有し、又極性樹脂としての熱可塑性ポリエチレン樹脂をシェルとした、コア/シェル構造の球形トナーである。このような重合トナー自体は、周知の方法により製造される周知のものである。又、本発明においては、トナー粒子自体は、利用可能なものから適宜選択して用いることができる。トナー粒子は、重合トナーに限らず、粉砕トナーを球形化処理して或いは該処理無しで用いることもできる。本実施例では、トナー粒子の平均粒径は、7μmである。尚、トナー粒子の平均粒径は、3μm以上10μm以下であることが好ましい。これより小さいとトナーの付着量が増加して安定した現像動作を行うことが困難であり、一方これより大きいと画像の粒状性が悪化する。
比較例の現像剤は、上記本実施例の現像剤と同じトナー粒子と基準外添剤とを同じ割合で備える。即ち、比較例の現像剤は、本実施例の現像剤から逆極性粒子を除いたものである。
トナー粒子へのトナー粒子以外の粒子の外添条件の異なる、本実施例の現像剤と比較例の現像剤を、それぞれ同じ磁性キャリア粒子に混合して、2成分現像材料として用いた。
(1)感光ドラム1上の転写残トナーを透明テープで剥離した後に白紙上に貼り付け、反射濃度を測定する。反射濃度は、反射濃度計(X−rite530分光濃度計)を用いて行った。
(2)透明テープを白紙に貼り付け、反射濃度を測定する。反射濃度計は上記と同じものを用いた。
(3)上記(1)と(2)の反射濃度の差分を転写残トナー反射濃度とする。
ベタ画像<白地部−逆極性粒子有り<白地部−逆極性粒子無し
となっている。
球形度SF−1={(MXLNG)2/AREA}×(π/4)×100
[上記式中、MXLNGは逆極性粒子の最大径であり、AREAは逆極性粒子の投影面積を表わす。]
6a 中間転写ベルト(中間転写体)
6c 1次転写ローラ(1次転写部材)
6g 1次転写電源(1次転写バイアス出力手段)
5 現像装置(現像手段)
Claims (11)
- 静電像が形成されるアモルファスシリコン系の感光体と、前記感光体を帯電させる帯電手段と、帯電した前記感光体を画像情報に応じて露光して前記感光体上に画像部と非画像部とからなる静電像を形成する露光手段と、前記感光体上に形成された静電像を現像位置で現像剤を用いて現像する現像装置と、前記現像装置によって現像された前記感光体上の画像が転写される中間転写体と、前記中間転写体を前記感光体に接触させ転写のための定電流制御された電圧が印加されて前記感光体上の画像を前記中間転写体上に静電的に転写させる転写手段と、を有する画像形成装置において、
前記現像剤は、トナー粒子と、前記トナー粒子とは帯電極性が異なる逆極性粒子と、を有し、前記逆極性粒子の平均粒径は0.05μm以上5μm以下であり、前記現像位置で、静電像の前記画像部に前記トナー粒子を、静電像の前記非画像部に前記逆極性粒子をそれぞれ選択的に付着させ、前記画像部に付着した前記トナー粒子を前記転写手段によって前記中間転写体に転写させることを特徴とする画像形成装置。 - 前記感光体と前記トナー粒子とは帯電極性が同じであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記転写手段は、前記感光体との間で前記中間転写体を挟持する部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記中間転写体の体積抵抗率は107Ω・cm以上1012Ω・cm以下であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記中間転写体は、無端ベルト状に形成されたシート部材であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記逆極性粒子はシリカ粒子であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記逆極性粒子は樹脂粒子であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記逆極性粒子の平均粒径は、前記トナー粒子の平均粒径よりも小さいことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- アモルファスシリコン系の感光体を帯電させる帯電工程と、
帯電した前記感光体を画像情報に応じて露光して前記感光体上に画像部と非画像部とからなる静電像を形成する露光工程と、
前記感光体上に形成された静電像を現像位置で現像剤を用いて現像する現像工程と、
転写部で転写手段により前記感光体に接触させられた中間転写体を介して前記感光体に定電流制御された電圧を印加して前記感光体上の現像された画像を前記中間転写体に転写する転写工程と、
を有する画像形成方法において、
前記現像剤は、トナー粒子と、前記トナー粒子とは帯電極性が異なる逆極性粒子と、を有し、前記逆極性粒子の平均粒径は0.05μm以上5μm以下であり、
前記現像工程では、静電像の前記画像部に選択的に前記トナー粒子を付着させると共に、静電像の前記非画像部に選択的に前記逆極性粒子を付着させ、
前記転写工程では、静電像の前記非画像部に付着している前記逆極性粒子によって前記電圧の印加により静電潜像の前記非画像部に流れ込む電流の発生を抑制しつつ、静電像の前記画像部に付着しているトナー粒子を前記中間転写体に静電的に転写させる、
ことを特徴とする画像形成方法。 - 前記感光体と前記トナー粒子とは帯電極性が同じであることを特徴とする請求項9に記載の画像形成方法。
- 前記中間転写体の体積抵抗率は107Ω・cm以上1012Ω・cm以下であることを特徴とする請求項9又は10に記載の画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006263633A JP4971737B2 (ja) | 2006-09-27 | 2006-09-27 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006263633A JP4971737B2 (ja) | 2006-09-27 | 2006-09-27 | 画像形成装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008083419A JP2008083419A (ja) | 2008-04-10 |
JP2008083419A5 JP2008083419A5 (ja) | 2009-11-12 |
JP4971737B2 true JP4971737B2 (ja) | 2012-07-11 |
Family
ID=39354356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006263633A Active JP4971737B2 (ja) | 2006-09-27 | 2006-09-27 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4971737B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6164232B2 (ja) * | 2015-01-26 | 2017-07-19 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5445135A (en) * | 1977-09-16 | 1979-04-10 | Minolta Camera Co Ltd | Dry type developer for electrography |
JPS5660470A (en) * | 1979-10-23 | 1981-05-25 | Minolta Camera Co Ltd | Transfer paper separation method in electronic copying machine |
JPH07104607B2 (ja) * | 1986-10-23 | 1995-11-13 | 京セラ株式会社 | 画像形成方法 |
JP3698035B2 (ja) * | 2000-08-29 | 2005-09-21 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
JP4390994B2 (ja) * | 2000-09-27 | 2009-12-24 | 富士ゼロックス株式会社 | 静電荷像現像用トナー、それを用いた画像形成方法及び画像形成装置 |
JP4750287B2 (ja) * | 2001-01-10 | 2011-08-17 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP4732052B2 (ja) * | 2004-08-03 | 2011-07-27 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
2006
- 2006-09-27 JP JP2006263633A patent/JP4971737B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008083419A (ja) | 2008-04-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8275275B2 (en) | Image forming apparatus | |
US7873298B2 (en) | Cleaning device, process cartridge, and image forming apparatus | |
US5842080A (en) | Image forming apparatus and intermediate transfer member | |
US8326163B2 (en) | Image forming apparatus | |
US8135303B2 (en) | Image forming apparatus for preventing contamination of a backside of a recording medium | |
US8116665B2 (en) | Image forming apparatus and image forming method | |
JP4403206B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5744255B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP2004271920A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004021188A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002341572A (ja) | 画像形成装置、画像形成方法、感光体及びその製造方法並びに画像形成用プロセスカートリッジ | |
JP2006259305A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004061855A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4971737B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US6594461B2 (en) | Charger and image formation apparatus using the charger | |
US20100074659A1 (en) | Image forming method and apparatus | |
JP5517390B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP2010164820A (ja) | クリーニング装置、像担持体ユニット及び画像形成装置 | |
US7362990B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2006267951A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002229234A (ja) | 電子写真方法および電子写真装置 | |
JP3674251B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP2002214870A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009003035A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002278132A (ja) | 電子写真方法及び電子写真装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090924 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090924 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110928 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111004 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111227 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120403 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120406 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150413 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150413 Year of fee payment: 3 |