JPH10186698A - 感光体およびグロー放電分解装置 - Google Patents
感光体およびグロー放電分解装置Info
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- JPH10186698A JPH10186698A JP34826096A JP34826096A JPH10186698A JP H10186698 A JPH10186698 A JP H10186698A JP 34826096 A JP34826096 A JP 34826096A JP 34826096 A JP34826096 A JP 34826096A JP H10186698 A JPH10186698 A JP H10186698A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】円筒状基板の端部での膜剥がれが生じなくな
り、コロ当て制御の精度を高めて、さらに異常放電の発
生を防止した高信頼性の感光体を提供する。 【解決手段】円筒状基板14外周面の端部以外の領域で
は一様な膜厚に、かつ端部では端面に向けて膜厚が漸次
薄くなる漸次薄膜領域16eが設けられるように、円筒
状基板14の外周面上にa−Si膜16を成膜形成した
感光体。
り、コロ当て制御の精度を高めて、さらに異常放電の発
生を防止した高信頼性の感光体を提供する。 【解決手段】円筒状基板14外周面の端部以外の領域で
は一様な膜厚に、かつ端部では端面に向けて膜厚が漸次
薄くなる漸次薄膜領域16eが設けられるように、円筒
状基板14の外周面上にa−Si膜16を成膜形成した
感光体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアモルファスシリコ
ンを感光層とした感光体、ならびにこの感光体を作製す
るグロー放電分解装置に関するものである。
ンを感光層とした感光体、ならびにこの感光体を作製す
るグロー放電分解装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、アモルファスシリコン(以下、ア
モルフスシリコンをa−Siと略記する)を光導電層と
した感光体が、すでに実用化されているが、このa−S
i感光体はアルミニウム製ドラム(円筒状基板)の外周
面にa−Si膜をグロー放電分解法により成膜形成して
得られる。
モルフスシリコンをa−Siと略記する)を光導電層と
した感光体が、すでに実用化されているが、このa−S
i感光体はアルミニウム製ドラム(円筒状基板)の外周
面にa−Si膜をグロー放電分解法により成膜形成して
得られる。
【0003】その成膜形成には、基板温度を約300℃
に設定しているので、成膜後に基板温度が室温にまでに
下がると、a−Si膜とアルミニウム製ドラムとの熱膨
張率の差に起因して、ドラム端部に応力が集中し、これ
により、ドラム端部が変形したり、その端部付近に成膜
されたa−Si膜が剥離するという問題点があった。
に設定しているので、成膜後に基板温度が室温にまでに
下がると、a−Si膜とアルミニウム製ドラムとの熱膨
張率の差に起因して、ドラム端部に応力が集中し、これ
により、ドラム端部が変形したり、その端部付近に成膜
されたa−Si膜が剥離するという問題点があった。
【0004】かかる問題点を解決するために、ドラム端
部を覆うマスク体を設置して、その端部が成膜されない
ようにしたグロー放電分解装置が提案されている(実開
昭64−22771号参照)。
部を覆うマスク体を設置して、その端部が成膜されない
ようにしたグロー放電分解装置が提案されている(実開
昭64−22771号参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、上記
提案のグロー放電分解装置でもって作製した感光体を画
像形成装置に装着して稼働させた場合に、ドラム端部
(アルミニウム露出面)にコロを当て、ドラムを回転さ
せる機構を採用しているので、ドラム面が削れ、これに
よってコロ当て制御の精度を十分にだすことができなく
なったり、また、発生した屑によって使用時に異常放電
を引き起こすという問題点があった。
提案のグロー放電分解装置でもって作製した感光体を画
像形成装置に装着して稼働させた場合に、ドラム端部
(アルミニウム露出面)にコロを当て、ドラムを回転さ
せる機構を採用しているので、ドラム面が削れ、これに
よってコロ当て制御の精度を十分にだすことができなく
なったり、また、発生した屑によって使用時に異常放電
を引き起こすという問題点があった。
【0006】したがって本発明は上記事情に鑑みて完成
されたものであり、その目的はコロ当て制御の精度を高
めて、さらに異常放電の発生を防止した高信頼性の感光
体を提供することにある。
されたものであり、その目的はコロ当て制御の精度を高
めて、さらに異常放電の発生を防止した高信頼性の感光
体を提供することにある。
【0007】また、本発明の他の目的は上記のような高
信頼性の感光体を作製するグロー放電分解装置を提供す
ることにある。
信頼性の感光体を作製するグロー放電分解装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の感光体は、円筒
状基板の外周面上にa−Si膜を端部以外の領域は一様
な膜厚に、端部は端面に向けて膜厚が漸次薄くなるよう
に成膜形成したことを特徴とする。
状基板の外周面上にa−Si膜を端部以外の領域は一様
な膜厚に、端部は端面に向けて膜厚が漸次薄くなるよう
に成膜形成したことを特徴とする。
【0009】本発明のグロー放電分解装置は、a−Si
成膜用ガスが導入される真空容器の内部に円筒状基板を
設置し、円筒状基板と対向してグロー放電用電極板を配
置し、グロー放電により円筒状基板の外周面上にa−S
i膜を成膜形成せしめる構成であって、上記円筒状基板
の端部にリング状体を冠着し、リング状体に円筒状基板
外周面の端部とに隙間が形成されるように鍔部を設けた
ことを特徴とする。
成膜用ガスが導入される真空容器の内部に円筒状基板を
設置し、円筒状基板と対向してグロー放電用電極板を配
置し、グロー放電により円筒状基板の外周面上にa−S
i膜を成膜形成せしめる構成であって、上記円筒状基板
の端部にリング状体を冠着し、リング状体に円筒状基板
外周面の端部とに隙間が形成されるように鍔部を設けた
ことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明のグロー放電分解装
置1の概略図、図2は成膜前におけるグロー放電分解装
置1の要部拡大断面図、図3は成膜後におけるグロー放
電分解装置1の要部拡大断面図、図4は本発明の感光体
の要部拡大断面図である。
置1の概略図、図2は成膜前におけるグロー放電分解装
置1の要部拡大断面図、図3は成膜後におけるグロー放
電分解装置1の要部拡大断面図、図4は本発明の感光体
の要部拡大断面図である。
【0011】図1において、2は円筒形状の金属製反応
炉、3は感光体ドラム装着用の円筒形状の導電性基板支
持体、4は基板加熱用ヒーター、5はa−Siの成膜に
用いられる円筒形状のグロー放電用電極板であり、この
電極板5にはガス噴出口6が形成されており、そして、
7は反応炉内部へガスを導入するためのガス導入口、8
はグロー放電により反応させられたガスの残余を排気す
るためのガス排出口であり、9は基板支持体3とグロー
放電用電極板5の問でグロー放電を発生させる高周波電
源である。また、この反応炉2は円筒体2aと、蓋体2
bと、底体2cとからなり、そして、円筒体2aと蓋体
2bとの間、ならびに円筒体2aと底体2cとの間には
それぞれ絶縁性のリング10、11を設けており、これ
によって高周波電源9の一方の端子は円筒体2aを介し
て基板支持体3と導通している。また、蓋体2bの上に
付設したモーター12により回転軸13を介して基板支
持体3が回転駆動され、これに伴って導電性基板支持体
3に装着したアルミニウムなどからなる円筒状基板14
(φ20〜300mm)も回転する。そして、図2に示
すように基板14の上端および/または下端にそれぞれ
リング状体15を装着している。
炉、3は感光体ドラム装着用の円筒形状の導電性基板支
持体、4は基板加熱用ヒーター、5はa−Siの成膜に
用いられる円筒形状のグロー放電用電極板であり、この
電極板5にはガス噴出口6が形成されており、そして、
7は反応炉内部へガスを導入するためのガス導入口、8
はグロー放電により反応させられたガスの残余を排気す
るためのガス排出口であり、9は基板支持体3とグロー
放電用電極板5の問でグロー放電を発生させる高周波電
源である。また、この反応炉2は円筒体2aと、蓋体2
bと、底体2cとからなり、そして、円筒体2aと蓋体
2bとの間、ならびに円筒体2aと底体2cとの間には
それぞれ絶縁性のリング10、11を設けており、これ
によって高周波電源9の一方の端子は円筒体2aを介し
て基板支持体3と導通している。また、蓋体2bの上に
付設したモーター12により回転軸13を介して基板支
持体3が回転駆動され、これに伴って導電性基板支持体
3に装着したアルミニウムなどからなる円筒状基板14
(φ20〜300mm)も回転する。そして、図2に示
すように基板14の上端および/または下端にそれぞれ
リング状体15を装着している。
【0012】このリング状体15は円筒状基板14に冠
着し、そのリング状体15に設けた鍔部15aでもって
円筒状基板14の外周面の端部とに隙間17が形成され
る。
着し、そのリング状体15に設けた鍔部15aでもって
円筒状基板14の外周面の端部とに隙間17が形成され
る。
【0013】そして、a−Si感光体を作製する場合に
は、円筒状基板14を基板支持体3に装着し、a−Si
生成用ガスをガス導入口7より反応炉内部へ導入し、ガ
ス噴出口14を介して基板面に噴出し、基板加熱用ヒー
ター4により円筒状基板14を所定の温度にまで高め、
さらにグロー放電を発生させて円筒状基板14を回転さ
せることで、円筒状基板14の外周面にa−Si膜16
が成膜形成される。
は、円筒状基板14を基板支持体3に装着し、a−Si
生成用ガスをガス導入口7より反応炉内部へ導入し、ガ
ス噴出口14を介して基板面に噴出し、基板加熱用ヒー
ター4により円筒状基板14を所定の温度にまで高め、
さらにグロー放電を発生させて円筒状基板14を回転さ
せることで、円筒状基板14の外周面にa−Si膜16
が成膜形成される。
【0014】かくして上記構成のグロー放電分解装置1
により製作したa−Si感光体は図3に示すような成膜
状態になり、さらに図4に示すようなa−Si感光体が
得られる。
により製作したa−Si感光体は図3に示すような成膜
状態になり、さらに図4に示すようなa−Si感光体が
得られる。
【0015】円筒状基板14の外周面に被着されたa−
Si膜16については、円筒状基板14の端部にその端
面に向けて漸次膜厚が薄くなる領域、すなわち漸次薄膜
領域16eを設け、さらに漸次薄膜領域16e以外の領
域では一様な膜厚になるように成膜形成されている。こ
のa−Si膜16のうち、16aで示す領域はコロ当て
制御部である。また、a−Si膜16の膜厚16bが1
5〜100μmの範囲であれば、a−Si膜16の端面
16cの厚みは、たとえば5μm以下、好適には0.1
〜5μmの範囲にするとよい。
Si膜16については、円筒状基板14の端部にその端
面に向けて漸次膜厚が薄くなる領域、すなわち漸次薄膜
領域16eを設け、さらに漸次薄膜領域16e以外の領
域では一様な膜厚になるように成膜形成されている。こ
のa−Si膜16のうち、16aで示す領域はコロ当て
制御部である。また、a−Si膜16の膜厚16bが1
5〜100μmの範囲であれば、a−Si膜16の端面
16cの厚みは、たとえば5μm以下、好適には0.1
〜5μmの範囲にするとよい。
【0016】そして、このように円筒状基板14の端部
に漸次薄膜領域16eを設けることで、そこでの膜剥が
れを防ぐことができる。
に漸次薄膜領域16eを設けることで、そこでの膜剥が
れを防ぐことができる。
【0017】すなわち、グロー放電分解装置1を用いて
成膜形成した場合、成膜加熱後の冷却の際に、一般的に
厚膜ではバイメタル効果が大きく作用し、膜剥がれが生
じやすいので、本発明のようにもっとも膜剥がれが発生
しやすい端部に、漸次薄膜化した漸次薄膜領域16eを
設けることで、かかる問題点が解決できる。この漸次薄
膜領域16eの幅はリング状体15の鍔部15aの形状
と大きさによるが、たとえば1〜30mmにするとよ
い。
成膜形成した場合、成膜加熱後の冷却の際に、一般的に
厚膜ではバイメタル効果が大きく作用し、膜剥がれが生
じやすいので、本発明のようにもっとも膜剥がれが発生
しやすい端部に、漸次薄膜化した漸次薄膜領域16eを
設けることで、かかる問題点が解決できる。この漸次薄
膜領域16eの幅はリング状体15の鍔部15aの形状
と大きさによるが、たとえば1〜30mmにするとよ
い。
【0018】上記リング状体15の材質については、3
50℃以下で変形しない耐熱性に優れたものを選択する
のがよく、たとえばステンレス、アルミニウム、セラミ
ック等がある。就中、リング状体15の熱膨張率が円筒
状基板14のものとくらべて、同等もしくはそれ以下に
あるものがよく、これによってグロー放電に伴う昇温に
よって隙間17の変化が小さくなり、高い品質の感光体
が得られる。
50℃以下で変形しない耐熱性に優れたものを選択する
のがよく、たとえばステンレス、アルミニウム、セラミ
ック等がある。就中、リング状体15の熱膨張率が円筒
状基板14のものとくらべて、同等もしくはそれ以下に
あるものがよく、これによってグロー放電に伴う昇温に
よって隙間17の変化が小さくなり、高い品質の感光体
が得られる。
【0019】つぎに外径100mmφ、内径92mm
φ、長尺寸法364mmのアルミニウム製円筒状基板1
4に対して、それに適したアルミニウム製リング状体1
5の寸法形状について実験をおこなったところ、下記の
ような結果が得られた。
φ、長尺寸法364mmのアルミニウム製円筒状基板1
4に対して、それに適したアルミニウム製リング状体1
5の寸法形状について実験をおこなったところ、下記の
ような結果が得られた。
【0020】図2にて表示するように、リング状体15
の内径15bおよび隙間17の深さ17aとを表1に示
すように変えて、円筒状基板14端部の膜剥がれ状態な
らびにリング状体15の変形状態をテストしたところ、
同表に示すとおりの結果が得られた。
の内径15bおよび隙間17の深さ17aとを表1に示
すように変えて、円筒状基板14端部の膜剥がれ状態な
らびにリング状体15の変形状態をテストしたところ、
同表に示すとおりの結果が得られた。
【0021】
【表1】
【0022】膜剥がれテストは、隙間17の深さ17a
を1mmに設定してリング状体15の内径15bを幾と
おりにも変え、そして、各感光体に対して、水に48時
間漬けて膜剥がれが生じているか、目視でもって判断す
ると方法でもっておこない、○印はまったく膜剥がれが
生じなった場合であり、△印は一部膜剥がれが発生した
場合であり、×印は大部分膜剥がれが発生して実用に適
していない場合である。
を1mmに設定してリング状体15の内径15bを幾と
おりにも変え、そして、各感光体に対して、水に48時
間漬けて膜剥がれが生じているか、目視でもって判断す
ると方法でもっておこない、○印はまったく膜剥がれが
生じなった場合であり、△印は一部膜剥がれが発生した
場合であり、×印は大部分膜剥がれが発生して実用に適
していない場合である。
【0023】また、変形テストは、リング状体15の内
径15bを100.1mmに設定して隙間17の深さ1
7aを幾とおりにも変え、そして、真円度測定機(MI
TUTOMO製RA−400)にて測定をおこなって、
それぞれの真円度を測定するという方法でもっておこな
い、○印はまったく変形しなかった場合であり、△印は
一部変形が認められた場合であり、×印は大部分変形が
生じて実用に適していない場合である。
径15bを100.1mmに設定して隙間17の深さ1
7aを幾とおりにも変え、そして、真円度測定機(MI
TUTOMO製RA−400)にて測定をおこなって、
それぞれの真円度を測定するという方法でもっておこな
い、○印はまったく変形しなかった場合であり、△印は
一部変形が認められた場合であり、×印は大部分変形が
生じて実用に適していない場合である。
【0024】表1に示す結果から明らかなとおり、外径
100mmφの円筒状基板14に対しては、リング状体
15の内径15bを100.05〜100.4mmφが
適している。また、隙間17の深さ17aを2mm未満
に設定するのがよい。
100mmφの円筒状基板14に対しては、リング状体
15の内径15bを100.05〜100.4mmφが
適している。また、隙間17の深さ17aを2mm未満
に設定するのがよい。
【0025】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の感光体によれ
ば、円筒状基板外周面の端部以外の領域では一様な膜厚
に、かつ端部では端面に向けて膜厚が漸次薄くなるよう
に、円筒状基板の外周面上にa−Si膜を成膜形成した
ことで、その端部での膜剥がれが生じなくなり、その結
果、コロ当て制御の精度を高めて、さらに異常放電の発
生を防止した高信頼性の感光体が提供できた。
ば、円筒状基板外周面の端部以外の領域では一様な膜厚
に、かつ端部では端面に向けて膜厚が漸次薄くなるよう
に、円筒状基板の外周面上にa−Si膜を成膜形成した
ことで、その端部での膜剥がれが生じなくなり、その結
果、コロ当て制御の精度を高めて、さらに異常放電の発
生を防止した高信頼性の感光体が提供できた。
【0026】また、本発明のグロー放電分解装置によれ
ば、被成膜用の円筒状基板の端部にリング状体を冠着
し、そのリング状体に円筒状基板外周面の端部とに隙間
が形成されるように鍔部を設けたことで、上記本発明の
感光体を容易に作製することができた。
ば、被成膜用の円筒状基板の端部にリング状体を冠着
し、そのリング状体に円筒状基板外周面の端部とに隙間
が形成されるように鍔部を設けたことで、上記本発明の
感光体を容易に作製することができた。
【図1】本発明のグロー放電分解装置の概略図である。
【図2】本発明の成膜前におけるグロー放電分解装置の
要部拡大断面図である。
要部拡大断面図である。
【図3】本発明の成膜後におけるグロー放電分解装置の
要部拡大断面図である。
要部拡大断面図である。
【図4】本発明の感光体の要部拡大断面図である。
1 グロー放電分解装置 2 金属製反応炉 3 導電性基板支持体 4 基板加熱用ヒーター 5 グロー放電用電極板 14 円筒状基板 15 リング状体 15a 鍔部 16 a−Si膜 16e 漸次薄膜領域 17 隙間
Claims (2)
- 【請求項1】 円筒状基板の外周面上にアモルファスシ
リコン膜を端部以外の領域は一様な膜厚に、端部は端面
に向けて膜厚が漸次薄くなるように成膜形成したことを
特徴とする感光体。 - 【請求項2】 アモルファスシリコン成膜用ガスが導入
される真空容器の内部に円筒状基板を設置し、該円筒状
基板と対向してグロー放電用電極板を配置し、グロー放
電により円筒状基板の外周面上にアモルファスシリコン
膜を成膜形成せしめるグロー放電分解装置であって、上
記円筒状基板の端部にリング状体を冠着し、該リング状
体に円筒状基板外周面の端部とに隙間が形成されるよう
に鍔部を設けたことを特徴とするグロー放電分解装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34826096A JPH10186698A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 感光体およびグロー放電分解装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34826096A JPH10186698A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 感光体およびグロー放電分解装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10186698A true JPH10186698A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18395841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34826096A Pending JPH10186698A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 感光体およびグロー放電分解装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10186698A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7618759B2 (en) | 2006-03-30 | 2009-11-17 | Kyocera Corporation | Electrophotographic photosensitive member, and image forming apparatus using same |
JP2012032787A (ja) * | 2010-06-28 | 2012-02-16 | Canon Inc | 電子写真感光体および電子写真装置 |
US8295732B2 (en) | 2006-06-30 | 2012-10-23 | Kyocera Corporation | Electrophotographic photosensitive member and method of producing the same |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP34826096A patent/JPH10186698A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7618759B2 (en) | 2006-03-30 | 2009-11-17 | Kyocera Corporation | Electrophotographic photosensitive member, and image forming apparatus using same |
US8295732B2 (en) | 2006-06-30 | 2012-10-23 | Kyocera Corporation | Electrophotographic photosensitive member and method of producing the same |
JP2012032787A (ja) * | 2010-06-28 | 2012-02-16 | Canon Inc | 電子写真感光体および電子写真装置 |
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