JP4232891B2 - 封緘式キャップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は封緘式キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1が示すように、キャップ周壁の下端面から破断可能な連結部を介して抜止め筒を垂下し、容器体口頸部の上部外面へのキャップ周壁螺合時に、抜止め筒内面へ付設した第1係合手段が口頸部下方部分が有する第2係合手段へ係合して、抜止め筒は口頸部の下部外面へ残したままでキャップを除去できるよう設けた封緘式キャップが知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−324353号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近時廃棄物を分別しておくことで、廃棄物を再利用することが重視されている。
【0005】
上記封緘式ないし封印式キャップは通常合成樹脂製であり、容器体は硝子、ないし合成樹脂製であるから、容器体が硝子製である場合、又容器体が合成樹脂製であっても上記封緘式キャップと異る材質の場合は、上記分別廃棄の趣旨から、容器体口頸部の下部外面へ残った抜止め筒も、該容器体廃棄時には簡単に容器体から分離し、別廃棄できることが望ましい。
【0006】
本発明はこのような目的の下に、上記抜止め筒の簡易な取外しが可能としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の手段としてキャップ周壁の下端面から破断可能な連結部を介して抜止め筒を垂下し、容器体口頸部の上部外面に対するキャップ周壁螺合時に、抜止め筒内面へ付設した第1係合手段が口頸部下方部分が有する第2係合手段へ係合可能に形成した封緘式キャップにおいて、
上記第2係合手段4を容器体口頸部3の下部外面へ周設した外向きフランジ4aで形成すると共に、第1係合手段16を抜止め筒15の内面から上内方へ傾斜突出して上記外向きフランジ4a下面へ係合する弾性変形可能な複数の突片16aで形成し、
又上記突片間の抜止め筒部分へ折返し部17を、左右一対の切離し線18,18穿設することにより形成し、これら切離し線18、18の上下いずれかの端部間に小間隙19をおいて、かつこれら2つの切離し線端部の一方と抜止め筒端面との間を破断部20として形成した。
【0008】
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に上記折返し部17を、下方を弯曲面とする半円状として、抜止め筒上面から左右一対の切離し線18、18穿設することにより形成し、両切離し線下端間に小間隙19をおいて、かつ左右一対のうち一方切離し線下端と抜止め筒下面との間を破断部20として形成した。
【0009】
第3の手段として、上記第1又は第2の手段を有すると共に上記折返し部17を除く抜止め筒部分へ、複数の窓孔22を穿設した。
【0010】
第4の手段として、上記第1、第2又は第3の手段を有すると共に上記連結部14を、複数の短小な連結子14a で形成すると共に、抜止め筒15上端から外向きフランジ4a上方へ内向きフランジ24を突出させた。
【0011】
第5の手段として、上記第1、第2、第3又は第4の手段を有すると共に上記折返し部17と対向する抜止め筒15部分へ、薄肉ヒンジ21を縦設した。
【0012】
【発明の実施の形態】
まず従来公知の部分について簡単に説明すると、1は容器体で、該容器体は胴部上端から肩部2を介して口頸部3を起立しており、該口頸部の上部は雄ねじ筒としており、該口頸部の下部外面へは第2係合手段4としての外向きフランジ4aを付設している。
【0013】
11は封緘式キャップで、該キャップは頂壁12外周から上記雄ねじ筒外面へ螺合させた、内面雌ねじ筒の周壁13を垂下させ、かつ該周壁下端からは破断可能な連結部14を介して抜止め筒15を垂下し、該抜止め筒内面からは、上記第2係合手段4へ係合させて第1係合手段16を付設している。
【0014】
上記構成において、キャップ周壁13を螺脱方向へ回すと、周壁13は螺上昇するに対して抜止め筒15は第2係合手段4への第1係合手段16係合により上昇不能であるため、連結部14が破断されて、抜止め筒15を口頸部の下部外面へ残したままで、その上方キャップ部分は螺脱される。
【0015】
本発明は上記の封緘式キャップにおいて、第2係合手段4を口頸部3の下部外面へ付設した外向きフランジ4aで形成し、又第1係合手段16を、抜止め筒15の内面から上内方へ傾斜突出して上記外向きフランジ下面へ係合する、弾性変形可能な複数の突片16a で形成した。その突片16a は、容器体口頸部外面への封緘式キャップ螺合時に該キャップ螺降と共に各突片16a 下面が外向きフランジ4a上面へ接した後、次第に弾性変形して外向きフランジ4aを乗越えた後、弾性復元して各突片先端が外向きフランジ4a下方へ位置するよう設ける。
【0016】
又上記突片16a 間の抜止め筒部分へ、図1が示すように下方を弯曲面とする半円状の折返し部17を形成した。該折返し部は、抜止め筒上面から左右一対の切離し線18,18 穿設により両切離し線下端間へ小間隙19をおいて、かつ一方切離し線の下端と抜止め筒15の下面との間を破断部20として形成する。その破断部20は、図4が示すように折返し部17を外方へ倒した状態から外方へ引くことで、容易に破断できるよう設けておく。尚上記折返し部17は、三角形状等必ずしも下方弯曲面の半円状でなくともよく、又両切離し線先端間の小間隙19を抜止め筒上方に設けて、一方切離し線先端と抜止め筒上面との間を破断部20としてもよい。
【0017】
上記折返し部17と対向する抜止め筒部分には、図5が示すように、上記破断部を離した後の抜止め筒を、外方へ屈折することが可能に薄肉ヒンジ21を縦設するとよい。
【0018】
更に抜止め筒15には上記折返し部17を除く部分へ複数の窓孔22をほぼ等間隔に、かつ隣合う窓孔間へ窓孔横巾よりも挾い筒部分23を残して穿設するとよく、抜止め筒15上端へは、外向きフランジ4a上方へ突出する内向きフランジ24を付設するとよい。既述連結部14は、複数の短小な連結子14a で形成する。
【0019】
【発明の効果】
本発明は既述構成とするものであり、請求項1のようにすることで、容器体口頸部外面へ封緘式キャップを螺合するだけで第1係合手段16を形成する複数の突片16a は、第2係合手段4を形成する外向きフランジ4aに接して弾性変形することでその外向きフランジを乗越えた後、弾性復元してその外向きフランジ下面へ係合することとなり、又折返し部17を形成する左右一対の切離し線18、18のうちの一方端部と抜止め筒端面との間で破断部20を形成したから折返し部17も外方へ折り返して外方へ引くことで極めて容易に破断出来る。
【0020】
又、請求項2のように上記折返し部17を下方を弯曲面とする半円状とし、かつ一方切離し線下端と抜止め筒下面との間を破断部とすることで、連結部14破断で該連結部上方のキャップ部分螺脱の際に上記破断部20が切れる等して連結部の破断に悪影響を及ぼすことがない。
【0021】
請求項3のようにすることで、抜止め筒15の成形材料を節約でき、又窓孔22を通して外向きフランジ4a下面に対する突片16a の係合を目視できて封緘式キャップに対する信頼感を高めることが出来、又それ等窓孔により他の封緘式キャップに対する特殊性ないし相違を製品に持たせることが出来る。
【0022】
請求項4のようにすることで、連結部14よりも上方のキャップ部分螺脱に先だって折返し部17が外方へ倒れて破断部20が破断するようなことがない。
【0023】
請求項5のようにすることで、連結部14よりも上方のキャップ部分除去の後、口頸部の下部外面に残った抜止め筒15の除去が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 容器体口頸部への嵌合状態で示す、本発明キャップの側面図である。
【図2】 図1要部の断面図である。
【図3】 連結部よりも上方のキャップ部分を螺脱した状態で示す斜視図である。
【図4】 図3の状態から折返し部を外方へ倒した状態を示す斜視図である。
【図5】 図4の状態から抜止め筒を口頸部から外し、かつ該抜止め筒を更に折り曲げた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…容器体 4…第2係合手段
4a…外向きフランジ 11…封緘式キャップ
13…周壁 14…連結部
15…抜止め筒 16…第1係合手段
16a…突片 17…折返し部
18…切離し線 20…破断部
21…薄肉ヒンジ 22…窓孔
24…内向きフランジ

Claims (5)

  1. キャップ周壁の下端面から破断可能な連結部を介して抜止め筒を垂下し、容器体口頸部の上部外面に対するキャップ周壁螺合時に、抜止め筒内面へ付設した第1係合手段が口頸部下方部分が有する第2係合手段へ係合可能に形成した封緘式キャップにおいて、
    上記第2係合手段(4)を容器体口頸部(3)の下部外面へ周設した外向きフランジ(4a)で形成すると共に、第1係合手段(16)を抜止め筒(15)の内面から上内方へ傾斜突出して上記外向きフランジ(4a)下面へ係合する弾性変形可能な複数の突片(16a)で形成し、
    又上記突片間の抜止め筒部分へ折返し部(17)を、左右一対の切離し線(18),(18)を穿設することにより形成し、これら切離し線(18)、(18)の上下いずれかの端部間に小間隙(19)をおいて、かつこれら2つの切離し線端部の一方と抜止め筒端面との間を破断部(20)として形成した
    ことを特徴とする封緘式キャップ。
  2. 上記折返し部(17)を、下方を弯曲面とする半円状として、抜止め筒上面から左右一対の切離し線(18)、(18)を穿設することにより形成し、両切離し線下端間に小間隙(19)をおいて、かつ左右一対のうち一方切離し線下端と抜止め筒下面との間を破断部(20)として形成した
    ことを特徴とする、請求項1記載の封緘式キャップ。
  3. 上記折返し部(17)を除く抜止め筒部分へ、複数の窓孔(22)を穿設した
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の封緘式キャップ。
  4. 上記連結部(14)を、複数の短小な連結子(14a) で形成すると共に、抜止め筒(15)上端から外向きフランジ(4a)上方へ内向きフランジ(24)を突出させた
    ことを特徴とする、請求項1、2、又は3記載の封緘式キャップ。
  5. 上記折返し部(17)と対向する抜止め筒(15)部分へ、薄肉ヒンジ(21)を縦設した
    ことを特徴とする、請求項1、2、3、又は4記載の封緘式キャップ。
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