JP5005569B2 - ヒンジキャップ - Google Patents

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Description

本発明は、ヒンジキャップ、とくに、廃棄時に、容器と簡単に分別できるヒンジキャップに関するものである。
内容液を充填した容器本体に打栓するヒンジキャップにおいて、内容液を全て使用した後に、上蓋を引張ることにより、キャップ本体のヒンジ側を変形させ、容器本体とキャップを分別廃棄できるようにしたヒンジキャップは、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−49211号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の従来のヒンジキャップでは、キャップ本体の側周壁(筒状側壁6)を変形させるために、キャップ本体の側周壁(筒状側壁6)の一部(外側側壁6b)を側周壁から切断、変形させなくてはならず、上蓋を横方向および下方向に、ある程度の引張る力が必要であった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、上蓋を引張り上げることで、キャップと容器本体を簡単に、かつ、確実に分別廃棄できるようにしたヒンジキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、ヒンジキャップとして、容器の口筒部に取着され、キャップ本体と上蓋とからなるヒンジキャップにおいて、キャップ本体は、容器口筒部に嵌着される係合筒部と注出筒と、係合筒部外周に連設され、上端外周の所定位置にヒンジを連設する外周筒部とからなり、係合筒部は、上壁と内筒と外筒と蓋係合部を具え、外筒の外周と外周筒部の内周の間は、ヒンジの反対側に、上端から下端まで連設する連結部と、連結部の両側上端から、キャップ本体の両側中央部まで延びる破断可能な上壁部と、該上壁部端部から下方に傾斜して下端まで延びる破断可能な傾斜壁部と、ヒンジ側に間隔をおいて配設された破断可能な弱化部とを介して連設されていることを特徴とする構成を採用する。
上蓋の実施例として、上蓋は、頂壁と、頂壁の周縁に垂設された外筒壁とからなり、外筒壁には、外周下端にヒンジが連設され、ヒンジの反対側の下端部に、液飛び防止リブが突設されていることを特徴とする構成を採用する。
液飛び防止リブの実施例として、液飛び防止リブの下端が内方に湾曲していることを特徴とする構成を採用する。
容器本体の口筒部に取着され、容器口筒部に嵌着される係合筒部と注出筒と、係合筒部外周に連設され、上端外周の所定位置にヒンジを連設する外周筒部とからなるキャップ本体と上蓋とからなるヒンジキャップにおいて、係合筒部の外筒の外周と外周筒部の内周の間が、連結部と、切断可能な上壁部と弱化部を介して連設されているので、容器を廃棄する際に、上蓋を引張り上げることにより、外周筒部が上方に引張られ、係合筒部の一部を変形させ、容器とキャップを簡単に分別廃棄できる。
さらに、上壁部の端部から下方に傾斜して下端まで延びる破断可能な傾斜壁部を設けたので、上壁部の切断が抵抗なく行われる。
また、係合筒部の外筒の外周と外周筒部の内周の間に、ヒンジの反対側に、連結部と上壁部を具えたことにより、連結部と上壁部が上面となり、外周筒部と係合筒部の外筒との間の間隙に、注出筒より垂れた液が入ることを防止することができる。
上蓋の外筒壁の液飛び防止リブにより、連結部と上壁部の上面に残った液が飛び散ることを防ぐことができる。
次に、本発明のヒンジキャップについて、図面を参照して説明する。
図1、2において、Aは容器本体に打栓されるキャップ本体、Bはキャップ本体AにヒンジCを介して一体成形された上蓋である。
キャップ本体Aは、底壁1と、底壁1の周縁に連設される注出筒2と、注出筒2の下端外周よりリング状底壁3を介して連設される係合筒部4と、係合筒部4外周に一定の間隔を持って連設され、上端外周にヒンジCを連設する外周筒部5とからなっている。
底壁1には、注出口を開口する薄肉の弱化部6により区画された除去部7が設けられており、除去部7の上面には開口時に除去部7を引上げるプルリング8が設けられている。
係合筒部4は、リング状の上壁9と、上壁9の内周縁に垂設され、内周にリング状底壁3外周縁と接続する内筒10と、上壁9の外周縁に垂設された外筒11と、上壁9の上部に立設され、上蓋Bと係合する蓋係合部12とからなっている。
外筒11の内周には、容器本体の口筒部外周と係合する係合突条13が設けられており、係合筒部4は、打栓時に、内筒10外周と外筒11内周により、容器本体の口筒部を挟持して、キャップ本体Aを容器本体の口筒部に装着させる。
外筒11の外周と外周筒部5の内周の間には、ヒンジCの反対側に、上端から下端まで連設する連結部14が設けられ、連結部14の両側上端から、キャップ本体Aの両側中央部まで延びる上壁部15と、両上壁部15の端部から、下方に傾斜して下端まで延びる傾斜壁部16とが設けられている。
また、外筒11の外周と外周筒部5の内周の間のヒンジC側下端には、間隔をおいて複数配設された破断可能な弱化片17が設けられている。
連結部14および上壁部15の上面は、外筒11と外周筒部5の上端面とともに上面aを形成している。
上壁部15と傾斜壁部16には、図2、3(a)に示すように、下面にそれぞれ連なる弱化溝18が設けられ、破断可能な薄肉部15a、16aが形成されている。
蓋係合部12の外周には、外筒11外周より縮径された縮径部19と、その上端部に縮径部19より拡径された膨出部20とが形成されている。
上蓋Bは、頂壁25と、頂壁25の周縁に垂設された外筒壁26とからなり、頂壁25下面には、キャップ本体Aの注出筒2の内周に挿入される密封リング27が垂設されている。
外筒壁26には、外周下端の所定の位置にヒンジCが連設され、ヒンジCの反対側の下端部に、閉蓋時にキャップ本体Aの上面aに係合する位置に段部28が凹設され、外周につまみ29が配設されている。
外筒壁26の内周下部には、キャップ本体Aの係合筒部4の蓋係合部12外周と係合する係合部30が設けられている。
段部28の下面の外縁部には、図1、3(b)に示すように、先端が内側に向かってカールするとともに、閉蓋時にキャップ本体Aの上面a外縁に当接する形状に形成された液飛び防止リブ31が突設されている。
係合部30は、キャップ閉蓋時にキャップ本体Aの蓋係合部12の上面に当接し、係合する上内面30aと、蓋係合部12の外周と係合する側内面30bとから形成され、側内面30bの下端部には、キャップ本体Aの蓋係合部12の膨出部20と係合する係合突部32が設けられている。
次に、本発明のヒンジキャップの作用効果について説明する。
内容液の注出にあたっては、キャップ本体Aの底壁1のプルリング8を引張り、抜栓した後、ヒンジCの反対側に容器を倒し、内容液をキャップ本体Aの底壁1の開口から、注出筒2内周を介して注出する。
本発明のヒンジキャップは、ヒンジCの反対側のキャップ本体Aの係合筒部4の外筒11と外周筒部5との間に、連結部14および上壁部15により上面aを形成しているので、注出時に垂れた液が、外筒11と外周筒部5との間に入ってしまうことを防止することができる。
また、上蓋BのヒンジCと反対側の外周壁26下端の段部28に液飛び防止リブ31を設けているので、上蓋Bをキャップ本体Aに閉蓋した際に、上面aに液が溜まっていたとしても、閉蓋の衝撃により、液が飛び、周りを汚してしまうことを防止することができる。
容器を廃棄する際には、上蓋Bを開蓋し、上蓋Bを引張り上げることにより、ヒンジCを介してキャップ本体Aの外周筒部5を上昇させ、まず、外周筒部5と係合筒部4の外筒11との間の弱化片17を切断し、次に、両方の傾斜壁部16の薄肉部16aを下側から切断していく。
薄肉部16aが切断されると、薄肉部16aに連なる上壁部15の薄肉部15aも切断されていき、最後は、外周筒部5と外筒11との間は、連結部14のみで連結されることとなる。
さらに、外周筒部5を上昇させると、連結部14を介して係合筒部4の外筒11が引張られ、係合筒部4の外筒11が変形し、キャップ本体Aと容器本体の口筒部との係合を外して、簡単にヒンジキャップを容器本体から外して、分別廃棄することができる。
本発明のヒンジキャップは、外周筒部5と係合筒部4との間の上端に延びる上壁部15の端部から下方に傾斜する傾斜壁部16を設けたことにより、外周筒部5のヒンジC側を引張る力が、より掛かり易くなり、傾斜壁部16の薄肉部16a、および、それに連なる上壁部15の薄肉部15aを簡単に切断することができる。
上記実施形態では、キャップ本体Aの外筒11の外周と外周筒部5の内周の間のヒンジC側の下端に弱化部として、間隔をおいて弱化片17を複数配設したが、上壁を引張り上げた際に破断可能であれば、弱化部を上端または中間に配設するようにしてもよい。
また、複数の弱化片ではなく、連続する破断可能な薄肉の壁部としてもよく、また、薄肉の壁部を、両傾斜壁部16の下端から連続させるようにしてもよい。
したがって、キャップ本体の外筒の外周と外周筒部の内周の間のヒンジ側の弱化部の形状および構成は、上記実施形態に限定されない。
本発明は、ヒンジキャップにおいて、上蓋を引張ることによって、簡単にヒンジキャップを容器口部から取外して、分別廃棄することができるので、各種の内容液の容器の分別廃棄可能のヒンジキャップとして、広く利用することができる。
本発明のヒンジキャップの説明図で、(a)は断面立面図、(b)は下面図である。 ヒンジキャップの開蓋時の説明図で、(a)は上面図、(b)は断面立面図である。 ヒンジキャップの部分の説明図で、(a)はキャップ本体の上壁部付近の要部拡大図、(b)は図1(a)の要部拡大図である。
符号の説明
A キャップ本体
B 上蓋
C ヒンジ
a 上面
1 底壁
2 注出筒
3 リング状底壁
4 係合筒部
5 外周筒部
6 弱化部
7 除去部
8 プルリング
9 上壁
10 内筒
11 外筒
12 蓋係合部
13 係合突条
14 連結部
15 上壁部
15a、16a 薄肉部
16 傾斜壁部
17 弱化片
18 弱化溝
19 縮径部
20 膨出部
25 頂壁
26 外筒壁
27 密封リング
28 段部
29 つまみ
30 係合部
31 液飛び防止リブ
32 係合突部

Claims (3)

  1. 容器の口筒部に取着され、キャップ本体と上蓋とからなるヒンジキャップにおいて、
    キャップ本体は、容器口筒部に嵌着される係合筒部と注出筒と、係合筒部外周に連設され、上端外周の所定位置にヒンジを連設する外周筒部とからなり、
    係合筒部は、上壁と内筒と外筒と蓋係合部を具え、
    外筒の外周と外周筒部の内周の間は、ヒンジの反対側に、上端から下端まで連設する連結部と、連結部の両側上端から、キャップ本体の両側中央部まで延びる破断可能な上壁部と、該上壁部端部から下方に傾斜して下端まで延びる破断可能な傾斜壁部と、ヒンジ側に間隔をおいて配設された破断可能な弱化部とを介して連設されていることを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 上蓋は、頂壁と、頂壁の周縁に垂設された外筒壁とからなり、
    外筒壁には、外周下端にヒンジが連設され、ヒンジの反対側の下端部に、液飛び防止リブが突設されていることを特徴とする請求項1記載のヒンジキャップ。
  3. 液飛び防止リブの下端が内方に湾曲していることを特徴とする請求項2記載のヒンジキャップ。
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