JP5611534B2 - キャップ - Google Patents
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Description
また、容器を使用する際に、TEバンドを外す必要があり、手間がかかるという問題があった。
傾斜壁7は、四辺の辺部7aと角部7bとから形成されており、辺部7aの中央には、係合凹部9が凹設されている。
内筒10の外周上部には、キャップB2と係合する係止部14が設けられ、外筒13の内周下部には、容器本体Aの口筒部1の係合突条4と係合する係合部15が設けられている。
係合筒23の内周には、内筒10外周の係止部14と係合する係止突部24が設けられている。
除去壁30の外面は、辺部26aの外面と面一になるように形成されている。
係止リブ34の下部は、先端部が肩部2の傾斜壁7のいずれかの係合凹部9に係合する係合部35が形成され、係止リブ34の内側壁34aには、所定の位置に、閉蓋時に上部が容器本体Aのネックリング5外周下部に係合する係止突部33が設けられている。
本実施例の容器の組立は、キャップB2を中栓B1に閉蓋した内キャップBを、容器本体Aの口筒部1に装着した後、容器本体Aに外キャップCを装着して閉蓋する。
その際、図4、5(a)に示すように、互いの辺部および角部が係合するとともに、容器本体A肩部2の傾斜壁7の一つの辺部7aの係合凹部9に、外キャップCの除去壁30係合片32が係合し、他の辺部7aの係合凹部9には係合部35が係合する。
外キャップCを回転させると、外キャップCの係止リブ31の係止片32、係止リブ34の係合部35が、傾斜壁7の係合凹部9から離れ、傾斜壁7の表面に当接することによって、外周壁26の辺部26aおよび26bを変形させるとともに、外キャップCが持ち上げられる。
外キャップCが上がることにより、容器本体Aのネックリング5の外縁と、外キャップC内方の係止リブ31および係止リブ34の係合が外れ、外キャップCが容器本体Aから外れ、開蓋される。
係合片32が外側に押されることにより、辺部26aの窓部28内の除去壁30が外側に押され、弱化片29を変形または切断させ、辺部26aの外面に対して除去部30が外側に突出する。
辺部26bの下部中央が僅かに変形しながら進むことにより、外キャップCの開蓋と同時に、係合部35と辺部7aとの当接が外れることにより、使用者に、クリック感をあたえることができる。
また、キャップB2を中栓B1から外し、中栓B1の内筒10内周を通じて注出することもできる。
その際、外キャップCの係合筒27がキャップB2の注出筒20の内周に挿入され、容器内を密封する。
本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示し、詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明する。
除去壁42は、係止凹部43と係止片45との係合、および、弱化片44により、外面が、辺部40aの外面と面一になるように連設されている。
係止リブ46の内縁には、閉蓋時に容器本体Aのネックリング5外縁に係合する係止突部33を設けた内側壁46aが連設されている。
本実施例の容器の組立は、キャップB2を中栓B1に閉蓋した内キャップBを、容器本体Aの口筒部1に装着した後、容器本体Aに外キャップCaを装着して閉蓋する。
その際、互いの辺部および角部が係合するとともに、図7(a)に示すように、容器本体A肩部2の傾斜壁7の一つの辺部7aの係合凹部9に、外キャップCaの除去部42の係合片47が係合し、他の辺部7aの係合凹部9には、辺部40bの係合部49が係合する。
外キャップCaを回転させると、外キャップCaの係止リブ46の係止片47、係止リブ48の係合部49が、傾斜壁7の係合凹部9から離れ、傾斜壁7の表面に当接することによって、外周壁40の辺部40a、40bを変形させるとともに、外キャップCaが持ち上げられ、さらに上昇するとともに、ネックリング5の外縁と、外キャップCaの係止リブ46、48との係合が外れ、開蓋することができる。
係合片47が外側に押されることにより、辺部40aの切込み41内の除去壁42が外側に押され、弱化片44を切断する。
辺部40aから除去壁42がなくなることにより、図8に示すように、外キャップCaを容器本体Aに再度装着しても、容器の最初の開蓋が確認でき、故意、または過失による不正開蓋を防止することができる。
その他の作用効果は、実施例1と同じである。
また、容器本体の口筒部と外キャップとを係合して容器本体内を密封することができるのであれば、内キャップ自体がなくてもよい。
また、外キャップと容器本体とを位置合わせして閉蓋する構成の容器であれば、容器の形状、内容液の如何にかかわらず、どのような容器にも使用可能である。
B 内キャップ
B1 中栓
B2 キャップ
B3 ヒンジ
C、Ca 外キャップ
1 口筒部
2 肩部
3 胴部
4 係合突条
5 ネックリング
6 肩壁
7 傾斜壁
7a、26a、26b、40a、40b 辺部
7b、26c、40c 角部
8 段部
9 係合凹部
10、22 内筒
11 底壁
12、21 上壁
13 外筒
14 係止部
15、35、49 係合部
16 除去部
17 切断溝
18 支柱
19 プルリング
20 注出筒
23、27 係合筒
24、33 係止突部
25 頂壁
26、40 外周壁
28 窓部
29、44 弱化片
30、42 除去壁
31、34、46、48 係止リブ
31a、34a 内側壁
32、47 係合片
41 切込み
41a、41b 側部
43 係止凹部
45 係止片
Claims (6)
- 容器本体の口筒部に装着し、押し込みにより閉蓋する外キャップを具えた容器において、
容器本体と外キャップは、横断面形状を複数の辺部と角部とからなる多角形に形成し、
容器本体は、口筒部と、口筒部の下端に連設される肩部と胴部とを具え、
口筒部に、ネックリングを設け、
肩部には、肩壁の所定の辺部に係合凹部を凹設し、
外キャップは、頂壁と、口筒部および肩部を被冠する外周壁とを具え、
外周壁の所定の辺部に、除去壁を形成し、
外周壁の所定の辺部の内面に、頂壁の上端から除去壁の上方まで延びる係止リブを設けるとともに、除去壁の内面に、係合凹部と係合する係合片を設け、
係止リブの内縁に、閉蓋時にネックリング外縁に係合する係止突部を設けた内側壁を連設し、開蓋時に、外キャップを回転させることにより、除去壁が外キャップの外周壁から外れるようにしたことを特徴とする容器。 - 外周壁の所定の辺部に、窓部を設け、
窓部の内方に、隙間を形成し、弱化片を介して除去壁を連設したことを特徴とする請求項1記載の容器。 - 外周壁の所定の辺部の下部に、下端から上方に向かう左右の切込みと、その上端を結ぶ切込みを設け、
切込みの内方に、弱化片を介して除去壁を連設したことを特徴とする請求項1記載の容器。 - 外周壁には、切込みの一方の側部の内周に係止凹部を設け、他方の切込みの側部に破断可能な弱化片を介して除去壁を連設し、
除去壁の弱化片の反対側には、係止凹部と係合する係止片を設けたことを特徴とする請求項3記載の容器。 - 容器本体と外キャップは、横断面形状を略四角形に形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の容器。
- 容器本体の口筒部に、上部に注出筒を具えた内キャップを装着し、
外キャップは、容器本体の口筒部に装着するとともに、内キャップの注出筒を封鎖し、容器内を密封したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の容器。
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