JP5122179B2 - キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、キャップ、とくに容器本体の口筒部に被嵌する中栓と、蓋体とからなる注出容器のキャップに関するものである。
食料液などを収納する容器本体の口筒部に、注出筒を設けた中栓と蓋体とからなる注出容器のキャップにおいて、故意または過失による不正な開封を防止するために、容器本体の肩部に蓋体を封緘する封緘帯を装着するようにしたキャップは従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−264711号公報
しかしながら、従来の容器は、封緘帯(TEバンド)自体を外した後、容器本体に蓋体を装着しても、封緘帯の開封の跡がはっきり残らず、消費者が故意または過失による開封の事実を確認することができなかった。
また、中栓と封緘帯が別体であり、部品数が増えるという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決することを課題とし、中栓と封緘帯を一体に形成するとともに、不正な開封が行われたときに、封緘帯または中栓に開封された跡が残るようにした注出容器のキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、注出容器のキャップとして、容器本体の口筒部に被嵌する中栓と、蓋体とからなる注出容器のキャップであって、中栓は、注出筒と、容器本体の口筒部外周に係合する係合筒と、係合筒の下端に連設される横断面が角形の肩壁と、外壁が、肩壁の外縁に垂設され、容器本体の断面角形の肩部の外周外縁に垂設された部分と係合するように形成され、外壁の外側下端に切断可能な複数の弱化片を介して連設される封緘帯とを具えており、封緘帯は、側周の一部を切断可能な弱化部を残して切込まれ、封緘帯内周と外壁外周との間で蓋体の側周壁の下端部を挟み込み、蓋体の開封を防止するようにしたことを特徴とする構成を採用する。
中栓と外蓋の係合のために、中栓の外壁外縁上端部に、複数の係合突部を配設し、蓋体の側周壁の下端部内周に、上記係合突部のそれぞれと係合する係合凹部が配設されていることを特徴とする構成を採用する。
本発明は、中栓の肩壁の外縁に垂設される外壁の外側下端に、側周の一部を切断可能な弱化部を残して切込まれた封緘帯を、切断可能な複数の弱化片を介して連設したので、中栓と封緘帯とを一体に形成することができる。
また、外壁と封緘帯との間で蓋体の側周壁の下端部を挟み込み、蓋体の開封を防止しているので、開蓋すると、封緘帯の弱化部、および外壁と封緘帯との間の弱化片が切断されて跡が残り、消費者が不正な開封の事実を確認することができる。
次に、本発明のキャップの実施形態について、図面を参照して説明する。
図1において、Aは断面が角形の容器本体、Bは容器本体Aの口筒部に装着される中栓、Cは蓋体である。
容器本体Aは、断面が円形の口筒部1と、口筒部1下端から連設され、断面が角形に形成される肩部2とを具えており、口筒部1には、上部外周に係合部3が設けられ、肩部2には、下部外周に段部4が設けられている。
中栓Bは、図1、2に示すように、注出筒5と、注出筒5の下端内周に連設される底壁6と、注出筒5の外周の所定の位置に上壁7を介して連設される係合筒8と、係合筒8の下端に連設される肩壁9と、肩壁9の外縁に垂設される外壁10と、外壁10の外側下端に切断可能な複数の弱化片11を介して連設される封緘帯12とを具えている。
底壁6には、切断溝13が刻設されており、切断溝13を破断することによって底壁6に注出口を形成する除去部14が形成され、除去部14の上面には、支柱を介してプルリング15が設けられている。
係合筒8の内周には、容器本体Aの口筒部1の係合部3と係合する係合部16が配設され、係合筒8の内周が口筒部1外周の係合部3に係合するようになっている。
肩壁9は、下面が容器本体Aの肩部2上面と係合するように角形に形成され、外壁10の上端部には、蓋体Cと係合する複数の係合突部17が形成されている。
外壁10は、内側面が容器本体Aの段部4の外側面に係合するように形成され、外側下端には複数の弱化片11が配設される。
封緘帯12は、側周の一部を切断可能な弱化部18を残し、切込み19で切込まれており、封緘帯12の内側面と外壁10の係合突部17とで蓋体Cの側周壁を挟み込み、封緘するものであり、側周壁下端には複数の弱化片11が当接される。
また、封緘帯12の切込み19により切込まれた側周の片方をつまみ部12aとする。
蓋体Cは、角形の頂壁20と、頂壁20の外縁に垂設される側周壁21を具えており、頂壁20の下面には、閉蓋した際に、中栓Bの注出筒5の内周上部と係合する係合内筒22が垂設されている。
側周壁21は、内周が中栓Bの外壁10に係合するように形成され、側周壁21の内周下端部には、閉蓋した際に、中栓Bの複数の係合突部17と係合する係合凹部23が配設されている。
また、側周壁21は、蓋体Cを中栓Bから開蓋する際に、僅かに外方に変形するようになっている。
次に、本発明のキャップの使用態様、および作用効果について説明する。
容器の組立にあたっては、内容物を充填した容器本体Aの口筒部1に、容器本体Aの肩壁2と中栓Bの肩壁9との断面形状を合せ、中栓Bを装着する。
次に、中栓Bの外壁10外周と蓋体Cの側周壁21下端内周との断面形状を合せ、中栓Bの封緘帯12と外壁10との間に、蓋体Cの側周壁21を嵌入し、中栓Bの係合突部17と蓋体Cの係合凹部23とを係合させ、蓋体Cを中栓Bに装着して閉蓋する。
本発明の容器は、中栓Bの封緘帯12が、蓋体Cの最初の閉蓋時に、外壁10とともに、蓋体Cの側周壁21下部を挟むことで、蓋体Cの中栓Bに対する回転を阻止するとともに、中栓Bの外壁10の係合突部17と蓋体Cの側周壁21の係合凹部23との係合が外れることを防止し、蓋体Cが中栓Bに対して上方に外れることを防止している。
次に、容器の使用については、まず、中栓Bの封緘帯12のつまみ部12aをつまみ、引張ることで、封緘帯12の弱化部18を切断するとともに弱化片11をも切断し、図3に示すように、中栓Bから封緘帯12を取り去る。
次に、蓋体Cを回転させると、中栓Bの係合突部17と蓋体Cの係合凹部23との係合が外れるとともに、蓋体Cの側周壁21と中栓Bの外壁10外周との係合が外れ、蓋体Cを中栓Bから開蓋できる。
開蓋した後、中栓Bの底壁6のプルリング15を引張って除去部14を抜き取り、底壁6に注出口を開口して容器内の内容液を出すことができる。
閉蓋する際には、中栓Bの外壁10外周と蓋体Cの側周壁21下端内周との断面形状を合せ、中栓Bに蓋体Cを装着することで、蓋体Cの係合内筒22外周が中栓Bの注出筒5内周上部と係合し、容器内を密封することができる。
本願発明の容器は、中栓Bの封緘帯12が蓋体Cの側周壁21下部の変形を防止し、封緘帯12を外さないと中栓Bから蓋体Cを外せないようになっている。
また、蓋体Cを無理に外すために回転させたり、上方に引張ると、封緘帯12の弱化部18が切断されたり、弱化片12が切断されたりして開封の跡が残るようになっており、不正な開蓋を外方より確認することができる。
前記実施形態では、容器の外周断面が角形で形成したが、蓋体Cの側周壁と中栓Bの肩壁外縁とが係合し、開蓋するために、蓋体Cの下部を変形させなくては開蓋できない形式のものであれば、中栓に設けた封緘帯により蓋体の開蓋を阻止することができる。
容器の外周断面の形状は、前記実施形態の形状に限定されない。
前記実施形態では、中栓Bの外壁10外縁に複数の係合突部17を設け、蓋体Cの側周壁21内周下端に係合突部17に係合する係合凹部23を配設し、係合するようにしたが、中栓Bの外壁10外周に係合凹部、蓋体Cの側周壁21下端内周に係合突部を配設し、係合するようしてもよい。
また、複数の係合突部17の変わりに、外壁10上端の外縁全周の係合突条とし、蓋体の側周壁21内周に該係合突条に係合する係合凹条を設けるようにしてもよい。
係合突条および係合凹部とすることで、封緘帯により、蓋体Cの側周壁21の変形を防止し、蓋体Cが中栓Bに対して上方に外れることを防止することができる。
本発明は、中栓に封緘帯を一体的に設けることで、蓋体の開蓋を阻止することができ、また、不正な開蓋を外方から確認することができる容器として、内容液の如何にかかわらずどのような容器にも広く利用できる。
本発明の容器の一部縦断面立面図である。 中栓と蓋体の開蓋時の説明図で、(a)は一部縦断面立面図、(b)は下面図である。 中栓の封緘帯切断後の説明図である。
符号の説明
A 容器本体
B 中栓
C 蓋体
1 口筒部
2 肩部
3 係合部
4 段部
5 注出筒
6 底壁
7 上壁
8 係合筒
9 肩壁
10 外壁
11 弱化片
12 封緘帯
12a つまみ部
13 切断溝
14 除去部
15 プルリング
16 係合部
17 係合突部
18 弱化部
19 切込み
20 頂壁
21 側周壁
22 係合内筒
23 係合凹部

Claims (2)

  1. 容器本体の口筒部に被嵌する中栓と、蓋体とからなる注出容器のキャップであって、
    中栓は、注出筒と、容器本体の口筒部外周に係合する係合筒と、係合筒の下端に連設される横断面が角形の肩壁と、外壁が、肩壁の外縁に垂設され、容器本体の断面角形の肩部の外周外縁に垂設された部分と係合するように形成され、外壁の外側下端に切断可能な複数の弱化片を介して連設される封緘帯とを具えており、
    封緘帯は、側周の一部を切断可能な弱化部を残して切込まれ、
    封緘帯内周と外壁外周との間で蓋体の側周壁の下端部を挟み込み、蓋体の開封を防止するようにしたことを特徴とするキャップ。
  2. 中栓の外壁外縁上端部に、複数の係合突部を配設し、
    蓋体の側周壁の下端部内周に、上記係合突部のそれぞれと係合する係合凹部が配設されていることを特徴とする請求項1記載のキャップ。
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