JP5148388B2 - 不正開封防止具付きヒンジキャップ - Google Patents
不正開封防止具付きヒンジキャップ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5148388B2 JP5148388B2 JP2008171875A JP2008171875A JP5148388B2 JP 5148388 B2 JP5148388 B2 JP 5148388B2 JP 2008171875 A JP2008171875 A JP 2008171875A JP 2008171875 A JP2008171875 A JP 2008171875A JP 5148388 B2 JP5148388 B2 JP 5148388B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- piece
- hinge
- ring body
- upper lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
すなわち、特許文献2記載のヒンジキャップでは、ヒンジの反対側にある上蓋の摘み片を係止するように不正開封防止機構を設けなければならないが、キャップ本体(1)の外周壁を外筒(5)とリング体(3)とから構成しているので、リング体(3)の上端部に開封防止機構を取り付けた場合に、開封防止機構に外側より力が加わると、リング体(3)が内側に押され、上端部が移動し、開封防止機構を安定して支持できないという問題があった。
そのため、加重が繰り返してかけられると、開封防止機構の取付部、係止爪等が変形し、破損するおそれもあった。
また、リング体を外筒に一定範囲の接続部と弱化片を介して連設した場合にも不正開封防止具を安定して維持し、破損を防ぐことができるようになった。
したがって、本発明は、外筒にリング体を連設した分別回収容易なヒンジキャップにおいて、キャップ本体と上蓋との間に肉薄部を有する連結片でリング体を連設した不正開封防止具を安定して配設できるようになった。
外筒8の内周面下端部には、容器A口筒部1の嵌合突条2と係合する係合突条9が設けられており、外筒8の外周には、下端部に連結片10と、複数の弱化片11が設けられ、キャップ本体Bの外周壁を形成するリング体12が、スリット13を形成して連設されている。
リング体12のヒンジ反対側の上端部には、不正開封防止具Eが連設されている。
除去部17には、支柱を介してプルリング18が連設されている。
頂壁20下面には、注出筒4の上端部に係合する密封リング22が垂設されており、側周壁21の下端部内周には、キャップ本体Bの係合部5と係合する接合面23と、下方に係合突条を設けた係合凹部24が凹設されている。
接合面23には、複数の空気抜き23aが設けられている。
側周壁21の下端面には、摘み片25の巾に一致し、キャップ本体Bの外筒8とリング体12との間のスリット13に嵌挿される弧状壁27が垂設されている。
封印板30は、摘み片25の外周縁に沿って形成された外周部34と、キャップ本体Bに沿って形成された円弧部35とから構成され、上方が細巾となっている。
底板32は、摘み片25の下面に位置するように係止板31の両側に配設され、封印板30の外周部34下端から連設されている。
本実施例の容器Aには、加熱殺菌された内容物が充填され、上蓋Dを閉じ、不正開封防止具Eによってキャップ本体Bと上蓋Dを封印したヒンジキャップを打栓し、内容物を熱充填した容器Aを得ることができる。
そしてまた、上蓋Dの側周壁21下端の弧状壁27が、キャップ本体Bの外筒8とリング体12との間のスリット13に嵌挿され、リング体12が妄動することを防止することができる。
したがって、封印板30を外側から押圧しても、肉薄部38が破損することを防ぐことができる。
したがって、故意または過失による不正開封が行われたときには、外部から視認することができる。
また、キャップ本体Bの外筒8の外周にリング体12を設けているから、キャップの分別回収にあたって、ヒンジキャップを容器から容易に取外すことができるようになっている。
以下、同一の構成部分には同一の符号に添字aを付して簡単に説明し、相違点を中心に説明する
外筒8aの外周には、リング体12aが連設され、ヒンジCaの反対側には、外筒8aとリング体12aを一体とする中央部分によって100°以内の角度範囲で接続部40が形成され、その他の部分には、弱化片11aが形成されている。
封印板41は、摘み片25aの外周縁に沿って弧状に形成されており、上方が細巾となっている。
底板42は、摘み片25aの下面に位置するように係止板31aの両側に配設され、封印板41下端から連設されている。
連結片43は、複数個配設され、上部を肉薄部38aとしてリング体12aに接続されている。
キャップ本体Baにおいて、外筒8aとリング体12aとは、ヒンジCaの反対側で連結片43によって連設されているので、第1実施例のように、上蓋Daの側周壁下面に弧状壁が不要となり、成形が容易となった。
また、不正開封防止具Eaのリング体12aに沿った封印板の円弧部は不要としているので、構成を簡単にすることができた。
その他、第1実施例と同等の作用効果を得ることができる。
B、Ba キャップ本体
C、Ca ヒンジ
D、Da 上蓋
E、Ea 不正開封防止具
1 口筒部
2 嵌合突条
3、3a 嵌合筒部
4、4a 注出筒
5、5a 係合部
6、6a 上壁
7、7a 内筒
8、8a 外筒
9 係合突条
10 連結片
11、11a 弱化片
12、12a リング体
13 スリット
14 環状壁
15 隔壁
16 弱化溝
17 除去部
18 プルリング
20、20a 頂壁
21、21a 側周壁
22 密封リング
23 接合面
23a 空気抜き
24 係合凹部
25、25a 摘み片
26、26a 係止片
27 弧状壁
30、41 封印板
31、31a 係止板
32、42 底板
33、43 連結片
34 外周部
35 円弧部
36、36a 上板
37、37a 係止片
38、38a 肉薄部
40 接続部
Claims (1)
- キャップ本体と上蓋とからなるキャップにおいて、
キャップ本体は、内筒と外筒とを具えた嵌合筒部と注出筒とを具え、
外筒には、ヒンジの反対側下端を連結する連結片と、その他の下端に所定の間隔を持って複数配設される破断可能な弱化片を介して、スリットを形成するようにリング体が連設されており、
上蓋の側周壁下端に、周縁部に係止片を立設した摘み片を設け、側周壁下面に、スリットに嵌挿する弧状壁を垂設し、
リング体には、肉薄部を有する連結片を介して、摘み片の係止片に係合する係止板を具えた封印具を取着したことを特徴とする不正開封防止具付き分別回収容易なヒンジキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008171875A JP5148388B2 (ja) | 2008-06-30 | 2008-06-30 | 不正開封防止具付きヒンジキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008171875A JP5148388B2 (ja) | 2008-06-30 | 2008-06-30 | 不正開封防止具付きヒンジキャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010013113A JP2010013113A (ja) | 2010-01-21 |
JP5148388B2 true JP5148388B2 (ja) | 2013-02-20 |
Family
ID=41699618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008171875A Active JP5148388B2 (ja) | 2008-06-30 | 2008-06-30 | 不正開封防止具付きヒンジキャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5148388B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5723555B2 (ja) * | 2010-08-31 | 2015-05-27 | 天龍化学工業株式会社 | 合成樹脂製の蓋装置 |
JP2012096808A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 不正防止キャップ |
JP5943545B2 (ja) * | 2010-12-24 | 2016-07-05 | 株式会社吉野工業所 | ヒンジキャップ |
JP5797584B2 (ja) * | 2011-03-31 | 2015-10-21 | 株式会社吉野工業所 | ヒンジキャップ |
US9546027B2 (en) * | 2011-05-10 | 2017-01-17 | The Clorox Company | Irremovable closure |
JP6053351B2 (ja) * | 2012-06-28 | 2016-12-27 | 株式会社吉野工業所 | ヒンジキャップ |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02105861U (ja) * | 1989-02-08 | 1990-08-22 | ||
JPH02117354U (ja) * | 1989-03-06 | 1990-09-20 | ||
JP2538371Y2 (ja) * | 1990-07-11 | 1997-06-11 | 株式会社 吉野工業所 | 不正開封防止ヒンジキャップ |
JP2534269Y2 (ja) * | 1990-12-28 | 1997-04-30 | 株式会社吉野工業所 | 容器の注出具 |
JP3785494B2 (ja) * | 1997-06-26 | 2006-06-14 | 株式会社吉野工業所 | 不正開放防止機能付きヒンジキャップ |
JP4655259B2 (ja) * | 2001-12-21 | 2011-03-23 | 株式会社吉野工業所 | ヒンジキャップ |
JP4621419B2 (ja) * | 2003-09-25 | 2011-01-26 | 三笠産業株式会社 | ヒンジキャップ |
JP4415675B2 (ja) * | 2004-01-07 | 2010-02-17 | 凸版印刷株式会社 | 不正開封防止鍔付ヒンジキャップ |
JP4575695B2 (ja) * | 2004-03-31 | 2010-11-04 | 日本クラウンコルク株式会社 | プルリング無しヒンジキャップ |
JP4863658B2 (ja) * | 2005-06-30 | 2012-01-25 | 天龍化学工業株式会社 | 液体容器用の蓋装置 |
-
2008
- 2008-06-30 JP JP2008171875A patent/JP5148388B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010013113A (ja) | 2010-01-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5148388B2 (ja) | 不正開封防止具付きヒンジキャップ | |
EP1354810B1 (en) | Synthetic resin bottle cap | |
EP2915585B1 (en) | Tamper-evident closure assembly having two tamper-evidencing members, and related methods | |
US20040232149A1 (en) | Tamper evident cap | |
JP2009057090A (ja) | 液体容器用キャップ | |
JP5991838B2 (ja) | 複合容器蓋 | |
JP5449960B2 (ja) | 不正開封防止機構付きヒンジキャップ | |
JP5579421B2 (ja) | 不正開封防止機構付きヒンジキャップ | |
JP4803661B2 (ja) | 不正開封防止ヒンジキャップ | |
JP2010235167A (ja) | キャップ | |
JP6682140B2 (ja) | 不正開封防止機構付きヒンジキャップ | |
JP4251280B2 (ja) | 分別機能を備えたプラスチックキャップ | |
JP6598655B2 (ja) | ヒンジキャップ | |
JP7423407B2 (ja) | ヒンジキャップ | |
JP2006168765A (ja) | キャップおよび容器ならびに閉止装置 | |
ITTO20111062A1 (it) | Chiusura per bottiglie di vino o liquore, del tipo atto a rendere evidente una effrazione | |
JP5152753B2 (ja) | 合成樹脂製注出キャップ | |
JP2006264743A (ja) | 閉止装置 | |
JP3827893B2 (ja) | 液注出容器の中栓とキャップ | |
JP7466988B2 (ja) | ヒンジキャップ | |
JP7489093B2 (ja) | キャップおよびキャップの開封方法 | |
JP3867175B2 (ja) | 容器の開閉装置 | |
JP4779306B2 (ja) | 不正開封防止封緘リング付口栓 | |
JP2021075329A (ja) | ヒンジキャップ | |
JP5595836B2 (ja) | 注出栓 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101224 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120717 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120814 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121004 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121127 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121128 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5148388 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151207 Year of fee payment: 3 |