JP4762780B2 - 分別廃棄性の良好なキャップ - Google Patents

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Description

本発明は、容器口部に嵌合固定されるキャップ本体と、該キャップ本体に開閉自在にヒンジ連結された上蓋とからなるキャップに関するものであり、より詳細には、使用後に、キャップ本体を容器口部から容易に取り外して廃棄することが可能な分別廃棄性の良好なキャップに関する。
容器口部に嵌合固定されるキャップ本体と、該キャップ本体に開閉自在にヒンジ連結された上蓋とからなるキャップは、例えば各種飲料或いは調味料などが充填された容器のキャップとして、種々の用途に使用されている。最近では、資源の再利用、ゴミ焼却性などの観点から、このようなキャップについて分別廃棄性が要求され、例えば容器内容物取り出し後の使用済みキャップについて、格別の工具を用いることなく、キャップ本体を容器口部から取り外すことができるように、種々の構造を有するキャップが提案されている。
例えば、特許文献1には、容器口部に嵌合固定されるキャップ本体の筒状側壁の上端部分にヒンジバンドによって上蓋をヒンジ連結させるとともに、該筒状側壁に、該ヒンジバンドに沿って下方まで延びている縦方向弱化ラインと、該ヒンジバンドの近傍を起点として横方向に延びている横方向弱化ラインとを設けたヒンジキャップが提案されている。
実開平7−11559号公報
即ち、特許文献1では、内容物が排出された使用済み容器に固定されているヒンジキャップを、上蓋を手で持って下方に引き降ろすことによりキャップ本体の筒状側壁に設けられている縦方向弱化ラインを引き裂き、更に周方向に捲って横方向弱化ラインを引き裂き、これにより、格別の工具を用いることなく容易にキャップを容器口部から取り除くことが可能となるというものである。
しかるに、このようなヒンジキャップでは、上蓋を引き降ろすことによって筒状側壁に形成された弱化ラインを引き裂くため、上蓋と筒状側壁とをヒンジ連結するヒンジバンドがかなり厚く形成されている。ヒンジバンドの厚みが薄いと、上蓋を引き降ろして弱化ラインを引き裂く際に、ヒンジバンドがちぎれてしまい、弱化ラインの引き裂きが困難となってしまうからである。(弱化ラインの引き裂きが困難であると、格別の工具なしにキャップを容器口部から取り外すことが困難であり、分別廃棄性の点で問題を生じてしまう。)
ところが、このようにヒンジバンドの厚みを厚くすると、タンパーエビデント性(TE性)が低下してしまうという問題を生じた。即ち、上蓋がキャップ本体の筒状側壁に強固に接合されているため、上蓋を手で持って引っ張り上げることにより、弱化ラインの破断を伴うことなく、キャップ本体が容器の口部からすっぽ抜ける虞がある。このようにすっぽ抜かれたヒンジキャップは、弱化ラインが引き裂かれていないため、これを再び容器口部に嵌め込んだ場合、一般の需要者は、容器が開封されたものであるか否かを全く認識できなくなってしまう。従って、この種のヒンジキャップは、開封履歴機能、即ちTE性が低く、容器内容物の品質保証機能やいたずら防止機能などが不満足となっている。
従って、本発明の目的は、優れた分別廃棄性ととともに、容器口部からのすっぽ抜けが防止され、開封履歴機能、即ちタンパーエビデント性にも優れたヒンジキャップを提供することにある。
本発明によれば、筒状側壁と、該筒状側壁の開口部を閉じるように設けられ且つ内容物注出用開口予定部を備えた閉塞部とを有し、且つ容器口部に嵌合固定されるキャップ本体;及び
前記キャップ本体の筒状側壁の上端に連結されたヒンジバンドを介して開閉自在にヒンジ連結されている上蓋;
からなり、前記キャップ本体の筒状側壁には、前記ヒンジバンドの幅方向の一方側端部またはその近傍に沿って下方に延びた縦スコアが設けられており、且つ前記筒状側壁と前記閉塞部との境界部、または前記筒状側壁の上端部の近傍、或いは前記筒状側壁上端部近傍の前記閉塞部から水平方向に延びた横スコアが形成されており、該横スコアの始点が、前記ヒンジバンドの幅方向の他方側端部の軸方向延長線上若しくは該延長線上の近傍或いは前記縦スコア上に位置しているヒンジキャップにおいて、
前記ヒンジバンドは、前記上蓋の開閉に際しての回転の支点となるヒンジラインとなる部分において、前記他方側の強度が、前記一方側の強度に比して、相対的に小さくなるように形成されていることを特徴とするヒンジキャップが提供される。
本発明のヒンジキャップにおいては、下記の手段を採用することができる。
(1)前記上蓋は、前記ヒンジバンドと、前記キャップ本体の筒状側壁の上端よりもやや低い位置に連結された補助バンドとによって、前記キャップ本体に連結されていること。
(2)前記ヒンジバンドの幅方向両端部側のそれぞれに前記補助バンドが形成されており、該補助バンドのヒンジバンドとは反対側の端部もしくはその近傍から、前記縦スコアが延びていること。
(3)前記ヒンジバンドは、周方向に間隔をおいて一対設けられており、該一対のヒンジバンドの間に前記補助バンドが一本形成されており、前記縦スコアは、一方側に位置するヒンジバンドの該補助バンドとは反対側の端部若しくはその近傍から延びていること。
(4)前記ヒンジバンドは、前記ヒンジラインとなる部分において、少なくともその中央側と前記他方側端部との間の部分に、薄肉部を有していること。
(5)前記ヒンジバンドは、前記ヒンジラインとなる部分において、前記一方側端部側から他方側端部側に向かって漸次薄肉となっていること。
本発明のヒンジキャップでは、内容物の注出が行われた後の使用済み容器において、ヒンジバンドを支点として上蓋を引き降ろして縦スコアを引き裂き、次いで、該上蓋を手でもって筒状側壁を周方向に捲って横スコアを引き裂くことによって、キャップ本体を容器口部から容易に取り除くことができる。この際、ヒンジバンドの縦スコアが形成されている側のヒンジラインが高強度に形成されているため、上蓋の引き降ろしによって縦スコアの引き裂きをスムーズに行うことができる。即ち、ヒンジバンドのヒンジラインにおいて、縦スコアが形成されている側とは反対側の部分は低強度に形成されているが、縦スコアが形成されている側のヒンジラインが高強度に形成されているため、縦スコアの引き裂き及び横スコアの引き裂きに際して、この部分は破断を伴うような応力を受けることなく、縦スコア及び横スコアの引き裂きが容易に行われることとなる。従って、本発明のヒンジキャップは、優れた分別廃棄性を有している。
また、本発明においては、上蓋を引っ張り上げてキャップ本体を容器口部から引き抜こうとした場合(即ち、すっぽ抜かせようとした場合)、ヒンジバンドの縦スコアが形成されている側とは反対側の部分が低強度に形成されているため、この部分から破断を生じてしまい、この結果、ヒンジバンドが引き裂かれてしまい、キャップ本体を容器口部からすっぽ抜かせることはできない。即ち、本発明のヒンジキャップは、縦スコア等を破断せずに容器口部から取り除くことができず、優れたタンパーエビデント性を有している。
本発明を、以下、添付図面に示す具体例に基づいて説明する。
図1は、本発明のヒンジキャップの上蓋を開放した状態での上面図であり、
図2は、本発明のヒンジキャップの上蓋を開放した状態での側面断面図(図1のA−A断面図)であり、
図3は、図1のヒンジキャップの上蓋を閉じた状態での側面断面図であり、
図4は、図1のヒンジキャップの上蓋を閉じた状態での背面側面図であり、
図5は、図1のヒンジキャップの要部であるヒンジバンドと補助バンドについて、ヒンジラインYに沿った断面を示す図であり、
図6は、本発明において採用し得るヒンジバンドと補助バンドとの他のパターンについて、ヒンジラインYに沿った断面を示す図であり、
図7は、図1とは異なる態様における本発明のヒンジバンドについて、上蓋を開放した状態での上面図であり、
図8は、図7のヒンジキャップの上蓋を開放した状態での側面断面図(図7のB−B断面図)であり、
図9は、図7のヒンジキャップの上蓋を閉じた状態での側面断面図であり、
図10は、図7のヒンジキャップの上蓋を閉じた状態での背面側面図である。
本発明のヒンジキャップの一例について、その構造及び形態を示す図1乃至図4を参照して、このヒンジキャップは、キャップ本体1と上蓋2とから成り、キャップ本体1は、筒状側壁3と、筒状側壁3の少なくとも上端部分を閉じている閉塞部5とから形成されている。
閉塞部5は、大まかに言って、下方部分で筒状側壁3に連なっており且つスリット7を介して該筒状側壁3に対面している環状壁9と、環状壁9の上端開口を閉じるように設けられている頂板部10とから構成されている。
環状壁9の下端部分の内面には、内方に突出した係合突起11が、環状壁9の全周にわたって間欠的に設けられている。
一方、環状壁9の上端部を閉じている頂板部10の内面には、環状壁9の内面とは間隔を置いて下方に延びているインナーリング13が形成されている。即ち、このインナーリング13と環状壁9との間の空間に容器口部壁(図示せず)の上端が嵌め込まれ、且つ容器口部壁の外面が前記係合突起11と係合することにより、キャップ本体1は、容器口部壁にがっちりと固定され、インナーリング13の外面が容器口部壁の内面と密着することによってシール性が確保される。
また、頂板部10には、インナーリング13によって囲まれた領域に、注出用開口を形成するためのスコア15が無端状に形成されており、頂板部10の上面側には、スコア破断用のプルリング17が、スコア15に取り囲まれた領域に位置している支柱19を介して設けられている。即ち、このプルリング17を引っ張ることにより、スコア15が破断し、内容物を注ぎ出すための開口が頂板部10に形成されるようになっている。(従って、このスコア15で囲まれている領域が内容物注出用開口予定部となる。)
さらに、頂板部10の上面側には、スコア15を取り囲むようにして、注出液案内用の注出筒20が形成されており、注出用開口を介して注ぎ出された内容液は、この注出筒20によって案内される。この注出筒20の上端は、ラッパ状に広がって液の排出をスムーズに行い得るようになっている。また、図2及び図3から明らかなように、注出筒20の上蓋2との連結側は、背が低くなっており、上蓋2の閉栓を阻害しないように考慮されている。
また、頂板部10の注出筒20の外側には、上蓋2を保持するための周状突起21が形成されている。
上蓋2は、キャップ本体1の筒状側壁3の上端部分にヒンジ連結部23を介してヒンジ連結されている(このヒンジ連結部23については後述する)。
かかる上蓋2は、天板部25と、天板部25の周縁から延びているスカート部27とから形成されており、スカート部27の外面の下端部分は、前述したヒンジ連結部23によってキャップ本体1の筒状側壁3に連結されている。
天板部25の内面には、シールリング29が設けられている。上蓋2を旋回して閉じたとき、このシールリング29の外面が注出筒20の内面に密着することにより、スコア15を破断しての注出用開口形成後のシール性が確保される。
また、上蓋2のスカート部27の下方部分の内面には、図2に示されているように、凹部30が設けられており、上蓋2を閉じたとき、この凹部30がキャップ本体1の周状突起21と係合することにより、上蓋2がしっかりと保持され、閉栓状態が安定に保たれるようになっている。
さらに、上蓋2のスカート部27の下端部分の外面には、ヒンジ連結部23とは反対側部分に、開封用鍔31が設けられている。この開封用鍔31の下面には、滑り止め用の偏平状突部33(特に図1参照)が形成されている。この開封用鍔31を指で引っ掛けて上蓋2を上方に持ち上げることにより上蓋2の開封を容易に行うことができる。
ところで、キャップ本体1と上蓋2とを繋ぐヒンジ連結部23は、中央のヒンジバンド35と、その両側近傍に位置している補助バンド37a,37bとからなっている(特に図1参照)。ヒンジバンド35は、図2から明らかなように、筒状側壁3の上端と上蓋2のスカート部27の下端とを繋いでいる。また、補助バンド37a,37bは、筒状側壁3の上端よりもやや下方部分と上蓋2のスカート部27の下端よりもやや上方部分とを繋いでいる。即ち、上蓋2を開栓したとき、補助バンド37a,37bのテンションによって、上蓋2の開栓状態が保持されるようになっている。従って、補助バンド37a,37bは、テンションが印加され易いように伸縮性を有していることが好ましく、このため、ヒンジバンド35に比して、相対的に強度が弱く形成されている。
尚、補助バンド37a,37bが筒状側壁3及びスカート部27と結合する部分では、これらの外面は、フラットな面39となっており(図1及び図4参照)、補助バンド37a,37bと、筒状側壁3及びスカート部27との間に安定な接合強度を確保し得るようになっている。
特に図1及び図4を参照して、上述した構造のヒンジキャップでは、ヒンジ連結部23の一方側の端部、具体的には、ヒンジバンド35の一方側端部の近傍に形成された補助バンド37aのヒンジバンド35とは反対側の端部に沿って、筒状側壁3の上端から下方に(特に下端まで)、縦スコア50が延びている。即ち、上蓋2を手で持って下方に引き降ろすことにより、縦スコア50が引き裂かれる。
また、図2、図3及び図4を参照して、上記の縦スコア50の下方部分からは、ヒンジ連結部23の他方側に向かって且つ水平方向に延びている横スコア51が形成されている。この横スコア51は、環状壁9の下端部分(係合突起11の下端部分)と筒状側壁3とを繋いでいる連結部(即ち、閉塞部5と筒状側壁3との境界部)に形成されている。具体的には、横スコア51を形成する部分では、筒状側壁3と閉塞部5の環状壁9とを区画しているスリット7が、係合突起11の下端部分まで深く形成されており、環状壁9と筒状側壁3との連結部分を薄肉とすることにより横スコア51が形成されている。
従って、前述した手順で縦スコア50を引き裂いた後、引き裂かれた部分を手で持って周方向に捲っていくことにより横スコア51を引き裂いていき、このようにして縦スコア50及び横スコア51を引き裂くことによって、キャップ本体1を、格別の工具を用いることなく、容器口部から取り除くことができる。
尚、上記のような横スコア51の長さは、これを引き裂いた後に、キャップ本体1を容易に容器口部から取り除くことが可能な程度の長さであればよく、通常は、環状壁9と筒状側壁3とを繋ぐ連結部の少なくとも半周程度にわたって横スコア51が形成されていればよい。例えば図の例では、縦スコア50が形成されている部分を起点として約半周にわたって横スコア51が延びており、例えば図2及び図3から明らかな通り、ヒンジ連結部23の中心の反対側部分までは横スコア51は延びておらず、従って、この部分では、スリット7は浅く形成されており、環状壁9と筒状則壁3とを繋ぐ連結部(図2においてXで示す)は厚肉となっている。勿論、横スコア51の長さは、上記のように約半周である必要はなく、例えば、3/4周程度であっても良い。
また、上記のようなヒンジキャップにおいては、特に図1及び図4に示されているように、ヒンジ連結部23の他方側の端部、即ち、補助バンド37bのヒンジバンド35とは反対側の端部に沿って、筒状側壁3の上端から下方に延びている短い補助スコア53が形成されていることが好ましい。即ち、上蓋2を手で持って引き降ろすとき、このような補助スコア53が形成されていると、縦スコア50とともに短い補助スコア53が引き裂かれるため、上蓋2の下方への引き降ろしが容易となり、縦スコア50を下端までスムーズに引き裂くことができる。
ところで、上記のようなヒンジキャップにおいては、上蓋2を引き降ろすことによって縦スコア50を速やかに引き裂くためには、ヒンジ連結部23、特にヒンジバンド35は厚肉に形成されていることが好ましいが、このようにすると、上蓋2を引っ張り上げたとき、縦スコア50及び横スコア51が引き裂かれずに、キャップ本体1が容器口部から取り外されてしまう(即ち、すっぽ抜け)ことがある。容器口部からすっぽ抜けたヒンジキャップは、前述した縦スコア50や横スコア51が引き裂かれていないため、これが、再び容器口部に嵌め込まれてしまうと、一般の需要者は、容器が開封されたという事実を認識することができず、従って、TE性が損なわれてしまうこととなる。
しかるに本発明においては、上記のような不都合を回避するため、上述したヒンジバンド35の上蓋2の開閉に際しての回転の支点となるヒンジラインYとなる部分において(図1参照)、縦スコア50が形成されている側の強度に対して、他方側の強度が相対的に小さくなるようにした点に顕著な特徴を有するものである。具体的には、このヒンジラインYに沿った断面でのヒンジ連結部23の形状を示す図5を参照して、かかるヒンジラインYに沿った部分において、ヒンジバンド35の縦スコア50が形成されている側の部分P(補助バンド37aが位置する側の部分)に対して、他方側の部分Q(補助バンド37bが位置する側の部分)が薄肉に形成されている(即ち、中央部には段差Rが形成されている)。このようにして強度差をヒンジバンド35に設けることにより、縦スコア50の引き裂きを困難とすることなく、キャップ本体1の容器口部からのすっぽ抜けを有効に防止することが可能となるのである。
即ち、上蓋2を手でもって下方に引き降ろす際、ヒンジバンド35の縦スコア50が形成されている側Pが肉厚となっており、他方側の部分Qより高強度に形成されているため、上蓋2をスムーズに引き降ろすことができ、縦スコア50の引き裂きを速やかに行うことができる。この場合、他方側の部分Qは薄肉となっており、低強度に形成されているが、縦スコアの引き裂きに際して、この部分は破断を伴うような応力を受けることなく、縦スコア及び横スコアの引き裂きが容易に行うことができる。従って、本発明のヒンジキャップは、上記のようにヒンジバンド35に強度差を設けることによって分別廃棄性が損なわれることはない。
一方、上蓋2を無理矢理引っ張り上げた場合、ヒンジバンド35の他方側の部分Qは薄肉となっており、低強度に形成されているため、この部分から破断を生じしてしまう。従って、本発明のヒンジキャップでは、縦スコア50や横スコア51を引き裂くことなく、容器口部から取り除くことはできず、優れたTE性を示すのである。
本発明において、ヒンジバンド35に強度差を持たせる手段としては、上記以外にも種々採用することができ、このような他の手段の例を図6に示した。
例えば、図6(a)では、ヒンジバンド35の縦スコア50が形成されている側の端部s(補助バンド37a側の端部)から反対側の端部t(補助バンド37b側の端部)に向かって、漸次、薄肉に形成されており、かかるヒンジラインYに沿った部分において、ヒンジバンド35は、全体としてテーパー形状に形成されている。
また、ヒンジ連結部23の他の例である図6(b)及び図6(c)では、補助バンド37が中央部分に配置され、その両側にそれぞれヒンジバンド35a,35bが配置されている。即ち、これらの態様では、ヒンジバンド35が2本設けられ、補助バンド37は1本となっており、一方側のヒンジバンド35aの補助バンド37とは反対側の端部に沿って、前述した縦スコア50が形成されることとなる。
さらに、図6(b)の例では、縦スコア50が形成されていない側に位置するヒンジバンド35bは、補助バンド37とは反対側の端部側に薄肉部55が形成され、かかる薄肉部55の形成により、ヒンジバンド35に強度差が形成されている。また、図6(c)の例では、ヒンジバンド35aの補助バンド37とは反対側に位置する側の端部sから、ヒンジバンド35bの補助バンド37とは反対側に位置する側の端部tに向かって、漸次、薄肉に形成されており、ヒンジラインYに沿った部分において、ヒンジバンド35a,35bは、全体としてテーパー形状を有し、これにより、前記と同様の強度差が形成されている。
上述した図5或いは図6(a)〜(b)に示された例において、強度差を設けるべきヒンジラインYに沿った薄肉部の幅w(図1参照)、薄肉部分或いは厚肉となっている部分の厚みなどは、キャップ本体1と容器口部との係合力に応じて、上蓋2を無理やり上方に引っ張り上げてキャップ本体1を容器口部からすっぽ抜かせようとした場合には、薄肉となっている部分から破断を生じ、また、上蓋2を引き降ろして縦スコア50を引き裂く際には、ヒンジバンドに破断が生じないように設定すればよい。但し、通常の上蓋の開栓操作に際しては、薄肉部での破断が生じないようにすべきである。
また、本発明のヒンジキャップは、ヒンジバンド35に前述した手段によって強度差が形成されており且つ所定の位置に縦スコア50が形成されている限り、閉塞部5の構造や横スコア51の位置を、容器口部の形態に合わせて種々変更することができる。このような他の例を、図7乃至図10に示した。
図7乃至図10において、かかるヒンジキャップは、図1〜5に示した構造のキャップと同様、キャップ本体1と上蓋2とから構成されており、キャップ本体1は、筒状側壁3と閉塞部5とからなり、上蓋2は、ヒンジ連結部23を介して、筒状側壁3の上端部分にヒンジ連結されている。
かかる図7〜図10のキャップにおいて、閉塞部5は、前述した態様のキャップと同様、環状壁9及び環状壁9の上端開口部を閉じている頂板部10を備えており、環状壁9の下端部分の内面には、内方に突出した係合突起11が、環状壁9の全周にわたって設けられている。
また、環状壁9の上端部を閉じている頂板部10の内面には、インナーリング13が形成され、インナーリング13と環状壁9との間の空間に容器口部壁の上端が嵌め込まれ、且つ容器口部壁の外面が前記係合突起11と係合することにより、キャップ本体1は、容器口部壁にがっちりと固定され且つシール性が確保される。
さらに、頂板部10には、インナーリング13によって囲まれた領域に、注出用開口形成用のスコア15が形成され、スコア破断用のプルリング17が、スコア15に取り囲まれた領域に形成された支柱19を介して設けられ、プルリング17を引っ張ることにより、スコア15が破断して内容物注出用の開口が頂板部10に形成される。また、スコア15を取り囲むようにして注出筒20が形成され、注出用開口を介して注ぎ出された内容液は、この注出筒20によって案内される。かかる注出筒20の外側には、上蓋2を保持するための周状突起21が形成されている。
このように、閉塞部5の基本的な構造は、前述した図1〜図5の構造のキャップと同じであるが、図7〜図10のキャップでは、環状壁9の下端が筒状側壁3の上端に接続されている点において、図1〜図5の構造のキャップと基本的に異なっている。即ち、この態様のキャップでは、筒状側壁3の上端に内方に延びている水平フランジ壁60が形成されており、この水平フランジ壁60の内方先端が、環状壁9の下端に連なっている。従って、この水平フランジ壁60が、筒状側壁3と閉塞部5との境界部となっている。
かかる構造のキャップにおいては、筒状側壁3の下端部内面にも係合突起61が設けられている。即ち、前述した環状壁9に設けられている係合突起11と上記の係合突起61とのそれぞれが容器口部の外面に係合することにより、キャップ本体1は、がっちりと容器口部に固定されることとなる。
また、上記構造のキャップにおいて、キャップ本体1の筒状側壁3と上蓋2とのヒンジ連結部23は、図6(b)に示されている構造を有している。即ち、このヒンジ連結部23は、図7に示されているように、中央部に補助バンド37を有しており、その両側にヒンジバンド35a,35bを有しており、このうち、ヒンジバンド35bのヒンジラインYに沿った部分においては、補助バンド37とは反対側の端部側に、薄肉部55が設けられており、これにより強度差が形成されている。
このようなヒンジキャップにおいて、上蓋2は、先の態様のキャップと同様、天板部25とスカート部27とを備え、ヒンジ連結部23とは反対側の部分において、スカート部27の下端部外面には、滑り止め用の偏平状突部33を有する開封用鍔31が設けられている。また、この態様においては、閉塞部5が筒状側壁3の上端から大きく飛び出しており、従って、上蓋2のスカート部27のハイトが、先の態様のキャップに比して高く、上蓋2を保持するための周状突起21が、筒状側壁3の上端よりも高い位置に形成されている。
さらに、天板部25の内面には、シールリング29が形成されているが、このシールリング29は、上蓋2を閉じたとき、注出筒20の上部内面に密着することにより、注出開口形成後のシール性を確保するものであるが、この例においては、このシールリング29は、図8、図9から理解されるように、極めて背が低く形成されている。このため、上蓋2を旋回して閉じる際、シールリング29が注出筒20の上部に接触して上蓋2の旋回が阻害されることはなく、従って、注出筒20は、ヒンジ連結部23側もヒンジ連結部23とは反対側と同等の高さを有している。
また、シールリング29の背が低く形成されているため、注出筒20との密着面積が低くなり、シール性が低下するおそれがある。このため、シールリング29の外側には、背の高い補助シールリング63が形成されている。この補助シールリング63は、上蓋2を閉じたとき、注出液案内用の注出筒20に被せられ、シール性を補強するものである。
上蓋2のスカート部27の内面には、図7及び図8に示されているように、ヒンジ連結部23とはほぼ反対側(開封用鍔31が形成されている部分の近傍)に、比較的幅広の片状の突起65,65が形成されている。上蓋2を閉じたとき、注出筒20の外側に形成されている周状突起21に、この突起65が係合することにより、上蓋2の閉栓状態が安定に保持されることとなる。
上記のような補助シールリング63には、図8に示されているように、その先端の内面に、ヒンジ連結部23とはほぼ反対側に位置する部分(開封用鍔31が形成されている部分の近傍)に係止突起67が形成されている。即ち、上蓋2の突起65と、キャップ本体1の周状突起21との係合が偶発的に解除されると、前述した補助バンド37のテンションによって上蓋2は大きく開いてしまい、スコア15の破断によって形成されている注出用開口が外部に露出してしまうおそれがある。しかるに、上記のような係止突起67を補助シールリング63の先端に形成しておくと、この突起65が、注出筒20の上端部分に軽く係合し、これにより、上蓋2が大きく開放することが防止され、補助シールリング63と注出筒20とにより簡易シールが保たれ、上記のような不都合を有効に回避することができる。
図7及び図10を参照して、上述した態様のヒンジキャップにおいては、ヒンジ連結部23が設けられている領域では、ヒンジ連結部23に対面するように、水平フランジ壁60にスリット70が設けられている。また、筒状側壁3には、一方のヒンジバンド35aの端部(補助バンド37とは反対側の端部)に沿って、その上端から下端まで縦スコア50が延びている。さらに、他方のヒンジバンド35bの端部(補助バンド37とは反対側の端部)に沿って、筒状側壁3には、先の態様のキャップと同様、短い補助スコア53が設けられており、この補助スコア53の下端からは、筒状側壁3の上端部近傍に沿って(厳密には、筒状側壁3の内面の上端と水平フランジ壁60の下面との接続部分に沿って)、横スコア51が延びている。尚、縦スコア50及び補助スコア53の上端は、スリット70に連結されている。
即ち、上記のヒンジキャップにおいても、上蓋2を手で持って引き降ろすことにより、縦スコア50を引き裂く。この場合、水平フランジ壁60にスリット70が形成されており、且つ縦スコア50とは反対側の部分に補助スコア53が設けられているため、縦スコア50の引き裂きを容易に行うことができ、また横スコア51の引き裂きも容易に行うことができる。従って、前述した態様と同様、横スコア51を筒状側壁3の約3/4周にわたって形成しておくことにより(図7において、横スコア51の終点は、51aで示されている)、縦スコア50、補助スコア53及び横スコア51の引き裂き後、格別の工具を用いることなく、キャップ本体1を容易に容器口部から取り外すことができ、かかるキャップも優れた分別廃棄性を有している。
尚、上記のキャップにおいては、前記縦スコア50の下方部分は、図10から理解されるように、横スコア51の引き裂き方向側に傾斜しており、これにより、横スコア51の引き裂きを速やかに開始し得るようになっている。
また、このような構造のキャップでは、横スコア51が形成されている領域では、筒状側壁3の内面は、上端部から下方に向かって傾斜したテーパー面71となっている。これにより、横スコア形成部分におけるキャップ成形後の型抜きを無理抜きとせずスムーズに行うことができ、成形不良を有効に回避することができる。
本発明においては、上述した構造のヒンジキャップにおいても、ヒンジ連結部23のヒンジバンド35a,35bに、例えば図6(b)に示されているようにして強度差が形成されているため、上蓋2を手で持って、無理やり上方に引っ張り上げたときにも、縦スコア50及び横スコア51の破断を伴わないで、キャップ本体1を容器口部から取り外すことを有効に防止することができる。即ち、上蓋2を無理矢理上方に引っ張ると、ヒンジバンド35bに形成されている薄肉部55から破断が起こり、更に引き上げるとヒンジバンド35aも破断するため、キャップ本体1を取り外すことはできない。従って、この態様のキャップも良好なTE性を有している。また、縦スコア50が形成されている側のヒンジバンド35aは厚肉となっているため、上蓋2の引き降ろしによる縦スコア50の引き裂き及び横スコア51の引き裂きにより、ヒンジバンド35が破断することはない。
尚、上記の例は、何れもヒンジバンド35のヒンジラインYに厚み差を設けることにより強度差を形成しているが、このような厚み差によらず、強度差を形成することも勿論可能である。例えば、ヒンジバンド35のヒンジラインYに沿った部分において、縦スコア50が形成されていない側の端部に、適度な大きさの切欠きを形成することもできる。
また、図6(b)及び図6(c)では、補助バンド37は厚肉となっているが、この補助バンド37は、キャップ本体1と上蓋2との接続部で薄肉となっているため、補助バンド37のみでのキャップ本体1の取り外しは困難である。
尚、上述した図1〜図10に示す構造を有する本発明のキャップは、各プラスチックを用いての射出成形等により製造することができ、例えばキャップ本体1と上蓋2とを、上蓋2が開封された状態に一体成形することにより製造される。
本発明のヒンジキャップの上蓋を開放した状態での上面図。 本発明のヒンジキャップの上蓋を開放した状態での側面断面図(図1のA−A断面図)。 図1のヒンジキャップの上蓋を閉じた状態での側面断面図。 図1のヒンジキャップの上蓋を閉じた状態での背面側面図。 図1のヒンジキャップの要部であるヒンジバンドと補助バンドについて、ヒンジラインに沿った断面を示す図。 本発明において採用し得るヒンジバンドと補助バンドとの他のパターンについて、ヒンジラインに沿った断面を示す図。 図1とは異なる態様における本発明のヒンジバンドについて、上蓋を開放した状態での上面図。 図7のヒンジキャップの上蓋を開放した状態での側面断面図(図7のB−B断面図)。 図7のヒンジキャップの上蓋を閉じた状態での側面断面図。 図7のヒンジキャップの上蓋を閉じた状態での背面側面図。
符号の説明
1:キャップ本体
2:上蓋
3:筒状側壁
5:閉塞部
9:環状壁
23:ヒンジ連結部
35:ヒンジバンド
37:補助バンド
50:縦スコア
51:横スコア

Claims (6)

  1. 筒状側壁と、該筒状側壁の開口部を閉じるように設けられ且つ内容物注出用開口予定部を備えた閉塞部とを有し、且つ容器口部に嵌合固定されるキャップ本体;及び
    前記キャップ本体の筒状側壁の上端に連結されたヒンジバンドを介して開閉自在にヒンジ連結されている上蓋;
    からなり、前記キャップ本体の筒状側壁には、前記ヒンジバンドの幅方向の一方側端部またはその近傍に沿って下方に延びた縦スコアが設けられており、且つ前記筒状側壁と前記閉塞部との境界部、または前記筒状側壁の上端部の近傍、或いは前記筒状側壁上端部近傍の前記閉塞部から水平方向に延びた横スコアが形成されており、該横スコアの始点が、前記ヒンジバンドの幅方向の他方側端部の軸方向延長線上若しくは該延長線上の近傍或いは前記縦スコア上に位置しているヒンジキャップにおいて、
    前記ヒンジバンドは、前記上蓋の開閉に際しての回転の支点となるヒンジラインとなる部分において、前記他方側の強度が、前記一方側の強度に比して、相対的に小さくなるように形成されていることを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 前記上蓋は、前記ヒンジバンドと、前記キャップ本体の筒状側壁の上端よりもやや低い位置に連結された補助バンドとによって、前記キャップ本体に連結されている請求項1に記載のヒンジキャップ。
  3. 前記ヒンジバンドの幅方向両端部側のそれぞれに前記補助バンドが形成されており、該補助バンドのヒンジバンドとは反対側の端部もしくはその近傍から、前記縦スコアが延びている請求項2に記載のヒンジキャップ。
  4. 前記ヒンジバンドは、周方向に間隔をおいて一対設けられており、該一対のヒンジバンドの間に前記補助バンドが一本形成されており、前記縦スコアは、一方側に位置するヒンジバンドの該補助バンドとは反対側の端部若しくはその近傍から延びている請求項2に記載のヒンジキャップ。
  5. 前記ヒンジバンドは、前記ヒンジラインとなる部分において、少なくともその中央側と前記他方側端部との間の部分に、薄肉部を有している請求項1乃至4の何れかに記載のヒンジキャップ。
  6. 前記ヒンジバンドは、前記ヒンジラインとなる部分において、前記一方側端部側から他方側端部側に向かって漸次薄肉となっている請求項1乃至4の何れかに記載のヒンジキャップ。
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