JP4916199B2 - 分別廃棄性に優れたキャップ - Google Patents
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Description
前記キャップ本体の筒状側壁の上端部分にヒンジバンドを介して開閉自在にヒンジ連結されている上蓋;
からなり、前記キャップ本体の筒状側壁には、前記ヒンジバンドの一方側端部に沿って下方に延びた縦スコアと、前記ヒンジバンドの他方側端部もしくはその近傍から該筒状側壁の上端近傍に沿って水平方向に少なくとも半周以上にわたって延びた横スコアとが形成されているヒンジキャップにおいて、
前記筒状側壁の下方部分には、実質上厚みが均等な裾部が形成されており、この裾部内面の下端部分に、容器口部の外面に形成されている突部と係合する係合突起が形成されているとともに、
前記横スコアが形成されている領域では、前記筒状側壁の内面は、該横スコア形成部分から前記裾部内面の上端部分にわたって傾斜したテーパー面となっており、
前記ヒンジバンドが連結されている部分とは反対側の領域において、筒状側壁の内面の前記横スコアが形成されている領域には、前記筒状側壁の下端から前記係合突起を越えて上方の前記テーパー面の手前まで延びている凹部が少なくとも1個形成されており、該凹部の肉厚は、前記裾部の肉厚よりも薄く形成されていることを特徴とするヒンジキャップが提供される。
(1)前記凹部は、複数個形成されていること、
(2)前記閉塞部は、前記筒状側壁の上端に連なり且つ内方に延びている水平フランジ壁と、該水平フランジ壁の内側端部から直立している筒体と、該筒体の上端部を閉じている天面壁とから構成されており、
前記天面壁には、内容液注出開口を形成するための無端状スコアが形成されているとともに、
前記天面壁の内面には、前記無端状スコアを取り囲むようにインナーリングが形成されており、該インナーリングの外面と前記筒体の内面との間の空間に容器口部の上端部分が嵌合固定されるように構成されており、
前記天面壁の外面には、前記無端状スコアを取り囲むように筒状突起が形成され、且つ該無端状スコアによって囲まれた領域に形成されている支柱を介して無端状スコア引き裂き用のプルリングが設けられており、
前記水平フランジ壁には、前記ヒンジバンドが連結されている部分に対応する位置にスリットが形成されていること、
が好適である。
図1は、本発明のヒンジキャップの上蓋を開放した状態での側面断面図であり、
図2は、図1のヒンジキャップの上蓋を開放した状態での上面図であり、
図3は、図1のヒンジキャップの上蓋を開放した状態での底面図であり、
図4は、図1のヒンジキャップの上蓋を閉じた状態での上面図であり、
図5は、図1のヒンジキャップの上蓋を閉じた状態での正面図であり、
図6は、図1のヒンジキャップの上蓋を閉じた状態での背面側面図であり、
図7は、図1のヒンジキャップにおける要部である凹部が形成されている部分の筒状側壁の側断面を拡大して示す図である。
即ち、上蓋2を開栓し、開栓された上蓋2を手で持ってヒンジバンド31を下方に引き降ろす。これにより、縦スコア53が引き裂かれ、同時に引き裂き案内用のスコア57が引き裂かれる。この状態で、上蓋2を周方向に捲っていくことにより、横スコア55が引き裂かれ、横スコア55が引き裂かれた部分では、係合突起17と容器口部壁外面との係合が解除されるから、横スコア55の引き裂きによって、キャップ本体1を速やかに容器口部壁から取り除くことが可能となり、優れた分別廃棄性を確保することができる。
2:上蓋
7:筒状側壁
15:裾部
17:係合突起
31:ヒンジバンド
53:縦スコア
55:横スコア
60:テーパー面
61:凹部
Claims (3)
- 筒状側壁と、該筒状側壁の上端開口部を閉じるように設けられ且つ内容物注出用開口予定部を備えた閉塞部とを有し、且つ容器口部に嵌合固定されるキャップ本体;及び
前記キャップ本体の筒状側壁の上端部分にヒンジバンドを介して開閉自在にヒンジ連結されている上蓋;
からなり、前記キャップ本体の筒状側壁には、前記ヒンジバンドの一方側端部に沿って下方に延びた縦スコアと、前記ヒンジバンドの他方側端部もしくはその近傍から該筒状側壁の上端近傍に沿って水平方向に少なくとも半周以上にわたって延びた横スコアとが形成されているヒンジキャップにおいて、
前記筒状側壁の下方部分には、実質上厚みが均等な裾部が形成されており、この裾部内面の下端部分に、容器口部の外面に形成されている突部と係合する係合突起が形成されているとともに、
前記横スコアが形成されている領域では、前記筒状側壁の内面は、該横スコア形成部分から前記裾部内面の上端部分にわたって傾斜したテーパー面となっており、
前記ヒンジバンドが連結されている部分とは反対側の領域において、筒状側壁の内面の前記横スコアが形成されている領域には、前記筒状側壁の下端から前記係合突起を越えて上方の前記テーパー面の手前まで延びている凹部が少なくとも1個形成されており、該凹部の肉厚は、前記裾部の肉厚よりも薄く形成されていることを特徴とするヒンジキャップ。 - 前記凹部は、複数個形成されている請求項1に記載のヒンジキャップ。
- 前記閉塞部は、前記筒状側壁の上端に連なり且つ内方に延びている水平フランジ壁と、該水平フランジ壁の内側端部から直立している筒体と、該筒体の上端部を閉じている天面壁とから構成されており、
前記天面壁には、内容液注出開口を形成するための無端状スコアが形成されているとともに、
前記天面壁の内面には、前記無端状スコアを取り囲むようにインナーリングが形成されており、該インナーリングの外面と前記筒体の内面との間の空間に容器口部の上端部分が嵌合固定されるように構成されており、
前記天面壁の外面には、前記無端状スコアを取り囲むように筒状突起が形成され、且つ該無端状スコアによって囲まれた領域に形成されている支柱を介して無端状スコア引き裂き用のプルリングが設けられており、
前記水平フランジ壁には、前記ヒンジバンドが連結されている部分に対応する位置にスリットが形成されている請求項1又は2に記載のヒンジキャップ。
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