JP4202188B2 - 自動車用サーボモータの制御装置 - Google Patents

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JP4202188B2
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00821Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
    • B60H1/00835Damper doors, e.g. position control

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車用の空気調和装置に設けられた各ドアを開閉するアクチュエータの駆動制御に用いられる自動車用サーボモータの制御装置で、特に異なる制御を行うスレーブ側アクチュエータを混在させる自動車用サーボモータの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図12に示すような自動車等の車両に搭載される空気調和装置1が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
まず、構成から説明すると、この従来の空気調和装置1では、空調ユニットが、内,外気取入口2a,2bを開設することにより、ブロアファン2cの回転駆動によって所望の割合の内外気を導入するインテークユニット2と、エバポレータ3aが設けられたクーリングユニット3と、ヒータコア4aが設けられたヒータユニット4とを有して主に構成されている。
【0004】
このうち、前記インテークユニット2には、インテークドアアクチュエータ2dの駆動によって、前記内,外気取入口2a,2bを選択的に開閉するインテークドア2eが設けられている。
【0005】
また、前記ヒータユニット4には、ヒータコア4aの上流側にエアミックスドア4bが設けられていて、エアミックスドアアクチュエータ4cによる回動駆動によって、このヒータコア4aを通過する温風と、このヒータコア4aを迂回する冷風との割合が調整されるように構成されている。
【0006】
更に、車室内側に設けられたデフ吹出口5、ベント吹出口6、及びフット吹出口7等の各吹出口に対応して、モードドアとしてのデフドア5a、ベントドア6a、及びフットドア7aが設けられていて、各ドア5a〜7aに対応して設けられたモードアクチュエータ8〜10の駆動によって各吹出口5〜7が開閉可能となるように構成されている。
【0007】
これらの各アクチュエータ2d,4c,及び8〜10には、各ドアを駆動するモータ11と、ドアの現在の位置を電圧として検出するPBR(ポテンショバランスレジスタ)12とが、制御IC13に接続されて設けられている。
【0008】
そして、これらの各アクチュエータ2d,4c,及び8〜10には、共通の一本の電源線14と、通信線15とを介して、エアコンアンプ16が接続されていて、操作パネル17の切換操作及び、内気センサ18,外気センサ19,日射センサ20及び吸込温度センサ21等の各種センサで検出された検出値が参照されて、前記エアコンアンプ16によって、各モータ11…の回転数が決定されるように構成されている。
【0009】
また、このエアコンアンプ16には、前記電源線14及び通信線15を介して、ファンコントロール回路22の制御IC22aが接続されていて、前記通信線15によって行われるシリアル通信信号に応じて、前記ブロアファン2cを回転駆動させるブロアモータ2fの回転が制御されるように構成されている。
【0010】
次に、この従来の自動車用の空気調和装置1の作用について説明する。
【0011】
このように構成された従来の空気調和装置1では、前記エアコンアンプ16と前記各アクチュエータ2d,4c,及び8〜10との間で、やりとりされる通信信号は、前記1本の通信線15によって、双方向で伝送されて、いわゆる相互通信式サーボモータ制御が行われる。
【0012】
すなわち、前記エアコンアンプ16から前記通信線15を介して送出されたシリアル通信信号は、前記各アクチュエータ2d,4c,及び8〜10に受信されると、各ドア2e等がモータ11等によって開閉駆動されて、内,外気取入口2a,2b等が、開閉塞される。
【0013】
各ドア2e等の現在の位置は、電圧として前記PBR12によって検出されて、目標停止位置に近づくように、前記モータ11等によって開閉駆動される。
【0014】
また、図13に示すようなハンチング防止機能が設けられた自動車用サーボモータの制御装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0015】
このようなものでは、各アクチュエータ2e等に、停止範囲設定回路24が設けられていて、受信された目標位置の指示値データaに基づいて、制御対象であるインテークドア2e等の停止位置を設定し、PBR12がモータ11で駆動されるインテークドア2eの現在位置を検出する。
【0016】
そして、比較回路25が、前記インテークドア2eの現在値と、設定停止範囲とを比較し、インテークドア2eが、停止範囲に到達していない間は、停止範囲外信号eと、回転方向指示信号fとが出力される。
【0017】
この停止範囲外信号eは、駆動開始判断回路26に入力されて、停止範囲外信号eが、所定時間以上継続された場合、駆動回路27へ駆動許可信号が、出力される。
【0018】
このため、駆動回路27によって、駆動許可信号が出力されている間、回転方向指示信号fの示す方向に前記モータ11が回転駆動される。
【0019】
従って、外来ノイズが入っても、それによる瞬間的なON/OFF信号は駆動回路27に入力されることなく、前記インテークドア2e等の回動停止位置の位置決めを良好に行わせることができる。
【0020】
【特許文献1】
特開平11−48741号公報(図1、【0013】乃至【0043】段落)
【特許文献2】
特開平9−134218号公報(図1、【0020】乃至【0059】段落)
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記図13に示すような従来の自動車用サーボモータの制御装置では、前記駆動開始判断回路26等のように、複雑な構成の回路を設けなければ、外来ノイズの混入によって、チャタリングが発生する虞があった。
【0022】
また、インテークドア2eが、撓みやすい材質で形成されている場合、図14に示すように、風量の大,小によって、インテークドア2eの先端2sの位置が移動して、開閉度が、変化してしまう。
【0023】
このため、インテークドア2eの回動軸2tの周囲に設けられて、この回動軸2tの回動角度を検出するタイプのPBR12では、正確なドアの開閉度を検出できないといった問題があった。
【0024】
このような撓みやすい材質で形成されているドアと、比較的堅く撓みにくい材質で形成されているドアとが混在する自動車用の空気調和装置1では、フィードバック制御用のICと、目標到達状態では、新たな指示信号が入力して目標が変化するまでモータの動作を禁止する非フィードバック制御ユニットとの2種類以上の異なる制御IC13…からなる各アクチュエータ2d,4c等を用意しなければならず、製造コストが増大してしまうといった問題があった。
【0025】
そこで、本発明の目的は、外来ノイズの影響を受けないアクチュエータ等と位置到達精度の良好なアクチュエータを同一通信線上に混在させて接続できる自動車用サーボモータの制御装置を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる問題点に着目してなされたもので、請求項1に係る発明では、通信線を介して、指示信号を送出するアンプ側制御回路とを有するマスタ側アンプユニットと、前記通信線を介して、該マスタ側アンプユニットに各々接続されると共に、前記指示信号に応じて、該駆動手段に動作信号を出力し、該モータの回転駆動を制御するアクチュエータ側制御回路を有するスレーブ側モータユニットとを設けてなる自動車用サーボモータの制御装置であって、前記スレーブ側モータユニットには、目標到達状態では、新たな指示信号が入力して目標が変化するまでモータの動作を禁止する非フィードバック制御ユニットと、現在値検出手段により現在値を検出して、目標状態に到達するように、前記モータを回転駆動するフィードバック制御ユニットとを、前記現在値検出手段を有する同一のフィードバック制御ユニットで構成して、前記非フィードバック制御ユニットに対して前記アンプ側制御回路から送出される前記指示信号には、前記フィードバック制御を禁止する制御禁止信号を個別に与える自動車用サーボモータの制御装置を特徴としている。
【0027】
このように構成された請求項1記載のものでは、前記マスタ側制御回路から、目標到達状態では、新たな指示信号が入力して目標が変化するまでモータの動作を禁止する前記非フィードバック制御ユニットには、前記フィードバック制御を禁止する制御禁止信号が個別に与えられる。
【0028】
このため、目標到達状態では、新たな指示信号が入力して目標が変化するまでモータの動作を禁止する非フィードバック制御ユニットとして動作して、目標到達状態では、新たな指示信号が入力して目標が変化するまでモータの動作が禁止される。
【0029】
従って、チャタリング等が発生しやすい箇所に該制御禁止信号が送信される前記フィードバック制御ユニットを設けることにより、非フィードバック制御ユニットとして動作させて、チャタリング等を防止し、外来ノイズの影響を受けないアクチュエータとして使用することができる。
【0030】
また、前記現在値検出手段により現在値を検出して、目標状態に到達するように、前記モータを回転駆動するフィードバック制御ユニットでは、前記フィードバック制御を禁止する制御禁止信号を与えないで、前記アンプ側制御回路から送出される前記指示信号に従って、フィードバック制御を行わせることができる。
【0031】
このため、位置到達精度が必要とされる箇所のアクチュエータには、前記フィードバック制御を禁止する制御禁止信号を受信させないことにより、前記非フィードバック制御ユニットと同一指示信号が送信される同一通信線上に接続しても、個別に所望のフィードバック制御動作を行わせることができる。
【0032】
従って、複数の通信線を必要とせず、省線化を図れると共に、同一フィードバック制御ユニットで、全てのスレーブ側モータユニットを構成できる。
【0033】
このため、製造コストの増大を抑制できる。
【0034】
また、請求項2に記載されたものでは、前記現在値検出手段は、前記モータによって回動駆動される被回動部材の回動軸中心から離間されて設けられて、径方向先端部近傍の位置を回動軌跡に沿って該先端部の移動で検出するPBRである請求項1記載の自動車用サーボモータの制御装置を特徴としている。
【0035】
このように構成された請求項2記載のものでは、前記先端部の移動が、前記PBRで検出されるので、例えば、風量の大,小によって、前記被回動部材の先端部の位置が移動しても、該先端部位の移動を検出できる。
【0036】
このため、前記被回動部材の開閉度の変化に応じて、フィードバック制御を行うことができる。
【0037】
しかも、チャタリング等が発生しやすい箇所では、前記制御禁止信号を送信することにより、非フィードバック制御ユニットとして動作させて、チャタリング等を防止することができる。
【0038】
このため、同一フィードバック制御ユニットによって、前記スレーブ側モータユニットを、位置到達精度の良好なアクチュエータと、外来ノイズの影響を受けないアクチュエータとして使い分けることができる。
【0039】
【発明の実施の形態1】
図1乃至図11は、この発明の実施の形態1の自動車用サーボモータの制御装置を示すものである。
【0040】
なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0041】
まず、構成から説明すると、この実施の形態1の自動車用サーボモータの制御装置では、図5に示すような自動車に設けられる空調ユニット100に適用されるものである。
【0042】
この空調ユニット100は、内,外気取入口2a,2bを開設することにより、ブロアファン2cの回転駆動によって所望の割合の内外気を導入するインテークユニット2と、エバポレータ3aが設けられたクーリングユニット3と、ヒータコア4aが設けられたヒータユニット4とを有して主に構成されている。
【0043】
このうち、前記インテークユニット2には、スレーブ側モータユニットの1つとしてのインテークドアアクチュエータ2dの駆動によって、前記内,外気取入口2a,2bを選択的に開閉するインテークドア2eが設けられている。
【0044】
そして、このインテークドア2eが、図5中A位置にあるときには、外気導入(FRE)となり、図5中B位置にあるときには、内気循環(REC)となるように構成されている。
【0045】
また、前記ヒータユニット4には、ヒータコア4aの上流側にエアミックスドア4bが設けられていて、スレーブ側モータユニットの1つとしてのエアミックスドアアクチュエータ4cによる回動駆動によって、このヒータコア4aを通過する温風と、このヒータコア4aを迂回する冷風との割合が調整されるように構成されている。
【0046】
更に、車室内側に設けられたデフ吹出口5、ベント吹出口6、及びフット吹出口7等の各吹出口に対応して、モードドアとしてのデフドア5a、ベントドア6a、及びフットドア7aが設けられている。
【0047】
これらのデフドア5a、ベントドア6a及びフットドア7aは、所定の剛性を有し、撓み変形しにくい硬い材質で構成されていて、前記比較的撓み変形しやすいインテークドア2e及びエアミックスドア4bと共に、前記空調ユニット100内に混在されて、設けられている。
【0048】
これらの各ドア5a〜7aには、スレーブ側モータユニットとしてのモードアクチュエータ8〜10が対応して設けられていて、各モードアクチュエータ8〜10のアクチュエータレバー11dの回動駆動によって図示省略のリンク機構を介して各吹出口5〜7が開閉可能となるように構成されている。
【0049】
この実施の形態1のスレーブ側モータユニットでは、目標到達状態では、新たな指示信号が入力して目標が変化するまで、モータ11の動作を禁止する非フィードバック制御ユニットである前記モードアクチュエータ8〜10と、現在値検出手段としてのPBR112により現在値を検出して、目標状態に到達するように、前記モータ11を回転駆動するフィードバック制御ユニットとしての前記インテークドアアクチュエータ2d,及びエアミックスドアアクチュエータ4cとが、各ドア2e,4bの現在の位置を電圧として検出する前記PBR112…を同じように設けて、略同一の構成を有するフィードバック制御ユニットとしてのアクチュエータ側制御回路120で構成されている。
【0050】
また、これらの各アクチュエータ2d,4c,及び8〜10には、各筐体102,104,108〜110内に収納されて、各ドア5〜7を回動駆動するモータ11…と、前記PBR(ポテンショバランスレジスタ)112とが、前記アクチュエータ側制御回路120に接続されて各々設けられている。
【0051】
このPBR112は、図5又は図7乃至図9に示すように、前記モータ11によって回動駆動される被回動部材としてのインテークドア2eの回動軸2t中心から、距離L離間されて設けられている。
【0052】
そして、このPBR112には、前記インテークドア2eの径方向先端部2sの回動軌跡の接線方向に延設されるスライド溝112bが形成されると共に、このスライド溝112bに沿って、スライド移動することにより、摺接可能に挟持される前記インテークドア2eの先端部2sの位置を検出可能とする一対の挟持突起112a,112aが設けられている。
【0053】
また、図2,図3に示すように、これらの各アクチュエータ2d,4c,及び8〜10には、共通の各一本の電源線14と、各アクチュエータ2d,4c,及び8〜10等にバス接続される通信線15と、アース線23とを介して、マスタ側アンプユニットとしてのエアコンアンプ116が、図2に示すように、これらの各線14等の端末に設けられた各コネクタ118,119…によって接続されている。
【0054】
このうち、前記エアコンアンプ116内に設けられた前記各アクチュエータ2d,4c,及び8〜10にバス接続される通信線15は、前記エアコンアンプ116のアンプ側制御回路117に、データ入出力回路160を介して接続されている。
【0055】
このアンプ側制御回路117には、前記各アクチュエータ2d,4c,及び8〜10にバス接続される通信線15が、データ入出力回路160を介して接続されていて、LIN通信信号に乗せて、個別に指示信号を送出可能に構成されている。
【0056】
そして、このアンプ側制御回路117から送出される前記指示信号のうち、前記モードアクチュエータ8〜10に対して送出される前記指示信号には、前記フィードバック制御を禁止する制御禁止信号が、個別に与えられている。
【0057】
また、このアンプ側制御回路117から送出される前記指示信号のうち、前記インテークドアアクチュエータ2d,及びエアミックスドアアクチュエータ4cに対して送出される前記指示信号には、前記フィードバック制御を禁止する制御禁止信号が、個別に与えられるように構成されている。
【0058】
すなわち、このエアコンアンプ116と、前記各アクチュエータ2d,4c,及び8〜10との間では、前記通信線15を介して、双方向のシリアルデータ通信が調歩同期方式によって行われている。
【0059】
通信プロトコルは、LIN(Local Interconect Network)に準拠している。
【0060】
また、前記通信線15は、前記データ入出力回路160内のプルアップ抵抗160a(例えば、1kΩ)及び逆流防止用ダイオード160bを介して正極側にプルアップされている。
【0061】
そして、前記アンプ側制御回路117の送信データ出力端子TXOから出力される指示値信号に基づいてエミッタ接地されたNPN型トランジスタ160cをスイッチングさせることにより、指示値データの送信が行われる様に構成されている。
【0062】
また、異常検知信号等の前記各アクチュエータ2d,4c,及び8〜10から送られてくる各種データの受信は、受信データ入力端子RXIに供給される電圧を所定の電圧閾値に基づいて2値判定することにより行われるように構成されている。
【0063】
このシリアルデータ通信では、前記エアコンアンプ116側が、マスタ側となり、前記各アクチュエータ2d,4c,及び8〜10が、スレーブ側となって、このスレーブ側で、キャラクタ同期を取るためのスタートビットを検出すると共に、ビット情報を読み込むためのビットクロックが生成されるように構成されている。
【0064】
更に、このエアコンアンプ116には、操作パネル17と、内気センサ18,外気センサ19,日射センサ20及び吸込温度センサ21等の各種センサとが接続されていて、これらの操作パネル17の切換操作及び、内気センサ18,外気センサ19,日射センサ20及び吸込温度センサ21等で検出された検出値が参照されて、このエアコンアンプ116のアンプ側制御回路117によって、各モータ11…の回転数が決定されるように構成されている。
【0065】
より詳しくは、図6に示すように、前記各アクチュエータ2d等は、モータ11と、モータ11の出力軸11aに装着されたウオーム11bと、ウオーム11bに噛合された減速ギヤ列機構11cと、ウオーム11b及び減速ギヤ列機構11cを介して回動されるアクチュエータレバー11dとを有して構成されている。
【0066】
そして、アクチュエータレバー11dの回動を図示しないリンク機構を介して図5に示すインテークドア2e等に伝達することにより、インテークドア2e等が回動されるように構成されている。
【0067】
また、これらのインテークドア2e等の回動位置は、前記PBR112によって検出されるように構成されている。
【0068】
更に、図4に示すように、各アクチュエータ2d等を制御する前記アクチュエータ側制御回路120は、バッテリ電源122から、前記電力線14を介して電力の供給を受けて電源を生成する電源回路121と、この電源回路121を保護する内蔵電源保護回路123と、前記エアコンアンプ116側のアンプ側制御回路117に対する指示信号データを、送受信するLIN入出力回路124と、各アクチュエータ側制御回路120を識別するためのIDコードを設定する通信ID入力設定回路125とを有している。
【0069】
また、このアクチュエータ側制御回路120のロジック回路部126には、図1に示すように、前記LIN入出力回路124で受信したデータの中で通信ID入力設定回路125で設定されたIDコードと同一のIDコードを有する指示信号データを抽出したり、必要なデータに通信ID入力設定回路125で設定されたIDコードを付加してLIN入出力回路124へ出力するLIN通信処理ロジック127が設けられている。ここで、LIN通信処理とは、ISO9141規格にのっとった通信であり、通信方式はUARTである。
【0070】
さらに、このアクチュエータ側制御回路120のロジック回路部126には、LIN通信処理ロジック127が抽出した新,旧のデータを保持する新,旧指示データラッチ回路128,129と、これらの新,旧指示データラッチ回路128,129が保持した指示信号データの値を、前記LIN通信処理ロジック127から与えられた通信成立トリガーに基づいて比較する第1比較器131とを有している。
【0071】
また、このアクチュエータ側制御回路120のロジック回路部126には、前記各ドア2e等の開度を検出するPBR112の出力電圧が、図4に示すA/D入力回路130aによってA/D変換されて、フィルタ処理されるフィルタ処理ロジック130と、このフィルタ処理ロジック130の出力電圧と前記新指示データラッチ回路128から出力された電圧とを比較してそれらの差に応じた出力信号を出力する第2比較器132と、このフィルタ処理ロジック130の出力電圧と前記新指示データラッチ回路128から出力された電圧とを入力して、CW、CCW、HOLD指示信号を生成するCW、CCW、HOLD指示信号生成ロジック137とが設けられている。
【0072】
このうち、前記CW、CCW、HOLD指示信号生成ロジック137では、ドア位置信号と、前記フィルタ処理ロジック130でフィルタ処理された後のドア実開度データとが、比較されて両者の偏差に基づいて前記モータ11の回転方向及び停止保持が決定される。
【0073】
そして、この決定に基づいて、このCW、CCW、HOLD指示信号生成ロジック137では、前記モータ11を正転方向(CW:時計方向)に駆動させてドアを開閉何れか一方方向に駆動させるのか、前記モータ11を逆転方向(CCW:反時計方向)に駆動させてドアを開閉何れか他方方向に駆動させるのかを指示する回転方向指示信号が(CW,CCW)生成されて出力されることによりフィードバック制御が行われるように構成されている。
【0074】
更に、前記アクチュエータ側制御回路120のロジック回路部126には、これらの第1,第2比較器131,132の出力信号に基づいて電動モータを制御するPWM信号を生成して出力するHブリッジ駆動ロジック133が設けられていて、前記CW、CCW、HOLD指示信号が入力されるように構成されている。
【0075】
また、このHブリッジ駆動ロジック133には、前記第1比較器131で、新旧指示データが一致しない場合に、動作許可トリガ信号を生成する動作許可トリガ信号生成ロジック138と、前記第1比較器131で、新指示データ及び前記フィルタ処理ロジック130から送られてくるドア位置信号との比較値が一致する場合に、動作禁止信号を生成する動作禁止信号生成ロジック139とが、動作許可/禁止信号処理ロジック140を介して接続されていて、動作信号としての動作許可/禁止信号が、このHブリッジ駆動ロジック133に入力されるように構成されている。
【0076】
更に、前記LIN通信ロジック127で、前記指示信号に制御禁止信号が含まれている場合には、図1に示すように、前記動作許可/禁止信号処理ロジック140に対して、切替(常時禁止)信号受信データが送出されるように構成されている。
【0077】
そして、この動作許可/禁止信号処理ロジック140では、この切替(常時禁止、常時許可)信号受信データのうち、常時禁止信号が入力されると、前記CW、CCW、HOLD指示信号の入力に関わらず、目標到達状態では、非フィードバック制御ユニット次の新たな指示信号が、入力して目標が変化するまで前記モータ11の動作を禁止する非フィードバック制御が行われるように構成されている。
【0078】
更に、前記LIN通信処理ロジック127で、前記指示信号に制御許可信号が含まれている場合には、図1に示すように、前記動作許可/禁止信号処理ロジック140に対して、切替(常時許可)信号受信データが送出されるように構成されている。
【0079】
前記動作許可/禁止信号処理ロジック140では、この常時許可信号受信データが入力されると、通常のフィードバック制御が行われるように、前記Hブリッジ駆動ロジック133に、前記動作信号が出力されるように構成されている。
【0080】
そして、これらのCW、CCW、HOLD指示信号及び動作許可/禁止信号に基づいて、PWM信号が生成されて、このHブリッジ駆動ロジック133から出力されるPWM信号に基づいて、前記アクチュエータ側制御回路120のHブリッジ出力回路(駆動手段)134が、前記モータ11を駆動するように構成されている。
【0081】
すなわち、前記動作許可/禁止信号処理ロジック140が、前記第1比較器131に入力される新指示データと、基準データである旧指示データとを比較した結果、新指示データが、旧指示データよりも所定値以上高い場合には、前記Hブリッジ駆動ロジック133が、前記Hブリッジ出力回路134を用いて、前記モータ11を正転駆動させる。
【0082】
また、新指示データが、旧指示データよりも所定値以上低い場合には、前記Hブリッジ駆動ロジック133が、前記Hブリッジ出力回路134を用いて、前記モータ11を逆転駆動させる。
【0083】
更に、前記動作許可/禁止信号処理ロジック140が、前記第2比較器132に入力される新指示データと、現在のドア位置データである前記フィルタ処理ロジック130から送られてくる現在位置データとを比較した結果、新指示データが、現在位置データよりも所定値以上高い場合には、前記Hブリッジ駆動ロジック133が、前記Hブリッジ出力回路134を用いて、前記モータ11を正転駆動させる。
【0084】
また、新指示データが、現在位置データよりも所定値以上低い場合には、前記Hブリッジ駆動ロジック133が、前記Hブリッジ出力回路134を用いて、前記モータ11を逆転駆動させる。
【0085】
そして、前記新指示データが、前記第1比較器131では、旧指示データに対して所定の範囲内で、しかも、前記第2比較器132でも、現在位置データに対しても所定の範囲内であるときには、前記モータ11を停止状態にすることが必要であると判断されて、前記CW、CCW、HOLD指示信号生成ロジック137が、HOLD指示信号を生成して、前記モータ11の回動を停止させるように構成されている。
【0086】
また、図4に示すように、前記アクチュエータ側制御回路120には、Hブリッジ出力回路134を介してモータ11に供給する電流が予め設定した許容値を超えた場合に過電流検出出力を発生する異常検出部としての過電流、過温度検出回路135が設けられている。
【0087】
この実施の形態1の過電流、過温度検出回路135には、前記モータ11に取り付けられたサーミスタ等の温度検出素子(図示を略す)の検出出力に基づいてモータ11の温度を監視し、モータ11の温度が予め設定した許容温度を超えた場合に過温度検出出力を発生する過温度検出機能が備えられている。
【0088】
更に、前記アクチュエータ側制御回路120には、モータ11に印加する電圧(バッテリ電源122の電圧)が予め設定した許容値を超えた場合に過電圧検出出力を発生する異常検出部としての過電圧検出回路136が設けられている。
【0089】
そして、これらの各検出回路135、136によって、少なくともいずれか1つの過電流、過温度、過電圧が検出された場合には、前記ロジック回路部126内に設けられた過電流、過温度、過電圧検出ロジック141から、前記動作許可/禁止信号処理ロジック140に、異常信号としての過電流、過温度、過電圧信号送信データが送出されて、前記モータ11の駆動を停止させることで、Hブリッジ出力回路134及びモータ11が保護されるように構成されている。
【0090】
次に、指示信号を含むLIN通信信号の構成について説明する。
【0091】
この実施の形態1では、図10,11に示すように、LIN規格の1フレームは、図10中(a)に示すシンクブレークフィールド(Synch Break)、図10中(b)に示すシンクフィールド(Synch)、図10中(c)に示すIDフィールド(ID)、図11中(d)に示すデータ1フィールド(DATA1)、図11中(e)に示すデータ2フィールド(DATA2)、図11中(f)に示すチェックサムフィールド(Checksum)とを有して構成されている。
【0092】
例えば、図11中(d)に示す前記データ1フィールド(DATA1)には、最下位の1bit又は2bitを用いた複合データで、前記指示信号内に制御禁止信号が含まれるものと、含まれないものとを設け、前記非フィードバック制御ユニットである前記モードアクチュエータ8〜10に対しては、前記指示信号内に制御禁止信号が含まれるもの(例えば、D7=0)を個別に送信すると共に、フィードバック制御ユニットである前記インテークドアアクチュエータ2d及びエアミックスドアアクチュエータ4cに対しては、前記指示信号内に制御禁止信号が含まれないもの(例えば、D7=0)を個別に送信するように構成されている。
【0093】
そして、前記LIN通信処理ロジック127で、この前記指示信号内に制御禁止信号が含まれるもの(例えば、D7=0)が受信されて、自らのアクチュエータに対する指示信号であると判断されると、前記動作許可/禁止信号処理ロジック140に対して、常時禁止信号が送出される。
【0094】
また、前記指示信号内に制御禁止信号が含まれるもの(例えば、D7=1)が、受信されて、自らのアクチュエータに対する指示信号であると判断されると、前記動作許可/禁止信号処理ロジック140に対して、常時許可信号が送出されるように構成されている。
【0095】
次に、この実施の形態1の自動車用サーボモータの制御装置の作用について説明する。
【0096】
この実施の形態1の自動車用サーボモータの制御装置では、まず、前記エアコンアンプ116のアンプ側制御回路117から通信線15を介して送出されたLIN通信信号が、各アクチュエータ側制御回路120に受信されて、前記各ドア2e,4b,5a,6a,7aが所望の開閉位置まで回動移動される。
【0097】
この際、前記非フィードバック制御ユニットである前記モードアクチュエータ8〜10に対しては、前記指示信号内に制御禁止信号が含まれるもの(例えば、D7=1)が個別に送信されるので、各モードアクチュエータ8〜10の各LIN通信処理ロジック127からは、常時禁止信号が送出される。
【0098】
これらの前記モードアクチュエータ8〜10の前記動作許可/禁止信号処理ロジック140では、この常時禁止信号が入力されると、前記CW、CCW、HOLD指示信号の入力に関わらず、目標到達状態では、非フィードバック制御ユニット次の新たな指示信号が、入力して目標が変化するまで前記モータ11の動作が禁止される。
【0099】
このため、前記モードアクチュエータ8〜10の各アクチュエータ側制御回路120…により開閉制御される前記各ドア5a,6a,7aは、撓み変形しにくい硬い材質で構成されていても、これらの各ロジック回路部126…によって、非フィードバック制御が行われて、チャタリング等を発生させる虞が無い。
【0100】
また、前記フィードバック制御ユニットである前記各インテークドアアクチュエータ2d及びエアミックスドアアクチュエータ4cに対しては、前記指示信号内に制御禁止信号が含まれないもの(例えば、D7=0)が個別に送信される。
【0101】
これらの各インテークドアアクチュエータ2d及びエアミックスドアアクチュエータ4cでは、各モードアクチュエータ8〜10の各LIN通信処理ロジック127からは、常時許可信号が送出される。
【0102】
このため、前記各インテークドアアクチュエータ2d及びエアミックスドアアクチュエータ4cの各アクチュエータ側制御回路120…により開閉制御される前記各ドア2d,4cは、変形しやすい柔らかい材質で構成されていても、これらの各ロジック回路部126…によって、風量の大,小によって、インテークドア2e又はエアミックスドア4bの位置が変化しても、これらのインテークドアアクチュエータ2d又は、エアミックスドアアクチュエータ4cが、自らフィードバック制御を行なって、位置到達精度の良好なものとすることができる。
【0103】
しかも、この実施の形態1では、前記インテークドア2eの先端部2sの移動が、図7に示すように、このインテークドア2eの回動軸2tの回動中心から、距離L離間されて設けられたPBR112で検出される。
【0104】
このため、例えば、図9中二点鎖線で示すように、風量の大,小によって、前記インテークドア2eが撓み変形して、このインテークドア2eの先端部2sの位置が移動しても、前記インテークドア2eの径方向先端部2sの回動軌跡の接線方向に延設されるスライド溝112bに沿って、一対の挟持突起112a,112aがスライド移動しながら、前記先端部2sの移動を検出できる。
【0105】
従って、従来のように、回動軸2t周囲の回動角度からインテークドア2eの開閉度をフィードバック制御するものに比して、実際の空気流通断面積の変化に近い値を用いて精度の良好なフィードバック制御を行わせることが出来、前記インテークドア2eの開閉度の変化に応じた位置到達精度の良好なインテークドア2eの制御が行われる。
【0106】
このように、前記エアコンアンプ116のアンプ側制御回路117から、目標到達状態では、新たな指示信号が入力して目標が変化するまでモータ11の動作を禁止するように、前記各モードアクチュエータ8〜10に対しては、前記フィードバック制御を禁止する制御禁止信号が個別に与えられる。
【0107】
このため、目標到達状態では、新たな指示信号が入力して目標が変化するまでモータ11の動作を禁止する非フィードバック制御ユニットとして、前記各モードアクチュエータ8〜10が動作して、目標到達状態では、新たな指示信号が入力して目標が変化するまでモータの動作が禁止される。
【0108】
このため、チャタリング等が発生しやすい箇所に、前記各モードアクチュエータ8〜10を設けることにより、非フィードバック制御ユニットとして動作させて、チャタリング等を防止し、外来ノイズの影響を受けないアクチュエータとして使用することができる。
【0109】
また、前記PBR112により現在値が検出して、目標状態に到達するように、前記モータ11を回転駆動するインテークドアアクチュエータ2dでは、前記フィードバック制御を禁止する制御禁止信号を与えずに、フィードバック制御を常時許可する常時許可信号が、前記アンプ側制御回路117から送出されて、この指示信号に従って、自ら常時フィードバック制御を行わせることができる。
【0110】
このように、位置到達精度が必要とされる箇所のアクチュエータには、前記フィードバック制御を禁止する制御禁止信号を個別に与えないことにより、前記非フィードバック制御ユニットと同一指示信号が送信される同一通信線15上に接続しても、個別に所望のフィードバック制御動作を行わせることができる。
【0111】
従って、複数の通信線15を必要とせず、省線化を図れると共に、前記フィードバック制御を行うアクチュエータ側制御回路120を共用する同一構成でフィードバック制御ユニットが構成できる。
【0112】
このため、カスタムICの種類を複数種類用意する必要もなく、同一制御ICで、全てのスレーブ側モータユニットを構成できる。従って、製造コストの増大を抑制できる。
【0113】
更に、この実施の形態1では、一旦、通信線15から制御禁止信号又は制御許可信号を受信した前記各インテークドアアクチュエータ2d及びエアミックスドアアクチュエータ4c又は、モードアクチュエータ8〜10は、常時、自らフィードバック制御を行う自律型のフィードバック制御ユニット又は常時、新たな指示信号が入力して目標が変化するまで、モータ11を制御しない非フィードバック制御ユニットとして振る舞うので、前記アンプ側制御回路117に毎回、前記PBR112で検出された各ドア2e…の現在値信号を前記通信線15を用いて送り返して、再び、このアンプ側制御回路117から、この通信線15を用いて送られてくる指示信号で、個別にフィードバック制御を行うものに比して、外来ノイズが乗りにくく、この点においても、チャタリング等の発生が減少して、位置到達精度を良好なものとすることが出来る。
【0114】
また、前記インテークドア2eの先端部2sの移動が、前記PBR112で検出されるので、例えば、風量の大,小によって、この先端部2eの位置が移動しても、この先端部2eの移動が検出できるので、前記インテークドア2eの開閉度の変化に応じて、フィードバック制御を行うことができる。
【0115】
しかも、前記チャタリング等が発生しやすい箇所では、前記制御禁止信号を送信することにより、非フィードバック制御ユニットとして動作させて、チャタリング等を防止することができる。
【0116】
このように、同一構成のフィードバック制御ユニットを、同一通信線15上に接続して複数混在させていても、各前記スレーブ側モータユニットを、位置到達精度の良好なフィードバック制御ユニットとしてのアクチュエータと、外来ノイズの影響を受けない非フィードバック制御ユニットとしてのアクチュエータとの2種類のアクチュエータとして使い分けることができる。
【0117】
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態1の自動車用サーボモータの制御装置を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態1に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
【0118】
例えば、前記実施の形態1では、撓み変形しやすいドアの一例としてインテークドアアクチュエータ2d及びエアミックスドアアクチュエータ4cによって制御されるインテークドア2e及びエアミックスドア4bを用いたものを示して説明してきたが、特にこれに限らず、例えば、前記各モードドア8〜10が、撓み変形しやすい材質で構成されたドアであって、他のアクチュエータと、同一構成のフィードバック制御ユニットで開閉動作が制御されるように構成されていても良い。
【0119】
また、撓み変形しやすいドアを制御するアクチュエータが、撓み変形しやすいドアを制御するアクチュエータとが、同一通信線15上に混在されて接続されているものに限らず、自動車の車種によって、撓み変形しやすいドアが用いられているものと、撓み変形しにくいドアとが各々採用されていても良く、この場合にも、同一制御ICを用いて両車種の全てのアクチュエータのアクチュエータ側制御回路120を構成できるので、更に、製造コストの増大を抑制できる。
【0120】
そして、撓み変形のしやすさでドアを制御するアクチュエータの制御を切り替えているが、特にこれに限らず、例えば、ドアの大,小及び形状、開閉量又は、回転量の相違によって発生する負荷の相違によって、制御を切り替えるように構成されていてもよい。
【0121】
更に、前記実施の形態1では、前記非フィードバック制御ユット又はフィードバック制御ユニットに対する前記指示信号内に含まれる制御禁止信号及び制御許可信号を、1bitのデータの相違で切り替えるようにしているが、特にこれに限らず、例えば、2bit以上の複合データの相違で切り替えるように構成してもよい。
【0122】
【発明の効果】
上述してきたように、請求項1記載のものでは、前記マスタ側制御回路から、目標到達状態では、新たな指示信号が入力して目標が変化するまでモータの動作を禁止する前記非フィードバック制御ユニットには、前記フィードバック制御を禁止する制御禁止信号が個別に与えられる。
【0123】
このため、目標到達状態では、新たな指示信号が入力して目標が変化するまでモータの動作を禁止する非フィードバック制御ユニットとして動作して、目標到達状態では、新たな指示信号が入力して目標が変化するまでモータの動作が禁止される。
【0124】
従って、チャタリング等が発生しやすい箇所に該制御禁止信号が送信される前記フィードバック制御ユニットを設けることにより、非フィードバック制御ユニットとして動作させて、チャタリング等を防止し、外来ノイズの影響を受けないアクチュエータとして使用することができる。
【0125】
また、前記現在値検出手段により現在値を検出して、目標状態に到達するように、前記モータを回転駆動するフィードバック制御ユニットでは、前記フィードバック制御を禁止する制御禁止信号を与えないで、前記アンプ側制御回路から送出される前記指示信号に従って、フィードバック制御を行わせることができる。
【0126】
このため、位置到達精度が必要とされる箇所のアクチュエータには、前記フィードバック制御を禁止する制御禁止信号を受信させないことにより、前記非フィードバック制御ユニットと同一指示信号が送信される同一通信線上に接続しても、個別に所望のフィードバック制御動作を行わせることができる。
【0127】
従って、複数の通信線を必要とせず、省線化を図れると共に、同一フィードバック制御ユニットで、全てのスレーブ側モータユニットを構成できる。
【0128】
このため、製造コストの増大を抑制できる。
【0129】
また、請求項2に記載されたものでは、該先端部の移動が、前記PBRで検出されるので、例えば、風量の大,小によって、前記被回動部材の先端部の位置が移動しても、該先端部位の移動を検出できる。
【0130】
このため、前記被回動部材の開閉度の変化に応じて、フィードバック制御を行うことができる。
【0131】
しかも、チャタリング等が発生しやすい箇所では、前記制御禁止信号を送信することにより、非フィードバック制御ユニットとして動作させて、チャタリング等を防止することができる。
【0132】
このため、同一フィードバック制御ユニットによって、前記スレーブ側モータユニットを、位置到達精度の良好なアクチュエータと、外来ノイズの影響を受けないアクチュエータとして使い分けることができる、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の自動車用サーボモータの制御装置を構成するアクチュエータ側制御回路のうちロジック回路部の構成を説明するブロック図である。
【図2】実施の形態1の自動車用サーボモータの制御装置で、全体の構成を説明する模式図である。
【図3】実施の形態1の自動車用サーボモータの制御装置で、電気的な接続を説明する模式的なブロック図である。
【図4】実施の形態1の自動車用サーボモータの制御装置に用いられるアクチュエータ側制御回路のブロック図である。
【図5】実施の形態1の自動車用サーボモータの制御装置が用いられる空調ユニットの構成を説明する模式図である。
【図6】実施の形態1の自動車用サーボモータの制御装置で、スレーブ側モータユニットとしてのインテークドアアクチュエータの機械的な配置の一例を説明する模式図である。
【図7】実施の形態1の自動車用サーボモータの制御装置で、図5中X−X線に沿った位置での断面図である。
【図8】実施の形態1の自動車用サーボモータの制御装置で、PBRの正面図である。
【図9】実施の形態1の自動車用サーボモータの制御装置で、PBRが、ドア先端部の移動を検出する様子を説明する模式図である。
【図10】実施の形態1の自動車用サーボモータの制御装置で、LIN通信規格の1フレーム内の各フィールドのデータ構造を示す図(その1)である。
【図11】実施の形態1の自動車用サーボモータの制御装置で、LIN通信規格の1フレーム内の各フィールドのデータ構造を示す図(その2)である。
【図12】一従来例の自動車用サーボモータの制御装置で、全体の構成を説明する模式図である。
【図13】他の従来例の自動車用サーボモータの制御装置で、アクチュエータ側制御回路の構成を説明するブロック図である。
【図14】従来例の軸周りに設けられるPBRを示す模式図である。
【符号の説明】
被回動部材
2e インテークドア
4b エアミックスドア
5a デフドア
6a ベントドア
7a フットドア
11 モータ
スレーブ側モータユニット
フィードバック制御ユニット
2d インテークドアアクチュエータ
4c エアミックスドアアクチュエータ
非フィードバック制御ユニット
8〜10 モードアクチュエータ
15 通信線
112 PBR(現在値検出手段)
116 エアコンアンプ(マスタ側アンプユニット)
117 アンプ側制御回路
120 アクチュエータ側制御回路(フィードバック制御ユニット)

Claims (2)

  1. 通信線を介して、指示信号を送出するアンプ側制御回路とを有するマスタ側アンプユニットと、前記通信線を介して、該マスタ側アンプユニットに各々接続されると共に、前記指示信号に応じて、該駆動手段に動作信号を出力し、該モータの回転駆動を制御するアクチュエータ側制御回路を有するスレーブ側モータユニットとを設けてなる自動車用サーボモータの制御装置であって、
    前記スレーブ側モータユニットには、目標到達状態では、新たな指示信号が入力して目標が変化するまでモータの動作を禁止する非フィードバック制御ユニットと、現在値検出手段により現在値を検出して、目標状態に到達するように、前記モータを回転駆動するフィードバック制御ユニットとを、前記現在値検出手段を有する同一のフィードバック制御ユニットで構成して、前記非フィードバック制御ユニットに対して前記アンプ側制御回路から送出される前記指示信号には、前記フィードバック制御を禁止する制御禁止信号を個別に与えることを特徴とする自動車用サーボモータの制御装置。
  2. 前記現在値検出手段は、前記モータによって回動駆動される被回動部材の回動軸中心から離間されて設けられて、径方向先端部近傍の位置を回動軌跡に沿って該先端部の移動で検出するPBRであることを特徴とする請求項1記載の自動車用サーボモータの制御装置。
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