JP2004189050A - 空調システムのドア制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】空調システムのドア制御装置において、部品管理の手間を低減するとともに、製造コストの低減効果を増大する。
【解決手段】A/Cアンプユニット16とアクチュエータ40,50,60とを接続するハーネスアッセンブリ30のアクチュエータ側コネクタ22′〜24′のハウジング内部に、データ通信用の電気回路35a〜37aと専用IC35b〜37bとがそれぞれ内蔵され、かつ、アクチュエータ側コネクタ22′〜24′は、データ通信を行わない仕様のドア制御装置に用いられるアクチュエータ40〜60のコネクタ41〜61に接続可能の形状に形成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】A/Cアンプユニット16とアクチュエータ40,50,60とを接続するハーネスアッセンブリ30のアクチュエータ側コネクタ22′〜24′のハウジング内部に、データ通信用の電気回路35a〜37aと専用IC35b〜37bとがそれぞれ内蔵され、かつ、アクチュエータ側コネクタ22′〜24′は、データ通信を行わない仕様のドア制御装置に用いられるアクチュエータ40〜60のコネクタ41〜61に接続可能の形状に形成されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両における空調システムのドア制御装置に関し、詳細には、エアコンアンプユニットとドア開閉用のアクチュエータとをLAN(Local Area Network)化してデータ通信によりアクチュエータを制御する空調システムのドア制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車用の空調システムにおいては、エアコンアンプユニットとエア通路上の各ドアを開閉するアクチュエータとをハーネスによって接続し、アンプユニットからの電気信号を、ハーネスを介して所望のアクチュエータに送出し、アクチュエータを駆動している。
【0003】
すなわち、例えば図2(a)に示すように、空調システムのドア制御装置100は、ミックスドア開閉用のミックスドアアクチュエータ40、モード切換ドア開閉用のモードアクチュエータ50、およびF/Rインテーク切換ドア開閉用のF/Rインテークアクチュエータ60等の各種アクチュエータと、これら各アクチュエータを独立して駆動制御するエアコンアンプユニット10と、エアコンアンプユニット10と各アクチュエータ40,50,60とを接続するハーネスアッセンブリ(コネクタ付ハーネス)20とを備えている。
【0004】
ここで、各アクチュエータ40,50,60は、それぞれ内部にモータ等を含む電気回路43,53,63を有し、これら内部の電気回路43,53,63をハーネスアッセンブリ20に接続するためのコネクタ(接続コネクタ)41,51,61を備えている。
【0005】
また、エアコンアンプユニット10は、図示しない外部のセンサやスイッチ類からの入力信号および電源からの電力を受け、所定の制御用のプログラムにしたがって演算処理を行うマイコン11と、各アクチュエータ40,50,60に対応して設けられ、各マイコン11の演算処理結果に応じて各アクチュエータ40,50,60に対して各別に電力を供給するドライバIC13,14,15と、ハーネスアッセンブリ20に接続するためのコネクタ12とを備えている。
【0006】
ハーネスアッセンブリ20は、ハーネスの一端側に、エアコンアンプユニット10に接続されるアンプ側コネクタ21を有し、他端側に、各アクチュエータ40,50,60に接続されるアクチュエータ側コネクタ22,23,24を有している。
【0007】
ところで近年、上記ドア制御装置において、エアコンアンプユニットとエア通路上のドアを開閉駆動するドアアクチュエータとをLAN化し、このLANを用いたデータ通信によって、ドアを開閉制御することが提案されている(特許文献1)。
【0008】
このLAN化されたドア制御装置100は、図2(b)に示すように、ミックスドアアクチュエータ70、モードアクチュエータ80、およびF/Rインテークアクチュエータ90等の各種アクチュエータと、エアコンアンプユニット16と、ハーネスアッセンブリ30とを備え、各アクチュエータ70,80,90は、それぞれ内部にモータ等を含む電気回路73,83,93の他にデータ通信用の専用IC72,82,92を有し、エアコンアンプユニット16は、マイコン17のみを有しドライバICを具備しない構成となっている。
【0009】
そして、ハーネスアッセンブリ30のアンプ側コネクタ31が、エアコンアンプユニット16のコネクタ18に接続され、アクチュエータ側コネクタ32,33,34が、各アクチュエータ70,80,90のコネクタ71,81,91に接続される。
【0010】
【特許文献1】
特開平10−6748号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、LAN化されたドア制御装置(図2(b))と、LAN化されていない旧来のドア制御装置(同図(a))とでは、エアコンアンプユニットやハーネスアッセンブリが相違するのみならず、各アクチュエータも異なるものとなる。
【0012】
このため、例えばある車種について、LAN化されてデータ通信するもの(データ通信有)としないもの(データ通信無)との両方が設定され、この車種のグレードやオプションの有無等に応じて、これらのうち一方が択一的に選択される場合には、データ通信有に対応した構成部品とデータ通信無に対応した構成部品とをそれぞれ準備しておく必要があり、これら複数種類の部品管理に手間が掛かるとともに、量産による製造コストの低減効果も小さい、という問題があった。
【0013】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、部品管理の手間を低減するとともに、製造コストの低減効果を増大することができる空調システムのドア制御装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る空調システムのドア制御装置は、エアコンアンプユニットとアクチュエータとの間で、データ通信を行うか否かに拘わらず、アクチュエータに接続されるハーネスのコネクタの接続形状を同一にするとともに、データ通信を行うドア制御装置ではアクチュエータに設けられていたデータ通信用回路を当該コネクタに内蔵させたものである。
【0015】
すなわち、本発明の請求項1に係る空調システムのドア制御装置は、空調システムに用いられる複数のドアのそれぞれを各別に開閉すべく前記各ドアごとに設けられた複数のアクチュエータと、前記各アクチュエータを駆動制御するエアコンアンプユニットと、前記各アクチュエータに設けられた接続コネクタと接続されるアクチュエータ側コネクタを一端に有し、前記エアコンアンプユニットに設けられた接続コネクタと接続されるアンプ側コネクタを他端に有するコネクタ付ハーネスとを備えた空調システムのドア制御装置において、前記エアコンアンプユニットおよび前記コネクタ付ハーネスは、前記アクチュエータとの間でのデータ通信の有無に応じて2種類準備され、前記2種類のコネクタ付ハーネスのうち、前記データ通信有に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタは、前記データ通信無に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタと同一の接続形状に形成されているとともに、前記データ通信用の回路を内蔵したことを特徴とする。
【0016】
ここで、同一の接続形状とは、接続相手であるアクチュエータに設けられている接続コネクタに、データ通信無に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタが接続できる場合に、データ通信有に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタが、このアクチュエータの接続コネクタに接続できる形状であることを意味するものであり、データ通信有に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタが、データ通信無に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタと、必ずしも物理的に同一の形状であることを意味するものではない。
【0017】
したがって、アクチュエータ側コネクタの内部に配置されている複数の接続端子のうち、例えばデータ通信無に対応したアクチュエータ側コネクタにのみ存在し、データ通信有に対応したアクチュエータ側コネクタには機能的に存在しない接続端子もあり得るが、このような機能的に不要な端子をダミー端子として設けて物理的に同一にする必要はなく、このような場合にも、実質的に上記「同一の接続形状」に該当する。
【0018】
同様に、アクチュエータ側コネクタのハウジングの形状についても、一部に切欠き等を形成することによって、アクチュエータの接続コネクタと接続可能な形状であれば、実質的に上記「同一の接続形状」に該当する。
【0019】
このように構成された本発明の請求項1に係る空調システムのドア制御装置によれば、エアコンアンプユニットとアクチュエータとの間で、データ通信を行うか否かに拘わらず、アクチュエータに接続されるハーネスのコネクタの接続形状が同一であるとともに、データ通信を行うドア制御装置ではアクチュエータに設けられていた通信用回路が当該コネクタに内蔵されているため、データ通信を行うものと行わないものとで、同一のアクチュエータを用いることができ、部品管理の手間を低減するとともに、製造コストの低減効果を増大することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る空調システムのドア制御装置の具体的な実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0021】
図1は、本発明の一実施形態に係る空調システムのドア制御装置100を示す概略図である。
【0022】
図示のドア制御装置100は、ミックスドア開閉用のミックスドアアクチュエータ40、モード切換ドア開閉用のモードアクチュエータ50、およびF/Rインテーク切換ドア開閉用のF/Rインテークアクチュエータ60と、これら各アクチュエータ40,50,60を独立して駆動制御するエアコンアンプユニット16と、エアコンアンプユニット(以下、A/Cアンプユニットという。)16と各アクチュエータ40,50,60とを接続するハーネスアッセンブリ(コネクタ付ハーネス)30とを備えている。
【0023】
ここで、各アクチュエータ40,50,60は、それぞれ内部にモータ等を含む電気回路43,53,63を有し、これら内部の電気回路43,53,63をハーネスアッセンブリ30に接続するためのコネクタ(接続コネクタ)41,51,61を備えている。
【0024】
また、A/Cアンプユニット16は、図示しない外部のセンサやスイッチ類からの入力信号および電源からの電力を受け、所定の制御用のプログラムにしたがって演算処理を行うマイコン17と、ハーネスアッセンブリ20に接続するためのコネクタ(接続コネクタ)18とを備えている。
【0025】
ハーネスアッセンブリ30は、ハーネスの一端側に、A/Cアンプユニット16のコネクタ18に接続されるアンプ側コネクタ31を有し、他端側に、各アクチュエータ40,50,60の各コネクタ41,51,61に接続されるアクチュエータ側コネクタ22′,23′,24′を有している。
【0026】
また、アクチュエータ側コネクタ22′のハウジング内部には、データ通信用の電気回路35aおよび専用IC35bが内蔵されて組み込まれている。
【0027】
他のアクチュエータ側コネクタ23′およびアクチュエータ側コネクタ24′のハウジング内部にも同様に、データ通信用の電気回路36a,37aおよび専用IC36b,37bがそれぞれ内蔵されて組み込まれている。
【0028】
ここで、各アクチュエータ側コネクタ22′〜24′のハウジング内部に設けられている電気回路35a〜37aおよび専用IC35b〜37bは、A/Cアンプユニット16と各アクチュエータ40〜60との間でデータ通信を行うための専用回路である。
【0029】
すなわち、このドア制御装置100は、A/Cアンプユニット16および各アクチュエータ40〜60がLANとしてネットワーク化されており、A/Cアンプユニット16による各アクチュエータ40〜60の駆動制御は、このLANにおいて用いられるデータ通信によって行われ、A/Cアンプユニット16およびハーネスアッセンブリ30は、このデータ通信有の専用部品として用いられる。
【0030】
一方、各アクチュエータ40〜60は、図2(a)に示す、A/Cアンプユニット10および各アクチュエータ40〜60がネットワーク化されておらず、A/Cアンプユニット10による各アクチュエータ40〜60の駆動制御を、各アクチュエータ40〜60への電圧値や電流値の制御によって行うデータ通信無に対応するドア制御装置100にも用いられる共用部品である。
【0031】
したがって、データ通信有に対応したハーネスアッセンブリ30のアクチュエータ側コネクタ22′,23′,24′は、データ通信無に対応したハーネスアッセンブリ20(図2(a))のアクチュエータ側コネクタ22,23,24と同一の接続形状に形成されている。
【0032】
このように、データ通信有に対応したハーネスアッセンブリ30のアクチュエータ側コネクタ22′,23′,24′が、データ通信無に対応したアクチュエータ側コネクタ22,23,24と同一の接続形状に形成されているため、データ通信有に対応したアクチュエータ側コネクタ22′,23′,24′を、データ通信無に対応したアクチュエータ40,50,60に、物理的に接続することが可能であり、さらに、データ通信有に対応したハーネスアッセンブリ30のアクチュエータ側コネクタ22′,23′,24′には、データ通信有に対応したデータ通信用の専用回路(電気回路35a,36a,37aおよび専用IC35b,36b,37b)がそれぞれ内蔵されているため、データ通信有に対応したアクチュエータ側コネクタ22′〜24′を、データ通信無に対応したアクチュエータ40〜60に接続しても、A/Cアンプユニット16と各アクチュエータ40〜60との間でデータ通信を行うことができる。
【0033】
一方、図2(a)に示すように、上記各アクチュエータ40〜60に、データ通信無に対応したA/Cアンプユニット10を、データ通信無に対応したハーネスアッセンブリ20を用いて接続して、データ通信を行わない仕様のドア制御装置100を構成することができる。
【0034】
したがって、本実施形態に係る空調システムのドア制御装置100によれば、各アクチュエータ40〜60を、データ通信無のドア制御装置と共用することができ、データ通信有に対応した専用のアクチュエータを別途準備する必要がない。
【0035】
よって、構成部品の種類が低減されて、部品管理上の手間を減らすことができ、量産による製造コストの低減効果も増大させることができる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る空調システムのドア制御装置によれば、エアコンアンプユニットとアクチュエータとの間で、データ通信を行うか否かに拘わらず、アクチュエータに接続されるハーネスのコネクタの接続形状が同一であるとともに、データ通信を行うドア制御装置ではアクチュエータに設けられていたデータ通信用回路が当該コネクタに内蔵されているため、データ通信を行うものと行わないものとで、同一のアクチュエータを用いることができる。
【0037】
すなわち、本発明の請求項1に係る空調システムのドア制御装置によれば、データ通信有に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタは、データ通信無に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタと同一の接続形状に形成されているため、データ通信有に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタを、データ通信無に対応したアクチュエータに、物理的に接続することが可能であり、さらに、データ通信有に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタには、データ通信有に対応したアクチュエータに備えられていたデータ通信用回路が内蔵されているため、データ通信有に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタを、データ通信無に対応したアクチュエータに接続しても、データ通信を行うことができる。
【0038】
したがって、データ通信有に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタは、データ通信無に対応したアクチュエータに、物理的および機能的に接続することが可能となり、データ通信無に対応したアクチュエータとは別個にデータ通信有に対応したアクチュエータを準備する必要がない。
【0039】
よって、部品管理上の手間を低減することができるとともに、量産による製造コストの低減効果を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る空調システムのドア制御装置を示す概略図である。
【図2】従来の空調システムにおけるドア制御装置を示す概略図であり、(a)はデータ通信無に対応したもの、(b)はデータ通信有に対応したものである。
【符号の説明】
10,16 A/Cアンプユニット(エアコンアンプユニット)
11,17 マイコン
12,18 コネクタ(接続コネクタ)
13,14,15 ドライバIC
20,30 ハーネスアッセンブリ(コネクタ付ハーネス)
21,31 アンプ側コネクタ
22,23,24 アクチュエータ側コネクタ
22′,23′,24′ アクチュエータ側コネクタ
32,33,34 アクチュエータ側コネクタ
35a,36a,37a 電気回路(データ通信用の回路)
35b,36b,37b 専用IC(データ通信用の回路)
40,70 ミックスドアアクチュエータ
41,51,61 コネクタ(接続コネクタ)
43,53,63 電気回路
50,80 モードアクチュエータ
60,90 F/Rインテークアクチュエータ
71,81,91 コネクタ(接続コネクタ)
72,82,92 専用IC
73,83,93 電気回路
100 ドア制御装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両における空調システムのドア制御装置に関し、詳細には、エアコンアンプユニットとドア開閉用のアクチュエータとをLAN(Local Area Network)化してデータ通信によりアクチュエータを制御する空調システムのドア制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車用の空調システムにおいては、エアコンアンプユニットとエア通路上の各ドアを開閉するアクチュエータとをハーネスによって接続し、アンプユニットからの電気信号を、ハーネスを介して所望のアクチュエータに送出し、アクチュエータを駆動している。
【0003】
すなわち、例えば図2(a)に示すように、空調システムのドア制御装置100は、ミックスドア開閉用のミックスドアアクチュエータ40、モード切換ドア開閉用のモードアクチュエータ50、およびF/Rインテーク切換ドア開閉用のF/Rインテークアクチュエータ60等の各種アクチュエータと、これら各アクチュエータを独立して駆動制御するエアコンアンプユニット10と、エアコンアンプユニット10と各アクチュエータ40,50,60とを接続するハーネスアッセンブリ(コネクタ付ハーネス)20とを備えている。
【0004】
ここで、各アクチュエータ40,50,60は、それぞれ内部にモータ等を含む電気回路43,53,63を有し、これら内部の電気回路43,53,63をハーネスアッセンブリ20に接続するためのコネクタ(接続コネクタ)41,51,61を備えている。
【0005】
また、エアコンアンプユニット10は、図示しない外部のセンサやスイッチ類からの入力信号および電源からの電力を受け、所定の制御用のプログラムにしたがって演算処理を行うマイコン11と、各アクチュエータ40,50,60に対応して設けられ、各マイコン11の演算処理結果に応じて各アクチュエータ40,50,60に対して各別に電力を供給するドライバIC13,14,15と、ハーネスアッセンブリ20に接続するためのコネクタ12とを備えている。
【0006】
ハーネスアッセンブリ20は、ハーネスの一端側に、エアコンアンプユニット10に接続されるアンプ側コネクタ21を有し、他端側に、各アクチュエータ40,50,60に接続されるアクチュエータ側コネクタ22,23,24を有している。
【0007】
ところで近年、上記ドア制御装置において、エアコンアンプユニットとエア通路上のドアを開閉駆動するドアアクチュエータとをLAN化し、このLANを用いたデータ通信によって、ドアを開閉制御することが提案されている(特許文献1)。
【0008】
このLAN化されたドア制御装置100は、図2(b)に示すように、ミックスドアアクチュエータ70、モードアクチュエータ80、およびF/Rインテークアクチュエータ90等の各種アクチュエータと、エアコンアンプユニット16と、ハーネスアッセンブリ30とを備え、各アクチュエータ70,80,90は、それぞれ内部にモータ等を含む電気回路73,83,93の他にデータ通信用の専用IC72,82,92を有し、エアコンアンプユニット16は、マイコン17のみを有しドライバICを具備しない構成となっている。
【0009】
そして、ハーネスアッセンブリ30のアンプ側コネクタ31が、エアコンアンプユニット16のコネクタ18に接続され、アクチュエータ側コネクタ32,33,34が、各アクチュエータ70,80,90のコネクタ71,81,91に接続される。
【0010】
【特許文献1】
特開平10−6748号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、LAN化されたドア制御装置(図2(b))と、LAN化されていない旧来のドア制御装置(同図(a))とでは、エアコンアンプユニットやハーネスアッセンブリが相違するのみならず、各アクチュエータも異なるものとなる。
【0012】
このため、例えばある車種について、LAN化されてデータ通信するもの(データ通信有)としないもの(データ通信無)との両方が設定され、この車種のグレードやオプションの有無等に応じて、これらのうち一方が択一的に選択される場合には、データ通信有に対応した構成部品とデータ通信無に対応した構成部品とをそれぞれ準備しておく必要があり、これら複数種類の部品管理に手間が掛かるとともに、量産による製造コストの低減効果も小さい、という問題があった。
【0013】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、部品管理の手間を低減するとともに、製造コストの低減効果を増大することができる空調システムのドア制御装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る空調システムのドア制御装置は、エアコンアンプユニットとアクチュエータとの間で、データ通信を行うか否かに拘わらず、アクチュエータに接続されるハーネスのコネクタの接続形状を同一にするとともに、データ通信を行うドア制御装置ではアクチュエータに設けられていたデータ通信用回路を当該コネクタに内蔵させたものである。
【0015】
すなわち、本発明の請求項1に係る空調システムのドア制御装置は、空調システムに用いられる複数のドアのそれぞれを各別に開閉すべく前記各ドアごとに設けられた複数のアクチュエータと、前記各アクチュエータを駆動制御するエアコンアンプユニットと、前記各アクチュエータに設けられた接続コネクタと接続されるアクチュエータ側コネクタを一端に有し、前記エアコンアンプユニットに設けられた接続コネクタと接続されるアンプ側コネクタを他端に有するコネクタ付ハーネスとを備えた空調システムのドア制御装置において、前記エアコンアンプユニットおよび前記コネクタ付ハーネスは、前記アクチュエータとの間でのデータ通信の有無に応じて2種類準備され、前記2種類のコネクタ付ハーネスのうち、前記データ通信有に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタは、前記データ通信無に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタと同一の接続形状に形成されているとともに、前記データ通信用の回路を内蔵したことを特徴とする。
【0016】
ここで、同一の接続形状とは、接続相手であるアクチュエータに設けられている接続コネクタに、データ通信無に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタが接続できる場合に、データ通信有に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタが、このアクチュエータの接続コネクタに接続できる形状であることを意味するものであり、データ通信有に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタが、データ通信無に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタと、必ずしも物理的に同一の形状であることを意味するものではない。
【0017】
したがって、アクチュエータ側コネクタの内部に配置されている複数の接続端子のうち、例えばデータ通信無に対応したアクチュエータ側コネクタにのみ存在し、データ通信有に対応したアクチュエータ側コネクタには機能的に存在しない接続端子もあり得るが、このような機能的に不要な端子をダミー端子として設けて物理的に同一にする必要はなく、このような場合にも、実質的に上記「同一の接続形状」に該当する。
【0018】
同様に、アクチュエータ側コネクタのハウジングの形状についても、一部に切欠き等を形成することによって、アクチュエータの接続コネクタと接続可能な形状であれば、実質的に上記「同一の接続形状」に該当する。
【0019】
このように構成された本発明の請求項1に係る空調システムのドア制御装置によれば、エアコンアンプユニットとアクチュエータとの間で、データ通信を行うか否かに拘わらず、アクチュエータに接続されるハーネスのコネクタの接続形状が同一であるとともに、データ通信を行うドア制御装置ではアクチュエータに設けられていた通信用回路が当該コネクタに内蔵されているため、データ通信を行うものと行わないものとで、同一のアクチュエータを用いることができ、部品管理の手間を低減するとともに、製造コストの低減効果を増大することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る空調システムのドア制御装置の具体的な実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0021】
図1は、本発明の一実施形態に係る空調システムのドア制御装置100を示す概略図である。
【0022】
図示のドア制御装置100は、ミックスドア開閉用のミックスドアアクチュエータ40、モード切換ドア開閉用のモードアクチュエータ50、およびF/Rインテーク切換ドア開閉用のF/Rインテークアクチュエータ60と、これら各アクチュエータ40,50,60を独立して駆動制御するエアコンアンプユニット16と、エアコンアンプユニット(以下、A/Cアンプユニットという。)16と各アクチュエータ40,50,60とを接続するハーネスアッセンブリ(コネクタ付ハーネス)30とを備えている。
【0023】
ここで、各アクチュエータ40,50,60は、それぞれ内部にモータ等を含む電気回路43,53,63を有し、これら内部の電気回路43,53,63をハーネスアッセンブリ30に接続するためのコネクタ(接続コネクタ)41,51,61を備えている。
【0024】
また、A/Cアンプユニット16は、図示しない外部のセンサやスイッチ類からの入力信号および電源からの電力を受け、所定の制御用のプログラムにしたがって演算処理を行うマイコン17と、ハーネスアッセンブリ20に接続するためのコネクタ(接続コネクタ)18とを備えている。
【0025】
ハーネスアッセンブリ30は、ハーネスの一端側に、A/Cアンプユニット16のコネクタ18に接続されるアンプ側コネクタ31を有し、他端側に、各アクチュエータ40,50,60の各コネクタ41,51,61に接続されるアクチュエータ側コネクタ22′,23′,24′を有している。
【0026】
また、アクチュエータ側コネクタ22′のハウジング内部には、データ通信用の電気回路35aおよび専用IC35bが内蔵されて組み込まれている。
【0027】
他のアクチュエータ側コネクタ23′およびアクチュエータ側コネクタ24′のハウジング内部にも同様に、データ通信用の電気回路36a,37aおよび専用IC36b,37bがそれぞれ内蔵されて組み込まれている。
【0028】
ここで、各アクチュエータ側コネクタ22′〜24′のハウジング内部に設けられている電気回路35a〜37aおよび専用IC35b〜37bは、A/Cアンプユニット16と各アクチュエータ40〜60との間でデータ通信を行うための専用回路である。
【0029】
すなわち、このドア制御装置100は、A/Cアンプユニット16および各アクチュエータ40〜60がLANとしてネットワーク化されており、A/Cアンプユニット16による各アクチュエータ40〜60の駆動制御は、このLANにおいて用いられるデータ通信によって行われ、A/Cアンプユニット16およびハーネスアッセンブリ30は、このデータ通信有の専用部品として用いられる。
【0030】
一方、各アクチュエータ40〜60は、図2(a)に示す、A/Cアンプユニット10および各アクチュエータ40〜60がネットワーク化されておらず、A/Cアンプユニット10による各アクチュエータ40〜60の駆動制御を、各アクチュエータ40〜60への電圧値や電流値の制御によって行うデータ通信無に対応するドア制御装置100にも用いられる共用部品である。
【0031】
したがって、データ通信有に対応したハーネスアッセンブリ30のアクチュエータ側コネクタ22′,23′,24′は、データ通信無に対応したハーネスアッセンブリ20(図2(a))のアクチュエータ側コネクタ22,23,24と同一の接続形状に形成されている。
【0032】
このように、データ通信有に対応したハーネスアッセンブリ30のアクチュエータ側コネクタ22′,23′,24′が、データ通信無に対応したアクチュエータ側コネクタ22,23,24と同一の接続形状に形成されているため、データ通信有に対応したアクチュエータ側コネクタ22′,23′,24′を、データ通信無に対応したアクチュエータ40,50,60に、物理的に接続することが可能であり、さらに、データ通信有に対応したハーネスアッセンブリ30のアクチュエータ側コネクタ22′,23′,24′には、データ通信有に対応したデータ通信用の専用回路(電気回路35a,36a,37aおよび専用IC35b,36b,37b)がそれぞれ内蔵されているため、データ通信有に対応したアクチュエータ側コネクタ22′〜24′を、データ通信無に対応したアクチュエータ40〜60に接続しても、A/Cアンプユニット16と各アクチュエータ40〜60との間でデータ通信を行うことができる。
【0033】
一方、図2(a)に示すように、上記各アクチュエータ40〜60に、データ通信無に対応したA/Cアンプユニット10を、データ通信無に対応したハーネスアッセンブリ20を用いて接続して、データ通信を行わない仕様のドア制御装置100を構成することができる。
【0034】
したがって、本実施形態に係る空調システムのドア制御装置100によれば、各アクチュエータ40〜60を、データ通信無のドア制御装置と共用することができ、データ通信有に対応した専用のアクチュエータを別途準備する必要がない。
【0035】
よって、構成部品の種類が低減されて、部品管理上の手間を減らすことができ、量産による製造コストの低減効果も増大させることができる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る空調システムのドア制御装置によれば、エアコンアンプユニットとアクチュエータとの間で、データ通信を行うか否かに拘わらず、アクチュエータに接続されるハーネスのコネクタの接続形状が同一であるとともに、データ通信を行うドア制御装置ではアクチュエータに設けられていたデータ通信用回路が当該コネクタに内蔵されているため、データ通信を行うものと行わないものとで、同一のアクチュエータを用いることができる。
【0037】
すなわち、本発明の請求項1に係る空調システムのドア制御装置によれば、データ通信有に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタは、データ通信無に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタと同一の接続形状に形成されているため、データ通信有に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタを、データ通信無に対応したアクチュエータに、物理的に接続することが可能であり、さらに、データ通信有に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタには、データ通信有に対応したアクチュエータに備えられていたデータ通信用回路が内蔵されているため、データ通信有に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタを、データ通信無に対応したアクチュエータに接続しても、データ通信を行うことができる。
【0038】
したがって、データ通信有に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタは、データ通信無に対応したアクチュエータに、物理的および機能的に接続することが可能となり、データ通信無に対応したアクチュエータとは別個にデータ通信有に対応したアクチュエータを準備する必要がない。
【0039】
よって、部品管理上の手間を低減することができるとともに、量産による製造コストの低減効果を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る空調システムのドア制御装置を示す概略図である。
【図2】従来の空調システムにおけるドア制御装置を示す概略図であり、(a)はデータ通信無に対応したもの、(b)はデータ通信有に対応したものである。
【符号の説明】
10,16 A/Cアンプユニット(エアコンアンプユニット)
11,17 マイコン
12,18 コネクタ(接続コネクタ)
13,14,15 ドライバIC
20,30 ハーネスアッセンブリ(コネクタ付ハーネス)
21,31 アンプ側コネクタ
22,23,24 アクチュエータ側コネクタ
22′,23′,24′ アクチュエータ側コネクタ
32,33,34 アクチュエータ側コネクタ
35a,36a,37a 電気回路(データ通信用の回路)
35b,36b,37b 専用IC(データ通信用の回路)
40,70 ミックスドアアクチュエータ
41,51,61 コネクタ(接続コネクタ)
43,53,63 電気回路
50,80 モードアクチュエータ
60,90 F/Rインテークアクチュエータ
71,81,91 コネクタ(接続コネクタ)
72,82,92 専用IC
73,83,93 電気回路
100 ドア制御装置
Claims (1)
- 空調システムに用いられる複数のドアのそれぞれを各別に開閉すべく前記各ドアごとに設けられた複数のアクチュエータと、前記各アクチュエータを駆動制御するエアコンアンプユニットと、前記各アクチュエータに設けられた接続コネクタと接続されるアクチュエータ側コネクタを一端に有し、前記エアコンアンプユニットに設けられた接続コネクタと接続されるアンプ側コネクタを他端に有するコネクタ付ハーネスとを備えた空調システムのドア制御装置において、
前記エアコンアンプユニットおよび前記コネクタ付ハーネスは、前記アクチュエータとの間でのデータ通信の有無に応じて2種類準備され、
前記2種類のコネクタ付ハーネスのうち、前記データ通信有に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタは、前記データ通信無に対応したコネクタ付ハーネスのアクチュエータ側コネクタと同一の接続形状に形成されているとともに、前記データ通信用の回路を内蔵したことを特徴とする空調システムのドア制御装置。
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