JP2009255808A - 通信制御装置、車両制御装置、及びシミュレータ - Google Patents

通信制御装置、車両制御装置、及びシミュレータ Download PDF

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Abstract

【課題】ECUやシミュレータの通信ボードに複数の通信制御装置を構築しながらも、コスト低減のために各通信制御装置を可能な限り共用することが可能な通信制御装置を提供する。
【解決手段】マスタ制御部31とスレーブ制御部32の何れかの制御部3に設置される通信制御装置1であって、何れかの制御部3に接続される通信コントローラ11と、通信コントローラ11とLINバスライン2を接続するLINトランシーバ12と、LINバス入出力端子12Aに接続可能なマスタ側終端回路13及びスレーブ側終端回路14と、制御部3からの通信モード制御信号に基づいて、LINバス入出力端子12Aに接続する終端回路13、14、及び、通信コントローラ11のプロトコルを選択する通信モード制御部15を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、マスタ制御部とスレーブ制御部を接続する通信制御装置、前記通信制御装置が組み込まれた車両制御装置、及びシミュレータに関する。
近年、車両の電子制御技術は飛躍的に発展しており、様々な機能が組み込まれた複数のCPUが相互に通信バスで接続され、各CPUが互いに必要なデータを通信バスを介して遣り取りしながら分散制御するように構成されている。
各CPUは、ROMやRAM及び入出力回路を備えたECU(electric control unit)に組み込まれ、ECUにはCPU間を接続するCAN(Controller Area Network)バス、LIN(Local Interconnect Network)バス等の他、同期方式や汎用非同期方式を採用したシリアル通信バス等の複数の通信制御装置が用途に応じて組み込まれている。
そのようなECUを複数の車種で共通に使用できるように設計する場合には、目的に合わせて複数の通信制御装置を備えておく必要がある。例えば、ある車種では汎用非同期方式を採用したシリアル通信バスが採用され、他の車種ではLINバスが採用される場合、共通に設計する場合には、一つのECUに汎用非同期方式を採用したシリアル通信バスとLINバスの双方を備える必要がある。
さらに、このようなECUを評価するために様々なシミュレータが開発されており、例えば、ECUに搭載された通信制御装置の動作を評価するためのシミュレータでは、様々なECUに対処可能なように、複数種類の通信制御装置を備えた汎用の通信ボードを構築する必要がある。
評価対象ECUによって使用される通信制御装置の種類やチャンネル数が異なるため、個別対応すると評価対象ECUによって通信ボードを交換するという煩雑な準備作業が要求されるばかりでなく、交換作業時に部品の破損等の不慮の事故を併発する虞があるためである。
例えば、通信制御装置としてLINバスに対応するものでは、評価対象がマスタ制御部となる場合にはスレーブ用の通信インタフェース回路が構築された通信ボードを用いる必要があり、評価対象がスレーブ制御部となる場合にはマスタ用の通信インタフェース回路が構築された通信ボードを用いる必要がある。LINバスについては、特許文献1に詳述されている。
また、複数のECUを一台のシミュレータで同時に評価する場合には、複数の通信制御装置が一枚の通信ボードに搭載されている必要がある。
そこで、CANに対応する複数チャンネルの通信制御装置、LINに対応する複数チャンネルの通信制御装置、汎用非同期方式に対応した複数の通信制御装置等を備えた汎用の通信ボードを構築することにより、様々な評価対象ECUに対応可能となる。
特開2005−142662号公報
しかし、ECUやシミュレータの通信ボードに複数の通信制御装置を構築すると、各通信ラインに対応するコネクタや配線等が増加し、部品点数の増加や基板占有面積の増大等によりコストが上昇するという問題が生じる。
本発明の目的は、上述した従来の問題点に鑑み、ECUやシミュレータの通信ボードに複数の通信制御装置を構築しながらも、コスト低減のために各通信制御装置を可能な限り共用することが可能な通信制御装置、車両制御装置、及びシミュレータを提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による通信制御装置の特徴構成は、LINバスラインで接続されるマスタ制御部とスレーブ制御部の何れかに設置される通信制御装置であって、前記マスタ制御部またはスレーブ制御部の何れかの制御部に接続される通信コントローラと、前記通信コントローラと前記LINバスラインを接続するLINトランシーバと、前記LINトランシーバのLINバス入出力端子に接続可能なマスタ側終端回路及びスレーブ側終端回路と、前記制御部から出力される通信モード制御信号に基づいて、前記LINバス入出力端子に前記マスタ側終端回路を接続するとともに前記通信コントローラをマスタ側プロトコルで動作させるか、前記LINバス入出力端子に前記スレーブ側終端回路を接続するとともに前記通信コントローラをスレーブ側プロトコルで動作させるかを選択する通信モード制御部を備えている点にある。
上述の構成によれば、通信モード制御部が、通信制御装置が搭載されている制御部のモード(マスタまたはスレーブ)に基づいて、通信コントローラのプロトコルをマスタ側プロトコルとスレーブ側プロトコルの何れで動作させるか選択すると共に、LINバス入出力端子に接続される回路をマスタ側終端回路とスレーブ側終端回路の何れかに切り替える。つまり、通信モード制御部は、共通化されたLINのマスタモードとスレーブモードの端子を、マスタ側とスレーブ側の何れに接続するのかを決定するのである。LINのマスタモードとスレーブモードの端子が共通化されているので、モード毎にコネクタや配線を設ける必要がない。
以上説明した通り、本発明によれば、ECUやシミュレータの通信ボードに複数の通信制御装置を構築しながらも、コスト低減のために各通信制御装置を可能な限り共用することが可能な通信制御装置を提供することができるようになった。
以下に、本発明による通信制御装置、車両制御装置、及びシミュレータについて説明する。
初めに、通信制御装置が車両を制御する電子制御装置に組み込まれた構成について説明し、次に、通信制御装置がシミュレータに組み込まれた構成について説明する。
図1に示すように、本発明による通信制御装置1は、LINバスライン2で接続されるマスタ制御部31とスレーブ制御部32の何れかに設置されている。図1では、通信制御装置1がマスタ制御部31に設置されているが、通信制御装置1はスレーブ制御部32に設置されていてもよい。また、通信制御装置1はシミュレータに設置されていてもよいが、これについては後述する。
本実施形態では、マスタ制御部31とスレーブ制御部32は車両を制御する電子制御装置(以下、ECUと記す。)であり、通信制御装置1がECUの何れかとしてのマスタ制御部31に組み込まれている。
以下に詳述する。ECUは、CPU331、CPU331によって実行される制御プログラムが格納されるROM332及び/またはEEPROM333、ワーキングエリアとして使用されるRAM334、及び入出力回路等で構成されている。
ECUは、CPU331による制御プログラムの実行によって、車両のボディ系統の制御、具体的には、ドアミラーの駆動制御、ワイパーの駆動制御、照明の点灯制御、ドアのロック制御、エアコンの作動制御、ウィンドウのリフト制御、及びサンルーフの駆動制御等を行なう。
例えば、図1では、マスタ制御部31は、車両に搭載された各種メータへの車速等の情報表示を制御するメータECUであり、スレーブ制御部32は夫々、ドアミラーの制御、ドアロックの制御を行なうECUである。
図2に示すように、通信制御装置1は、マスタ制御部31またはスレーブ制御部32の何れかの制御部3に接続される通信コントローラ11と、通信コントローラ11とLINバスライン2を接続するLINトランシーバ12と、LINトランシーバ12のLINバス入出力端子12Aに接続可能なマスタ側終端回路13及びスレーブ側終端回路14と、制御部3から出力される通信モード制御信号に基づいて、LINバス入出力端子12Aにマスタ側終端回路13を接続するとともに通信コントローラ11をマスタ側プロトコルで動作させるか、LINバス入出力端子12Aにスレーブ側終端回路14を接続するとともに通信コントローラ11をスレーブ側プロトコルで動作させるかを選択する通信モード制御部15を備えている。
通信コントローラ11は、LINトランシーバ12から入力されてきたシリアルデータを所定長(例えば、1バイト)単位でパラレルデータに変換して制御部3のCPU331に出力すると共に、CPU331から入力されてきたパラレルデータをシリアルデータに変換してLINトランシーバ12に出力する。また、通信コントローラ11は、予め設定されたLINインタフェースの通信手順(LINプロトコル)に従って通信制御を実行する。尚、通信コントローラ11は、上述の機能のみを有する専用コントローラであってもよいし、通信機能を有するマイクロコンピュータであってもよい。
LINトランシーバ12は、LINプロトコルに従ってデータの送受信を行なう送受信機であり、市販されているLINトランシーバが使用される。
LINトランシーバ12は、図3に示すように、信号を送信する場合に駆動されるラインドライバ等で構成されるドライバ部122と、信号を受信する場合に駆動されるラインレシーバ等で構成されるレシーバ部123と、伝送信号に対するスルーレートの制御や、送信動作モード設定等を行なうコントロール部121等とを備えて構成されている。
また、LINトランシーバ12は、LINバスライン2と接続されるLINバス入出力端子12Aと、LINバス入出力端子12AからLINバスライン2を介してスレーブ制御部32へ送信する送信信号をCPU331から受信するTXD端子12Bと、LINバス入出力端子121で受信したスレーブ制御部32からの受信信号をCPU331へ送信するRXD端子12Cと、LINトランシーバ12の送信動作モードを決定するためのスリープ信号をCPU331等より入力するNSLP端子12Dと、送信動作モードによってハイインピーダンスとハイレベル出力とを切り替えられるインヒビット(INH)端子12E等を備えて構成されている。
送信動作モードは、NSLP端子12DとTXD端子12Bの論理状態に基づいて決定される。送信動作モードには、消費電力の低い動作モードであるスリープモードと、LINバスライン2への物理層インタフェースを提供するスロープモード等がある。スリープモードでは、INH端子12EとRXD端子12Cはハイインピーダンスに設定され、ドライバ部122とレシーバ部123は無効化される。スロープモードでは、INH端子12Eからの出力はハイレベルに設定される。
尚、以上説明したLINトランシーバ12の構成や動作は一例であり、使用するLINトランシーバ12の種類によって異なることがある。
マスタ側終端回路13は、図2に示すように、INH端子12EとLINバス入出力端子12Aの間を直列接続されたダイオードD13(アノードをINH端子12Eと接続されカソードを抵抗R13と接続されている。)と抵抗R13(一方をダイオードD13と接続され他方をLINバス入出力端子12Aと接続されている。)で構成された回路、及び、LINバス入出力端子12Aとグランドの間に接続されたコンデンサC13で構成された回路で構成されている。スレーブ側終端回路14は、LINバス入出力端子12Aとグランドの間に接続されたコンデンサC14で構成された回路で構成されている。
マスタ側終端回路13は、高ボーレート(例えば、10kbps超)での通信時にスルーレートを改善するために設けられている。また、ダイオードD13と抵抗R13よりなる回路は、スリープモードの場合に電流供給を停止される必要があるため、LINトランシーバ12のINH端子12Eより電流供給されている。コンデンサC13よりなる回路とコンデンサC14よりなる回路は、ノイズ除去のため、及び、通信制御装置1からLINバスライン2への出力信号とLINバスライン2から通信制御装置1への入力信号とをなだらかなスロープ状とするために設けられている。
尚、上述したマスタ側終端回路13及びスレーブ側終端回路14は一例であり、使用するLINトランシーバ12の種類によっては、上述と異なる構成となる場合もある。
マスタ側終端回路13のダイオードD13と抵抗R61の間、及び、マスタ側終端回路13のコンデンサC13とグランドの間の夫々には、LINバス入出力端子12Aとマスタ側終端回路13の接続を切替可能とするためのスイッチSW1、SW2が設けられている。同様に、スレーブ側終端回路14のコンデンサC14とグランドの間には、LINバス入出力端子12Aとスレーブ側終端回路13の接続を切替可能とするためのスイッチSW3が設けられている。スイッチSW1、SW2、SW3は、通信モード制御部15によって制御される。
スイッチSW1、SW2、SW3は、例えば、フォトMOSリレーで構成されている。スイッチSW3をフォトMOSリレーで構成した回路の具体例を図4に示し、以下にその動作について説明する。
フォトMOSリレーは、1番端子から2番端子へ適正な電流が流れると内部のLEDが点灯し、正対して配置されているフォトカプラが当該LEDの光によって動作する。その結果、フォトMOSリレーの4番端子と3番端子は導通する。
通信モード制御部15からの通信モード制御信号がハイレベルになると、電界効果トランジスタQ14がオンとなり、フォトMOSリレーの2番端子がグランドと接続される。そして、抵抗R14で適切に制限された電流によって、フォトMOSリレーのLEDが点灯する。その結果、フォトMOSリレーの4番端子と3番端子は導通し、コンデンサC14がLINバス入出力端子12Aに接続される。
尚、通信モード制御部15については以下に詳述するが、上述の説明では、通信モード制御部15は、通信制御装置1の通信モードをスレーブの設定とすることを指示する場合に、ハイレベルの通信モード制御信号をスレーブ終端回路14へ送信するとして説明した。
通信モード制御部15は、マイクロコンピュータ或はゲートアレイ等の特定用途向け集積回路(ASIC)等で構成されており、CPU331から入力された通信モード制御信号に基づいて、スイッチSW1、SW2、SW3及び通信コントローラ11を制御する。
以下に詳述する。本実施形態では、図1に示すように、通信制御装置1が搭載されている電子制御装置がLINネットワークのマスタノードとして使用される、つまり電子制御装置がマスタ制御部であるので、CPU331から通信モード制御部15へ出力される通信モード制御信号は、通信制御装置1の通信モードをマスタの設定とすることを指示する旨の情報よりなる。
通信モード制御部15は、当該通信モード制御信号を受け取ると、通信コントローラ11に対して、LINプロトコルに従った通信制御のうちのマスタタスクを実行するように指示する信号を出力する。また、通信モード制御部15は、当該通信モード制御信号を受け取ると、スイッチSW1、SW2をオンに切り替える制御信号をマスタ側終端回路13に出力し、スイッチSW3をオフに切り替える制御信号をスレーブ側終端回路14に出力する。
一方、本実施形態とは異なる場合、つまり通信制御装置1がスレーブ制御部である場合には、通信モード制御信号は、通信制御装置1の通信モードをスレーブの設定とすることを指示する旨の情報よりなる。
通信モード制御部15は、当該通信モード制御信号を受け取ると、通信コントローラ11に対して、LINプロトコルに従った通信制御のうちのスレーブタスクを実行するように指示する信号を出力する。また、通信モード制御部15は、当該通信モード制御信号を受け取ると、スイッチSW1、SW2をオフに切り替える制御信号をマスタ側終端回路13に出力し、スイッチSW3をオンに切り替える制御信号をスレーブ側終端回路14に出力する。
尚、CPU331は、電子制御装置が通常動作(例えば車両のボディ系統の制御)を開始する前に、ROM332やEEPROM333等に予め記憶されている情報であって通信モードをマスタとスレーブの何れに設定するかを示す情報に基づいた通信モード制御信号を、通信モード制御部15へ送信する。当該情報は、電子制御装置と接続された汎用コンピュータ等の管理装置からオペレータによって入力される、或は、当該情報が記憶されたROM332が電子制御装置の基板上に取り付けられることによって、ROM332やEEPROM333に記憶される。
以下、電子制御装置に組み込まれた通信制御装置1によるプロトコル切替処理について、図5(a)のフローチャートに基づいて説明する。
通信制御装置1の通信モード制御部15は、通信制御装置1が搭載されている電子制御装置のCPU331から出力される通信モード制御信号に基づいて、通信コントローラ11のプロトコル設定、及び、LINバス入出力端子12Aに接続される回路(マスタ側終端回路13及びスレーブ側終端回路14)を、マスタ及びスレーブの何れかの設定及び回路に切り替える(SA1)。その後、通信制御装置1を含む電子制御装置は通常動作を開始する(SA2)。
通信制御装置1を電子制御装置の何れかに組み込むことにより、LINネットワークにおいて、当該電子制御装置をマスタノードとスレーブノードの何れとしても使用することができるので、当該電子制御装置の汎用性を高めることができる。
以下、別実施形態について説明する。上述の実施形態では、通信コントローラ11と通信制御装置1の入出力端子間の経路が、LIN送受信ラインのみの場合について説明したが、前記経路が複数、例えば、図6に示すように、汎用非同期送受信ラインとLIN送受信ラインの二つであってもよい。
この場合、通信制御装置1は、通信コントローラ11に汎用非同期送受信部を備えるとともに、通信コントローラ11と通信制御装置1の入出力通信端子1A間の経路を、汎用非同期送受信ラインL1とLIN送受信ラインL2の何れかに切り替えるセレクタ16を備え、通信モード制御部15は、制御部3から出力される通信モード制御信号に基づいてセレクタ16を切替制御するように構成されている。ここで、汎用非同期通信は、調歩同期式の汎用シリアル通信のことである。
通信コントローラ11は、LIN送受信部と汎用非同期送受信部を備えて構成されている。LIN送受信部は、上述の実施形態で説明した通信コントローラ11と同様の処理を実行する。汎用非同期送受信部は、入出力通信端子1Aから入力されてきたシリアルデータを所定長(例えば、1バイト)単位でパラレルデータに変換してCPU331に出力すると共に、CPU331から入力されてきたパラレルデータをシリアルデータに変換して入出力通信端子1Aに出力し、更に、予め設定された汎用非同期通信の通信手順に従って通信制御を実行する。
セレクタ16は、通信コントローラ11への入力を汎用非同期送受信ラインL1とLIN送受信ラインL2の何れかに切り替える第一セレクタ16Aと、入出力通信端子1Aを介しての通信制御装置1の外部への出力を汎用非同期送受信ラインL1とLIN送受信ラインL2の何れかに切り替える第二セレクタ16Bとを備えている。
第一セレクタ16Aは、図7(a)に示すように、一本の伝送線よりなる汎用非同期送受信ラインL1と、二本の伝送線よりなるLIN送受信ラインL2を、スイッチSW4、SW5によって切替可能に構成されている。スイッチSW4、SW5は、通信モード制御部15によって制御される。尚、第一セレクタ16Aと通信コントローラ11の間の二本の伝送線の各々にはバッファ17A、17Bが設けられており、一本の伝送線よりなる汎用非同期送受信ラインL1を送信用として使用するか受信用として使用するかを通信コントローラ11により切替可能に構成されている。
第二セレクタ16Bは、図7(b)に示すように、共に一本の伝送線よりなる汎用非同期送受信ラインL1とLIN送受信ラインL2を切替可能に構成されており、通信モード制御部15によって制御される。
通信モード制御部15は、上述の実施形態で制御していたスイッチSW1、SW2、SW3及び通信コントローラ11に加え、CPU331から入力された通信モード制御信号に基づいて、スイッチSW4、SW5を制御する。
以下に詳述する。通信モード制御信号が汎用非同期送受信ラインL1を使用する旨の情報よりなる場合、当該通信モード制御信号を受け取った通信モード制御部15は、通信コントローラ11に対して、LIN送受信部ではなく汎用非同期送受信部に処理を実行させるように指示する信号を送信する。また、通信モード制御部15は、当該通信モード制御信号を受け取ると、スイッチSW4をオンに切り替えスイッチSW5をオフに切り替える制御信号を第一セレクタ16Aに送信し、スイッチを汎用非同期送受信ラインL1側に切り替える制御信号を第二セレクタ16Bに送信する。
一方、通信モード制御信号がLIN送受信ラインL2を使用する旨の情報よりなる場合、当該通信モード制御信号を受け取った通信モード制御部15は、通信コントローラ11に対して、汎用非同期送受信部ではなくLIN送受信部に処理を実行させるように指示する信号を送信する。尚、通信モード制御部15によるスイッチSW1、SW2、SW3の切替制御は、上述の実施形態と同様である。
上述の構成によれば、当該電子制御装置を、LINネットワークだけでなく汎用非同期通信にも接続することができるので、当該電子制御装置の汎用性を更に高めることができる。
尚、図6の説明では、複数の経路が、汎用非同期送受信ラインとLIN送受信ラインの二つであって、通信モード制御部15は、セレクタ16による経路の切替と共に、LINプロトコルのマスタ側プロトコルとスレーブ側プロトコルの切替も行なう場合、つまり、通信モード制御部15が、経路切替とプロトコル切替の両方を行なう場合について説明した。しかし、通信モード制御部15は、経路切替のみを行なう構成であってもよい。
つまり、通信制御装置は、バスラインで接続される複数の制御部3うちの何れかの制御部3に設置されており、少なくともLIN送受信部及び汎用非同期送受信部を備え何れかの制御部3に接続された通信コントローラ11と、通信コントローラ11とバスラインを接続するLINトランシーバ12と、通信コントローラ11と通信制御装置1の入出力通信端子1A間の経路を少なくとも汎用非同期送受信ラインL1とLIN送受信ラインL2の何れかに切り替えるセレクタ16と、制御部3から出力される通信モード制御信号に基づいてセレクタ16を切替制御する通信モード制御部15を備えて構成されていてもよい。
以上、通信制御装置が車両を制御する電子制御装置に組み込まれた構成について説明したが、次に、通信制御装置が制御部3を評価するシミュレータに組み込まれた構成について説明する。
図8に示すように、シミュレータ4は、評価対象となるマスタ制御部31及び/またはスレーブ制御部32と接続され、これら制御部3から入力される制御情報に基づいて模擬情報を演算し、当該模擬情報を制御部3に出力する。
例えば、評価対象となる制御部3が車両のエンジン制御用の電子制御装置であって、当該電子制御装置によるエンジンの制御について評価する場合、シミュレータ4はエンジンを模擬する。具体的には、シミュレータ4は、制御部3から入力された制御情報としての三相のPWM信号等に基づいて、模擬情報としてのクランクパルス信号等を演算して制御部3へ出力する。
また、LINネットワークにおいて、評価対象となるスレーブ制御部32とマスタ制御部31との通信について評価する場合、例えば、シミュレータ4は、マスタ制御部31を模擬し、スレーブ制御部32からの制御情報に基づいて、当該スレーブ制御部32への返信データを演算して模擬情報として出力する、または、スレーブ制御部32を模擬し、マスタ制御部32からの制御情報に基づいて、当該マスタ制御部32への返信データを演算して模擬情報として出力する
これらの機能を実現するため、シミュレータ4は、接続された制御部3の制御対象または通信対象を模擬するモデル演算部41と、モデル演算部41による論理レベルの演算結果を物理レベルの信号に変換して制御部3と接続する入出力変換ボード42を備え、入出力変換ボード42に通信制御装置1が組み込まれている。尚、モデル演算部41と入出力変換ボード42は、PCIバス43で接続される。
モデル演算部41は、オペレーティングシステムの管理下でアプリケーションを実行するCPU、オペレーティングシステムやアプリケーションであるモデルプログラムが格納されるROMやEEPROM等の第一のメモリ、制御情報や模擬情報等が格納されるRAM等の第二のメモリ、管理装置5と接続するためのLANインタフェース、及び周辺回路等で構成されている。
ここで、管理装置5は、LANインタフェースを介してモデル演算部41の第二のメモリにシミュレーションで使用するテスト用データをロードするとともに、モデル演算部41を統括制御し、シミュレーションの起動、停止、シミュレーション条件の設定の他、制御部3から入力される制御情報を収集して、それらの制御情報を管理装置5に備えられたモニタに表示する。
つまり、モデル演算部41は、管理装置5から入力されたシミュレーション条件の設定情報に基づいた通信モード制御信号を、入出力変換ボード42に組み込まれた通信制御装置1に出力する。
入出力変換ボード42は、CPUやFPGAまたはASIC等を備えた演算ブロック及び演算結果を格納するメモリが設けられ、モデル演算部41で演算された論理的な模擬情報を制御部3に対応した物理的な模擬信号に変換するとともに、制御部3から出力された物理的な制御信号を論理的な制御情報に変換するI/Oボード421と、I/Oボード421と制御部3との間で電源ラインや信号ラインを電気的に整合(信号レベルや信号形態を変換)して中継接続するインタフェース回路が設けられたI/Fボード422とを備えている。
尚、I/Oボード421とI/Fボード422は、シミュレータ4と接続される制御部3との間の通信形態によっては複数設けられることもある。例えば、シミュレータ4が二台の制御部3と接続されており、一方の制御部3とはCANで接続され、他方の制御部3とはLINで接続されている場合、シミュレータ4は、CANプロトコルに対応したI/Oボード421とLINプロトコルに対応したI/Oボード421を備える。
通信制御装置1はI/Oボード421に組み込まれており、図9に示すように、通信コントローラ11と通信モード制御部15がPCIバス43を介してモデル演算部41と接続されている。つまり、通信コントローラ11は、モデル演算部41との間でパラレルデータ等の入出力を行ない、通信モード制御部15は、上述したようにモデル演算部41から通信モード制御信号を受け取る。
シミュレータ4に組み込まれた通信制御装置1は、評価対象となる制御部3との通信に使用されているインタフェースの種類に基づいて、複数の送受信ラインのうちの何れかの送受信ラインを通信経路として使用する。例えば、通信インタフェースがLINである場合、通信モード制御部15は、セレクタ16を制御して、通信コントローラ11と入出力端子1A間の経路を、LIN送受信ラインL2に切り替える。
また、通信制御装置1は、通信インタフェースがLINである場合、評価対象がマスタ制御部31であるかスレーブ制御部32であるかに基づいて、プロトコルと終端回路の切替を行なう。例えば、評価対象がスレーブ制御部32である場合、通信モード制御部15は、LINバス入出力端子12Aにマスタ側終端回路13を接続するとともに通信コントローラ11をマスタ側プロトコルに切り替える。
また、図10に示すように、シミュレータ4に複数の通信制御装置100、200を組み込んでもよい。図10では、通信インタフェースがLINであり、各通信制御装置100、200の夫々が異なるI/Oボード421に組み込まれており、通信制御装置100がLINバスラインを介してマスタ制御部31と接続され、通信制御装置200がLINバスラインを介してスレーブ制御部32と接続されている。
そして、シミュレータ4は、以下に例示する手順で、マスタ制御部31とスレーブ制御部32の間の通信評価を実行する。通信制御装置100は、マスタ制御部31とデータの送受信を行なうので、LINバス入出力端子12Aにスレーブ側終端回路14を接続するとともに通信コントローラ11をスレーブ側プロトコルに切り替える。通信制御装置200は、スレーブ制御部31とデータの送受信を行なうので、LINバス入出力端子12Aにマスタ側終端回路13を接続するとともに通信コントローラ11をマスタ側プロトコルに切り替える。
マスタ制御部31からスレーブ制御部32へのデータ送信評価は、以下に例示する手順で行なう。つまり、通信制御装置100は、マスタ制御部31からのデータを受け取り、PCIバス43を介してモデル演算部41へ出力する。モデル演算部41は、当該データに基づいて所定の演算(例えば当該データへの受信時刻情報の付加)を行ない、演算後のデータをPCIバス43を介して通信制御装置200へ出力する。通信制御装置200は、演算後のデータをスレーブ制御部32へ送信する。
尚、スレーブ制御部32からマスタ制御部31へのデータ送信評価は、上述の逆の手順で行なう。
以下、シミュレータ4に組み込まれた通信制御装置1による経路及びプロトコル切替処理について、図5(b)のフローチャートに基づいて説明する。
通信制御装置1のモデル演算部41は、管理装置5から入力されたシミュレーションの設定情報に基づいた通信モード制御信号を通信モード制御部15に出力する。通信モード制御部15は、通信モード制御信号に基づいて、通信コントローラ11と入出力通信端子1A間の経路を切り替える、つまり使用ポートの設定を行なう(SB1)。また、通信モード制御部15は、通信モード制御信号に基づいて、通信コントローラ11のプロトコル設定、及び、LINバス入出力端子12Aに接続される回路(マスタ側終端回路13及びスレーブ側終端回路14)を、マスタ及びスレーブの何れかの設定及び回路に切り替える(SB2)。その後、シミュレータ4は、接続されている評価対象の各制御部3にテスト用データを転送し(SB3)、シミュレーションを開始する(SB4)。
上述の構成によれば、シミュレータ4は、LINネットワークにおけるマスタ制御部31とスレーブ制御部32の何れの評価をも実行できると共に、汎用非同期送受信ラインを介して接続された制御部3の評価も実行できる。つまり、上述の構成によれば、シミュレータの汎用性を高めることができる。また、使用する入出力変換ボード42の数を減らすこともできる。
尚、上述の実施形態は、本発明の一例に過ぎず、本発明の作用効果を奏する範囲において各ブロックの具体的構成等は適宜変更設計できることは言うまでもない。
LINネットワークのブロック構成図 電子制御装置に組み込まれた通信制御装置のブロック構成図 LINトランシーバのブロック構成図 スレーブ側終端回路の回路図 (a)は電子制御装置に組み込まれた通信制御装置によるプロトコル切替処理について説明するためのフローチャート、(b)はシミュレータに組み込まれた通信制御装置による経路及びプロトコル切替処理について説明するためのフローチャート セレクタを備えた通信制御装置のブロック構成図 (a)は第一セレクタの回路図、(b)は第二セレクタの回路図 シミュレータのブロック構成図 シミュレータに組み込まれた通信制御装置のブロック構成図 複数の通信制御装置が組み込まれたシミュレータのブロック構成図
符号の説明
1:通信制御装置
2:LINバスライン
3:制御部
4:シミュレータ
11:通信コントローラ
12:LINトランシーバ
12A:LINバス入出力端子
13:マスタ側終端回路
14:スレーブ側終端回路
15:通信モード制御部
16:セレクタ
31:マスタ制御部
32:スレーブ制御部
41:モデル演算部
42:入出力変換ボード

Claims (4)

  1. LINバスラインで接続されるマスタ制御部とスレーブ制御部の何れかに設置される通信制御装置であって、
    前記マスタ制御部またはスレーブ制御部の何れかの制御部に接続される通信コントローラと、前記通信コントローラと前記LINバスラインを接続するLINトランシーバと、前記LINトランシーバのLINバス入出力端子に接続可能なマスタ側終端回路及びスレーブ側終端回路と、前記制御部から出力される通信モード制御信号に基づいて、前記LINバス入出力端子に前記マスタ側終端回路を接続するとともに前記通信コントローラをマスタ側プロトコルで動作させるか、前記LINバス入出力端子に前記スレーブ側終端回路を接続するとともに前記通信コントローラをスレーブ側プロトコルで動作させるかを選択する通信モード制御部を備えていることを特徴とする通信制御装置。
  2. 前記通信コントローラに汎用非同期送受信部を備えるとともに、前記通信コントローラと前記通信制御装置の入出力通信端子間の経路を、汎用非同期送受ラインとLIN送受信ラインの何れかに切り替えるセレクタを備え、前記通信モード制御部は、前記制御部から出力される通信モード制御信号に基づいて前記セレクタを切替制御することを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  3. 前記マスタ制御部とスレーブ制御部が車両を制御する電子制御装置であり、請求項1または2記載の通信制御装置が前記電子制御装置の何れかに組み込まれていることを特徴とする車両制御装置。
  4. 前記マスタ制御部及び/またはスレーブ制御部と接続されるシミュレータであって、接続された制御部の制御対象または通信対象を模擬するモデル演算部と、前記モデル演算部による論理レベルの演算結果を物理レベルの信号に変換して前記制御部と接続する入出力変換ボードを備え、前記入出力変換ボードに請求項1または2記載の通信制御装置が組み込まれていることを特徴とするシミュレータ。
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