JP2000335331A - 車両の制御装置 - Google Patents
車両の制御装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】
【解決手段】車両に搭載される複数の制御ユニット１〜
５と、各制御ユニット１〜５に必要なデータを一括管理
するデータ記憶ユニット７と、これらの制御ユニット１
〜５およびデータ記憶ユニット７の間でデータ通信を行
うための手段（６,８〜１２,２８など）と、を備える。
データ記憶ユニット７は、外部記憶管理装置３３と接続
可能なインタフェイス３１と、外部記憶管理装置３３か
らの書き込み要求を受けるとそのデータを配信可能に格
納処理する手段（図４）と、を備える。データ記憶ユニ
ット７は、外部記憶管理装置３３からのデータ確認要求
を受けるとこれに対応する格納データを外部記憶管理装
置３３へ送信処理する手段（図６）を備える。データ記
憶ユニット７は、各制御ユニット１〜５からのデータ登
録要求を受けるとそのデータを配信可能に格納処理する
手段（図１１）を備える。
５と、各制御ユニット１〜５に必要なデータを一括管理
するデータ記憶ユニット７と、これらの制御ユニット１
〜５およびデータ記憶ユニット７の間でデータ通信を行
うための手段（６,８〜１２,２８など）と、を備える。
データ記憶ユニット７は、外部記憶管理装置３３と接続
可能なインタフェイス３１と、外部記憶管理装置３３か
らの書き込み要求を受けるとそのデータを配信可能に格
納処理する手段（図４）と、を備える。データ記憶ユニ
ット７は、外部記憶管理装置３３からのデータ確認要求
を受けるとこれに対応する格納データを外部記憶管理装
置３３へ送信処理する手段（図６）を備える。データ記
憶ユニット７は、各制御ユニット１〜５からのデータ登
録要求を受けるとそのデータを配信可能に格納処理する
手段（図１１）を備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両に搭載され
る複数の制御ユニットに必要なデータを一括管理するデ
ータ記憶ユニットを備える制御装置に関する。
る複数の制御ユニットに必要なデータを一括管理するデ
ータ記憶ユニットを備える制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車など車両にあっては、複数の制御
ユニットを備える場合、これらの制御内容が互いに干渉
するのを避けるため、いわゆる協調制御を実現する上か
ら、車両に搭載の制御ユニットに対して有無を確認し、
この構成データに基づいて各制御ユニットが他の制御ユ
ニットとの関係から制御内容を変えるように設定したも
のがある（特開平３−２４３４２６号）。車両の自動変
速装置においては、ユーザの個々にマッチした変速特性
が得られるよう、パラメータを記憶する手段にフラッシ
ュメモリを使用し、パラメータの書き換えも任意に行え
るようにしたものがある（特開平７−１２１８９号）。
ユニットを備える場合、これらの制御内容が互いに干渉
するのを避けるため、いわゆる協調制御を実現する上か
ら、車両に搭載の制御ユニットに対して有無を確認し、
この構成データに基づいて各制御ユニットが他の制御ユ
ニットとの関係から制御内容を変えるように設定したも
のがある（特開平３−２４３４２６号）。車両の自動変
速装置においては、ユーザの個々にマッチした変速特性
が得られるよう、パラメータを記憶する手段にフラッシ
ュメモリを使用し、パラメータの書き換えも任意に行え
るようにしたものがある（特開平７−１２１８９号）。
【０００３】
【従来の技術】前者の従来例においても、後者の従来例
と同じく、各ユニットの制御に必要なパラメータは個別
的に設定しなければならない。そのため、生産管理の面
からは、車両に搭載の各制御ユニットについて、車種毎
に設定が異なるものを用意する必要があり、とくに生産
台数の少ない車種においては、コストアップの要因とな
るという不具合があった。
と同じく、各ユニットの制御に必要なパラメータは個別
的に設定しなければならない。そのため、生産管理の面
からは、車両に搭載の各制御ユニットについて、車種毎
に設定が異なるものを用意する必要があり、とくに生産
台数の少ない車種においては、コストアップの要因とな
るという不具合があった。
【０００４】この発明は、このような不具合を解決する
ための有効な対策手段の提供を目的とする。
ための有効な対策手段の提供を目的とする。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】第１の発明では、車両
に搭載される複数の制御ユニットと、各制御ユニットに
必要なデータを一括管理するデータ記憶ユニットと、こ
れらの制御ユニットおよびデータ記憶ユニットの間でデ
ータ通信を行うための手段と、を備える。
に搭載される複数の制御ユニットと、各制御ユニットに
必要なデータを一括管理するデータ記憶ユニットと、こ
れらの制御ユニットおよびデータ記憶ユニットの間でデ
ータ通信を行うための手段と、を備える。
【０００６】第２の発明では、第１の発明におけるデー
タ記憶ユニットは、外部記憶管理装置と接続可能なイン
タフェイスと、外部記憶管理装置からの書き込み要求を
受けるとそのデータを配信可能に格納処理する手段と、
を備える。
タ記憶ユニットは、外部記憶管理装置と接続可能なイン
タフェイスと、外部記憶管理装置からの書き込み要求を
受けるとそのデータを配信可能に格納処理する手段と、
を備える。
【０００７】第３の発明では、第１の発明におけるデー
タ記憶ユニットは、外部記憶管理装置と接続可能なイン
タフェイスと、外部記憶管理装置からのデータ確認要求
を受けるとこれに対応する格納データを外部記憶管理装
置へ送信処理する手段と、を備える。
タ記憶ユニットは、外部記憶管理装置と接続可能なイン
タフェイスと、外部記憶管理装置からのデータ確認要求
を受けるとこれに対応する格納データを外部記憶管理装
置へ送信処理する手段と、を備える。
【０００８】第４の発明では、第１の発明におけるデー
タ記憶ユニットは、各制御ユニットからのデータ登録要
求を受けるとそのデータを配信可能に格納処理する手段
を備える。
タ記憶ユニットは、各制御ユニットからのデータ登録要
求を受けるとそのデータを配信可能に格納処理する手段
を備える。
【０００９】
【発明の効果】第１の発明では、車両に搭載される各制
御ユニットのパラメータを含むデータは、データ記憶ユ
ニットによりデータ通信手段を介して一括管理されるた
め、各制御ユニットに対するパラメータなどの個別的な
設定が不要となる。つまり、データ記憶ユニットにの
み、各制御ユニットのパラメータなどデータ設定を行え
ば良く、生産管理コストの低下をもたらす効果が大き
い。
御ユニットのパラメータを含むデータは、データ記憶ユ
ニットによりデータ通信手段を介して一括管理されるた
め、各制御ユニットに対するパラメータなどの個別的な
設定が不要となる。つまり、データ記憶ユニットにの
み、各制御ユニットのパラメータなどデータ設定を行え
ば良く、生産管理コストの低下をもたらす効果が大き
い。
【００１０】第２の発明では、データ記憶ユニットに外
部記憶管理装置を接続することにより、外部記憶管理装
置から各制御ユニットに必要なデータの書き込みが容易
に行えるようになる。
部記憶管理装置を接続することにより、外部記憶管理装
置から各制御ユニットに必要なデータの書き込みが容易
に行えるようになる。
【００１１】第３の発明では、データ記憶ユニットに外
部記憶管理装置を接続することにより、外部記憶管理装
置から設定データの有無が容易に確認できるようにな
る。
部記憶管理装置を接続することにより、外部記憶管理装
置から設定データの有無が容易に確認できるようにな
る。
【００１２】第４の発明では、各制御ユニットの処理し
たデータ（車両の積載量など）も、データ登録要求の発
生により、データ記憶ユニットに格納できると共に、こ
れらのデータも必要に応じて各制御に利用できるように
なる。
たデータ（車両の積載量など）も、データ登録要求の発
生により、データ記憶ユニットに格納できると共に、こ
れらのデータも必要に応じて各制御に利用できるように
なる。
【００１３】
【発明の実施の形態】図１において、１はエンジン制御
ユニット、２はトランスミッション（およびクラッチ）
制御ユニット、３はブレーキ制御ユニット、４はサスペ
ンション制御ユニット、５はその他の制御ユニットであ
り、各ユニット１〜５の制御に必要なデータを一括管理
するデータ記憶ユニットが設けられる。これらの制御ユ
ニット１〜５およびデータ記憶ユニットの間にデータ通
信のネットワーク６（通信回線）が構築される。
ユニット、２はトランスミッション（およびクラッチ）
制御ユニット、３はブレーキ制御ユニット、４はサスペ
ンション制御ユニット、５はその他の制御ユニットであ
り、各ユニット１〜５の制御に必要なデータを一括管理
するデータ記憶ユニットが設けられる。これらの制御ユ
ニット１〜５およびデータ記憶ユニットの間にデータ通
信のネットワーク６（通信回線）が構築される。
【００１４】なお、エンジン制御ユニット１は、制御に
必要なセンサ類の検出信号に基づいて、エンジン燃料噴
射ポンプのガバナ装置を制御する。トランスミッション
（およびクラッチ）制御ユニット２は、同じく車両の変
速（ギヤシフト機構およびクラッチ装置）を制御する。
ブレーキ制御ユニット３は、同じく各車輪のブレーキ装
置を制御する。サスペンション制御ユニット４は、同じ
く車両のサスペンション特性（バネ特性）を制御する。
必要なセンサ類の検出信号に基づいて、エンジン燃料噴
射ポンプのガバナ装置を制御する。トランスミッション
（およびクラッチ）制御ユニット２は、同じく車両の変
速（ギヤシフト機構およびクラッチ装置）を制御する。
ブレーキ制御ユニット３は、同じく各車輪のブレーキ装
置を制御する。サスペンション制御ユニット４は、同じ
く車両のサスペンション特性（バネ特性）を制御する。
【００１５】各制御ユニット１〜５は、データ通信ネッ
トワーク６に接続する通信インタフェース８〜１２と、
パラメータを含むデータを配信可能に格納するための記
憶手段１３〜１７と、各自の制御を司るためのＣＰＵ１
８〜２２と、制御対象となるアクチュエータおよびその
制御に必要なセンサ類に接続する入出力インタフェース
２３〜２７と、が備えられる。
トワーク６に接続する通信インタフェース８〜１２と、
パラメータを含むデータを配信可能に格納するための記
憶手段１３〜１７と、各自の制御を司るためのＣＰＵ１
８〜２２と、制御対象となるアクチュエータおよびその
制御に必要なセンサ類に接続する入出力インタフェース
２３〜２７と、が備えられる。
【００１６】データ記憶ユニット７は、データ通信ネッ
トワーク６に接続する通信インタフェース２８と、各ユ
ニット１〜５の制御に必要なパラメータを含むデータを
配信可能に格納するための記憶手段２９と、制御（情報
処理）を司るためのＣＰＵ３０と、外部記憶管理装置３
３に専用コネクタ３２を介して接続可能な入出力インタ
フェース３１と、が備えられる。
トワーク６に接続する通信インタフェース２８と、各ユ
ニット１〜５の制御に必要なパラメータを含むデータを
配信可能に格納するための記憶手段２９と、制御（情報
処理）を司るためのＣＰＵ３０と、外部記憶管理装置３
３に専用コネクタ３２を介して接続可能な入出力インタ
フェース３１と、が備えられる。
【００１７】外部記憶管理装置３３は、図示しない入力
操作手段および表示手段（モニタおよびプリンタ）が備
えられる。そして、データ記憶ユニット７に専用コネク
タを３２介して接続すると、入力操作手段および表示手
段により、データ記憶ユニット７に対するデータ（各ユ
ニット１〜５の制御に必要なパラメータなど）の書き込
みおよび既存データ（格納データ）の確認が行えるよう
になっている（図２参照）。
操作手段および表示手段（モニタおよびプリンタ）が備
えられる。そして、データ記憶ユニット７に専用コネク
タを３２介して接続すると、入力操作手段および表示手
段により、データ記憶ユニット７に対するデータ（各ユ
ニット１〜５の制御に必要なパラメータなど）の書き込
みおよび既存データ（格納データ）の確認が行えるよう
になっている（図２参照）。
【００１８】データ記憶ユニット７は、各制御ユニット
１〜５との間において、データ通信ネットワーク６を介
する送受信により、制御ユニット１〜５から配信要求を
受けるとこれに該当する既存データを配信すると共に、
制御ユニット１〜５から登録要求を受けるとその受信デ
ータを配信可能に格納する。つまり、制御ユニット１〜
５の要求に応じてデータの配信および登録が行えるよう
になっている。
１〜５との間において、データ通信ネットワーク６を介
する送受信により、制御ユニット１〜５から配信要求を
受けるとこれに該当する既存データを配信すると共に、
制御ユニット１〜５から登録要求を受けるとその受信デ
ータを配信可能に格納する。つまり、制御ユニット１〜
５の要求に応じてデータの配信および登録が行えるよう
になっている。
【００１９】図２において、外部記憶管理装置３３によ
ってデータ管理ユニット７に与えられる書き込みパラメ
ータとしては、車両緒元（全長、全高、全幅、ホイール
ベース、トレッド、空車重量、重心点、トランスミッシ
ョンの変速段数、各速段のギヤ比など）、制御マップ
（エンジンのガバナ特性、エンジンの最高回転速度、エ
ンジンのトルク特性、トランスミッションの変速ポイン
ト、最高速度など）、ばらつき管理（アクチュエータ特
性、センサ特性など）、履歴管理（パラメータの書き換
え履歴など）、が挙げられる。各制御ユニット１〜５か
らデータ管理ユニット７に与えられる登録データとして
は、各演算処理データ（推定車両総重量、路面摩擦係
数、路面勾配など）、が挙げられる。
ってデータ管理ユニット７に与えられる書き込みパラメ
ータとしては、車両緒元（全長、全高、全幅、ホイール
ベース、トレッド、空車重量、重心点、トランスミッシ
ョンの変速段数、各速段のギヤ比など）、制御マップ
（エンジンのガバナ特性、エンジンの最高回転速度、エ
ンジンのトルク特性、トランスミッションの変速ポイン
ト、最高速度など）、ばらつき管理（アクチュエータ特
性、センサ特性など）、履歴管理（パラメータの書き換
え履歴など）、が挙げられる。各制御ユニット１〜５か
らデータ管理ユニット７に与えられる登録データとして
は、各演算処理データ（推定車両総重量、路面摩擦係
数、路面勾配など）、が挙げられる。
【００２０】なお、データ管理ユニット７に走行データ
や各制御ユニット１〜５の異常判定などを逐次記録し、
後処理による解析を実行する手段を追加しても良い。
や各制御ユニット１〜５の異常判定などを逐次記録し、
後処理による解析を実行する手段を追加しても良い。
【００２１】外部記憶管理装置３３とデータ記憶ユニッ
ト７との間で行われる情報処理を説明するのが図３〜図
６のフローチャートであり、図３は外部記憶管理装置３
３で行われるパラメータの書き込みに係る処理、図４は
データ記憶ユニット７で行われるパラメータの書き込み
に係る処理、図５は外部記憶管理装置で行われる既存デ
ータ（データ記憶ユニットの格納データ）の確認に係る
処理、図６はデータ記憶ユニットで行われる既存データ
の確認に係る処理、をそれぞれ表す。
ト７との間で行われる情報処理を説明するのが図３〜図
６のフローチャートであり、図３は外部記憶管理装置３
３で行われるパラメータの書き込みに係る処理、図４は
データ記憶ユニット７で行われるパラメータの書き込み
に係る処理、図５は外部記憶管理装置で行われる既存デ
ータ（データ記憶ユニットの格納データ）の確認に係る
処理、図６はデータ記憶ユニットで行われる既存データ
の確認に係る処理、をそれぞれ表す。
【００２２】図３において、外部記憶管理装置３３は、
データ管理ユニット７に接続確認要求メッセージＭ１を
送信し、データ管理ユニット７からメッセージＭ１に対
応する準備完了メッセージＭ２を受信すると、入力操作
に応じたパラメータＮｏ.のデータと共に送信メッセー
ジＭ４を送信する（ステップ１〜ステップ４）。この処
理は終了信号の入力まで繰り返され、送信の終了を判定
すると、データ記憶ユニット７に終了メッセージＭ３を
送信する（ステップ５,ステップ６）。
データ管理ユニット７に接続確認要求メッセージＭ１を
送信し、データ管理ユニット７からメッセージＭ１に対
応する準備完了メッセージＭ２を受信すると、入力操作
に応じたパラメータＮｏ.のデータと共に送信メッセー
ジＭ４を送信する（ステップ１〜ステップ４）。この処
理は終了信号の入力まで繰り返され、送信の終了を判定
すると、データ記憶ユニット７に終了メッセージＭ３を
送信する（ステップ５,ステップ６）。
【００２３】図４において、データ記憶ユニット７は、
外部記憶管理装置３３からの接続確認要求メッセージＭ
１を受信すると、受信準備が整ったときに準備完了メッ
セージＭ２を送信する（ステップ１０〜ステップ１
２）。外部記憶管理装置３３からパラメータＮｏ.のデ
ータと共に送信メッセージＭ４を受信すると、パラメー
タＮｏ.と共にデータを配信可能および書き換え可能に
格納するのであり、この処理は外部記憶管理装置３３か
らの終了メッセージＭ３を受信するまで繰り返される
（ステップ１３〜ステップ１６）。
外部記憶管理装置３３からの接続確認要求メッセージＭ
１を受信すると、受信準備が整ったときに準備完了メッ
セージＭ２を送信する（ステップ１０〜ステップ１
２）。外部記憶管理装置３３からパラメータＮｏ.のデ
ータと共に送信メッセージＭ４を受信すると、パラメー
タＮｏ.と共にデータを配信可能および書き換え可能に
格納するのであり、この処理は外部記憶管理装置３３か
らの終了メッセージＭ３を受信するまで繰り返される
（ステップ１３〜ステップ１６）。
【００２４】図５において、外部記憶管理装置３３は、
データ記憶ユニット７に接続確認要求メッセージＭ１を
送信し、データ記憶ユニット７からメッセージＭ１に対
応する準備完了メッセージＭ２を受信すると、入力操作
に応じたパラメータＮｏ.と共に送信メッセージＭ４を
送信する（ステップ２０〜ステップ２３）。そして、デ
ータ記憶ユニット７からメッセージＭ４に対応するパラ
メータＮｏ.のデータを受信すると共に、そのデータを
モニタ（および必要に応じてプリンタ）に表示する（ス
テップ２４,ステップ２５）。この処理は終了信号の入
力まで繰り返され、終了を判定すると、データ記憶ユニ
ット７に終了メッセージＭ３を送信する（ステップ２
６,ステップ２７）。
データ記憶ユニット７に接続確認要求メッセージＭ１を
送信し、データ記憶ユニット７からメッセージＭ１に対
応する準備完了メッセージＭ２を受信すると、入力操作
に応じたパラメータＮｏ.と共に送信メッセージＭ４を
送信する（ステップ２０〜ステップ２３）。そして、デ
ータ記憶ユニット７からメッセージＭ４に対応するパラ
メータＮｏ.のデータを受信すると共に、そのデータを
モニタ（および必要に応じてプリンタ）に表示する（ス
テップ２４,ステップ２５）。この処理は終了信号の入
力まで繰り返され、終了を判定すると、データ記憶ユニ
ット７に終了メッセージＭ３を送信する（ステップ２
６,ステップ２７）。
【００２５】図６において、データ記憶ユニット７は、
外部記憶管理装置３３から接続確認要求メッセージＭ１
を受信すると、受信準備が整ったときに準備完了メッセ
ージＭ２を送信する（ステップ３０〜ステップ３２）。
外部記憶管理装置３３からパラメータＮｏ.と共に送信
メッセージＭ４を受信すると、そのパラメータＮｏ.に
対応する既存データを検索して送信メッセージＭ４と共
に送信するのであり、この処理は外部記憶管理装置３３
から終了メッセージＭ３を受信するまで繰り返される
（ステップ３３〜ステップ３６）。
外部記憶管理装置３３から接続確認要求メッセージＭ１
を受信すると、受信準備が整ったときに準備完了メッセ
ージＭ２を送信する（ステップ３０〜ステップ３２）。
外部記憶管理装置３３からパラメータＮｏ.と共に送信
メッセージＭ４を受信すると、そのパラメータＮｏ.に
対応する既存データを検索して送信メッセージＭ４と共
に送信するのであり、この処理は外部記憶管理装置３３
から終了メッセージＭ３を受信するまで繰り返される
（ステップ３３〜ステップ３６）。
【００２６】データ記憶ユニット７と各制御ユニット１
〜５の間で行われる情報処理を説明するのが図７〜図１
１のフローチャートであり、図７は各制御ユニット１〜
５で行われるパラメータの配信要求に係る処理、図８は
データ記憶ユニット７で行われるパラメータの送信（配
信）に係る処理、図９は各制御ユニット１〜５で行われ
るパラメータの受信に係る処理、図１０は各制御ユニッ
ト１〜５で行われるデータの登録要求に係る処理、図１
１はデータ記憶ユニット７で行われるデータ登録に係る
処理、をそれぞれ表す。
〜５の間で行われる情報処理を説明するのが図７〜図１
１のフローチャートであり、図７は各制御ユニット１〜
５で行われるパラメータの配信要求に係る処理、図８は
データ記憶ユニット７で行われるパラメータの送信（配
信）に係る処理、図９は各制御ユニット１〜５で行われ
るパラメータの受信に係る処理、図１０は各制御ユニッ
ト１〜５で行われるデータの登録要求に係る処理、図１
１はデータ記憶ユニット７で行われるデータ登録に係る
処理、をそれぞれ表す。
【００２７】図７において、制御ユニット１〜５は、パ
ラメータの配信が必要になるとその要求メッセージＭ５
をデータ管理ユニット７へ送信する（ステップ４０）。
図８において、データ記憶ユニット７は、制御ユニット
１〜５から配信要求メッセージＭ５を受信すると、これ
に対応するパラメータＮｏ.のデータを検索して送信メ
ッセージＭ４と共に送信する（ステップ５０,ステップ
５１）。図９において、制御ユニット１〜５は、データ
記憶ユニット７から送信メッセージＭ４を受信すると、
パラメータＮｏ.と共にデータを情報ＩＤに対応するメ
モリに格納する（ステップ６０〜ステップ６２）。
ラメータの配信が必要になるとその要求メッセージＭ５
をデータ管理ユニット７へ送信する（ステップ４０）。
図８において、データ記憶ユニット７は、制御ユニット
１〜５から配信要求メッセージＭ５を受信すると、これ
に対応するパラメータＮｏ.のデータを検索して送信メ
ッセージＭ４と共に送信する（ステップ５０,ステップ
５１）。図９において、制御ユニット１〜５は、データ
記憶ユニット７から送信メッセージＭ４を受信すると、
パラメータＮｏ.と共にデータを情報ＩＤに対応するメ
モリに格納する（ステップ６０〜ステップ６２）。
【００２８】図１０において、演算処理データなど登録
の必要になると、パラメータ登録のメッセージＭ６をデ
ータ記憶ユニット７に送信し、その許可メッセージＭ７
を受信すると、パラメータＮｏ.およびデータを送信メ
ッセージＭ４と共に送信する（ステップ７０〜ステップ
７２）。図１１において、データ記憶ユニット７は、制
御ユニット１〜５からパラメータ登録のメッセージＭ６
を受信すると、その許可メッセージ信号Ｍ７を送信する
（ステップ８０,ステップ８１）。そして、制御ユニッ
ト１〜５からパラメータＮｏ.のデータと共に送信メッ
セージＭ４を受信すると、パラメータＮｏ.と共にデー
タを配信可能および書き換え可能に格納する（ステップ
８２,ステップ８３）。図１２はエンジンキーのオンに
よって起動するメインフローを説明するものであり、デ
ータ記憶ユニット７は、各ユニット１〜５の制御に必要
なパラメータを含むデータが格納済みかどうかを確認す
る（ステップ９０）。格納済みのときは、データに基づ
いて、制御ユニット１〜５の搭載をそのユニットＮｏ.
順に確認する。すなわち、ユニットＮＯ.に１をセット
すると共に、その接続確認要求のメッセージＭ１を送信
する（ステップ９１，ステップ９２）。制御ユニット１
からの接続（準備）完了のメッセージＭ２を受信する
と、制御ユニット１の搭載を登録する（ステップ〜ステ
ップ）。なお、制御ユニット１のメッセージＭ２が受信
されない場合、制御ユニット１の搭載は登録されない。
の必要になると、パラメータ登録のメッセージＭ６をデ
ータ記憶ユニット７に送信し、その許可メッセージＭ７
を受信すると、パラメータＮｏ.およびデータを送信メ
ッセージＭ４と共に送信する（ステップ７０〜ステップ
７２）。図１１において、データ記憶ユニット７は、制
御ユニット１〜５からパラメータ登録のメッセージＭ６
を受信すると、その許可メッセージ信号Ｍ７を送信する
（ステップ８０,ステップ８１）。そして、制御ユニッ
ト１〜５からパラメータＮｏ.のデータと共に送信メッ
セージＭ４を受信すると、パラメータＮｏ.と共にデー
タを配信可能および書き換え可能に格納する（ステップ
８２,ステップ８３）。図１２はエンジンキーのオンに
よって起動するメインフローを説明するものであり、デ
ータ記憶ユニット７は、各ユニット１〜５の制御に必要
なパラメータを含むデータが格納済みかどうかを確認す
る（ステップ９０）。格納済みのときは、データに基づ
いて、制御ユニット１〜５の搭載をそのユニットＮｏ.
順に確認する。すなわち、ユニットＮＯ.に１をセット
すると共に、その接続確認要求のメッセージＭ１を送信
する（ステップ９１，ステップ９２）。制御ユニット１
からの接続（準備）完了のメッセージＭ２を受信する
と、制御ユニット１の搭載を登録する（ステップ〜ステ
ップ）。なお、制御ユニット１のメッセージＭ２が受信
されない場合、制御ユニット１の搭載は登録されない。
【００２９】そして、ユニットＮｏ.を＋１にセット
（制御ユニット２の搭載確認に移行）する（ステップ９
５）のであり、格納データに対応するすべての制御ユニ
ット１〜５について、これらの搭載確認が終了するまで
ステップ９２〜ステップ９５の処理を繰り返し実行す
る。この確認処理が終了すると、ステップ９７におい
て、既述の各処理（図３〜図１１）が行われる。
（制御ユニット２の搭載確認に移行）する（ステップ９
５）のであり、格納データに対応するすべての制御ユニ
ット１〜５について、これらの搭載確認が終了するまで
ステップ９２〜ステップ９５の処理を繰り返し実行す
る。この確認処理が終了すると、ステップ９７におい
て、既述の各処理（図３〜図１１）が行われる。
【００３０】図１３は外部記憶管理装置とデータ記憶ユ
ニットとの間および各制御ユニットとデータ記憶ユニッ
トとの間で行われるデータ通信（図３〜図１２）におけ
る、通信メッセージの具体例を表すものである。たとえ
ば、図３のメッセージＭ４は、０００４−００−９９−
７Ａ−１２−３４、図８のＭ４は、０００４−０１−０
０−７Ａ−１２−３４、となる。なお、外部記憶管理装
置３３、データ記憶ユニット７、各制御ユニット１〜
５、のコードＮｏ.は、００，９９，０１〜０５、と設
定される（欄外参照）。
ニットとの間および各制御ユニットとデータ記憶ユニッ
トとの間で行われるデータ通信（図３〜図１２）におけ
る、通信メッセージの具体例を表すものである。たとえ
ば、図３のメッセージＭ４は、０００４−００−９９−
７Ａ−１２−３４、図８のＭ４は、０００４−０１−０
０−７Ａ−１２−３４、となる。なお、外部記憶管理装
置３３、データ記憶ユニット７、各制御ユニット１〜
５、のコードＮｏ.は、００，９９，０１〜０５、と設
定される（欄外参照）。
【図１】この発明の実施形態を表す概要図である。
【図２】同じくデータの流れを例示する説明図である。
【図３】同じく情報処理を説明するフローチャートであ
る。
る。
【図４】同じく情報処理を説明するフローチャートであ
る。
る。
【図５】同じく情報処理を説明するフローチャートであ
る。
る。
【図６】同じく情報処理を説明するフローチャートであ
る。
る。
【図７】同じく情報処理を説明するフローチャートであ
る。
る。
【図８】同じく情報処理を説明するフローチャートであ
る。
る。
【図９】同じく情報処理を説明するフローチャートであ
る。
る。
【図１０】同じく情報処理を説明するフローチャートで
ある。
ある。
【図１１】同じく情報処理を説明するフローチャートで
ある。
ある。
【図１２】同じく情報処理を説明するフローチャートで
ある。
ある。
【図１３】同じく通信メッセージを例示する図表であ
る。
る。
１〜５ 制御ユニット ７ データ記憶ユニット ３３ 外部記憶管理装置
Claims (4)
- 【請求項１】車両に搭載される複数の制御ユニットと、
各制御ユニットに必要なデータを一括管理するデータ記
憶ユニットと、これらの制御ユニットおよびデータ記憶
ユニットの間でデータ通信を行うための手段と、を備え
たことを特徴とする車両の制御装置。 - 【請求項２】データ記憶ユニットは、外部記憶管理装置
と接続可能なインタフェイスと、外部記憶管理装置から
の書き込み要求を受けるとそのデータを配信可能に格納
処理する手段と、を備えたことを特徴とする請求項１に
記載の制御装置。 - 【請求項３】データ記憶ユニットは、外部記憶管理装置
と接続可能なインタフェイスと、外部記憶管理装置から
のデータ確認要求を受けるとこれに対応する格納データ
を外部記憶管理装置へ送信処理する手段と、を備えたこ
とを特徴とする請求項１に記載の制御装置。 - 【請求項４】データ記憶ユニットは、各制御ユニットか
らのデータ登録要求を受けるとそのデータを配信可能に
格納処理する手段を備えたことを特徴とする請求項１に
記載の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11146005A JP2000335331A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 車両の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11146005A JP2000335331A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 車両の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000335331A true JP2000335331A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15397955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11146005A Pending JP2000335331A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 車両の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000335331A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-05-26 JP JP11146005A patent/JP2000335331A/ja active Pending
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