JP4166318B2 - 電力増幅器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話などに用いられるプッシュプル動作する電力増幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、同一半導体チップ上に形成されたプッシュプル電力増幅器は図5のブロック図に示した構成のものが考えられる。図5において、入力端子51から信号を入力すると、入力側バラン回路52により等電力で互いの位相差を180度とする2つの信号に分配される。分配された信号の一方は第1の入力整合回路53でインピーダンス整合され、第1のトランジスタ54で増幅された後、第1の出力整合回路55でインピーダンス整合され、出力側バラン回路56の2つの入力のうちの一方に入力される。同様に分配された信号の他方は第2の入力整合回路57でインピーダンス整合され、第2のトランジスタ58で増幅された後、第2の出力整合回路59でインピーダンス整合され、出力側バラン回路56の入力のうちの他方に入力される。
【0003】
出力側バラン回路56では、第1の出力整合回路55からの入力と第2の出力整合回路59からの入力との位相差を180度とするため同相で合成されて出力端子60から信号を出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図5に示した構成のプッシュプル電力増幅器では、低出力時に効率が低下するという課題がある。また、全ての構成要素を同一半導体チップ上に構成した場合には、出力側バラン回路における損失が大きくなり電力利得が小さくなってしまうという課題があった。
【0005】
本発明は、従来の電力増幅器のこのような課題を考慮し、高出力時にプッシュプル動作する増幅器の一方を低出力時にオフにすることで効率を高めるとともに、同一半導体チップ上に構成した場合に損失を小さくして電力利得を大きくすることのできる電力増幅器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の本発明は、信号を入力する入力端子と、その入力信号を等電力で互いの位相差を180度とする2つの信号に分配して出力する入力信号分配手段と、その入力信号分配手段の一方の出力信号の導通・非導通を切り換える第1の信号オンオフ選択手段と、その第1の信号オンオフ選択手段からの信号を増幅し、出力整合回路を有する第1の増幅手段と、その第1の増幅手段から出力される信号の導通・非導通を切り換える第2の信号オンオフ選択手段と、入力信号分配手段のもう一方の出力信号を増幅し、出力整合回路を有する第2の増幅手段と、第2の信号オンオフ選択手段の出力と第2の増幅手段の出力とを互いの位相差を180度として合成する出力信号合成手段と、その合成された信号を出力する出力端子と、少なくとも第1の増幅手段のオンオフを切り換えるバイアスオンオフ手段とを備え、高出力時には、第1及び第2の信号オンオフ選択手段をオンにするとともに、バイアスオンオフ手段をオンして第1及び第2の増幅手段によるプッシュプル動作を行い、低出力時には、第1及び第2の信号オンオフ選択手段をオフにするとともに、バイアスオンオフ手段により第1の増幅手段をオフとして第2の増幅手段によるシングルエンド動作を行い、入力信号分配手段は、ソースを接地した第1のFETと、ゲートを接地した第2のFETと、インピーダンスを切り換え可能なスイッチ回路とを有するアクティブバラン回路であり、第1のFETのゲートはスイッチ回路を介して第2のFETのソースに接続され、第1の信号オンオフ選択手段が第2のFETのオンオフで実現される電力増幅器である。
【0007】
請求項の本発明は、上記構成とすることにより、入力信号分配手段に接続された第1の信号オンオフ選択手段を第2のFETのオンオフで実現することが可能となり回路構成を簡素化することができる。
【0009】
請求項の本発明は、請求項1と2に記載の発明において、アクティブバラン回路の構成を第1のFETのバイアスコントロール回路を有し、バイアスコントロール回路により変化させたインピーダンスの違いでインピーダンスを切り換える構成とすることにより、スイッチ回路の代用をすることが可能となるため回路構成を簡素化することができる。
【0010】
請求項の本発明は、請求項1と2に記載の発明において、アクティブバラン回路の構成を第2のFETのオン時とオフ時のインピーダンスの違いでインピーダンスを切り換える構成とすることにより、スイッチ回路の代用をすることが可能となるため回路構成を簡素化することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明にかかる実施の形態1の電力増幅器のブロック図である。図1において、本実施の形態の電力増幅器は、信号を入力する入力端子1と、その入力信号を等電力で互いの位相差を180度とする2つの信号に分配し、2つの出力を有する入力信号分配手段である入力側バラン回路2と、第1の増幅手段を構成する第1の入力整合回路4及び第1のトランジスタ5及び第1の出力整合回路6と、第2の増幅手段を構成する第2の入力整合回路9及び第2のトランジスタ10及び第2の出力整合回路11と、上記第1及び第2のトランジスタ5,10のバイアスをそれぞれ独自にオンオフを切り換え可能なバイアスオンオフ手段である第1のバイアススイッチ回路13及び第2のバイアススイッチ回路14と、信号の導通と非導通を切り換える第1及び第2の信号オンオフ選択手段である第1のスイッチ回路3及び第2のスイッチ回路7と、2つの入力を有し、入力信号の互いの位相差を180度として合成する出力信号合成手段である出力側バラン回路8と、信号を出力する出力端子12とを備えている。
【0013】
入力端子1は入力側バラン回路2の入力に接続され、入力側バラン回路2の出力の一方は第1のスイッチ回路3を介して第1の入力整合回路4に接続され、第1の入力整合回路4の出力は第1のトランジスタ5に接続され、第1のトランジスタ5の出力は第1の出力整合回路6を介して第2のスイッチ回路7に接続され、第2のスイッチ回路7の出力は出力側バラン回路8の2つの入力の一方に接続される。また、入力側バラン回路2の出力の他方は、第2の入力整合回路9を介して第2のトランジスタ10に接続され、第2のトランジスタ10の出力は第2の出力整合回路11を介して出力側バラン回路8の入力の他方に接続される。出力側バラン回路8の出力は出力端子12に接続されている。
【0014】
次に、上記実施の形態1の電力増幅器の動作について、図面を参照しながら説明する。
【0015】
信号Aとしてたとえば入力電力が10〜20dBmの信号を、また信号Aと同じ周波数帯域である信号Bとして同様に入力電力が0〜10dBmの信号を扱うものとする。
【0016】
まず、信号Aを増幅するとき、入力端子1から入力電力が10〜20dBmの信号を入力すると、この場合、入力側バラン回路2によって等電力で互いの位相差を180度とする2つの信号に分配され、分配された2つの信号の一方は第1のスイッチ回路3に入力される。この場合、第1のスイッチ回路3はオン状態(導通状態)となっているため信号は第1のスイッチ回路3を通過し、信号Aに対してインピーダンス整合可能な第1の入力整合回路4によってインピーダンス整合された後、第1のトランジスタ5に入力される。この場合、第1のバイアススイッチ回路13はオン状態となっているため信号は第1のトランジスタ5によって増幅され、その出力は信号Aに対してインピーダンス整合可能な第1の出力整合回路6によってインピーダンス整合された後、第2のスイッチ回路7に入力される。この場合、第2のスイッチ回路7のスイッチがオン状態(導通状態)となっているため信号は第2のスイッチ回路7を通過して出力側バラン回路8の2つの入力の一方に入力さる。
【0017】
また、入力側バラン回路2で分配された信号の他方は、信号Aに対してインピーダンス整合可能な第2の入力整合回路9によってインピーダンス整合された後、第1のトランジスタ5とほぼ同じ特性を有する第2のトランジスタ10に入力される。この場合、第2のバイアススイッチ回路14はオン状態となっているため信号は第2のトランジスタ10によって増幅され、その出力は信号Aに対してインピーダンス整合可能な第2の出力整合回路11によってインピーダンス整合された後、出力側バラン回路8の入力の他方に入力される。
【0018】
出力側バラン回路8の2つの入力にこのように入力された互いの位相差を180度とする2つの信号は、出力側バラン回路8により同相で合成され出力端子12に出力される。
【0019】
一方、信号Bを増幅するとき、入力端子1から入力電力0〜10dBmの信号を入力すると、この場合、入力側バラン回路2によって等電力で互いの位相差を180度とする2つの信号に分配される。分配された2つの信号の一方は第1のスイッチ回路3に入力されるが、この場合、第1のスイッチ回路3はオフ状態(非導通状態)となっているため信号は阻止される。
【0020】
また、分配された信号の他方は、信号Bに対してインピーダンス整合可能な第2の入力整合回路9によってインピーダンス整合された後、第1のトランジスタ5とほぼ同じ特性を有する第2のトランジスタ10によって増幅され、その出力は信号Bに対してインピーダンス整合可能な第2の出力整合回路11によってインピーダンス整合された後、出力側バラン回路8の入力に入力される。出力側バラン回路8に入力された信号は、この場合、第2のスイッチ回路7がオフ状態(非導通状態)となっているため第1の出力整合回路6に漏洩することなく出力端子12に出力される。また、この場合、第1のバイアススイッチ回路13はオフ状態となっており、第2のバイアススイッチ回路14はオン状態となっていることが重要である。
【0021】
このように、入力電力のレベルに応じて、第1及び第2の信号オンオフ選択手段である第1のスイッチ回路3と第2のスイッチ回路7のスイッチを連動させてオンオフすることにより、一方の信号の阻止、通過を切り替えることで、高出力時にはプッシュプル電力増幅器として信号の増幅を行い、低出力時にはシングルエンド電力増幅器として信号の増幅を行うため、低出力時の効率を高めることができる。
【0022】
図2に、図1のブロック図の具体的な回路図を示す。図2において、図1と同一部分には同一符号を付けて説明を省略する。整合回路はコイルとコンデンサーにより構成されているものとする。
【0023】
入力側バラン回路2はコイルL1、L2aおよびL2bで構成され、入力端子1はコイルL1の一端と接続され、コイルL1の他端は接地されている。コイルL2aとL2bは直列接続されるとともに、その接続点が接地されており、コイルL1との間でトランスを構成している。コイルL2aの他端は第1のスイッチ回路3の入力に接続されており、コイルL2bの他端は第2の入力整合回路9の入力に接続されている。
【0024】
第1のスイッチ回路3はトランジスタTR1、コンデンサC1および抵抗R1で構成されており、トランジスタTR1はソースが接地され、ゲートには電圧Vg1からコンデンサC1でバイパスされ抵抗R1を介してバイアス電圧が印加されており、ドレインは入力側バラン回路2の出力と第1の入力整合回路4の入力との接続点に接続されている。
【0025】
第1のトランジスタ5はトランジスタTR2のソースが接地され、ゲートは第1の入力整合回路4の出力に接続されるとともに、電圧Vg2からコンデンサC2でバイパスされコイルL3を介してバイアス電圧が印加されており、ドレインには電圧Vd1から第1のバイアススイッチ回路13を介してコンデンサC3でバイパスされコイルLを介してバイアス電圧が印加されており、第1の出力整合回路6の入力に接続している。
【0026】
第1のバイアススイッチ回路13はトランジスタTR5、コンデンサC7および抵抗R3で構成されており、トランジスタTR5はソースとドレインが第1のトランジスタ5のドレイン電圧Vd1とコイルL4の間に直列に挿入されており、ゲートには電圧Vg5からコンデンサC7でバイパスされ抵抗R3を介してバイアス電圧が印加されている。
【0027】
第2のトランジスタ10はトランジスタTR3のソースが接地され、ゲートは第2の入力整合回路9の出力に接続されるとともに、電圧Vg3からコンデンサC4でバイパスされコイルL5を介してバイアス電圧が印加されており、ドレインには電圧Vd2から第2のバイアススイッチ回路14を介してコンデンサC5でバイパスされコイルL6を介してバイアス電圧が印加されており、第2の出力整合回路11の入力に接続している。
【0028】
第2のバイアススイッチ回路14はトランジスタTR6、コンデンサC8および抵抗R4で構成されており、トランジスタTR6はソースとドレインが第2のトランジスタ10のドレイン電圧Vd2とコイルL6の間に直列に挿入されており、ゲートには電圧Vg6からコンデンサC8でバイパスされ抵抗R4を介してバイアス電圧が印加されている。
【0029】
第2のスイッチ回路7はトランジスタTR4、コンデンサC6および抵抗R2で構成されており、トランジスタTR4はソースが接地され、ゲートには電圧Vg4からコンデンサC6でバイパスされ抵抗R2を介してバイアス電圧が印加されており、ドレインは出力側バラン回路8の入力と第1の出力整合回路6の出力との接続点に接続されている。
【0030】
コイルL7a、L7bおよびL8で出力側バラン回路8を構成している。第1の出力整合回路6の出力とトランジスタTR4のドレインとの接続点にコイルL7aの一端が接続され、第2の出力整合回路11の出力にコイルL7bの一端が接続され、それらコイルL7aとL7bのそれぞれの他端は直列接続されるとともに、その接続点が接地されている。コイルL8はコイルL7aとL7bと結合するよう配置され、一端が出力端子12に接続されるとともに、他端が接地されている。
【0031】
次に、以上のように構成された電力増幅器の動作について、図面を参照しながら説明する。
【0032】
まず、信号Aを増幅するとき、第1のスイッチ回路3と第2のスイッチ回路7は連動して導通状態となっており、第1のバイアススイッチ回路13と第2のバイアススイッチ回路14はそれぞれ独自に導通状態となっている。
【0033】
この状態において、入力端子1から入力した信号は、入力側バラン回路2のコイルL1を介してL2aには入力信号に対して同相の、L2bには入力信号に対して逆相のそれぞれ等電力の信号に分配される。
【0034】
コイルL2aから第1のスイッチ回路3に入力された信号は、この場合第1のスイッチ回路3が電圧Vg1によりトランジスタTR1が非導通状態となるよう制御されているためトランジスタTR1には漏洩せず第1のスイッチ回路3を通過し、第1の入力整合回路4によってインピーダンス整合された後、トランジスタTR2によって構成された第1のトランジスタ5に入力される。この場合、電圧Vg5によりトランジスタTR5が導通状態となるよう制御されているため第1のバイアススイッチ回路13はオン状態となっており、信号は第1のトランジスタ5により増幅され、第1の出力整合回路6によってインピーダンス整合された後、第2のスイッチ回路7に入力される。この場合、第2のスイッチ回路7が電圧Vg4によりトランジスタTR4が非導通状態となるよう制御されているため信号はトランジスタTR4には漏洩せず第2のスイッチ回路7を通過し、出力側バラン回路8のコイルL7aに入力される。
【0035】
一方、コイルL2bから第2の入力整合回路9に入力された信号は、第2の入力整合回路9によってインピーダンス整合された後、トランジスタTR3によって構成された第2のトランジスタ10に入力される。この場合、電圧Vg6によりトランジスタTR6が導通状態となるよう制御されているため第2のバイアススイッチ回路14はオン状態となっており、信号は第2のトランジスタ10により増幅され、第2の出力整合回路11によってインピーダンス整合された後、出力側バラン回路8のコイルL7bに入力される。
【0036】
出力側バラン回路8に入力された信号は、コイルL7aの信号は同相でコイルL8に出力され、コイルL7bの信号は逆相でコイルL8に出力されるため、入力側バラン回路2で分配されたときの位相差が180度であったことからコイルL8にはそれぞれの信号が同相で合成され、出力端子12より出力される。
【0037】
つぎに、信号Bを増幅するとき、第1のスイッチ回路3と第2のスイッチ回路7は連動して非導通状態となっており、第1のバイアススイッチ回路13は非道通状態となり、第2のバイアススイッチ回路14は導通状態となっている。
【0038】
この状態において、入力端子1から入力した信号は、入力側バラン回路2のコイルL1を介してL2aには入力信号に対して同相の、L2bには入力信号に対して逆相のそれぞれ等電力の信号に分配される。
【0039】
コイルL2aから第1のスイッチ回路3に入力された信号は、この場合第1のスイッチ回路3が電圧Vg1によりトランジスタTR1が導通状態となるよう制御されているため、トランジスタTR1を介して接地され、第1の入力整合回路4には入力されない。
【0040】
一方、L2bから第2の入力整合回路9に入力された信号は、第2の入力整合回路9によってインピーダンス整合された後、トランジスタTR3によって構成された第2のトランジスタ10に入力される。この場合、電圧Vg6によりトランジスタTR6が導通状態となるよう制御されているため第2のバイアススイッチ回路14はオン状態となっており、信号は第2のトランジスタ10により増幅され、第2の出力整合回路11によってインピーダンス整合された後、出力側バラン回路8のコイルL7bに入力される。
【0041】
出力側バラン回路8に入力された信号は、この場合、第2のスイッチ回路7が電圧Vg4によりトランジスタTR4が導通状態となるよう制御されているため、出力バラン回路8のコイルL7aは両端が接地されているのでコイルL7aには漏洩せず、コイルL8を介して出力端子12より出力される。この場合、電圧Vg5によりトランジスタTR5が非導通状態となるよう制御されているため第1のバイアススイッチ回路13はオフ状態となっており、第1のトランジスタ5のトランジスタTR2には電流が流れないことが重要である。このことにより、高出力時にはプッシュプル動作を行う電力増幅器を、低出力時にはシングルエンド動作を行う電力増幅器として動作させて、低出力時の効率を改善することが可能となる。
【0042】
なお、上記実施の形態1における第1の入力整合回路4と第2の入力整合回路9は利得の損失を無視すれば省略してもよい。
(実施の形態2)
図3は、本発明にかかる実施の形態2の電力増幅器における入力側部分のブロック図である。すなわち、本発明の実施の形態2の図3は、前述の実施の形態1の図1と図2において、入力側バラン回路2と第1のスイッチ回路3をアクティブバラン回路31とインピーダンス切り換えスイッチ32により実現していることである。
【0043】
図3において、アクティブバラン回路31は、トランジスタTR31からTR33、コイルL31からL34、コンデンサC31からC39、抵抗R31、電圧Vg31からVg33およびVd31からVd32により構成されている。トランジスタTR31は、そのソースが接地され、ゲートにはトランジスタTR32のソースが接続されるとともに、電圧Vg31からコンデンサC32でバイパスされコイルL31を介してバイアス電圧が印加され、ゲートとコイルL31との接続点は結合コンデンサC31を介して入力端子1に接続されるとともに、インピーダンス切り換えスイッチ32に接続されている。また、ドレインには電圧Vd31からコンデンサC35でバイパスされコイルL32を介してバイアス電圧が印加され、結合コンデンサC36が接続されている。更に、この結合コンデンサC36に例えば図1の第2の入力整合回路9が接続されている。
【0044】
トランジスタTR32は、そのソースがTR31のゲートに接続されており、ゲートには電圧Vg32からコンデンサC37でバイパスされコイルL33を介してバイアス電圧が印加され、ドレインには電圧Vd32からコンデンサC38でバイパスされコイルL34を介してバイアス電圧が印加され、結合コンデンサC39に接続されている。更に、この結合コンデンサC39に例えば図1の第1の入力整合回路4が接続されている。
【0045】
トランジスタTR33は、そのソースが接地され、ゲートには電圧Vg33からコンデンサC33でバイパスされ抵抗R31を介してバイアス電圧が印加され、また、ドレインはアクティブバラン回路31のトランジスタTR31のゲートに接続されており、これらによりインピーダンス切り換えスイッチ32を構成している。
【0046】
次に、上記実施の形態2の電力増幅器の動作について、図面を参照しながら説明する。
【0047】
まず、信号Aを増幅するとき、インピーダンス切り換えスイッチ回路32はオフ状態となっている。
【0048】
この状態において、入力端子1から入力した信号は、この場合、インピーダンス切り換えスイッチ回路32が電圧Vg33によりトランジスタTR33が非導通状態となるよう制御されているため、トランジスタTR33に信号が漏洩することなく結合コンデンサC31を介してトランジスタTR31のゲートとトランジスタTR32のソースに入力される。この場合、トランジスタTR31とTR32がともにオン状態となるように電圧Vg31、Vg32、Vd31およびVd32は制御回路により制御されている。ただし、制御回路は図3には示していない。トランジスタTR31に入力された信号はソースが接地されているため結合コンデンサC36を介して逆相で出力され、トランジスタTR32に入力された信号はゲートが接地されているため結合コンデンサC39を介して同相で出力される。この場合、トランジスタTR31とTR32が同じ電力利得を有するように整合回路を構成することが重要である。
【0049】
つぎに、信号Bを増幅するとき、インピーダンス切り換えスイッチ回路32はオン状態となっている。
【0050】
この状態において、入力端子1から入力した信号は結合コンデンサ31を介して、電圧Vg31とVd31によりオン状態となるよう制御されているトランジスタTR31のゲートに入力されるが、この場合、インピーダンス切り換えスイッチ回路32が電圧Vg33によりトランジスタTR33が導通状態となるよう制御されているため、コンデンサC34によりトランジスタTR31のインピーダンスが変換される。このとき、電圧Vd32によりトランジスタTR32がオフ状態となるように制御されており、信号はトランジスタTR32に漏洩しないが、オン時とオフ時でインピーダンスが変化するため、インピーダンス切り換えスイッチ回路32により整合状態を保持するのである。これによりトランジスタTR32をオフ状態とした場合にもオン状態の時と同じインピーダンスとなり、トランジスタTR31のゲートに入力された信号は結合コンデンサC36を介して逆相で出力される。
【0051】
この場合、トランジスタTR32の電圧Vd32は、第2のスイッチ回路7の動作と連動してオンオフされることが重要である。このように、第1のスイッチ回路3をアクティブバラン回路31のトランジスタTR32のオンオフで代用することにより、実施の形態1の作用効果に加えて、回路構成を簡素化することが可能となる。
【0052】
なお、上記実施の形態2においては、入力側バラン回路2と第1のスイッチ回路3をアクティブバラン回路31とインピーダンス切り換えスイッチ回路32により実現する方法を示したが、出力側バラン回路8と第2のスイッチ回路7を同様の手法により、アクティブバラン回路とインピーダンス切り換えスイッチ回路により実現可能なことは当然のことである。
【0053】
また、アクティブバラン回路31のトランジスタTR31のバイアス回路を、トランジスタTR32のオンオフに応じてインピーダンスを切り換えることにより、インピーダンス切り換えスイッチ回路の代用をすることも可能であり、これによりさらに回路構成を簡素化することが可能となる。
【0054】
また、図4のインピーダンス切り換えスイッチ回路33に示すように、インピーダンス切り換えスイッチ回路をアクティブバラン回路31のトランジスタTR32を構成要素として形成し、トランジスタTR32のオン時とオフ時のインピーダンスの違いによりインピーダンスを切り換えることで、インピーダンス切り換えスイッチ回路の回路構成を簡素化することも可能である。
(実施の形態3)
つぎに、本発明の実施の形態3として、上記実施の形態1の回路を集積回路化する場合について説明する。
【0055】
図1における全ブロックすなわち破線16に囲まれた範囲を同一半導体チップ上で実現する。このように構成することによって各部品間の間隔を縮め不要なインダクタンスやキャパシタンスの発生を防ぎ回路動作を安定化させ、かつ構成部品数を減少することができ、特に同一条件の製品を大量に生産する場合に好適である。
【0056】
また、出力端子12の外部条件が異なる場合等に対応するためには、出力側バラン回路8を外付け部品として図1の破線17に囲まれた範囲、すなわち入力側バラン回路2、第1のスイッチ回路3、第1の入力整合回路4、第1のトランジスタ5、第1の出力整合回路6、第2のスイッチ回路7、第2の入力整合回路9、第2のトランジスタ10および第2の出力整合回路11を含む部分を同一半導体チップ上で実現することにより、出力側バラン回路8を同一半導体チップ上で実現した場合に生じる損失を回避することができ、電力利得の低下を防ぐことができる上、さらに汎用性が増し多くの機種に適用する範囲が広がることも考えられる。
【0057】
同様に図1の破線18に囲まれた範囲、すなわち入力側バラン回路2、第1のスイッチ回路3、第1の入力整合回路4、第1のトランジスタ5、第1の出力整合回路6、第2の入力整合回路9、第2のトランジスタ10、および第2の出力整合回路11を同一半導体チップ上で実現することにより、さらに汎用性が増し多くの機種に適用する範囲が広がることも考えられる。
【0058】
また、同様に図1の破線19に囲まれた範囲、すなわち入力側バラン回路2、第1のスイッチ回路3、第1の入力整合回路4、第1のトランジスタ5、第2の入力整合回路9および第2のトランジスタ10を含む部分を同一半導体チップ上で実現することによりさらに汎用性が増し多くの機種に適用する範囲が広がることも考えられる。この場合トランジスタの出力電力が大きく発熱による他部品への影響があるような場合にも好適である。
【0059】
なお、ここでは、入力端子1と出力端子12との間の各破線で囲まれた部分を同一半導体チップ上に構成する場合を説明したが、少なくとも上記の範囲を含み、上記の入力端子1より前段の回路もしくは出力端子12以後の回路、もしくは各トランジスタのバイアススイッチ回路を同一半導体チップ上に構成することは差し支えない。
【0060】
また、上記実施の形態3の集積回路化は、実施の形態2にも適用できることは言うまでもない。
【0061】
また、上記実施の形態に例示した入力電力の数値は一例であり、この値に限定されるものではない。
【0062】
また、以上各実施の形態における回路構成の細部は、任意に変更または同様な機能の他の回路で置き換えることができ、特許請求の範囲内での細部の変更は可能であり、例示の回路構成に限定されるものではない。
【0063】
また、上記実施の形態では、いずれも第1のトランジスタと第2のトランジスタをオンオフ制御可能な構成としたが、これに限らず、第1のトランジスタのみをオンオフ制御できる構成としてもよい。
【0064】
【発明の効果】
以上述べたところから明らかなように、本発明の電力増幅器の請求項1構成によれば、第1の信号オンオフ選択手段をアクティブバラン回路の第2のFETのオンオフで実現することが可能となり、回路構成を簡素化することができる。
【0066】
また、請求項3と4の構成によれば、請求項あるいはの構成において、インピーダンス切り換えスイッチ回路の構成を簡素化あるいは省略することが可能となり、部品点数の簡素化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施の形態1の電力増幅器のブロック図である。
【図2】同実施の形態1における具体的な回路図である。
【図3】本発明にかかる実施の形態2の電力増幅器におけるアクティブバラン回路とインピーダンス切り換えスイッチ回路の一例を示す具体的な回路図である。
【図4】同実施の形態2における図3とは異なる一例を示す具体的な回路図である。
【図5】従来の電力増幅器のブロック図である。
【符号の説明】
1,51 入力端子
2,52 入力側バラン回路
3 第1のスイッチ回路
5,54 第1のトランジスタ
7 第2のスイッチ回路
8,56 出力側バラン回路
10,58 第2のトランジスタ
12,60 出力端子
13 第1のバイアススイッチ回路
14 第2のバイアススイッチ回路
31 アクティブバラン回路
32,33 インピーダンス切り換えスイッチ回路

Claims (4)

  1. 信号を入力する入力端子と、
    その入力信号を等電力で互いの位相差を180度とする2つの信号に分配して出力する入力信号分配手段と、
    その入力信号分配手段の一方の出力信号の導通・非導通を切り換える第1の信号オンオフ選択手段と、
    その第1の信号オンオフ選択手段からの信号を増幅し、出力整合回路を有する第1の増幅手段と、
    その第1の増幅手段から出力される信号の導通・非導通を切り換える第2の信号オンオフ選択手段と、
    前記入力信号分配手段のもう一方の出力信号を増幅し、出力整合回路を有する第2の増幅手段と、
    前記第2の信号オンオフ選択手段の出力と前記第2の増幅手段の出力とを互いの位相差を180度として合成する出力信号合成手段と、
    その合成された信号を出力する出力端子と、
    少なくとも前記第1の増幅手段のオンオフを切り換えるバイアスオンオフ手段とを備え、
    高出力時には、前記第1及び第2の信号オンオフ選択手段をオンにするとともに、前記バイアスオンオフ手段をオンして前記第1及び第2の増幅手段によるプッシュプル動作を行い、
    低出力時には、前記第1及び第2の信号オンオフ選択手段をオフにするとともに、前記バイアスオンオフ手段により前記第1の増幅手段をオフとして前記第2の増幅手段によるシングルエンド動作を行い、
    前記入力信号分配手段は、ソースを接地した第1のFETと、ゲートを接地した第2のFETと、インピーダンスを切り換え可能なスイッチ回路とを有するアクティブバラン回路であり、前記第1のFETのゲートは前記スイッチ回路を介して前記第2のFETのソースに接続され、前記第1の信号オンオフ選択手段が前記第2のFETのオンオフで実現されることを特徴とする電力増幅器。
  2. 前記第2の増幅手段のオンオフを切り換えるバイアスオンオフ手段を備え、
    高出力時には、両方の前記バイアスオンオフ手段をオンとし、低出力時には、前記第2の増幅手段のバイアスオンオフ手段のみオンとすることを特徴とする請求項1記載の電力増幅器。
  3. 前記第1のFETのバイアスコントロール回路を備え、前記バイアスコントロール回路により変化させたインピーダンスの違いでインピーダンスを切り換え、前記スイッチ回路の代用をすることを特徴とする請求項1、又は2に記載の電力増幅器。
  4. 前記第2のFETのオン時とオフ時のインピーダンスの違いでインピーダンスを切り換え、前記スイッチ回路の代用をすることを特徴とする請求項1、又は2に記載の電力増幅器。
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