JP4165890B2 - スクータ型自動二輪車の吸気装置 - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、後輪の両側方にエアクリーナボックスが設けられたスクータ型自動二輪車の吸気装置に関する。
背景技術
従来、スクータ型自動二輪車(以下、単にスクータという)は、エンジンと後輪とを有するユニットスイング式動力ユニットが車体フレームに上下方向に揺動自在に取付けられている。スクータの前後方向で、上記動力ユニットは、その前側がエンジンで構成され、このエンジンのクランクケースに後輪支持用の伝動ケースが一体的に取付けられている。上記エンジンの前端部が車体フレームに揺動自在に軸支され、上記伝動ケースの後端部がクッションユニットを介して車体フレームに接続されている。
前記伝動ケースは、後輪の左方域で前後方向に延びるように形成されており、エンジンの動力を後輪に伝達するVベルト式自動変速機や遠心クラッチなどの伝動装置が内蔵されている。
この種の動力ユニットに設けられる吸気装置は、前記伝動ケースの上方に設けられたエアクリーナボックスからクランクケースの上方の気化器を通ってエンジンのシリンダに吸気が導かれる構造が採られている。
前記エアクリーナボックスは、内部がエアクリーナエレメントによって上流側の気室と下流側の気室とに仕切られており、上流側気室に新気導入口が開口され、下流側の気室には気化器が吸気ダクトを介して接続されている。
ところで、上述した従来の吸気装置では、エアクリーナボックスの容量が少ないために、エンジンの排気量を増大させることにより出力を向上させるということには限界がみられた。すなわち、エンジンの排気量を増大させて吸入空気量を増大させようとすると、エアクリーナボックスにおける吸気の流れが速くなって吸気抵抗が過度に大きくなるからである。
このような不具合は、エアクリーナボックスの容量を大きくさせることによって解消することはできるが、このようにすると、エアクリーナボックスの外形が大きくなり、これに伴い車体が大形化するという問題点が生じる。
発明の開示
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、車体が不必要に大形化するのを防ぎながら、エンジンの排気量を増大させて容易にエンジンの出力を増大させることができるスクータ型自動二輪車の吸気装置を提供することを目的とする。
本発明に係るスクータ型自動二輪車の吸気装置は、ユニットスイング式動力ユニットの伝動ケースの上方であって後輪の一側方に第1のエアクリーナボックスを設けるとともに、前記後輪の他側方に第2のエアクリーナボックスを設けて、上記動力ユニットの側面視で、上記後輪に対し上記第1、第2のエアクリーナボックスがそれぞれ重なるようにし、これらのエアクリーナボックスの気室を互いに連通させてスロットル弁に接続したものである。
本発明によれば、後輪の側方に形成されるデッドスペースを利用して第2のエアクリーナボックスを設けることができる。よって、車体が大形化するのを防ぎながら、第1および第2のエアクリーナボックスによって気室の容積を増大させることができ、これにより、エンジンの排気量を増大させて容易にエンジンの出力を増大させることができるスクータ型自動二輪車の吸気装置を提供することができる。
上記発明において、上記第1のエアクリーナボックスと第2のエアクリーナボックスにそれぞれエアクリーナエレメントを設け、両エアクリーナボックスにおけるエアクリーナエレメントより上流側の気室に新気導入口を形成するとともに、エアクリーナエレメントより下流側の気室に、両エアクリーナボックスどうしの間に位置してスロットル弁から延びる吸気ダクトを接続してもよい。
このようにすれば、第1および第2のエアクリーナボックスが略同等の構造になり、吸気が流れるときの抵抗が画エアクリーナボックスで略等しくなる。よって、両方のエアクリーナボックスに略均等に吸気が流れ、各エアクリーナエレメントをそれぞれ有効に使用するよう吸気の流入経路を二つに分散することができるから、エアクリーナエレメントを二つ備えているにもかかわらず、吸気抵抗が増大するのを可及的に少なく抑えることができる。
上記した最先の発明において、上記第1のエアクリーナボックスにエアクリーナエレメントを設け、この第1のエアクリーナボックスにおける前記エアクリーナエレメントより上流側の気室に新気導入口を形成するとともに、エアクリーナエレメントより下流側の気室を第2のエアクリーナボックスに連通させ、この第2のエアクリーナボックスは、内部が閉空間となるように形成されていてもよい。
このようにすれば、第1のエアクリーナボックスにおけるエアクリーナエレメントより下流側の気室の容積は、第2のエアクリーナボックスの容積分だけ実質的に増大する。このため、スロットル弁の開度が増大したとき、エアクリーナボックス内の大量の空気を抵抗なくエンジンに供給することができるから、エンジンの応答性を向上させることができる。
発明を実施するための最良の形態
本発明をより詳細に説述するために、添付の図面に従がってこれを説明する。
(第1の実施の形態)
図1−4は、第1の実施の形態を示している。
図において、符号1は、吸気装置2を装備したユニットスイング式動力ユニットである。この動力ユニット1は、一体的に組み込まれたエンジン3と後輪4とを備えている。上記動力ユニット1は、エンジン3のクランクケース5の上端部の連結用ボス6に連結されたリンク(図示せず)を介してスクータ7の図示していない車体フレームに上下方向に揺動自在に支持されている。なお、下記する左右とは、上記スクータ7の前方に向かってのスクータ7の幅方向をいうものとする。
前記エンジン3は、クランクケース5と、このクランクケース5から前上方へ突出するシリンダ8とを備え、後輪4の左方域に前後方向に延びる伝動ケース9(図2参照)が設けられている。前記後輪4は、前記伝動ケース9と、クランクケース5から後輪4の右方域で後方へ延びるリヤアーム10とによって支持されている。また、前記伝動ケース9の後端部と、リヤアーム10の後端部は、それぞれクッションユニット11を介して車体フレームに接続されている。
前記シリンダ8は、図1および図2に示すように、その軸線が前上方に向かって傾斜するように延びており、このシリンダ8のシリンダヘッド12の上面に後述する吸気装置2が接続されるとともに、シリンダヘッド12の下面に排気管13が接続されている。この排気管13は、図1に示すように、クランクケース5の右方域を通るようにシリンダヘッド12から後方へ延設され、前記リヤアーム10の右方域でマフラー14に接続されている。
図1において、エンジン3の前方には燃料タンク15が設けられている。また、この燃料タンク15の前方にはラジエータ16が配置されている。さらに、前記エンジン3の上方には収納ボックス17が設けられている。この収納ボックス17は、ヘルメット(図示せず)を2個収納できるように形成されており、上部の出し入れ口がシートによって開閉される。この収納ボックス17における二箇所のヘルメット収納部を符号17a,17bで示す。また、図1および図2において、上記シリンダ8は、上記クランクケース5から前上方へ突出するシリンダボディ18と、このシリンダボディ18の前端に固定される上記シリンダヘッド12と、このシリンダヘッド12の前端に固定されるヘッドカバー19とを備えている。
前記吸気装置2は、図2および図3に示すように、前記シリンダヘッド12からシリンダボディ18の上方を通るように後方へ延設された吸気マニホールド21と、この吸気マニホールド21の下流側端部に接続されたスロットル弁22と、このスロットル弁22の吸気入口に接続されたエアクリーナ23とを備えている。前記吸気マニホールド21には、エンジン3に燃料を供給するためのインジェクタ24が装着されている。
前記エアクリーナ23は、図3に示すように、後輪4の上部の左方に位置する第1のエアクリーナボックス25と、後輪4の上部の右方に位置する第2のエアクリーナボックス26と、これら第1および第2のエアクリーナボックス25,26どうしを互いに接続するとともに両エアクリーナボックス25,26を前記スロットル弁22に接続する吸気ダクト27などによって構成されている。
前記第1および第2のエアクリーナボックス25,26は、それぞれを車体外側から見た形状は異なっているが、上記両エアクリーナボックス25,26は互いにスクータ7の幅方向で対称になるように形成されている。上記両エアクリーナボックス25,26の外観形状が異なるのは、右側に位置する第2のエアクリーナボックス26は、図1に示すように、マフラー14やリヤブレーキ用ブレーキキャリパー28などとの干渉を避けるために後端部の底が高くなるように形成されているからである。
上記第1のエアクリーナボックス25は、従来のスクータに用いられているものと同様に前記伝動ケース9の上方に配設されている。図2に示すように、上記エアクリーナボックス25の下端部の二箇所が伝動ケース9に固定用ボルト29によって固定され、前端部が吸気ダクト27によってスロットル弁22に支えられている。
上記第2のエアクリーナボックス26は、後輪4の右方に形成されたデッドスペースに配設されている。より詳しくは、上記エアクリーナボックス26は、前記マフラー14およびブレーキキャリパー28の上方であって前記収納ボックス17の下方に形成されたデッドスペースに配設されている。上記エアクリーナボックス26の下端部の二箇所が前記リヤアーム10に図示していない固定用ボルトによって固定され、前端部が吸気ダクト27によってスロットル弁22に支えられている。
これらの第1および第2のエアクリーナボックス25,26は、互いにほぼ同一の構造をもつように形成されており、このため、ここでは左側に位置する第1のエアクリーナボックス25のみを図4によって詳細に説明する。なお、図4中には、空気が流れる方向を矢印によって示してある。
第1および第2のエアクリーナボックス25,26は、図4に示すように、吸気ダクト27が取付けられる下流側ボックス31と、この下流側ボックス31と協働してエアクリーナエレメント32を挟持する上流側ボックス33と、この上流側ボックス33の前側の壁34に取付けられた空気管35と、前記上流側ボックス33の前端部に取付けられて前記空気管35の上流側端部を覆う空気入口用カバー36とによって構成されている。
前記下流側ボックス31は、外側方に向けて開放する箱状に形成され、この下流側ボックス31の前端部には前記吸気ダクト27が貫通する状態で取付けられている。この吸気ダクト27は、後輪4を車体に対して脱着するときなどでエアクリーナボックス25,26の角度を容易に変えることができるように、ゴム製で平面視においてY字状(図3参照)に形成されている。また、上記吸気ダクト27は、二つのエアクリーナボックス25,26の間に配置されてこれら両エアクリーナボックス25,26とスロットル弁22とに接続されている。前記下流側ボックス31の後端部には、ボックス内に浸入した水を排出するためのドレンパイプ37が設けられている。このドレンパイプ37は、通常時には図示していない蓋部材が被せられており、メンテナンス時に前記蓋部材が外される。
前記エアクリーナエレメント32は、前記下流側ボックス31と上流側ボックス33とに挟持されるフレーム38と、このフレーム38に支持されたエレメント本体39とから構成されている。前記フレーム38は、下流側ボックス31の開口部分の全域にわたって係合され、下流側ボックス31に上流側ボックス33を取付けることによってこれら両者に挟持される。上記エアクリーナエレメント32を下流側ボックス31に取付けることによって、下流側ボックス31の内部に下流側の気室40が形成される。この下流側の気室40は、吸気ダクト27を介して第2のエアクリーナボックス26の下流側の気室40と、スロットル弁22の吸気入口とに連通されている。
前記上流側ボックス33は、前記下流側ボックス31の開口部分(エアクリーナエレメント32が装着される部分)に対向する開口を有する箱状に形成されている。前記エアクリーナエレメント32は上流側ボックス33と下流側ボックス31との間に挟まれる状態で、取付用ねじ41(図2参照)によって上記下流側ボックス31に取付けられている。
上記上流側ボックス33は、前記エレメント本体39と対向する後部に上流側の気室42が形成される構造が採られている。また、この上流側ボックス33における前記エレメント本体39より前側に位置する部位は、図3および図4に示すように、エアクリーナエレメント32のフレーム38と対向する縦板43と、この縦板43の前端および上下方向の両端から外側方へ延びる前板44、上板45(図3参照)および下板46(図4参照)とによって形成されている。前記下板46には切欠き47が形成されている。
前記上流側ボックス33に取付けられた前記空気管35は、前記上流側ボックス33の前側の壁34を貫通して前後方向に延設されている。また、この空気管35の下流側端部の開口35aは、後方へ向かうにしたがって次第に外側方に延びるように傾斜している。このため、この空気管35を通って上流側の気室42に入る空気は、前後方向の広い範囲にわたって分散される。請求の範囲第2項に記載された発明に係る新気導入口は、この空気管35によって構成されている。
前記空気入口用カバー36は、前記上流側ボックス33の前端部を側方と上下方向の両方とから囲むことができるように断面コ字状に形成されている。図4に示すように、上記空気入口用カバー36は、前記上流側ボックス33の前端部に取付用ねじ48によって取付けられている。また、このカバー36と上流側ボックス33の前記前板44との間には、図4に示すように、外気をエアクリーナ23内に導くための隙間Dが形成されている。なお、外気は、この隙間Dの他に、前記下板46に形成された切欠き47からもエアクリーナ23内に導かれる。このように相対的に狭い隙間Dと切欠き47とからカバー36内に空気が吸い込まれる構造により、前輪49(図1参照)によって跳ね上げられた泥水や雨水がエアクリーナ23に吸い込まれるのを防ぐことができる。
上述したように構成されたスクータの吸気装置2によれば、ユニットスイング式動力ユニット1の伝動ケース9の上方であって後輪4の左方に第1のエアクリーナボックス25が設けられるとともに、後輪4の右方に第2のエアクリーナボックス26が設けられ、これらのエアクリーナボックス25,26の各下流側の気室40が互いに連通されてスロットル弁22に接続されている。
このため、上記後輪4の側方に形成されるデッドスペースを利用して第2のエアクリーナボックス26を設けることができる。よって、車体が大形化するのを防ぎながら、第1および第2のエアクリーナボックス25,26によって気室40の容積を増大させることができ、これにより、エンジン3の排気量を増大させて容易にエンジン3の出力を増大させることができるスクータ型自動二輪車の吸気装置を提供することができる。
また、上記第1のエアクリーナボックス25と第2のエアクリーナボックス26にそれぞれエアクリーナエレメント32が設けられ、両エアクリーナボックス25,26におけるエアクリーナエレメント32より上流側に位置する上流側の気室42に新気導入口が形成されるとともに、エアクリーナエレメント32より下流側に位置する下流側の気室40にスロットル弁22から延びる吸気ダクト27が接続されている。
このため、第1および第2のエアクリーナボックス25,26が略同等の構造になり、吸気が流れるときの抵抗が両エアクリーナボックス25,26で略等しくなる。よって、両方のエアクリーナボックス25,26に略均等に吸気が流れ、各エアクリーナエレメント32をそれぞれ有効に使用するよう吸気の流入経路を二つに分散することができるから、エアクリーナエレメント32を二つ備えているにもかかわらず、吸気抵抗が増大するのを可及的に少なく抑えることができる。
以下の図5,6は、第2、第3の実施の形態を示している。これら実施の形態は、前記第1の実施の形態と構成、作用において多くの点で共通している。そこで、これら共通するものについては、図面に共通の符号を付してその重複した説明を省略し、異なる点につき主に説明する。また、これら各実施の形態における各部分の構成を、本発明の目的、作用効果に照らして種々組み合せてもよい。
(第2の実施の形態)
図5は、第2の実施の形態を示している。
図5に示されたエアクリーナ51では、左側に位置する第1のエアクリーナボックス25の下流側ボックス31の前部が、スクータ7の幅方向の中心線Cより右側方へ延出し、この延出部52の先端部分に、この実施の形態による第2のエアクリーナボックス53が接続されている。上記第1、第2エアクリーナボックス25,53のうち、第1エアクリーナボックス25の内部にのみ、エアクリーナエレメント32が設けられている。前記延出部52の前部で、かつ、スクータ7の幅方向の中央部にはゴムパイプからなる吸気ダクト27が取付けられ、この吸気ダクト27を介して図示しないスロットル弁22に接続されている。なお、第1のエアクリーナボックス25の他の部分は、図1−図4で示したものと同一の構造が採られている。
上記第2のエアクリーナボックス53は左右に分割されて、左半部55と右半部56とで構成され、上記左半部55は上記延出部52に固定用ねじ54によって固定され、上記左、右半部55,56は互いに固着されてその内部が閉空間とされている。また、この第2のエアクリーナボックス53は、第1のエアクリーナボックス25よりも形状が小さく、容積が少なくなるように形成されている。
(第3の実施の形態)
図6は、第3の実施の形態を示している。
図6で示すように、この実施の形態におけるエアクリーナ51は、上記第2の実施の形態のものとほぼ同じ構造であるが、上記第2のエアクリーナボックス53の後端部は第1のエアクリーナボックス25に連通させられている。
より具体的には、図6に示されたエアクリーナ51では、第2のエアクリーナボックス53と第1のエアクリーナボックス25とが連通用パイプ61によって接続されている。この連通用パイプ61は、スクータ7の幅方向に延び、第1のエアクリーナボックス25の下流側ボックス31と第2のエアクリーナボックス53の左半部55とに接続されている。
図5,6により説明した上記第2、第3の実施の形態のエアクリーナ51によれば、第1のエアクリーナボックス25におけるエアクリーナエレメント32より下流側に位置する下流側の気室40の容積は、第2のエアクリーナボックス53の容積分だけ実質的に増大する。このため、スロットル弁22の開度が増大したとき、エアクリーナボックス25,53内の大量の空気を抵抗なくエンジン3に供給することができるから、エンジン3の応答性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、第1の実施の形態で、吸気装置を装備したスクータ用ユニットスイング式動力ユニットの右側面図である。
図2は、第1の実施の形態で、吸気装置を装備し.たスクータ用ユニットスイング式動力ユニットの左側面図である。
図3は、第1の実施の形態で、エアクリーナボックスの平面図である。
図4は、第1の実施の形態で、第1のエアクリーナボックスの平面断面図である。
図5は、第2の実施の形態で、第1のエアクリーナボックスと第2のエアクリーナボックスとを一体的に形成した平面断面図である。
図6は、第3の実施の形態で、第1のエアクリーナボックスに第2のエアクリーナボックスの後端部を連通させた平面断面図である。

Claims (3)

  1. ユニットスイング式動力ユニット(1)の伝動ケース(9)の上方であって後輪(4)の一側方に第1のエアクリーナボックス(25)を設けるとともに、前記後輪(4)の他側方に第2のエアクリーナボックス(26,53)を設けて、上記動力ユニット(1)の側面視で、上記後輪(4)に対し上記第1、第2のエアクリーナボックス(25,26,53)がそれぞれ重なるようにし、これらのエアクリーナボックス(25,26,53)の気室(40)を互いに連通させてスロットル弁(22)に接続したことを特徴とするスクータ型自動二輪車の吸気装置。
  2. 上記第1のエアクリーナボックス(25)と第2のエアクリーナボックス(26)にそれぞれエアクリーナエレメント(32)を設け、両エアクリーナボックス(25,26)におけるエアクリーナエレメント(32)より上流側の気室(42)に新気導入口を形成するとともに、エアクリーナエレメント(32)より下流側の気室(40)に、両エアクリーナボックス(25,26)どうしの間に位置してスロットル弁(22)から延びる吸気ダクト(27)を接続したことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のスクータ型自動二輪車の吸気装置。
  3. 上記第1のエアクリーナボックス(25)にエアクリーナエレメント(32)を設け、この第1のエアクリーナボックス(25)における前記エアクリーナエレメント(32)より上流側の気室(42)に新気導入口を形成するとともに、エアクリーナエレメント(32)より下流側の気室(40)を第2のエアクリーナボックス(53)に連通させ、この第2のエアクリーナボックス(53)は、内部が閉空間となるように形成されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のスクータ型自動二輪車の吸気装置。
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