JP3894728B2 - エンジンにおける動弁用タイミング伝動装置 - Google Patents

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    • F01L1/04Valve drive by means of cams, camshafts, cam discs, eccentrics or the like
    • F01L1/047Camshafts
    • F01L1/053Camshafts overhead type

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンにおける動弁用タイミング伝動装置に関し、特に、クランクシャフト及び動弁用カムシャフトのそれぞれ固着される駆動スプロケット及び従動スプロケットにタイミングチェーンを巻き掛け、このタイミングチェーンに緊張力を付与すべくその外側面に圧接するテンショナをピボット軸を介してエンジン本体に揺動可能に取り付けたものゝ改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
かゝるエンジンにおける動弁用タイミング伝動装置は、例えば特開平7−71543号公報に開示されるように、既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来、かゝるエンジンにおける動弁用タイミング伝動装置では、クランクシャフトを回転自在に挟持する二つ割りのクランクケースの合わせ面間でテンショナのピボット軸を挟持していたので、ピボット軸がタイミングチェーンに近づき過ぎてしまい、テンショナをタイミングチェーンの緊張に最適な箇所に配置することが困難であり、またピボット軸は、二つ割りクランクケースによるクランクシャフトの挟持と同時に、そのクランクケースの合わせ面間に取り付けなければならないので、組立性が良好とは言えない。
【0004】
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、ピボット軸の取り付け位置の自由度を拡大して、タイミングチェーンの緊張に最適な箇所にチェーンテンショナを配置することを可能にし、しかもクランクケースの組立後にピボット軸の取り付けを可能にして組立性を良好し得る、前記エンジンにおける動弁用タイミング伝動装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、エンジンブロックと、このエンジンブロックの一部であるシリンダブロックの一端に連なる第1クランクケース半体と、この第1クランクケース半体に接合されて該第1クランクケース半体と協働してクランクシャフトを回転自在に挟持する第2クランクケース半体とでエンジン本体を構成したエンジンにおける動弁用タイミング伝動装置であって、エンジン本体の一側壁にエンジンブロックから第2クランクケース半体に亘り形成されるタイミング室内で、クランクシャフト及び動弁用カムシャフトそれぞれ固定の駆動スプロケット及び従動スプロケットにタイミングチェーンを巻き掛け、このタイミングチェーンに緊張力を付与すべくその一外側面に圧接するテンショナの一端をピボット軸を介してエンジン本体に揺動可能に取り付けたものにおいて、エンジン本体のタイミング室外側壁には、駆動スプロケットよりも大径の開口部を第1及び第2クランクケース半体に亘って設け、この開口部を閉鎖すると共にクランクシャフトの軸端部がオイルシールを介して貫通する蓋板をエンジン本体に着脱可能に固着し、その蓋板の外側においてクランクシャフトの軸端部には、該クランクシャフトで駆動される発電機のロータを固着し、前記蓋板と第2クランクケース半体との対向壁間で前記ピボット軸を挟持したことを特徴とする。
【0006】
この徴によれば、前記ピボット軸は、そのための特別な抜け止め手段を不要としながら、ピボット軸をエンジン本体及び蓋板により確実に支持することができる。しかも、エンジン本体及び蓋板は、駆動スプロケットの周囲の広い範囲で相互に対向しているから、それらの対向壁でのピボット軸の取り付け位置の自由度が拡大し、ピボット軸を所望の位置に設置できて、タイミングチェーンの緊張に最適な箇所にチェーンテンショナを配置することが可能となる。その上、ピボット軸の取り付けは、エンジン本体の組立後、比較的小部品の蓋板の取り付け時に行うものであるから、その組立性が極めて良好となる。また特にエンジンブロックから第2クランクケース半体にわたりタイミング室を形成すると共に、第1及び第2クランクケース半体にわたり前記開口部を設け、この開口部を閉鎖すると共にクランクシャフトの軸端部がオイルシールを介して貫通する蓋板をエンジン本体に着脱可能に固着し、その蓋板の外側においてクランクシャフトの軸端部には、該クランクシャフトで駆動される発電機のロータを固着し、蓋板と第2クランクケース半体との対向壁間で前記ピボット軸を挟持したので、ピボット軸を駆動スプロケットから従動スプロケットと反対側へ充分離して配置することができ、その結果、チェーンテンショナの長さを充分に確保して、タイミングチェーンの緊張状態を、その伸びに影響されることなく常に略一定に保ち、タイミングチェーンの耐久性の向上を図ることができる。
【0007】
また請求項2の発明は、請求項1の上記構成に加えて、前記蓋板には、前記ピボット軸 とは別の軸を回転自在に支持すべく前記タイミング室側に突出する軸受ボスが一体に形成されることを特徴とする。
【0008】
また請求項3の発明は、請求項1又は2の構成に加えて、前記蓋板に、前記発電機のステータを固着したことを特徴とする。
【0009】
この徴によれば、前記蓋板は発電機のステータの取り付けベースを兼ねることになり、部品点数の削減を図ることができる。
【0010】
さらに請求項4の発明は、請求項1,2又は3の構成に加えて、前記第1及び第2クランクケース半体の、前記開口部が設けられる側の外側壁には、前記蓋板及び前記発電機の周囲を取り囲む壁が突設され、該壁にラジエータが取付けられることを特徴とする。
【0011】
尚、前記第1及び第2クランクケース半体は、後述する本発明の実施例中の前部及び後部クランクケース半体33a,33bにそれぞれ対応する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。 図1はスクータ型の自動二輪車の全体側面図、図2は図1の2−2線断面図、図3は図2の3−3矢視図、図4はラジエータカバーを取り外した状態での図3に対応した側面図、図5は図3の5−5線断面図、図6はラジエータ及び発電機を取外した状態での図3に対応した側面図、図7は図2の7−7線断面図、図8は図6の8−8線断面図である。
【0013】
先ず、図1において、操向ハンドル11により操舵される前輪Wfと、スイング式のパワーユニットPにより駆動される後輪Wrとを備えたスクータ型の自動二輪車Vの車体フレームFは、フロントフレーム12、センターフレーム13及びリヤフレーム14に3分割される。フロントフレーム12は、ヘッドパイプ12a、ダウンチューブ12b及びステップフロア12cを一体に備えたアルミ合金の鋳造品から構成される。パワーユニットPがピボット軸15を介して上下揺動自在に支持されるセンターフレーム13もアルミ合金の鋳造品から構成され、フロントフレーム12の後端に結合される。パワーユニットPの後上方に延びるリヤフレーム14は環状のパイプ材から構成され、このリヤフレーム14に、それに囲繞されるようにして燃料タンク16が支持される。センターフレーム13の上面にはヘルメットケース17が支持されており、シート18を一体に有するリッド19によってヘルメットケース17が開閉自在に覆われる。
【0014】
パワーユニットPは、水冷式の単気筒4サイクルエンジンEと、エンジンEの左側面から車体後方に延びるベルト式の無段変速機Tとからなり、無段変速機Tの後部上面がリヤクッション20を介してセンターフレーム13の後端に結合される。無段変速機Tの上面にはエアクリーナ21が支持され、無段変速機Tの右側面にはマフラー22が支持され、エンジンEの下面には起立・倒伏可能なメインスタンド23が支持される。
【0015】
図2〜図4において、エンジンEのエンジン本体25は、クランクシャフト31の軸線に沿って上下方向に延びる分割面により分割されたエンジンブロック32及び後部クランクケース半体33bとを備えており、そのエンジンブロック32は、シリンダボア41を有するシリンダブロック32aと、後部クランクケース半体33bと共にクランクケース33を構成する前部クランクケース半体33aとを一体に備え、エンジンブロック32の前端にはシリンダヘッド34が結合され、シリンダヘッド34の前端にはヘッドカバー35が結合される。
【0016】
このようなエンジン本体25は、シリンダボア41の軸線Lを僅かに前上がりとして車体フレームFの前後方向に略沿うように、車体フレームFに搭載されるものであり、エンジンブロック32の上部に設けられたブラケット27が、車体フレームFのセンターフレーム13に固定されるピボット軸15にマウントゴム28を介して揺動可能に連結される。
【0017】
ベルト式の無段変速機Tは、相互に結合される右側ケーシング37及び左側ケーシング38を備えており、右側ケーシング37の前部右側面が、前部及び後部クランクケース半体32,33の左側面に結合される。さらに右側ケーシング37の後部右側面には減速ケーシング39が結合される。
【0018】
エンジンブロック32が備えるシリンダボア41の内部に摺動自在に嵌合するピストン42は、コンロッド43を介してクランクシャフト31に連接される。シリンダヘッド34にはカムシャフト44が回転自在に支持されており、シリンダヘッド34に設けられた吸気バルブ及び排気バルブ(図示せず)がカムシャフト44によって開閉駆動される。
【0019】
図2、図5、図6〜図8に示すように、クランクケース33、シリンダブロック32a及びシリンダヘッド34にわたり、それらの一側壁中にタイミング室40が形成され、該室40には、クランクシャフト31に設けられた駆動スプロケット46とカムシャフト44に設けられた従動スプロケット47とに巻き掛けられる無端状のタイミングチェーン45が収容される。これら駆動スプロケット46、従動スプロケット47及びタイミングチェーン45は、クランクシャフト31の回転を2分の1に減速してカムシャフト44に伝達するタイミング伝動装置Tiを構成する。カムシャフト44は、その回転により図示しない吸気及び排気弁を開閉駆動する。
【0020】
またタイミング室40には、タイミングチェーン45の張り側の走行を誘導するチェーンガイド48と、タイミングチェーン45の弛み側に張力を付与するチェーンテンショナ49とが配設される。
【0021】
チェーンガイド48は弓形に湾曲していて、タイミングチェーン45の張り側の略全長にわたりその外側面に摺接するように、一端部が後部クランクケース半体33b内壁の棚状の支持部113で受け止められると共に、他端部がシリンダブロック32aにボルト36で揺動可能に取り付けられる。
【0022】
一方、チェーンテンショナ49は、タイミングチェーン45の緩み側の中央部外側面を主として押圧するように、チェーンガイド48よりも大きな曲率で弓形に湾曲しており、その一端に環状の弾性部材51を介して結合されたブッシュ50が、駆動スプロケット46から従動スプロケット47と反対側に離れた箇所に配置されるピボット軸112(その取り付け構造については後述する)によって回転自在に支承され、チェーンテンショナの他端は自由端となっている。このチェーンテンショナ49の中央部背面をタイミングチェーン45側に一定の押圧力をもって押し付けるリフタ52がシリンダブロック32aに付設される。こうしてタイミングチェーン45は、チェーンテンショナ49から一定の張力を付与され、緩みが排除される。
【0023】
前部及び後部クランクケース半体33a,33bには、タイミング室40の外側壁に当たる部分のクランクシャフト31周りに駆動スプロケット46よりも充分に大径の開口部53が設けられ、この開口部53を通してタイミングチェーン45の駆動スプロケット46への装着が行われる。この開口部53は前部及び後部クランクケース半体33a,33bに複数本のボルト74…で固着される蓋板73により閉鎖される。その際、両クランクケース半体33a,33bと蓋板73との接合面間にはOリング110が介裝され、蓋板73の、クランクシャフト31に貫通される透孔73aには、クランクシャフト31の外周面に密接するオイルシール111が装着される。こうしてタイミング室40は、油密に保持される。
【0024】
さて、前記チェーンテンショナ49を支持するピボット軸112の取り付け構造について説明する。図6〜8に明示するように、上記蓋板73とクランクケース33との対向壁には、ピボット軸112の所望の設置箇所で互いに有底孔125a,126aを対向させる一対の支持ボス125,126が一体に突設され、この両支持ボス125,126間にチェーンテンショナ49のブッシュ50が配置されると共に、そのブッシュ50を回転自在に貫通するピボット軸112の両端部が支持ボス125,126の有底孔125a,126aに嵌合され、それらの底部によりピボット軸112の軸方向移動は阻止される。
【0025】
したがって、ピボット軸112は、そのための特別な抜け止め手段を不要としながら、クランクケース33及び蓋板73により確実に支持することができる。しかも、クランクケース33及び蓋板73は、駆動スプロケット46の周囲の広い範囲で相互に対向しているから、ピボット軸112を支持する支持ボス125,126の配置の自由度が拡大し、ピボット軸112を所望の位置で支持できて、タイミングチェーンの緊張に最適な箇所にチェーンテンショナを配置することが可能となる。特に、図示例のように、後部クランクケース半体33b及び蓋板73の対向壁に支持ボス125,126が突設された場合には、それらに支持されるピボット軸112を駆動スプロケット46から従動スプロケット47と反対側へ充分離して配置することができ、その結果、チェーンテンショナ49の長さ、特にピボット軸112及びリフタ52間の距離を充分に確保して、タイミングチェーン45の緊張状態を、その伸びに影響されることなく常に略一定に保ち、タイミングチェーン45の耐久性の向上に貢献することができる。
【0026】
その上、ピボット軸112の取り付けは、クランクシャフト31を挟持すべく前部及び後部クランクケース半体33a,33bを結合した後、それらに比較的小部品の蓋板73を取り付ける際に行うものであるから、その組立性が極めて良好となる。
【0027】
図8において、前記蓋板73には、タイミング室40側に突出する軸受ボス127が一体に形成され、オイルポンプ128のロータ軸129が回転自在に支承される。このように、蓋板73はロータ軸129の支持部材を兼ねることになり、部品点数の削減とオイルポンプ128の組立性の向上とに寄与し得る。ロータ軸129は、それに固着される大径ギヤ130と、前記駆動スプロケット46の一端に一体に連設される小径ギヤ131とを介してクランクシャフト31から駆動される。
【0028】
図5において、前記蓋板73の外側においてクランクシャフト31の右端側には、ロータ69が固定され、このロータ69と協同して交流発電機68を構成するステータ70が、ロータ69で囲繞されるようにして前記蓋板73に複数本のボルト74…で固着される。したがって、前記蓋板73は、ステータ70の取り付けベースを兼ねることになり、部品点数の削減に寄与し得るる。
【0029】
交流発電機68よりも外方でクランクシャフト31の右端部には冷却ファン71が固着されており、冷却ファン71を交流発電機68との間に挟むようにしてラジエータ72が配置される。このラジエータ72は、冷却ファン71を囲繞するシュラウド81を介してエンジン本体25に取り付けられる。即ち、図2,図5に示されるように、第1及び第2クランクケース半体33a,33bの、前記開口部53が設けられる側の外側壁には、蓋板73及び発電機68の周囲を取り囲む壁が突設され、該壁にラジエータ72が取付けられる。
【0030】
ラジエータ72は、上下の間隔を置いて配置される上部及び下部タンク77、78と、これらタンク77、78間を、それらの内部を相互に連通しながら一体的に結合する放熱コア79とから構成される。放熱コア79は放熱性に富む金属製で、その上下両端部には、それぞれ一対の連結突片101,101;102,102を左右に突出させており、上部の連結突片101,101には、下面を開放した上部タンク77の左右両端がシール部材103,103を挟んでかしめ結合され、また下部の連結突片102,102には、上面を開放した下部タンク78の左右両端がシール部材104,104を挟んでかしめ結合される。上部及び下部タンク77、78は何れも合成樹脂を素材として成形される。
【0031】
上部及び下部タンク77、78には連結鍔105,106が一体に形成されており、これらに合成樹脂等の弾性材からなる前記シュラウド81の一端部が複数本のリベット107…により固着される。このシュラウド81の他端には連結フランジ81aが一体に形成されており、この連結フランジ81aが複数本のボルト108…によりエンジン本体25に固着される。
【0032】
ラジエータ72は、シュラウド81に複数のビス109…で固着される合成樹脂製のラジエータカバー75で外周を覆われ、このラジエータカバー75と一体成形されたグリル75aが放熱コア79の前面に対向して配置され、このグリル75aを通して外部から放熱コア79に冷却風を導入するようになっている。
【0033】
図6及び図8を併せて参照して、冷却ファン71の側方でシュラウド81には複数の排出口76…が設けられており、冷却ファン71の作動時には、グリル75aから導入された空気はラジエータ72の放熱コア79を通過することで該放熱コア79を冷却し、排出口76…から外部に排出されることになる。こうしてラジエータ72内の冷却水は冷却される。
【0034】
ラジエータ72は、エンジン本体25におけるエンジンブロック32のシリンダブロック32a及びシリンダヘッド34に設けられたウォータージャケット82の冷却水を循環し得る冷却装置83の一部を構成するものであり、該冷却装置83は、ウォータージャケット82に冷却水を供給するウォータポンプ84と、ウォータージャケット82及びウォータポンプ84の吸入口間に介装されるラジエータ72と、このラジエータ72を迂回してウォータージャケット82からの冷却水をウォータポンプ84に戻す状態並びにウォータージャケット82からラジエータ72を経由した冷却水をウォータポンプ84に戻す状態を冷却水の温度に応じて切換えるサーモスタット85とを備える。
【0035】
シリンダヘッド34の右側面には、内部にサーモスタット85を収納したサーモスタットケース86が結合されており、カムシャフト44の右端に設けられたウォータポンプ84がシリンダヘッド34及びサーモスタットケース86によって囲まれた空間に収納される。
【0036】
車体フレームFの前後方向に沿う上部タンク77の一端部(この実施例では後端部)には、上方に延びる給水口管87が一体に設けられており、この給水口管87の上端には、回転操作により開閉される給水キャップ88が装着される。また車体フレームFの前後方向に沿う下部タンク78の他端部(この実施例では前端部)には、前方側に突出した接続管89が一体に設けられる。
【0037】
このようなラジエータ72は、エンジン本体25が備えるシリンダボア41の軸線Lに対して角度αだけ傾斜した姿勢で、前述のようにエンジン本体25に取り付けられ、これによりエンジン本体25の車体フレームFへの搭載時にはラジエータ72が水平面に対して角度βだけ前傾した姿勢となり、給水キャップ88が冷却装置83内の最上方位置に配置されると共に接続管89が冷却装置83内の最下方位置に配置される。こうすることにより、ラジエータ72を特別な形状としたり、ラジエータ72に接続されて該ラジエータ72とは別に配置されるタンクに給水キャップを設けたりすることによるコストの増大を回避して、給水口管87からの注水時に冷却装置83内でのヘッド差を比較的大きくし、給水口管87からのエアー抜き性及び注水性を向上することができる。
【0038】
また上記のようにラジエータ72をシリンダボア41の軸線Lに対して角度αだけ傾斜した姿勢とすると、エンジン本体25を車体フレームFに支持するためのピボット軸25を避けるようにラジエータ72を配置することが可能となると共に、シリンダヘッド32の排気ポートに連なる排気管90をラジエータ72の後部後方に配置するスペースを確保し得て、排気管90の取り回し自由度を向上させることができる。
【0039】
ラジエータ72の接続管89には、ラジエータ72の冷却水をサーモスタット85側に導くゴムホース等からなる可撓性の第1導管91の一端が接続され、第1導管91の他端はサーモスタットケース86に接続される。
【0040】
ラジエータ72は、エンジン本体25のシリンダブロック32aに側面視で上部タンク77の少なくとも一部(この実施例では前部)を重ねる位置に配置されるものであり、上部タンク77及びシリンダブロック32aが前記側面視で重なる範囲において、上部タンク77及びシリンダブロック32aに、上部タンク77内に連なる接続孔115及びウォータジャケット82の上部の出口82oに連なる接続孔116が設けられ、これら接続孔115,116に金属パイプ等からなる剛性を有する第2導管92の両端部が前記ボルト108…の締めつけ方向に沿ってOリング等のシール部材117,118をそれぞれ介して嵌合される。その際、第2導管92は、シュラウド81に設けられた透孔119を無接触で貫通するように配置される。また第2導管92と接続孔115,116との嵌合部には、シール部材117,118を弾性変形させつゝ第2導管92の微小角度の揺動を許容する間隙が設けられる。
【0041】
またウォータポンプ84からの冷却水を導くゴムホース等からなる可撓性の第3導管93の一端がサーモスタットケース86に接続され、この第3導管93の他端は、シリンダブロック32aの下面に突設される、ウォータージャケット82の下部の入口82iに接続される。
【0042】
シリンダヘッド32の吸気ポートに接続される気化器95には、該気化器95を加温するためにウォータージャケット82からの冷却水を導く管路(図示せず)が接続されており、気化器95を加温後の冷却水をサーモスタット85に導くゴムホース等からなる可撓性の第4導管96がサーモスタットケース86に接続される。
【0043】
サーモスタットケース86の上部には、ウォータポンプ84からエアーを抜くためのゴムホース等からなる可撓性の第5導管97が接続されており、この第5導管97と、ウォータージャケット82内の上部からエアーを抜くためにシリンダブロック32aの上部に接続された導管(図示せず)とが、ゴムホース等からなる可撓性の第6導管98に共通に接続されており、この第6導管98がラジエータ72における上部タンク77の後方側上部に接続される。
【0044】
さらに給水口管87には、ゴムホース等からなる可撓性の第7導管100の一端が接続されており、第7導管100の他端は、大気に開放されてラジエータ72とは別に配置されるリザーバ(図示せず)に接続される。而してラジエータ72内の冷却水が高温となって膨張したときには余分な冷却水が前記リザーバに溢流し、ラジエータ72内の冷却水が低温となったときには前記リザーバからラジエータ72に冷却水が戻される。このようなラジエータ72及びリザーバ間での冷却水の流通により、給水口管87内に溜まっていたエアーがリザーバに排出される。すなわちエンジンEの運転時にも冷却装置83からのエアー抜きが良好に行なわれることになる。
【0045】
而して、エンジンEの暖機運転が完了した状態では、カムシャフト44により駆動されるウォータポンプ84から吐出された冷却水は、サーモスタットケース86及び第3導管93を経てエンジンブロック32及びシリンダヘッド34内のウオータジャケット82に供給され、ウオータジャケット82を通過する間にエンジンEを冷却し、その後、第2導管92を経てラジエータ72の上部タンク77に送られる。そして上部タンク77から冷却コア79を経て下部タンク78に流下する間に温度低下した冷却水は、第1導管91及びサーモスタット85を経てウォータポンプ84に吸入れる。一方、エンジンEが暖機運転中であって冷却水温度が低いときには、ラジエータ72を迂回して冷却水が循環するようにサーモスタット85が作動し、冷却水はラジエータ72を通過することなくウォータージャケット82、気化器95及びウォータポンプ84を循環して速やかに昇温する。
【0046】
ところで、ラジエータ72の上部及び下部タンク77、78は軽量な合成樹脂製となっているので、ラジエータ72の軽量化を大いに図ることができる。またラジエータ72を通過した冷却風を排出口76…外へ誘導するシュラウド81が弾性材製とされると共に、それを介してラジエータ72がエンジン本体25に取り付けられるので、シュラウド81がそれ自体の弾性によりエンジンEの振動を吸収して、エンジンEからラジエータ72への加振を防ぐことができる。
【0047】
即ち、シュラウド81は、ラジエータ72の冷却風を誘導する本来の機能の外に、エンジンEからラジエータ72への振動の伝達を遮断する防振の役割を持つことになる。したがってラジエータ72の専用の防振手段が不要となり、構造の簡素化、延いてはコストの低減を大いに図ることができる。
【0048】
しかもラジエータ72が上記のように軽量となったことから、シュラウド81の負荷容量を小さくして、その薄肉化、延いては更なる防振機能の向上と軽量化をもたらすことができる。特に、上記ラジエータ72は、車体フレームFにピボット軸15を介して連結されと共にリヤクッション20を介して支持されて後輪Wrを伴い上下揺動するパワーユニットPのエンジンEに取り付けられるものであるから、ラジエータ72及びシュラウド81の上記のような軽量化は、ばね下荷重の軽減をもたらし、車両の乗り心地の改善に寄与する。
【0049】
再び図2において、右側ケーシング37及び左側ケーシング38の内部に突出するクランクシャフト31の左端には駆動プーリ54が設けられる。該駆動プーリ54は、クランクシャフト31に固定された固定側プーリ半体55と、固定側プーリ半体55に対して接近・離間可能な可動側プーリ半体56とを備えており、可動側プーリ半体56はクランクシャフト31の回転数の増加に応じて半径方向外側に移動する遠心ウエイト57によって、固定側プーリ半体55に接近する方向に付勢される。
【0050】
右側ケーシング37の後部及び減速ケーシング39間に支持された出力軸58に設けられた従動プーリ59は、出力軸58に相対回転可能に支持された固定側プーリ半体60と、固定側プーリ半体60に対して接近・離間可能な可動側プーリ半体61とを備えており、可動側プーリ半体61はスプリング62で固定側プーリ半体60に向けて付勢される。また固定側プーリ半体60と出力軸58との間に発進用クラッチ63が設けられる。そして駆動プーリ54及び従動プーリ59間に無端状のVベルト64が巻き掛けられる。
【0051】
右側ケーシング37及び減速ケーシング39間には出力軸58と平行な中間軸65及び車軸66が支持されており、出力軸58、中間軸65及び車軸66間に減速ギヤ列67が設けられる。そして減速ケーシング39を貫通して右側に突出する車軸66の右端に後輪Wrがスプライン嵌合して取り付けられる。
【0052】
而して、クランクシャフト31の回転動力は駆動プーリ54に伝達され、該駆動プーリ54からVベルト64、従動プーリ59、発進用クラッチ63及び減速ギヤ列67を介して後輪Wrに伝達される。
【0053】
エンジンEの低速回転時には、駆動プーリ54の遠心ウエイト57に作用する遠心力が小さいため、従動プーリ59のスプリング62によって固定側プーリ半体60及び可動側プーリ半体61間の溝幅が減少し、変速比はLOWになっている。この状態からクランクシャフト31の回転数が増加すると、遠心ウエイト57に作用する遠心力が増加して駆動プーリ54の固定側プーリ半体55及び可動側プーリ半体56間の溝幅が減少し、それに伴って従動プーリ59の固定側プーリ半体60及び可動側プーリ半体61間の溝幅が増加するため、変速比はLOWからTOPに向かって無段階で変化する。
【0054】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことができる。例えば、本発明は、上記自動二輪車V以外の自動三輪車等の各種車両にも適用可能である。
【0055】
【発明の効果】
以上のように本発によれば、エンジン本体のイミング室外側壁の駆動スプロケット側に該スプロケットよりも大径の開口部を設け、この開口部を閉鎖する蓋板と、その蓋板が着脱可能に固着されるエンジン本体との対向壁間でテンショナのピボット軸を挟持したので、前記ピボット軸は、そのための特別な抜け止め手段を不要としながら、ピボット軸をエンジン本体及び蓋板により確実に支持することができる。しかも、エンジン本体及び蓋板の対向壁でのピボット軸の取り付け位置の自由度が拡大し、ピボット軸を所望の位置に設置できて、タイミングチェーンの緊張に最適な箇所にチェーンテンショナを配置することが可能となる。その上、ピボット軸の取り付けは、エンジン本体の組立後、比較的小部品の蓋板の取り付け時に行うものであるから、その組立性が極めて良好となる。
【0056】
また特にエンジンブロックから第2クランクケース半体にわたりタイミング室を形成すると共に、第1及び第2クランクケース半体にわたり前記開口部を設け、この開口部を閉鎖する蓋板と第2クランクケース半体との対向壁間で前記ピボット軸を挟持したので、前記ピボット軸を駆動スプロケットから従動スプロケットと反対側へ充分離して配置することができ、したがってチェーンテンショナの長さを充分に確保して、タイミングチェーンの緊張状態を、その伸びに影響されることなく常に略一定に保ち、タイミングチェーンの耐久性の向上を図ることができる。また前記蓋板にはクランクシャフトの軸端部がオイルシールを介して貫通しており、その蓋板の外側においてクランクシャフトの軸端部に発電機のロータが固着される。
【0057】
さらに請求項3の発明によれば、前記蓋板に前記発電機のステータを固着したので、前記蓋板は発電機のステータの支持ベースを兼ねることになり、部品点数の削減に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示すスクータ型の自動二輪車の全体側面図。
【図2】 図1の2−2線断面図。
【図3】 図2の3−3矢視図。
【図4】 ラジエータカバーを取り外した状態での図3に対応した側面図。
【図5】 図3の5−5線断面図。
【図6】 ラジエータ及び発電機を取り外した状態での図3に対応した側面図。
【図7】 図2の7−7線断面図。
【図8】 図6の8−8線断面図。
【符号の説明】
E・・・・エンジン
Ti・・・タイミング伝動装置
25・・・エンジン本体
31・・・クランクシャフト
32・・・エンジンブロック
32a・・シリンダブロック
33・・・クランクケース
33a・・第1クランクケース半体(前部クランクケース半体)
33b・・第2クランクケース半体(後部クランクケース半体)
40・・・タイミング室
44・・・カムシャフト
45・・・タイミングチェーン
46・・・駆動スプロケット
47・・・従動スプロケット
49・・・チェーンテンショナ
53・・・開口部
68・・・発電機
69・・・ロータ
70・・・ステータ
72・・・ラジエータ
73・・・蓋板
111・・オイルシール
127・・軸受ボス

Claims (4)

  1. エンジンブロック(32)と、このエンジンブロック(32)の一部であるシリンダブロック(32a)の一端に連なる第1クランクケース半体(33a)と、この第1クランクケース半体(33a)に接合されて該第1クランクケース半体(33a)と協働してクランクシャフト(31)を回転自在に挟持する第2クランクケース半体(33b)とでエンジン本体(25)を構成したエンジンにおける動弁用タイミング伝動装置であって、
    エンジン本体(25)の一側壁にエンジンブロック(32)から第2クランクケース半体(33b)に亘り形成されるタイミング室(40)内で、クランクシャフト(31)及び動弁用カムシャフト(44)それぞれ固定の駆動スプロケット(46)及び従動スプロケット(47)にタイミングチェーン(45)を巻き掛け、このタイミングチェーン(45)に緊張力を付与すべくその一外側面に圧接するテンショナ(49)の一端をピボット軸(112)を介してエンジン本体(25)に揺動可能に取り付けたものにおいて、
    エンジン本体(25)のタイミング室(40)外側壁には、駆動スプロケット(46)よりも大径の開口部(53)を第1及び第2クランクケース半体(33a,33b)に亘って設け、この開口部(53)を閉鎖すると共にクランクシャフト(31)の軸端部がオイルシール(111)を介して貫通する蓋板(73)をエンジン本体(25)に着脱可能に固着し、その蓋板(73)の外側においてクランクシャフト(31)の軸端部には、該クランクシャフト(31)で駆動される発電機(68)のロータ(69)を固着し、前記蓋板(73)と第2クランクケース半体(33b)との対向壁間で前記ピボット軸(112)を挟持したことを特徴とする、エンジンにおける動弁用タイミング伝動装置。
  2. 請求項1に記載のエンジンにおける動弁用タイミング伝動装置において、
    前記蓋板(73)には、前記ピボット軸(112)とは別の軸(129)を回転自在に支持すべく前記タイミング室(40)側に突出する軸受ボス(127)が一体に形成されることを特徴とする、エンジンにおけるタイミングチェーンのテンショナ装置。
  3. 請求項1又は2記載のエンジンにおける動弁用タイミング伝動装置において、
    前記蓋板(73)に、前記発電機(68)のステータ(70)を固着したことを特徴とする、エンジンにおける動弁用タイミング伝動装置。
  4. 請求項1,2又は3記載のエンジンにおける動弁用タイミング伝動装置において、
    前記第1及び第2クランクケース半体(33a,33b)の、前記開口部(53)が設けられる側の外側壁には、前記蓋板(73)及び前記発電機(68)の周囲を取り囲む壁が突設され、該壁にラジエータ(72)が取付けられることを特徴とする、エンジンにおける動弁用タイミング伝動装置。
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