JP4161554B2 - 車載端末装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の内部か外部かを識別する車両センサを備える車載端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車載端末装置としては、特開平10−103999号公報に記載されたものが知られており、それは概略、図7に示すように構成されている。
【0003】
図7において、車載端末装置75は、車両に固定的に搭載されるメインナビ71に対して着脱部73を介して着脱自在に取り付けられるように構成されている。そして、車載端末装置75は、現在位置データを算出する現在位置算出部780と、現在位置算出部780の出力に基づいて現在位置及びその周辺の地図表示を行なう表示部770と、車載端末装置75をメインナビ71より取り外すに際し事前に操作する取り外し信号出力用のスイッチ(以下SWと記す)77を操作したとき、そのスイッチ77の状態をメインナビ制御部710を介して受信すると共に、位置算出部780に基づいて表示すべき地図データの表示方法などを定める制御部750と、地図情報などを一時記憶保持する記憶部760と、車載端末装置75がメインナビ71から取り外された時、車載端末装置75に駆動電力を供給するバッテリ790とを備えている。
【0004】
次に、図7に示す従来の車載端末装置について、その動作を説明する。車載端末装置75が着脱部73を介してメインナビ71に接続されているときには、図示していないがメインナビに設けた比較的大型の表示部で現在位置、及び、その周辺の地図が表示される。そして、車載端末装置75をメインナビ71より取り外す際には、事前に車載端末装置取り外しSW77を操作しなければ成らず、この操作を行なうと、その出力がメインナビ制御部710を介して車載端末装置75の制御部750に入力され、それによって表示部770の画面に、メインナビ71の前記図示していないメイン表示部に表示された地図などが一部省略されたり縮小されて表示されるようになる。
【0005】
したがって、この状態で車載端末装置をメインナビ71より取り外して単独で使用することができるようになる。このように、従来の車両端末装置でも、車載端末装置取り外しスイッチ77を操作することによって、車両に固定的に搭載されたメインナビより任意に取り外して使用することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の車載端末装置では、車両の内部で使用する場合と外部で使用する場合とで、その都度、車載端末装置取り外しSWをオンまたはオフにしなければならなかった。さらに、車外での使用時では、車内での使用時に比較して画面の単位面積当りの表示量の低減と電力消費を制限する省電力制御モードへの切り換えを行なっているが、歩行時への機能の変更として十分なものとは言い難いものであった。
【0007】
本発明は、このような従来の問題点を解決するものであり、特別なSW操作をすることなく車両の内部と外部を判定し、それぞれに最適な利用環境を実現する車載端末装置を提供するものである。
【0008】
本発明の車載端末装置は、車両に対して固定的に搭載された車載ユニットに接続されるべき車載端末装置であって、現在位置を算出する現在位置算出手段と、前記現在位置算出手段によって算出された現在位置に基づいて前記現在位置及び前記現在位置周辺の地図を表示する表示手段と、前記車載端末装置が前記車両の内部にあるか外部にあるかを前記車載ユニットに前記車載端末装置が接続され前記車載ユニットとの間で赤外線信号を受信したとき又は前記車載ユニットから前記車載端末装置が外され前記車載ユニットとの間で赤外線信号を受信したとき車両の内部にあると識別し、前記車載ユニットから前記車載端末装置が外され前記車載ユニットとの間で赤外線信号が受信できないとき車両の外部にあると識別する識別する車両センサと、前記車両センサの識別結果に基づいて、前記現在位置算出手段及び前記表示手段のうち少なくとも一方の機能を変更する制御手段とを備えたものである。したがって、この構成により、車両の内部、外部のそれぞれにおいて、現在位置算出手段及び表示手段のうち少なくとも一方の機能を車両走行又は歩行に最適な状態にすることができる車載端末装置を提供することができる。
【0009】
また、本発明の車載端末装置は、制御手段が車両センサの識別結果に基づいて、表示手段の表示物を変更する構成を有している。したがって、この構成により、車両の内部にあるときは、車両の走行に最適な機能、車両の外部にあるときは、徒歩移動に最適な機能をそれぞれ発揮させることができ、走行時、徒歩時ともに最適な状態で車載端末装置を使用することができる。
【0010】
また、本発明の車載端末装置は、制御手段が車両センサの識別結果に基づいて、表示手段の画面の明るさを変更する構成を有している。したがって、この構成により、車両の外部での歩行移動時に最適な表示画面の明るさを得ることができ、また、バッテリ消費の低減を実現することができる。
【0011】
また、本発明の車載端末装置は、制御手段が車両センサの識別結果に基づいて、現在位置算出手段の位置算出頻度を変更である構成を有している。したがって、この構成により、車両の外部でのバッテリ消費の低減を実現することができる。
【0012】
また、本発明の車載端末装置は、車両に対して固定的に搭載された車載ユニットに接続されるべき車載端末装置であって、現在位置を算出する現在位置算出手段と、前記現在位置算出手段によって算出された現在位置に基づいて前記現在位置及び前記現在位置周辺の地図を表示する表示手段と、前記車載端末装置が前記車両の内部にあるか外部にあるかを前記車載ユニットに前記車載端末装置が接続され前記車載ユニットとの間で無線信号を受信したとき又は前記車載ユニットから前記車載端末装置が外され前記車載ユニットとの間で無線信号を受信したとき車両の内部にあると識別し、前記車載ユニットから前記車載端末装置が外され前記車載ユニットとの間で無線信号が受信できないとき車両の外部にあると識別する識別する車両センサと、前記車両センサの識別結果に基づいて、前記現在位置算出手段及び前記表示手段のうち少なくとも一方の機能を変更する制御手段とを備えたものである。したがって、この構成により、車両の内部、外部のそれぞれにおいて、記憶手段の記録仕様を車両走行又は歩行に最適な状態にすることができる車載端末装置を提供することができる。
【0013】
また、本発明の車載端末装置は、車両に対して固定的に搭載された車載ユニットに接続されるべき車載端末装置であって、少なくとも地図情報を含む情報を配信するセンタと通信を行なう通信手段と、前記車両の内部にあるか外部にあるかを前記車載ユニットに前記車載端末装置が接続され前記車載ユニットとの間で赤外線信号又は無線信号を受信したとき又は前記車載ユニットから前記車載端末装置が外され前記車載ユニットとの間で赤外線信号又は無線信号を受信したとき車両の内部にあると識別し、前記車載ユニットから前記車載端末装置が外され前記車載ユニットとの間で赤外線信号又は無線信号が受信できないとき車両の外部にあると識別する車両センサと、前記車両センサの識別結果に基づいて、前記センタに要求する情報送信仕様を変更する制御手段とを備えたものである。したがって、この構成により、車両の内部、外部のそれぞれにおいて、センタに要求する情報送信仕様を車両走行又は歩行に最適な状態にすることができる車載端末装置を提供することができる。
【0014】
また、本発明の車載端末装置は、車両センサが車載ユニットとの間で接続された信号線の電位変化により車両の内部か外部かを識別する構成を有している。したがって、この構成により、車両の内部か外部か容易に識別することができる。
【0015】
また、本発明の車載端末装置は、車両に対して固定的に搭載された車載ユニットに接続されるべき車載端末装置であって、現在位置を算出する現在位置算出手段と、前記現在位置算出手段によって算出された現在位置に基づいて前記現在位置及び前記現在位置周辺の地図を表示する表示手段と、前記車載端末装置が前記車両の内部にあるか外部にあるかを前記車載ユニットに前記車載端末装置が接続され前記車載ユニットとの間で赤外線信号を受信したとき又は前記車載ユニットから前記車載端末装置が外され前記車載ユニットとの間で赤外線信号を受信したとき車両の内部にあると識別し、前記車載ユニットから前記車載端末装置が外され前記車載ユニットとの間で赤外線信号が受信できないとき車両の外部にあると識別する識別する車両センサと、前記車両センサの識別結果に基づいて、前記現在位置算出手段及び前記表示手段のうち少なくとも一方の機能を変更する制御手段とを備えた構成を有している。したがって、この構成により、車載端末装置を車載ユニットから分離した状態で車内にあるときと車外にあるときとを容易に、かつ、正確に識別することができる。
【0016】
また、本発明の車載端末装置は、車両センサが車載ユニットとの間で交信される無線信号の強度変化により車両の内部か外部かを識別する構成を有している。したがって、この構成により、車載端末装置を車載ユニットから分離した状態で車内にあるときと車外にあるときとを容易に識別することができる。
【0017】
また、本発明の車載端末装置の前記車両センサは、前記赤外線信号または前記無線信号の通信が不能となったとき、動作を停止する構成を有している。したがって、この構成により、車載端末装置を車載ユニットより取り外して単独で使用している場合のバッテリ消費を低減できる。
【0018】
また、本発明の車載端末装置は、前記車載ユニットに大容量記憶手段が搭載され、前記車両センサが前記車両の内部と識別したとき、前記大容量記憶手段の情報が前記赤外線信号または前記無線信号に重畳して、前記車載端末装置に送信される構成を有している。したがって、この構成により、車載端末装置が車載ユニットから分離された状態でも、車内にあるときには、大容量記憶手段の情報を車載端末装置に容易に取得することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0020】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態における車載端末装置の具体構成を示すブロック図であり、図2は、同実施の形態における車載端末装置の表示部における表示物の説明図である。そして、図2において、(a)は車両の内部にあるときの図形表示、(b)は車両の内部にあるときの文字表示、(c)は車両の外部にあるときの図形表示、(d)は車両の外部にあるときの文字表示をそれぞれ示している。
【0021】
図1において、本実施の形態における車載端末装置15は、車両に固定的に搭載された車載ユニット11に着脱部13を介して着脱自在に装着され、車載ユニット11より任意に離脱して車両の外部に持ち出し使用できるように構成されている。
【0022】
すなわち、前記車載端末装置15は、現在位置データを算出する現在位置算出部180と現在位置算出部180によって算出された現在位置データに基づいて、前記現在位置、及び、その周辺の地図、その他の情報の表示を行なう表示部170と、前記地図、その他の情報を記憶、保持する記憶部160と、装置の操作や情報を入力する操作SW195と、これらをそれぞれ制御する制御部150と、バッテリ190とを備えている。したがって、前記車載ユニット15は、単独で動作可能なように構成されている。
【0023】
そして、車両には、車両の走行速度を検出する車速センサ115が設けられ、その出力は、車載端末装置15が車載ユニット11に装着されているとき、車載ユニット11を経由して車載端末装置15の制御部150に入力されるように構成されている。
【0024】
また、車載端末装置15には、バッテリ190のプラス側にプルアップした抵抗と、車載端末装置15が車載ユニット11に装着されたとき、車載ユニット11側で接地される手段とを備えた車両センサ110が設けられており、この車両センサ110によって車載端末装置15が車両の内部にあるか、外部にあるかを検出するように構成している。そして、その出力は、制御部150に入力され、制御部150は、その結果に基づいて表示部170で表示する地図、その他の情報、すなわち、表示物をそれぞれ車両走行中、徒歩中において最適になるように、機能変更するように構成している。
【0025】
尚、バッテリ190は、車載端末装置15が車載ユニット11に装着されているとき、車載ユニット11を介して車両に搭載されたメインバッテリ(図示せず)より常に充電されるように構成されている。
【0026】
次に、図1、図2を用いて本発明の第1の実施の形態における車載端末装置の動作を説明する。
【0027】
車載端末装置15が着脱部13を介して車載ユニット11に接続されているとき、車両センサ110は着脱部13を介して接地された信号レベル・ローを検出することになり、車両の内部にあると識別する。車両センサ110より内部と識別した信号を受けた制御部150は、表示部170に位置算出部180が算出した現在位置データに基づいて、記憶部160が記憶保持する地図情報と共に車両の走行(移動)に適した表示物を図2(a)の様に図形表示し、また、図2(b)の様に運転者が見やすい大き目の文字フォントサイズで文字表示する。
【0028】
ここで、車両の走行(移動)に適した表示物としては、例えば、車両の走行軌跡410の場合は、常に自動スクロールして道路にマッチングする自車両の走行軌跡であり、自車マーク412は、方位を持ったマークが適切である。そして、目的地までの所要時間414は、車両のスピードを基に計算したものであり、平均速度416は、車両移動距離の合計を車両移動の合計時間で除したものである。通常0.1km/時〜200.0km/時の範囲の数値である。
【0029】
レーン案内表示418は、車両走行における車線変更の指示であり(図示せず)、ハイウェイモード対応420は、車両が高速道路に入ったとき、ハイウェイを走行するのに適した案内表示である(図示せず)。住所の表示422は、車両の走行に適した地域の「東京都千代田区」といった市区町村名程度のものであり、店の表示424は、車両走行時に利用頻度の高い道路に面した店などを見やすく優先的に表示したものであり、目的地490への案内経路は、最寄の車両走行可能地点までのものである。
【0030】
ユーザが車載端末装置15を車載ユニット11から取り外したとき、着脱部13において車載ユニット11が車載端末装置15から切りはなされ、車両センサ110はプルアップした抵抗により信号レベル・ハイを検出することになり、車両の外部にあると識別する。
【0031】
車両センサ110より外部にあると識別した信号が制御部150に入力されると、制御部150は、表示部170に位置算出部180が算出した現在位置データに基づいて、記憶部160が記憶保持する地図情報と共に歩行移動に適した表示物を図4(c)の様に図形表示し、また、図4(d)の様に歩行者が手元で読める範囲の小さめの文字フォントサイズで文字表示する。
【0032】
ここで、歩行移動に適した表示物としては、例えば、人の歩行軌跡450は、ある程度の距離を移動する毎にスクロールし、マップマッチング無しの歩行者の歩行軌跡である。歩行軌跡は、車両の走行軌跡410とは、色等で区別してもよく、また、自者マーク452は、頻繁に方位が変更になる可能性があることを考慮して方位を持たないマークで充分である。
【0033】
目的地までの所要時間454は、歩行のスピードで計算したものであり、平均速度456は、歩行による移動距離の合計を歩行移動の合計時間で除したものである。通常0.1m/分〜1000.0m/分の範囲の数値である。歩道の表示458および歩道橋の表示460は、歩行者の便宜のために表示され、住所の表示462は、車両走行時の住所の表示422に比べて、さらに詳細に「千代田区有楽町2丁目」といった丁目程度までの表示である。
【0034】
店の表示464は、取り扱っている商品などに応じて色分けしてもよく、車両走行時の店の表示424に比べてさらに詳細に「スーパー○○有楽町店」の様に屋号だけではなく、店名まで表示するのが望ましい。目的地490への案内経路は、徒歩における経路案内であり、特に広い敷地に建物が複数存在し、さらに駐車場が離れた場所に存在する場合などは、その駐車場から目的地までの歩行用の経路案内をも含むことが望ましい。
【0035】
以上の様に、本実施の形態では、車載端末装置が車両の外部にあると識別された場合、表示部によって表示される表示物が自動的に徒歩での移動に最適なものになるので、歩行者は徒歩での移動に必要な情報を容易に、かつ、的確に入手することができる。
【0036】
そして、この実施の形態によれば、車両センサとして、信号線の電圧変化によって車載端末装置が車両の内部にあるか、外部にあるかを識別するものを用いており、その識別結果が正確で、車両の内部、外部に関わらず、それぞれそれに最適な利用環境で動作させることができる。
【0037】
なお、上記実施の形態では、表示物を走行軌跡、自車マーク、所要時間、平均速度、レーン案内、ハイウェイモード、歩道、歩道橋、住所、店と、それらの表示色、文字フォントサイズ、スクロールタイミングの場合で説明したが、本発明はこれらの表示物に限定されることなく同様の効果が得られる。
【0038】
また、車載センサは、車載ユニット側で接地し、車載端末装置側でバッテリのプラス側に抵抗でプルアップした場合で説明したが、本発明はこの極性に限定されることなく、車載ユニット側で電源のプラス側に接続し、車載端末装置側で抵抗を介して接地しても同様の効果が得られるものである。
【0039】
さらに、上記実施の形態では車両の平均速度を小数点以下1桁の最高200.0km/時表示で、歩行移動の平均速度を小数点以下1桁の最高1000.0m/分表示の場合で説明したが、本発明はこれらの平均速度の有効桁数、単位ならびに速度範囲に限定されることなく同様の効果が得られる。
【0040】
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態における車載端末装置は、車両センサとして、車載ユニットと車載端末装置との間で交信される赤外線信号の強度変化を検出するものを用い、制御部がこの車両センサの識別結果に基づいて、車載端末装置の表示部における表示画面の明るさを変更するようにしている。
【0041】
そして、更に、車載ユニットと車載端末装置との間で交信される赤外線信号の強度が弱くなり、交信できなくなった時、車両センサの動作を停止するように構成している。その他の点は、第1の実施の形態と同じであるので、前記異なる点を中心に説明する。
【0042】
図3は、本発明の第2の実施の形態における車載端末装置の具体構成を示すブロック図であり、図4は、同実施の形態における車載端末装置の表示部の表示画面の明るさを変更する際の流れ図である。
【0043】
車両センサ210は、第1の実施の形態とは異なり、車載ユニット21に設置した光通信部215と赤外線信号によって交信し、赤外線信号の強度変化により車両の内部か外部かを識別する。
【0044】
これに伴い、着脱部23も第1の実施の形態とは異なり、車両センサのための特別な信号線を有していない。また、表示部270は、制御部250の制御により表示画面の明るさを変更できるように構成されている。車載端末装置25における記憶部160、位置算出部180、操作SW95、バッテリ190については、第1の実施の形態と実質的に同様の構成、機能を有する。
【0045】
次に、図3、図4を用いて本発明の第2の実施の形態における車載端末装置の動作を説明する。
【0046】
車載端末装置25が車載ユニット21に取り付けられているときには、車両センサ210が車載ユニット21に設置された光通信部215と近接しており、十分な赤外線信号強度で交信できるため、車載端末装置25が車両の内部にあると識別する。
【0047】
車両センサ210が車両の内部にあると識別すると、その信号を受けた制御部250は、第1の実施の形態と同様に、位置算出部180が算出した現在位置データを記憶部160が記憶保持する地図情報と共に、表示部270の表示画面を車両の走行に適した明るさに設定して表示する。
【0048】
ユーザが車載端末装置25を車載ユニット21から取り外した場合でも、車両の内部で使用するときは、車両センサ210と光通信部215との間で、車両の内壁などの赤外線信号反射によって交信可能であるので、車両センサ210は、車載端末装置25が引続き車両の内部にあると認識する。
【0049】
ユーザが車載端末装置25を車載ユニット21から取り外し、車両の外部に持ち出したときは、車両センサ210と車載ユニット21に設置された光通信部215との間の距離が離れて赤外線信号強度が相当弱くなるので、双方で交信できなくなり、車載端末装置25が車両の外部にあると識別する(ステップS501)。
【0050】
車両センサ210が外部にあると識別すると、その信号を受けた制御部250は、現在位置データを地図情報と共に、表示部270の表示画面を車両外の明るい場所でも見やすい様に明るさを増す(ステップS502)ように動作する。
【0051】
そして、バッテリ190の消耗を低減するために、あらかじめ定めた時間(たとえば30秒)経過後(ステップS503)に、表示部270の画面表示を強制的に中止する(ステップS504)。
【0052】
光通信部215と距離が離れて赤外線信号強度が弱くなり、交信できなくなった車両センサ210は、その動作を一旦停止する。そして、位置算出部180で車載端末装置25の位置を監視し、車載ユニット21を搭載した車両に再び予め定めた距離に近付いたとき、車両センサ210の動作を自動的に再開する。
【0053】
このように本実施の形態では、車載端末装置25が車両の外部にあると識別されたとき、表示部270の画面の明るさを最大限アップし、一定時間経過後、強制的に画面を消すので、歩行者は徒歩での移動に最適な明るさの画面表示を得ることができる。
【0054】
以上の説明のように、本発明の第2の実施の形態における車載端末装置は、車両センサが車両ユニットとの間で交信される赤外線信号の強度変化によって車載端末装置の位置を車両の内部か外部かを識別し、その識別結果によって表示部の画面の明るさを変更するので、内部なら車両走行に、また外部なら歩行移動に最適な利用環境で動作させることができる。
【0055】
また、赤外線信号による交信ができなくなると、車両センサはその動作を停止するので、車両の外部での車載端末装置の単独使用においてバッテリの消耗を著しく低減することができる。
【0056】
なお、この実施の形態では、光信号を赤外線の場合で説明したが、本発明は光信号が赤外線に限定されることなく、他の光信号でも同様の効果が得られる。
【0057】
また、赤外線信号強度が弱くなって交信できなくなった車両センサは、その動作を停止すると説明したが、本発明は、車両センサの受信を継続し、送信のみを停止する様にしても同様の効果が得られる。
【0058】
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態における車両端末装置は、車両センサが車載ユニットと車載端末装置との間で交信されるBluetooth信号(詳細仕様はBluetooth Special Interest Group仕様書V1.0またはURL http://www.bluetooth.com参照。以下、無線信号と記す)の強度変化によって車載端末装置が車両の内部にあるか、外部にあるかを識別するようにし、制御部が、車両センサの識別結果に基づいて車載端末装置の現在位置算出部の位置算出頻度を変更する様に構成している。
【0059】
そして、車載端末装置が車載ユニットから取り外されていても車両の内部にある間は、車載ユニットに設置された大容量記録部からの情報を無線信号を用いて車載端末装置に転送させ、制御部が、車両センサの識別結果に基づいて車載端末装置の記憶部の記録仕様を変更し、また、車載ユニットと車載端末装置との間で交信される無線信号の強度が弱くなり交信できなくなった場合は、車両センサの動作を停止するようにしている。
【0060】
その他の点については、第1の実施の形態と同じであるので、以下、無線信号の強度変化によって車両センサと位置算出部の位置算出頻度の変更を行なう点と、無線信号を介して情報を車載ユニットから車載端末装置に転送する点と、記憶部の記録仕様の変更に関して、それぞれ異なる点を中心に詳細に説明する。
【0061】
図5は、本発明の第3の実施の形態における車載端末装置の具体構成を示すブロック図である。
【0062】
車両センサ310は、第1の実施の形態とは異なり、車載ユニット31に設置した無線通信部315とBluetooth仕様の無線信号によって交信し、無線信号の強度変化により車載端末装置35が車両の内部にあるか、外部にあるかを識別するように構成されている。そして、車両の内部にある間は、無線通信部315に接続された大容量記憶部320に記憶された地図情報、その他の情報を無線通信を介して車両センサ310が受信し、制御部350を介して記憶部360に転送し、車両センサ310の識別結果により記憶部360の記憶フォーマットを変更するように構成されている。
【0063】
例えば、GPS受信機といった位置算出部380も同様に車両センサ310の識別結果により位置算出頻度を変更する。車載端末装置35における表示部170、操作SW95、バッテリ190については第1の実施の形態と実質的に同様の構成、機能を有する。着脱部23については、第2の実施の形態と同様の機能を有する。
【0064】
次に図5を用いて本発明の第3の実施の形態における車載端末装置の動作を説明する。
【0065】
車載端末装置35が車両の内部にあるとき、車両センサ310は車載ユニット31に設置されたBluetooth仕様の無線通信部315とは近距離なので十分な無線信号強度で交信でき、たとえ車載ユニット31から車載端末装置35が着脱部23において取り外されていても、車両の内部にあると識別すると同時に、車載ユニット31に搭載された大容量記憶部320から無線通信部315と車両センサ310との間の無線を介し、制御部350は、車載端末装置35に必要な情報を取得する。
【0066】
車両センサ310が内部と識別し、その信号を受けた制御部350は、第1の実施の形態と同様に、位置算出部380が、車両の走行時に適した算出頻度でそれぞれ算出した現在位置データを記憶部360に記憶された地図情報と共に表示部170に表示する。
【0067】
さらに、制御部350は、追加または変更のあった情報を記憶部360に、たとえば、表示色を昼と夜とで変更して記憶し、また、データサイズも緯度と経度はそのままで、データ圧縮なし、または、低圧縮といった記録フォーマットでそれぞれ記録する。
【0068】
ユーザが車載端末装置35を車両の外部に持ち出し、車載ユニット31に設置された無線通信部315と車両センサ310との距離が大きく離れて無線信号による交信ができなくなると、車両センサ310は、車載端末装置35が車両の外部にあると識別し、その動作を停止する。そして、位置算出部380が、車載端末装置35の位置を監視して車載ユニット31を搭載した車両に再び予め定めた距離に近付いたとき、これによって車両センサ310の動作を再び自動的に開始する。
【0069】
車両センサ310が外部と識別し、その信号を受けた制御部350は、位置算出部380に対して算出頻度を歩行移動に支障の出ない範囲で低下して現在位置を算出する様に指示する。そして、その頻度で得られた現在位置データを記憶部360に記憶保持された地図情報と共に表示部に表示する。
【0070】
さらに、制御部350は、追加または変更のあった情報を記憶部360に、たとえば、表示色を昼と夜とで変えないで情報量のみ低減して記憶し、また、ポイント登録時のデータサイズも、ブロック中の緯度と経度としてデータ桁数を低減し、データ圧縮は、高圧縮といった状態の記録フォーマットに変更して記録する。
【0071】
このように、本実施の形態では、車載端末装置が車両の内部にあるときは、たとえ車載ユニットから車載端末装置が着脱部において取り外されていても、車載ユニットに搭載された大容量記憶部から無線通信部と車両センサとの間で無線を介して、車載端末装置に必要な情報を取得することができる。
【0072】
また、車載端末装置が車両の外部にあるときには、車両センサが無線信号の強度により車両の外部と識別でき、位置算出部の位置算出頻度を低下すると同時に車両センサの動作も停止するのでバッテリの消耗を著しく低減することができる。
【0073】
そして、さらに、記憶部の記録フォーマットを変更して歩行に必要な情報のみを記録することでメモリーサイズを低減することができる。
【0074】
以上の説明のように、本発明の第3の実施の形態における車載端末装置は、車両センサが車両ユニットとの間で交信されるBluetooth仕様の無線信号の強度変化によって車載端末装置の位置を車両の内部か外部かを識別し、車両の内部であれば、たとえ車載ユニットから車載端末装置が着脱部において取り外され、後部シートなどで車載端末装置を操作するような場合でも、車載ユニットに搭載された大容量記憶部から無線通信部と車両センサとの間の無線を介し、車載端末装置は必要な情報を取得することができる。
【0075】
また、車両の外部であれば、位置算出部の位置算出頻度を低下すると同時に車両センサの動作も停止するのでバッテリの消耗を低減でき、記憶部の記録仕様を変更するのでメモリーサイズも低減できる。
【0076】
なお、上記実施の形態では無線信号をBluetooth仕様の場合で説明したが、本発明は、Bluetooth仕様の無線信号に限定されることなく、他の無線信号使用であっても同様の効果が得られる。
【0077】
また、この実施の形態では、車載ユニットに搭載した大容量記憶部の情報を無線信号を介して車載端末装置に転送するように構成しているが、本発明は、無線信号による転送に限定されることなく、光信号でも同様の効果が得られる。
【0078】
また、無線信号強度が弱くなり、交信できなくなった車両センサは、その動作を停止するように構成しているが、本発明は、車両センサの受信を継続し、送信のみを停止するように構成してもほぼ同様の効果が得られる。
【0079】
さらに、この実施の形態では、位置算出部としてGPS受信機を用いているが、本発明は、GPS受信機に限定されることなく、PHSや携帯電話システム、その他の無線システムに設けた基地局、または、移動局の電波による位置測定手段でも同様の効果が得られるものである。
【0080】
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態における車両端末装置は、車載端末装置に、この端末装置を制御する制御部によって制御される送信部を設け、車両センサによって車載端末装置が車両の内部にあるか、外部にあるかを識別したとき、その結果に基づいて、制御部の制御の基で前記送信部を通してセンタに対してそれぞれに最適の地図、その他の情報送信仕様を要求できるように構成したものである。
【0081】
その他の点は、第1、第2の実施の形態と全く同じであるので、その詳細な説明は省略し、以下、車両センサが車両の内部か外部かを識別した結果に基づき、制御部がセンタに対し情報送信仕様の変更を要求する点を中心にその詳細な動作を説明する。
【0082】
図6は、本発明の第4の実施の形態における車載端末装置の具体構成を示すブロック図である。
【0083】
制御部650は、第1の実施の形態と異なり、車両センサ110が識別した車両の内部か外部かによって送信部630からの無線電波により、情報送信仕様の変更コマンドを基地局632に対し送信するように構成されている。
【0084】
基地局632は、送信部630からの情報送信仕様の変更コマンドを受信すると、そのコマンドをネットワーク634を介して情報提供を行なうセンタ636に送信する。
【0085】
次に、図6を用いて本発明の第4の実施の形態における車載端末装置の動作を説明する。
【0086】
車両センサ110によって車載端末装置65が車両の内部にあると識別している場合は、制御部650は、送信部630を介して車両移動送信仕様要求を車両端末装置65が位置するゾーンをサービスする基地局632に向けて送信する。
【0087】
車両移動送信仕様要求を受信した基地局632は、ネットワーク634を介してセンタ636にその要求を伝える。車載端末装置65からの車両移動送信仕様要求を受け取ったセンタ636は、車載端末装置65に送信する情報の情報量や範囲や形式を車両走行に適したフォーマットで送信する。
【0088】
車両センサ110によって車載端末装置65が車両の外部にあると識別した場合には、制御部650は、送信部630を介して徒歩移動送信仕様要求を車両端末装置65が位置するゾーンをサービスする基地局632に向けて送信する。
【0089】
歩行移動送信仕様要求を受信した基地局632は、ネットワーク634を介してセンタ636にその要求を伝える。車載端末装置65からの徒歩移動送信仕様要求を受け取ったセンタ636は、車載端末装置65に送信する情報の情報量や範囲や形式を徒歩移動に適したフォーマットで送信する。たとえば、住所は町目程度まで、店の表示は商品などに応じて色分けしたり、「××○○店」の様に屋号××だけでなく店名○○まで、歩行移動に適したエリア、歩道や歩道橋、表示用文字サイズは手元で読める範囲の小さ目の文字フォントという様な内容の情報を送信する。
【0090】
このように、本実施の形態では、車載端末装置が車両の外部にあると識 別されたとき、制御部は、センタに歩行移動送信仕様要求をするので、歩行者は、徒歩移動に最適な情報送信仕様で情報を送信するようにセンタに要求することができる。
【0091】
以上の説明のように、本発明の第4の実施の形態における車載端末装置は、車両センサによって車載端末装置が車両の内部にあるか、外部にあるかを識別したとき、その識別結果によって、センタにそれぞれ最適の情報送信仕様を要求するので、内部にあるならば車両走行に、また外部にあるならば歩行移動に最適なそれぞれの送信仕様を要求し、それぞれの状態で最適の表示を行なうことができる。
【0092】
なお、上記実施の形態では、送信仕様として情報量、範囲、形式を例にあげて説明したが、本発明は、これらに限定されることなく、同様の効果を得ることができる。
【0093】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、車両センサによって装置が車両の内部にあるか、外部にあるかを識別し、制御手段が結果に基づいて現在位置算出手段または表示手段の機能を、内部にあるならば車両走行に、また、外部にあるならば徒歩移動に、それぞれ最適な利用環境に変更する様に構成したものであり、ユーザは、車両走行においても、また、徒歩移動においても、常に、それぞれ最適な利用環境で使用できるというすぐれた効果を有する車載端末装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における車載端末装置の具体構成を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施の形態における車載端末装置の表示部における表示物の説明図で、
(a)車内での図形表示図
(b)車内での文字表示図
(c)車外での図形表示図
(d)車外での文字表示図
【図3】本発明の第2の実施の形態における車載端末装置の具体構成を示すブロック図
【図4】本発明の第2の実施の形態における車載端末装置の表示部の画面の明るさを変更する際の流れ図
【図5】本発明の第3の実施の形態における車載端末装置の具体構成を示すブロック図
【図6】本発明の第4の実施の形態における車載端末装置の具体構成を示すブロック図
【図7】従来の車載端末装置の具体構成を示すブロック図
【符号の説明】
11、21、31 車載ユニット
13、23 着脱部
15、25、35、65 車載端末装置
110、210、310 車両センサ
150、250、350、650 制御部
160、360 記憶部
170、270 表示部
180、380 位置算出部
215 光通信部
315 無線通信部
320 大容量記憶部
630 送信部
632 基地局
634 ネットワーク
636 センタ
Claims (9)
- 車両に対して固定的に搭載された車載ユニットに接続されるべき車載端末装置であって、現在位置を算出する現在位置算出手段と、地図情報を記憶する記憶手段と、前記現在位置算出手段によって算出された現在位置に基づいて前記現在位置及び前記現在位置周辺の地図を表示する表示手段と、前記車載端末装置が前記車両の内部にあるか外部にあるかを前記車載ユニットに前記車載端末装置が接続され前記車載ユニットとの間で赤外線信号を受信したとき又は前記車載ユニットから前記車載端末装置が外され前記車載ユニットとの間で赤外線信号を受信したとき車両の内部にあると識別し、前記車載ユニットから前記車載端末装置が外され前記車載ユニットとの間で赤外線信号が受信できないとき車両の外部にあると識別する識別する車両センサと、前記車両センサの識別結果に基づいて、前記現在位置算出手段及び前記表示手段のうち少なくとも一方の機能を変更する制御手段とを備えたことを特徴とする車載端末装置。
- 車両に対して固定的に搭載された車載ユニットに接続されるべき車載端末装置であって、現在位置を算出する現在位置算出手段と、地図情報を記憶する記憶手段と、前記現在位置算出手段によって算出された現在位置に基づいて前記現在位置及び前記現在位置周辺の地図を表示する表示手段と、前記車載端末装置が前記車両の内部にあるか外部にあるかを前記車載ユニットに前記車載端末装置が接続され前記車載ユニットとの間で無線信号を受信したとき又は前記車載ユニットから前記車載端末装置が外され前記車載ユニットとの間で無線信号を受信したとき車両の内部にあると識別し、前記車載ユニットから前記車載端末装置が外され前記車載ユニットとの間で無線信号が受信できないとき車両の外部にあると識別する識別する車両センサと、前記車両センサの識別結果に基づいて、前記現在位置算出手段及び前記表示手段のうち少なくとも一方の機能を変更する制御手段とを備えたことを特徴とする車載端末装置。
- 車両に対して固定的に搭載された車載ユニットに接続されるべき車載端末装置であって、少なくとも地図情報を含む情報を配信するセンタと通信を行なう通信手段と、前記車両の内部にあるか外部にあるかを前記車載ユニットに前記車載端末装置が接続され前記車載ユニットとの間で赤外線信号又は無線信号を受信したとき又は前記車載ユニットから前記車載端末装置が外され前記車載ユニットとの間で赤外線信号又は無線信号を受信したとき車両の内部にあると識別し、前記車載ユニットから前記車載端末装置が外され前記車載ユニットとの間で赤外線信号又は無線信号が受信できないとき車両の外部にあると識別する車両センサと、前記車両センサの識別結果に基づいて、前記センタに要求する情報送信仕様を変更する制御手段とを備えたことを特徴とする車載端末装置。
- 前記制御手段は、前記車両センサの識別結果に基づいて、前記表示手段の表示物を変更することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の車載端末装置。
- 前記制御手段は、前記車両センサの識別結果に基づいて、前記表示手段の画面の明るさを変更することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の車載端末装置。
- 前記制御手段は、前記車両センサの識別結果に基づいて、前記現在位置算出手段の位置算出頻度を変更することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の車載端末装置。
- 前記制御手段は、前記車両センサの識別結果に基づいて、前記記憶手段の記録仕様を変更することを特徴とする請求項1から請求項6に記載の車載端末装置。
- 前記車両センサは、前記赤外線信号または前記無線信号の通信が不能となったとき、動作を停止することを特徴とする請求項1から請求項6に記載の車載端末装置。
- 前記車載ユニットに大容量記憶手段が搭載され、前記車両センサが前記車両の内部と識別したとき、前記大容量記憶手段の情報が前記赤外線信号または前記無線信号に重畳して、前記車載端末装置に送信されることを特徴とする請求項1から請求項8に記載の車載端末装置。
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