JP4159014B2 - 印刷システム、印刷方法及び記憶媒体 - Google Patents

印刷システム、印刷方法及び記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置の表示装置に表示された文書情報をポインティングデバイスの操作によりプリンタで印刷する印刷システム印刷方法及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンピュータ装置の表示装置に表示された文書情報などを印刷する場合には、表示画面において、オペレーティングシステム上で起動しているアプリケーションソフトの印刷処理を選択してコンピュータ装置に接続されたページプリンタなどのプリンタ装置で印刷出力していた。この印刷処理では、コンピュータ装置の表示画面に表示されたデータが1乃至数頁に亘って所定サイズのカット紙に印字される。
【0003】
また、パーソナルコンピュータの表示装置に表示された文書情報の一部を印字する技術として、特開平5−204542号公報のものがある。この印刷システムではハンディプリンタを搭載したマウスを使用し、マウスの操作によりコンピュータ装置の表示画面に表示されたデータの一部を指定し、マウスを外部記録紙上で走査することにより、外部記録紙上に指定されたデータの印字を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のコンピュータ装置における印刷システムでは、表示画面に表示された文書情報のうちの必要な部分だけを抜き出して印刷したくとも、表示画面に表示された文書情報の全部を印刷してしまうという問題がある。
【0005】
また、従来のハンディプリンタを搭載したマウスを使用するシステムは、そのマウスのハウジングを走査して外部記録紙に印字を行うものであり、ハウジングの走査時に適当なガイドを用いないと記録紙上に斜行や蛇行して印字がなされることになり、印字のための操作が面倒であるなどの問題がある。
【0006】
また、印字するデータは表示画面上で範囲指定されるもので比較的データ量が少ないため、外部記録紙に部分的に印字が行われることになって、用紙サイズと印字領域とのバランスが悪く、メモなどとして残すには取り扱いにくい。
【0007】
そして、従来の印刷システムでは、文書情報のうちの必要な部分だけを抜き出して印刷する場合には操作が煩雑となったり、表示画面上で分散して位置する複数のデータを指定し、これらをまとめて印字することができないなどの問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、簡単な操作によりコンピュータ装置の表示画面上の1乃至複数個所からデータを抽出し、それをメモなどとして残しておくのに適当なテープ状の記録紙に見栄え良く印字することができる印刷システム印刷方法及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、表示装置を備えたコンピュータ装置と、前記コンピュータ装置に対して入力操作を行うマウスと、前記マウスのハウジングに内蔵され、前記コンピュータ装置から転送される印刷情報の印刷を行うプリンタとからなり、前記コンピュータ装置において、文書情報の処理を行うアプリケーションプログラムの起動中に所定の動作モードのプログラムを起動させることにより、前記アプリケーションプログラムによって処理された文書情報の複数個所を指定して印刷可能な印刷システムであって、前記コンピュータ装置は、前記アプリケーションプログラムによって処理され前記表示装置の表示画面に表示された文書情報の任意の範囲に対して行われる前記マウスの範囲指定の操作に基づいて文書情報を範囲指定するべく、前記マウスによって範囲指定の操作がされた文書情報を受け付ける範囲指定手段と、前記マウスの所定の操作に基づいて、前記範囲指定手段によって範囲指定された文書情報の印刷又は一時記憶を指示するための選択項目を有する操作画面を前記表示画面に表示する操作画面表示手段と、文書情報を一時的に記憶する一時記憶手段と、前記範囲指定手段によって範囲指定された文書情報に対して、前記操作画面上で一時記憶が指示される毎に、その文書情報を順次前記一時記憶手段に記憶する記憶制御手段と、前記操作画面上で印刷の指示がされたときに、前記一時記憶手段に記憶された文書情報に対応する印刷情報を生成する印刷情報生成手段と、前記印刷情報生成手段によって生成された印刷情報を前記プリンタに転送する転送手段とを備え、前記プリンタは、前記コンピュータ装置から転送される印刷情報をテープ状の記録紙に印刷する印刷手段を備えたことを特徴とする。
【0014】
この印刷システムによれば、マウスによって表示画面に表示された文書情報の任意の範囲を順に複数個所指定するとともに、その指定に対応してマウスの所定の操作を行って操作画面により文書情報の一時記憶を指示し、さらに操作画面により文書情報の印刷を指示することで、表示画面に表示された文書情報の中から所望する複数の文書情報がマウスのハウジングに内蔵されたプリンタによってテープ状の記録紙に印刷される。従って、マウスの簡単な操作によってコンピュータ装置の表示画面上で分散して表示される複数の文書情報を抽出し、それをメモなどとして残しておくのに適当なテープ状の記録紙にまとめて印字することができ、しかもマウスを操作する手元でそこに内蔵されるプリンタから印刷結果を得ることができる
【0015】
請求項に記載の発明は、更に、前記範囲指定手段によって文書情報が指定されているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって文書情報の指定がないと判断されたときに、その判断に応じた所定の報知を行う報知手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】
この印刷システムによれば、表示画面上で文書情報の範囲が指定されることなく一時記憶や印刷の指示があったときに、そのことを報知することができる。
【0017】
請求項に記載の発明は、前記一時記憶手段に記憶された文書情報を前記表示画面に表示する表示制御手段を備えたことを特徴とする。
【0018】
これにより、表示画面上に表示された文書情報中から範囲指定により抽出される複数箇所の文書情報を表示によって確認することができる。
【0023】
請求項に記載の発明は、表示装置を備えたコンピュータ装置と、前記コンピュータ装置に対して入力操作を行うマウスと、前記マウスのハウジングに内蔵され、前記コンピュータ装置から転送される印刷情報の印刷を行うプリンタとからなり、前記コンピュータ装置において、文書情報の処理を行うアプリケーションプログラムの起動中に所定の動作モードのプログラムを起動させることにより、前記アプリケーションプログラムによって処理された文書情報の複数個所を指定して印刷可能な印刷システムによって行われる印刷方法であって、前記コンピュータ装置が、前記アプリケーションプログラムによって処理され前記表示装置の表示画面に表示された文書情報の任意の範囲に対して行われる前記マウスの範囲指定の操作に基づいて文書情報を範囲指定するべく、前記マウスによって範囲指定の操作がされた文書情報を受け付ける範囲指定ステップと、前記コンピュータ装置が、前記マウスの所定の操作に基づいて、前記範囲指定ステップによって範囲指定された文書情報の印刷又は一時記憶を指示するための選択項目を有する操作画面を前記表示画面に表示する操作画面表示ステップと、前記コンピュータ装置が、前記範囲指定ステップによって範囲指定された文書情報に対して、前記操作画面上で一時記憶が指示される毎に、その文書情報を順次前記コンピュータ装置に一時的に記憶する一時記憶ステップと、前記コンピュータ装置が、前記操作画面上で印刷の指示がされたときに、前記一時記憶ステップによって前記コンピュータ装置一時記憶された文書情報に対応する印刷情報を生成する印刷情報生成ステップと、前記コンピュータ装置が、前記印刷情報生成ステップによって生成された印刷情報を前記プリンタに転送する転送ステップと、前記プリンタが、前記転送ステップによって前記コンピュータ装置から転送される印刷情報をテープ状の記録紙に印刷する印刷ステップとを備えたことを特徴とする。
【0024】
この印刷方法によれば、マウスの簡単な操作によってコンピュータ装置の表示画面上で分散して表示される複数の文書情報を抽出し、それをメモなどとして残しておくのに適当なテープ状の記録紙に見栄え良く印字することができる。
【0027】
請求項に記載の発明は、表示装置を備えたコンピュータ装置と、前記コンピュータ装置に対して入力操作を行うマウスと、前記マウスのハウジングに内蔵され、前記コンピュータ装置から転送される印刷情報の印刷を行うプリンタとからなり、前記コンピュータ装置において、文書情報の処理を行うアプリケーションプログラムの起動中に所定の動作モードのプログラムを起動させることにより、前記アプリケーションプログラムによって処理された文書情報の複数個所を指定して印刷可能な印刷システムによって行われる印刷方法を実現するためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、前記コンピュータ装置が、前記アプリケーションプログラムによって処理され前記表示装置の表示画面に表示された文書情報の任意の範囲に対して行われる前記マウスの範囲指定の操作に基づいて文書情報を範囲指定するべく、前記マウスによって範囲指定の操作がされた文書情報を受け付ける範囲指定ステップと、前記コンピュータ装置が、前記マウスの所定の操作に基づいて、前記範囲指定ステップによって範囲指定された文書情報の印刷又は一時記憶を指示するための選択項目を有する操作画面を前記表示画面に表示する操作画面表示ステップと、前記コンピュータ装置が、前記範囲指定ステップによって範囲指定された文書情報に対して、前記操作画面上で一時記憶が指示される毎に、その文書情報を順次前記コンピュータ装置に一時的に記憶する一時記憶ステップと、前記コンピュータ装置が、前記操作画面上で印刷の指示がされたときに、前記一時記憶ステップによって前記コンピュータ装置一時記憶された文書情報に対応する印刷情報を生成する印刷情報生成ステップと、前記コンピュータ装置が、前記印刷情報生成ステップによって生成された印刷情報を前記プリンタでテープ状の記録紙に印刷するべく、前記印刷情報生成ステップで生成された印刷情報を前記プリンタに転送する転送ステップと、を実現するためのプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0028】
この記憶媒体によって、請求項に記載の印刷方法を実現することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図面参照して本発明の実施形態を説明する。
【0030】
図1は本発明の実施形態に係るコンピュータシステムの要部を示す図である。
【0031】
コンピュータシステムは、コンピュータ本体1と、キーボード2と、CRTや液晶の表示画面3aを有する表示装置3と、ポインティングデバイスとしてのマウス4と、マウス4に内蔵されテープ状の記録紙に印刷するプリンタ5とを有する。また、6はページプリンタなどのプリンタである。
【0032】
前記プリンタ6は表示画面3aに表示された文書情報を頁単位で所定サイズのカット紙に印刷する場合に使用し、前記プリンタ5は本発明の印刷システムに係わるもので、表示画面3aに表示された文書情報の中から指定された範囲だけをテープ状の記録紙に印刷する場合に使用する。
【0033】
本実施形態では、前記プリンタ5は記録紙とともに前記マウス4に内蔵されている。そこで、プリンタ5を内蔵するマウス4について説明する。
【0034】
図2及び図3はプリンタ5を内蔵したマウス4の斜視図である。
【0035】
図2及び図3において、マウス4のハウジング10の上面部10aには右ボタン11及び左ボタン12が設けられ、蓋13が開閉自在に取り付けられている。この蓋13で覆われるハウジング10部分には、上方が開口したプリンタ収納部14及び電池収納部15が形成され、そこにはプリンタ5及び駆動電池16が収納される。
【0036】
プリンタ収納部14には、記録紙40が装填される記録紙装填部17が設けられ、さらに、プラテンローラ18とサーマルヘッド19などを備えた印刷機構が配設される。前記記録紙40は、コア41にロール状に巻回されたテープ状の感熱紙が使用され、この感熱紙の裏面には貼着剤層が形成されて剥離紙が剥離可能に積層されている。そして、記録紙40は記録紙装填部17に突設された支持軸17aに回転可能に装着される。
【0037】
前記プラテンローラ18は回転駆動されて記録紙40を搬送し、前記サーマルヘッド19は発熱素子列が記録紙40の幅方向に対応して設けられており、記録紙40の長手方向に沿って印刷を行う。
【0038】
また、ハウジング10の側部10bには、印刷後の記録紙40が排出される排出口20が設けられる。排出口20はマウス4の操作時にマウス4を保持する手指によって記録紙40の排出の障害にならない位置に設けられる。
【0039】
21は記録紙40の残量を確認できるように蓋13に配設した透明材からなる窓である。
【0040】
また、記録紙装填部17に対する記録紙40の装填を容易に行うことができるように、蓋13の開閉に連動してサーマルヘッド19をプラテンローラ18に対して接離するヘッド移動機構が設けられる。
【0041】
図4はハウジング10に設けられた蓋13の構造を示し、図5(a)及び図5(b)は夫々蓋13を閉じた状態及び蓋13を開いた状態のヘッド移動機構の動作説明図である。
【0042】
図4及び図5に図示のように、蓋13の端部の取付部22に取付軸23、24が設けられ、この取付軸23、24がハウジング10の両側部に形成された軸穴25に取付けられることで、蓋13がハウジング10に回動可能に設けられる。
【0043】
一方の取付軸23はEリング26によって軸穴25からの抜け止めが図られ、取付軸23のハウジング10内に突出する部分には大径部27aと小径部27bを有する異径形状とされた係合部27が設けられている。一方、サーマルヘッド19はヘッド支持部材28に支持され、このヘッド支持部材28からはアーム28aが延出されている。そして、ヘッド支持部材28はバネ29によってプラテンローラ18に向けて付勢されるとともに、アーム28aの先端部に形成された当接部28bが前記係合部27に当接するべく付勢されている。
【0044】
図5(a)のように、蓋13を閉じた状態では、係合部27の小径部27bはアーム28a先端の当接部28bから離間した位置にあり、サーマルヘッド19はバネ29の付勢力によりプラテンローラ18に押圧された印字位置にある。また、図5(b)のように、蓋13を開けると、その取付部22に設けられた係合部27が回転し、その大径部27aが当接部28bに当接してアーム28aを介してヘッド支持部材28をバネ29の付勢方向に抗して移動させ、ヘッド支持部材28に取付けられたサーマルヘッド19がプラテンローラ18から離間した非印字位置に移動する。これにより、記録紙40を記録紙装填部17に装填するときに、離間したサーマルヘッド19とプラテンローラ18の間に記録紙40を挿入することができる。
【0045】
また、図6はマウス4のハウジング10内の概略構成図を示す。30はマウスの回路部品が実装される回路基板であり、11a、12aは夫々右ボタン11及び左ボタン12に連動するスイッチである。また、31はハウジング10の底部に回転自在に設けられるボールであり、32、33はX軸エンコーダ及びY軸エンコーダからなるボールの回転検出部である。また、ハウジング10内には、印刷時に記録紙40を搬送するためのプラテンローラ18の駆動機構として、駆動源としてのステップモータ36と、その出力軸に設けられるウォームギア37やそれに噛み合うウォームホイール38などで構成される減速ギア列が設けられる。前記ステップモータ36は電池16を駆動源とし、その回転が減速ギア列を介してプラテンローラ18に伝達される。
【0046】
前記記録紙40は、所定の長さで切り取れるように長手方向に適宜な間隔をおいて幅方向に沿ってミシン線が形成され、排出口20から排出された印刷後の記録紙40をそのミシン線の位置で切り離すことによって短冊状の印刷物を得ることができる。なお、排出口20の近部にカッタを設けて記録紙40を任意の長さに切断できるようにしてもよい。
【0047】
図7は本印刷システムが適用されたコンピュータシステムの回路構成を示すブロック図である。図7において、1はコンピュータ本体であり、50は全体を制御するCPUである。コンピュータ本体1は、キーボードコントローラ51、表示コントローラ52及びインターフエース53を備え、夫々キーボード2、表示装置3及びプリンタ内蔵のマウス4が接続される。
【0048】
また、コンピュータ本体1は、オペレーテイングシステム(OS)、各種アプリケーションファイルや、本発明の印刷方法を含むプログラムなどの情報を記憶するハードデイスク(HD)などの記憶装置54を有し、また処理に当たっての種々の情報を記憶して記憶装置54に記憶されたプログラムを実行する際のワークメモリとして用いるRAMなどの内部メモリ55を有している。
【0049】
即ち、55aはキーボード2から入力された文書情報の文字コード情報を記憶する入力バッファ、55bは表示装置3に表示する表示情報のパターン情報を記憶する表示バッファ、55cは印刷情報のパターン情報が展開される印刷バッファ、55d及び55eは表示装置3の表示画面3a上で、そこに表示される文書情報中から部分的に選択指定された文書情報(文字列)を一時的に記憶する第1及び第2選択文字バッファ(クリップボード)である。55fは前記プログラムやその他の情報が展開されるワークエリアである。
【0050】
また、前記記憶装置54には、表示画面3a上で選択指定されてその登録が指示された文書情報を登録する文書登録領域54a、及び過去に選択指定されて印刷処理が行われた文書情報を記憶する印刷履歴記憶領域54bが設定される。
【0051】
また、図7において、マウス4はインタフェース61及びマウスケーブル(双方向バス)60を介してコンピュータ本体1に接続される。マウス4にはコントローラ62が設けられている。このコントローラ62は、例えばROM63やRAM64を備えた1チップのマイクロコンピュータによって構成され、ポインティングデバイスに関する制御の他に、ここではコンピュータ本体1から転送された印刷情報を内蔵するプリンタ5で記録紙40に印刷する際の制御も行う。
【0052】
前記コントローラ62には、マウスを構成するX軸方向及びY軸方向の移動量を検知するためX軸・Y軸エンコーダ32,33と、左右の操作ボタン11,12に連動したスイッチ11a,12aが接続される。また、プリンタ5を構成するサーマルヘッド19のドライバ65や、プラテンローラ18を駆動するためのステップモータ36のドライバ66が接続される。
【0053】
67は電源回路であり、電池を電源としてコントローラ62やプリンタ5などにそれぞれに必要な電圧を生成して供給する。なお、前記マウスケーブル60はUSBケーブルが使用されるものであり、従って、前記電源は電池に限らず、コンピュータ本体1からマウスケーブル60を介して供給することでもよい。
【0054】
このコンピュータシステムでは、コンピュータ本体1は、マウス4からマウスケーブル60を介して送信されるマウスの移動量の信号やボタンの操作信号を受けて、表示装置3の表示画面3a上でマウスポインタの移動処理やマウスポインタで指示される対象の選択処理や実行処理を行うとともに、マウス4からの印刷要求を受けてマウス4に内蔵されるプリンタ5に対してマウスケーブル60を介して印刷情報を出力する。
【0055】
本印刷システムでは、マウス4に内蔵されるプリンタ5でテープ状の記録紙40に印刷を行う場合に、キーボード2から表示装置3の表示画面3a上に設定される入力画面に印刷する文書情報を直に入力する第1のモードと、ワープロなどのアプリケーションの起動中にその表示画面から任意の文書情報を指定してそれを抽出して印刷する第2のモードがある。また、前記各モードには文書の編集や印刷に関連して文書の登録や呼出し、あるいは印刷履歴の記録などの機能が付加される。
【0056】
前記第1のモードは、表示装置3の表示画面3aの右下などに常駐しているアイコンをマウス4の左ボタン12をクリックすることにより起動し、そのときに図8に示すような文書入力画面70が表示画面3aに表示される。操作者は、その画面70の文書編集エリア71内でマウス4及びキーボード2を操作することにより記録紙40に印刷したい文字列などの情報を入力する。
【0057】
文書入力画面70には、印刷72、定型句呼出73、印刷履歴74、設定75などの項目を選択可能な操作ボタンが表示され、それらのボタン操作に応じて処理が行われる。例えば、印刷72が選択されると、編集されて文書編集エリア71に表示されている文書情報に対応する印刷パターン情報が印刷バッファ55cで生成されてプリンタ5に転送され、テープ状の記録紙40に印刷が行われる。定型句呼出73が選択されると、前記文書登録領域54aに登録されている定型句が呼び出されて文書編集エリア71に表示される。これを、そのまま印刷したり編集を加えて印刷したりすることができる。この定型句とは、操作者が表示画面3a上で指定した任意内容の文字列をそのように称している。この定型句の登録は後述する第2のモードで行われる。
【0058】
また、印刷履歴74を選択すると、印刷履歴記憶領域54bに記憶された過去に印刷した文書の一覧が表示画面3aに表示される。この一覧表示は文書の先頭部分を表示することによって行われる。表示された文書の中から所望の文書を指定すれば、文書編集エリア71に取り出すことができ、それを印刷する事ができる。
【0059】
また、設定75を選択すると、印刷に関する設定項目を表示する設定画面が表示されて各種の設定が可能となる。例えば、印刷行数や文字サイズ、あるいは文字体、プリンタ5で使用する記録紙40の幅などの設定が可能である。印刷情報はプリンタ5に送信されてテープ状の記録紙40に印刷されるため、この記録紙40の幅内に印刷可能な行数や文字サイズの範囲で設定を行えるようにしている。例えば、記録紙40の幅を12mmとし、前記サーマルヘッド19の発熱素子が60個でそのドット密度が8個/mmであるとし、大中小の文字サイズが各60×60ドット、30×30ドット、18×18ドットとすると、大サイズの文字であれば1行、中サイズの文字であれば2行、小サイズの文字であれば3行が記録紙40の幅内に印刷可能であり、これらの範囲内で設定可能にしている。仮に、印刷を指示された印刷情報が行数の関係から記録紙40の幅を超えるものであれば、その超えた行については印刷可能な行の印刷を終えた後に続いて印刷が行われるようにしている。なお、この設定では、次に説明する第2のモードにおける所定の項目の設定も可能である。
【0060】
次に、第2のモードは、文書情報をキーボード2から直接入力する第1のモードとは異なり、表示画面3aに表示された文書情報の中から所望の文書情報を抽出して印刷するものである。この第2のモードは、マウス4の所定の操作によって起動する。
【0061】
図9はコンピュータシステムによって実現される本発明に係る印刷処理(第2のモードによる印刷処理)の動作を示すフローチャートである。また、図10乃至図12は印刷処理動作に対応する表示画面を表し、図13は印刷例、図14は表示例を示している。
【0062】
以下、図9乃至図14に基づいて、ワープロなどのアプリケーションの起動中に表示画面上で作成された文書情報から任意の文字列を抽出する場合について説明する。
【0063】
操作者のマウス4の操作によって表示装置3の表示画面3aに表示された文書情報中の任意の文書情報(文字列)が範囲指定され、当該文書情報が表示画面3a上で反転表示される(ステップS1)。
【0064】
例えば、図10はワープロの入力編集画面が表示装置3の表示画面3aに表示された状態を表すものであり、操作者が所望の文字列の先頭にマウスポインタ80を合わせて左ボタン12をクリックしながら文字列の末尾までマウス4をドラッグ操作することによって文字列の範囲指定が行われる。この場合には連続した3行の文書情報が範囲指定されたことを表している。
【0065】
コンピュータ本体1のCPU50は、操作者によってマウス4の右ボタン11がクリックされたかを判断する(ステップS2)。マウス4の右ボタン11がクリックされたと判断されると(ステップS2のY)、第1選択文字バッファ55dがクリアされ(ステップS3)、表示画面3a上で範囲指定された文書情報に対応する文字コードの情報が入力バッファ55aから抽出されて第1選択文字バッファ55dに記憶される(ステップS4)。
【0066】
次に、第1選択文字バッファ55d又は第2選択文字バッファ55eに文書情報が記憶されているかが判断され(ステップS5)、第1選択文字バッファ55d又は第2選択文字バッファ55eに文書情報が記憶されていれば(ステップS5のY)、即ちマウス4により表示画面3aで文書情報の範囲指定が既に行われていれば、それに応じた所定の操作画面が表示画面3aに表示され(ステップS6)、第1選択文字バッファ55d又は第2選択文字バッファ55eに文書情報が記憶されていなければ(ステップS5のN)、即ちマウス4により表示画面3aで文書情報の範囲指定が行われていなければ、それに応じた所定の画面表示が行われる(ステップS7)。
【0067】
図10の例では、ステップS4の処理により範囲指定された3行の文字列が第1選択文字バッファ55dに記憶されており、ステップS5ではYesの判断がなされる。このとき第2選択文字バッファ55eには選択文字列は記憶されていない。
【0068】
図11は前記ステップS6の表示処理により表示装置3の表示画面3aに表示される操作画面81を表している。操作画面81では、例えば、「印刷」、「ストック」、「定型句登録」、「元のアプリ」などの選択項目が表示される。ここで、「印刷」とは範囲指定された文書情報をプリンタ4で印刷する指示を行うものであり、「ストック」とは文書情報が複数回範囲指定されるときに、夫々を一時的に記憶するものである。また、「定型句登録」とは後に呼び出して繰り返して使用できるように範囲指定された文書情報を登録しておくものであり、「元のアプリ」とは、この場合であれば、そこで起動しているワープロのアプリケーションにおける本来の右クリックに対応する選択項目を選択する際に選択操作されるものであり、「元のアプリ」を選択すると、さらに、例えば、「切り取り」、「コピー」、「貼り付け」などの選択項目を有する操作画面が表示されてワープロの文書編集時に使用できるようにしている。
【0069】
また、ステップS7の表示処理では、前記操作画面81上の処理項目の処理の前提となる文書情報の範囲指定が行われていないため、「範囲指定をして下さい。」などのメッセージを表示したり、前記操作画面81と同内容の処理項目を表示するものの、選択が不能なイネーブルの状態で選択項目のボタンなどを表示するなどして、操作者に文書情報の範囲指定の操作なしでのマウス4の右クリック操作は無効であることを報知する所定の表示画面を表示する。これは表示に代えた警告音でもよい。
【0070】
ステップS8で、操作画面81の「印刷」の項目が選択されたと判断されると、第1選択文字バッファ55dに記憶されている選択された文書情報が第2選択文字バッファ55eにコピーされて記憶される(ステップS9)。
【0071】
そして、この第2選択文字バッファ55eに記憶された文書情報の文字コード情報は印刷バッファ55cにおいて対応するパターン情報に展開されて印刷情報が作成される(ステップS10)。前記印刷情報はマウスケーブル60を介してプリンタ5で印刷するべくマウス4に転送される(ステップS11)。
【0072】
また、後に再度の印刷処理の便を図るため、印刷処理した文書情報の文字コード情報は印刷履歴記憶領域54bに記憶され(ステップS12)、その後、前記第2選択文字バッファ55e及び印刷バッファ55cがクリアされる(ステップS13)。
【0073】
図13(a)は印刷の結果を表すものであり、納品日時、納品場所、支払条件に係る3行の文書情報が記録紙40に印刷された状態を示している。
【0074】
また、前記操作画面81上で、「印刷」ではなく「ストック」が選択された場合には(ステップS8のN、S14のY)、第1選択文字バッファ55dに記憶されている選択された文書情報が第2選択文字バッファ55eに記憶される(ステップS15)。
【0075】
図12(a)乃至(c)は、表示画面3aに表示された文書情報のうちで、異なる位置に表示された3個の文書情報を順に範囲指定して抽出する場合を動作を表している。この場合には、第1番目及び第2番目の文書情報の範囲指定に対応して前記操作画面81で「ストック」を選択し、第3番目の文書情報の範囲指定に対応して前記操作画面81で「印刷」を選択する。このように、前記操作画面81に「ストック」の処理項目を設けて範囲指定された文書情報を順次一時記憶し最後に前記操作画面81の「印刷」を選択することで、本来は分離している複数の文書情報を連結して一括して印刷することができる。
【0076】
ここで、図12(a)乃至(c)と、図14(a)乃至(c)を用いて、更に具体的に説明すると、最初に、表示画面で上から3行目の「株式会社…」(第1番目の文書情報)を範囲指定し(ステップS1)、マウス4の右ボタン11をクリックすると(ステップS2)、その第1番目の文書情報は第1選択文字バッファ55dに記憶され(ステップS4)、ステップS5のYを経て操作画面81で「ストック」を選択すると、第1番目の文書情報は第2選択文字バッファ55eに記憶される(ステップS6、S8、S14、S15)。
【0077】
図12(a)は第1番目の文書情報の範囲指定と操作画面80での「ストック」の選択操作を示している。
【0078】
図14(a)は、表示画面3a内の適所に設定される第2選択文字バッファ55eの内容を表示する表示部82であり、この「ストック」の処理を繰り返す場合に範囲指定されて順に結合される文書情報の内容を確認できて便利である。この表示部82は、表示又は非表示を設定可能である。
【0079】
次に、図12(b)に示すように、上から9行目の「納品日時…」の文書情報(第2番目の文書情報)が範囲指定され操作画面80で「ストック」が選択される。これにより、第2番目の文書情報は第2選択文字バッファ55eに追加して記憶される(ステップS1〜S6、S8、S14、S15)。第2番目の文書情報が追加して記憶される様子は図14(b)のように、表示部82で確認できる。
【0080】
最後に、図12(c)に示すように、上から12行目の「合計金額…」の文書情報(第3番目の文書情報)が範囲指定されて操作画面80で「印刷」が選択される。これにより、第1及び第2番目文書情報に加えて第3の文書情報が第2選択文字バッファ55eに追加して記憶される(ステップS9)。そして、第2選択文字バッファ55eに記憶された第1乃至第3番目の文書情報の印刷パターン情報が印刷バッファ55cで作成され(ステップS10)、その印刷パターン情報はマウスケーブル60を介してプリンタ5で印刷するべくマウス4に転送される(ステップS11)。以下、印刷履歴の記憶(ステップS12)、第2選択文字バッファ55eのクリアが行われる(ステップS13)。プリンタ5では記録紙40に前記第1乃至第3番目の文書情報が3行に印刷されることになる。
【0081】
なお、前記第3番目の文書情報の範囲指定の後に、前記操作画面で「印刷」を選択することなく「ストック」を選択してもよい。図14(c)はそのときの表示部82を表す。そして、その後に新たな文書情報を指定することなく、マウス4の右ボタン11をクリックして操作画面80で「印刷」を選択しても同様の結果が得られる。
【0082】
図13(b)は、前記図12(a)乃至(c)の操作に対応して得られた印刷結果を表している。
【0083】
また、図9において、前記操作画面80上で「印刷」及び「ストック」を選択することなく「定型句登録」が選択された場合には(ステップS8のN、S14のN、S16のY)、第1選択文字バッファ55dに記憶されている選択された文書情報が定型句登録領域54aに登録される(ステップS17)。使用頻度の高い文書情報を登録しておくことで、後に繰り返し呼び出して印刷できる。前述のように、第1のモードにおいて、登録された定型句を呼び出して利用できる。
【0084】
また、前記操作画面80上での選択が「印刷」、「ストック」及び「定型句登録」のいずれの項目でもない場合は、「元のアプリ」が選択された場合であり、それに対応した処理が行われる(ステップS18)。
【0085】
コンピュータ本体1からの印刷情報がマウス4で受信されると(ステップS19)、印刷情報はマウス4内のRAM64に記憶され、順にサーマルヘッド19に転送されて発熱素子が駆動されるとともに、ステップモータ36が駆動されてプラテンローラ18の回転により記録紙40が搬送されて1ラインづつ印刷が行われる(ステップS20)。この印刷はコントローラ62で制御される。
【0086】
この実施形態の印刷システムによれば、マウス4の操作によって表示装置3の表示画面3aに表示される文書情報を範囲指定し、マウス4の右ボタンをクリックして操作画面を開き、そこで印刷を指示することにより、マウス4の簡単な操作で表示画面3a上から必要な文書情報を抽出してテープ状の記録紙40に印刷を行うことができる。
【0087】
また、表示装置3の表示画面3a上で文書情報を範囲指定とマウス4のクリックに基づく操作画面上での一時記憶の指示を繰り返し、最終的に操作画面で印刷を指示する簡単なマウス操作によって、表示画面3a上の複数個所に分散して位置する複数の文書情報を連結して抽出してテープ状の記録紙40に印刷を行うことができる。
【0088】
そして、マウス4にプリンタ5を内蔵することで、操作者の手元で、必要な情報のみをメモに適するサイズの印刷物として得ることができる。
【0089】
図15は他の実施形態に係るマウス及びプリンタを表す。
【0090】
図15において、90はマウスパッド、100はマウス、110はテープに印刷するプリンタである。
【0091】
前述の実施形態では、プリンタをマウスのハウジングに内蔵していたが、本実施形態ではマウス100とプリンタ110とが分離されて夫々が独立して設けられる点が相違する。
【0092】
図15のように、マウスパッド90には、プリンタ110を装着するための切り欠き91が形成されており、その切り欠き91の両内側には先端にフック93を有する舌片状の係止部92が設けられている。
【0093】
一方、プリンタ110のハウジング111の両側面には前記係止部92のフック93を係止するための係止溝112が形成されている。このプリンタ110のハウジング111の下部をマウスパッド90の切り欠き91に挿入し、係止溝112をマウスパッド90の係止部92に嵌め合わせることで、マウスパッド90とプリンタ110とが着脱可能に装着される。
【0094】
前記プリンタ110のハウジング111内には開閉可能な蓋113に覆われてカセット収容部114が設けられ、このカセット収容部114に印刷が施される印刷用テープ121とこのテープに熱転写印刷を行うためのインクリボン122を収納したカセット120が装着される。
【0095】
カセット収容部114内には印刷機構を構成するサーマルヘッド115及びプラテンローラ116が設けられ、また図示しないが、使用済みのインクリボンをカセット内に巻き取る巻取り軸が設けられる。プラテンローラ116及び巻取り軸はステップモータにより駆動されて印刷用テープ121とインクリボン122が搬送され、コンピュータ本体1から供給される印刷情報に基づいてハウジング111内に設けられる制御部によってサーマルヘッド115が駆動されて印刷用テープ121にインクが転写される。印刷されたテープ121は排出口117から排出され、この排出口117に設けられボタン118の操作により作動する不図示のカッタによって切断される。
【0096】
この実施形態のマウス100とプリンタ110も図1と同様なコンピュータシステムの入出力装置としてそのシステムに組み込まれ、図9に示した処理と同様の印刷処理が実行される。
【0097】
従って、この実施形態の印刷システムによっても、前述の実施形態のシステムと同様にマウス100の簡単な操作で表示画面3aの文書情報の抽出が可能であるという効果が得られ、またマウスパッド90とプリンタ100とが装着可能な構成を有するため、マウスパッド90を介してマウス100とプリンタ110とが近接した位置で使用されることになって、プリンタ内蔵のマウスと同様に、操作者の手元で、印刷物が得られることになって使い易く便利である。
【0098】
なお、前記実施形態において記載した手法は、すなわち、図9のフローチャートで示した処理はコンピュータに実行させることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記憶媒体に書き込んで各種装置に適用したり、通信媒体により伝送して各種装置に適用することも可能である。本装置を実現するコンピュータは、記憶媒体に記録されたプログラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行する。
【0099】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、マウスの簡単な操作によってコンピュータ装置の表示画面上に表示される文書情報を抽出し、それをメモなどとして残しておくのに適当なテープ状の記録紙に見栄え良く印字することができる。また、マウスの簡単な操作によってコンピュータ装置の表示画面上で分散して表示される複数の文書情報を抽出し、それをテープ状の記録紙にまとめて印字することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るコンピュータシステムの要部を示す図。
【図2】蓋を閉じた状態でのプリンタを内蔵するマウスの斜視図。
【図3】蓋を開いた状態でのプリンタを内蔵するマウスの斜視図。
【図4】前記蓋の取付軸部の構成を示す図。
【図5】前記蓋と印刷機構の関係図で、図5(a)は蓋を閉じた状態を示す図、同図(b)は蓋を開いた状態を示す図。
【図6】前記マウス内に設けられた各構成部品の概略構成図。
【図7】本発明の実施形態に係るコンピュータシステムの回路構成を示すブロック図。
【図8】前記コンピュータシステムに備えられた表示装置の画面構成を示す図。
【図9】前記コンピュータシステムにて実現される印刷処理の動作を示すフローチャート。
【図10】前記表示装置の表示画面に表示される文書情報の一例を示す図。
【図11】前記表示装置の表示画面に操作画面が表示された状態を示す図。
【図12】前記表示装置の表示画面での操作説明図であり、図12(a)は画面上の第1番目の文書情報に対する操作、同図(b)は画面上の第2番目の文書情報に対する操作、同図(c)は画面上の第3番目の文書情報に対する操作を示す図。
【図13】記録紙への印刷例であり、図13(a)は3行の文書情報が記録紙に印刷された状態、同図(b)は前記図12(a)乃至(c)の操作に対応して得られた印刷結果を示す図。
【図14】一時記憶されている文書情報の表示例であり、図14(a)は第1番目の文書情報が一時記憶された状態、同図(b)は第1及び第2番目の文書情報が一時記憶された状態、同図(c)は第1乃至第3番目の文書情報が一時記憶された状態を示す図。
【図15】本発明の他の実施形態に係るマウス及びプリンタの斜視図。
【符号の説明】
1…コンピュータ本体
2…キーボード
3…表示装置
3a…表示画面
4…マウス
5…プリンタ
6…プリンタ
10…ハウジング
11…右ボタン
11a…スイッチ
12…左ボタン
12a…スイッチ
13…蓋
14…プリンタ収納部
15…電池収納部
16…電池
17…記録紙装填部
18…プラテンローラ
19…サーマルヘッド
20…排出口
21…窓
22…取付部
23、24…取付軸
27…係合部
28…ヘッド支持部材
28a…アーム
29…バネ
30…回路基板
31…ボール
32、33…エンコーダ
36…ステップモータ
37…ウォームギア
38…ウォームホイール
40…記録紙
41…コア
50…CPU
51…キーボードコントローラ
52…表示コントローラ
40…記録紙
41…コア
50…CPU
51…キーボードコントローラ
52…表示コントローラ
53…インターフェース
54…記憶装置
54a…文書登録領域
54b…印刷履歴記憶領域
55…RAM
55a…入力バッファ
55b…表示バッファ
55c…印刷バッファ
55d…第1選択文字バッファ
55e…第2選択文字バッファ
60…マウスケーブル
61…インターフェース
62…コントローラ
63…ROM
64…RAM
65…ドライバ
66…ドライバ
67…電源回路
70…文書入力画面
71…文書編集エリア
80…操作画面
81…マウスポインタ
82…表示部
90…マウスパッド
91…切り欠き
92…係止部
93…フック
100…マウス
110…プリンタ
111…ハウジング
112…係止溝
113…蓋
114…カセット収容部
115…サーマルヘッド
116…プラテンローラ
117…排出口
118…ボタン
120…カセット
121…印刷用テープ
122…インクリボン

Claims (5)

  1. 表示装置を備えたコンピュータ装置と、前記コンピュータ装置に対して入力操作を行うマウスと、前記マウスのハウジングに内蔵され、前記コンピュータ装置から転送される印刷情報の印刷を行うプリンタとからなり、前記コンピュータ装置において、文書情報の処理を行うアプリケーションプログラムの起動中に所定の動作モードのプログラムを起動させることにより、前記アプリケーションプログラムによって処理された文書情報の複数個所を指定して印刷可能な印刷システムであって、
    前記コンピュータ装置は、
    前記アプリケーションプログラムによって処理され前記表示装置の表示画面に表示された文書情報の任意の範囲に対して行われる前記マウスの範囲指定の操作に基づいて文書情報を範囲指定するべく、前記マウスによって範囲指定の操作がされた文書情報を受け付ける範囲指定手段と、
    前記マウスの所定の操作に基づいて、前記範囲指定手段によって範囲指定された文書情報の印刷又は一時記憶を指示するための選択項目を有する操作画面を前記表示画面に表示する操作画面表示手段と、
    文書情報を一時的に記憶する一時記憶手段と、
    前記範囲指定手段によって範囲指定された文書情報に対して、前記操作画面上で一時記憶が指示される毎に、その文書情報を順次前記一時記憶手段に記憶する記憶制御手段と、
    前記操作画面上で印刷の指示がされたときに、前記一時記憶手段に記憶された文書情報に対応する印刷情報を生成する印刷情報生成手段と、
    前記印刷情報生成手段によって生成された印刷情報を前記プリンタに転送する転送手段とを備え、
    前記プリンタは、
    前記コンピュータ装置から転送される印刷情報をテープ状の記録紙に印刷する印刷手段を備えたことを特徴とする印刷システム。
  2. 更に、前記範囲指定手段によって文書情報が指定されているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって文書情報の指定がないと判断されたときに、その判断に応じた所定の報知を行う報知手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  3. 前記一時記憶手段に記憶された文書情報を前記表示画面に表示する表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷システム。
  4. 表示装置を備えたコンピュータ装置と、前記コンピュータ装置に対して入力操作を行うマウスと、前記マウスのハウジングに内蔵され、前記コンピュータ装置から転送される印刷情報の印刷を行うプリンタとからなり、前記コンピュータ装置において、文書情報の処理を行うアプリケーションプログラムの起動中に所定の動作モードのプログラムを起動させることにより、前記アプリケーションプログラムによって処理された文書情報の複数個所を指定して印刷可能な印刷システムによって行われる印刷方法であって、
    前記コンピュータ装置が、前記アプリケーションプログラムによって処理され前記表示装置の表示画面に表示された文書情報の任意の範囲に対して行われる前記マウスの範囲指定の操作に基づいて文書情報を範囲指定するべく、前記マウスによって範囲指定の操作がされた文書情報を受け付ける範囲指定ステップと、
    前記コンピュータ装置が、前記マウスの所定の操作に基づいて、前記範囲指定ステップによって範囲指定された文書情報の印刷又は一時記憶を指示するための選択項目を有する操作画面を前記表示画面に表示する操作画面表示ステップと、
    前記コンピュータ装置が、前記範囲指定ステップによって範囲指定された文書情報に対 して、前記操作画面上で一時記憶が指示される毎に、その文書情報を順次前記コンピュータ装置に一時的に記憶する一時記憶ステップと、
    前記コンピュータ装置が、前記操作画面上で印刷の指示がされたときに、前記一時記憶ステップによって前記コンピュータ装置一時記憶された文書情報に対応する印刷情報を生成する印刷情報生成ステップと、
    前記コンピュータ装置が、前記印刷情報生成ステップによって生成された印刷情報を前記プリンタに転送する転送ステップと、
    前記プリンタが、前記転送ステップによって前記コンピュータ装置から転送される印刷情報をテープ状の記録紙に印刷する印刷ステップと、
    を備えたことを特徴とする印刷方法。
  5. 表示装置を備えたコンピュータ装置と、前記コンピュータ装置に対して入力操作を行うマウスと、前記マウスのハウジングに内蔵され、前記コンピュータ装置から転送される印刷情報の印刷を行うプリンタとからなり、前記コンピュータ装置において、文書情報の処理を行うアプリケーションプログラムの起動中に所定の動作モードのプログラムを起動させることにより、前記アプリケーションプログラムによって処理された文書情報の複数個所を指定して印刷可能な印刷システムによって行われる印刷方法を実現するためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
    前記コンピュータ装置が、前記アプリケーションプログラムによって処理され前記表示装置の表示画面に表示された文書情報の任意の範囲に対して行われる前記マウスの範囲指定の操作に基づいて文書情報を範囲指定するべく、前記マウスによって範囲指定の操作がされた文書情報を受け付ける範囲指定ステップと、
    前記コンピュータ装置が、前記マウスの所定の操作に基づいて、前記範囲指定ステップによって範囲指定された文書情報の印刷又は一時記憶を指示するための選択項目を有する操作画面を前記表示画面に表示する操作画面表示ステップと、
    前記コンピュータ装置が、前記範囲指定ステップによって範囲指定された文書情報に対して、前記操作画面上で一時記憶が指示される毎に、その文書情報を順次前記コンピュータ装置に一時的に記憶する一時記憶ステップと、
    前記コンピュータ装置が、前記操作画面上で印刷の指示がされたときに、前記一時記憶ステップによって前記コンピュータ装置一時記憶された文書情報に対応する印刷情報を生成する印刷情報生成ステップと、
    前記コンピュータ装置が、前記印刷情報生成ステップによって生成された印刷情報を前記プリンタでテープ状の記録紙に印刷するべく、前記印刷情報生成ステップで生成された印刷情報を前記プリンタに転送する転送ステップと、
    を実現するためのプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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