JP2001310502A - プリンタ内蔵マウス装置 - Google Patents

プリンタ内蔵マウス装置

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JP2001310502A
JP2001310502A JP2000130839A JP2000130839A JP2001310502A JP 2001310502 A JP2001310502 A JP 2001310502A JP 2000130839 A JP2000130839 A JP 2000130839A JP 2000130839 A JP2000130839 A JP 2000130839A JP 2001310502 A JP2001310502 A JP 2001310502A
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JP2000130839A
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Inventor
Kenji Kobayashi
健司 小林
Kenzo Ito
賢三 伊藤
Masayuki Ikeda
雅行 池田
Kazutami Noguchi
和民 野口
Kenji Igarashi
健二 五十嵐
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンピュータ画面上のデータの一部を記録紙に
印字した後に、その記録紙を直ちに手帳等に貼り付けて
メモとして残す。 【解決手段】記録紙本体31と剥離紙32とが貼着剤層
を介して剥離可能に積層された長尺状の記録紙18をハ
ウジング11内に装填する。ステップモータ61を正転
駆動してプラテンローラ22及び巻取りリール軸21を
矢印A方向に回転させ、記録紙18を記録紙排出口24
に向けて搬送しながら、その記録紙18の記録紙本体3
1に対して印字を行うとともに、サーマルヘッド23を
経過した記録紙18の剥離紙32を記録紙本体31から
剥離してリールスプール18bに巻き取る。このような
構成により、記録紙18の記録紙本体31の印字済み部
分がハウジング11外に排出され、その排出された記録
紙本体31の貼着剤層側の面をシール面として、手帳等
に貼り付けてメモとして残すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ装置
のポインティングデバイスとして用いられるマウス装置
にプリンタを内蔵させたプリンタ内蔵マウス装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ機能を有するマウス装置
として、特開平5−204542号公報に記載のものが
知られている。このマウス装置はハウジングの下面にプ
リントヘッドを備え、そのマウス機能によってハウジン
グの位置情報信号をカーソル制御信号としてコンピュー
タ装置に出力する一方、コンピュータ装置から印字信号
を受けて、ハウジングを外部記録紙上で走査することに
より、前記プリントヘッドにより前記記録紙に印字する
ように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のようなマウス装
置では、マウス機能の範囲指定操作と組み合わせること
でコンピュータ装置の表示画面に表示されたデータの中
で特に必要とする一部分だけをメモ感覚で印字する場合
に便利である。
【0004】ところで、上述のようにコンピュータ画面
上のデータの一部を記録紙に印字した場合には、その記
録紙を手帳等に貼り付けて簡単なメモとして残しておく
ような利用が望まれる。しかしながら、簡単なメモの用
紙サイズとしては小サイズで十分であるが、前記公報の
マウス装置は、ハウジングを外部記録紙上で走査して印
字を行う構成であるため、印字に使用される記録紙のサ
イズが大きくなって印字後に小サイズに裁断する必要が
生じたり、また、貼着用に裏糊が施されていないごく普
通の記録紙を使用する場合には貼着のための糊付けを必
要とし、裏糊が施された記録紙を使用する場合には剥離
紙を剥がす手間を要するなど、いずれにしても印字後の
記録紙を直ちに身の回りや手帳等に貼り付けてメモとし
て残すような利用には適していない。
【0005】そこで、本発明は、コンピュータ画面上の
データの一部を記録紙に印字した後に、直ちに、その記
録紙を手帳等に貼り付けてメモとして残すことのできる
プリンタ内蔵マウス装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタ内蔵マ
ウス装置は、コンピュータ装置の入力装置として使用さ
れ、平面上を移動操作されるマウス装置において、記録
紙本体と剥離紙とが貼着剤層を介して剥離可能に積層さ
れた長尺状の記録紙を収容する記録紙収容部と、前記記
録紙収容部に収容された前記記録紙を引き出してハウジ
ングの側部に配設された記録紙排出口に向けて搬送する
搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記記録紙
の記録紙本体に前記コンピュータ装置から出力される印
字信号を受けて印字を行う印字手段と、前記搬送手段に
より搬送される前記記録紙が前記印字手段の位置を通過
した後に前記剥離紙を前記記録紙本体から剥離して巻き
取る巻取り手段とを備えることを特徴とする。
【0007】このような構成によれば、記録紙収容部に
収容された長尺状の記録紙がハウジングの側部に配設さ
れた記録紙排出口に向けて搬送されながら、その記録紙
の記録紙本体に対して印字がなされる。ここで、記録紙
は記録紙本体と剥離紙とが貼着剤層を介して剥離可能に
積層されており、印字手段の位置を通過したときに、そ
の記録紙の剥離紙が記録紙本体から剥離されて巻き取ら
れる。したがって、貼着剤層付きの記録紙本体の印字済
み部分のみがハウジング外に排出されることになり、直
ちに、手帳等に貼り付けてメモとして残すことができ
る。
【0008】また、前記構成のプリンタ内蔵マウス装置
において、更に、前記記録紙排出口の外側に配設されて
前記記録紙本体の先端を係止することにより前記印字手
段によって印字が行われ前記搬送手段によって前記ハウ
ジング外に排出される前記記録紙本体の印字済み部分を
前記記録紙排出口の出口で前記平面上から浮上させた状
態で保持する保持手段を備えて構成することができる。
【0009】このように構成することで、記録紙排出口
からハウジング外に排出される記録紙本体の印字済み部
分がマウス装置が移動操作される平面上に垂れ下がるこ
とを防止することができる。すなわち、記録紙本体がマ
ウス装置が移動操作される平面上に垂れ下がると、マウ
ス装置の移動操作の邪魔になるばかりかマウス装置の移
動時に記録紙本体を引っかけて折り曲げるなどして印字
を無駄にすることになるが、そのような不具合を防止で
きる。
【0010】また、前記保持手段を備える場合には、前
記搬送手段により、前記記録紙をその搬送方向と直交す
る方向を略垂直に立てた状態にして前記平面上と略平行
に搬送することで、ハウジング外でマウス装置が移動操
作される平面上に垂れ下がることが抑止されるため、記
録紙本体の印字済み部分を保持部材にて安定に保持する
ことができる。
【0011】さらに、前記記録紙排出口の近傍に前記印
字手段により印字された前記記録紙本体の印字済み部分
を切断する切断手段を備えることで、記録紙排出口から
ハウジング外に排出される記録紙本体の印字済み部分を
綺麗に切断して、手帳等に見栄え良く貼り付けることが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。
【0013】図1は本発明の一実施形態に係るプリンタ
内蔵マウス装置の外観構成を示す斜視図、図2はそのプ
リンタ内蔵マウス装置の蓋を開けた状態を示す斜視図で
ある。
【0014】図1及び図2に示すように、マウス装置1
0のハウジング11の上面部11aには、左ボタン12
及び右ボタン13が設けられるとともに、蓋14が取付
軸15a,15b(図4参照)を支点として開閉自在に
設けられる。この蓋14の下方のハウジング11内に
は、図2に示すように記録紙収納部16及び電池収納部
17があり、記録紙収納部16に記録紙18(図3参
照)を収納し、電池収納部17に電池19を収納できる
ような構造になっている。また、蓋14には記録紙収納
部16に収納された記録紙18の残量を確認可能な窓1
4aが形成されている。
【0015】前記記録紙収納部16には、図2に示すよ
うに記録紙保持軸20及び巻取りリール軸21と、プラ
テンローラ22及びサーマルヘッド23が設けられる。
ハウジング11の一方の側部11bには、記録紙収納部
16から繰り出されて印字された記録紙18が排出され
る記録紙排出口24と、後述する切断機構71(図6参
照)を手動操作するためのカッタ操作ノブ25が設けら
れている。
【0016】また、ハウジング11の内部には、ここで
は図示されていないが、マウス装置10を手で動かした
ときの左右方向及び前後方向の移動量を検出するX軸エ
ンコーダ及びY軸エンコーダが内蔵されている。そし
て、ハウジング11の底部11cには、これらのエンコ
ーダにマウス装置10の移動量を伝達するボールが回転
自在に設けられている。これらX軸エンコーダ、Y軸エ
ンコーダ、ボールによって移動量検出手段が構成され
る。
【0017】マウス装置では、前記移動量検出手段によ
って検出されたマウス装置10の移動量に基づいてコン
ピュータ画面上でマウスポインタを左右・上下方向に移
動させる信号が発生され、左ボタン12及び右ボタン1
3の操作信号とともにマウスケーブル26を介して不図
示のコンピュータ装置に送られる。
【0018】図3に前記記録紙収納部16に収納される
記録紙18の構成を示す。図3(a)は記録紙18の斜
視図、同図(b)は記録紙18の断面図である。
【0019】図3(a)に示すように、前記記録紙収納
部16に収納される記録紙18は長尺紙からなり、軸芯
18aにロール状に巻回されている。この記録紙18
は、図3(b)に示すように、記録紙本体(感熱紙)3
1の記録面の裏面に貼着剤層33が設けられ、そこに剥
離紙32が剥離可能に積層され、印字後に剥離紙32を
引き剥がすことでシールとして使用可能な構造を有す
る。前記記録紙本体31は、長尺状の基材31aと、そ
の表面に感熱発色剤を塗布して印字面となる感熱発色層
31bと、その感熱発色層31bを覆う保護層31cと
で構成される。そして、この記録紙18は記録紙本体3
1側の記録面を外側にして軸芯18aに多層巻回され、
その剥離紙32の先端はリールスプール18bに固着さ
れている。
【0020】前記構成の記録紙18をハウジング11内
に装填する場合には、図2に示すように蓋14を開け
て、記録紙収納部16内に設けられた記録紙保持軸20
に軸芯18aを嵌着するとともに、リールスプール18
bを巻取りリール軸21に嵌着して、記録紙18をプラ
テンローラ22とサーマルヘッド23の間に挿通する
(図6参照)。このとき、サーマルヘッド23は図4及
び図5に示すようなヘッド移動機構によりプラテンロー
ラ22から離間した状態にある。
【0021】図4及び図5はヘッド移動機構を説明する
ための図であり、図4はハウジング11の上面部11a
に設けられた蓋14の取付軸部14bの構成を示す図、
図5はその蓋14の取付軸部14bとサーマルヘッド2
3とプラテンローラ22との関係をハウジング11の上
から見た場合の図であり、図5(a)は蓋14を閉じた
状態、同図(b)は蓋14を開いた状態を示している。
【0022】図4に示すように、蓋14の一端部に設け
られた一対の取付軸部14bに取付軸15a、15bが
設けられている。この取付軸15a、15bがハウジン
グ11に設けられる軸穴11dに取付けられることで蓋
14がハウジング11に回動可能に取付けられる。図5
(a),(b)に示すように、ハウジング11の軸穴1
1dに取付けられる一方の取付軸15aはEリング15
cによって軸穴11dからの抜け止めが図られるととも
に、取付軸15aのハウジング11内に突出する部分は
大径部41aと小径部41bを有する異径形状とされた
係合部41が設けられている。一方、図5(a),
(b)に示すように、サーマルヘッド23はヘッド支持
部材42に支持され、このヘッド支持部材42からはア
ーム44が延出されている。そして、ヘッド支持部材4
2はバネ43によってプラテンローラ22方向に付勢さ
れるとともに、アーム44の先端部に形成された当接部
44aが前記係合部41に当接するべく付勢されてい
る。
【0023】図5(a)に示すように、蓋14を閉じた
状態では、係合部41の小径部41bはアーム44先端
の当接部44aから離間した位置にあり、サーマルヘッ
ド23はバネ43の付勢力によりプラテンローラ22に
押圧された状態にある。そして、図5(b)に示すよう
に、蓋14を開けると、その取付軸部14bに取り付け
られた係合部41が回転し、その大径部41aが当接部
44aに当接してアーム44を介してヘッド支持部材4
2をバネ43の付勢方向に抗して移動させ、ヘッド支持
部材42に取付けられたサーマルヘッド23をプラテン
ローラ22から離間させる。
【0024】図6はハウジング11内に設けられた各構
成部品をハウジング11の上面から見た場合の概略構成
図である。なお、図6において、50はマウス回路部品
が実装される回路基板であり、51及び52はハウジン
グ11の上面部11aに設けられた左ボタン12及び右
ボタン13に連動したスイッチである。また、53は前
記ハウジング11の底部11cに回転自在に設けられた
ボールであり、54及び55はそのボール53のX軸方
向とY軸方向の回転を検知するためのエンコーダであ
る。
【0025】このハウジング11内には、記録紙保持軸
20、巻取りリール軸21、プラテンローラ22、サー
マルヘッド23が設けられるとともに、駆動機構とし
て、ステップモータ61、ウオームギア62、巻取りリ
ールギア63、アイドルギア64、プラテンギア65、
ガイドピン66が設けられる。
【0026】ステップモータ61を所定方向に回転駆動
すると、プラテンローラ22がギア62〜65を介して
矢印A方向に回転する。このプラテンローラ22の矢印
A方向の回転により、記録紙18が記録紙収納部16か
ら繰り出され、記録紙排出口24方向に搬送される。ま
た、ステップモータ61の回転駆動により、巻取りリー
ル軸21が巻取りリールギア63を介して矢印A方向に
回転する。この巻取りリール軸21の矢印A方向の回転
により、サーマルヘッド23により印字された記録紙1
8の記録紙本体31から剥離紙32が剥離されて、ガイ
ドピン66に支持されながらリールスプール18bに巻
き取られる。
【0027】なお、巻取りリール軸21は巻取りリール
ギア63にスリップ可能に摩擦係合されている。よっ
て、プラテンローラ22の回転による記録紙搬送速度
と、巻取りリール軸21の回転による剥離紙32の巻き
取り速度とが一致するように調整される。
【0028】また、ハウジング11の記録紙排出口24
の内側近傍には、記録紙排出口24からハウジング11
外に排出される記録紙18の記録紙本体31を切断する
ための切断機構71が設けられる。この切断機構71
は、ハウジング11に固定して設けられる固定刃72
と、カッタ操作ノブ25に連結されて固定刃72方向に
移動可能な可動刃73と、この可動刃73を固定刃72
とは逆の方向に付勢しているバネ74とを備える。
【0029】カッタ操作ノブ25はハウジング11の側
部11bに設けられ、このカッタ操作ノブ25を操作者
が図6の矢印B方向にスライドさせることにより、その
カッタ操作ノブ25に連結された可動刃73がバネ74
に抗して固定刃72方向に移動する。この可動刃73が
固定刃72に交差する位置まで移動すると、可動刃73
と固定刃72との間を通過する記録紙18の記録紙本体
31が切断されて記録紙排出口24から排出される。ま
た、操作者がカッタ操作ノブ25を離すと、カッタ操作
ノブ25及び可動刃73はバネ74により元の位置に戻
る。
【0030】図7は前記構成のマウス装置10を操作者
が操作している状態を示す図である。
【0031】図7に示すように、操作者がマウス装置1
0を手で掴み、平面上を移動操作しながら、ここでは不
図示のコンピュータ画面上に表示されるマウスポインタ
を動かし、印字対象となる範囲を選択すると、その選択
された範囲の文字列に対応した印字信号がコンピュータ
装置からマウスケーブル26を介して送られて来る。
【0032】この印字信号の到来により、マウス装置1
0のプリンタ機能が起動され、図6に示すハウジング1
1内に設けられたステップモータ61が正転駆動されて
プラテンローラ22及び巻取りリール軸21が矢印A方
向に回転する。そして、プラテンローラ22の矢印A方
向の回転により、図3に示すような長尺状の記録紙18
が記録紙収納部16から繰り出されて記録紙排出口24
に向けて搬送されるとともに、サーマルヘッド23によ
り記録紙18の記録紙本体31の記録面に対して前記印
字信号に基づく印字がなされる。
【0033】ここで、記録紙18がサーマルヘッド23
の位置を通過すると、巻取りリール軸21の矢印A方向
の回転により、その記録紙18の記録紙本体31から剥
離紙32が剥離されてリールスプール18bに巻き取ら
れていく。したがって、記録紙18がサーマルヘッド2
3により印字された後は、その記録紙18の記録紙本体
31のみが剥離紙32と分離されて、図7に示すように
記録紙排出口24方向に搬送され、記録紙排出口24か
らハウジング11外に排出される。この排出された記録
紙本体31の裏面には貼着剤層33が施されている。し
たがって、カッタ操作ノブ25の操作により前記切断機
構71を駆動して記録紙本体31を切断すれば、その記
録紙本体31を短冊状のシールとして利用することがで
きる。
【0034】このように、長尺状の記録紙18にコンピ
ュータ画面上のデータの一部をメモ感覚で印字すること
ができ、しかも、印字後には記録紙18の記録紙本体3
1から剥離紙32を剥離した状態で排出されるため、そ
の排出された記録紙本体31の貼着剤層33側の面をシ
ール面として、手帳等に貼り付けてメモとして残すこと
ができて便利である。
【0035】なお、前記実施形態では、マウス装置10
に手動操作用の切断機構71を設け、操作者がカッタ操
作ノブ25を操作することで、印字済みの記録紙本体3
1を切断するものとして説明したが、本発明はこれに限
るものではなく、マウス装置10に自動切断機構を設け
て、印字済みの記録紙本体31を自動的に切断するよう
な構成も可能である。図8及び図9に自動切断機構を設
けた場合の構成例を示す。
【0036】図8は自動切断機構81を備えた場合のハ
ウジング11内の各構成部品をハウジング11の上面か
ら見た場合の図、図9は自動切断機構81の動きを説明
するための図である。
【0037】図8及び図9に示すように、自動切断機構
81は、ハウジング11に固定された固定刃82と、こ
の固定刃82方向に移動自在な可動刃83と、この可動
刃83に一体形成されたアーム84と、このアーム84
を駆動するカムギア85、ウォームギア86、平歯車8
7とを備える。
【0038】アーム84には、図9に示すように長穴8
4aが形成され、この長穴84aにはカムギア85に突
設された係合ピン85aが係合する。なお、図9におい
て、図中の88はカムギア85の支持部材であり、図8
では省略してある。また、図9では、アーム84の動き
を分かりやすくするため、アーム84とカムギア85と
の位置関係を反対にして示してある。カムギア85は、
巻取りリールギア63と係合するウォームギア86に連
結された平歯車87と噛み合って回転する。
【0039】ここで、巻取りリールギア63と巻取りリ
ール軸21との間と、プラテンギア65とプラテンロー
ラ22との間には、それぞれ不図示のワンウェイクラッ
チが介在されており、ステップモータ61を正転駆動し
たときには、巻取りリール軸21及びプラテンローラ2
2がステップモータ61の回転駆動を受けて矢印A方向
に回転して印字動作が行われるが、ステップモータ61
を逆転駆動したときには、その回転駆動は巻取りリール
軸21及びプラテンローラ22に伝達されず、巻取りリ
ールギア63、ウォームギア86、平歯車87を介して
カムギア85に伝達されて自動切断機構81によるカッ
ト動作が行われる。
【0040】すなわち、ステップモータ61を逆転駆動
すると、カムギア85が図9(a)の初期状態から図9
(b),(c)に示すように矢印C方向に回転し、それ
に伴いカムギア85に突設された係合ピン85aが円弧
軌道上を移動する。すると、係合ピン85aはアーム8
4の長穴84aに係合しているので、アーム84が上方
向に移動しつつ、このアーム84と一体形成された可動
刃83が固定刃82方向に移動する。そして、可動刃8
3がここでは不図示の記録紙18の記録紙本体31に切
り込みながら固定刃82と交差する位置まで移動するこ
とにより、記録紙本体31が切断される。
【0041】図9(c)はカット終了時の状態を示して
おり、このとき係合ピン85aは円弧軌道上の最上部に
ある。この状態からステップモータ61をさらに逆転駆
動すると、図9(d)に示すようにカムギア85の矢印
C方向の回転に伴って係合ピン85aが円弧軌道上を下
方向に移動しながら、アーム84を押し下げていく。こ
れにより、可動刃83が固定刃82から離間する方向に
移動し、図9(a)の初期位置に復帰したときにステッ
プモータ61の回転が停止される。
【0042】なお、前記自動切断機構81によるカット
動作は、後述するメニュー画面92の中に記録紙18の
カットを指示する項目94を追加し(図14参照)、こ
の項目94が選択された場合に印字動作後に実行される
ものとする。また、このようなメニュー選択の他に、例
えばマウス装置10のハウジング11上に前記自動切断
機構81用のスイッチを別途設けることでも良い。
【0043】ところで、記録紙18の記録紙本体31に
印字すべきデータが長いと、記録紙排出口24からハウ
ジング11外に排出された記録紙本体31の印字済み部
分が平面に垂れ下がり、マウス装置10を移動操作する
ときに邪魔になったり、記録紙本体31の裏面に施され
た貼着剤層33により記録紙本体31の印字済み部分が
平面に貼り付いてしまうなどの問題が生じる。このよう
な問題を解消するための構成例を図10乃至図12に示
す。
【0044】図10乃至図12は記録紙排出口24に保
持部材27を備えた場合の構成を示す図である。なお、
これらの図10,図11,図12は前記実施形態の図
1,図2,図6に対応しており、基本的な構成は前記実
施形態と同じであるため、ここでは異なる点についての
み説明する。また、図12では、図6に示されているス
テップモータ61とその伝達機構であるギア62〜65
については省略してある。
【0045】図10乃至図12に示すように、ハウジン
グ11の記録紙排出口24の外側に保持部材27を配設
し、記録紙排出口24からハウジング11外に排出され
る記録紙18の記録紙本体31の印字済み部分を記録紙
排出口24の出口で平面上から浮上させた状態で保持す
るような構成とする。
【0046】このような保持部材27を備えた構成で
は、図12に示すように、記録紙収納部16から繰り出
された記録紙18がサーマルヘッド23により印字され
た後、記録紙本体31と剥離紙32とに分離されて、記
録紙本体31のみがプラテンローラ22により記録紙排
出口24方向に搬送されてハウジング11外に排出され
た際に、その記録紙本体31の先端が保持部材27に係
止され、その後に続く記録紙本体31の印字済み部分が
記録紙18の巻き癖により図12に示すようなループを
形成しながら平面上から浮上された状態で保持されるこ
とになる。この場合、記録紙18をその搬送方向と直交
する方向を略垂直に立てた状態にして平面上と略平行に
搬送することで、ハウジング11外で平面に垂れ下がる
ことが抑止されるため、記録紙本体31の印字済み部分
を保持部材27にて安定に保持することができる。
【0047】このように、記録紙本体31の印字済み部
分がハウジング11外に排出されたときに、保持部材2
7により平面上から浮上させた状態で保持されるため、
記録紙排出口24から排出される記録紙本体31が比較
的長い場合(つまり、記録紙本体31の記録面に印字さ
れるデータが長い場合)でも、ハウジング11外に排出
された記録紙本体31の印字済み部分が平面に垂れ下が
ることを防止することができる。
【0048】図13は前記構成のマウス装置10をコン
ピュータ装置90に接続した場合の外観構成を示す図、
図14はコンピュータ装置90の画面構成を示す図であ
る。
【0049】図13に示すように、本実施形態における
マウス装置10はUSBタイプのマウスを想定してお
り、マウスケーブル26を介してコンピュータ装置90
に装備されたUSBコネクタに接続される。操作者がこ
のマウス装置10を机の上などで動かすと、その動きに
連動してコンピュータ画面90aに表示されるマウスポ
インタ90bが移動する。
【0050】ここで、図14に示すように、コンピュー
タ画面90aに表示された文字列の中で印字対象となる
文字列の範囲91をマウスポインタ90bにより選択し
た後、右ボタン13をクリックすると、所定のメニュー
画面92がウインドウ表示される。そして、このメニュ
ー画面92に設けられた各選択項目の中で「マウスに内
蔵のプリンタで印字」といった項目93をマウスポイン
タ90bにより選択すると、前記選択された範囲91内
の文字列に対応した印字信号がマウスケーブル26を介
してマウス装置10に転送され、図1乃至図6にて説明
したようにマウス装置10のハウジング11に装填され
た記録紙18に対して印字がなされる。
【0051】なお、マウス装置10が図8で説明したよ
うな自動切断機構81を備えている場合には、前記メニ
ュー画面92の中に「記録紙をカット」といった項目9
4が追加され、前記項目93の選択後にこの項目94を
マウスポインタ90bにより選択することにより、前記
印字信号とともにカット動作を指示する信号がマウスケ
ーブル26を介してマウス装置10に転送される。これ
により、印字動作の終了後、図8に示す自動切断機構8
1が駆動され、記録紙排出口24からハウジング11外
に排出される記録紙18の記録紙本体31が自動的に切
断されることになる。
【0052】図15は前記マウス装置10に備えられた
電子回路の機能構成を示すブロック図である。
【0053】マウス装置10はマウスケーブル26を介
してコンピュータ装置(PC)60に接続される。コン
ピュータ装置90はパソコン等の汎用のコンピュータで
あり、マウス装置10のインタフェース回路(I/F)
101を介して送信されるマウスポインタを移動制御す
るための信号やボタンの操作信号を受けて、画面上のマ
ウスポインタの移動処理やマウスポインタで指示される
対象の選択処理や実行処理を行うとともに、マウス装置
10からの印字要求を受けて印字信号を出力する。
【0054】図15に示すように、マウス装置10には
コントローラ102が設けられている。このコントロー
ラ102は、例えばROM102aやRAM102bを
備えた1チップのマイクロプロセッサによって構成さ
れ、ポインティングデバイスに関する制御の他に、ここ
ではプリンタ部103の印字制御を行う。
【0055】前記コントローラ102には、ポインティ
ングデバイスとしての構成部品であるボール53のX軸
方向及びY軸方向の回転を検知するための1組のX軸・
Y軸エンコーダ54,55と、ハウジング11の上面部
11aに設けられた操作用のボタン12,13に連動し
たスイッチ51,52が接続される。さらに、プリンタ
部103を構成するサーマルヘッド23のドライバ10
4や、ステップモータ61のドライバ105が接続され
るとともに、電源回路106が接続される。
【0056】電源回路106は、図2に示す電池19を
駆動源としてコントローラ102やプリンタ部103に
それぞれに必要な電圧を生成して供給する。なお、電源
は電池19に限らず、コンピュータ装置90からマウス
ケーブル26を介して供給することでも良い。
【0057】次に、コンピュータシステム中で、本発明
のプリンタ内蔵のマウス装置10を使って印字を行う操
作の例を説明する。
【0058】図16はコンピュータ装置90と前記構成
のマウス装置10にて実現される印字処理の動作を示す
フローチャートである。なお、この一連の印字処理に関
連するプログラムはコンピュータ装置90に記憶されて
いる。
【0059】図14で説明したように、操作者がマウス
装置10を移動操作して、コンピュータ画面90aに表
示された文字列の中で印字対象となる文字列の範囲91
をマウスポインタ90bにより選択した後、右ボタン1
3をクリックすると、所定のメニュー画面92がウイン
ドウ表示される(ステップS1〜S3)。
【0060】ここで、メニュー画面92内の「マウスに
内蔵のプリンタで印字」といった項目93をマウスポイ
ンタ90bにより選択すると(ステップS4のYe
s)、前記選択された範囲91内の文字列に対応した印
字信号がマウスケーブル26を介してマウス装置10に
転送される。そして、プリンタ部103に設けられたサ
ーマルヘッド23のドライバ104とステップモータ6
1のドライバ105が駆動され、マウス装置10のハウ
ジング11内に装填された記録紙18に対して前記印字
信号に基づく印字処理が行なわれる(ステップS5)。
ここでの印字処理は、マウス装置10がコンピュータ装
置90からの印字信号を受け、マウス装置10側のコン
トローラ102の制御により、プリンタ部103を駆動
することにより行われる。
【0061】このようにして、記録紙18にコンピュー
タ画面90aのデータの一部をメモ感覚で印字すること
ができる。また、印字時には、図6で説明したように、
ステップモータ61が正転駆動されることにより、巻取
りリール軸21及びプラテンローラ22が矢印A方向に
回転し、サーマルヘッド23により印字された記録紙1
8の記録紙本体31が剥離紙32と分離されて記録紙排
出口24方向に排出されるとともに、サーマルヘッド2
3の印字位置で剥離紙32が記録紙本体31から剥離さ
れて巻取りリール軸21に巻き取られていく。したがっ
て、記録紙排出口24からは印字済みの記録紙本体31
のみが排出されることになり、印字後に操作者がいちい
ち剥離紙32を引き剥がすといった作業を行わなくと
も、印字済みの記録紙本体31の貼着剤層33側の面を
シール面として、手帳等に貼り付けてメモとして残すこ
とができる。
【0062】また、図10乃至図12に示すような保持
部材27を記録紙排出口24の外側に配設しておけば、
記録紙排出口24から排出された記録紙本体31の印字
済み部分を平面から浮上させた状態で保持できることか
ら、例えば印字するデータが長い場合に記録紙排出口2
4から排出された記録紙本体31の印字済み部分が平面
に垂れ下がってマウス装置10の移動操作の邪魔となっ
たり、平面に貼り付いてしまうことを防止できる。この
場合、記録紙18をその搬送方向と直交する方向を略垂
直に立てた状態にして平面上と略平行に搬送すること
で、ハウジング11外で平面に垂れ下がることが抑止さ
れるため、記録紙本体31の印字済み部分を保持部材2
7にて安定に保持することができる。
【0063】また、図6に示すような手動用の切断機構
71あるいは図8に示すような自動切断機構81を備え
ることにより、記録紙排出口24から排出された記録紙
本体31の印字済み部分を綺麗に切断して、手帳等に見
栄え良く貼り付けることができる。
【0064】なお、自動切断機構81を備える場合に
は、コンピュータ装置90から印字信号とともに出力さ
れるカット動作の指示信号に基づき、前記図16のステ
ップS5における印字処理の終了後に切断処理が実行さ
れる。この切断処理では、ステップモータ61が逆転駆
動される。ステップモータ61が逆転駆動されると、図
9に示す自動切断機構81の可動刃83が固定刃82方
向に移動して、記録紙排出口24から排出される記録紙
本体31の印字済み部分を切断する。したがって、操作
者が切断操作をしなくとも、記録紙本体31の印字済み
部分を切断された状態で得て、その切断された部分を手
帳等に貼り付けることができる。
【0065】また、上述した記録紙本体31を保持する
ための保持部材27や、記録紙本体31を切断するため
の手動用の切断機構71あるいは自動切断機構81につ
いては必ずしも必要なものではなく、また、これらを適
宜組み合わせて実施することも可能であり、その場合に
は組み合わされた効果が得られる。要するに、本発明は
その要旨を逸脱しない範囲で種々に変形して実施するこ
とが可能である。
【0066】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、記
録紙本体と剥離紙とが貼着剤層を介して剥離可能に積層
された長尺状の記録紙を用い、この記録紙を記録紙収容
部に収容してハウジングの側部に配設された記録紙排出
口に向けて搬送しながら、その記録紙の記録紙本体に対
して印字を行うとともに、印字手段を経過した記録紙の
剥離紙を記録紙本体から剥離して巻き取るようにしたた
め、貼着剤層付きの記録紙の記録紙本体の印字済み部分
のみがハウジング外に排出されることになり、直ちに、
手帳等に貼り付けてメモとして残すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプリンタ内蔵マウス
装置の外観構成を示す斜視図。
【図2】前記プリンタ内蔵マウス装置の蓋を開けた状態
を示す斜視図。
【図3】前記プリンタ内蔵マウス装置の記録紙収納部に
収納される記録紙の構成を示す図であり、図3(a)は
その記録紙の斜視図、同図(b)はその記録紙の断面
図。
【図4】前記プリンタ内蔵マウス装置のハウジング上面
部に設けられた蓋の取付軸部の構成を示す図。
【図5】前記蓋の取付軸部とサーマルヘッドとプラテン
ローラとの関係をハウジングの上から見た場合の図であ
り、図5(a)は蓋を閉じた状態を示す図、同図(b)
は蓋を開いた状態を示す図。
【図6】前記プリンタ内蔵マウス装置のハウジング内に
設けられた各構成部品をハウジングの上面から見た場合
の概略構成図。
【図7】前記プリンタ内蔵マウス装置を操作者が操作し
ている状態を示す図。
【図8】自動切断機構を備えた場合でのハウジング内の
各構成部品をハウジングの上面から見た場合の図。
【図9】前記自動切断機構の動きを説明するための図。
【図10】記録紙排出口に保持部材を備えたプリンタ内
蔵マウス装置の外観構成を示す斜視図。
【図11】前記記録紙排出口に保持部材を備えたプリン
タ内蔵マウス装置の蓋を開けた状態を示す斜視図。
【図12】前記記録紙排出口に保持部材を備えたプリン
タ内蔵マウス装置のハウジング内に設けられた各構成部
品をハウジングの上面から見た場合の概略構成図。
【図13】前記プリンタ内蔵マウス装置をコンピュータ
装置に接続した場合の外観構成を示す図。
【図14】前記コンピュータ装置の画面構成を示す図。
【図15】前記プリンタ内蔵マウス装置に備えられた電
子回路の機能構成を示すブロック図。
【図16】前記コンピュータ装置と前記プリンタ内蔵マ
ウス装置にて実現される印字処理の動作を示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
10…マウス装置 11…ハウジング 12…左ボタン 13…右ボタン 14…蓋 15a,15b…取付軸 15c…Eリング 16…記録紙収納部 17…電池収納部 18…記録紙 19…電池 20…記録紙保持軸 21…巻取りリール軸 22…プラテンローラ 23…サーマルヘッド 24…記録紙排出口 25…カッタ操作ノブ 26…マウスケーブル 27…保持部材 31…記録紙本体 32…剥離紙 33…貼着剤層 41…係合部 42…ヘッド支持部材 43…バネ 44…アーム 50…回路基板 51,52…スイッチ 53…ボール 54,55…エンコーダ 61…ステップモータ 62…ウオームギア 63…巻取りリールギア 64…アイドルギア 65…プラテンギア 66…ガイドピン 71…切断機構 72…固定刃 73…可動刃 74…バネ 81…自動切断機構 82…固定刃 83…可動刃 84…アーム 85…カムギア 86…ウォームギア 87…平歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41J 29/00 B65H 16/04 3F052 B65H 16/04 18/10 Z 3F055 18/10 35/06 3F108 35/06 41/00 A 5B021 41/00 G06F 3/033 340C 5B087 G06F 3/033 340 3/12 W 3/12 B41J 29/00 A (72)発明者 池田 雅行 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 (72)発明者 野口 和民 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 (72)発明者 五十嵐 健二 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 Fターム(参考) 2C055 CC00 CC01 2C058 AB12 AC06 AD09 AE04 AE10 AF06 AF51 AF57 LA03 LA09 LA24 LB04 LB08 LB17 LB24 LB40 LC02 LC03 LC11 2C060 BA04 BB13 BC02 BC12 CA13 2C061 AP10 AS06 BB02 BB10 CK01 3C027 JJ18 3F052 AA01 AB05 BA03 BA23 3F055 AA03 DA01 DA24 3F108 GA04 JA04 5B021 AA01 AA30 KK00 PP02 5B087 AA09 BB12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ装置の入力装置として使用
    され、平面上を移動操作されるマウス装置において、 記録紙本体と剥離紙とが貼着剤層を介して剥離可能に積
    層された長尺状の記録紙を収容する記録紙収容部と、 前記記録紙収容部に収容された前記記録紙を引き出して
    ハウジングの側部に配設された記録紙排出口に向けて搬
    送する搬送手段と、 前記搬送手段により搬送される前記記録紙の記録紙本体
    に前記コンピュータ装置から出力される印字信号を受け
    て印字を行う印字手段と、 前記搬送手段により搬送される前記記録紙が前記印字手
    段の位置を通過した後に前記剥離紙を前記記録紙本体か
    ら剥離して巻き取る巻取り手段とを備えることを特徴と
    するプリンタ内蔵マウス装置。
  2. 【請求項2】 前記記録紙排出口の外側に配設されて前
    記記録紙本体の先端を係止することにより前記印字手段
    によって印字が行われ前記搬送手段によって前記ハウジ
    ング外に排出される前記記録紙本体の印字済み部分を前
    記記録紙排出口の出口で前記平面上から浮上させた状態
    で保持する保持手段を備えることを特徴とする請求項1
    記載のプリンタ内蔵マウス装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段は、前記記録紙をその搬送
    方向と直交する方向を略垂直に立てた状態にして前記平
    面上と略平行に搬送することを特徴とする請求項2記載
    のプリンタ内蔵マウス装置。
  4. 【請求項4】 前記記録紙排出口の近傍に前記印字手段
    により印字された前記記録紙本体の印字済み部分を切断
    する切断手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれかに記載のプリンタ内蔵マウス装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002041504A (ja) * 2000-07-27 2002-02-08 Casio Comput Co Ltd 印刷システム及び印刷方法
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