JP4893511B2 - テープ印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明はテープ印刷装置に関し、詳細には、部分粘着部が所定間隔を空けて連続して設けられたテープへの印刷を行うテープ印刷装置に関する。
従来、長尺状の印刷媒体であるテープに文字等のキャラクタを印刷するテープ印刷装置が知られている。このテープ印刷装置によると、使用者によって入力されたキャラクタがテープに印刷され、このテープが所望の長さで切断される。そして、テープの片面は粘着剤が塗布された粘着面となっており、使用者はこの粘着面を介してテープを所望の場所に貼り付けて使用することができる。
しかし、このようなテープに塗布される粘着剤には、恒久的な接着を意図して強力な接着剤が使用されており、この粘着剤がテープの片面の全面に塗布されている。従って、作成されたテープは、付箋紙のように書籍や印刷物等の特定のページに目印として貼り付けたり、貼り付け位置を変更したりする用途には適していなかった。
そこで、付箋紙として使用可能なテープを作成するために、粘着剤がテープの片面全面ではなく、所定間隔を空けて部分的に塗布されている部分粘着テープを印刷媒体として使用するテープ印刷装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この部分粘着テープには、印刷位置を定めるためのマークが、テープの搬送方法に所定の間隔で付されている。そして、テープ印刷装置は、マークの位置を検出することで、粘着剤の位置に対応した適切な印刷位置や切断位置を決定している。
特開2001−180060号公報
しかしながら、特許文献1に記載のテープ印刷装置では、印刷位置を定めるためのマークを部分粘着テープに形成する必要があるため、部分粘着テープの構造が複雑となり、製造コストを削減することができないという問題点があった。また、マークを形成することにより部分粘着テープの見栄えが損なわれるという問題点もあった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、部分粘着テープの構造を複雑にすることなく、部分的に塗布された粘着剤の位置を容易に把握することができるテープ印刷装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載のテープ印刷装置は、テープに印刷を行うプリントヘッドと、当該プリントヘッドへ前記テープを搬送する搬送手段とを備え、当該搬送手段による搬送方向に、粘着剤からなる部分粘着部が所定間隔を空けて連続して設けられた部分粘着テープへの印刷を行うことが可能なテープ印刷装置であって、前記搬送手段によって搬送される前記部分粘着テープに当接し、前記部分粘着部が付着することにより回転する検出ローラと、当該検出ローラが回転していることを検出する回転検出手段と、当該回転検出手段によって前記検出ローラが回転していることが検出されることにより、前記部分粘着部の位置を検出する部分粘着部位置検出手段とを備え、前記回転検出手段は、前記検出ローラに設けられた被検出部と、当該被検出部を検出する検出センサとを備えており、前記テープ印刷装置は、前記被検出部を前記検出センサから遠ざける方向へ前記検出ローラを回転付勢する回転付勢手段をさらに備え、前記部分粘着部が前記検出ローラに付着して前記検出ローラが前記回転付勢手段による付勢方向とは反対方向へ回転し、前記被検出部が前記検出センサによって検出されることにより、前記回転検出手段は前記検出ローラの回転を検出することを特徴とする。
また、本発明の請求項に記載のテープ印刷装置は、テープに印刷を行うプリントヘッドと、当該プリントヘッドへ前記テープを搬送する搬送手段とを備え、当該搬送手段による搬送方向に、粘着剤からなる部分粘着部が所定間隔を空けて連続して設けられた部分粘着テープへの印刷を行うことが可能なテープ印刷装置であって、前記搬送手段によって搬送される前記部分粘着テープに当接し、前記部分粘着部が付着することにより回転する検出ローラと、当該検出ローラが回転していることを検出する回転検出手段と、当該回転検出手段によって前記検出ローラが回転していることが検出されることにより、前記部分粘着部の位置を検出する部分粘着部位置検出手段とを備え、前記回転検出手段は、前記検出ローラに設けられ、当該検出ローラの回転方向に所定間隔を空けて連続する複数の被検出部と、当該被検出部を検出する検出センサとを備え、前記回転検出手段は、所定時間内に所定数以上の前記被検出部が前記検出センサによって検出されることで、前記検出ローラの回転を検出することを特徴とする。
また、本発明の請求項に記載のテープ印刷装置は、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記部分粘着テープのテープ種類を検出するテープ種類検出手段と、当該テープ種類検出手段によって検出されたテープ種類毎に、前記部分粘着部間の前記所定間隔を記憶する間隔記憶手段と、前記テープ種類検出手段によって検出されたテープ種類に対応する前記部分粘着部間の前記所定間隔、及び前記部分粘着部位置検出手段によって検出された前記部分粘着部の位置により印刷動作を制御する印刷制御手段とを備えている。
また、本発明の請求項に記載のテープ印刷装置は、請求項1乃至のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記部分粘着部は感圧接着剤からなり、剥離接着が繰り返し可能であることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載のテープ印刷装置によると、部分粘着テープが搬送されて部分粘着部が検出ローラの位置まで達すると、部分粘着部が検出ローラに付着し、検出ローラは部分粘着テープの搬送に伴って回転する。すると、検出ローラが回転していることが回転検出手段によって検出され、さらに、部分粘着部位置検出手段によって部分粘着部の位置が検出される。従って、部分粘着部の位置を検出するためのマーク等を部分粘着テープに設ける必要がないため、部分粘着テープの構造を簡素化することができる。よって、製造コストを削減することができ、部分粘着テープの見栄えが損なわれることもない。検出ローラは、部分粘着部の付着力によって回転する方向とは反対の方向へ回転付勢されているため、部分粘着部が検出ローラに付着していない場合の、テープと検出ローラとの間の摩擦力による検出ローラの回転を防止することができる。そして、部分粘着部が付着した場合のみ検出ローラが回転し、被検出部が検出センサによって検出されることで検出ローラの回転が検出される。よって、正確に検出ローラの回転を検出することができる。
また、本発明の請求項に記載のテープ印刷装置によると、部分粘着テープが搬送されて部分粘着部が検出ローラの位置まで達すると、部分粘着部が検出ローラに付着し、検出ローラは部分粘着テープの搬送に伴って回転する。すると、検出ローラが回転していることが回転検出手段によって検出され、さらに、部分粘着部位置検出手段によって部分粘着部の位置が検出される。従って、部分粘着部の位置を検出するためのマーク等を部分粘着テープに設ける必要がないため、部分粘着テープの構造を簡素化することができる。よって、製造コストを削減することができ、部分粘着テープの見栄えが損なわれることもない。検出ローラには複数の被検出部が回転方向に所定間隔を空けて設けられており、所定時間内に検出される被検出部の数が所定数以上である場合に検出ローラの回転が検出されるため、簡易な構成で検出ローラの回転、ひいては部分粘着部の位置を検出することができる。また、何らかの不具合で検出ローラが回転しても、所定時間内に検出される被検出部の数が所定数よりも少なければ、検出ローラの回転が検出されることはない。よって、より正確に検出ローラの回転を検出することができる。
また、本発明の請求項に記載のテープ印刷装置は、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、部分粘着テープの種類から部分粘着部間の所定間隔が割り出され、この所定間隔と、部分粘着部位置検出手段によって検出された部分粘着部の位置とに基づいて印刷動作が制御されるため、部分粘着部間の間隔の入力等の作業を使用者に要求することなく、適切な印刷動作を行うことができる。
また、本発明の請求項に記載のテープ印刷装置は、請求項1乃至のいずれかに記載の発明の効果に加え、部分粘着部が感圧粘着剤からなるため、繰り返し剥離接着が可能な付箋紙を容易に作成することができる。
以下、本発明の一実施の形態であるテープ印刷装置1について、図面を参照して説明する。図1は、テープ印刷装置1の外観を示す斜視図である。図2は、ロールテープホルダ50が装着されてカバー5が取り外されたテープ印刷装置1の外観を示す斜視図である。図3は、カバー5が取り外されたテープ印刷装置1の側断面図である。このテープ印刷装置1によると、部分的に塗布された粘着剤の位置検出のためのマークを部分粘着テープに形成しなくても、粘着剤の位置を容易に検出することができる。また、図1及び図2の左下側を「テープ印刷装置1の前側」とし、右上側を「テープ印刷装置1の後側」とする。
まず、図1乃至図3を参照して、テープ印刷装置1の構成について説明する。図1乃至図3に示すように、テープ印刷装置1は、底面が略長方形を成した本体筐体2の後側に、ロールテープホルダ50を収納するロールテープホルダ収納部4を備えている。ロールテープホルダ50は、長尺状の部分粘着テープ55が巻回されることにより構成されており、この部分粘着テープ55には、その長手方向に所定間隔を空けて複数の感圧粘着部57(図6参照)が配置されているが、この詳細は後述する。
また、図1に示すように、本体筐体2の後側上縁端部には、ロールテープホルダ収納部4の上側を覆い隠すように、透明樹脂製のカバー5が開閉自在に取り付けられている。そして、本体筐体2とカバー5との間に設けられた排出口6から部分粘着テープ55が排出される。また、本体筐体2の正面にはカッターユニット7(図3参照)を左右に移動させるカットレバー8が設けられており、本体筐体2の上面前側には液晶ディスプレイ9と、テープ印刷装置1の動作を指示するための各種入力キー10とが設けられている。
ここで、入力キー10は、テープ印刷装置1の電源を入切するための電源キー11と、各種設定を行うためのメニューを表示したり確定したりするためのOKキー12と、液晶ディスプレイ9上に表示されたカーソル等を前後に移動させるための矢印キーである前送りキー13及び後ろ送りキー14と、印刷開始のための指示を行う印刷キー15と、内容をキャンセルするためのESCキー(キャンセルキー)16とから構成されている。
また、図2及び図3に示すように、ロールテープホルダ50には、部分粘着テープ55が巻回される軸部材51(図3参照)が設けられている。そして、軸部材51の一方の端(図2における右側の端)には、薄い板状の部材である位置決め保持部材19が軸部材51に対して垂直に設けられており、他方の端(図2における左側の端)には、薄い板状のガイド部材20が軸部材に垂直に設けられている。そして、軸部材51には部分粘着テープ55が巻回されており、位置決め保持部材19とガイド部材20とによって、巻回がずれないようにロールテープホルダ50が挟み込まれている。尚、部分粘着テープ55は、感圧粘着部57が内側に位置するように巻回されている。
そして、図3に示すように、ロールテープホルダ収納部4の底面には、ロールテープホルダ50の位置決めを行うための凹部21が形成されている。さらに、凹部21には、収納されているロールテープホルダ50に巻回されている部分粘着テープ55の種類を検出するためのテープ種類検出センサ22(図4参照)が設けられている。このテープ種類検出センサ22は、プッシュ式である5つのマイクロスイッチ等から構成されており、各スイッチは上方へ突出している。また、ロールテープホルダ50の底面には、巻回されているテープの種類に応じた所定の位置にセンサ孔(図示外)が形成されている。そして、ロールテープホルダ収納部4にロールテープホルダ50が固定されていなければ、全てのマイクロスイッチが押下されていない状態、すなわちオフ状態となり、各マイクロスイッチからはオフ信号である「0」が出力される。この場合、CPU71(図4参照)では、ロールテープホルダ50が固定されていないことが認識される。一方で、ロールテープホルダ収納部4にロールテープホルダ50が固定されると、センサ孔が形成されていない位置に対応するマイクロスイッチは押下されてオン状態となり、オン信号である「1」が出力される。また、センサ孔が形成されている位置に対応するマイクロスイッチからはオフ信号である「0」が出力される。そして、5つのスイッチから出力される5ビットの信号により、部分粘着テープ55における感圧粘着部57間の所定間隔の情報等が特定される。
また、図3に示すように、本体筐体2の上部前側には、テープを搬送するためのプラテンローラ36や、印刷を行うためのサーマルヘッド35等を格納した印刷機構部30が設けられている。この印刷機構部30の後側において、テープ印刷装置1の左右方向に細長く開口された挿入口31から、印刷機構部30内へ部分粘着テープ55の端が挿入される。テープ印刷装置1は、部分粘着テープ55が挿入口31から印刷機構部30へ挿入されると、フレーム部33に設けられている粘着部位置検出センサ40によって感圧粘着部57の位置を検出する。この粘着部位置検出センサ40に本発明の特徴を有するが、この詳細は後述する。
そして、部分粘着テープ55の搬送方向における粘着部位置検出センサ40の下流側には、サーマルヘッド35及びプラテンローラ36が設けられている。このプラテンローラ36は、テープ印刷装置1の左右方向に設けられた略円柱状のローラである。また、サーマルヘッド35は、部分粘着テープ55の短手方向(テープ幅方向)に行単位で印刷を行うライン型のサーマルヘッドであり、プラテンローラ36に対向する位置にテープ印刷装置1の左右方向に亘って設けられている。そして、印刷時には、挿入口31に挿入された部分粘着テープ55が、プラテンローラ36の回転駆動によってロールテープホルダ50から引き出されて搬送されつつ、サーマルヘッド35の駆動制御によって印刷面に順次画像データが印刷されることとなる。そして、印刷された部分粘着テープ55は排出口6(図1参照)から排出され、カッターユニット7によって切断される。
また、本体筐体2の背面には電源コード17が接続されており、さらに、パーソナルコンピュータ等(図示外)と接続されるUSB等から構成されるコネクタ部(図示外)が設けられている。
次に、図4を参照して、テープ印刷装置1の電気的構成について説明する。図4は、テープ印刷装置1の電気的構成を示すブロック図である。図4に示すように、テープ印刷装置1は、制御基板上に形成される制御回路部70を備えている。この制御回路部70は、各機器を制御するCPU71、該CPU71にデータバス69を介して接続されたCG−ROM72、EEPROM73、ROM74、RAM75、及び入出力インタフェイス77等により構成されている。
CG−ROM72には、アルファベット文字や記号等を印字するための多数の印字用ドットパターンデータが、書体毎及び印字文字サイズ毎に分類されつつコードデータに対応されて記憶されている。
EEPROM73には、印刷動作に必要な様々な間隔が記憶されている間隔記憶領域731が設けられている。この間隔記憶領域731には、テープ種類検出センサ22から出力される5ビットの情報に対応させて、部分粘着テープ55における感圧粘着部57間の所定間隔等の情報がテープの種類毎に記憶されている。一例として、先述した5つのマイクロスイッチから入力される5ビットの情報「1,1,1,0,0」に対して、テープ種類「部分粘着テープ3A」、粘着部の間隔「70mm」、テープ幅「30mm」等の情報が記憶されている。さらに、テープ印刷装置1では、感圧粘着部57の近傍、すなわち、完成された付箋紙の搬送方向先端側からの所定範囲内には印刷を行わないように設定されている。そして、この印刷を行わない所定範囲の搬送方向の長さL2(図7参照)や、サーマルヘッド35と粘着部位置検出センサ40との間の距離D、感圧粘着部57の中心から付箋紙の先端(切断位置)までの距離G等、印刷動作に必要な様々な間隔が間隔記憶領域731に記憶されている。また、EEPROM73には、DCモータの定速回転時の回転速度であるエンコーダパルス周期の検出値や、その際の速度設定値であるD/A出力値等が記憶されている。
ROM74は、表示駆動制御プログラム記憶領域741、印刷駆動制御プログラム記憶領域742、切断駆動制御プログラム記憶領域743等を備えている。表示駆動制御プログラム記憶領域741には、入力された文字や数字等のキャラクタのコードデータに対応させて液晶駆動回路25を制御する表示駆動制御プログラムが記憶されている。また、印刷駆動制御プログラム記憶領域742には、サーマルヘッド35やテープ送りモータ23等を駆動して印刷動作を制御する印刷駆動制御プログラムが記憶されている。また、切断駆動制御プログラム記憶領域743には、印字が終了した場合に部分粘着テープ55を所定位置で切断するためにカッターモータ24やテープ送りモータ23を駆動する切断駆動制御プログラムが記憶されている。
RAM75には、印刷データを記憶する印刷データ記憶領域751と、各種フラグを記憶するフラグ記憶領域752と、現在収納されている部分粘着テープ55の感圧粘着部57間の所定間隔を記憶する間隔検出結果記憶領域753とが設けられている。さらに、RAM75には、カウンタやパラメータ等を記憶する多数の記憶エリアが設けられている。
入出力インタフェイス77には、入力キー10と、粘着部位置検出センサ40と、テープ種類検出センサ22と、液晶ディスプレイ9の駆動を制御する液晶駆動回路25と、テープ送りモータ23を駆動するための駆動回路26と、部分粘着テープ55を切断するためのカッターモータ24を駆動する駆動回路27と、サーマルヘッド35を駆動するための駆動回路28とがそれぞれ接続されている。
次に、図5及び図6を参照して、部分粘着テープ55の構造について説明する。図5は、部分粘着テープ55の縦断面図であり、図6は、部分粘着テープ55の斜視図である。この部分粘着テープ55は感熱式であり、印刷及び切断を行うことで所望の付箋紙を作成することができる。図5に示すように、部分粘着テープ55は、長尺状である紙製の基材56と、基材56の外側(図5の下方)の面に塗布形成された感熱剤層58と、感熱剤層58の外側に形成された剥離層59と、基材56の内側の面に部分的に塗布された複数の感圧粘着部57とにより構成されている。感熱剤層58は、サーマルヘッド35によって加熱されることで発色反応を発生させて、文字等を形成する。そして、形成された文字等を視認できるように、剥離層59は透明な材料によって形成されており、この剥離層59の表面に付着した感圧粘着部57は容易に剥離できるようになっている。
また、図5及び図6に示すように、感圧粘着部57は周知の感圧粘着剤で構成され、平面視長方形状に塗布されている。これにより、部分粘着テープ55を切断すると、切断された部分粘着テープ55は付箋紙として所望の場所に剥離接着することができ、剥離接着を繰り返し行うことも可能となる。そして、この複数の感圧粘着部57は、基材56の長手方向に所定間隔Lを空けて連続して設けられており、この間隔Lの長さは部分粘着テープ55の種類毎にあらかじめ決められている。また、図6に示すように、部分粘着テープ55は感圧粘着部57が内側に位置するように巻回されている。そして、図2に示すように、感圧粘着部57が上方を向いた状態で部分粘着テープ55が排出されるように、ロールテープホルダ50がロールテープホルダ収納部4に収納される。
次に、図7乃至図9を参照して、粘着部位置検出センサ40の詳細について説明する。図7は、部分粘着テープ55の印刷開始位置61がサーマルヘッド35に当接している状態の粘着部位置検出センサ40の右側面図であり、図8は、粘着部位置検出センサ40の正面図である。また、図9は、感圧粘着部57の付着力により検出ローラ41が回転している状態の粘着部位置検出センサ40の右側面図である。図7に示すように、粘着部位置検出センサ40は、主に検出ローラ41と、引っ張りばね47と、フォトセンサ48とから構成されている。
検出ローラ41は、円柱状であり部分粘着テープ55に当接する当接ローラ42と、当接ローラ42よりも径が小さい円柱状であり、当接ローラ42の右側に固定される小ローラ43と、当接ローラ42及び小ローラ43を同軸上に固定する固定軸44とを備えている。そして、小ローラ43の円柱面には、黒色長方形状のセンサマーク45が形成されており、感圧粘着部57の付着力により検出ローラ41が回転すると、センサマーク45がフォトセンサ48によって検出される(図9参照)。また、当接ローラ42には、検出ローラ41の回転角度を制限するための回転制限孔46が固定軸44の軸線方向と平行な方向に穿設されている。そして、図7及び図8に示すように、壁部37からは棒状のストッパ38が突出しており、このストッパ38が回転制限孔46に挿入されるように検出ローラ41が配設される。これにより、検出ローラ41の回転角度は一定範囲内に制限される。
引っ張りばね47は、検出ローラ41の前側斜め上方に設けられたばね係止部39にその上側の端部が係止されている。そして、固定軸44に上方から巻きつくように配置され、その下側の端部が固定軸44の一部に係止されている。この引っ張りばね47により、検出ローラ41は右側面視反時計回りの方向に回転付勢されている。
フォトセンサ48は、発光素子及び受光素子を備える反射型フォトセンサである。このフォトセンサ48では、発光素子から小ローラ43の表面に光が照射され、小ローラ43によって反射される反射光が受光素子によって受光される。これにより、フォトセンサ48に黒色のセンサマーク45が対向しているか否かが検出される。
次に、図7及び図9を参照して、粘着部位置検出センサ40による感圧粘着部57の位置検出方法について説明する。図7に示すように、感圧粘着部57が検出ローラ41に付着していない場合には、検出ローラ41は部分粘着テープ55の基材56(図5参照)に当接している状態となる。ここで、部分粘着テープ55の搬送中に検出ローラ41と基材56との間に発生する動摩擦力は、引っ張りばね47による付勢力よりも小さくなるように設計されている。従って、部分粘着テープ55が搬送方向(図7に示す矢印M方向)に搬送されている場合でも、検出ローラ41は右側面視反時計回りの方向に限界まで回転した状態で保持されたままであり、右側面視時計回りに回転することはない。よって、フォトセンサ48によってセンサマーク45が検出されることはないため、これにより、感圧粘着部57が検出ローラ41に当接する位置にないことがCPU71(図4参照)によって検出される。
そして、図9に示すように、部分粘着テープ55の搬送方向が進み、感圧粘着部57が検出ローラ41に付着した場合には、感圧粘着部57の付着力により、検出ローラ41には右側面視時計回りの方向へ力が加えられる。そして、感圧粘着部57の付着力によって検出ローラ41に加えられる力は、引っ張りばね47による付勢力よりも大きくなるように設計されている。従って、部分粘着テープ55が搬送されるに従って、検出ローラ41は右側面視時計回りに回転し、センサマーク45がフォトセンサ48の直下へ移動する。すると、センサマーク45が対向していることがフォトセンサ48によって検出されて、感圧粘着部57が検出ローラ41に当接する位置にあることがCPU71によって検出される。
次に、図7及び図9を参照して、テープ印刷装置1による各種寸法の算出方法について説明する。先述したように、EEPROM73の間隔記憶領域731(図4参照)には、部分粘着テープ55における感圧粘着部57間の所定間隔Lが、テープの種類毎に記憶されている。そして、ロールテープホルダ収納部4(図3参照)にロールテープホルダ50が収納されると、テープ種類検出センサ22(図4参照)によって部分粘着テープ55の種類が検出される。すると、CPU71は、テープ種類検出センサ22による検出結果から、現在収納されている部分粘着テープ55の感圧粘着部57間の所定間隔Lを割り出し、RAM75の間隔検出結果記憶領域753に記憶する。
次いで、図7に示すように、印刷が行われる範囲の長さであるL1が、
・L1=L−L2
としてCPU71によって算出されて、間隔検出結果記憶領域753に記憶される。さらに、部分粘着テープ55の印刷開始位置61がサーマルヘッド35に当接している場合の、粘着部位置検出センサ40と、先端側から2番目の感圧粘着部57の中心との間の距離L3が、
・L3=L1+G−D
として算出されて、間隔検出結果記憶領域753に記憶される。ここで、L2とは、印刷を行わない所定範囲の搬送方向の長さであり、Gとは、感圧粘着部57の中心から切断位置(付箋紙の先端)までの距離であり、Dとは、サーマルヘッド35と粘着部位置検出センサ40の中心との間の距離である。尚、図7に示す状態から距離L3だけ部分粘着テープ55を搬送すると、図9に示すように、搬送方向先端側から2番目の感圧粘着部57が粘着部位置検出センサ40の位置へ到達する。これらの値に基づいて、以下に示す印刷処理が行われる。
次に、図10を参照して、テープ印刷装置1の印刷処理について説明する。図10は、テープ印刷装置1の印刷処理を示すフローチャートである。この印刷処理は、制御回路部70のCPU71(図4参照)によって制御される。まず、使用者が入力キー10を操作することにより、印刷データが入力される(S10)。すると、入力された印刷データに応じて印字長Tが演算され、演算された印字長Tは印刷データと共にRAM75の印刷データ記憶領域751に記憶される(S11)。
次いで、演算された印字長Tが、印刷可能範囲の搬送方向の長さであるL1以下であるか否かの判断が行われる(S12)。先述したように、このL1の値は間隔検出結果記憶領域753に記憶されている。印刷データのデータ量が多く、演算された印字長TがL1よりも大きい場合には(S12:NO)、液晶ディスプレイ9にエラーが表示されて(S13)、S10の処理へ戻る。一方で、演算された印字長TがL1以下である場合には(S12:YES)、印刷キー15が操作されたか否かにより、使用者からの印刷の指示がされたか否かの判断が行われる(S14)。ここで、印刷指示がない場合には(S14:NO)、印刷指示がされるまで繰り返しこの判断が行われる。
次いで、使用者からの印刷の指示がされた場合には(S14:YES)、テープ送りモータ23(図4参照)が駆動されて、部分粘着テープ55が下流側へ向けて搬送される(S15)。そして、粘着部位置検出センサ40により、感圧粘着部57の検出ローラ41への付着が検出されたか否かの判断が行われる(S16)。検出されていない場合には(S16:NO)、感圧粘着部57は検出ローラ41の位置にはない。この場合、部分粘着テープ55の搬送が続行される。
また、感圧粘着部57の検出ローラ41への付着が粘着部位置検出センサ40によって検出された場合には(S16:YES)、図9に示すように、部分粘着テープ55の先端側から2番目の感圧粘着部57が検出ローラ41に付着している状態となっている。この時点で、部分粘着テープ55における印刷開始位置61は、検出ローラ41から距離L3だけ搬送方向下流側へ進んだ地点に位置している。従って、テープ送りモータ23が制御されて搬送が停止し(S17)、部分粘着テープ55が距離L3だけ上流側に逆送りされて、再び搬送が停止する(S18)。この時点で、図7に示すように、部分粘着テープ55における印刷開始位置61は、サーマルヘッド35に当接した状態となっている。そして、部分粘着テープ55が再度下流側へ向けて搬送されると共に(S19)、サーマルヘッド35が駆動されて、印刷データの部分粘着テープ55への印刷が行われる(S20)。
次いで、印刷を開始してからの部分粘着テープ55の搬送距離が、印刷可能範囲の長さであるL1に達したか否かの判断が行われる(S21)。搬送距離がL1に達していない場合には(S21:NO)、テープの搬送及び印刷が引き続き行われる。搬送距離がL1に達した場合には(S21:YES)、サーマルヘッド35による印刷を停止させる処理が行われて(S22)、印刷を行わない範囲の搬送方向の長さであるL2だけ部分粘着テープ55が搬送される(S23)。そして、カッターモータ24の駆動により部分粘着テープ55が切断されて(S24)、印刷処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態のテープ印刷装置1では、部分粘着テープ55が搬送されて感圧粘着部57が検出ローラ41の位置まで達すると、感圧粘着部57が検出ローラ41に付着する。すると、右側面視反時計回りに付勢されている検出ローラ41は、付勢力に反して時計回りに回転し、センサマーク45がフォトセンサ48によって検出される。これにより、感圧粘着部57が検出ローラ41に当接する位置にあることが検出され、この検出結果を基準として、印刷開始位置や切断位置等の調整がCPU71によって行われる。よって、本実施の形態によると、位置検出のためのマークを部分粘着テープ55に設ける必要がないため、部分粘着テープ55の構造が簡素化され、製造コストを削減することができる。さらに、部分粘着テープ55の見栄えが損なわれることもない。
また、検出ローラ41は引っ張りばね47によって回転付勢されているため、感圧粘着部57が検出ローラ41に付着していない場合には、部分粘着テープ55と検出ローラ41との間の摩擦力による検出ローラ41の回転を防止することができる。よって、感圧粘着部57の位置を誤って検出することを防ぐことができる。
尚、本実施の形態におけるサーマルヘッド35が本発明の「プリントヘッド」に相当し、テープ送りモータ23及びプラテンローラ36が「搬送手段」に相当し、感圧粘着部57が「部分粘着部」に相当する。また、センサマーク45が「被検出部」に相当し、フォトセンサ48が「検出センサ」に相当し、これらのセンサマーク45及びフォトセンサ48が「回転検出手段」に相当する。また、引っ張りばね47が「回転付勢手段」に相当する。また、図10に示すS16で、フォトセンサ48によってセンサマーク45が検出されることにより、感圧粘着部57の位置を検出するCPU71が「部分粘着部位置検出手段」として機能する。また、テープ種類検出センサ22が「テープ種類検出手段」に相当し、部分粘着テープ55の種類毎に感圧粘着部57間の間隔Lを記憶するEEPROM73の間隔記憶領域731が「間隔記憶手段」に相当する。また、図10に示す印刷処理を制御するCPU71が「印刷制御手段」として機能する。
尚、本発明は、以上詳述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が可能である。ここで、図11を参照して、上記実施の形態の変形例について説明する。図11は、テープ印刷装置1の変形例における粘着部位置検出センサ140の正面図である。尚、図11に示す変形例では、先述したテープ印刷装置1とは異なり、検出ローラ141に複数のセンサマーク145が形成されている。そして、所定時間内に検出されたセンサマーク145の数が所定数以上であるか否かにより、感圧粘着部57の位置が検出される。また、図11に示す変形例では、検出ローラ141及び圧縮バネ147の構造がテープ印刷装置1の粘着部位置検出センサ40と異なるのみである。従って、その他の部位の構造については、粘着部位置検出センサ40と同一の符号を付して説明を省略する。
図11に示すように、上記実施の形態の変形例としての粘着部位置検出センサ140は、検出ローラ141と、圧縮バネ147と、フォトセンサ48とから構成されている。そして、検出ローラ141は、円柱状であり部分粘着テープ55に当接する当接ローラ142と、当接ローラ142よりも径が小さい円柱状であり、当接ローラ142の右側に固定される小ローラ143と、当接ローラ142及び小ローラ143を回転可能に軸支するために壁部37から右側へ突設される固定軸144とを備えている。そして、小ローラ143の円柱面には、複数のセンサマーク145が回転方向に所定間隔を空けて設けられている。
また、固定軸144は小ローラ143の右側まで貫通するように構成されており、固定軸144の先端側(小ローラ143よりも右側に突出した部分)には圧縮バネ147が配設されている。この圧縮バネ147は、固定軸144の先端に設けられたフランジ148と、小ローラ143の右側面との間に介在されており、検出ローラ141を左向きに押圧している。これにより、検出ローラ141は固定軸144の段部149に押し付けられるため、両者の間に摩擦力が生じる。従って、検出ローラ141は、この摩擦力を上回る力が加えられないと回転しないようになっている。また、当接ローラ142には、先述したテープ印刷装置1の当接ローラ42とは異なり、回転角度を制限するための孔やストッパ等は設けられていない。従って、検出ローラ41は、感圧粘着部57が接着することにより、部分粘着テープ55の搬送に合わせて回転する。
そして、部分粘着テープ55の搬送中に、感圧粘着部57(図5及び図6参照)が当接ローラ142に当接していなければ、検出ローラ141は固定軸144の段部149と検出ローラ141との間に生じる摩擦力によりそのままの姿勢を保持する。一方で、感圧粘着部57が当接ローラ142に当接すると、検出ローラ141は付着力によって右側面視時計回りに回転する。すると、複数のセンサマーク145がフォトセンサ48によって検出されることとなり、CPU71は、所定時間内に検出されたセンサマーク145の数が所定数以上であれば、感圧粘着部57が検出ローラ141に当接する位置にあると判断する。このように、変形例の粘着部位置検出センサ140によると、簡易な構成で感圧粘着部57の位置を検出することができる。また、感圧粘着部57が当接ローラ142に当接していないにも関わらず、何らかの不具合で検出ローラ141が回転した場合でも、所定時間内にフォトセンサ48によって検出されたセンサマーク145の数が所定数よりも少なければ、感圧粘着部57は回転していないと判断される。よって、感圧粘着部57の位置をより正確に検出することができる。
また、他の構成も適宜変更が可能である。例えば、本実施の形態では感圧粘着部57の近傍の所定範囲内には印刷を行わないように設定されているが、この所定範囲内に印刷を行うことも可能である。また、検出ローラ41を回転付勢させるための手段や、センサマーク45を検出する方法等の仕様は適宜変更することができる。
本発明に係るテープ印刷装置は、上記実施の形態のようなテープ印刷装置に限られず、テープが収納されたテープカセットを用いる印刷装置等、他の形態の印刷装置にも適用可能である。
テープ印刷装置1の外観を示す斜視図である。 ロールテープホルダ50が装着されてカバー5が取り外されたテープ印刷装置1の外観を示す斜視図である。 カバー5が取り外されたテープ印刷装置1の側断面図である。 テープ印刷装置1の電気的構成を示すブロック図である。 部分粘着テープ55の縦断面図である。 部分粘着テープ55の斜視図である。 部分粘着テープ55の印刷開始位置61がサーマルヘッドに当接している状態の粘着部位置検出センサ40の右側面図である。 粘着部位置検出センサ40の正面図である。 感圧粘着部57の付着力により検出ローラ41が回転している状態の粘着部位置検出センサ40の右側面図である。 テープ印刷装置1の印刷処理を示すフローチャートである。 テープ印刷装置1の変形例における粘着部位置検出センサ140の正面図である。
1 テープ印刷装置
22 テープ種類検出センサ
23 テープ送りモータ
35 サーマルヘッド
36 プラテンローラ
40,140 粘着部位置検出センサ
41,141 検出ローラ
42,142 当接ローラ
43,143 小ローラ
44,144 固定軸
45,145 センサマーク
47 引っ張りばね
48 フォトセンサ
55 部分粘着テープ
56 基材
57 感圧粘着部
71 CPU
73 EEPROM
147 圧縮バネ
731 間隔記憶領域

Claims (4)

  1. テープに印刷を行うプリントヘッドと、
    当該プリントヘッドへ前記テープを搬送する搬送手段とを備え、
    当該搬送手段による搬送方向に、粘着剤からなる部分粘着部が所定間隔を空けて連続して設けられた部分粘着テープへの印刷を行うことが可能なテープ印刷装置であって、
    前記搬送手段によって搬送される前記部分粘着テープに当接し、前記部分粘着部が付着することにより回転する検出ローラと、
    当該検出ローラが回転していることを検出する回転検出手段と、
    当該回転検出手段によって前記検出ローラが回転していることが検出されることにより、前記部分粘着部の位置を検出する部分粘着部位置検出手段とを備え、
    前記回転検出手段は、
    前記検出ローラに設けられた被検出部と、
    当該被検出部を検出する検出センサとを備えており、
    前記テープ印刷装置は、前記被検出部を前記検出センサから遠ざける方向へ前記検出ローラを回転付勢する回転付勢手段をさらに備え、
    前記部分粘着部が前記検出ローラに付着して前記検出ローラが前記回転付勢手段による付勢方向とは反対方向へ回転し、前記被検出部が前記検出センサによって検出されることにより、前記回転検出手段は前記検出ローラの回転を検出することを特徴とするテープ印刷装置。
  2. テープに印刷を行うプリントヘッドと、
    当該プリントヘッドへ前記テープを搬送する搬送手段とを備え、
    当該搬送手段による搬送方向に、粘着剤からなる部分粘着部が所定間隔を空けて連続して設けられた部分粘着テープへの印刷を行うことが可能なテープ印刷装置であって、
    前記搬送手段によって搬送される前記部分粘着テープに当接し、前記部分粘着部が付着することにより回転する検出ローラと、
    当該検出ローラが回転していることを検出する回転検出手段と、
    当該回転検出手段によって前記検出ローラが回転していることが検出されることにより、前記部分粘着部の位置を検出する部分粘着部位置検出手段とを備え、
    前記回転検出手段は、
    前記検出ローラに設けられ、当該検出ローラの回転方向に所定間隔を空けて連続する複数の被検出部と、
    当該被検出部を検出する検出センサとを備え、
    前記回転検出手段は、所定時間内に所定数以上の前記被検出部が前記検出センサによって検出されることで、前記検出ローラの回転を検出することを特徴とするテープ印刷装置。
  3. 前記部分粘着テープのテープ種類を検出するテープ種類検出手段と、
    当該テープ種類検出手段によって検出されたテープ種類毎に、前記部分粘着部間の前記所定間隔を記憶する間隔記憶手段と、
    前記テープ種類検出手段によって検出されたテープ種類に対応する前記部分粘着部間の前記所定間隔、及び前記部分粘着部位置検出手段によって検出された前記部分粘着部の位置により印刷動作を制御する印刷制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のテープ印刷装置。
  4. 前記部分粘着部は感圧接着剤からなり、剥離接着が繰り返し可能であることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のテープ印刷装置。
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