JP4412227B2 - 記録装置及び生産管理システム - Google Patents

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本発明は、記録装置及び生産管理システムに関し、詳しくは粘着層の粘着力が低下した場合にも、即時的に回復可能な生産管理が可能で、不良品を極力低減できる記録装置及び生産管理システムに関する。
従来、一般に、プリンタは、記録方式により、サーマル式、ワイヤドット式、インクジェット方式等に分けることができる。このうち、インクジェット方式(インクジェットプリンタ)は、搬送ローラ及び押さえローラ等によって記録媒体(例えば、代表的には紙)を搬送しつつ記録ヘッドからインク滴を噴射して、該記録媒体上に画像を形成するものである。
これまでインクジェットプリンタは、紙などのプリンタ装置として用いられてきたが、その他に布帛への捺染にも用いられるようになってきた。捺染が行われる布帛には、絹、ウール、木綿等の天然繊維や、ポリエステル、アクリル、ナイロン等の合成繊維等の様々な素材が用いられる。これらは繊維の太さや織り方の差異、またパイル状に起毛させたものやニットのように繊維を編むことなどによって、その特徴が異なるため、紙などにプリントする場合とは異なる取扱いが必要となる。
例えば、布帛は、紙やフィルムシートなどに比べて、安定した搬送を実現するのに必要ないわゆる剛性がなく、前記搬送ローラ及び押さえローラ等による搬送を行うと、「しわ」が生じやすいという問題がある。
また、布帛は、紙やフィルムシートなどに比べて伸縮性が大きい(特に、ニットのような織布)ため、その形状に歪みを生じやすい。
このようなしわや歪みが発生すると、布帛上に形成される画像に不要な変形が生じることになる。このため特許文献1では、記録媒体の伸縮を抑制することにより、高品質な画像を形成するために、搬送ローラ及び送りローラに懸架された無端ベルトとして表面に粘着性を持たせたゴムを用いる技術を提案している。
また特許文献2には、金属製の無端ベルトに、合成樹脂フィルムを基材とした両面粘着フィルムを貼り、布帛を搬送させる技術も提案されている。
特開2002−249267号公報 特開2001−122486号公報 特開2004−43047号公報 特開2002−29110号公報
しかるに、特許文献1、2の粘着層や粘着フィルムをようなものを用いた場合には、搬送手段の粘着力が低下し、記録媒体の搬送精度が低下し、印字品質が劣ることになり、不良品を増大させる結果となる。
このため特許文献3のような清掃ローラを用いる技術では、記録媒体に付着しているゴミには効果的だが、粘着力の低下の要因が粘着層等の経時的劣化である場合には全く意味をなさない。
また特許文献4のような粘着性の変化に応じて、粘着層を加熱したり、あるいはブラシ洗浄することによって安定した粘着力を付与する技術があるが、粘着層等の経時的劣化である場合には加熱したりあるいはブラシ洗浄しても粘着力は回復せず安定した粘着力を付与することは困難である。
本発明者は、種々の要因によって、粘着層の粘着力が低下した場合にも、即時的に回復可能な生産管理が可能で、不良品を極力低減できる記録装置及び生産管理手法を開発すべく、鋭意検討した結果、本発明に至った。
そこで、本発明の課題は、粘着層の粘着力が低下した場合にも、即時的に回復可能な生産管理が可能で、不良品を極力低減できる記録装置及び生産管理システムを提供するものである。
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
(請求項1)
搬送面が少なくとも粘着性を有する搬送ベルトを備えた記録媒体搬送手段と、該搬送手段の平坦部において記録を行う記録手段を有する記録装置において、
前記搬送ベルト表面の経時的な粘着性変化を検出する粘着性変化検出手段と、
前記粘着性変化検出手段の検出結果を入力して、表示部に検出結果を出力して表示する制御を行う制御部を有することを特徴とする記録装置。
(請求項2)
前記制御部は、前記粘着性変化検出手段の検出結果が粘着力は閾値以下である場合に表示部に警告を表示する制御を行うことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
(請求項3)
搬送面が少なくとも粘着性を有する搬送ベルトを備えた記録媒体搬送手段と、該搬送手段の平坦部において記録を行う記録手段を有する記録装置において、
前記搬送ベルト表面の経時的な粘着性変化を検出する粘着性変化検出手段と、
前記粘着性変化検出手段の検出結果を入力して、表示部に検出結果を出力して表示する制御を行う制御部を有する記録装置であって、
入力された検出結果に基づき前記搬送ベルトのメンテナンス時期を算出する算出手段を有することを特徴とする記録装置。
(請求項4)
搬送面が少なくとも粘着性を有する搬送ベルトを備えた記録媒体搬送手段と、該搬送手段の平坦部において記録を行う記録手段を有する記録装置において、
前記搬送ベルト表面の経時的な粘着性変化を検出する粘着性変化検出手段と、
前記粘着性変化検出手段の検出結果を入力して表示部に検出結果を出力して表示する制御を行う制御部を有する記録装置であって、
入力された検出結果に基づき前記搬送ベルトのメンテナンス時期を算出する算出手段を有し、該算出手段は、前記制御部から出力される前記粘着性変化検出手段の検出結果を入力し、入力された検出結果と、記録媒体に記録するための印字情報に基づき前記搬送ベルトのメンテナンス時期を算出することを特徴とする記録装置。
(請求項5)
記録装置と該記録装置に接続された管理サーバとを有する生産管理システムにおいて、
前記記録装置は、搬送面が少なくとも粘着性を有する搬送ベルトを備えた記録媒体搬送手段と、該搬送手段の平坦部において記録を行う記録手段と、前記搬送ベルト表面の経時的な粘着性変化を検出する粘着性変化検出手段とを有し、
前記管理サーバは、前記粘着性変化検出手段の検出結果に基づき前記搬送ベルトのメンテナンス時期を算出手段で算出し、該算出手段で算出されたメンテナンス時期を各々対応する記録装置に出力・送信することを特徴とする生産管理システム。
(請求項6)
記録装置と該記録装置に接続された管理サーバとを有する生産管理システムにおいて、
前記記録装置は、搬送面が少なくとも粘着性を有する搬送ベルトを備えた記録媒体搬送手段と、該搬送手段の平坦部において記録を行う記録手段と、前記搬送ベルト表面の経時的な粘着性変化を検出する粘着性変化検出手段とを有し、
前記管理サーバは、前記粘着性変化検出手段の検出結果と、記録媒体に記録するための印字情報に基づき前記搬送ベルトのメンテナンス時期を算出手段で算出し、該算出手段で算出されたメンテナンス時期を各々対応する記録装置に出力・送信することを特徴とする生産管理システム。
本発明によると、結果を表示させる装置により、使用限界の警告や動作状況からの進行予測を計測することにより、ベルト交換時期あるいは粘着液の塗布を行なう時期がわかることにより、常に安定した粘着力を維持するようになる。これにより、布等の記録媒体であっても的確に搬送し、画像品位の高い記録が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
図1は本発明の記録装置の一実施態様を示す概略正面図、図2は同図の要部拡大概略正面図である。
同図において、1は記録媒体Pに記録を行う記録装置であり、例えばインクジェットプリンタを例示的に説明する。
2は記録媒体Pを搬送する記録媒体搬送手段で、搬送面が少なくとも粘着性を有する搬送ベルト200を備えている。搬送ベルト200は、搬送面が少なくとも粘着性を有する無端ベルト(エンドレスベルトともいう)である。搬送ベルト200は、搬送面が粘着性を有するものであればよく、例えば、ベルト全体が粘着性部材で形成されてもよく、またベルト基体の表面に地張り剤などの粘着液(例えばシリコンゴムなどの塗布液)を塗布して粘着性を付与してもよい。シリコンゴム粘着液を塗布する場合、シリコンゴム成分を溶媒に溶解又は分散して塗布溶液を形成し、刷毛塗りやバーコートなどの塗布機によって塗布できる。ベルト基体は、シリコンゴム、EPDM、ウレタンゴム、ブチルゴムなどのような弾性素材、樹脂、金属、布などのいずれも採用できる。
記録媒体搬送手段2は図示の例では、ローラ201、202、203に無端ベルト200が張設されている。なお図示の例ではローラ201が駆動ローラであり、図示しない駆動機構に連結され、所定速度で回転駆動するように構成されている。
記録媒体Pは巻取りローラ3に長尺状に巻かれた状態で記録装置1にセットされており、巻取りローラ3から繰り出された記録媒体Pは搬送ベルト200の搬送面にその粘着力により保持させながら、ローラ202からローラ203に向かって搬送される。ローラ202からローラ203は同一形状で同じ高さに設置され、その間の搬送ベルト200は平坦部200Aを構成し、その平坦部200Aで記録を行う。かかる平坦部200Aにおける記録は記録ヘッド4から記録媒体Pに向かってインクが吐出されることによって行われる。なお、記録ヘッド4は記録手段の一構成要素であり、他の構成要素は図示されていない。
ここで平坦部というのは、搬送面が平坦部をなしていればよく、搬送面が水平に構成されても、垂直に構成されてよく、また傾斜してもよいが、記録手段の記録ヘッド4の駆動を制御する上では搬送面が実質的に水平(図1および図2参照)に維持されていることが好ましい。
図1、2において、5は前記搬送ベルト200表面の経時的な粘着性変化を検出する粘着性変化検出手段である。この実施態様では、粘着性変化検出手段の一例として、図3及び図4に示す粘着性変化検出センサが用いられる。
図3は粘着性変化検出センサの一例を示す平面図、図4は図3の正面図である。
図3及び図4において、500は検知ローラであり、エンドレスベルト200の表面に接触して回動する。501はトルクリミッタであり、前記検知ローラ500に対して一定の負荷を与える。502は遮光式センサであり、検知ローラ500が回転しているか静止しているか判別する。
なお、トルクリミッタ501はトルクの変更が可能に構成されていることが好ましく、ユーザの使用条件に合わせて設定できることがより好ましい。
次に、本実施態様の制御手段及び処理フローを図5、図6に基づいて説明する。図5は制御手段の一例を示す機能ブロック図であり、図6は処理フローの一例を示すフローチャートである。
図5において、粘着性変化検出手段5は検知ローラ500、トルクリミッタ501、遮光式センサ502により構成される。6は制御部である。7は表示部であり、オペレーションパネルやモニターなどが用いられる。8は記憶部である。
次に、図6に示す処理フローについて説明する。
まず、エンドレスベルトが回転し(S1)、記録媒体Pを搬送している状態で、検知ローラ500を搬送ベルト200の表面に接触しながら回動する(S3)。
なお、トルクリミッタ501の負荷値の設定(S2)は、図示しない入力部から入力してS3の前に設定しておいてよいが、検知ローラ500の接触状態を見て可変してもよい。
遮光式センサ502の検知信号を制御部6に入力し(S4)、検知ローラ500が回転しているか静止しているか判別する(S5)。制御部6に入力された遮光式センサ502の検知信号は検出データとして記憶部8に保存することも好ましい。
検知ローラ500が回転している場合(S4においてYesの場合)は、エンドレスベルトの粘着力が強いので、S1に戻り、そのまま記録手段による記録を継続する。
また検知ローラ500が回転しなくなった場合(S4においてNoの場合)は、トルクリミッタ501から与えられている負荷により回転できなくなったので、粘着力が低下したと判断し、表示部7に検出結果を出力して表示する。表示の態様は格別限定されないが、回転数をそのまま表示してもよいし、図7のような回転数と粘着力の関係のテーブルをあらかじめ作成しておいて、そのテーブルから粘着力を求め、表示部7に粘着力を数字あるいは図表化して表示することもできる。
このように検知ローラ500の回転によって搬送ベルト200表面の経時的な粘着性変化を検出でき、記録媒体Pを搬送するのに適当な粘着力を測定できる。
本発明によると、結果を表示させることにより、使用限界の警告をすることが可能となり、ベルト交換時期あるいは粘着液の塗布を行なう時期がわかる。
したがって、常に安定した粘着力を維持するようになる。これにより、布等の記録媒体であっても的確に搬送し、画像品位の高い記録が可能となる。
本態様では、粘着力が閾値以下である場合に表示部に警告を表示する制御を行うことが好ましい。すなわち、上記に例で示した図7のようなテーブルで、閾値を設定しておき、その粘着力が閾値以下である場合に表示部に警告を表示する(S7)。警告は表示部に表示するのみならず、音声警告を併用することもできる。警告表示の態様は格別限定されない。
次に本発明の他の好ましい実施態様を説明する。
すなわち、図1において、粘着性変化検出手段5から入力された検出結果に基づき前記搬送ベルト200のメンテナンス時期を算出するメンテナンス時期算出手段9を備えることである。
かかるメンテナンス時期算出手段9を備えると、動作状況からの進行予測を計測して常に安定した粘着力を維持することができる。
記録装置を長期的に稼動していると、記録媒体Pの種類、粘着剤の種類や塗布厚み、外部環境などによって、粘着力の劣化の進行度合いは変化し、記録媒体に記録した印字データにもそれらの変化が現れる。
したがって、本発明の好ましい態様は、常に安定した粘着力を維持する上で、粘着性変化検出手段の検出結果を入力し、その入力された検出結果と、記録媒体に記録するための印字情報に基づき前記搬送ベルトのメンテナンス時期を算出することである。すなわち図8は粘着力の経時変化(曲線A)と印字品質の経時変化(曲線B)を示している。この図8にしたがって、印字品質が低下し始める時間t1をメンテナンス時期とする。このようなメンテナンス時期t1は記録媒体Pの種類、粘着剤の種類や塗布厚み、外部環境などによって変化するので、検知ローラ500の回転数の変化による検出によって粘着力の低下が明確になるまでの事前予測データとして利用することが好ましい。
また外部環境の影響に関しては、埃センサによる埃の検知データを制御部に送って事前予測をより確実にすることも好ましい。
また、メンテナンス時期算出手段9によって算出されたメンテナンス時期t1にまたがり、印字情報を記録媒体に記録しようとする場合、メンテナンス時期が印字中の時間とかぶるため、印字を中断させて、メンテナンスを行わなければならない。それを避けるために、印字開始と印字終了の時間を監視するようにして、印字開始から印字終了までの間に上記算出されたメンテナンス時期t1がくることがあったら、記録装置は、その算出されたメンテナンス時期t1より前にメンテナンスを行うように警告するようにしてもよい。
次に、本発明の生産管理システムの一実施形態を図9、図10に基づいて説明する。
図9において、本発明の生産管理システムは、例えば記録装置A、B、C、Dと該記録装置A、B、C、Dに接続された管理サーバ10とを有する。記録装置と管理サーバとの接続形態は格別限定しない。
図10には、本発明における管理システムの制御手段の一例を示した機能ブロック図が示されている。
同図において、記録装置Aは、記録手段4と、検知ローラ500、トルクリミッタ501、遮光式センサ502により構成される粘着性変化検出手段5と、制御部6とを有している。記録装置A、B、C、Dは、実質的に差異はない。
管理サーバ10は、制御部11と、表示部12と、記憶部13と、メンテナンス時期算出手段14とを少なくとも有している。
以下、制御手段における管理サーバ10と記録装置Aとの処理工程を示す。
まず、管理サーバ10から印字情報が送られ、記録装置Aにおいて、エンドレスベルトが回転し、記録媒体Pを搬送している状態で、検知ローラ500を搬送ベルト200の表面に接触しながら回動する。遮光式センサ502の検知信号を制御部6に入力し、検知ローラ500が回転しているか静止しているか判別する。制御部6に入力された遮光式センサ502の検知信号を管理サーバ10に経時的に送る。経時的に送ることにより、粘着性変化を予測することが可能となる。
次に、管理サーバ10は、記録装置Aに常に安定した粘着力を維持する上で、粘着性変化検出手段5の検出結果を記録装置Aから受け取り、その受け取った検出結果と、記録媒体に記録するための印字情報に基づき前記搬送ベルトのメンテナンス時期をメンテナンス時期算出手段14において算出する。このメンテナンス時期算出手段14の説明は、前述したメンテナンス時期算出手段9の説明を援用する。
次に、前記予測データを表示部12に表示させ、それに伴い、メンテナンスを行う場合は、管理サーバ10の制御部11は記録装置Aに印字作業を停止させる命令を出す。記録装置Aの制御部6は、管理サーバ10の制御部11からの印字作業停止の命令によって、記録手段4の動作を停止させるよう制御をおこなう。メンテナンスが終了したら、管理サーバ10の制御部11は、印字作業再開の命令を出し、記録装置Aの制御部6は、管理サーバ10の制御部11からの印字作業再開の命令によって、記録手段4の動作を再開させるように制御する。
また、メンテナンス時期算出手段14によって算出されたメンテナンス時期t1にまたがり、印字情報を記録媒体に記録しようとする場合、メンテナンス時期が印字中の時間とかぶるため、印字中の印字作業を中断させて、メンテナンスを行わなければならない。印字途中の印字作業を中断させることは、その記録媒体を無駄にしてしまう。それを避けるために、印字開始と印字終了の時間を監視手段により監視するようにして、印字開始から印字終了までの間に上記算出されたメンテナンス時期t1がくることがあったら、管理サーバ10は、表示部12に、印字開始がくる直前または印字終了がきた直後の印字作業の合間にメンテナンス時期t2を警告する表示をさせるようにしてもよい。算出されたメンテナンス時期t1と警告表示するメンテナンス時期t2との関係を示した図を図11に示す。
また、各々の記録装置は、メンテナンス時期は違う場合があるので、管理サーバ10がいずれかの記録装置に印字情報を送ろうとしても、当該記録装置がメンテナンス時期であれば、メンテナンス時期までに時間の余裕がある記録装置に印字情報を送る制御をすることも可能である。これにより生産品質・生産量をともに維持することができる。
本発明の記録装置の一実施態様を示す概略正面図 要部拡大概略正面図 粘着性変化検出センサの一例を示す平面図 図3の正面図 制御手段の一例を示す機能ブロック図 処理フローの一例を示すフローチャート 回転数と粘着力の関係のテーブル 粘着力の経時変化と印字品質の経時変化を示す図 本発明の生産管理システムの一実施形態を示すブロック図 本発明の生産管理システムの制御手段の一例を示す機能ブロック図 メンテナンス予測時期の一例を示した図
符号の説明
1:記録装置
2:記録媒体搬送手段
200:搬送ベルト
200A:平坦部
201:ローラ
202:ローラ
203:ローラ
3:巻取りローラ
4:記録ヘッド
5:粘着性変化検出手段
500:検知ローラ
501:トルクリミッタ
502:遮光式センサ
6:制御部
7:表示部
8:記憶部
9:メンテナンス時期算出手段
10:管理サーバ
11:表示部
12:制御部
13:記憶部
14:メンテナンス時期算出手段

Claims (6)

  1. 搬送面が少なくとも粘着性を有する搬送ベルトを備えた記録媒体搬送手段と、該搬送手段の平坦部において記録を行う記録手段を有する記録装置において、
    前記搬送ベルト表面の経時的な粘着性変化を検出する粘着性変化検出手段と、
    前記粘着性変化検出手段の検出結果を入力して、表示部に検出結果を出力して表示する制御を行う制御部を有することを特徴とする記録装置。
  2. 前記制御部は、前記粘着性変化検出手段の検出結果が粘着力は閾値以下である場合に表示部に警告を表示する制御を行うことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 搬送面が少なくとも粘着性を有する搬送ベルトを備えた記録媒体搬送手段と、該搬送手段の平坦部において記録を行う記録手段を有する記録装置において、
    前記搬送ベルト表面の経時的な粘着性変化を検出する粘着性変化検出手段と、
    前記粘着性変化検出手段の検出結果を入力して、表示部に検出結果を出力して表示する制御を行う制御部を有する記録装置であって、
    入力された検出結果に基づき前記搬送ベルトのメンテナンス時期を算出する算出手段を有することを特徴とする記録装置。
  4. 搬送面が少なくとも粘着性を有する搬送ベルトを備えた記録媒体搬送手段と、該搬送手段の平坦部において記録を行う記録手段を有する記録装置において、
    前記搬送ベルト表面の経時的な粘着性変化を検出する粘着性変化検出手段と、
    前記粘着性変化検出手段の検出結果を入力して表示部に検出結果を出力して表示する制御を行う制御部を有する記録装置であって、
    入力された検出結果に基づき前記搬送ベルトのメンテナンス時期を算出する算出手段を有し、該算出手段は、前記制御部から出力される前記粘着性変化検出手段の検出結果を入力し、入力された検出結果と、記録媒体に記録するための印字情報に基づき前記搬送ベルトのメンテナンス時期を算出することを特徴とする記録装置。
  5. 記録装置と該記録装置に接続された管理サーバとを有する生産管理システムにおいて、
    前記記録装置は、搬送面が少なくとも粘着性を有する搬送ベルトを備えた記録媒体搬送手段と、該搬送手段の平坦部において記録を行う記録手段と、前記搬送ベルト表面の経時的な粘着性変化を検出する粘着性変化検出手段とを有し、
    前記管理サーバは、前記粘着性変化検出手段の検出結果に基づき前記搬送ベルトのメンテナンス時期を算出手段で算出し、該算出手段で算出されたメンテナンス時期を各々対応する記録装置に出力・送信することを特徴とする生産管理システム。
  6. 記録装置と該記録装置に接続された管理サーバとを有する生産管理システムにおいて、
    前記記録装置は、搬送面が少なくとも粘着性を有する搬送ベルトを備えた記録媒体搬送手段と、該搬送手段の平坦部において記録を行う記録手段と、前記搬送ベルト表面の経時的な粘着性変化を検出する粘着性変化検出手段とを有し、
    前記管理サーバは、前記粘着性変化検出手段の検出結果と、記録媒体に記録するための印字情報に基づき前記搬送ベルトのメンテナンス時期を算出手段で算出し、該算出手段で算出されたメンテナンス時期を各々対応する記録装置に出力・送信することを特徴とする生産管理システム。
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