JP2019119173A - 印刷装置、印刷制御方法、及び、プログラム - Google Patents

印刷装置、印刷制御方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】被印刷媒体の無駄な消費を抑制する。【解決手段】印刷装置1は、被印刷媒体Mを搬送するプラテンローラ21と、被印刷媒体Mに印刷を行うサーマルヘッド10と、制御回路5を備える。制御回路5は、サーマルヘッド10による被印刷媒体Mへの印刷を行う場合に、その印刷が連続印刷であるか否かに応じて、サーマルヘッド10による被印刷媒体Mへの印刷が開始される前に被印刷媒体Mを排出口に向かう方向とは逆方向へ搬送する搬送量が異なるようにプラテンローラ21を制御する。【選択図】図10

Description

本明細書の開示は、印刷装置、印刷制御方法、及び、プログラムに関する。
従来から、長尺状の被印刷媒体に文字、図形等を印刷し、印刷済みの被印刷媒体を切断装置によりカットすることでラベルを作成するラベルプリンタが知られている。
ラベルプリンタでは、印刷ヘッドと切断装置はいずれも被印刷媒体の搬送路上に設けられるが、空間的な制約から、切断装置は、印刷ヘッドよりも搬送方向に対して下流で印刷ヘッドからある程度離れた位置に配置される。このため、プラテンローラが順方向にのみ回転する場合には、ラベルプリンタ内における印刷位置と切断位置との違いに起因して、被印刷媒体の先端に、印刷位置と切断位置の間の距離に応じた大きさの無駄な余白が生じてしまう。
このような課題に関連する技術は、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載のラベルプリンタは、印刷ヘッドによる印刷開始前にプラテンローラを逆方向に回転させ被印刷媒体を逆搬送することができるため、無駄な余白を減らすことができる。
特開2012−179882号公報
ところで、粘着層を有する基材と剥離紙などのセパレータとを含むテープ部材を被印刷媒体として用いるラベルプリンタでは、切断装置が、フルカット機能に加えて、ハーフカット機能を有することがある。ハーフカットとは、セパレータを切断することなく基材のみを切断することをいう。
ハーフカット機能を有するラベルプリンタは、テープ部材の先端付近でハーフカットを行うことで、作成されたラベルにおいて、基材をセパレータから剥がしやすくすることができる。その一方で、先端付近でハーフカットを行うと、先端からハーフカット位置までのテープ部材はラベルを構成しないため、印刷に使用することができない。
以上のような実情を踏まえ、本発明の一側面に係る目的は、被印刷媒体の無駄な消費を抑制する技術を提供することである。
本発明の一態様に係る印刷装置は、被印刷媒体を搬送する搬送ローラと、前記被印刷媒体に印刷を行う印刷ヘッドと、前記印刷ヘッドによる前記被印刷媒体への印刷を行なう場合に、前記印刷が連続印刷であるか否かに応じて、前記印刷ヘッドによる前記被印刷媒体への印刷が開始される前に前記被印刷媒体を排出口に向かう方向とは逆方向へ搬送する搬送量が異なるように前記搬送ローラを制御する制御装置と、を備える。
本発明の一態様に係る印刷制御方法は、印刷装置が行う印刷制御方法であって、前記印刷装置は、印刷ヘッドによる被印刷媒体への印刷を行なう場合に、前記印刷が連続印刷であるか否かに応じて、前記印刷ヘッドによる前記被印刷媒体への印刷が開始される前に前記被印刷媒体を排出口に向かう方向とは逆方向へ搬送する搬送量が異なるように制御する。
本発明の一態様に係るプログラムは、印刷装置のコンピュータに、印刷ヘッドによる被印刷媒体への印刷を行なう場合に、前記印刷が連続印刷であるか否かに応じて、前記印刷ヘッドによる前記被印刷媒体への印刷が開始される前に前記被印刷媒体を排出口に向かう方向とは逆方向へ搬送する搬送量が異なるように前記印刷装置の搬送ローラを制御する処理を実行させる。
上記の態様によれば、被印刷媒体の無駄な消費を抑制することができる。
印刷装置1の斜視図である。 被印刷媒体Mの構成を示した図である。 印刷装置1に収容されるテープカセット30の斜視図である。 印刷装置1のカセット収容部19の斜視図である。 印刷装置1の断面図である。 フォトセンサ41の平面図である。 印刷装置1のハードウェア構造を示すブロック図である。 印刷処理のフローチャートの一例である。 ラベル単位印刷処理のフローチャートの一例である。 逆搬送処理(前半)のフローチャートの一例である。 逆搬送処理(後半)のフローチャートの一例である。 ハーフカット位置、フルカット位置、ヘッド位置の関係を示した図である。 1枚印刷時の動作を説明するための図である。 連続印刷時の動作を説明するための図である。 基材Bの剥がし方について説明するための図である。 印刷時の動作の変形例を説明するための図である。
図1は、一実施形態に係る印刷装置1の斜視図である。印刷装置1は、長尺状の被印刷媒体Mに印刷を行うラベルプリンタである。以降では、インクリボンを使用する熱転写方式のラベルプリンタを例にして説明するが、印刷方式は特に限定されない。印刷装置1は、感熱紙を使用する感熱方式のラベルプリンタであってもよい。また、ラベルプリンタである印刷装置1は、インクジェットプリンタ、レーザプリンタなどであってもよい。また、以降では、シングルパス(ワンパス)方式で印刷を行うラベルプリンタを例示するが、印刷装置1は、マルチパス(スキャン)方式で印刷を行ってもよい。
図2は、被印刷媒体Mの構成を示した図である。被印刷媒体Mは、テープカセット内部にロール状に巻かれた状態で収容されている長尺状のテープ部材である。より具体的には、被印刷媒体Mは、粘着層ADを有する基材Bと、粘着層ADを覆うように剥離可能に基材Bに貼付されたセパレータSと、を有する粘着テープ部材である。
印刷装置1は、図1に示すように、装置筐体2と、入力部3と、表示装置4と、開閉蓋18と、カセット収容部19を備える。装置筐体2の上面には、入力部3、表示装置4、及び開閉蓋18が配置されている。また、図示しないが、装置筐体2には、電源コード接続端子、外部機器接続端子、記憶媒体挿入口等が設けられている。
入力部3は、入力キー、十字キー、変換キー、決定キーなどの種々のキーを備える。表示装置4は、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(electro-luminescence)ディスプレイなどであり、入力部3からの入力に対応する文字等、各種設定のための選択メニュー、各種処理に関するメッセージ等を表示する。また、印刷中には、被印刷媒体Mへの印刷が指示された文字や図形等の内容が表示され、印刷処理の進捗状況が表示されてもよい。なお、表示装置4にはタッチパネルユニットが設けられていてもよく、その場合、表示装置4を入力部3の一部として看做してもよい。
開閉蓋18は、カセット収容部19の上部に開閉可能に配置されている。開閉蓋18は、ボタン18aを押下されることにより開放される。開閉蓋18には、この開閉蓋18が閉じた状態でもカセット収容部19にテープカセット30(図3参照)が収容されているか否かを目視で確認可能とするために、窓18bが形成されている。また、装置筐体2の側面には、排出口2aが形成されている。印刷装置1内で印刷が行われた被印刷媒体Mは、排出口2aから装置外へ排出される。
図3は、印刷装置1に収容されるテープカセット30の斜視図である。図4は、印刷装置1のカセット収容部19の斜視図である。図5は、印刷装置1の断面図である。図3に示すテープカセット30は、図4に示すカセット収容部19に着脱自在に収容される。図5には、テープカセット30がカセット収容部19に収容された状態が示されている。
テープカセット30は、図3に示すように、被印刷媒体MとインクリボンRを収容するカセットケース31を有する。カセットケース31には、サーマルヘッド被挿入部36及び係合部37が形成されている。また、カセットケース31には、テープコア32とインクリボン供給コア34とインクリボン巻取りコア35が設けられている。被印刷媒体Mは、カセットケース31内部のテープコア32にロール状に巻かれている。また、熱転写用のインクリボンRは、その先端がインクリボン巻取りコア35に巻きつけられた状態で、カセットケース31内部のインクリボン供給コア34にロール状に巻かれている。
装置筐体2のカセット収容部19には、図4に示すように、テープカセット30を所定の位置に支持するための複数のカセット受け部20が設けられている。また、カセット受け部20には、テープカセット30が収容するテープ(被印刷媒体M)の幅を検出するためのテープ幅検出スイッチ24が設けられている。
テープ幅検出スイッチ24は、テープカセットの形状に基づいて被印刷媒体Mの幅を検出するためのスイッチである。テープ幅検出スイッチ24は、カセット収容部19に複数設けられている。テープ幅の異なるテープカセットは、複数のテープ幅検出スイッチ24をそれぞれ異なる組み合わせで押下するように構成されている。これにより、後述する制御回路5(図7参照)が、押下されたテープ幅検出スイッチ24の組み合わせから、テープカセットの種類を特定し、被印刷媒体Mの幅(テープ幅)を検出する。
カセット収容部19には、さらに、被印刷媒体Mに印刷を行う印刷ヘッドであるサーマルヘッド10と、被印刷媒体Mを搬送する搬送部であるプラテンローラ21と、テープコア係合軸22と、インクリボン巻取り駆動軸23が設けられている。さらに、サーマルヘッド10には、サーミスタ13が埋め込まれている。サーミスタ13は、サーマルヘッド10の温度を測定する。
テープカセット30がカセット収容部19に収容された状態では、図5に示すように、カセットケース31に設けられた係合部37がカセット収容部19に設けられたカセット受け部20に支持されて、サーマルヘッド10がカセットケース31に形成されたサーマルヘッド被挿入部36に挿入される。また、テープコア係合軸22には、テープカセット30のテープコア32が係合し、さらに、インクリボン巻取り駆動軸23には、インクリボン巻取りコア35が係合する。
印刷装置1に印刷指示が入力されると、被印刷媒体Mは、プラテンローラ21の回転によりテープコア32から繰り出される。この際、インクリボンRを巻取るインクリボン巻取り駆動軸23がプラテンローラ21に同調して回転することで、被印刷媒体MとともにインクリボンRがインクリボン供給コア34から繰り出される。これにより、被印刷媒体MとインクリボンRは重なった状態で搬送される。そして、サーマルヘッド10とプラテンローラ21の間を通過する際に、カセットケース31から引き出されたインクリボンRがサーマルヘッド10によって加熱されることで、インクが被印刷媒体Mに転写され、印刷が行われる。
サーマルヘッド10とプラテンローラ21の間を通過した使用済みのインクリボンRは、インクリボン巻取りコア35に巻き取られる。一方、サーマルヘッド10とプラテンローラ21の間を通過した印刷済みの被印刷媒体Mは、ハーフカット機構16及びフルカット機構17で切断され、それによって、ラベルが排出口2aから排出される。なお、ラベルとは、被印刷媒体Mのことであり、より詳細には、被印刷媒体Mをハーフカット又はフルカットすることにより作成されたもののことをいう。
印刷装置1は、さらに、フォトセンサ41を備えている。フォトセンサ41は、被印刷媒体Mの先端T(図3参照)を検出するために、被印刷媒体Mの搬送路上に配置されたセンサである。
図6は、フォトセンサ41の平面図である。フォトセンサ41は、図6に示すように、発光素子42と受光素子43を備えている。発光素子42は、例えば、発光ダイオードであり、受光素子43は、例えば、フォトダイオードである。フォトセンサ41は、発光素子42から出射した光の反射光を受光素子43で検出し、後述する制御回路5へ信号を出力する。制御回路5は、例えば、受光素子43で検出した反射光量の変化に基づいて、被印刷媒体Mの先端Tを検出する。
なお、発光素子42は、例えば、白色LEDであってもよく、受光素子43は、それぞれ異なる色のフィルタを備えた複数のフォトダイオードを含んでも良い。この場合、制御回路5は、受光素子43で検出した反射光の波長分布(つまり、反射光の色)の変化に基づいて、被印刷媒体Mの先端Tを検出しても良い。
図6では、フォトセンサ41が発光素子42から出射した光の反射光を検出するフォトリフレクタである例を示したが、フォトセンサ41は、フォトリフレクタに限らない。フォトセンサ41は、発光素子42と受光素子43が対向して配置されたフォトインタラプタであってもよい。
なお、図5では、フォトセンサ41は、フルカット機構17の近傍に配置されているが、フォトセンサ41の配置は、この例に限られない。フォトセンサ41は、フルカット機構17とサーマルヘッド10の間の搬送路上で先端Tを検出することができる位置に配置されていればよい。ただし、フォトセンサ41が搬送路のうちの被印刷媒体MとインクリボンRが重なって搬送される部分に配置される場合には、フォトセンサ41は、フォトリフレクタであることが望ましく、発光素子42及び受光素子43は、インクリボンR側ではなく被印刷媒体M側に配置されることが望ましい。これにより、被印刷媒体Mを反射した光の光量又は色とインクリボンRを反射した光の光量又は色との違いに基づいて、被印刷媒体Mの先端Tを検出することが可能となるからである。
図7は、印刷装置1のハードウェア構造を示すブロック図である。印刷装置1は、上述した構成要素に加えて、図7に示すように、制御回路5、ROM(Read Only Memory)6、RAM(Random Access Memory)7、表示装置駆動回路8、ヘッド駆動回路9、搬送用モータ駆動回路11、搬送用モータ12、エンコーダ26、カッターモータ駆動回路14、カッターモータ15、ハーフカット機構16、フルカット機構17を備える。
制御回路5は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサを含む制御装置である。制御回路5は、ROM6に格納されているプログラムをRAM7に展開し実行することで、印刷装置1の各部の動作を制御する。
ROM6には、プログラム、プログラムの実行に必要な各種データ(例えば、フォント等)が格納されている。RAM7は、プログラムの実行に用いられるワークメモリである。なお、印刷装置1での処理に用いられるプログラム及びデータを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体には、ROM6、RAM7のような、物理的な(非一時的な)記録媒体が含まれる。
表示装置駆動回路8は、液晶表示ドライバ回路、有機EL表示ドライバ回路である。表示装置駆動回路8は、RAM7に格納されている表示データに基づいて表示装置4を制御する。
ヘッド駆動回路9は、制御回路5の制御下において、印刷データと制御信号に基づいてサーマルヘッド10が有する発熱素子10aへの通電を制御する。サーマルヘッド10は、主走査方向に配列された複数の発熱素子10aを有する印刷ヘッドである。サーマルヘッド10は、発熱素子10aでインクリボンを加熱して熱転写することにより、被印刷媒体Mに一ラインずつ印刷を行う。
搬送用モータ駆動回路11は、制御回路5の制御下で、搬送用モータ12を駆動する。搬送用モータ12は、例えばステッピングモータであってもよく、直流(DC)モータであってもよい。搬送用モータ12は、プラテンローラ21とインクリボン巻取り駆動軸23を回転させて動かす駆動部である。なお、搬送用モータ12は、搬送用モータ駆動回路11の制御下で、被印刷媒体Mを繰り出す方向である順方向だけではなく、被印刷媒体Mを巻戻す方向である逆方向にも回転する。
プラテンローラ21は、搬送用モータ12の駆動力によって回転し、被印刷媒体Mの長手方向(副走査方向、搬送方向)に沿って、被印刷媒体Mを搬送する搬送ローラである。プラテンローラ21は、搬送用モータ12が順方向に回転しているときには、テープカセット30から被印刷媒体Mを繰り出す繰り出し部として機能し、搬送用モータ12が逆方向に回転しているときには、テープカセット30から繰り出されている被印刷媒体Mを巻戻す巻戻し部として機能する。
つまり、印刷装置1では、制御回路5は、搬送用モータ駆動回路11を介して搬送用モータ12を制御することで、プラテンローラ21を制御する制御装置である。
エンコーダ26は、搬送用モータ12又はプラテンローラ21の駆動量(回転量)に応じて信号を制御回路5へ出力する。エンコーダ26は、搬送用モータ12の回転軸に設けられていてもよく、プラテンローラ21の回転軸に設けられていてもよい。制御回路5は、エンコーダ26からの信号に基づいて被印刷媒体Mの搬送量を特定することができる。
なお、搬送用モータ12がステッピングモータである場合には、制御回路5は、搬送用モータ12を駆動する搬送用モータ駆動回路11へ入力した信号(入力パルス数)に基づいて搬送量を特定することができる。従って、搬送用モータ12がステッピングモータである場合には、エンコーダ26は省略されてもよく、制御回路5は、搬送用モータ駆動回路11へ入力した信号(入力パルス数)に基づいて搬送量を特定しても良い。搬送用モータ12にステッピングモータを使用することで装置構成を簡素化することができる。
カッターモータ駆動回路14は、制御回路5の制御下において、カッターモータ15を駆動する。フルカット機構17及びハーフカット機構16は、カッターモータ15の動力によって動作し、被印刷媒体Mをフルカット又はハーフカットする。フルカットとは、被印刷媒体Mの基材BをセパレータSとともに被印刷媒体Mの幅方向に沿って切断する動作のことであり、フルカット機構17は、セパレータSとともに基材Bを切断する切断装置である。ハーフカットは、基材Bのみを幅方向に沿って切断する動作のことであり、ハーフカット機構16は、セパレータSを切断せずに基材Bを切断するハーフカットを行う切断装置である。
図8は、印刷処理のフローチャートの一例である。上述した印刷装置1では、印刷命令が入力されると、制御回路5は図8に示す印刷処理を開始する。この印刷処理では、図8に示すように、連続印刷か否かを判定する判定処理(ステップS1)、被印刷媒体Mを逆方向へ搬送するようにプラテンローラ21を制御する逆搬送処理(ステップS2又はステップS3)、被印刷媒体Mを順方向へ搬送するようにプラテンローラ21を制御する順搬送処理(ステップS4)、及び、サーマルヘッド10及び切断装置(ハーフカット機構16、フルカット機構17)を制御する印刷及び切断処理(ステップS5)が行われる。
特に注目すべき点は、逆搬送処理(ステップS2又はステップS3)が順搬送処理(ステップS4)と印刷及び切断処理(ステップS5)よりも前に行われる点、並びに、連続印刷か否かによって搬送量が異なる第1逆搬送処理(ステップS2)又は第2逆搬送処理(ステップS3)のいずれかが行われる点である。なお、連続印刷とは、ラベルを複数枚連続して作成するための印刷のことをいう。
このように、印刷装置1では、制御回路5は、被印刷媒体Mに連続印刷を行うときと行わないときで、サーマルヘッド10による被印刷媒体Mへの印刷が開始される前に被印刷媒体Mを異なる搬送量だけ逆方向へ搬送するようにプラテンローラ21を制御する。換言すると、制御回路5は、サーマルヘッド10による被印刷媒体Mへの印刷を行なう場合に、その印刷が連続印刷であるか否かに応じて、サーマルヘッド10による被印刷媒体Mへの印刷が開始される前に被印刷媒体Mを排出口2aに向かう方向とは逆方向へ搬送する搬送量が異なるようにプラテンローラ21を制御する。制御回路5がこのような制御を行う理由は、逆搬送を行わなった場合に被印刷媒体Mの先端に生じる余白のうち真に無駄となる余白の大きさが、連続印刷か否かによって異なるからである。
従って、印刷装置1によれば、連続印刷を行うか否かによって逆方向への搬送量を異ならせることで、真に無駄な余白となり得る大きさだけ被印刷媒体Mを逆搬送することができるため、被印刷媒体の無駄な消費を抑制することができる。
図9は、ラベル単位印刷処理のフローチャートの一例である。図10は、逆搬送処理(前半)のフローチャートの一例である。図11は、逆搬送処理(後半)のフローチャートの一例である。図12は、ハーフカット位置、フルカット位置、ヘッド位置の関係を示した図である。以下、図9から図12を参照しながら、印刷装置1で行われる印刷処理について更に詳細に説明する。
図9に示すラベル単位印刷処理は、図8に示す印刷処理をより詳細に記載したものであり、ラベルを1枚だけ作成するとき(1枚印刷時)には1度だけ、ラベルを複数枚連続して作成するとき(連続印刷時)には複数回繰り返し、印刷処理において行われる。
制御回路5は、ラベル単位印刷処理が開始されると、まず、開始処理を行う(ステップS10)。ここでは、制御回路5は、後述する処理で必要なパラメータの初期化処理などが行われる。
次に、制御回路5は、このラベル単位印刷処理で作成するラベルが1枚目のラベルか否かを判定する(ステップS11)。制御回路5は、作成するラベルが1枚目のラベルであれば、図10に示す逆搬送処理(前半)を行う(ステップS100)。一方、2枚目以降のラベルであれば、搬送用モータ駆動回路11を制御して搬送用モータ12(プラテンローラ21)を順回転させて(ステップS12)、順方向への被印刷媒体Mの搬送を開始する。
ステップS100の逆搬送処理(前半)では、図10に示すように、まず、制御回路5は、印刷命令が連続印刷か否かを判定する(ステップS101)。そして、連続印刷か否かに応じて、制御回路5は、逆方向への搬送量を異なる値に設定する。具体的には、連続印刷である場合には、逆方向への搬送量をD−M1−M2に設定し(ステップS102)、さらに、搬送量をライン数に換算した搬送ライン数Rを設定する。また、連続印刷でない場合には、逆方向への搬送量をD−M2に設定し(ステップS103)、さらに、搬送量をライン数に換算した搬送ライン数Rを設定する。その後、制御回路5は、搬送用モータ駆動回路11を制御して搬送用モータ12(プラテンローラ21)を逆回転させて、逆方向への被印刷媒体Mの搬送を開始し(ステップS104)、逆搬送処理(前半)を終了する。
なお、図12に示すように、Dは、フルカット位置とヘッド位置の間の搬送方向に沿って測定した距離である。フルカット位置とは、搬送路上におけるフルカット機構17によるフルカットが行なわれる位置のことである。ヘッド位置とは、搬送路上におけるサーマルヘッド10による印刷が行われる位置のことであり、発熱素子10aとインクリボンR(被印刷媒体M)とが接する位置である。また、搬送路上におけるハーフカット機構16によるハーフカットが行なわれる位置をハーフカット位置という。
また、M1は、被印刷媒体Mの先端付近にハーフカットを行う場合におけるハーフカット用の余白の搬送方向に沿った長さである。より詳細には、被印刷媒体Mの先端Tと被印刷媒体Mの最初の印刷領域(例えば、図13の印刷領域P)の間でハーフカットが行われる場合における、先端Tとそのハーフカットが行われる被印刷媒体M上の位置との搬送方向に沿って測定した距離である。印刷領域とは、サーマルヘッド10により印刷が行われる被印刷媒体M上の領域のことである。また、M2は、印刷領域に隣接して設けられるラベル中の余白の搬送方向に沿った長さである。
その後、制御回路5は、図9に示すように、エンコーダ26からの信号による割込み処理を許可し(ステップS13)、搬送量を監視して1ライン分の搬送を検出する(ステップS14)。なお、割り込み処理では、エンコーダ26から信号が入力される毎に信号の入力回数をカウントする図示しないエンコーダカウンタが保持する値をインクリメントとする。ステップS14では、エンコーダカウンタが保持する値が所定数(例えば、4)に達したか否かによって判定することで、1ライン分の搬送を検出する。1ライン分の搬送が検出されると(ステップS14YES)、エンコーダカウンタを初期化して(ステップS15)、エンコーダカウンタの値をリセットする。
1ライン分の搬送が検出されると、制御回路5は、まず、搬送用モータ12(プラテンローラ21)が逆回転中か否かを判定する(ステップS16)。そして、逆回転中であれば、図11に示す逆搬送処理(後半)を行う(ステップS200)。
ステップS200の逆搬送処理(後半)では、図11に示すように、まず、制御回路5は、搬送ライン数Rをデクリメントし(ステップS201)、デクリメント後の搬送ライン数Rが0か否かを判定する(ステップS202)。搬送ラインRが0であれば(ステップS202YES)、逆搬送処理(前半)で設定した搬送量だけ逆方向への搬送が完了しているため、制御回路5は、搬送用モータ駆動回路11を制御して、搬送用モータ12(プラテンローラ21)の逆回転を停止させる(ステップS203)。その後、制御回路5は、搬送用モータ12(プラテンローラ21)を順回転させて順方向への被印刷媒体Mの搬送を開始し(ステップS204)、逆搬送処理(後半)を終了する。一方、搬送ラインRが0でなければ(ステップS202NO)、搬送用モータ12の逆回転を停止させることなく、逆搬送処理(後半)を終了する。
即ち、制御回路5は、逆搬送処理(前半)及び逆搬送処理(後半)を行うことで、連続印刷を行うときの被印刷媒体Mの逆方向への搬送量(D−M2)が連続印刷を行わないときの被印刷媒体Mの逆方向への搬送量(D−M1−M2)よりも大きくなるように、プラテンローラ21を制御する。
その後、制御回路5は、図9に示すように、現在のラインが印刷ラインか否かを判定する(ステップS17)。なお、印刷ラインとは、印刷領域P内のラインをいう。制御回路5は、現在のラインが印刷ラインであれば、ヘッド駆動回路9を制御して、サーマルヘッド10による被印刷媒体Mへの1ライン分の印刷を行う(ステップS18)。
さらに、制御回路5は、現在のラインがハーフカットラインか否かを判定する(ステップS19)なお、ハーフカットラインとは、ハーフカット機構16によりハーフカットが行われるラインのことである。具体的には、1枚印刷時であれば、被印刷媒体Mの先端TからM1の位置にあるラインのことである。また、連続印刷時であれば、隣接する印刷領域Pの間の位置にあるラインのことであり、より詳細には、ラベルとラベルの境界となるラインのことである。制御回路5は、現在のラインがハーフカットラインであれば、搬送用モータ駆動回路11を制御して、搬送用モータ12の順回転を一時停止させる(ステップS20)。そして、制御回路5は、カッターモータ駆動回路14を制御して、ハーフカット機構16によりハーフカットを行う(ステップS21)。その後、制御回路5は、搬送用モータ12の順回転を再開させて、再び順方向への被印刷媒体Mの搬送を開始する(ステップS22)。
即ち、制御回路5は、連続印刷を行わないときに、被印刷媒体Mの先端と印刷領域Pとの間の位置でハーフカットを行うように、ハーフカット機構16を制御し、連続印刷を行うときに、先端Tと最初の印刷領域Pとの間の位置でハーフカットを行わず、隣接する印刷領域Pの間の位置でハーフカットを行うように、ハーフカット機構16を制御する。
さらに、制御回路5は、現在のラインがフルカットラインか否かを判定する(ステップS23)なお、フルカットラインとは、フルカット機構17によりフルカットが行われるラインのことである。制御回路5は、現在のラインがフルカットラインでなければ、ステップS14に戻って上述した処理を繰り返す。一方、制御回路5は、現在のラインがフルカットラインであれば、搬送用モータ駆動回路11を制御して、搬送用モータ12の順回転を一時停止させる(ステップS24)。そして、制御回路5は、カッターモータ駆動回路14を制御して、フルカット機構17によりフルカットを行う(ステップS25)。その後、終了処理を行って(ステップS26)、ラベル単位印刷処理を終了する。
図13は、1枚印刷時の動作を説明するための図である。図14は、連続印刷時の動作を説明するための図である。図15は、基材Bの剥がし方について説明するための図である。
印刷装置1が図9に示すラベル単位印刷処理を行なうことで、1枚印刷時であれば、図13に示す各状態を経て、ラベルが作成される。具体的には、まず、フルカット位置に先端Tが位置する図13(a)に示す状態から、ヘッド位置が先端TからM1+M2だけ離れて位置する図13(b)に示す状態になるまで、D−M1−M2(=x)の搬送量だけ逆方向へ搬送が行われ、その後、印刷が行われる。つまり、被印刷媒体Mには先端TからM1+M2の長さだけ余白が生じる。そして、ハーフカット位置が先端TからM1だけ離れて位置する図13(c)に示す状態になると、ハーフカットが行われる。これにより、M1+M2の長さの余白のうちM1の長さの余白については、先端T付近で行われるハーフカット用の余白として利用され、残りのM2の長さの余白については、印刷領域Pの隣に設けられるラベル中の余白として利用される。その後、フルカット位置が先端TからM1+ラベル長だけ離れて位置する図13(d)に示す状態になると、フルカットが行われる。これにより、図13(e)に示すように、ラベル長よりもハーフカット用の余白分だけ長いラベルが作成される。
印刷装置1が図9に示すラベル単位印刷処理をラベル毎に行なうことで、連続印刷時であれば、図14に示す各状態を経て、連続ラベルが作成される。具体的には、まず、フルカット位置に先端Tが位置する図14(a)に示す状態から、ヘッド位置が先端TからM2だけ離れて位置する図14(b)に示す状態になるまで、D−M2(=x+M1)の搬送量だけ逆方向へ搬送が行われ、その後、印刷が行われる。つまり、被印刷媒体Mには先端TからM2の長さだけ余白が生じ、これが、印刷領域Pの隣に設けられるラベル中の余白として利用される。そして、ハーフカット位置が先端Tからラベル長だけ離れて位置する図14(c)に示す状態になると、ハーフカットが行われる。その後、図14(d)に示すようにフルカットラインがフルカット位置に達すると、フルカットが行われる。これにより、図14(e)に示すように、先端T付近にハーフカットにより形成された切れ目がなく、且つ、印刷領域間に切れ目が入った連続ラベルが作成される。
1枚印刷時に作成されたラベルには、図15(a)に示すように、先端T付近にハーフカットにより形成された切れ目が入っているため、ハーフカット用の余白をつまみながら、印刷が行われた基材BをセパレータSから容易に剥がすことができる。一方、連続印刷時に作成された連続ラベルには、図15(b)に示すように、先端T付近に切れ目が入っていないが、ラベル間に切れ目が入っているため、一方のラベルをつまみながら他方のラベルの基材BをセパレータSから容易に剥がすことができる。
以上のように、印刷装置1によれば、連続印刷を行うか否かによって逆方向への搬送量を異ならせることで、真に無駄な余白となり得る大きさだけ被印刷媒体Mを逆搬送することができる。このため、被印刷媒体Mの無駄な消費を抑制することができる。
また、印刷装置1によれば、連続印刷を行うときに連続印刷を行わないときよりも大きく逆方向へ搬送することで、連続印刷を行わないときに連続印刷を行うときよりも大きな余白を先端Tに残すことができる。このため、連続印刷を行わないときにのみ、ハーフカット用の余白に利用可能な余白を被印刷媒体Mの先端Tに設けることができる。
さらに、印刷装置1によれば、連続印刷を行わないときに先端T付近にハーフカットを行うことで、ラベルの基材Bを剥がしやすくするための余白を先端T付近に設けることができる。また、連続印刷を行わないときに先端T付近にハーフカットを行わずラベル間でハーフカットを行うことで、基材Bの剥がし易さを犠牲にすることなく無駄な余白を減らすことができる。従って、被印刷媒体Mの無駄な消費を抑制しながら、セパレータSから基材Bを剥がす易いラベルを作成することができる。
上述した実施形態は、発明の理解を容易にするために具体例を示したものであり、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。印刷装置、印刷制御方法、及び、プログラムは、特許請求の範囲の記載を逸脱しない範囲において、さまざまな変形、変更が可能である。
上述した実施形態では、入力部3と表示装置4を有する印刷装置1を例示したが、印刷装置は、入力部や表示装置を有しなくてもよく、印刷データや印刷命令を印刷装置とは別の電子機器から受信してもよい。
上述した実施形態は、印刷処理を開始する際に、先端Tがフルカット位置に位置することを想定しているが、例えば、テープカセット30を印刷装置1に収納した直後などは、図16(a)に示すように、フルカット位置よりもヘッド位置からより遠く離れた位置に先端Tがあるかもしれない。このため、逆搬送を開始後、フォトセンサ41で先端Tの検出を監視し、先端Tが検出されてからさらに予め決定された搬送量だけ逆搬送を行ってもよい。例えば、連続印刷を行わない場合であれば、図16(b)に示すように、先端Tが検出されてから、フォトセンサ41の位置であるセンサ位置とヘッド位置との間の距離からM1+M2だけ引いた距離だけ更に逆搬送してもよい。また、連続印刷を行う場合であれば、図16(c)に示すように、先端Tが検出されてから、センサ位置とヘッド位置との間の距離からM2だけ引いた距離だけ更に逆搬送してもよい。これにより、印刷処理開始時の先端Tの位置によらず、被印刷媒体Mの無駄な消費を抑制することができる。なお、連続印刷を行わず1枚のみ印刷を行う場合には、逆搬送を行わなくてもよい。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
被印刷媒体を搬送する搬送ローラと、
前記被印刷媒体に印刷を行う印刷ヘッドと、
前記印刷ヘッドによる前記被印刷媒体への印刷を行なう場合に、前記印刷が連続印刷であるか否かに応じて、前記印刷ヘッドによる前記被印刷媒体への印刷が開始される前に前記被印刷媒体を排出口に向かう方向とは逆方向へ搬送する搬送量が異なるように前記搬送ローラを制御する制御装置と、を備える
ことを特徴とする印刷装置。
[付記2]
付記1に記載の印刷装置において、
前記制御装置は、前記連続印刷を行うときの前記被印刷媒体の前記逆方向への搬送量が前記連続印刷を行わないときの前記被印刷媒体の前記逆方向への搬送量よりも大きくなるように、前記搬送ローラを制御する
ことを特徴とする。
[付記3]
付記1又は付記2に記載の印刷装置において、さらに、
前記被印刷媒体のセパレータを切断せずに前記被印刷媒体の基材を切断するハーフカットを行う切断装置を含み、
前記制御装置は、
前記連続印刷を行わないときに、前記被印刷媒体の先端と前記印刷ヘッドにより印刷が行われる領域である前記被印刷媒体の印刷領域との間の位置で、前記ハーフカットを行うように、前記切断装置を制御し、
前記連続印刷を行うときに、前記先端と最初の印刷領域との間の位置で前記ハーフカットを行わず、隣接する印刷領域の間の位置で前記ハーフカットを行うように、前記切断装置を制御する
ことを特徴とする。
[付記4]
付記1乃至付記3のいずれか1つに記載の印刷装置において、さらに、
前記被印刷媒体の先端を検出するセンサを備え、
前記制御装置は、少なくとも前記センサの検出結果に基づいて、前記被印刷媒体の前記逆方向への搬送の停止タイミングを決定する
ことを特徴とする。
[付記5]
付記1乃至付記4のいずれか1つに記載の印刷装置において、
前記被印刷媒体はラベルであり、
前記連続印刷とは、前記ラベルを複数枚連続して作成するための印刷である
ことを特徴とする。
[付記6]
印刷装置が行う印刷制御方法であって、
前記印刷装置は、印刷ヘッドによる被印刷媒体への印刷を行なう場合に、前記印刷が連続印刷であるか否かに応じて、前記印刷ヘッドによる前記被印刷媒体への印刷が開始される前に前記被印刷媒体を排出口に向かう方向とは逆方向へ搬送する搬送量が異なるように制御する
ことを特徴とする印刷制御方法。
[付記7]
印刷装置のコンピュータに、
印刷ヘッドによる被印刷媒体への印刷を行なう場合に、前記印刷が連続印刷であるか否かに応じて、前記印刷ヘッドによる前記被印刷媒体への印刷が開始される前に前記被印刷媒体を排出口に向かう方向とは逆方向へ搬送する搬送量が異なるように前記印刷装置の搬送ローラを制御する
処理を実行させることを特徴とするプログラム。
1 印刷装置
5 制御回路
6 ROM
7 RAM
9 ヘッド駆動回路
10 サーマルヘッド
11 搬送用モータ駆動回路
12 搬送用モータ
14 カッターモータ駆動回路
15 カッターモータ
16 ハーフカット機構
17 フルカット機構
21 プラテンローラ
26 エンコーダ
41 フォトセンサ

Claims (7)

  1. 被印刷媒体を搬送する搬送ローラと、
    前記被印刷媒体に印刷を行う印刷ヘッドと、
    前記印刷ヘッドによる前記被印刷媒体への印刷を行なう場合に、前記印刷が連続印刷であるか否かに応じて、前記印刷ヘッドによる前記被印刷媒体への印刷が開始される前に前記被印刷媒体を排出口に向かう方向とは逆方向へ搬送する搬送量が異なるように前記搬送ローラを制御する制御装置と、を備える
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記制御装置は、前記連続印刷を行うときの前記被印刷媒体の前記逆方向への搬送量が前記連続印刷を行わないときの前記被印刷媒体の前記逆方向への搬送量よりも大きくなるように、前記搬送ローラを制御する
    ことを特徴とする。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の印刷装置において、さらに、
    前記被印刷媒体のセパレータを切断せずに前記被印刷媒体の基材を切断するハーフカットを行う切断装置を含み、
    前記制御装置は、
    前記連続印刷を行わないときに、前記被印刷媒体の先端と前記印刷ヘッドにより印刷が行われる領域である前記被印刷媒体の印刷領域との間の位置で、前記ハーフカットを行うように、前記切断装置を制御し、
    前記連続印刷を行うときに、前記先端と最初の印刷領域との間の位置で前記ハーフカットを行わず、隣接する印刷領域の間の位置で前記ハーフカットを行うように、前記切断装置を制御する
    ことを特徴とする。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の印刷装置において、さらに、
    前記被印刷媒体の先端を検出するセンサを備え、
    前記制御装置は、少なくとも前記センサの検出結果に基づいて、前記被印刷媒体の前記逆方向への搬送の停止タイミングを決定する
    ことを特徴とする。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の印刷装置において、
    前記被印刷媒体はラベルであり、
    前記連続印刷とは、前記ラベルを複数枚連続して作成するための印刷である
    ことを特徴とする。
  6. 印刷装置が行う印刷制御方法であって、
    前記印刷装置は、印刷ヘッドによる被印刷媒体への印刷を行なう場合に、前記印刷が連続印刷であるか否かに応じて、前記印刷ヘッドによる前記被印刷媒体への印刷が開始される前に前記被印刷媒体を排出口に向かう方向とは逆方向へ搬送する搬送量が異なるように制御する
    ことを特徴とする印刷制御方法。
  7. 印刷装置のコンピュータに、
    印刷ヘッドによる被印刷媒体への印刷を行なう場合に、前記印刷が連続印刷であるか否かに応じて、前記印刷ヘッドによる前記被印刷媒体への印刷が開始される前に前記被印刷媒体を排出口に向かう方向とは逆方向へ搬送する搬送量が異なるように前記印刷装置の搬送ローラを制御する
    処理を実行させることを特徴とするプログラム。
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