JP2007210276A - プリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】サーマルヘッドを用いてインクリボンのインクを印字媒体に転写することにより印字を行うプリンタにおいて、高速印字動作に、サーマルヘッドを上下駆動する速度に限界があったとしても、インクリボンの無駄な消費を低減する。
【解決手段】このプリンタは、インクリボンを供給するインクリボン供給手段と、印字媒体及び/又はインクリボンを搬送するプラテンローラを含む搬送手段と、サーマルヘッドとプラテンローラとの間の距離又は押圧力を規定するヘッド押圧機構と、印字媒体の所定の長さ以上において印字が行われないときに、印字媒体を第1の方向に搬送するように搬送手段を制御すると共に、サーマルヘッド及びインクリボンを印字媒体から一旦離し、リボン監視センサの検出結果に基づいてインクリボンを巻き戻すようにヘッド押圧機構及びインクリボン供給手段を制御する制御手段とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、サーマルヘッドを用いてインクリボンのインクを印字媒体に転写することにより印字を行うプリンタに関する。
例えば、台紙に仮着されたラベル、又は、タグ製造用の帯状のシート等の印字媒体に印字を行うプリンタとして、サーマルヘッドを用いてインクリボンのインクを印字媒体に転写することにより印字を行うサーマル転写式プリンタが用いられている。サーマル転写式プリンタにおいては、印字媒体とインクリボンとを一緒に同一方向及び同一速度で間欠的に搬送しながら、サーマルヘッドが発生する熱によってインクリボンのインクを印字媒体に転写することにより印字が行われる。
ただし、印字媒体において、常に連続的に印字が行われる訳ではなく、広い領域において印字が行われない場合もある。その場合でも、インクリボンは印字媒体と一緒に搬送されるので、インクリボンが無駄に消費されることになる。このようなインクリボンの無駄な消費を低減するために、サーマルヘッドを上下駆動することにより、予め設定されたライン数以上の領域に印字が行われないときにサーマルヘッド及びインクリボンを印字媒体から離してインクリボンを搬送しないようにすると共に、その後、サーマルヘッドとインクリボンと印字媒体とを近接させて再び印字を行うリボンセーブ機構が知られている。
関連する技術として、下記の特許文献1には、出力の小さいソレノイドによりリボンセーブ機構を駆動して、装置の小型化を図りコストを低く抑えることができるサーマル転写式プリンタが開示されている。このサーマル転写式プリンタは、複数の発熱抵抗体から構成されたサーマルヘッドとこのサーマルヘッドに対向して配置されたプラテンとの間に用紙を供給し、前記サーマルヘッドと前記用紙との間に介挿されたインクリボンを使用して前記用紙に印字を行うものであって、前記サーマルヘッドと前記プラテンとを離間させる離間機構を駆動する駆動源と、この駆動源の駆動力の低下の原因を検出する駆動力低下原因検出手段と、この駆動力低下原因検出手段による検出に基づいて、前記離間機構により前記サーマルヘッドと前記プラテンとを離間させる条件を設定する離間条件設定手段とを有している。これによって、出力の小さいソレノイドによりリボンセーブ機構を駆動することができる。
しかしながら、近年においては、印字動作の高速化が求められており、サーマルヘッドの上下駆動が印字動作に追い付かないような事態も想定される。サーマルヘッド及びインクリボンが印字媒体から離れる前にインクリボンの搬送を停止すると、搬送されている印字媒体にインクリボンのインクが付着して印字媒体が汚れてしまうので、インクリボンが印字媒体から完全に離れた後にインクリボンの搬送を停止させる必要がある。そのために、高速印字動作においては、リボンセーブ機構を用いても、多少なりともインクリボンが無駄に消費されてしまうという問題が発生する。
特開平9−71020号公報(第1−2頁、図5)
そこで、上記の点に鑑み、本発明の目的は、サーマルヘッドを用いてインクリボンのインクを印字媒体に転写することにより印字を行うプリンタにおいて、高速印字動作に、サーマルヘッドを上下駆動する速度に限界があったとしても、インクリボンの無駄な消費を低減することができるプリンタを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の1つの観点に係るプリンタは、印字媒体を供給する印字媒体供給手段と、インクリボンを供給するインクリボン供給手段と、印字媒体及び/又はインクリボンを搬送するプラテンローラを含む搬送手段と、印字媒体及びインクリボンを介してプラテンローラに対向して配置され、インクリボンのインクを印字媒体に転写することにより印字を行うサーマルヘッドと、サーマルヘッドとプラテンローラとの間の距離又は押圧力を規定するヘッド押圧機構と、インクリボンの使用済み部分を検出するリボン監視センサと、印字媒体の所定の長さ以上において印字が行われないときに、印字媒体を第1の方向に搬送するように搬送手段を制御すると共に、サーマルヘッド及びインクリボンを印字媒体から一旦離し、リボン監視センサの検出結果に基づいて、インクリボンを第1の方向と反対の第2の方向に巻き戻すようにヘッド押圧機構及びインクリボン供給手段を制御する制御手段とを具備する。
本発明によれば、印字媒体の所定の長さ以上において印字が行われないときに、サーマルヘッド及びインクリボンを印字媒体から一旦離してインクリボンを巻き戻すことにより、高速印字動作に、サーマルヘッドを上下駆動する速度に限界があったとしても、インクリボンの無駄な消費を低減することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係るプリンタの構造を示す概略図である。このプリンタは、台紙に仮着されたラベル、又は、タグ製造用の帯状のシート等の印字媒体に印字を行うためのプリンタであって、サーマルヘッドを用いてインクリボンのインクを印字媒体に転写することにより印字を行う。以下においては、台紙に仮着されたラベルに印字を行う場合を例にとって説明する。
図1に示すように、プリンタの筐体10の内部において、ラベル供給リール14に、ロール状に巻回されたラベル連続体13が回転自在に保持されている。ラベル連続体13は、ラベル11を剥離可能に台紙12に仮着して構成したものである。
また、リボン供給リール21及びリボン巻取りリール22に、インクリボン23が巻かれている。リボン供給リール21は、ベルト24を介して第1のリール駆動用モータ25によって駆動され、リボン巻取りリール22は、ベルト26を介して第2のリール駆動用モータ27によって駆動される。第2のリール駆動用モータ27がリボン巻取りリール22を駆動することによって、順方向に搬送されたインクリボン23を巻き取ったり、第1のリール駆動用モータ25がリボン供給リール21を駆動することによって、インクリボン23を逆方向に巻戻したりすることができる。なお、本願において、「順方向」とは、プラテンローラ15によってラベル連続体13が搬送される方向(搬送方向上流側から搬送方向下流側に向かう方向)をいうものとする。
インクリボン23の搬送経路を規定するために、ガイドポール33及び34が設けられている。また、インクリボン23の使用済み部分を検出するために、インクリボン23の搬送経路にリボン監視センサ35が設置されている。リボン監視センサ35としては、例えば、LED等の発光素子とフォトトランジスタ等の受光素子とを組み合わせた反射型又は透過型のラインセンサを用いることができ、インクリボン23の幅方向全域を検出可能としている。リボン監視センサ35は、インクリボン23の光反射率又は光透過率を感知することにより、インクリボン23の未使用部分と使用済み部分とを見分けることができる。本実施形態においては、リボン監視センサ35が、サーマルヘッド31よりも、ラベル連続体13の搬送方向下流側に位置するように配置されている。
ここで、ラベル供給リール14は、ラベル11を供給するためのラベル供給手段に該当し、リボン供給リール21、リボン巻取りリール22、ベルト24及び26、第1及び第2のリール駆動用モータ25及び27は、インクリボン23を供給するためのインクリボン供給手段に該当する。また、ラベル連続体13及び/又はインクリボン23を搬送するための搬送手段として、プラテンローラ15、ベルト16、及び、ステッピングモータ17が設けられている。
サーマルヘッド31は、電流を流すことによって発熱する微細な発熱体の集合を有しており、ラベル連続体13及びインクリボン23を介してプラテンローラ15に対向して配置されている。これらの発熱体に電圧を印加して電流を流すことにより発熱体を発熱させ、インクリボン23のインクをラベル11に転写することにより印字が行われる。
ヘッド押圧機構32は、バネ部材を介してサーマルヘッド31を上下に駆動することにより、サーマルヘッド31とプラテンローラ15との間の距離又は押圧力を規定する。ガイドポール33及び34とリボン監視センサ35は、ヘッド押圧機構32又は他の機構によって、サーマルヘッド31の上下駆動に連動して上下に駆動されるようにしても良いし、筐体10に対して位置が固定されていても良い。
入力部40は、キーボードを含んでおり、プリンタを操作するために用いられる。制御部50は、例えば、CPUとソフトウェアを含んでおり、各部の動作を制御する。表示部60は、エラーメッセージ等を表示するためのLCDパネルを含んでおり、制御部50から供給される信号に基づいて各種の表示を行う。電源部70は、各部に電力を供給する。
ラベル11に印字を行う際には、ラベル連続体13及びインクリボン23がサーマルヘッド31とプラテンローラ15との間に挿入された状態でサーマルヘッド31がプラテンローラ15に押圧され、ステッピングモータ17がベルト16を介してプラテンローラ15を回転させることにより、ラベル連続体13及びインクリボン23が、搬送方向上流側(図中右側)から搬送方向下流側(図中左側)に間欠的に搬送される。
ラベル連続体13及びインクリボン23の搬送は、ラベルセンサ18の検出結果に基づいて制御される。その際に、第2のリール駆動用モータ27がリボン巻取りリール22を駆動して、リボン巻取りリール22がインクリボン23を巻き取ると共に、第1のリール駆動用モータ25がリボン供給リール21を駆動して、インクリボン23にバックテンションを与えるようにする。
このようにしてラベル連続体13及びインクリボン23を間欠的に搬送しながらサーマルヘッド31に印字信号を供給することにより、サーマルヘッド31の発熱体が発熱して、ラベル11に印字が行われる。印字が行われたラベル11は、ラベル排出口から外部に排出され、カッター19によって台紙12を切断することにより、個々のラベル11が仮着された台紙12が分離される。
本実施形態においては、制御部50が、所定の長さ以上において印字が行われない部分を印字データに基づいて検出したときに、ラベル連続体13を順方向に搬送するようにステッピングモータ17を制御すると共に、サーマルヘッド31及びインクリボン23をラベル11から一旦離して、リボン監視センサ35の検出結果に基づいてインクリボン23を逆方向に巻き戻すようにヘッド押圧機構32及び第1のリール駆動用モータ25を制御する。これによって、高速印字動作に、サーマルヘッド31を上下駆動する速度に限界があっても、インクリボン23の無駄な消費を低減することができる。ここで、所定の長さは、例えば、文字列の行数で定義しても良いし、時間で定義しても良い。
図2は、図1に示す制御部の構成例を示すブロック図である。制御部50は、CPU(central processing unit:中央演算装置)51と、ROM(read only memory)52と、RAM(random access memory)53と、ラベル搬送制御回路54と、印字制御回路55と、リボン搬送制御回路56と、検出回路57と、フラッシュROM58と、インタフェース59と、外部インタフェース79とを含んでおり、これらはバスラインを介して相互に接続されている。CPU51は、インタフェース59を介して入力部40及び表示部60に接続されると共に、外部インタフェース79を介してホストコンピュータ80に接続される。
ROM52には、プリンタの動作を制御するためのソフトウェア(制御プログラム)が格納されている。プリンタの動作の制御に用いられる各種のパラメータは、フラッシュROM58に格納されている。また、RAM53には、ホストコンピュータ80等から受信した印字データが一時的に格納される。CPU51は、ROM52に格納されている制御プログラムに従って、ラベル搬送制御回路54、印字制御回路55、リボン搬送制御回路56等を制御する。
CPU51の制御の下で、ラベル搬送制御回路54が、ステッピングモータ17を動作させ、リボン搬送制御回路56が、第1のリール駆動用モータ25及び第2のリール駆動用モータ27を動作させる。また、印字制御回路55が、サーマルヘッド31を上下駆動するようにヘッド押圧機構32を動作させると共に、RAM53に格納されている印字データに基づいてサーマルヘッド31に印字信号を供給する。これにより、ラベル11に印字が行われる。
CPU51は、印字データに基づいて、所定の長さ以上において印字が行われない部分(以下においては、「余白」ともいう)を検出し、その部分において、ヘッド押圧機構32がサーマルヘッド31を上方に駆動してサーマルヘッド31及びインクリボン23をラベル11から一旦離し、リボン監視センサ35がインクリボン23の使用済み部分を検出するまで第1のリール駆動用モータ25がインクリボン23を巻き戻すように、印字制御回路55及びリボン搬送制御回路56を制御する。
次に、本実施形態に係るプリンタの動作について、図1〜図5を参照しながら説明する。図3は、ラベルに印字される文字レイアウトの例を示す図であり、図4は、図3に示す文字レイアウトを印字する場合の動作を示すフローチャートであり、図5は、ラベル連続体及びインクリボンの搬送の様子を示す図である。
まず、図4のステップS1において、外部インタフェース79が、ホストコンピュータ80から印字データを受信する。CPU51は、ROM52等に格納されている制御プログラムに従って、印字を行うための制御動作を開始する。
ステップS2において、ラベル搬送制御回路54が、ラベル検出センサ18の検出信号に基づいてステッピングモータ17を動作させることにより、プラテンローラ15がラベル連続体13及びインクリボン23を搬送する。次に、ステップS3において、サーマルヘッド31が、ラベル11に文字列「ABCDE」を印字する。
図5の(A)は、連続的に印字が行われる場合におけるラベル連続体及びインクリボンの搬送の様子を示す図である。サーマルヘッド31とインクリボン23とラベル11とが近接した状態で、インクリボン23がラベル連続体13の搬送方向と同一方向に同一速度で搬送される。
再び図4を参照すると、ステップS4において、CPU51が、印字データに基づいて定められる印字領域内に所定長さ以上の余白があるか否かを判定する。所定長さ以上の余白がない場合には、処理がステップS3に戻り、所定長さ以上の余白がある場合には、処理がステップS5に移行する。本例においては、所定長さを1ラインとし、文字列「ABCDE」の次に所定長さ以上の余白があるので、処理がステップS5に移行する。
ステップS5において、ヘッド押圧機構32がサーマルヘッド31を上方に駆動することにより、サーマルヘッド31及びインクリボン23をラベル11から一旦離す(ヘッドアップ)。それと共に、ステップS6において、プラテンローラ15がラベル連続体13を搬送する。
しかしながら、ヘッド押圧機構32がサーマルヘッド31を上下駆動する速度には限界があるので、特に高速印字動作において、インクリボン23もラベル連続体13と共にある程度は搬送されてしまう。そこで、ステップS7において、リボン搬送制御回路56が第1のリール駆動用モータ25を動作させることによってリボン供給リール21を逆回転させて、リボン供給リール21がインクリボン23を巻き取ることにより、インクリボン23の巻戻しが行われる。その際に、リボン搬送制御回路56が第2のリール駆動用モータ27を制御して、リボン巻取りリール22がインクリボン23にバックテンションをかけるようにしても良い。
図5の(B)は、インクリボンの巻戻しにおけるラベル連続体及びインクリボンの搬送の様子を示す図である。ヘッド押圧機構32がサーマルヘッド31を上方に駆動することにより、サーマルヘッド31及びインクリボン23がラベル11から離れる。その状態において、ラベル連続体13のみが順方向に搬送され、インクリボン23は逆方向に搬送される。なお、この例においては、リボン監視センサ35、ガイドポール33及び34も、サーマルヘッド31と同様に上方に駆動される。
再び図4を参照すると、ステップS8において、リボン監視センサ35がインクリボン23の使用済み部分を検出したか否かを、検出回路57において判定する。リボン搬送制御回路56は、インクリボン23の使用済み部分が検出されるまでステップS7を繰り返すことによりインクリボン23の巻戻しを継続し、インクリボン23の使用済み部分が検出されると、ステップS9において、第1のリール駆動用モータ25を停止させてインクリボン23の巻戻しを停止する。さらに、ステップS10において、ヘッド押圧機構32がサーマルヘッド31を下方に駆動することにより(ヘッドダウン)、サーマルヘッド31とインクリボン23とラベル11とを再び近接させる。
ステップS11において、受信した印字データに基づく印字が終了したか否かを、CPU51において判定する。印字が終了していない場合には、処理がステップS3に戻り、印字が終了した場合には、処理が終了する。本例においては、文字列「○×株式会社」及び文字列「TEL:03-123-4567」を印字するので、処理がステップS3に戻る。
図6は、本実施形態におけるインクリボンの巻戻し動作を説明するための図である。図6の(A)は、サーマルヘッド31が上方に駆動された時点におけるリボン監視センサ35とインクリボン23との位置関係を示している。インクリボン23の使用済み部分は、インクが抜けて透明に近くなっているので、リボン監視センサ35によって検出することができる。そこで、インクリボン23の使用済み部分がリボン監視センサ35によって検出されるまで、インクリボン23の巻戻しが行われる。その結果、図6の(B)に示すように、インクリボン23の使用済み部分がリボン監視センサ35の位置まで戻される。その状態で、サーマルヘッド31が下方に駆動される。
図7は、本実施形態におけるインクリボンの節約状況を、リボンセーブ機構を用いない場合と比較して示す図である。
図7の(A)は、印字済みのラベル11と、本実施形態において印字に用いられたインクリボン23aとを示している。図中、記号「UP」は、サーマルヘッドが上方に駆動される位置を示しており、記号「DN」は、サーマルヘッドが下方に駆動される位置を示している。巻戻し量は、「バックフィード」として示されている。一方、図7の(B)は、上記と同じ印字済みのラベル11と、リボンセーブ機構を用いない場合において印字に用いられたインクリボン23bとを示している。
このように、ラベル11に同じ文字レイアウトを印字する場合でも、図7の(A)と(B)とにおいては、インクリボンの消費量に大きな差が生じる。また、本実施形態によれば、サーマルヘッドを上下駆動する速度に関わらず、インクリボンを節約することができる。
本発明は、サーマルヘッドを用いてインクリボンのインクを印字媒体に転写することにより印字を行うプリンタにおいて利用することが可能である。
本発明の一実施形態に係るプリンタの構造を示す概略図である。 図1に示す制御部の構成例を示すブロック図である。 ラベルに印字される文字レイアウトの例を示す図である。 本発明の一実施形態において図3に示す文字レイアウトを印字する場合の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるラベル連続体及びインクリボンの搬送の様子を示す図である。 本発明の一実施形態におけるインクリボンの巻戻し動作を説明するための図である。 本発明の一実施形態におけるインクリボンの節約状況を、リボンセーブ機構を用いない場合と比較して示す図である。
符号の説明
10 筐体
11 ラベル
12 台紙
13 ラベル連続体
14 ラベル供給リール
15 プラテンローラ
16 ベルト
17 ステッピングモータ
18 ラベルセンサ
19 カッター
21 リボン供給リール
22 リボン巻取りリール
23 インクリボン
24、26 ベルト
25 第1のリール駆動用モータ
27 第2のリール駆動用モータ
31 サーマルヘッド
32 ヘッド押圧機構
33、34 ガイドポール
35 リボン監視センサ
40 入力部
50 制御部
51 CPU
52 ROM
53 RAM
54 ラベル搬送制御回路
55 印字制御回路
56 リボン搬送制御回路
57 検出回路
58 フラッシュROM
59 インタフェース
60 表示部
70 電源部
79 外部インタフェース
80 ホストコンピュータ

Claims (2)

  1. 印字媒体を供給する印字媒体供給手段と、
    インクリボンを供給するインクリボン供給手段と、
    前記印字媒体及び/又は前記インクリボンを搬送するプラテンローラを含む搬送手段と、
    前記印字媒体及び前記インクリボンを介して前記プラテンローラに対向して配置され、前記インクリボンのインクを前記印字媒体に転写することにより印字を行うサーマルヘッドと、
    前記サーマルヘッドと前記プラテンローラとの間の距離又は押圧力を規定するヘッド押圧機構と、
    前記インクリボンの使用済み部分を検出するリボン監視センサと、
    前記印字媒体の所定の長さ以上において印字が行われないときに、前記印字媒体を第1の方向に搬送するように前記搬送手段を制御すると共に、前記サーマルヘッド及び前記インクリボンを前記印字媒体から一旦離し、前記リボン監視センサの検出結果に基づいて、前記インクリボンを前記第1の方向と反対の第2の方向に巻き戻すように前記ヘッド押圧機構及び前記インクリボン供給手段を制御する制御手段と、
    を具備するプリンタ。
  2. 前記リボン監視センサが、前記サーマルヘッドよりも前記印字媒体の搬送方向下流側に位置しており、
    前記制御手段が、前記印字媒体の所定の長さ以上において印字が行われないときに、前記サーマルヘッド及び前記インクリボンを前記印字媒体から一旦離し、前記リボン監視センサが前記インクリボンの使用済み部分を検出するまで前記インクリボンを巻き戻すように前記ヘッド押圧機構及び前記インクリボン供給手段を制御する、
    請求項1記載のプリンタ。
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