JP4838656B2 - 熱転写プリンタ - Google Patents

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本発明は、印字ヘッドによりインクリボンを用いて用紙などの印字媒体に印字するようにした熱転写プリンタに関する。
従来、インクリボンを用いて印字ヘッド(サーマルヘッド)により用紙などの印字媒体に印字するようにした熱転写プリンタでは、印字位置に供給されるインクリボンの終端が検出されたときに印字動作を停止させてエラーメッセージの表示等のエラー処理を行うようにしたものが知られている(例えば、特許文献1)。このような熱転写プリンタによれば、インクリボン切れによって正常な印字がなされないことを未然に防止できるとともに、インクリボン切れを利用者に知らせることができる。
特開平5−139015号公報
ところで、印字位置に供給されるインクリボンの終端検出は、一般に、前記印字位置より上流側にあるリボンエンドセンサにより検出するようになっている。このため、インクリボンの終端がリボンエンドセンサにより検出されたときに即座に印字動作を停止させてしまうと、例えば、1枚の印字エリアの終端で残り部分が数ミリまたは1〜2行が印字可能な場合や、印字媒体のサイズが小さく複数枚印字可能な場合であっても、インクリボンの終端から前記印字位置までの当該インクリボンの残り部分が何ら印字に供されることなく無駄になってしまう。
また、上記の1枚の印字エリアの終端で残り部分が数ミリまたは1〜2行が印字可能な場合には、印字が最後まで完了していないため再発行が必要となり、結果、印字媒体自体も無駄になる問題がある。更に、残り部分が数ミリまたは1〜2行で印字動作が停止するため、作業者が正規に印字が終了した記録媒体か否かの見分けがつき難いことから見落とし、印字が完了していない不良な印字媒体を使用してしまう問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、インクリボン及び印字媒体を極力無駄にすることなく、また、不良な印字媒体を容易に判別できるとともに、不良な印字媒体が使用されることを回避することができる熱転写プリンタを提供するものである。
本発明に係る熱転写プリンタは、インクリボンのインクを印字ヘッドで加熱し印字位置で印刷媒体に転写して印字する熱転写プリンタにおいて、前記印字位置の上流側所定位置において前記インクリボンの終端部を検出するリボンエンド検出手段と、前記リボンエンド検出手段にて前記インクリボンの終端部が検出されたときに、前記印字媒体に対する残り印字量を演算する残り印字量演算手段と、前記印字位置の上流側所定位置から当該印字位置までのインクリボンの残り部分にて前記残り印字量の印字が可能であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段にて前記印字が可能であるとの判定がなされたときに、前記印字媒体に対する前記残り印字量の印字を前記インクリボンの残り部分にて前記印字ヘッドに継続させる継続印字制御手段とを有する構成となる。
このような構成により、インクリボンの終端が検出されたときに、印字媒体に対する残り印字量が演算され、前記終端検出の位置から印字位置までのインクリボンの残り部分にて前記残り印字量の印字が可能である場合には、そのインクリボンの残り部分にて前記印字媒体に対する残り印字量の印字がなされるようになるので、前記印字媒体に対する印字の途中でインクリボンの終端が検出されたとしても、インクリボンの残り部分にて当該印字媒体に対する印字が最後までなされ得るようになる。
更に、本発明に係る熱転写プリンタにおいて、前記判定手段にて前記印字が可能でないとの判定がなされたときに、前記印字媒体に対して所定のマークを前記インクリボンの残り部分にて印字させるマーク印字制御手段を有する構成とすることができる。
このような構成により、インクリボンの残り部分にて印字が可能でない場合に、その残り印字量の印字に代えてに所定のマークが当該単葉部分に印字されるようになるので、不良な印字媒体を容易に判別できるとともに、不良な印字媒体が使用されることを回避することができる。
本発明に係るプリンタ装置によれば、印字媒体に対する印字の途中でインクリボンの終端が検出されたとしても、インクリボンのその終端の検出位置から印字位置までの残り部分にてその印字媒体に対する印字が最後までなされ得るようになので、インクリボンを極力無駄なく利用することができるとともに、印字が最後まで完了していないため再発行をしなければならないなどの印字媒体を無駄にしてしまうことを極力減らすことができるようになる。
また、インクリボンの残り部分にて印字が可能でない場合に、その残り印字量の印字に代えて所定のマークが印字されるので、不良な印字媒体を容易に判別できるとともに、不良な印字媒体が使用されることを回避することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の一形態に係る熱転写プリンタの機構系の基本的な構造を示す図である。図2は、本発明の実施の一形態に係る熱転写プリンタの制御系の基本的な構成を示すブロック図である。図3は、図2に示す制御系における制御ユニットでの処理の手順を示すフローチャートである。図4は、リボンエンドが検出された際に印字を継続する場合(a)及び印字を中断する場合(b)におけるタグ用紙の状態を示す図である。図5は、リボンエンドが検出された際に印字を継続させた場合の具体的なタグの印字状態(a)及び印字を中断した場合の具体的なタグの印字状態(b)を示す図である。
本発明の実施の一形態に係る熱転写プリンタの機構系は図1に示すように構成される。
尚、本実施の形態では、カッターユニットを有し帯状に連なったタグ用紙に印字する熱転写プリンタを用いて説明する。
図1において、この熱転写プリンタ100内には支持台11が設置され、その支持台11の頂部にプラテンローラ12が回転自在に支持されている。サーマルヘッド13(印字ヘッド)は、支持機構(図示略)によってプラテンローラ12に圧接する位置と、プラテンローラ12から離間した位置との間で移動可能に支持されている。サーマルヘッド13がプラテンローラ13に圧接する位置が印字位置となる。この印字位置に対してインクリボンRが供給される。インクリボンRの供給機構は、サーマルヘッド13の上方部に回転自在に支持された送り出しローラ14と巻取りローラ15とを有し、送りローラ14から送り出されたインクリボンRがサーマルヘッド13とプラテンローラ12との間を通って巻取りローラ15に巻き取られるようになっている。図中の16は、巻回されたタグ用紙Pを回転可能に保持する保持ローラである。
また、前記印字位置に対して帯状に連なったタグ用紙P(印字媒体)が供給される。このタグ用紙Pは、プラテンローラ12の回転駆動により搬送され前記印字位置に供給され、インクリボンRとともにサーマルヘッド13とプラテンローラ12とによって挟持される。そして、サーマルヘッド13の印字データに応じたパターンの加熱によりインクリボンRのインクがそのパターン状にタグ用紙Pに転写されることで印字がなされる。
インクリボンRが印字位置(サーマルヘッド13のプラテンローラ12への圧接位置)に供給される経路において、前記印字位置の上流側所定位置にインクリボンRの終端部を検出するリボンエンドセンサ20が設けられている。インクリボンRの終端部が前記印字位置の上流側所定位置を通過する際にリボンエンドセンサ20から検出信号が出力される。
このようなサーマルプリンタ100の前端部には、カッターユニット200が装着されている。前記印字位置でのサーマルヘッド13のインクリボンRを用いた印字動作によって印字のなされたタグ用紙Pがカッターユニット200に搬送され、そのタグ用紙Pがカッターユニット200によって印刷済みの単葉のタグに順次カットされる。
熱転写プリンタ100の制御系の基本構成は図2に示される。
図2において、制御ユニット30は、熱転写プリンタ100のサーマルヘッド13の制御、インクリボンRの供給及び巻取り機構(送り出しローラ14、巻取りローラ15を含む)の制御、タグ用紙Pの搬送機構(プラテンローラ12)の制御、更に、カッターユニット200の動作制御をつかさどる。制御ユニット30は、リボンエンドセンサ20からの検出信号に基づいて熱転写プリンタ100及びカッターユニット200の動作制御を行なう。制御ユニット30には操作・表示部31が接続されており、その操作・表示部31の操作に基づいた指示情報等が制御ユニット30に供給され、また、制御ユニット30による制御のもと、操作・表示部31に種々の情報が表示されるようになっている。
制御ユニット30は、図3に示す手順に従って処理を実行する。
図3において、制御ユニット30は、リボンエンドセンサ20からの検出信号の有無を監視しつつ(S1)、熱転写プリンタ100及びカッターユニット200の動作制御を行なって印字及びカット動作に関する処理を実行する(S0)。その結果、インクリボンR及びタグ用紙Pが印字位置に順次供給され、サーマルヘッド13が制御ユニット30から供給される印字データに従ってインクリボンRによりタグ用紙Pの各タグに対して印字を行ない、カッターユニット200が印字済のタグ用紙Pを単葉に順次カットする。
その過程で、リボンエンドセンサ20からの検出信号を入力すると、即ち、インクリボンRの終端がリボンエンドセンサ20にて検出されると(S1でYES)、制御ユニット30は、印字中のタグに対するサーマルヘッド13による現在の印字ラインからそのタグの印字エリアの終端(印字エリアエンド)までの残り印字ライン数nを残り印字量として演算する(S2)。その後、制御ユニット30は、その残り印字ライン数nが許容ライン数nmax以下であるか否かを判定する(S3)。この許容ライン数nmaxは、リボンエンドセンサ20の設置位置から前記印字位置までのインクリボンRの残り部分にて印字可能なライン数(印字可能な印字量)の最大値として予め設定されている。
具体的には、リボンエンドセンサ20の設置位置から前記印字位置まで距離を印字ヘッド13のドット密度(例えば、8本/mmや12本/mm)で掛けたライン数が許容ライン数nmaxであり、上記印字ヘッドの密度で編集された印字総ライン数からリボンエンドが検出された現在までのライン数を引いた残りの印字ライン数n(残りの印字量)と前記許容ライン数nmaxとを比較し、印字可能か否かの判定がされる。
前記印字中のタグに対する残り印字ライン数nが前記許容ライン数nmax以下である場合(S3でYES)、そのインクリボンRの残り部分にて印字中のタグ(印字エリア)に対する残り印字ライン数n分の印字が可能であるとして、制御ユニット30は、サーマルヘッド13にそのインクリボンRの残り部分にて残りの印字データに基づいた前記残り印字ライン数n分の当該タグに対する印字を継続させる(S4)。その結果、インクリボンRの終端が検出された時点で印字の途中だったタグについての印字が最後までなされる。その後、制御ユニット30は、正規に印字されたタグ用紙Pをカッターユニット200に搬送し順次カットした後、熱転写プリンタ100の印字動作及びカッターユニット200のカット動作を停止させる終了処理を実行する(S6)。
前述したような制御ユニット30の処理(S0〜S4、S6)により、タグ用紙Pの印字、送り及びカットは、具体的に、例えば、図4(a)に示すようになされる。
図4(a)において、搬送されるタグ用紙PのタグT1の印字に続いてタグT2の印字がなされている(網掛け部分参照)途中で、インクリボンRの終端が検出される(SS11)。そして、タグT2の現在の印字ライン(印字位置Hp)からタグT2の印字エリアの終端(印字エリアエンド)までの印字ライン数nが許容ライン数nmax以下であると、即ち、タグT2の現在の印字ライン(Hp)から印字エリアエンドまでの距離L(n)が前記許容ライン数nmaxに相当する許容長さ以下であると、正規の印字データに基づいたタグT2の印字が継続される。そして、タグT2の印字が終了すると、以下、制御ユニット30の終了処理(図3におけるS6)により、それに続くタグT3への印字は中断され、搬送されるタグ用紙PにおけるタグT1の終端がカッターユニット200のカット位置Cpに達すると、タグT1がタグ用紙Pからカットされる(SS12)。更にタグ用紙Pが搬送されてタグT2の終端がカッターユニット200のカット位置Cpに達すると、タグT2がタグ用紙Pからカットされる(SS13)。その後、熱転写プリンタ100の印字動作及びカッターユニット200のカット動作が停止される。
前述したように最後にカットされたタグT2は、インクリボンRの終端が検出されたときに印字の途中ではあったものの、図5(a)に示すように、タグ1枚分の印字エリアEPの終端までの正規の印字がなされたものとなる。即ち、前記タグT2は、正規のタグとして利用可能なものとなる。
なお、図中のDreは、リボンエンドを検出した位置を示し、Aは、タグ用紙Pの搬送方向を示している。
図3に戻って、インクリボンRの終端が検出されたときに(S1でYES)印字中のタグの現在の印字ラインからその印字エリアエンドまでの印字ライン数nが許容印字ライン数nmaxを超えている場合(S3でNO)、そのインクリボンRの残り部分にて印字中のタグに対する残り印字ライン数n分の印字を行なうことができないとして、制御ユニット30は、当該タグに対して正規の印字データに基づいた前記残りの印字ライン数n分の印字に代えて矩形状のエンドマークMを前記インクリボンRの残り部分にてサーマルヘッド13に印字させる(S5)。その結果、インクリボンRの終端が検出された時点で印字の途中であったタグには、以後正規の印字データに基づいた印字がなされずに、エンドマークMが印字される。その後、制御ユニット30は、所定の終了処理を実行する(S6)。
前述したような制御ユニット30の処理(S0〜S3、S5、S6)により、タグ用紙Pの印字、送り及びカットは、具体的に、例えば、図4(b)に示すようになされる。
図4(b)において、搬送されるタグ用紙PのタグT1の印字に続いてタグT2の印字がなされている(網掛け部分参照)途中で、インクリボンRの終端が検出される(SS21)。そして、タグT2の現在の印字ライン(印字位置Hp)からタグT2の印字エリアの終端までの印字ライン数nが許容ライン数nmaxを超えていると、即ち、タグT2の現在の印字ライン(Hp)からその印字エリアエンドまでの距離L(n)が前記許容ライン数nmaxに相当する許容長さを超えていると、タグT2の正規の印字データに基づいた印字が中断されてエンドマークMが印字される。そして、タグT2に対するエンドマークMの印字が終了すると、以下、制御ユニット30の終了処理(図3におけるS6)により、前述したのと同様に、タグ用紙Pの搬送、タグT1のカット(SS22)及びタグT2のカット(SS23)が順次実行され、その後、熱転写プリンタ100の印字動作及びカッターユニット200のカット動作が停止される。
前述したように最後にカットされたタグT2は、図5(b)に示すように、タグ1枚分の印字エリアEPの終端までの正規の印字はなされず、インクリボンRの終端が検出された時点までの正規の印字に続いてエンドマークMが印字されたものとなる。タグ用紙Pからカットされた多くのタグに前記タグT2が混じったとしても、エンドマークMによってタグT2が正規のタグでないことを容易に認識することができるようになる。
再び図3に戻って、前述したような終了処理(S6)が終了すると、制御ユニット30は、インクリボンRがなくなった旨のメッセージを操作・表示部31に表示させる(S7)。インクリボンRがなくなった旨のメッセージは、操作・表示部31により所定のリセット操作がなされるまで(S8)継続的に表示される。作業者は、操作・表示部31に表示されたメッセージを見て、インクリボンRがなくなったことを知り、新たなインクリボンRを熱転写プリンタ100に装填するとともに、エラーがリセットされる(S8でYES)。
前述したような熱転写プリンタ100によれば、インクリボンRの終端が検出されたときに、印字中のタグに対する残りの印字ライン数nが演算され、その残りの印字ライン数nが許容ライン数nmax以下であって残りの印字が可能であると判断される場合には、そのインクリボンRの残り部分にて前記残りの印字ライン数n分の印字がなされるので、タグに対する印字の途中でインクリボンRの終端が検出されたとしても、インクリボンRの残り部分にて当該タグに対する印字が最後までなされ得るようになる。このため、インクリボンRを極力無駄なく利用することができるとともに、印字が最後まで完了していないための再発行を行うことが回避されタグを無駄にしてしまうことも極力減らすことができるようになる。
更に、インクリボンの残り部分にて印字が可能でない場合に、その残り印字量の印字に代えて所定のマークが印字されるので、不良な印字媒体を容易に判別できるとともに、不良な印字媒体が使用されることを回避することができる。
また、印字媒体のサイズが小さい場合は、リボンエンドが発生しても残りのインクリボンRで最後まで複数枚を印字することができ、また、エンドマークが印字されることも無く、印字が途中で終了することが無いため、印字媒体を無駄なく利用することができるので、より有用である。
なお、前記実施の形態では、印字媒体として、帯状に連なった印字媒体を単葉にカットするタグ用紙Pを用いたが、単葉にカットしない帯状の台紙にラベルが等間隔で仮着されたラベル用紙を印字媒体として用いることができる。
また、前記実施の形態では、タグ用紙Pの各タグTの印字エリアエンドがそのタグTの終端近くまでとなっていたが、印字媒体となるタグTに対して印字エリアは任意に設定することができる。例えば、図6(a)、(b)に示すように、印字エリアエンドがタグTの中央部となるように当該印字エリアEpを設定することができる。この場合、前述したのと同様に、リボンエンドを検出してから印字エリアエンドまでの残りの印字量(印字ライン数n)を演算して、タグTに印字可能か否かが判定される。そして、印字可能であれば、図6(a)に示すように、印字エリアEpの終端までの正規の印字がなされ、印字が可能でなければ、図6(b)に示すように、正規の印字に代えてマークMの印字がなされる。この場合も上記と同様に、インクリボンを極力無駄なく利用することができるとともに、印字途中で印字媒体を無駄にしてしまうことを極力減らすことができるようになる。
また、不良な印字媒体を容易に判別できるとともに、不良な印字媒体が使用されることを回避することができる。更に、途中までしか印字されていないタグ(図6(a)参照)であても、マークMが付されていないタグは、正常なタグとして判断することが可能となる。
さらに、インクリボンRの終端に透明フィルムが連設され、送り出しローラ14の紙管に巻回されている形状のインクリボンRを用いることで、リボンエンドを検出してからの残りの印字またはエンドマークに皺等が発生することがなく良好である。
本発明に係る熱転写プリンタは、インクリボン及び印字媒体を極力無駄にすることなく印字することができるという効果を有し、印字ヘッドによりインクリボンを用いて用紙などの印字媒体に印字するようにした熱転写プリンタとして有用である。
本発明の実施の一形態に係る熱転写プリンタの機構系の基本的な構造を示す図である。 本発明の実施の一形態に係る熱転写プリンタの制御系の基本的な構成を示すブロック図である。 図2に示す制御系における制御ユニットでの処理の手順を示すフローチャートである。 リボンエンドが検出された際に印字を継続する場合(a)及び印字を中断する場合(b)におけるタグ用紙の状態を示す図である。 リボンエンドが検出された際に印字を継続させた場合の具体的なタグの印字状態(a)及び印字を中断した場合の具体的なタグの印字状態(b)を示す図である。 リボンエンドが検出された際に印字を継続させた場合の他の具体的なタグの印字状態(a)及び印字を中断した場合の他の具体的なタグの印字状態(b)を示す図である。
符号の説明
11 支持台
12 プラテンローラ
13 サーマルヘッド
14 送り出しローラ
15 巻取りローラ
16 保持ローラ
20 リボンエンドセンサ
30 制御ユニット
31 操作・表示部
100 熱転写プリンタ
200 カッターユニット

Claims (1)

  1. インクリボンのインクを印字ヘッドで加熱し印字位置で印刷媒体に転写して印字する熱転写プリンタにおいて、
    前記印字位置の上流側所定位置で前記インクリボンの終端部を検出するリボンエンド検出手段と、
    前記リボンエンド検出手段にて前記インクリボンの終端部が検出されたときに、前記印字媒体に対する残り印字量を演算する残り印字量演算手段と、
    前記印字位置の上流側所定位置から当該印字位置までのインクリボンの残り部分にて前記残り印字量の印字が可能であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段にて前記印字が可能であるとの判定がなされたときに、前記印字媒体に対する前記残り印字量の印字を前記インクリボンの残り部分にて前記印字ヘッドに継続させる継続印字制御手段と
    前記判定手段にて前記印字が可能でないとの判定がなされたときに、前記印字媒体に対して所定のマークを前記インクリボンの残り部分にて印字させるマーク印字制御手段を有することを特徴とする熱転写プリンタ。
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