JP2008126648A - 印字装置及び印字方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】前回と同じ内容で印字させる場合の設定作業を容易に行うことができるようにする。
【解決手段】ラベルプリンタ側でたとえば印字文字、印字濃度、印字色等の設定入力の変更に伴う印字指令があった場合、その印字指令情報をRAM13に書き込んでおき、ラベル連続体センサ32によってラベル連続体3の取り外しが検知されるか、又は電源オフの指示があると、ラベル連続体側のRFIDに対し、CPU11により制御されるリーダライタ33によってRAM13に記憶されている少なくとも印字指令に応じた印字指令情報の書き込みが行われるようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、印字媒体連続体側の記憶素子の情報に基づいて印字装置への設定入力を自動で行うともに、少なくとも印字装置側での印字指令に応じた設定入力の変更に伴う情報を印字媒体連続体側の記憶素子にフィードバックする印字装置及び印字方法に関する。
印字装置には、たとえばICタグやラベル等の印字媒体に文字等を印字するラベルプリンタがある。このようなICタグやラベル等の印字媒体は、複数連ねられてたとえばロール状に巻回された連続体をなしている。また、これらのICタグやラベル等の印字媒体は、台紙上に剥離可能に等間隔で仮着されているものや、台紙を用いずにそれぞれの印字媒体が連ねられて連続体をなしているもの等がある。
このようなICタグやラベル等の印字媒体に印字を行う場合は、その連続体が印字装置にセットされ、さらに印字文字等の印字情報や印字枚数等が入力されると、その印字情報に応じ設定枚数に対して順次印字されるようになっている。
ところで、このようなICタグやラベル等の印字媒体に対して印字を行う場合、印字装置に対して印字媒体のサイズ、種類(材質等)、印字文字、印字濃度、印字色等の印字媒体情報の設定入力が行われる。設定入力に際しては、印字装置側に設けられている各種入力ボタンを操作して手動で行うか、あるいは上述した台紙の裏面にその印字媒体情報をバーコード化して印刷しておき、そのバーコードを読み取ることで行う等の方法がとられている。
ところが、印字媒体情報の設定入力を手動で行う場合、ICタグやラベル等の連続体を印字装置にセットする度にその設定入力が必要となり、設定作業が繁雑であるばかりか、設定内容の入力ミスを伴うことがある。
一方、台紙の裏面に印刷されているバーコードを読み取る方法では、ICタグやラベル等の連続体を印字装置にセットする度に、用紙フィードを行ってそのバーコードを読み取っているため、印字媒体に一枚無駄が生じてしまう。
これらの不具合を解消するためには、たとえば特許文献1に示されているように、ロール状被印字媒体の巻芯に固有の情報を記憶した非接触ICユニットを内包させ、ロール状被印字媒体が印字装置にセットされる度に印字装置側のリーダ部によって、その非接触ICユニットに記憶されている情報を読み取るようにすることが考えられる。
特開2000−281268号公報
上述したように、特許文献1でのロール状被印字媒体では、ロール状被印字媒体の巻芯に非接触ICユニットを内包させることで、ロール状被印字媒体を印字装置にセットする度に必要となっていた設定入力がその非接触ICユニットに記憶されている固有の情報を読み取ることで、不要となるばかりか、用紙フィードによるバーコードの読み取りによっての無駄もなくなる。
ところが、特許文献1に示されたものでは、非接触ICユニットに記憶されている固有の情報である、被印字媒体の種類、特にラベルサイズ、ラベルの種類(材質等)、ヘッドに与える印字エネルギー、固定印字情報、印刷色等々の情報をリーダ部によって読み取ることで、設定入力を不要としているものであり、印字装置側での印字文字や印字色等の設定入力の変更があっても、その設定入力の変更を示す情報をたとえば非接触ICユニットにフィードバックさせるような方法を備えていない。
そのため、印字装置の電源をオフすると、その設定入力の変更を示す情報がメモリから消去されてしまい、後日、同じロール状被印字媒体に前回変更した、ヘッドに与える印字エネルギー、固定印字情報、印刷色等の設定入力の変更を示す情報と同じ内容の設定入力で印字を行わせようとすると、再度、その情報の設定入力を行う必要があり、その設定作業が繁雑となるといった問題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解決することができる印字装置及び印字方法を提供することを目的とする。
本発明の印字装置は、印字媒体への印字を行う印字装置であって、前記印字媒体を複数連ね、その終端に印字に関わる印字媒体情報が記憶される記憶素子を有する印字媒体連続体を着脱自在に保持する保持手段と、該保持手段における前記印字媒体連続体の着脱を検出する検出手段と、該検出手段による検出結果に合わせて前記記憶素子に対する前記印字媒体情報の読み出し又は少なくとも印字指令に応じた印字指令情報の書き込みを行う読出/書込手段と、該読出/書込手段によって読み出された印字媒体情報と前記印字指令に応じた印字指令情報とが記憶される記憶手段と、前記保持手段から搬送された印字媒体に対して印字を行う印字手段と、前記印字指令に応じて前記印字手段に対し印字を行わせる制御手段とを備え、前記制御手段は、前記検出手段によって前記印字媒体連続体の取り付けが検知されると、前記読出/書込手段に対して前記印字媒体情報の読み出しを行わせ、前記検出手段によって前記印字媒体連続体の取り外しが検知されるか、又は電源オフの指示があると、前記読出/書込手段に対して前記記憶手段に記憶されている前記少なくとも印字指令に応じた印字指令情報の書き込みを行わせることを特徴とする。
また、前記制御手段は、前記印字指令に基づく印字枚数に応じて前記印字手段に対し印字を行わせた後、前記読出/書込手段に対し前記印字媒体情報に含まれる前記印字媒体の総枚数から前記印字枚数を減算した残枚数を示す情報を前記印字指令情報に併せて前記記憶素子に書き込ませるようにすることができる。
本発明の印字方法は、印字媒体への印字を行う印字方法であって、前記印字媒体を複数連ね、その終端に印字に関わる印字媒体情報が記憶される記憶素子を有する印字媒体連続体を着脱自在に保持する保持手段における前記印字媒体連続体の着脱を検出するステップと、該検出結果に合わせて前記記憶素子に対する前記印字媒体情報の読み出し又は少なくとも印字指令に応じた印字指令情報の書き込みを行うステップと、該読み出された印字媒体情報と前記印字指令に応じた印字指令情報とが記憶手段に記憶されるステップと、前記保持手段から搬送された印字媒体に対して印字を行うステップと、前記印字指令に応じて前記印字を行わせるステップとを有し、前記印字媒体連続体の取り付けが検知されると、前記印字媒体情報の読み出しを行わせ、前記印字媒体連続体の取り外しが検知されるか、又は電源オフの指示があると、前記記憶手段に記憶されている前記少なくとも印字指令に応じた印字指令情報の書き込みを行わせることを特徴とする。
本発明の印字装置及び印字方法では、保持手段における印字媒体連続体の取り付けが検知されると、記憶素子からの印字に関わる印字媒体情報の読み出しが行われ、その読み出された印字媒体情報が記憶手段に記憶されることで、印字に関わる設定入力が不要となるばかりか、用紙フィードによる無駄もなくなる。また、印字媒体連続体の取り外しが検知されるか、又は電源オフの指示があると、記憶手段に記憶されている少なくとも印字指令に応じた印字指令情報の書き込みが行われる。この場合、印字装置側でたとえば印字文字、印字濃度、印字色等の設定入力の変更に伴う印字指令があった場合、その印字指令情報が記憶素子に書き込まれる。これにより、後日、記憶素子に書き込まれた印字指令情報を読み出すことで、同じ印字媒体連続体に前回変更した設定入力の内容での印字を行わせることができる。
本発明の印字装置及び印字方法によれば、記憶手段に記憶されている少なくとも印字指令に応じた印字指令情報が記憶素子に書き込まれるようにしたので、記憶素子に書き込まれた印字指令情報を読み出すことで、同じ印字媒体連続体に前回変更した設定入力の内容での印字を行わせることができ、前回と同じ内容で印字させる場合の設定作業を容易に行うことができる。
本実施形態では、検出手段により、保持手段における印字媒体連続体の取り付けが検知されると、制御手段によって制御される読出/書込手段によって記憶素子からの印字に関わる印字媒体情報の読み出しが行われ、その読み出された印字媒体情報が記憶手段に記憶されることで、印字に関わる設定入力が不要となるばかりか、用紙フィードによる無駄もなくなる。
また、検出手段によって印字媒体連続体の取り外しが検知されるか、又は電源オフの指示があると、制御手段によって制御される読出/書込手段によって記憶手段に記憶されている少なくとも印字指令に応じた印字指令情報の書き込みが行われる。この場合、印字装置側でたとえば印字文字、印字濃度、印字色等の設定入力の変更に伴う印字指令があった場合、その印字指令情報が記憶素子に書き込まれる。これにより、後日、記憶素子に書き込まれた印字指令情報を読み出すことで、同じ印字媒体連続体に前回変更した設定入力の内容での印字を行わせることができる。
以下、本発明の実施例について説明する。図1は、本発明の印字装置をラベルプリンタに適用した場合の一実施例を示す図である。
同図に示すラベルプリンタは、たとえば印字面とは反対側に剥離可能な接着面を有した複数のラベル1を剥離可能に仮着している台紙2がロール状に巻回されたラベル連続体3を回転自在に支持する供給軸4と、ラベル1に印字を行う印字ヘッド5と、ラベル1を印字ヘッド5側に案内する案内ローラ6a,6bと、ラベル1を印字ヘッド5に押圧するプラテンローラ6と、ベルト8を介してプラテンローラ6に回転駆動力を与えるステッピングモータ7とを備えている。
また、同図に示すラベルプリンタは、台紙2及びラベル1を挟むように発光部9aと受光部9bとを配し、印字すべきラベル1の基準位置となるラベル1のギャップ(ラベル1間の台紙2のみの部分)を検出するセンサ部である透過型の用紙センサ9と、各部の動作を制御する制御部10と、供給軸4に支持されたラベル連続体3を保持するラベルホルダ30とを備えている。
なお、用紙センサ9にあってはラベル1のギャップ(ラベル1間の台紙2のみの部分)以外にラベル1のエッジを検出するものであってもよく、さらには透過型に限らず、ラベル1又は台紙2に施された所定の位置検出用マークを検出する反射型のセンサであってもよい。
保持手段としてのラベルホルダ30は、ラベル連続体3の紙管3Aを供給軸4側にガイドするガイド孔31と、ガイド孔31の終端であって供給軸4に近接する位置に設けられたラベル連続体センサ32と、ガイド孔31の途中に設けられたリーダライタ33とを備えている。
検出手段としてのラベル連続体センサ32は、ラベル連続体3の供給軸4へのセット(取り付け)を検知する。このセットの検知に基づき、後述のようにリーダライタ33によってRFID41からの印字媒体情報等が読み出される。
また、ラベル連続体センサ32は、ラベルホルダ30に既にセットされているラベル連続体3が他のラベル連続体に交換(取り外し)されるとき、そのラベル連続体3がラベルホルダ30から取り外されることを検知する。この取り外しの検知に基づき、後述のようにリーダライタ33によってRFID41にたとえばラベル1の残枚数等の印字媒体情報が書き込まれる。
なお、ラベル連続体センサ32は、メカニカルスイッチであってもよいし、光学センサであってもよい。また、ラベル連続体センサ32は、ラベルホルダ30に対するラベル連続体3の取り付けや取り外しが検知できる位置に設けられていればよいので、ラベルホルダ30以外の場所に設けてもよい。
読出/書込手段としてのリーダライタ33は、後述の紙管3Aとラベル終端である台紙2の終端を止める端止めテープ40に設けられているRFID41に対して情報の読み取りや書き込みを行う。なお、リーダライタ33にあっては、ラベルホルダ30にセットされたラベル連続体3のRFID41に対する情報の読み出し及び書き込みが行われる位置に設けられていればよいので、ラベルホルダ30以外の場所に設けてもよい。
図2は、ラベル連続体3を説明するための図である。同図に示すように、ラベル連続体3の複数のラベル1を剥離可能に仮着している台紙2のラベル終端である台紙2の終端が端止めテープ40によって紙管3Aの周囲に止められている。端止めテープ40には、RFID41が予め設けられている。
なお、RFID41は、端止めテープ40に限らず、台紙2の終端に設けられていてもよいし、紙管3Aに設けられていてもよい。
ここで、RFID41は、ICチップ、コイルアンテナ、PETフィルムを有するインレットで構成され、そのICチップに、ラベル1のサイズ、種類(材質等)、総枚数等の印字媒体情報が記憶されている。なお、印字媒体情報としては、これら以外に、印字文字、印字濃度、印字色等も含むようにしてもよい。
また、RFID41には、少なくとも印字終了後に、後述の印字指令に応じた印字文字、印字濃度、印字色等の印字指令情報やラベル1の残枚数等が書き込まれるようになっている。
また、ラベル連続体3が製造される際、その製造ラインにおいて、紙管3Aに対し台紙2のラベル終端である台紙2の終端の位置合わせが行われると、台紙2の終端が端止めテープ40によって紙管3Aの周囲に止められるようにして組み立てられる。このとき、端止めテープ40に予めRFID41が設けられているので、既存の製造ラインの工程を変えずに、ラベル連続体3が製造されることになる。
図3は、制御部10の詳細を説明するための図である。同図に示すように、制御部10はCPU11、ROM12、RAM13、外部インタフェース14、インタフェース15、モータ制御部16、印字制御部17、用紙センサ制御部18、ラベル連続体センサ制御部19、リーダライタ制御部20を備えている。
制御手段としてのCPU11は、ROM12に記憶されている制御プログラムに従って動作し、各部を制御する。ここで、本実施例におけるCPU11による主な制御としては、ラベル連続体センサ32によってラベル連続体3のラベルホルダ30へのセットが検知されると、リーダライタ制御部20を制御し、リーダライタ33を駆動させて上述した端止めテープ40に設けられているRFID41からラベル1のサイズ、種類(材質等)、総枚数等の印字媒体情報を読み出し、その読み出した印字媒体情報をRAM13に記憶させることである。
また、CPU11による主な制御としては、たとえば印字終了後にラベルプリンタの電源オフの指示があるとき、リーダライタ制御部20を制御し、リーダライタ33を駆動させて上述した端止めテープ40に設けられているRFID41に印字指令に応じた印字文字、印字濃度、印字色等の印字指令情報やラベル1の残枚数等を書き込ませることである。
また、CPU11による主な制御としては、ラベルホルダ30に既にセットされているラベル連続体3が他のラベル連続体に交換されるとき、ラベル連続体センサ32によってそのラベル連続体3がラベルホルダ30から取り外されることが検知されると、リーダライタ制御部20を制御し、リーダライタ33を駆動させてRAM13に記憶されている上述した印字指令情報やラベル1の残枚数等を書き込ませることである。
また、CPU11による主な制御としては、ラベルプリンタの電源投入時にラベル連続体3がラベルホルダ30に既にセットされているとき、リーダライタ制御部20を制御し、リーダライタ33を駆動させて上述した端止めテープ40に設けられているRFID41からラベル1のサイズ、種類(材質等)、総枚数等の印字媒体情報を読み出し、その読み出した印字媒体情報をRAM13に記憶させることである。
ROM12には、CPU11の動作に必要な制御プログラム等が格納されている。記憶手段としてのRAM13には、印字すべき文字、図形、バーコード等の印字データが展開される。また、RAM13には、リーダライタ33によって読み出された端止めテープ40に設けられているRFID41からのラベル1のサイズ、種類(材質等)、総枚数等の印字媒体情報が記憶される。また、RAM13には、印字指令に応じた印字文字、印字濃度、印字色等の印字指令情報やラベル1の残枚数等が記憶される。
外部インタフェース14は、外部に接続されるホストコンピュータ等の機器との間でデータの送受信を行う。インタフェース15は、入力部25からの入力データを受け付けたり、モニタ26へ表示のための信号を送出したりする。
モータ制御部16は、ステッピングモータ7にパルス信号を供給し、ステッピングモータ7を駆動させる。印字制御部17は、印字データに対応する制御信号を生成して印字ヘッド5に供給し、印字動作を行わせる。ここで、印字制御部17及び印字ヘッド5により印字手段が構成されている。
用紙センサ制御部18は、CPU11の制御により、用紙センサ9の検出動作を制御するとともに、用紙センサ9からの検出結果を受け取り、CPU11に供給する。すなわち、用紙センサ制御部18は、用紙センサ9からの検出結果を電気信号として取り込むと、その電気信号をデジタルデータに変換してCPU11に与える。
ラベル連続体センサ制御部19は、CPU11の制御により、ラベル連続体センサ32の検出動作を制御するとともに、ラベル連続体センサ32からの検出結果を受け取り、CPU11に供給する。すなわち、ラベル連続体センサ制御部19は、ラベル連続体センサ32からの検出結果を電気信号として取り込むと、その電気信号をデジタルデータに変換してCPU11に与える。
リーダライタ制御部20は、CPU11の制御により、リーダライタ33による読み出し動作及び書き込み動作を制御し、端止めテープ40に設けられているRFID41からラベル1のサイズ、種類(材質等)、総枚数等の印字媒体情報を読み出させたり、そのRFID41に上述した印字指令情報やラベル1の残枚数等を書き込ませたりする。
次に、上述したラベルプリンタにおける印字方法について説明する。なお、以下の説明では、当初、ラベルプリンタのラベルホルダ30にラベル連続体3がセットされていないものとする。
まず、図4に示すように、ラベルプリンタの電源が投入されたかどうかが判断される(ステップS1)。ラベルプリンタの電源が投入されたと判断すると、ラベル連続体センサ32の検出結果からラベルホルダ30にラベル連続体3がセットされているかどうかが判断される(ステップS2)。
ここで、ラベルホルダ30にラベル連続体3がセットされていないと判断されると(ステップS2:No)、CPU11によりモニタ26に用紙切れ等のメッセージが表示される(ステップS3)。これに対し、ラベルホルダ30にラベル連続体3がセットされたと判断されると(ステップS2:Yes)、CPU11によって制御されるリーダライタ制御部20により、リーダライタ33が駆動されて、上述した端止めテープ40に設けられているRFID41からラベル1のサイズ、種類(材質等)、総枚数等の印字媒体情報が読み出される(ステップS4)。そして、その読み出された印字媒体情報がRAM13に記憶される(ステップS5)。
ここで、CPU11が入力部25からの印字枚数、印字文字、印字濃度、印字色等を示す印字指令を受け取ると(ステップS6)、その印字指令の内容を印字指令情報としてRAM13に記憶させる(ステップS7)。
また、CPU11によりRAM13に記憶されているRFID41から読み出された印字媒体情報のうち、ラベル1の総枚数が図示しないカウンタにセットされる(ステップS8)。このとき、CPU11によりモニタ26にカウンタにセットされたラベル1の総枚数が表示されるようにしてもよい。
次いで、CPU11により制御されるモータ制御部16により、ステッピングモータ7に対して一定のパルス数のパルス信号を与えることにより、ステッピングモータ7がステップ駆動する。これにより、ベルト8を介して伝達されるステッピングモータ7の駆動力によってプラテンローラ6及び案内ローラ6a,6b等が回転し、ラベル搬送が開始される。この場合、ロール状のラベル連続体3から複数のラベル1を剥離可能に仮着している台紙2が印字ヘッド5側に搬送される。
ここで、複数のラベル1を剥離可能に仮着している台紙2が印字ヘッド5側に搬送されるとき、用紙センサ9によりラベル1のギャップ(ラベル1間の台紙2のみの部分)が検出され(ステップS9)、その検出結果が電気信号として用紙センサ制御部18に取り込まれると、用紙センサ制御部18によりその電気信号がデジタルデータに変換されてCPU11に与えられる。このとき、CPU11により、ステッピングモータ7のステップ数がカウントされる(ステップS10)。
次いで、図5に示すように、台紙2上のラベル1が印字ヘッド5側にさらに搬送され、CPU11により、ステップ数が印字開始に到達したかどうかが判定され(ステップS11)、印字開始に到達したと判定された場合、CPU11によって制御される印字制御部17により、印字データに対応する制御信号が生成されて印字ヘッド5に供給される。これにより、印字ヘッド5によるラベル1への印字が行われる(ステップS12)。
このとき、CPU11により、上述の図示しないカウンタにセットされているラベル1の総枚数から”1”が減算される。またこのとき、図示しないカウンタの値はラベル1の残枚数であり、その残枚数がモニタ26に表示されるようにしてもよい。また、モニタ26には、印字したラベル1の枚数も併せて表示されるようにしてもよい。この場合、印字したラベル1の枚数は”1”であるため、モニタ26には、”1”が表示されることになる。
次いで、印字ヘッド5により台紙2上のラベル1への必要な印字が行われると、次に印字すべき台紙2上のラベル1が印字ヘッド5側に搬送され、そのステップ数が印字開始に到達すると、上記同様に、印字ヘッド5によるラベル1への印字が行われる。
このとき、CPU11により、上述の図示しないカウンタの残枚数からさらに”1”が減算される。その残枚数は、上記同様に、モニタ26に表示されるようにしてもよい。また、モニタ26には、上記同様に、印字したラベル1の枚数も併せて表示されるようにしてもよい。この場合、印字したラベル1の枚数は”2”であるため、モニタ26には、”2”が表示されることになる。
このようにして、順次、台紙2上のラベル1への必要な印字が行われ、入力部25からの印字指令に応じた印字枚数の印字が行われたかどうかが判断され(ステップS13)、印字指令に応じた印字枚数の印字が行われた場合、印字動作が停止となる(ステップS14)。
ここで、RFID41から読み出された印字媒体情報のうち、ラベル1の総枚数がたとえば”100”で、印字指令の印字枚数が”50”である場合、上述の図示しないカウンタの残枚数は”50”となり、その残枚数の”50”がRAM13に記憶される(ステップS15)。
そして、印字終了後にラベルプリンタの電源オフの指示があると(ステップS16)、CPU11によって制御されるリーダライタ制御部20によりリーダライタ33が駆動されて、RAM13に記憶されている残枚数の”50”と、入力部25からの印字指令の内容である、印字文字、印字濃度、印字色等の印字指令情報とが上述した端止めテープ40に設けられているRFID41に書き込まれる(ステップS17)。
このように、RAM13に記憶されている残枚数の”50”と、入力部25からの印字指令の内容である、印字文字、印字濃度、印字色等の印字指令情報とが上述した端止めテープ40に設けられているRFID41に書き込まれるようにすることで、ラベルプリンタの電源がオフされてRAM13に記憶されたその残枚数や印字指令情報が消去されても、後日、RFID41に書き込まれた残枚数や印字指令情報を読み出すことで、ラベル連続体3の残枚数の確認や、ラベル1への前回と同じ内容での印字が可能となる。
なお、リーダライタ33によるRFID41への書き込みは、ステップ13での印字完了が判断されたときに行われるようにしてもよい。
また、上述したステップ16において、ラベルプリンタの電源がオフされず、ラベルホルダ30に既にセットされているラベル連続体3が他のラベル連続体に交換されることがある。この場合、ラベル連続体センサ32によってそのラベル連続体3がラベルホルダ30から取り外されることが検知されると、リーダライタ制御部20を制御し、リーダライタ33を駆動させて、上述したRAM13に記憶されている残枚数の”50”と、入力部25からの印字指令の内容である、印字文字、印字濃度、印字色等の印字指令情報とが上述した端止めテープ40に設けられているRFID41に書き込まれる。
その後、他のラベル連続体がラベルホルダ30にセットされると、上述したステップ2において、ラベルホルダ30に他のラベル連続体がセットされたと判断され、上述したステップ4において、CPU11によって制御されるリーダライタ制御部20により、リーダライタ33が駆動されて、上述した端止めテープ40に設けられているRFID41から上記同様に、ラベル1のサイズ、種類(材質等)、総枚数等の印字媒体情報が読み出され、上述したステップ5において、その読み出された印字媒体情報がRAM13に記憶される。
以降、上述したステップ6での印字指令を受けて、上述したステップ17までの動作が実行される。
また、上述したステップ1において、ラベルプリンタの電源投入時にラベル連続体3がラベルホルダ30に既にセットされている場合には、上述したステップ2において、ラベルホルダ30がセットされていると判断され、上述したステップ4において、リーダライタ制御部20によりリーダライタ33が駆動され、上記同様に、端止めテープ40に設けられているRFID41からラベル1のサイズ、種類(材質等)、総枚数等の印字媒体情報が再度読み出され、その読み出された印字媒体情報がRAM13に記憶される。
この場合、端止めテープ40に設けられているRFID41に、上述したステップ17においてのRAM13に記憶されている残枚数の”50”と、入力部25からの印字指令の内容である、印字文字、印字濃度、印字色等の印字指令情報とが書き込まれているとすと、その残枚数の”50”と、印字文字、印字濃度、印字色等の印字指令情報とが再度読み出されてRAM13に記憶されることになる。
そして、その残枚数の”50”と、印字文字、印字濃度、印字色等の印字指令情報とがモニタ26に表示されるようにすると、そのラベル連続体3の残枚数の確認が容易となり、併せて前回の印字の際の印字文字、印字濃度、印字色等の確認も容易となる。
このように、本実施例では、ラベル連続体センサ32により、ラベルホルダ30におけるラベル連続体3の取り付けが検知されると、CPU11によって制御されるリーダライタ33によってRFID41からの印字に関わる印字媒体情報の読み出しが行われ、その読み出された印字媒体情報がRAM13に記憶されることで、印字に関わる設定入力が不要となるばかりか、用紙フィードによる無駄もなくなるようにすることができる。
また、本実施例では、ラベル連続体センサ32によってラベル連続体3の取り外しが検知されるか、又は電源オフの指示があると、CPU11によって制御されるリーダライタ33によってRAM13に記憶されている少なくとも印字指令に応じた印字指令情報の書き込みが行われるようにした。
これにより、後日、RFID41に書き込まれた印字指令情報を読み出すことで、同じラベル連続体3に前回変更した設定入力の内容での印字を行わせることができることから、前回と同じ内容で印字させる場合の設定作業を容易に行うことができる。
また、本実施例では、CPU11により、たとえば印字指令に基づく印字枚数に応じて印字ヘッド5に対し印字を行わせた後、リーダライタ33に対し印字媒体情報に含まれるラベル1の総枚数から印字枚数を減算した残枚数を示す情報を印字指令情報に併せてRFID41に書き込ませるようにしたので、後日、そのラベル連続体3に対して印字を行うとき、RFID41から読み出した残枚数等をモニタ26に表示させることで、その残枚数等の確認を容易に行うことができる。
また、本実施例では、複数のラベル1を巻回する紙管3Aにラベル終端である台紙2の終端を止める端止めテープ40にRFID41を設けるようにしたので、従来のように、巻芯に非接触ICユニットを内包させる必要がなく、非接触ICユニットを巻芯に内包させる工程の増加に伴う製造コストのアップを抑制することができるとともに、既存の製造ラインの工程を変えずに、ラベル連続体3を製造することができる。
また、本実施例では、端止めテープ40にRFID41を設けるようにしたので、ラベル連続体3の使用後においては、紙管3Aから端止めテープ40を外すことで、紙管3AとRFID41との分別処理を容易に行うことができる。
なお、本実施例では、台紙2上に剥離可能に仮着されているラベル1に対して印字を行うラベルプリンタの場合で説明したが、ICタグ等の他の印字媒体に対して印字を行うラベルプリンタにも適用可能である。
ラベルプリンタに限らず、シリアルプリンタ、ラインプリンタ、ページプリンタ等の他の印字装置にも適用可能である。
本発明の印字装置をラベルプリンタに適用した場合の一実施例を示す図である。 図1のラベル連続体を説明するための図である。 図1の制御部の詳細を説明するための図である。 図1のラベルプリンタにおける印字方法について説明するためのフローチャートである。 図1のラベルプリンタにおける印字方法について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 ラベル
2 台紙
3 ラベル連続体
3A 紙管
4 供給軸
5 印字ヘッド(印字手段)
6 プラテンローラ
6a,6b 案内ローラ
7 ステッピングモータ
8 ベルト
9 用紙センサ
10 制御部
11 CPU(制御手段)
12 ROM
13 RAM
14 外部インタフェース
15 インタフェース
16 モータ制御部
17 印字制御部(印字手段)
18 用紙センサ制御部
19 ラベル連続体センサ制御部
20 リーダライタ制御部
25 入力部
26 モニタ
30 ラベルホルダ(保持手段)
31 ガイド孔
32 ラベル連続体センサ(検出手段)
33 リーダライタ(読出/書込手段)
40 端止めテープ
41 RFID(記憶素子)

Claims (3)

  1. 印字媒体への印字を行う印字装置であって、
    前記印字媒体を複数連ね、その終端に印字に関わる印字媒体情報が記憶される記憶素子を有する印字媒体連続体を着脱自在に保持する保持手段と、
    該保持手段における前記印字媒体連続体の着脱を検出する検出手段と、
    該検出手段による検出結果に合わせて前記記憶素子に対する前記印字媒体情報の読み出し又は少なくとも印字指令に応じた印字指令情報の書き込みを行う読出/書込手段と、
    該読出/書込手段によって読み出された印字媒体情報と前記印字指令に応じた印字指令情報とが記憶される記憶手段と、
    前記保持手段から搬送された印字媒体に対して印字を行う印字手段と、
    前記印字指令に応じて前記印字手段に対し印字を行わせる制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記検出手段によって前記印字媒体連続体の取り付けが検知されると、前記読出/書込手段に対して前記印字媒体情報の読み出しを行わせ、前記検出手段によって前記印字媒体連続体の取り外しが検知されるか、又は電源オフの指示があると、前記読出/書込手段に対して前記記憶手段に記憶されている前記少なくとも印字指令に応じた印字指令情報の書き込みを行わせる
    ことを特徴とする印字装置。
  2. 前記制御手段は、前記印字指令に基づく印字枚数に応じて前記印字手段に対し印字を行わせた後、前記読出/書込手段に対し前記印字媒体情報に含まれる前記印字媒体の総枚数から前記印字枚数を減算した残枚数を示す情報を前記印字指令情報に併せて前記記憶素子に書き込ませることを特徴とする請求項1に記載の印字装置。
  3. 印字媒体への印字を行う印字方法であって、
    前記印字媒体を複数連ね、その終端に印字に関わる印字媒体情報が記憶される記憶素子を有する印字媒体連続体を着脱自在に保持する保持手段における前記印字媒体連続体の着脱を検出するステップと、
    該検出結果に合わせて前記記憶素子に対する前記印字媒体情報の読み出し又は少なくとも印字指令に応じた印字指令情報の書き込みを行うステップと、
    該読み出された印字媒体情報と前記印字指令に応じた印字指令情報とが記憶手段に記憶されるステップと、
    前記保持手段から搬送された印字媒体に対して印字を行うステップと、
    前記印字指令に応じて前記印字を行わせるステップとを有し、
    前記印字媒体連続体の取り付けが検知されると、前記印字媒体情報の読み出しを行わせ、前記印字媒体連続体の取り外しが検知されるか、又は電源オフの指示があると、前記記憶手段に記憶されている前記少なくとも印字指令に応じた印字指令情報の書き込みを行わせる
    ことを特徴とする印字方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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