JP2009039986A - テープ印刷装置、ラベル用テープ - Google Patents

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Abstract

【課題】第1ラベル上面に第2ラベルを貼付する場合、第2ラベルのラベル領域の長手方向の外形側端が、第1ラベルのラベル領域の長手方向の外形側端からはみ出ることや、内側に入ることを低減することが課題となる。この課題の少なくとも一部を解決するためになされたものである。
【解決手段】基礎となる画像を第1印刷画像G1と第1印刷画像G1以外の第2印刷画像G2とに複数に分割し、第1印刷画像G1を第1ラベル用テープ311に印刷した第1ラベル310と、第2印刷画像G2を第2ラベル用テープ321に印刷し、第1ラベル310に重ねて貼付する第2ラベル320と、を作成するテープ印刷装置1において、第1ラベル310に形成するハーフカット領域B(B1)の長さとしての第1ハーフカット長さH1と、第2ラベル320に形成するハーフカット領域B(B2)の長さとしての第2ハーフカット長さH2と、を異ならせる。
【選択図】図4

Description

本発明は、テープ印刷装置およびラベル用テープに関する。
従来、第1印刷画像を第1テープ(第1ラベル用テープ)に印刷して第1ラベルを作成し、第1ラベル上に、第2印刷画像を含む印刷画像を第2テープ(第2ラベル用テープ)を含むラベル用テープに各々印刷し、作成した第2ラベルを含むラベルを貼り付けて新たなラベルを作成するものとして、特許文献1が開示されている。
特許文献1によると、第1テープにその幅に応じた第1印刷画像を印刷するテープ印刷装置において、テープ幅が第1テープのテープ幅以下の第2テープを印刷対象とする第2印刷画像が貼付可能なように、第1印刷画像を作成するテープ印刷装置の画像作成方法であって、第1印刷画像の領域内に、第2印刷画像の貼付領域として第2印刷画像領域を設定し、第2印刷画像領域が確保された第1印刷画像を作成する画像作成方法並びにラベル作成方法を開示している。これにより、作成された第2テープを、第1テープに印刷された第2印刷画像領域に位置合わせすることにより、新たな(合成)ラベルを作成している。
なお、上記テープ印刷装置で作成した第1ラベルおよび第2ラベルの長手方向の一端(外形側端)を重ね合わせて貼り合わせる際の基準とし、また、その一端から所定の距離となる内側の部位に各々ハーフカット領域が形成され、各ラベル用テープは、略同一の長さでハーフカット領域を有する状態における合成ラベルの作成手順の概略は以下のようになる。
ここで、ハーフカットとは、各ラベルを貼付する際、ラベル用テープを構成する印刷テープ(粘着層を含む)を、ラベル用テープを構成する剥離テープから剥離し易くさせるために、印刷テープのみをカットして、剥離テープに貼付された状態にするカット方法である。
最初にユーザは、第1ラベル(ハーフカット領域を有する状態)上面に、第2ラベル(ハーフカット領域を有する状態)を載置する。次に、第1ラベルの長手方向の一端(外形側端)を基準として第2ラベルの長手方向の対応する一端を第1ラベルの一端に位置合わせする。次に、第2ラベルの他方の端部上面を押さえ、第2ラベルの他方のハーフカット領域および第2ラベルにかかる一部までの剥離テープを剥離し、剥離された第2ラベルの一部を第1ラベルに貼付する。その後、第2ラベルの剥離されていない剥離テープを剥離し、第2テープの残りの部分を第1テープに貼付する。以上により、合成ラベルが完成する。なお、この状態の合成ラベルは、第1ラベルにおいて、第1ラベル用テープの剥離テープおよびハーフカット領域はそのままの状態である。
その後、上記合成ラベルを、ユーザの所望する貼付面(例えば、壁面)に貼付する際、ユーザは、第1ラベルの剥離テープを剥離する(剥離することにより、剥離テープ側には、ハーフカット領域が貼付された状態で残っている)ことにより、合成ラベルを壁面に貼付することができる。
特開2003−1896号公報
しかし、第1ラベルと第2ラベルとが略同一の長さでハーフカット領域を有している状態において、第1ラベルと第2ラベルの長手方向のハーフカット領域を有する一端(外形側端)を基準として重ねて貼り合わせた場合、第2ラベルの第2印刷画像が印刷され、第2ラベルを構成する領域(以降、ラベル領域と称す)の外形側端と、相対する第1ラベルの第1印刷画像が印刷され、第1ラベルを構成する領域(以降、ラベル領域と称す)の外形側端には位置ズレが発生してしまう。第2ラベルのラベル領域の長手方向の外形側端が、第1ラベルのラベル領域の長手方向の外形側端から僅かにはみ出たり、僅かに内側に入ったりする場合には、第2ラベルのラベル領域のはみ出た領域や内側に入った領域に粉塵が付着し易くなるという課題がある。また、はみ出した領域を持つ合成ラベルを壁面に貼付した場合、合成ラベルに接触したものにより壁面から剥がされ易くなってしまうという課題がある。従って、第2ラベルのラベル領域の長手方向の外形側端が、第1ラベルのラベル領域の長手方向の外形側端からはみ出ることや、内側に入ることを低減することが課題となる。
なお、位置ズレは、各ラベル用テープが収容されるテープカートリッジ内のプラテンローラの軸径のバラツキによるラベルの長さのバラツキや、ユーザによる位置合わせ時のズレや、ユーザによる貼付時のズレなどが主な要因となっている。
本発明は、上述した課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
(適用例1)本適用例に係るテープ印刷装置は、基礎となる画像を第1印刷画像と第1印刷画像以外の第2印刷画像とに複数に分割し、第1印刷画像を第1ラベル用テープに印刷した第1ラベルと、第2印刷画像を第2ラベル用テープに印刷し、第1ラベルに重ねて貼付する第2ラベルと、を作成するテープ印刷装置において、第1ラベルに形成するハーフカット領域の長さとしての第1ハーフカット長さと、第2ラベルに形成するハーフカット領域の長さとしての第2ハーフカット長さと、は異なることを特徴とする。
このようなテープ印刷装置によると、基礎となる画像を、第1印刷画像と、第1印刷画像以外の第2印刷画像とに複数に分割して、第1印刷画像を第1ラベル用テープに印刷して第1ラベルを作成する。そして、第2印刷画像を第2ラベル用テープに印刷して第2ラベルを作成する。そして、第1ラベルに形成するハーフカット領域の長さとしての第1ハーフカット長さと、第2ラベルに形成するハーフカット領域の長さとしての第2ハーフカット長さと、は異なることにより、第1ラベルへ第2ラベルを重ねて貼り合わせる場合に、ハーフカット長さが同一の場合に比べて、利便性が向上する。また、ハーフカット長さを異ならせることができるテープ印刷装置により、合成ラベルを作成するための、第1ラベルおよび第2ラベルを作成するテープ印刷装置としての機能の拡充を図ることができる。なお、第2印刷画像は、基礎となる画像を分割した中で、第1印刷画像以外の印刷画像を総称している。そのため、第2印刷画像は、1つである場合や、2つ以上である場合を含んでいる。従って、第2ラベルも、1つである場合や、2つ以上である場合を含んでいる。
(適用例2)上記テープ印刷装置であって、ハーフカット領域は、第1ラベルと第2ラベルとを貼付する際に相対する端部の少なくとも一方の端部に、相対して形成することが好ましい。
このようなテープ印刷装置によると、第1ラベルと第2ラベルとを貼付する際に、相対する端部の少なくとも一方の端部に、相対して形成することにより、第1ラベルへ第2ラベルを重ねて貼り合わせる場合に、上記と同様に、利便性を向上できる。また、相対する一方の端部にのみ相対してハーフカット領域を形成する場合には、両方の端部に相対してハーフカット領域を形成する場合に比べて、各ラベル(第1ラベルと第2ラベル)のラベル用テープの使用量を削減することができる。
(適用例3)上記テープ印刷装置であって、第2ラベルの第2ハーフカット長さは、相対する第1ラベルの第1ハーフカット長さより長いことが好ましい。
このようなテープ印刷装置によると、上記効果を同様に奏すること以外に、例えば、第1ラベル(ハーフカット領域を有している状態)上面に、例えば、第2ラベル(ハーフカット領域を有している状態)を載置し、第2ラベルの長手方向の外形側端を第1ラベルの長手方向の外形側端に位置合わせして、第2ラベルの剥離テープを剥離して第2ラベルを第1ラベルに貼付した場合、第2ラベルのラベル領域の長手方向の外形側端が、第1ラベルのラベル領域の長手方向の外形側端より内側に位置して貼付される形態となる。従って、多少の位置ズレがある場合にも、第2ラベルのラベル領域の長手方向の外形側端が、第1ラベルのラベル領域の長手方向の外形側端からはみ出ることを低減することができる。
(適用例4)上記テープ印刷装置であって、第1ハーフカット長さおよび第2ハーフカット長さを設定する設定部を有することが好ましい。
このようなテープ印刷装置によると、設定部を用いて、第1ハーフカット長さおよび第2ハーフカット長さを設定することで、ラベルに形成する、第1ハーフカット長さおよび第2ハーフカット長さを容易に設定することができる。
(適用例5)本適用例に係るラベル用テープは、上記のテープ印刷装置で使用する第2ラベル用テープのテープ幅が、第1ラベル用テープのテープ幅以下であることを特徴とする。
このようなラベル用テープによると、テープ印刷装置で使用する第2ラベル用テープのテープ幅が第1ラベル用テープのテープ幅以下であるため、第1ラベルに第2ラベルを貼付した場合、例えば、多少の幅方向の位置ズレがある場合にも、第1ラベルのテープ幅方向の外形側端から第2ラベルのテープ幅方向の外形側端がはみ出ることを低減することができる。また、例えば、第2ラベル用テープのテープ幅が第1ラベル用テープのテープ幅と略同一の場合、第1ラベル用テープの幅方向の外形側端を基準として位置合わせを行なうことができるため、精度よく位置合わせが行なえ、はみ出ることを低減できる。
(適用例6)上記ラベル用テープであって、第2ラベル用テープは、印刷テープおよび剥離テープを有して構成され、印刷テープは、透明であることが好ましい。
このようなラベル用テープによると、第2ラベル用テープとして透明な印刷テープを用いた第2ラベルが第1ラベルに貼付されることにより、第1印刷画像を透過させて使用できる合成ラベルが可能となり、合成ラベルの使い勝手の自由度を向上させることができる。また、第2ラベル用テープを構成する印刷テープが、透明であることにより、例えば、ラベル用テープの長手方向の外形側端を用いて第1ラベルとの位置合わせを行なうのみでなく、印刷テープを介して透過する第1ラベルの第1ラベル用テープに印刷された第1印刷画像を視認しながら位置合わせすることもできるため、位置合わせの精度が向上する。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るテープ印刷装置の外観斜視図である。図2は、テープ印刷装置の開蓋状態の外観斜視図である。図3は、テープ印刷装置の制御系のブロック図である。図1〜図3を参照して、テープ印刷装置1の概略構成を説明する。
テープ印刷装置1は、装置ケース2によりテープ印刷装置1の外装が形成され、装置ケース2の前部上面には各種入力キーからなるキーボード3を備えている。後部上面には、その左部に開閉蓋21が取り付けられ、その右部にディスプレイ4が設置されている。
また、図3に示すように、テープ印刷装置1は、制御系の基本的な構成として、キーボード3やディスプレイ4を有してユーザとのインタフェースを行なう操作部11を備えている。また、テープ印刷装置1は、印刷ヘッド(サーマルヘッド)7やテープ送り部120を有し、装着部6内に装着したテープカートリッジCに収容されるラベル用テープTに印刷を行なう印刷部12と、印刷後のラベル用テープTの切断を行なう切断部13とを備えている。また、テープ印刷装置1は、各種センサを有して各種検出を行なう検出部14、各種ドライバを有して各回路を駆動する駆動部270、および、テープ印刷装置1内の各部を統括して制御する制御部200を備えている。
このため、装置ケース2の内部には、印刷部12、切断部13、検出部14などの他、図外の回路基板が収容されている。この回路基板には、電源ユニットの他、駆動部270や制御部200の各回路などが搭載され、図外のACアダプタ接続口や、外部から着脱可能なアルカリマンガン電池などの電池に接続されている。
テープ印刷装置1がラベル用テープTに印刷を行なう場合の印刷動作を概略説明する。なお、本実施形態では、後述するが、ラベル用テープTは、第1ラベル用テープ311と第2ラベル用テープ321に対応する(図4参照)。
最初に、ユーザは、テープ印刷装置1の装着部6にテープカートリッジCを装着した後、ディスプレイ4により入力・編集結果を確認しながらキーボード3により所望の文字(文字、数字、記号、簡易図形などのキャラクタ)の印刷情報を入力して、印刷を指示する。次に、テープ印刷装置1は、テープ送り部120によりテープカートリッジCからラベル用テープTを繰り出して、印刷ヘッド7によりラベル用テープTに印刷情報に基づいた印刷を行ない、印刷済み部分をテープ排出口22から外部に送り出す。印刷が完了すると、テープ送り部120は、余白分を含むラベル用テープ長さの位置までラベル用テープTの送りを行なった後、その送りを停止する。なお、ラベル用テープTに印刷を行なう前後において、切断部13が動作するがその説明は後述する。
なお、印刷時において、ラベル用テープTとインクリボンRは、貫通孔55の位置で相互に重なり合った状態で走行するとともに、ラベル用テープTのみが外部に排出され、インクリボンRはテープカートリッジCの内部で巻き取られる構成となっている。
テープ印刷装置1の各部の構成および動作を説明する。
図2、図3に示すように、印刷部12には、開閉蓋21の内側に、テープカートリッジCを装着するための装着部6が設けられている。そして、テープカートリッジCは、この開閉蓋21を開放した状態で装着部6に対して着脱される。なお、テープカートリッジCは、カートリッジケース51の内部に一定の幅を有するラベル用テープTとインクリボンRとを収容している。そして、テープカートリッジCは、装着部6に設置されたヘッドユニット61に差し込むための貫通孔55が形成されている。
また、テープカートリッジCは、異なる幅などのラベル用テープTの種別を識別できるように、カートリッジケース51の裏面に小さな複数の孔が設けられている。そして、テープ印刷装置1の装着部6には、この孔の有無を検出するマイクロスイッチなどのテープ識別センサ142が設けられ、ラベル用テープTの種別を検出できるようになっている。
ヘッドユニット61は、サーマルヘッドで構成される印刷ヘッド7が内蔵されており、テープカートリッジCが装着部6に装着された状態で、印刷ヘッド7が、テープカートリッジCの貫通孔55から露出しているインクリボンRの裏面に当たるように構成されている。そして、印刷ヘッド7を発熱駆動することにより、入力された印刷情報に基づいた文字などがラベル用テープTの表面に印刷される。
また、装置ケース2の左側部には、装着部6と装置外部とを連通するテープ排出口22が形成されている。そして、テープ排出口22には、切断部13が設置されており、送り出されたラベル用テープTをフルカットするフルカッタ132や、ハーフカットするハーフカッタ134などが臨んでいる。また、装着部6には、装着されたテープカートリッジCの被駆動部が係合する駆動軸62,63などが設けられており、送りモータ121を駆動源として、これらの駆動軸62,63により、テープカートリッジC内のラベル用テープTおよびインクリボンRの送りが行なわれ、かつこれらに同期して印刷ヘッド7を駆動することで、印刷が行なわれる。また、印刷終了後、ラベル用テープTの送りが継続され、所定の切断位置がフルカッタ132に臨む位置まで送られる。
なお、送りモータ121の先端には図外の検出開口が形成された円盤が固着され、その検出開口に臨むようにフォトセンサなどを有する回転速度センサ141が設けられており、送りモータ121の回転速度を検出して制御部200に報告する。
検出部14は、前述の回転速度センサ141、テープ識別センサ142を備えている。なお、実状に合わせて、これらを省略した構成とすることもできる。
切断部13は、フルカッタ132と、フルカッタ132を切断動作させるフルカッタモータ131と、を備えている。また、切断部13は、ハーフカッタ134と、ハーフカッタ134を切断動作させるハーフカッタモータ133と、を備えている。これにより、印刷開始時にラベル用テープTが送り出されると、所定の位置でハーフカッタモータ133が駆動してハーフカッタ134を動作させ、送り出されるラベル用テープTをハーフカットする。また、印刷が終了してラベル用テープTが送り出されると所定の位置で、同様に、送り出されるラベル用テープTをハーフカットする。また、所定のハーフカット分の長さが送り出されると同時に、フルカッタモータ131が駆動してフルカッタ132を動作させ、送り出されたラベル用テープTをフルカットする。フルカットされたラベル用テープTは、テープ排出口22から排出されると同時に、テープ送りは停止する。
駆動部270は、ディスプレイドライバ271と、ヘッドドライバ272と、モータドライバ273とを備えている。ディスプレイドライバ271は、制御部200から出力される制御信号に基づき、その指示にしたがって、操作部11のディスプレイ4を駆動する。同様に、ヘッドドライバ272は、制御部200の指示にしたがって、印刷部12の印刷ヘッド7を駆動する。また、モータドライバ273は、印刷部12の送りモータ121を駆動する送りモータドライバ273dと、切断部13のフルカッタモータ131とハーフカッタモータ133を駆動するカッタモータドライバ273cとを有し、同様に、制御部200の指示にしたがって各モータを駆動する。
操作部11は、キーボード3とディスプレイ4とを備えている。ディスプレイ4は、表示画面41を有し、ユーザがキーボード3からデータを入力して、キャラクタ列画像データなどの印刷画像データを作成・編集したり、その結果などを視認したり、キーボード3から各種指令・選択指示などを入力したりする際などに用いられる。
キーボード3には、文字キー群31や、各種の動作モードなどを指定するための機能キー群32などが配列されている。なお、文字キー群31には、アルファベットキー群、数字キー群、平仮名や片仮名等の仮名キー群、および外字を呼び出して選択するための外字キー群などを含んでいる。機能キー群32には、印刷実行を指示する「印刷」キーの他、漢字変換や機能を選択する場合に、表示されている選択肢を選択する「選択」キー、カーソル位置の文字を削除したり各種機能の操作中に操作の取り消しを行なう「削除」キー、次に入力されるキャラクタ位置や操作の対象となる位置を示すカーソルを移動するための「カーソル」キー(「↑」、「↓」、「→」、「←」)などが含まれる。
また、機能キー群32には、後述する合成ラベルを作成する場合、全体の印刷画像を作成するモード(作成モード)に切り換える指示を行なう印刷画像作成キー、同様に、合成ラベルを作成する場合、改テープ指示(各テープの編集モードに切り換えることを含む)を行なう改テープキーが含まれる。また、機能キー群32には、外枠指示を行なう外枠指示(フレーム)キー、改段落指示を行なう改段落キー、改行指示を行なう改行キーなども含まれる。なお、一般的なキーボードと同様に、これらのキー入力は、キー入力毎に個別にキーを設けて入力しても良いし、シフトキーなどと組み合わせてより少ない数のキーを用いて入力しても良い。図3に示すように、キーボード3は、種々の指令およびデータを制御部200に入力する。
制御部200は、CPU210、ROM220、キャラクタジェネレータROM(CG−ROM)230、RAM240、周辺制御回路(P−CON)250を備え、互いに内部バス260により接続されている。ROM220は、CPU210で処理する制御プログラムを記憶する制御プログラム領域221の他、色変換テーブルや文字修飾テーブルなどを含む制御データを記憶する制御データ領域222を有している。
CG−ROM230は、テープ印刷装置1に用意されている絵文字、記号、図形などのフォントデータ(主にアウトラインフォント、一部にビットマップデータを含む)を記憶していて、文字などを特定するコードデータの入力に応じて対応するフォントデータを出力する。
RAM240は、電源キーの操作により電源がオフにされても、記憶したデータを保持しておくように図外のバックアップ回路によって電源の供給を受けている。そして、RAM240は、各種レジスタ群241や、ユーザがキーボード3から入力した文字などのテキストデータを記憶するテキストデータ領域242、表示画面41の表示画像データを記憶する表示画像データ領域243、印刷画像データを記憶する印刷画像データ領域244、描画登録画像データを記憶する描画登録画像データ領域245の他、印刷履歴データ領域246やその他の色変換バッファなどの各種変換バッファ領域247などの領域を有し、制御処理のための作業領域として使用される。
P−CON250には、CPU210の機能を補うとともに周辺回路とのインタフェース信号を取り扱うための論理回路が、ゲートアレイやカスタムLSIなどにより構成されて組み込まれている。例えば、種々の計時を行なうタイマ251などもP−CON250内の機能として組み込まれている。このため、P−CON250は、検出部14の各種センサやキーボード3と接続され、検出部14からの前述した各種検出信号およびキーボード3からの各種指令や入力データなどをそのままあるいは加工して内部バス260に取り込む。また、P−CON250は、CPU210と連動して、CPU210などから内部バス260に出力されたデータや制御信号を、そのままあるいは加工して駆動部270に出力する。
CPU210は、上記の構成により、ROM220内の制御プログラムにしたがって、P−CON250を介して各種検出信号、各種指令、各種データ等を入力し、CG−ROM230からのフォントデータ、RAM240内の各種データ等を処理し、P−CON250を介して駆動部270に制御信号を出力する。それにより、CPU210は、印刷の位置制御やハーフカットの位置制御や表示画面41の表示制御等を行なうとともに、印刷ヘッド7を制御して所定の印刷条件でラベル用テープTに印刷するなど、テープ印刷装置1の全体を統括制御している。
図4は、本実施形態の第1ラベル、第2ラベルの説明図であり、図4(a)は、ラベルに印刷するための全体の印刷画像を示す図であり、図4(b)は、第1ラベルの平面図および断面図であり、図4(c)は、第2ラベルの平面図および断面図である。図4を参照して、ラベルの作成方法、ラベルの構成などを説明する。
本実施形態では、テープ印刷装置1を用いて、第1印刷画像G1をラベル用テープT(以降、第1ラベル用テープ311と称す)に印刷して第1ラベル310を作成し、第2印刷画像G2をラベル用テープT(以降、第2ラベル用テープ321と称す)に印刷して第2ラベル320を作成する。そして、ユーザは、第1ラベル310上面(貼付面)に第2ラベル320を載置して位置合わせを行ない、貼り合わせる(貼付する)ことにより、第2印刷画像G2を第1印刷画像G1に合成して、合成画像(全体の印刷画像G)を有する合成ラベル300(図6参照)を作成することになる。なお、本実施形態では、第1ラベル310と第2ラベル320とで合成ラベル300を構成している。
また、第1ラベル310と第2ラベル320とは、長手方向の両端部に各々ハーフカットが形成された形態となっている。そして、第1ラベル310と第2ラベル320において、長手方向の外形側端からハーフカット位置までをハーフカット長さとし、外形側端からハーフカット位置までの囲まれた領域をハーフカット領域B(B1,B2)としている。また、第1印刷画像G1と第2印刷画像G2とが実際に印刷される領域をラベル領域A(A1,A2)としている。従って、本実施形態では、このハーフカット領域Bが第1ラベル310と第2ラベル320との両端部に設けられ、ラベル領域Aは、ハーフカット領域Bに囲まれた形態となる。また、本実施形態では、第1ラベル310と第2ラベル320との長手方向の長さLは、ハーフカット長さや印刷画像範囲などを含めて、略同一の長さに設定されている。
第1ラベル310、第2ラベル320のラベル用テープTの構成を説明する。
第1ラベル用テープ311は、裏面に粘着層313が設けられた第1印刷テープ312と、この粘着層313を覆う剥離テープ314とで構成されている。なお、第1印刷テープ312の表面に第1印刷画像G1が印刷される。また、例えば、本実施形態の第1印刷テープ312は、テープ幅18mm、テープ厚さ0.15mm、テープの地色は白地を採用している。また、例えば、第1ラベル用テープ311を収容するテープカートリッジCには、青色用のインクリボンRが収容されている。
また、第2ラベル用テープ321も第1ラベル用テープ311と同様に構成されており、裏面に粘着層323が設けられた第2印刷テープ322と、この粘着層323を覆う剥離テープ324とで構成されている。同様に、第2印刷テープ322の表面に第2印刷画像G2が印刷される。また、例えば、第2印刷テープ322は、テープ幅18mm、テープ厚さ0.15mmとし、第1印刷テープ312の幅および厚さと同一として設定している。また、第2印刷テープ322の地色は透明となる基材を採用している。また、例えば、第2ラベル用テープ321を収容するテープカートリッジCには、緑色用のインクリボンRが収容されている。
なお、本実施形態の第1印刷テープ312と第2印刷テープ322の基材は、PET(ポリエチレンテレフタレート)基材で構成されている。なお、この他にPE(ポリエチレン)、OPP(延伸ポリプロピレン)などの基材を採用することができる。
また、第1ラベル用テープ311の剥離テープ314、および、第2ラベル用テープ321の剥離テープ324は、本実施形態では、紙基材(不透明)を採用し、粘着層(313,323)側の面にPEをラミネートして構成されている。なお、剥離テープ(314,324)には、この他に、化学パルプを原料としたグラシン紙、PETおよびPEなどを採用することができる。
第1印刷画像G1と第2印刷画像G2の画像作成方法と、第1ラベル310と第2ラベル320のラベル作成方法に関して説明する。
テープ印刷装置1では、第1ラベル用テープ311に印刷するための第1印刷画像G1と第2ラベル用テープ321に印刷するための第2印刷画像G2とを含めた、全体の印刷画像Gを作成する作成状態(作成モード)である印刷画像作成モードを備えている。そして、この作成モードに切り換える指示(印刷画像作成指示)を行なう指示部として、印刷画像作成キーを設けている。
このため、テープ印刷装置1は、印刷画像作成キーの操作(印刷画像作成指示)が行なわれた場合、印刷画像作成モードに切り換え、合成ラベル300を作成するための全体の印刷画像Gの設定(入力)を行なうことができる。
また、テープ印刷装置1では、上述の印刷画像作成モードで作成した全体の印刷画像Gに対して、第1ラベル用テープ311に印刷するための第1印刷画像G1を編集する編集状態(編集モード)である第1テープ編集モードと、第2ラベル用テープ321に印刷するための第2印刷画像G2を編集する編集状態(編集モード)である第2テープ編集モードとを備えている。そして、この第1テープ編集モードと第2テープ編集モードとを切り換える指示(改テープ指示)を行なう指示部として、改テープキーを設けている。
このため、改テープキーの操作(改テープ指示)が行なわれた場合、印刷画像作成モードから第1テープ編集モードに切り換え、第1印刷画像G1における種々の設定を行なうことができる。次に、改テープキーの操作が行なわれた場合、第1テープ編集モードから第2テープ編集モードに切り換え、第2印刷画像G2における種々の設定を行なうことができる。
本実施形態の画像作成方法は、最初に、印刷画像作成キーの操作で、印刷画像作成モードに切り換え、合成ラベル300を作成するための全体の印刷画像Gを作成する。その後、改テープキーの操作で、各テープの編集モードに順次切り換えながら、各印刷画像(G1,G2)の編集を行なう。言い換えれば、全体の印刷画像(基礎となる画像)Gを作成した後、印刷画像Gを第1印刷画像G1と第1印刷画像G1以外の第2印刷画像G2とに複数に分割して編集を行なう。
図4(a)に示すように、本実施形態の印刷画像Gは、2つの印刷画像(第1印刷画像G1、第2印刷画像G2)から構成され、「ピアノ教室 ♪♪ 生徒募集」の印刷情報を表わしている。詳細には、印刷画像Gは、第1印刷画像G1としての文字(キャラクタ)列「ピアノ教室」からなる印刷画像G11と、文字列「生徒募集」からなる印刷画像G12とで構成される。また、第2印刷画像G2としての文字列「 ♪♪ 」からなる印刷画像G21で構成される。
図5は、画像作成方法を説明する図であり、図5(a)は、第1印刷画像の範囲設定を示す図であり、図5(b)は、第1ラベル用テープのテープ幅の設定を示す図であり、図5(c)は、第1ラベル用テープのハーフカット長さの設定を示す図であり、図5(d)は、第2印刷画像の範囲設定を示す図であり、図5(e)は、第2ラベル用テープのテープ幅の設定を示す図であり、図5(f)は、第2ラベル用テープのハーフカット長さの設定を示す図である。図5を参照して、画像作成方法に関して説明する。
ユーザは、最初に、第1ラベル用テープ311(第1ラベル用テープ311を収容するテープカートリッジC)をテープ印刷装置1に装着する。そして、印刷画像作成キーを押す。印刷画像作成キーが押された場合、テープ印刷装置1は、全体印刷画像作成モードに入る。そして、ユーザは、キーボード3からの操作を行ない、合成ラベル300を構成する各ラベル(第1ラベル310、第2ラベル320)に印刷するための、全体の印刷画像Gを入力する。本実施形態では、図4(a)に示すように、印刷画像Gとなる文字(キャラクタ)列「ピアノ教室 ♪♪ 生徒募集」を入力する。
印刷画像Gとなる文字列「ピアノ教室 ♪♪ 生徒募集」を入力した後、改テープキーを押す。改テープキーが押された場合、テープ印刷装置1は、第1テープ編集モードに切り換える。そして、本実施形態のテープ印刷装置1では、改テープキーが押された時点で、第1ラベル用テープ311に印刷する第1印刷画像G1の範囲の設定画面をディスプレイ4の表示画面41に表示する。そのため、ユーザは、第1印刷画像G1の範囲をカーソルキーおよびシフトキーでの指示により入力する。本実施形態では、図5(a)に示すように、印刷画像G11「ピアノ教室」と印刷画像G12「生徒募集」の範囲(図中、グレーで表示)を指示設定することになる。
第1印刷画像G1の範囲設定が終了すると、テープ印刷装置1は、図5(b)に示すように、第1ラベル用テープ311のテープ幅(以降、第1テープ幅W1と称す)の入力画面を表示する。この場合、テープ印刷装置1は、第1テープ幅W1の候補を表示画面41に表示する。なお、第1ラベル用テープ311の第1テープ幅W1は、所定のテープ幅として、本実施形態では、4・6・9・12・18・24・36mmの7種類の幅を設定できるようにしている。従って、テープ印刷装置1は、第1テープ幅W1の候補として上記各幅を表示画面41に表示する。そのため、ユーザは、いずれかの第1テープ幅W1を選択して指定する。本実施形態では、第1テープ幅W1として18mmを選択(図中、グレーで表示)することになる。
第1テープ幅W1の選択(指定)が終了すると、テープ印刷装置1は、第1ラベル用テープ311のハーフカット長さ(ハーフカット領域B(B1)の長さ:以降、第1ハーフカット長さH1と称す)の入力画面を表示するため、ユーザは、第1ハーフカット長さH1を数値で入力する。なお、ハーフカット長さは、本実施形態では、図5(c)に示すように、10mmから20mmの間で1mm単位で設定(入力)できる。なお、本実施形態では、第1ハーフカット長さH1として10mmを入力する。なお、図5(c)では、入力された第1ハーフカット長さH1を、グレーで表示している。本実施形態では、10mmから20mmの間で1mm単位でハーフカット長さを設定しているが、これに限られるものではなく、適宜、ハーフカット長さや、設定の単位を変更することができる。
このような手順で編集を行ない、編集が完了した場合、第1テープ編集モードを終了させるために、改テープキーを押す。この操作により、テープ印刷装置1は、第1テープ編集モードを解除して、第2テープ編集モードに切り換える。
第1テープ編集モードから第2テープ編集モードに切り換えた場合、第1テープ編集モードでの第1印刷画像G1の設定と同様の手順で、第2印刷画像G2の設定を行なうことになる。
第2テープ編集モードに切り換えた場合、テープ印刷装置1は、第2ラベル用テープ321に印刷する第2印刷画像G2の範囲の設定画面を表示する。そのため、ユーザは、第2印刷画像G2の範囲をカーソルキーおよびシフトキーでの指示により入力する。本実施形態では、図5(d)に示すように、印刷画像G21「 ♪♪ 」の範囲(図中、グレーで表示)を設定することになる。
また、第2印刷画像G2の範囲設定が終了すると、テープ印刷装置1は、図5(e)に示すように、第2ラベル用テープ321のテープ幅(以降、第2テープ幅W2と称す)の候補を表示する。なお、第2ラベル用テープ321の第2テープ幅W2は、所定のテープ幅として、第1テープ幅W1以下のテープ幅を使用する仕様としているため、テープ印刷装置1は、第2テープ幅W2の候補として、第1テープ幅W1として設定されたテープ幅以下のテープ幅を表示画面41に表示する。本実施形態では、第1テープ編集モードで、第1テープ幅W1として設定されたテープ幅18mm以下のテープ幅となる4・6・9・12・18mmの5種類が候補として表示される。そのため、ユーザは、いずれかの第2テープ幅W2を選択して指定する。本実施形態では、第2テープ幅W2として18mmを選択(図中、グレーで表示)することになる。
また、第2テープ幅W2の選択(指定)が終了すると、テープ印刷装置1は、第2ラベル用テープ321のハーフカット長さ(ハーフカット領域B(B2)の長さ:以降、第2ハーフカット長さH2と称す)の入力画面を表示するため、ユーザは、第2ハーフカット長さH2を数値で入力する。なお、第2ハーフカット長さH2は、第1ハーフカット長さH1より長いハーフカット長さを使用する仕様としているため、本実施形態では、図5(f)に示すように、第2ハーフカット長さH2として15mmを入力する。なお、図5(f)では、入力された第2ハーフカット長さH2を、グレーで表示している。なお、第2ハーフカット長さH2が、第1ハーフカット長さH1以下で入力された場合には、第1ハーフカット長さH1より長い(大きい)数値を入力するように表示画面41に表示する。
このような手順で編集を行ない、編集が完了した場合、第2テープ編集モードを終了させるために、再度、改テープキーを押す。この操作により、テープ印刷装置1は、第2テープ編集モードを解除して、第1テープ編集モードに切り換える。以上で編集を終了する。なお、再度、編集を行なう場合には、上述した方法で行なうことができる。
なお、テープ印刷装置1は、第1ハーフカット長さH1と第2ハーフカット長さH2を設定する設定部を有している。この設定部は、上述したように、編集モード(第1テープ編集モード、第2テープ編集モード)を動作させることにより構築されている。そして、第1テープ編集モードの動作により、第1ハーフカット長さH1を設定し、第2テープ編集モードの動作により、第2ハーフカット長さH2を設定している。詳細には、設定部は、制御部200(CPU210)の制御により、ROM220に記憶するプログラムを実行(編集モードの実行)することで、ディスプレイ4にハーフカット長さの設定を促す表示を行なう。そして、操作部11からの入力信号で、制御部200がハーフカット長さを認識(設定)する。また、第2ハーフカット長さH2の設定において、第1ハーフカット長さH1の設定値よりも長くなるように設定させる動作(制御)を行なう。
上記のように編集した後、ユーザは、印刷キーを操作することにより、テープ印刷装置1は、第1ラベル用テープ311に上述の第1印刷画像G1(G11,G12)を印刷して第1ラベル310を作成する。なお、印字開始時には、設定された第1ハーフカット長さH1(10mm)分がテープ送り部120によりテープ送りされ、第1ラベル用テープ311の長手方向の外形側端から10mmの位置でハーフカッタ134が動作してハーフカットが行なわれる。そして、余白部分が送られた後、印刷を開始する。印刷終了時には、余白部分が送られてハーフカットが行なわれ、継続して第1ハーフカット長さH1(10mm)分がテープ送りされた後、フルカッタ132が動作してフルカットが行なわれる。その後、印刷が終了した第1ラベル用テープ311(第1ラベル310)がテープ排出口22から外部に排出される。
次に、ユーザは、第2ラベル用テープ321(第2ラベル用テープ321を収容するテープカートリッジC)をテープ印刷装置1に装着し、改テープキーを押す。それにより、テープ印刷装置1は、第2テープ編集モードに切り換え、ユーザによる印刷キーの操作により、第2ラベル用テープ321に上述の第2印刷画像G2(G21)を印刷して第2ラベル320を作成する。なお、印字開始時には、設定された第2ハーフカット長さH2(15mm)分がテープ送り部120によりテープ送りされ、第2ラベル用テープ321の長手方向の外形側端から15mmの位置でハーフカッタ134が動作してハーフカットが行なわれる。そして、印刷を開始する。印刷終了時には、ハーフカットが行なわれ、継続して第2ハーフカット長さH2(15mm)分がテープ送りされた後、フルカッタ132が動作してフルカットが行なわれる。その後、印刷が終了した第2ラベル用テープ321(第2ラベル320)がテープ排出口22から外部に排出される。
以上により、図4(b)に示すように、第1ラベル用テープ311に、第1印刷画像G1(G11,G12)「ピアノ教室 生徒募集」が印刷された第1ラベル310が作成される。一例として、第1印刷画像G1の印刷は、青色で印刷されている。また、図4(c)に示すように、第2ラベル用テープ321に、第2印刷画像G2(G21)「 ♪♪ 」が印刷された第2ラベル320が作成される。一例として、第2印刷画像G2の印刷は、緑色で印刷されている。
また、第1ラベル310、第2ラベル320は、長手方向の長さL(各々のハーフカット領域B(B1,B2)およびラベル領域A(A1,A2)を含めた長さ)が略同一で、幅も略同一のラベルとなる。なお、第1ラベル310の作成時に、余白部分を送るのは、第1ラベル310の長手方向の長さLと、第2ラベル320の長手方向の長さLとを略同一とするための調整量としての送りである。なお、第2ラベル320の第2ハーフカット長さH2は15mmであり、第1ハーフカット長さH1は10mmであるため、第2ラベル320のラベル領域A2は、第1ラベル310のラベル領域A1の長手方向の長さより両側が約5mmずつ短くなっている。
また、図4(b)に示す第1ラベル310におけるハーフカットに関して説明する。
ハーフカッタ134によるハーフカットは、最初に、第1印刷テープ312の表面(印刷面)から切り込みが行なわれ、次に、第1印刷テープ312と粘着層313が切断され、最後に、剥離テープ314の一部に切り込みが入った状態となり終了する。このハーフカットは、図4(c)に示す第2ラベル320においても同様となる。
図6は、合成ラベルの説明図であり、図6(a)は、第1ラベルに第2ラベルを貼付した場合の合成ラベルの平面図および断面図であり、図6(b)は、図6(a)の合成ラベルから第1ラベルの剥離テープを剥離した場合の合成ラベルの平面図および断面図である。図6を参照して、合成ラベル300の作成方法に関して説明する。
ユーザは、第1ラベル310(ハーフカット領域B1を有している状態)上面に、第2ラベル320(ハーフカット領域B2を有している状態)を載置し、第2ラベル320の長手方向の両側の外形側端を、第1ラベル310の長手方向の両側の外形側端を基準として位置合わせして、第2ラベル320の剥離テープ324を剥離して第2ラベル320を第1ラベル310に貼付する。
なお、第2ラベル320の長手方向の両側の外形側端を第1ラベル310の長手方向の両側の外形側端を基準として位置合わせする場合、本実施形態では、第1ラベル310と第2ラベル320とのテープ幅W1,W2が18mmで略同一となるため、第1ラベル310の長手方向の外形側端を基準として位置合わせするとともに、第1ラベル310の幅方向の両側の外形側端を基準として位置合わせすることができる。
また、第2ラベル320を第1ラベル310に貼付する場合、第2ラベル320の位置合わせした一方の端部を指などで押さえ、他方のハーフカット領域B2を含めて剥離テープ324をラベル領域A2にかかる程度まで剥がす。剥がされることによりラベル領域A2の一部が粘着層323を露出する状態となっている。その露出した粘着層323部分を第1ラベル310に貼付する。その後、残りの剥離テープ324を第2ラベル320から剥ぎ取る。このとき、剥ぎ取られた剥離テープ324には、一方のハーフカット領域B2(第2印刷テープ322、粘着層323)も一緒に剥ぎ取られることになる。その状態で、剥ぎ取った残りのラベル領域A2を第1ラベル310に貼付する。この一連の動作により、第2ラベル320のラベル領域A2を第1ラベル310のラベル領域A1に貼付でき、図6(a)に示す合成ラベル300が完成する。
この合成ラベル300により、第1ラベル310に印刷された印刷画像G1(G11,G12)が第2ラベル320の透明な第2印刷テープ322を介して透過され、第2ラベル320に印刷された印刷画像G2(G21)と合成されることにより、印刷画像Gとして構成され、視認することができる。
なお、図6(a)に示す合成ラベル300は、第1ラベル310にハーフカット領域B1を含んだ状態となっている。なお、この状態の合成ラベル300を合成ラベル300Aとする。ユーザは、この状態の合成ラベル300Aを、ユーザの所望する貼付面(例えば、壁面)に貼付する場合、合成ラベル300Aから第1ラベル310のハーフカット領域B1および剥離テープ314を剥ぎ取る。これにより、図6(b)に示す状態となる。この状態の合成ラベル300を合成ラベル300Bとする。ユーザは、この合成ラベル300Bを壁面に貼付することになる。
なお、図6(a)、(b)に示すように、合成ラベル300(300A,300B)において、第2ラベル320のラベル領域A2の長手方向の両側の外形側端は、第1ラベル310のラベル領域A1の長手方向の両側の外形側端から内側に各々約5mm入った位置で貼付された形態となる。
上述した、実施形態によれば以下の効果が得られる。
(1)本実施形態のテープ印刷装置1によれば、第1ラベル310および第2ラベル320に形成するハーフカット領域B(B1,B2)を含めた長手方向の長さLが第1ラベル310および第2ラベル320で略同一としている。そして、第2ハーフカット長さが、第1ハーフカット長さより長くなるようにハーフカット領域B2を形成している。これにより、第1ラベル310(ハーフカット領域B1を有している状態)上面に、第2ラベル320(ハーフカット領域B2を有している状態)を載置し、第2ラベル320の長手方向の外形側端を第1ラベル310の長手方向の外形側端に位置合わせし、上述したように第2ラベル320のラベル領域A2を第1ラベル310のラベル領域A1に貼付した場合、第2ラベル320のラベル領域A2の長手方向の外形側端が、第1ラベル310のラベル領域A1の長手方向の外形側端より内側に位置して貼付される形態となる。従って、ユーザが合成ラベル300を作成する際、貼り付けにおいて、多少の位置ズレがある場合にも、第2ラベル320のラベル領域A2の長手方向の外形側端が、第1ラベル310のラベル領域A1の長手方向の外形側端からはみ出ることを低減できる。
また、このような合成ラベル300(300B)を壁面などの被貼付面に貼付した場合、合成ラベル300(300B)の剥がれを低減することができる。
また、このような合成ラベル300(300B)を壁面などに貼付した場合、第2ラベル320のラベル領域A2に塵埃が付着することも低減できる。
(2)本実施形態のテープ印刷装置1によれば、更に、ハーフカット領域B(B1,B2)は、第1ラベル310と第2ラベル320の両端部に相対して形成している。従って、合成ラベル300として、第2ラベル320のラベル領域A2の長手方向の両側の外形側端が、相対する第1ラベル310のラベル領域A1の長手方向の両側の外形側端より内側に位置して(本実施形態では、約5mmずつ内側に位置して)貼付される形態となるため、第2ラベル320のラベル領域A2の長手方向の両側の外形側端が、第1ラベル310のラベル領域A1の長手方向の両側の外形側端からはみ出ることを低減できる。
(3)本実施形態のテープ印刷装置1によれば、第1ハーフカット長さと第2ハーフカット長さを設定する設定部を有したことにより、第2ハーフカット長さ(本実施形態では15mm)を、第1ハーフカット長さ(本実施形態では10mm)よりも長くする設定を容易に行なうことができる。
(4)本実施形態のテープ印刷装置1によれば、第1ラベル用テープ311と第2ラベル用テープ321の長手方向の長さLが略同一である。また、加えて、第1ラベル用テープ311と第2ラベル用テープ321のテープ幅が同一(本実施形態ではテープ幅18mm)に設定されることにより、第1ラベル310に対して第2ラベル320の位置合わせを行なう場合には、第1ラベル310の長手方向の外形側端を基準として、第2ラベル320の長手方向の外形側端を合わせることに加え、第1ラベル310の幅方向の外形側端を基準として、第2ラベル320の幅方向の外形側端を合わせることができるため、位置合わせが更に効率的で精度よく行なえる。従って、合成ラベル300の位置ズレおよび貼りズレが低減できる。
(5)本実施形態では、第1ラベル用テープ311の上面に、透明な第2印刷テープ322で構成される第2ラベル用テープ321を貼付する。これにより、被貼付ラベルとなる第1ラベル310に印刷される印刷画像G1や地色を透明な第2印刷テープ322を介して透過させて使用することができ、合成ラベル300の使い勝手の自由度を向上させることができる。また、印刷画像Gの構成の自由度を広げることができる。
(6)本実施形態では、第1ラベル用テープ311の上面に、透明な第2印刷テープ322で構成される第2ラベル用テープ321を貼付する。これにより、第2ラベル用テープ321の長手方向の外形側端を用いて第1ラベル310との位置合わせを行なうのみでなく、第2印刷テープ322を介して透過する第1ラベル310の第1ラベル用テープ311に印刷された第1印刷画像G1を視認しながら位置合わせすることもできるため、位置合わせの精度が向上する。
(7)本実施形態では、第1ラベル用テープ311の上面に、透明な第2印刷テープ322で構成される第2ラベル用テープ321を貼付する。また、第1ラベル用テープ311と第2ラベル用テープ321のテープ幅とテープ長さが略同一に設定できることも踏まえ、第2ラベル320により、第1ラベル310に印刷された第1印刷画像G1を覆う形態となるため、印刷された第1印刷画像G1の耐磨耗性や耐擦傷性を向上させることができる。
(8)本実施形態のテープ印刷装置1によれば、装着部6に第1ラベル用テープ311を装着して、印刷部12により第1印刷画像G1を印刷する。また、同様に、装着部6に第2ラベル用テープ321を装着して、印刷部12により第2印刷画像G2を印刷する。これにより、第1ラベル310と、第2ラベル320が作成できるテープ印刷装置が実現する。また、本実施形態のテープ印刷装置1により、第1ラベル310と第2ラベル320の各印刷画像(G1,G2)の作成と、第1ラベル310と第2ラベル320のラベルの作成が1つのテープ印刷装置1で行なえる。
(9)本実施形態のテープ印刷装置1によれば、合成ラベル300の全体の印刷画像Gが、ディスプレイ4に表示されることにより確認でき、また、第1ラベル310、第2ラベル320の作成の前に編集して確認できることにより、不本意な合成画像となる場合、編集し直して改めて確認後に、印刷して作成ができるので、ラベル(テープ)の無駄を削減できる。
(10)本実施形態のテープ印刷装置1によれば、ハーフカット長さ(H1,H2)を異ならせることができるため、合成ラベル300を作成するための、第1ラベル310および第2ラベル320を作成するテープ印刷装置1としての機能の拡充を図ることができる。
(第2実施形態)
図7は、第2実施形態に係る第1ラベル、第2ラベルおよび第3ラベルの説明図であり、図7(a)は、ラベルに印刷するための全体の印刷画像を示す図であり、図7(b)は、第1ラベルの平面図および断面図であり、図7(c)は、第2ラベルの平面図および断面図であり、図7(d)は、第3ラベルの平面図および断面図である。図7を参照して、ラベルの作成方法、ラベルの構成などを説明する。
本実施形態と、前述した第1実施形態との異なる部分を説明する。第1実施形態では、印刷画像Gが2つの印刷画像(第1印刷画像G1、第2印刷画像G2)から構成されていたが、本実施形態では、印刷画像Gが3つの印刷画像(第1印刷画像G1、第2印刷画像G2、第3印刷画像G3)から構成されている。なお、本実施形態では、第2印刷画像G2と第3印刷画像G3とが、全体の印刷画像(基礎となる画像)Gを分割した際の、第1印刷画像G1以外の第2印刷画像(総称している)となる。
また、第1実施形態では、この印刷画像Gにより、2つのラベル(第1印刷画像G1が印刷された第1ラベル310、第2印刷画像G2が印刷された第2ラベル320)を作成している。そして、第1ラベル310上面に第2ラベル320を貼付して、合成ラベル300を作成している。しかし、本実施形態では、3つのラベル(第1ラベル510、第2ラベル520、第3ラベル530)を作成する。詳細には、第1印刷画像G1を第1ラベル用テープ511に印刷して第1ラベル510を作成し、第2印刷画像G2を第2ラベル用テープ521に印刷して第2ラベル520を作成し、第3印刷画像G3を第3ラベル用テープ531に印刷して第3ラベル530を作成する。そして、第1ラベル510をベースとして、第1ラベル510の上面に第2ラベル520を貼付し、次に、第2ラベル520の上面に第3ラベル530を貼付することで、新たなラベルとしての合成ラベル500を作成する。
図7(a)に示すように、本実施形態の印刷画像Gは、3つの印刷画像(第1印刷画像G1、第2印刷画像G2、第3印刷画像G3)から構成され、「ピアノ教室 生徒募集 7月7日(土) 受付開始」の印刷情報を表わしている。詳細には、印刷画像Gは、第1印刷画像G1としての文字列「ピアノ教室 生徒募集」からなる印刷画像G11と、第2印刷画像G2としての文字列「7月7日(土)」からなる印刷画像G21と、第3印刷画像G3としての文字列「受付開始」からなる印刷画像G31とで構成される。
図7(b)に示すように、第1ラベル用テープ511は、裏面に粘着層513が設けられた第1印刷テープ512と、この粘着層513を覆う剥離テープ514とで構成されている。なお、第1印刷テープ512の表面に第1印刷画像G1が印刷される。例えば、第1印刷テープ512として、テープ幅24mm、テープ厚さ0.15mm、テープ地色は白地のテープを使用し、第1ラベル用テープ511を収容するテープカートリッジCには、青色用のインクリボンRが収容されている。
図7(c)に示すように、第2ラベル用テープ521は、裏面に粘着層523が設けられた第2印刷テープ522と、この粘着層523を覆う剥離テープ524とで構成されている。なお、第2印刷テープ522の表面に第2印刷画像G2が印刷される。例えば、第2印刷テープ522として、テープ幅12mm、テープ厚さ0.15mm、テープ地色は黄色のテープを使用し、第2ラベル用テープ521を収容するテープカートリッジCには、黒色用のインクリボンRが収容されている。ここで、第2ラベル用テープ521のテープ幅は、第1ラベル用テープ511のテープ幅より小さく設定している。
図7(d)に示すように、第3ラベル用テープ531は、裏面に粘着層533が設けられた第3印刷テープ532と、この粘着層533を覆う剥離テープ534とで構成されている。なお、第3印刷テープ532の表面に第3印刷画像G3が印刷される。例えば、第3印刷テープ532として、テープ幅12mm、テープ厚さ0.15mm、テープ地色は透明のテープを使用し、第3ラベル用テープ531を収容するテープカートリッジCには、緑色用のインクリボンRが収容されている。ここで、第3ラベル用テープ531のテープ幅は、第2ラベル用テープ521のテープ幅と同一に設定している。
また、各印刷テープ(512,522,532)の基材は、第1実施形態と同様に、PET(ポリエチレンテレフタレート)基材で構成されている。また、各剥離テープ(514,524,534)は、第1実施形態と同様に、紙基材(不透明)を採用し、粘着層側の面にPEをラミネートして構成されている。
また、第1ラベル510、第2ラベル520および第3ラベル530は、第1実施形態と同様に、長手方向の両端部に各々ハーフカットが形成された形態となっている。そして、第1ラベル510、第2ラベル520および第3ラベル530において、第1実施形態と同様に、長手方向の外形側端からハーフカット位置までをハーフカット長さとし、外形側端からハーフカット位置までの囲まれた領域をハーフカット領域B(B1,B2,B3)としている。
また、第1印刷画像G1、第2印刷画像G2および第3印刷画像G3が実際に印刷される領域をラベル領域A(A1,A2,A3)としている。従って、このハーフカット領域Bが第1ラベル510、第2ラベル520および第3ラベル530の両端部に設けられ、ラベル領域Aは、ハーフカット領域Bに囲まれた形態となる。また、第1ラベル510、第2ラベル520および第3ラベル530の長手方向の長さLは、ハーフカット長さや印刷画像範囲などを含めて、略同一の長さに設定されている。
第1印刷画像G1、第2印刷画像G2および第3印刷画像G3の画像作成方法と、第1ラベル510、第2ラベル520および第3ラベル530のラベル作成方法に関して説明する。
本実施形態のテープ印刷装置10は、図3のブロック図で示したと同様に各部が構成される。そして、テープ印刷装置10は、第1実施形態のテープ印刷装置1と同様に、全体の印刷画像Gを作成する印刷画像作成モードと印刷画像作成キーを設けている。
このため、印刷画像作成キーの操作が行なわれた場合、印刷画像作成モードに切り換え、合成ラベル500を作成するための全体の印刷画像Gの設定(入力)を行なうことができる。
また、テープ印刷装置10では、最初に、テープ編集モードの数を設定することができる。言い換えると、ラベルの数を設定することができる。本実施形態では、3つのテープ編集モード(後述する第1テープ編集モード、第2テープ編集モード、第3テープ編集モード)を設定することになる。従って、3つのラベルを作成するように設定する。
それにより、テープ印刷装置10は、上述の印刷画像作成モードで作成した全体の印刷画像Gに対して、設定により、第1テープ編集モードと第2テープ編集モードと第3テープ編集モードとを備えることになる。そして、この第1テープ編集モードと第2テープ編集モードと第3テープ編集モードとを順次切り換える指示(改テープ指示)を行なう指示部として、第1実施形態のテープ印刷装置1と同様に、改テープキーを設けている。改テープキーの操作によるテープ印刷装置10の動作は、第1実施形態と同様である。
本実施形態の画像作成方法は、第1実施形態と同様に、最初に、印刷画像作成キーの操作で、印刷画像作成モードに切り換え、合成ラベル500を作成するための全体の印刷画像Gを作成する。その後、設定された編集モードの数に対応して、改テープキーの操作で、各テープの編集モードに順次切り換えながら、各印刷画像(G1,G2,G3)の編集を行なう。言い換えれば、全体の印刷画像(基礎となる画像)Gを作成した後、印刷画像Gを第1印刷画像G1と第1印刷画像G1以外の第2印刷画像(本実施形態では、第2印刷画像G2と第3印刷画像G3)に複数に分割して編集を行なう。
図8は、画像作成方法を説明する図であり、図8(a)は、第1印刷画像の範囲設定を示す図であり、図8(b)は、第1ラベル用テープのテープ幅の設定を示す図であり、図8(c)は、第1ラベル用テープのハーフカット長さの設定を示す図であり、図8(d)は、第2印刷画像の範囲設定を示す図であり、図8(e)は、第2ラベル用テープのテープ幅の設定を示す図であり、図8(f)は、第2ラベル用テープのハーフカット長さの設定を示す図であり、図8(g)は、第3印刷画像の範囲設定を示す図であり、図8(h)は、第3ラベル用テープのテープ幅の設定を示す図であり、図8(i)は、第3ラベル用テープのハーフカット長さの設定を示す図である。図8を参照して、画像作成方法に関して説明する。
ユーザは、最初に、第1ラベル用テープ511(第1ラベル用テープ511を収容するテープカートリッジC)をテープ印刷装置10に装着する。そして、印刷画像作成キーを押す。印刷画像作成キーが押された場合、テープ印刷装置10は、全体印刷画像作成モードに入る。そして、キーボード3からの操作を行ない、最初に、全体の印刷画像Gを入力する。本実施形態では、図7(a)に示すように、印刷画像Gとなる文字(キャラクタ)列「ピアノ教室 生徒募集 7月7日(土) 受付開始」を入力する。なお、印刷画像Gとなる文字を入力する際、合成ラベル500の各ラベル(510,520,530)構成を考慮して、改行キーを入力して、文字列「7月7日(土) 受付開始」を2行目に入力する。
その後、改テープキーを押して第1テープ編集モードに切り換える。そして、本実施形態のテープ印刷装置10では、改テープキーが押された時点で、第1ラベル用テープ511に印刷する第1印刷画像G1の範囲の設定画面を表示画面41に表示する。そのため、ユーザは、第1印刷画像G1の範囲をカーソルキーおよびシフトキーにより入力する。本実施形態では、図8(a)に示すように、印刷画像G11「ピアノ教室 生徒募集」の範囲(図中、グレーで表示)を指示設定する。
その後、テープ印刷装置10は、図8(b)に示すように、第1ラベル用テープ311の第1テープ幅W1の入力画面を表示する。この場合、テープ印刷装置10は、第1テープ幅W1の候補を表示画面41に表示する。なお、第1ラベル用テープ511の第1テープ幅W1は、所定のテープ幅として、4・6・9・12・18・24・36mmの7種類の幅を設定できるようにしている。それにより、テープ印刷装置10は、第1テープ幅W1の候補として上記各幅を表示画面41に表示する。そのため、ユーザは、いずれかの第1テープ幅W1を選択して指定する。本実施形態では、第1テープ幅W1として24mmを選択(図中、グレーで表示)する。
その後、テープ印刷装置10は、第1ラベル用テープ511のハーフカット長さ(ハーフカット領域B1の長さ:以降、第1ハーフカット長さH1と称す)の入力画面を表示するため、ユーザは、第1ハーフカット長さH1を数値で入力する。なお、本実施形態では、図8(c)に示すように、ハーフカット長さは、10mmから20mmの間で1mm単位で設定できる。なお、本実施形態では、第1ハーフカット長さH1として10mmを入力する。なお、図8(c)では、入力された第1ハーフカット長さH1を、グレーで表示している。本実施形態では、10mmから20mmの間で1mm単位でハーフカット長さを設定しているが、これに限られるものではなく、適宜、ハーフカット長さや、設定の単位を変更することができる。
このような手順で編集を行ない、編集が完了した場合、第1テープ編集モードを終了させるために、改テープキーを押す。この操作により、テープ印刷装置10は、第1テープ編集モードを解除して、第2テープ編集モードに切り換える。
第2テープ編集モードに切り換えた場合、テープ印刷装置10は、第2ラベル用テープ521に印刷する第2印刷画像G2の範囲の設定画面を表示する。そのため、ユーザは、第2印刷画像G2の範囲をカーソルキーおよびシフトキーにより入力する。本実施形態では、図8(d)に示すように、印刷画像G21「7月7日(土)」の範囲(図中、グレーで表示)を設定する。
その後、テープ印刷装置10は、図8(e)に示すように、第2ラベル用テープ521の第2テープ幅W2の候補を表示する。なお、第2テープ幅W2は、所定のテープ幅として、第1テープ幅W1以下のテープ幅を使用する仕様としているため、テープ印刷装置10は、第2テープ幅W2の候補として、第1テープ幅W1として設定されたテープ幅以下のテープ幅を表示画面41に表示する。本実施形態では、第1テープ編集モードで、第1テープ幅W1として設定されたテープ幅24mm以下のテープ幅となる4・6・9・12・18・24mmの6種類が候補として表示される。そのため、ユーザは、いずれかの第2テープ幅W2を選択して指定する。本実施形態では、第2テープ幅W2として12mmを選択(図中、グレーで表示)する。
その後、テープ印刷装置10は、第2ラベル用テープ521のハーフカット長さ(ハーフカット領域B2の長さ:以降、第2ハーフカット長さH2と称す)の入力画面を表示するため、ユーザは、第2ハーフカット長さH2を数値で入力する。なお、第2ハーフカット長さH2は、第1ハーフカット長さH1より長いハーフカット長さを使用する仕様としているため、本実施形態では、図8(f)に示すように、第2ハーフカット長さH2として15mmを入力する。なお、図8(f)では、入力された第2ハーフカット長さH2を、グレーで表示している。なお、第2ハーフカット長さH2が第1ハーフカット長さH1以下で入力された場合には、第1実施形態と同様に、第1ハーフカット長さH1より長い(大きい)数値を入力するように表示画面41に表示する。
このような手順で編集を行ない、編集が完了した場合、第2テープ編集モードを終了させるために、再度、改テープキーを押す。この操作により、テープ印刷装置10は、第2テープ編集モードを解除して、第3テープ編集モードに切り換える。
第3テープ編集モードに切り換えた場合、テープ印刷装置10は、第3ラベル用テープ531に印刷する第3印刷画像G3の範囲の設定画面を表示する。そのため、ユーザは、第3印刷画像G3の範囲をカーソルキーおよびシフトキーにより入力する。本実施形態では、図8(g)に示すように、印刷画像G31「受付開始」の範囲(図中、グレーで表示)を設定する。
その後、テープ印刷装置10は、図8(h)に示すように、第3ラベル用テープ531の第3テープ幅W3の候補を表示する。なお、第3テープ幅W3は、所定のテープ幅として、第1テープ幅W1以下のテープ幅を使用する仕様としているため、テープ印刷装置10は、第3テープ幅W3の候補として、第1テープ幅W1として設定されたテープ幅以下のテープ幅を表示画面41に表示する。本実施形態では、第1テープ編集モードで、第1テープ幅W1として設定されたテープ幅24mm以下のテープ幅となる4・6・9・12・18・24mmの6種類が候補として表示される。そのため、ユーザは、いずれかの第3テープ幅W3を選択して指定する。本実施形態では、第3テープ幅W3として12mmを選択(図中、グレーで表示)する。
その後、テープ印刷装置10は、第3ラベル用テープ531のハーフカット長さ(ハーフカット領域B3の長さ:以降、第3ハーフカット長さH3と称す)の入力画面を表示するため、ユーザは、第3ハーフカット長さH3を数値で入力する。なお、第3ハーフカット長さH3は、第1ハーフカット長さH1より長い(大きい)ハーフカット長さを使用する仕様としているため、本実施形態では、図8(i)に示すように、第3ハーフカット長さH3として17mmを入力する。なお、図8(i)では、入力された第3ハーフカット長さH3を、グレーで表示している。なお、第3ハーフカット長さH3が第1ハーフカット長さH1以下で入力された場合には、第1ハーフカット長さH1より長い(大きい)数値を入力するように表示画面41に表示する。
このような手順で編集を行ない、編集が完了した場合、第3テープ編集モードを終了させるために、再度、改テープキーを押す。この操作により、テープ印刷装置10は、第3テープ編集モードを解除して、第1テープ編集モードに切り換える。
なお、テープ印刷装置10は、第1実施形態と同様に、第1ハーフカット長さH1と第2ハーフカット長さH2と第3ハーフカット長さH3を設定する設定部を有している。この設定部は、上述したように、編集モード(第1テープ編集モード、第2テープ編集モード、第3テープ編集モード)を動作させることにより構築されている。
上記のように編集した後、ユーザは、印刷キーを操作することにより、テープ印刷装置10は、第1ラベル用テープ511に上述の第1印刷画像G1(G11)を印刷して第1ラベル510を作成する。なお、印字開始時には、設定された第1ハーフカット長さH1(10mm)分がテープ送りされ、第1ラベル用テープ511の長手方向の外形側端から10mmの位置でハーフカットが行なわれる。そして、余白部分が送られた後、印刷を開始する。印刷終了時には、余白部分が送られてハーフカットが行なわれ、継続して第1ハーフカット長さH1(10mm)分がテープ送りされた後、フルカットが行なわれる。その後、印刷が終了した第1ラベル用テープ511(第1ラベル510)がテープ排出口22から外部に排出される。
次に、ユーザは、第2ラベル用テープ521(第2ラベル用テープ521を収容するテープカートリッジC)をテープ印刷装置10に装着し、改テープキーを押す。それにより、テープ印刷装置10は、第2テープ編集モードに切り換え、ユーザの印刷キーの操作により、第2ラベル用テープ521に上述の第2印刷画像G2(G21)を印刷して第2ラベル520を作成する。なお、印字開始時には、設定された第2ハーフカット長さH2(15mm)分がテープ送りされ、第2ラベル用テープ521の長手方向の外形側端から15mmの位置でハーフカットが行なわれる。そして、余白部分が送られた後、印刷を開始する。印刷終了時には、余白部分が送られてハーフカットが行なわれ、継続して第2ハーフカット長さH2(15mm)分がテープ送りされた後、フルカットが行なわれる。その後、印刷が終了した第2ラベル用テープ521(第2ラベル520)がテープ排出口22から外部に排出される。
次に、ユーザは、第3ラベル用テープ531(第3ラベル用テープ531を収容するテープカートリッジC)をテープ印刷装置10に装着し、改テープキーを押す。それにより、テープ印刷装置10は、第3テープ編集モードに切り換え、ユーザの印刷キーの操作により、第3ラベル用テープ531に上述の第3印刷画像G3(G31)を印刷して第3ラベル530を作成する。なお、印字開始時には、設定された第3ハーフカット長さH3(17mm)分がテープ送りされ、第3ラベル用テープ531の長手方向の外形側端から17mmの位置でハーフカットが行なわれる。そして、印刷を開始する。印刷終了時には、ハーフカットが行なわれ、継続して第3ハーフカット長さH3(17mm)分がテープ送りされた後、フルカットが行なわれる。その後、印刷が終了した第3ラベル用テープ531(第3ラベル530)がテープ排出口22から外部に排出される。
以上により、図7(b)に示すように、第1ラベル用テープ511に、第1印刷画像G1(G11)「ピアノ教室 生徒募集」が印刷された第1ラベル510が作成される。なお、一例として、第1印刷画像G1の印刷は、青色で印刷されている。また、図7(c)に示すように、第2ラベル用テープ521に、第2印刷画像G2(G21)「7月7日(土)」が印刷された第2ラベル520が作成される。なお、一例として、第2印刷画像G2の印刷は、黒色で印刷されている。また、図7(d)に示すように、第3ラベル用テープ531に、第3印刷画像G3(G31)「受付開始」が印刷された第3ラベル530が作成される。なお、一例として、第3印刷画像G3の印刷は、緑色で印刷されている。
また、第1ラベル510、第2ラベル520および第3ラベル530は、長手方向の長さL(各々のハーフカット領域B(B1,B2,B3)およびラベル領域A(A1,A2,A3)を含めた長さ)が略同一のラベルとなる。また、第2ラベル520、第3ラベル530は、幅も同一のラベルとなる。第1ラベル510、第2ラベル520の作成時に、余白部分を送るのは、各ラベル510,520,530の長手方向の長さLを略同一とするための調整量としての送りである。
なお、第2ラベル520の第2ハーフカット長さH2は15mmであり、第1ハーフカット長さH1は10mmであるため、第2ラベル520のラベル領域A2は、第1ラベル510のラベル領域A1の長手方向の長さより両側が約5mmずつ短くなっている。また、第3ラベル530の第3ハーフカット長さH3は17mmであり、第1ハーフカット長さH1は10mmであるため、第3ラベル530のラベル領域A3は、第1ラベル510のラベル領域A1の長手方向の長さより両側が約7mmずつ短くなっている。また、第2ハーフカット長さH2は15mmであるため、第3ラベル530のラベル領域A3は、第2ラベル520のラベル領域A2の長手方向の長さより両側が約2mmずつ短くなっている。
なお、本実施形態におけるハーフカッタ134の動作による各ラベル(510,520,530)への切り込み方法は、第1実施形態と同様となる。
図9は、合成ラベルの説明図であり、図9(a)は、第1ラベルに第2ラベルを貼付した場合の合成ラベルの平面図および断面図であり、図9(b)は、図9(a)の合成ラベルに第3ラベルを貼付した場合の合成ラベルの平面図および断面図であり、図9(c)は、図9(b)から第1ラベルの剥離テープを剥離した場合の合成ラベルの平面図および断面図である。図9を参照して、合成ラベル500の作成方法に関して説明する。
ユーザは、第1ラベル510(ハーフカット領域B1を有している状態)上面に、第2ラベル520(ハーフカット領域B2を有している状態)を載置し、第2ラベル520の長手方向の両側の外形側端を第1ラベル510の長手方向の両側の外形側端を基準として位置合わせして、第2ラベル520の剥離テープ524を剥離して第2ラベル520を第1ラベル510に貼付する(図9(a)に示す状態)。
なお、第2ラベル520の長手方向の外形側端を第1ラベル510の長手方向の外形側端を基準として位置合わせする場合、本実施形態では、第1ラベル510の幅方向の下側側端を基準として、第2ラベル520の幅方向の下側側端を位置合わせすることができる。
次に、ユーザは、図9(a)に示す状態から、第2ラベル520のラベル領域A2の上面に、第3ラベル530(ハーフカット領域B3を有している状態)を載置し、第3ラベル530の長手方向の両側の外形側端を第1ラベル510の長手方向の両側の外形側端を基準として位置合わせして、第3ラベル530の剥離テープ534を剥離して第3ラベル530を第2ラベル520のラベル領域A2に貼付する(図9(b)に示す状態)。
なお、第3ラベル530の長手方向の外形側端を第1ラベル510の長手方向の外形側端を基準として位置合わせする場合、本実施形態では、第2ラベル520のテープ幅と第3ラベル530のテープ幅を同一にしているため、第2ラベル520の幅方向の両側の外形側端を基準として、第3ラベル530の幅方向の両側の外形側端を位置合わせすることができる。
また、第2ラベル520を第1ラベル510に貼付する場合、第2ラベル520の位置合わせした一方の端部を指などで押さえ、他方のハーフカット領域B2を含めて剥離テープ524をラベル領域A2にかかる程度まで剥がす。剥がされることによりラベル領域A2の一部が粘着層523を露出する状態となっている。その露出した粘着層523部分を第1ラベル510に貼付する。その後、残りの剥離テープ524を第2ラベル520から剥ぎ取る。このとき、剥ぎ取られた剥離テープ524には、一方のハーフカット領域B2(第2印刷テープ522、粘着層523)も一緒に剥ぎ取られることになる。その状態で、剥ぎ取った残りのラベル領域A2を第1ラベル510に貼付する。この一連の動作により、第2ラベル520のラベル領域A2を第1ラベル510のラベル領域A1に貼付でき、図9(a)に示す合成ラベル500の前段階が完成する。
次に、ユーザが、第3ラベル530を第2ラベル520のラベル領域A2に貼付する場合も、上述したと同様の手順により行なうことで、第3ラベル530のラベル領域A3を第2ラベル520のラベル領域A2に貼付でき、図9(b)に示す合成ラベル500が完成する。
この合成ラベル500により、第1ラベル510に印刷された印刷画像G1(G11)「ピアノ教室 生徒募集」の下の行に対応して第2ラベル520が貼付され、第2ラベル520に印刷された印刷画像G2(G21)「7月7日(土)」と合成される。また、第2ラベル520に貼付された第3ラベル530によって、印刷画像G2(G21)「7月7日(土)」と同じ行に、第3ラベル530に印刷された印刷画像G3(G31)「受付開始」が合成される。このとき、印刷画像G2(G21)は、透明な第3印刷テープ532を透過する。以上により、印刷画像G1,G2,G3が合成されて、全体の印刷画像Gが構成され、視認することができる。
図9(b)に示す合成ラベル500は、第1ラベル510にハーフカット領域B1を含んだ状態となっている。なお、この状態の合成ラベル500を合成ラベル500Aとする。ユーザは、この状態の合成ラベル500Aを、ユーザの所望する貼付面(例えば、壁面)に貼付する場合、合成ラベル500Aから第1ラベル510のハーフカット領域B1および剥離テープ514を剥ぎ取る。これにより、図9(c)に示す状態となる。この状態の合成ラベル500を合成ラベル500Bとする。ユーザは、この合成ラベル500Bを壁面に貼付することになる。
なお、図9(b)、(c)に示すように、合成ラベル500(500A,500B)において、第2ラベル520のラベル領域A2の長手方向の両側の外形側端は、第1ラベル510のラベル領域A1の長手方向の両側の外形側端から内側に各々約5mm入った位置で貼付された形態となる。また、第3ラベル530のラベル領域A3の長手方向の両側の外形側端は、第1ラベル510のラベル領域A1の長手方向の両側の外形側端から内側に各々約7mm入った位置で貼付された形態となる。なお、第3ラベル530のラベル領域A3の長手方向の両側の外形側端は、第2ラベル520のラベル領域A2の長手方向の両側の外形側端から内側に各々約2mm入った位置で貼付された形態となる。
上述した実施形態によれば以下の効果が得られる。
(1)本実施形態のテープ印刷装置10によれば、第1ラベル510、第2ラベル520および第3ラベル530に形成するハーフカット領域B(B1,B2,B3)を含めた長手方向の長さLが各ラベル510,520,530で略同一としている。そして、第2ハーフカット長さ、第3ハーフカット長さが、第1ハーフカット長さより長くなるようにハーフカット領域B2,B3を形成している。これにより、第1ラベル510(ハーフカット領域B1を有している状態)上面に、第2ラベル520(ハーフカット領域B2を有している状態)を載置し、第1ラベル510の長手方向の外形側端を基準に、第2ラベル520の長手方向の外形側端を位置合わせして、第2ラベル520のラベル領域A2を第1ラベル510のラベル領域A1に貼付した場合、第2ラベル520のラベル領域A2の長手方向の外形側端が、第1ラベル510のラベル領域A1の長手方向の外形側端より内側に位置して貼付される形態となる。また、同様に、第2ラベル520のラベル領域A2の上面に、第3ラベル530(ハーフカット領域B3を有している状態)を載置し、第1ラベル510の長手方向の外形側端を基準に、第3ラベル530の長手方向の外形側端を位置合わせして、第3ラベル530のラベル領域A3を第2ラベル520のラベル領域A2に貼付した場合、第3ラベル530のラベル領域A3の長手方向の外形側端が、第2ラベル520のラベル領域A2の長手方向の外形側端より内側に位置して貼付される形態となる。これにより、第3ラベル530のラベル領域A3の長手方向の外形側端が、第1ラベル510のラベル領域A1の長手方向の外形側端より内側に位置して貼付される形態となる。従って、ユーザが合成ラベル500を作成する際、貼り付けにおいて、多少の位置ズレがある場合にも、第2ラベル520のラベル領域A2および第3ラベル530のラベル領域A3の長手方向の外形側端が、第1ラベル510のラベル領域A1の長手方向の外形側端からはみ出ることを低減することができる。
また、このような合成ラベル500(500B)を壁面などの被貼付面に貼付した場合、合成ラベル500(500B)の剥がれを低減することができる。
また、このような合成ラベル500(500B)を壁面などに貼付した場合、第2ラベル520のラベル領域A2や、第3ラベル530のラベル領域A3に塵埃が付着することも低減できる。
(2)本実施形態のテープ印刷装置10によれば、更に、ハーフカット領域B(B1,B2,B3)は、第1ラベル510と第2ラベル520と第3ラベル530との両端部に相対して形成している。従って、合成ラベル500として、第2ラベル520のラベル領域A2の長手方向の両側の外形側端が、相対する第1ラベル510のラベル領域A1の長手方向の両側の外形側端より内側に位置して(本実施形態では、約5mmずつ内側に位置して)貼付される形態となるため、第2ラベル520のラベル領域A2の長手方向の両側の外形側端が、第1ラベル510のラベル領域A1の長手方向の両側の外形側端からはみ出ることを低減することができる。また、第3ラベル530のラベル領域A3の長手方向の両側の外形側端が、相対する第1ラベル510のラベル領域A1の長手方向の両側の外形側端より内側に位置して(本実施形態では、約7mmずつ内側に位置して)貼付される形態となるため、第3ラベル530のラベル領域A3の長手方向の両側の外形側端が、第1ラベル510のラベル領域A1の長手方向の両側の外形側端からはみ出ることを低減できる。
(3)本実施形態のテープ印刷装置10によれば、第1ハーフカット長さと第2ハーフカット長さと第3ハーフカット長さとを設定する設定部を有したことにより、第2ハーフカット長さ(本実施形態では15mm)と第3ハーフカット長さ(本実施形態では17mm)とを、第1ハーフカット長さ(本実施形態では10mm)よりも長くする設定を容易に行なうことができる。
(4)本実施形態のテープ印刷装置10によれば、第1ラベル用テープ511と第2ラベル用テープ521と第3ラベル用テープ531との長手方向の長さLが略同一である。また、加えて、第2ラベル用テープ521と第3ラベル用テープ531のテープ幅が同一(本実施形態ではテープ幅12mm)に設定されることにより、第2ラベル520に対して第3ラベル530の位置合わせを行なう場合には、第1ラベル510の長手方向の外形側端を基準(または、第2ラベル520の長手方向の外形側端を基準)として、第3ラベル530の長手方向の外形側端を合わせることに加え、第2ラベル520の幅方向の外形側端を基準として、第3ラベル530の幅方向の外形側端を合わせることができるため、位置合わせが更に効率的で精度よく行なえる。従って、合成ラベル500の位置ズレおよび貼りズレが低減できる。
(5)本実施形態では、第2ラベル用テープ521の上面に、透明な第3印刷テープ532で構成される第3ラベル用テープ531を貼付する。これにより、被貼付ラベルとなる第2ラベル520に印刷される印刷画像G2や地色を透明な第3印刷テープ532を介して透過させて使用することができ、合成ラベル500の使い勝手の自由度を向上させることができる。また、印刷画像Gの構成の自由度を広げることができる。
(6)本実施形態では、第2ラベル用テープ521の上面に、透明な第3印刷テープ532で構成される第3ラベル用テープ531を貼付する。これにより、第3ラベル用テープ531の長手方向の外形側端を用いて第2ラベル520との位置合わせを行なうのみでなく、第3印刷テープ532を介して透過する第2ラベル520の第2ラベル用テープ521に印刷された第2印刷画像G2を視認しながら位置合わせすることもできるため、位置合わせの精度が向上する。
(7)本実施形態では、第2ラベル用テープ521の上面に、透明な第3印刷テープ532で構成される第3ラベル用テープ531を貼付する。また、第2ラベル用テープ521と第3ラベル用テープ531のテープ幅とテープ長さが略同一に設定できることも踏まえ、第3ラベル530により、第2ラベル520に印刷された第2印刷画像G2を覆う形態となるため、印刷された第2印刷画像G2の耐磨耗性や耐擦傷性を向上させることができる。
(8)本実施形態のテープ印刷装置10によれば、装着部6に第1ラベル用テープ511を装着して、印刷部12により第1印刷画像G1を印刷する。また、同様に、装着部6に第2ラベル用テープ521を装着して、印刷部12により第2印刷画像G2を印刷する。また、同様に、装着部6に第3ラベル用テープ531を装着して、印刷部12により第3印刷画像G3を印刷する。これにより、第1ラベル510と第2ラベル520と第3ラベル530が作成できるテープ印刷装置が実現する。また、本実施形態のテープ印刷装置10により、各印刷画像(G1,G2,G3)の作成と、各ラベル(510,520,530)の作成が1つのテープ印刷装置10で行なえる。
(9)本実施形態のラベル用テープTによれば、第2ラベル用テープ521のテープ幅(本実施形態では、12mm)は、第1ラベル用テープ511のテープ幅(本実施形態では、24mm)より小さく設定している。これにより、第1ラベル510に第2ラベル520を貼付した場合、多少の幅方向の位置ズレがある場合にも、第1ラベル510のテープ幅方向の外形側端から第2ラベル520のテープ幅方向の外形側端がはみ出ることを低減できる。
(10)本実施形態のテープ印刷装置10によれば、合成ラベル500の全体の印刷画像Gが、ディスプレイ4に表示されることにより確認でき、また、第1ラベル510、第2ラベル520および第3ラベル530の作成の前に編集して確認できることにより、不本意な合成画像となる場合、編集し直して改めて確認後に、印刷して作成ができるので、ラベル(テープ)の無駄を削減できる。
(11)本実施形態のテープ印刷装置10によれば、ハーフカット長さ(H1,H2,H3)を異ならせることができるため、合成ラベル500を作成するための、第1ラベル510および第2ラベル(第2ラベル520、第3ラベル530)を作成するテープ印刷装置10としての機能の拡充を図ることができる。
なお、上述した実施形態に限定されず、種々の変更や改良などを加えて実施することが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)前記第1実施形態において、合成ラベル300は、第1ラベル310と、1つの第2ラベル(第2ラベル320)とで構成される。また、前記第2実施形態において、合成ラベル500は、第1ラベル510と、2つの第2ラベル(第2ラベル520と第3ラベル530)とで構成される。しかし、これに限らず、第1印刷画像以外の第2印刷画像に対応する第2ラベルは、複数であってもよい。
(変形例2)前記第1実施形態において、ハーフカット領域Bは、第1ラベル310と第2ラベル320の両端部に相対して形成している。しかし、第1ラベル310と第2ラベル320の両端部の少なくとも一方の端部に相対して形成することでも良い。従って、第1ラベル310と第2ラベル320の一方の端部のみに相対してハーフカット領域Bを形成し、他方の端部には、ハーフカット領域Bを形成しない場合、合成ラベルとして、第2ラベルのラベル領域A2の長手方向の一方の外形側端が、第1ラベルのラベル領域A1の長手方向の一方の外形側端から内側に位置して貼付される形態となるため、第2ラベルのラベル領域A2の長手方向の一方の外形側端が、相対する第1ラベルのラベル領域A1の長手方向の一方の外形側端からはみ出ることを低減することができる。しかし、第2ラベルのラベル領域A2の長手方向のハーフカット領域Bを形成しない他方の外形側端(ラベル領域A2の外形側端)が、相対する第1ラベルのラベル領域A1の長手方向のハーフカット領域Bを形成しない他方の外形側端(ラベル領域A1の外形側端)からはみ出ることはある。なお、前記第2実施形態においても同様となる。
なお、ハーフカット領域Bを一方にのみ形成させる場合には、テープ印刷装置1,10において、編集モード内でハーフカット領域Bを形成させる側の設定ができるようにすることが良い。
(変形例3)前記実施形態では、編集モードにおいて、第1ハーフカット長さをユーザが設定しているが、第1ハーフカット長さは、所定値(例えば、10mmなど)で固定することにより、第1ハーフカット長さの設定を省略することもできる。
(変形例4)前記第1実施形態では、各ラベル用テープ(第1ラベル用テープ311、第2ラベル用テープ321)のテープ幅は、所定のテープ幅として、4・6・9・12・18・24・36mmを設定できるようにしているが、テープ幅はこの7種類に限定されない。前記第2実施形態においても同様である。
また、第2ラベルのテープ幅を、第1ラベルのテープ幅より小さい幅とした場合、第2ラベルの幅方向の外形側端が、第1ラベルの幅方向の外形側端からはみ出ることを低減することができる。
(変形例5)前記実施形態のテープ印刷装置1,10は、装着されたラベル用テープの種別を検出部14で検出できるため、第2印刷画像G2を第2ラベル用テープ321,521に印刷するためにテープ交換したことや、第3印刷画像G3を第3ラベル用テープ531に印刷するためにテープ交換したことを検出結果により確認できる。この場合、各ラベル用テープ(321,521,531)として選択指示されたものと異なるラベル用テープが装着された場合には、その旨をエラー報知するようにしても良い。
(変形例6)前記第1および第2実施形態で記述した各ラベル(310,320,510,520,530)に用いるラベル用テープのテープ幅(W1,W2,W3)や地色、また、インクリボンの色などは、実施形態に限定されるものではなく、ユーザがラベルを作成する場合には、適宜選択することが可能である。
(変形例7)前記実施形態では、各ラベル(310,320,510,520,530)の長手方向の長さLが略同一の実施形態を提示しているが、これに限らず、長手方向の長さが異なっている場合においても各ラベルのハーフカット長さが異なることで良く、各ラベルを重ねて貼付し合成ラベルを作成する上で、ハーフカット長さが同一の場合に比べて、重ね合わせ方や貼り合わせ方の自由度が増し、利便性が向上する。
(変形例8)前記第1実施形態では、第2ラベル320のラベル領域A2の長手方向の外形側端が、第1ラベル310のラベル領域A1の長手方向の外形側端より内側に入って貼付され、ラベル領域A1の長手方向の外形側端からはみ出ることを低減している。しかし、これに限らず、第2ラベル320のハーフカット長さを第1ラベル310のハーフカット長さより短くすることにより、第2ラベル320のラベル領域A2の長手方向の外形側端が、第1ラベル310のラベル領域A1の長手方向の外形側端より完全に外側にはみ出させることでも良い。これにより、第2ラベル320のラベル領域A2が、第1ラベル310のラベル領域A1を覆って被貼付面に貼付させることができ、剥がれを低減できる。前記第2実施形態においても上述したと同様なことが言える。
(変形例9)前記第1実施形態において、ハーフカット領域B(B1,B2)は、第1ラベル310と第2ラベル320とを貼付する際に、相対する両端部に相対して形成している。しかし、第1ラベル310と第2ラベル320の相対する両端部の少なくとも一方の端部に相対して形成することでも良い。これにより、両端部に相対してハーフカット領域B(B1,B2)を形成する場合に比べ、第1ラベル用テープ311および第2ラベル用テープ321の使用量を削減することができる。前記第2実施形態についても同様の効果を奏する。
第1実施形態に係るテープ印刷装置の外観斜視図。 テープ印刷装置の開蓋状態の外観斜視図。 テープ印刷装置の制御系のブロック図。 第1ラベル、第2ラベルの説明図であり、(a)は、ラベルに印刷するための全体の印刷画像を示す図であり、(b)は、第1ラベルの平面図および断面図であり、(c)は、第2ラベルの平面図および断面図。 画像作成方法を説明する図であり、(a)は、第1印刷画像の範囲設定を示す図であり、(b)は、第1ラベル用テープのテープ幅の設定を示す図であり、(c)は、第1ラベル用テープのハーフカット長さの設定を示す図であり、(d)は、第2印刷画像の範囲設定を示す図であり、(e)は、第2ラベル用テープのテープ幅の設定を示す図であり、(f)は、第2ラベル用テープのハーフカット長さの設定を示す図。 合成ラベルの説明図であり、(a)は、第1ラベルに第2ラベルを貼付した場合の合成ラベルの平面図および断面図であり、(b)は、(a)の合成ラベルから第1ラベルの剥離テープを剥離した場合の合成ラベルの平面図および断面図。 第2実施形態に係る第1ラベル、第2ラベルおよび第3ラベルの説明図であり、(a)は、ラベルに印刷するための全体の印刷画像を示す図であり、(b)は、第1ラベルの平面図および断面図であり、(c)は、第2ラベルの平面図および断面図であり、(d)は、第3ラベルの平面図および断面図。 画像作成方法を説明する図であり、(a)は、第1印刷画像の範囲設定を示す図であり、(b)は、第1ラベル用テープのテープ幅の設定を示す図であり、(c)は、第1ラベル用テープのハーフカット長さの設定を示す図であり、(d)は、第2印刷画像の範囲設定を示す図であり、(e)は、第2ラベル用テープのテープ幅の設定を示す図であり、(f)は、第2ラベル用テープのハーフカット長さの設定を示す図であり、(g)は、第3印刷画像の範囲設定を示す図であり、(h)は、第3ラベル用テープのテープ幅の設定を示す図であり、(i)は、第3ラベル用テープのハーフカット長さの設定を示す図。 合成ラベルの説明図であり、(a)は、第1ラベルに第2ラベルを貼付した場合の合成ラベルの平面図および断面図であり、(b)は、(a)の合成ラベルに第3ラベルを貼付した場合の合成ラベルの平面図および断面図であり、(c)は、(b)から第1ラベルの剥離テープを剥離した場合の合成ラベルの平面図および断面図。
符号の説明
1,10…テープ印刷装置、3…キーボード、4…ディスプレイ、6…装着部、300…合成ラベル、310…第1ラベル、311…第1ラベル用テープ、320…第2ラベル、321…第2ラベル用テープ、500…合成ラベル、510…第1ラベル、511…第1ラベル用テープ、520…第2ラベル、521…第2ラベル用テープ、530…第3ラベル、531…第3ラベル用テープ、A…ラベル領域、B…ハーフカット領域、C…テープカートリッジ、G…印刷画像、G1…第1印刷画像、G2…第2印刷画像、G3…第3印刷画像、L…ラベルの長手方向の長さ、R…インクリボン、T…ラベル用テープ。

Claims (6)

  1. 基礎となる画像を第1印刷画像と第1印刷画像以外の第2印刷画像とに複数に分割し、前記第1印刷画像を第1ラベル用テープに印刷した第1ラベルと、前記第2印刷画像を第2ラベル用テープに印刷し、前記第1ラベルに重ねて貼付する第2ラベルと、を作成するテープ印刷装置において、
    前記第1ラベルに形成するハーフカット領域の長さとしての第1ハーフカット長さと、前記第2ラベルに形成する前記ハーフカット領域の長さとしての第2ハーフカット長さと、は異なることを特徴とするテープ印刷装置。
  2. 請求項1に記載のテープ印刷装置であって、
    前記ハーフカット領域は、前記第1ラベルと前記第2ラベルとを貼付する際に相対する端部の少なくとも一方の当該端部に、相対して形成することを特徴とするテープ印刷装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のテープ印刷装置であって、
    前記第2ラベルの前記第2ハーフカット長さは、相対する前記第1ラベルの前記第1ハーフカット長さより長いことを特徴とするテープ印刷装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のテープ印刷装置であって、
    前記第1ハーフカット長さおよび前記第2ハーフカット長さを設定する設定部を有することを特徴とするテープ印刷装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のテープ印刷装置で使用する前記第2ラベル用テープのテープ幅は、前記第1ラベル用テープのテープ幅以下であることを特徴とするラベル用テープ。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の第2ラベル用テープは、印刷テープおよび剥離テープを有して構成され、
    前記第2印刷テープは、透明であることを特徴とするラベル用テープ。
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