JP4146898B2 - 織機用のヘドルフレーム - Google Patents

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Description

本発明は、ヘドルの端部領域に設けられたアイによってクロスレールに保持されたヘドルを保持するための上方および下方クロスレールを備える織機用のヘドルフレームに関する。
本願請求項1の冒頭に述べた種類の複数のヘドルフレームは、いわゆるシャフト装置を形成する。このシャフト装置の個々のヘドルフレームは、ヘドルによって案内される経糸から、緯糸が挿入される杼口を形成するために、ドビーを用いてプリセット可能な見本に従って交互に持ち上げまた引き下げられる。通常クロスレールとヘドルのアイは、ヘドルフレームの一方の運動方向でクロスレールの一方の随伴面がヘドルのアイの対向面に当接し、またこのヘドルが随伴するように形成される。他方の運動方向では、他方のクロスレールの随伴面はそのクロスレールに割り当てられたヘドルのアイの対向面を随伴する。ヘドルまたヘドルフレームも熱の影響を受けて膨張するので、また両方のクロスレールはある程度の製造公差を有するので、さらに例えば経糸の導入または修理を可能にするために、ヘドルはクロスレールに沿って移動可能でなければならないので、ヘドル用に、2mmから3mm程度の遊びが一方のクロスレールの随伴面と、他方のクロスレールの随伴面との間に設けられる。
ヘドルフレームが持ち上げ位置にあるとき、ヘドルまたはそのアイは上方クロスレールの随伴面に接触する。その後にヘドルフレームが下方に動くと、ヘドルは経糸の応力と一定のモーメントまでの慣性力の影響を受けて上方クロスレールの随伴面から緩み、その後に下方クロスレールの随伴面と接触する。適切な方法で、ヘドルは、ヘドルフレームの上方運動の際に所定のモーメントで下方クロスレールの随伴面から緩み、その後に上方クロスレールの随伴面に接触する。一方のクロスレールからのヘドルの緩みおよび他方のクロスレールへの引き続く当接は、2mmから3mmの行程のヘドルフレームの運動方向における自由な動きの後に衝撃を引き起こし、これによって一方で騒音、他方でヘドルの振動を引き起こす。特に高速度では、この衝撃およびこれによって引き起こされる振動は、長期的にヘドルおよび/またはヘドルフレームの破損の原因となる可能性がある。
ヘドルフレームの持ち上げならびにヘドルフレームの引き下げの際にヘドルを随伴し、この結果これによって遊びを小さくすることができ、また衝撃の大きさが低減されるような、クロスレールの一方のみを駆動レールとして形成する方法が既知である(DE−U9413705.6)。さらに既知の構造では、駆動支持レールとして使用されるクロスレールが、ヘドルの所属のアイの随伴溝に小さな遊びでかみ合うような、直交して配向された細い脚部を備えるようになっている。
本発明の課題は、本願請求項1の冒頭に述べた種類のヘドルフレームを、織りの場合に発生する衝撃の大きさが低減されるように改良することである。
上記課題は、クロスレールの一方に1つまたは複数のインセットを割り当て、ヘドルフレームの運動方向におけるこのクロスレールの一方と、ヘドルの所属のアイとの間の遊びが、他方のクロスレールと、この他方のクロスレールに所属するヘドルのアイとの間の遊びよりも小さくなる程度に、クロスレールの一方の随伴面と、ヘドルのアイの対向面との間の間隔が、ヘドルフレームの運動方向において前記インセットによって充填され、所属のクロスレール(6、7)のほぼ全長にわたって延在する少なくとも1つのストリップ形状のインセットが設けられることによって解決される。
1つまたは複数のインセットを用いてクロスレールの一方と、ヘドルの所属のアイとの間のヘドルフレームの運動方向における遊びは、ヘドルフレームの持ち上げならびに引き下げの際に前記クロスレールの一方がヘドルを随伴する程度に小さくされ、すなわちクロスレールはDE−U9413705.6の場合と同様の方法で駆動レールとして使用される。他方のクロスレールはヘドルを案内するためにのみ使用される。これによって遊びを相当小さく、例えば1mm以下にすることができる。発生する衝撃の大きさはかなり低減される。また、所属のクロスレールのほぼ全長にわたって延在するストリップ形状の少なくとも1つのインセットは簡単に取り付けられる。例えばこのインセットはヘドルを取り付けた後にヘドルのアイの中に差し込むことができる。
本発明のさらなる形態では、1つまたは複数のインセットはプラスチックから製造されるように意図されている。これによって発生する騒音をさらに低減することが可能であり、この場合1つまたは複数のインセットは、ヘドルフレームの運動方向の少なくとも一方においてさらに減衰を行う。
他の実施形態では、制御可能な圧縮媒体供給によって拡張可能なホース状の要素としてインセットを形成することが意図されている。これによって、ヘドルと、随伴を引き起こすクロスレールとの間の遊びが実際に排除されるように、圧縮媒体を供給してホース状の要素を拡張することができる。しかし圧縮媒体がホース状の要素から放出されると、このホース状の要素は収縮し、ヘドルは簡単にクロスレール上で移動できるようになる。
本発明の他の特徴と利点が、図面に示した実施形態の次の説明から明らかとなる。
図1は、本発明に基づき形成されたヘドルフレームの概略図である。
図2と図3は、図1のラインII−IIに沿って見たヘドルフレームの異なった駆動位置における部分断面図である。
図4から図13は、図1のラインII−IIに類似した断面に沿って見た、それぞれ対で示した別の実施例である。
図14と図15は、圧縮媒体を用いて拡張可能なインセットを有する本発明の実施例の図2と図3に類似した断面図である。
図16は、図14と図15に基づく実施例に対応するヘドルフレームの図面である。
図1に概略的に示したヘドルフレーム1は、クロス支柱4と5によって結合された2つのサイド支柱2、3を有する。各クロス支柱4、5には固定部材8とボルト9とによってクロスレール6、7が所定の間隔で固定されている(図10、11も参照)。クロスレール6と7の間にはヘドル10が取り付けられている。クロスレール6と7のサイド縁部には取外し自在なカラー要素11が設けられ、ヘドルがクロスレール6、7から滑り抜けないように防止される。ヘドル10は、図示していない経糸を案内するための糸穴12を有する。
図2と図3では、プレートスタンピング部材として製造されたヘドル10の両端部の領域には、クロスレール6、7をそれぞれ囲むアイ13、14が設けられている。アイ13、14の大きさはこの実施例の場合同じである。しかしその構造は、ヘドルフレーム1が矢印Aの方向、すなわちヘドル10の縦方向に上昇および下降運動を実施する場合に、上方クロスレール6のみがヘドル10を随伴するように形成されている。
上方クロスレール6は上方の随伴面15を備え、この面にヘドル10のアイ13の対向面が割り当てられている。さらにクロスレール6は下方の随伴面16を備え、この面には同様にヘドル10のアイ13の対向面が割り当てられている。下方の随伴面16と、その随伴面に割り当てられたヘドル10のアイ13の対向面との間には、ストリップ形状のインセット35が配設され、このインセットによって、ヘドルフレームの上昇および下降運動の際にヘドル10が上方クロスレール6に関して動くことができる遊びが規定される。クロスレール6のほぼ全体の長さを介して延在するストリップ形状のインセット35は、プラスチック、例えばポリアミド製であることが好ましい。ストリップ形状のインセット35によって可能な遊びは1mm以下の値に制限される。アイ13はクロスレール6に対して、またストリップ形状のインセット35に対しても側方の遊びを有するので、ヘドル10はクロスレール6上で簡単に移動することができる。下方クロスレール7の上側および下側と、アイ14との間には、アイ13に対する上方クロスレール6およびストリップ35の遊びよりも明らかに大きな遊びが存在する。ヘドルフレームの運動方向A(ヘドル10の縦方向)におけるクロスレール7とアイ14との間の遊びは、上方クロスレール6の領域の遊びの少なくとも倍であることが好ましく、0.5mmまたはそれ以下の大きさであることが可能である。
図2の位置では、随伴面15はヘドル10のアイ13の所属の対向面に当接する。遊びはクロスレール6の下方の随伴面16と、ストリップ35との間にあり、このストリップは緩く挿入され、すなわちヘドル10にもクロスレール6にも固定されない。図3の位置では、クロスレール6の下方の随伴面16はストリップ形状のインセット35に当接し、このインセットはヘドル10のアイ13の対向面に当接する。遊びは上方の随伴面15と、アイ13の所属の対向面との間のこの位置にある。
部分変更した実施形態では、クロスレール7と、ヘドル10のアイ14との間にストリップ形状のインセットが挿入され、この結果クロスレール7は、ヘドルフレームの運動方向Aにヘドル10を随伴する駆動要素として使用され、一方この形態のクロスレール6はヘドル10を案内するためにのみ使用される。
図2と図3と類似のさらに部分変更した実施形態が図10と図11に示され、この場合ヘドル10は開ロアイ18、19を備える。この実施形態では、クロスレール6の上方の随伴面15ならびにクロスレール6の下方の随伴面16と、アイ18の対向面との間にインセット35、35’が挿入されている。図10と図11の実施形態の場合にも、ストリップ形状のインセット35、35’は緩く挿入される。しかし部分変更した実施形態の場合、ストリップ形状のインセット35または35’は例えば接着によってクロスレール6に固定される。図10と図11に基づく実施例は、ストリップ形状のインセット35、35’がクロスレール7に割り当てられるように当然変更することができ、この場合クロスレールは、ヘドルフレーム1の上昇および下降運動の際に駆動要素として使用され、一方でこの場合クロスレール6は、ヘドル10を随伴する案内要素としてのみ使用される。
図4と図5に基づく実施例では、ヘドル10はフック形状の開口したアイ22、23を備え、両方のアイはヘドルフレームの運動方向Aに直交して配向された突出部をそれぞれ備え、突出部は、クロスレール6、7の縦方向に延在するクロスレール6、7の溝形状の切欠き24、25の中に突出する。この実施例では、下方クロスレール7はヘドル用の駆動要素として形成され、また持ち上げの際に作用する随伴面30と、引き下げの際に作用する随伴面29とを備え、切欠き24の中に突出する突出部の対向面はアイ23に割り当てられる。随伴面30と、フック形状のアイ23の対向面との間には、同様に好ましくはプラスチック製のインセット28が設けられ、クロスレール7に関してヘドル10が動くことができる方向Aの可能な遊びを規定する。この場合にも、クロスレール7の少なくともほぼ全長にわたって延在し、また緩く挿入されるストリップ形状のインセット28を設けることが好ましい。両方のクロスレール6、7は同一形状であり、また左右対称に配設される。溝25の中に突出するフック形状のアイ22の突出部は、この実施例では何の機能も持たないので、このアイ22の領域ではこの突出部も省略することができる。
図6と図7に基づく実施例は図4と図5の実施例に原則として一致するが、上方クロスレール6は駆動要素として形成され、一方下方クロスレール7は案内機能のみ備える。したがってこの下方クロスレール7に割り当てられたアイ31は、単純化した形状を備えることができ、すなわち下方クロスレール7の溝の中に突出する突出部を省略することができる。この場合クロスレール6の溝25は、溝25の中に突出するフック形状のアイ22の突出部に割り当てられた2つの随伴面26、27を形成する。溝25の中に、クロスレール6のほぼ全長にわたって延在するストリップ形状のインセット32が挿入される。このストリップ形状のインセット32は、ヘドル10が方向Aに動くことができる遊びを決定する。同様にプラスチック製であることが好ましいストリップ形状のインセット32は、図6に示した位置でクロスレール6に固定、例えば接着することができる。しかし実際には、このストリップ形状のインセット32を緩く取り付けるだけで十分であり、すなわちクロスレール6にもヘドル10にも結合する必要がない。
図8と図9に基づく実施例では、フック形状の開口したアイ22、23を備えるヘドル10を再び下方クロスレール7に割り当て、矢印方向Aにヘドル10を随伴するためにこの下方レールが駆動要素として使用されるようにする。縦方向に延在するクロスレール7の切欠きの中に、クロスレール7のほぼ全長にわたって延在すると共に好ましくはプラスチック製である2つのインセット33、34が挿入される。このストリップ形状のインセット33、34は随伴面29、30を形成し、この随伴面は、クロスレール7の切欠きの中に突出するフック形状のアイ23の突出部に割り当てられる。
図14と図15では本発明の1つの実施例が示され、この実施例ではクロスレール6の下方の随伴面16と、ヘドル10のアイ13の対向面との間に、ホース形状の要素がインセット36として配設される。このインセット36は、クロスレール6の下方の随伴面16との接触と、上方の随伴面15とアイ13との間の直接接触とを形成することができる。これに対し運動方向に対応する矢印Aでは、ヘドル10はアイ14の領域で下方クロスレールと接触しない。インセット36の中には圧縮媒体が導入され、この結果このインセットは拡張し、したがってクロスレール6とヘドル10との間には遊びのない結合が形成される。インセット36は制御可能な装置37、例えばポンプに接続され、圧縮媒体を供給および排出することができる。例えば媒体は水から構成され、ポンプ37を用いて供給または排出される。装置は制御ユニット38によって制御される。インセット36はクロスレール6の全長にわたって延在し、この結果インセットはすべてのヘドルと確実に協働する(図16)。したがってインセット36の長さは、ヘドル10が配設されたクロスレールの領域と少なくとも同じ長さである。部分変更した実施形態では、インセット36には圧縮媒体として圧縮空気が供給される。この場合装置37は、インセット36と圧縮空気源とを接続できるバルブユニットであろう。
圧縮媒体がホース形状のインセット36の中に導入されると、インセット36はヘドル10を強制してクロスレール6の上方の随伴面15と直接接触するようにさせ、一方同時にインセットは、クロスレール6の下方の随伴面16と、ヘドル10との間の接触を自ら形成する。したがってヘドル10は遊びなくクロスレール6に保持され、この結果クロスレール6に対する縦方向Aのヘドル10の自由な動きは不可能となる。このようにして衝撃、振動および騒音が防止される。
圧縮媒体がホース形状のインセット36から排出される場合、可撓性材料から形成されたインセット36は図14の位置を再び占め、この結果ヘドル10をクロスレール6に沿って問題なく移動することができる。このことは、例えば破損した経糸を修理しなければならない場合に不可欠である。織る時にホース形状のインセット36に圧縮媒体が供給されるように、装置37は制御ユニット38によって制御され、この結果ヘドル10は図15に示した位置にある。経糸損傷が確認され、さらに織機が停止されると、装置37は、圧縮媒体がインセット36から逃れるように制御ユニット38によって制御され、この結果その後にヘドル10は図14に示した位置にある。再び織機が始動された場合、数秒後に再びインセット36の中に圧縮媒体が導入されるように、装置37は制御ユニット38によって再び制御され、これによって図15に示した位置が再び達成される。これによって、経糸損傷を修理するためにクロスレール6に沿ってヘドルを移動した後に、インセット36によってヘドル10とクロスレール6とを遊びなく再び接触させる前に、ヘドル10は再び経糸損傷前の位置を占めることができる。
制御ユニット38は、織機の状態に基づき、すなわち経糸損傷後の正規の織り、織りなし、または経糸損傷後の織り工程の開始に基づき、インセット36に圧縮媒体を供給するかまたはしないかについて装置37を制御する手段を含む。織機の運転状態は、経糸損傷の信号に基づきまたは織機の始動のために確認される。
ヘドルフレームの運動方向Aにおいて所属のクロスレール6または7とは接触しないヘドル10のアイは、ヘドル10が縦方向Aに対して垂直方向にそれぞれのクロスレール6または7に向かって移動するのを防止するためにのみ使用される。ヘドルフレームの運動方向Aでクロスレール6または7の内の1つの随伴面と接触するヘドル10のアイも、もちろん、ヘドル10が縦方向Aに対して垂直方向に所属のクロスレール6または7に向かって移動するのを防止するために使用される。ヘドルの縦方向Aに対して垂直方向の移動をこのように防止することによって、ヘドル10のジャムも同時に防止される。
個々のインセット用に、またはストリップ形状に貫通するインセット用に耐摩耗性のプラスチックを使用することが、騒音発生の観点からも有利である。
ヘドル10を上方クロスレール6または下方クロスレール7によって駆動するかについては、織り方によって選択可能である。複数のヘドルフレーム1が下部杼口にある織り方の場合、例えばあや織りの場合、または1−3織りまたは2−3織りの場合、下方クロスレール7による駆動が好ましい。複数のヘドルフレームが上部杼口にある織り方の場合、例えば2−1織りまたは3−1織りまたは3−2織りの場合、上方クロスレール6による駆動が好ましい。
本発明は説明した実施例に限定されない。異なったクロスレールおよび/または異なった形態のアイ、例えばフック形状のアイ、開口および閉鎖アイを互いに組み合わせることが簡単に可能である。

Claims (7)

  1. 上方および下方クロスレール(6、7)と、ヘドル(10)の端部領域に設けられたアイ(13、14;18、19;22、23;22、31)によって当該クロスレール(6、7)に保持されたヘドルと、を備える織機用のヘドルフレームにおいて、プラスティック材料製の挿入体(35;35、35’;28;32;33、34;36)が当該ヘドルの当該アイと上方クロスレールおよび/または下方クロスレールとの間に配置され、当該挿入体はストリップ形状であり、その長さはクロスレールの長さに対応しており、当該挿入体は各クロスレールと当該ヘドルの当該アイとの間にゆとりを持って配置され、当該挿入体によって、当該ヘドルの長手方向に当該アイと各クロスレールとの間の遊びが1mm以下になるように定められ、ストリップ形状の当該挿入体をクロスレールの一端から他端へクロスレールに沿って押すことによって、ヘドルのアイとクロスレールとの間に当該挿入体は挿入される、
    ことを特徴とする織物用のヘドルフレーム。
  2. 当該少なくとも1つのストリップ形状の挿入体(35、35’;28、32)が、ヘドルフレーム(1)の運動方向Aにおいて所属のクロスレール(6、7)に相対的に可動自在に保持されることを特徴とする、請求項1に記載のヘドルフレーム。
  3. 当該少なくとも1つのストリップ形状の挿入体(28、32、33、34、35、35’)がクロスレール(6、7)に固定されることを特徴とする、請求項1に記載のヘドルフレーム。
  4. 当該ヘドルフレーム(1)の運動方向Aにおいて、クロスレール(6)の前および/または後に、少なくとも1つのストリップ形状の挿入体(35、35’)が配設されることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1つに記載のヘドルフレーム。
  5. 当該ストリップ形状の挿入体(28、32、33、34)が所属のクロスレール(6、7)の側面の切欠き(24、25)に配設され、該切欠きの中に、対向面を形成するヘドル(10)の突出部がそれぞれ突出することを特徴とする、請求項1から3のいずれか1つに記載のヘドルフレーム。
  6. 当該切欠きが2つの挿入体(32、34)を備え、該挿入体がヘドル(10)の突出部の両側に配設されることを特徴とする、請求項5に記載のヘドルフレーム。
  7. 当該挿入体(36)が、制御可能な圧縮媒体供給によって拡張可能なホース状の要素として形成されることを特徴とする、請求項1に記載のヘドルフレーム。
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