JP2000503356A - 織機用のヘドルフレーム - Google Patents

織機用のヘドルフレーム

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Abstract

(57)【要約】 ヘドルの端部領域に設けられたアイ(13、14)によってクロスレールに保持されたヘドル(10)を保持するための上方および下方クロスレール(6、7)を備える織機用のヘドルフレームにおいて、クロスレールの一方(6)に1つのインセット(35)を割り当て、ヘドルフレーム(1)の運動方向Aにおける前記クロスレール(6)と、ヘドル(10)の所属のアイ(13)との間の遊びが、前記他方のクロスレール(7)と、前記他方のクロスレールに所属するヘドル(10)のアイ(14)との間の遊びよりも小さくなる程度に、前記クロスレール(6)の随伴面(16)と、ヘドル(10)のアイ(13)の対向面との間の間隔が、ヘドルフレーム(1)の運動方向Aにおいて前記インセットによって充填される。

Description

【発明の詳細な説明】 織機用のヘドルフレーム 本発明は、ヘドルの端部領域に設けられたアイによってクロスレールに保持され たヘドルを保持するための上方および下方クロスレールを備える織機用のヘドル フレームに関する。 冒頭に述べた種類の複数のヘドルフレームは、いわゆるシャフト装置を形成する 。このシャフト装置の個々のヘドルフレームは、ヘドルによって案内される経糸 から、緯糸が挿入される杼口を形成するために、ドビーを用いてプリセット可能 な見本に従って交互に持ち上げまた引き下げられる。通常クロスレールとヘドル のアイは、ヘドルフレームの一方の運動方向でクロスレールの一方の随伴面がヘ ドルのアイの対向面に当接し、またこのヘドルが随伴するように形成される。他 方の運動方向では、他方のクロスレールの随伴面はそのクロスレールに割り当て られたヘドルのアイの対向面を随伴する。ヘドルまたヘドルフレームも熱の影響 を受けて膨張するので、また両方のクロスレールはある程度の製造公差を有する ので、さらに例えば経糸の導入または修理を可能にするために、ヘドルはクロス レールに沿って移動可能でなければならないので、ヘドル用に、2mmから3m m程度の遊びが一方のクロスレールの随伴面と、他方のクロスレールの随伴面と の間に設けられる。 ヘドルフレームが持ち上げ位置にあるとき、ヘドルまたはそのアイは上方クロス レールの随伴面に接触する。その後にヘドルフレームが下方に動くと、ヘドルは 経糸の応力と一定のモーメントまでの慣性力の影響を受けて上方クロスレールの 随伴面から緩み、その後に下方クロスレールの随伴面と接触する。適切な方法で 、ヘドルは、ヘドルフレームの上方運動の際に所定のモーメントで下方クロスレ ールの随伴面から緩み、その後に上方クロスレールの随伴面に接触する。一方の クロスレールからのヘドルの緩みおよび他方のクロスレールへの引き続く当接は 、2mmから3mmの行程のヘドルフレームの運動方向における自由な動きの後 に衝撃を引き起こし、これによって一方で騒音、他方でヘドルの振動を引き起こ す。特に高速度では、この衝撃およびこれによって引き起こされる振動は、長期 的にヘドルおよび/また はヘドルフレームの破損の原因となる可能性がある。 ヘドルフレームの持ち上げならびにヘドルフレームの引き下げの際にヘドルを随 伴し、この結果これによって遊びを小さくすることができ、また衝撃の大きさが 低減されるような、クロスレールの一方のみを駆動レールとして形成する方法が 既知である(DE−U9413705.6)。さらに既知の構造では、駆動支持レ ールとして使用されるクロスレールが、ヘドルの所属のアイの随伴溝に小さな遊 びでかみ合うような、直交して配向された細い脚部を備えるようになっている。 本発明の課題は、冒頭に述べた種類のヘドルフレームを、織りの場合に発生する 衝撃の大きさが低減されるように改良することである。 上記課題は、クロスレールの一方に1つまたは複数のインセットを割り当て、ヘ ドルフレームの運動方向におけるこのクロスレールの一方と、ヘドルの所属のア イとの間の遊びが、他方のクロスレールと、この他方のクロスレールに所属する ヘドルのアイとの間の遊びよりも小さくなる程度に、クロスレールの一方の随伴 面と、ヘドルのアイの対向面との間の間隔が、ヘドルフレームの運動方向におい て前記インセットによって充填されることによって解決される。 1つまたは複数のインセットを用いてクロスレールの一方と、ヘドルの所属のア イとの間のヘドルフレームの運動方向における遊びは、ヘドルフレームの持ち上 げならびに引き下げの際に前記クロスレールの一方がヘドルを随伴する程度に小 さくされ、すなわちクロスレールはDE−U9413705.6の場合と同様の 方法で駆動レールとして使用される。他方のクロスレールはヘドルを案内するた めにのみ使用される。これによって遊びを相当小さく、例えば1mm以下にする ことができる。発生する衝撃の大きさはかなり低減される。 本発明のさらなる形態では、1つまたは複数のインセットはプラスチックから製 造されるように意図されている。これによって発生する騒音をさらに低減するこ とが可能であり、この場合1つまたは複数のインセットは、ヘドルフレームの運 動方向 の少なくとも一方においてさらに減衰を行う。 第1の実施形態ではインセットはヘドルに取り付けられる。このインセットは例 えばヘドルロッドフックの形態でヘドルのアイの中に差し込むことができる。 他の実施形態では、所属のクロスレールのほぼ全長にわたって延在するストリッ プ形状の少なくとも1つのインセットが設けられる。このようなストリップ形状 のインセットは簡単に取り付けられる。例えばこのインセットはヘドルを取り付 けた後にヘドルのアイの中に差し込むことができる。 さらに別の実施形態では、制御可能な圧縮媒体供給によって拡張可能なホース状 の要素としてインセットを形成することが意図されている。これによって、ヘド ルと、随伴を引き起こすクロスレールとの間の遊びが実際に排除されるように、 圧縮媒体を供給してホース状の要素を拡張することができる。しかし圧縮媒体が ホース状の要素から放出されると、このホース状の要素は収縮し、ヘドルは簡単 にクロスレール上で移動できるようになる。 本発明の他の特徴と利点が、図面に示した実施形態の次の説明から明らかとなる 。 図1は、本発明に基づき形成されたヘドルフレームの概略図である。 図2と図3は、図1のラインII−IIに沿って見たヘドルフレームの異なった駆動 位置における部分断面図である。 図4から図13は、図1のラインII−IIに類似した断面に沿って見た、それぞれ 対で示した別の実施例である。 図14と図15は、圧縮媒体を用いて拡張可能なインセットを有する本発明の実 施例の図2と図3に類似した断面図である。 図16は、図14と図15に基づく実施例に対応するヘドルフレームの図面であ る。 図1に概略的に示したヘドルフレーム1は、クロス支柱4と5によって結合され た2つのサイド支柱2、3を有する。各クロス支柱4、5には固定部材8とボル ト9 とによってクロスレール6、7が所定の間隔で固定されている(図10、11も 参照)。クロスレール6と7の間にはヘドル10が取り付けられている。クロス レール6と7のサイド縁部には取外し自在なカラー要素11が設けられ、ヘドル がクロスレール6、7から滑り抜けないように防止される。ヘドル10は、図示 していない経糸を案内するための糸穴12を有する。 図2と図3では、プレートスタンピング部材として製造されたヘドル10の両端 部の領域には、クロスレール6、7をそれぞれ囲むアイ13、14が設けられて いる。アイ13、14の大きさはこの実施例の場合同じである。しかしその構造 は、ヘドルフレーム1が矢印Aの方向、すなわちヘドル10の縦方向に上昇およ び下降運動を実施する場合に、上方クロスレール6のみがヘドル10を随伴する ように形成されている。 上方クロスレール6は上方の随伴面15を備え、この面にヘドル10のアイ13 の対向面が割り当てられている。さらにクロスレール6は下方の随伴面16を備 え、この面には同様にヘドル10のアイ13の対向面が割り当てられている。下 方の随伴面16と、その随伴面に割り当てられたヘドル10のアイ13の対向面 との間には、ストリップ形状のインセット35が配設され、このインセットによ って、ヘドルフレームの上昇および下降運動の際にヘドル10が上方クロスレー ル6に関して動くことができる遊びが規定される。クロスレール6のほぼ全体の 長さを介して延在するストリップ形状のインセット35は、プラスチック、例え ばポリアミド製であることが好ましい。ストリップ形状のインセット35によっ て可能な遊びは1mm以下の値に制限される。アイ13はクロスレール6に対し て、またストリップ形状のインセット35に対しても側方の遊びを有するので、 ヘドル10はクロスレール6上で簡単に移動することができる。下方クロスレー ル7の上側および下側と、アイ14との間には、アイ13に対する上方クロスレ ール6およびストリップ35の遊びよりも明らかに大きな遊びが存在する。ヘド ルフレームの運動方向A(ヘドル10の縦方向)におけるクロスレール7とアイ 14との間の遊びは、上方クロスレール6の領域の遊びの少なくとも倍であるこ とが好ましく、0.5mmまたはそれ以下の大きさであることが可能である。 図2の位置では、随伴面15はヘドル10のアイ13の所属の対向面に当接する 。遊びはクロスレール6の下方の随伴面16と、ストリップ35との間にあり、 このストリップは緩く挿入され、すなわちヘドル10にもクロスレール6にも固 定されない。図3の位置では、クロスレール6の下方の随伴面16はストリップ 形状のインセット35に当接し、このインセットはヘドル10のアイ13の対向 面に当接する。遊びは上方の随伴面15と、アイ13の所属の対向面との間のこ の位置にある。 部分変更した実施形態では、クロスレール7と、ヘドル10のアイ14との間に ストリップ形状のインセットが挿入され、この結果クロスレール7は、ヘドルフ レームの運動方向Aにヘドル10を随伴する駆動要素として使用され、一方この 形態のクロスレール6はヘドル10を案内するためにのみ使用される。 図2と図3と類似のさらに部分変更した実施形態が図10と図11に示され、こ の場合ヘドル10は開ロアイ18、19を備える。この実施形態では、クロスレ ール6の上方の随伴面15ならびにクロスレール6の下方の随伴面16と、アイ 18の対向面との間にインセット35、35’が挿入されている。図10と図1 1の実施形態の場合にも、ストリップ形状のインセット35、35’は緩く挿入 される。しかし部分変更した実施形態の場合、ストリップ形状のインセット35 または35’は例えば接着によってクロスレール6に固定される。図10と図1 1に基づく実施例は、ストリップ形状のインセット35、35’がクロスレール 7に割り当てられるように当然変更することができ、この場合クロスレールは、 ヘドルフレーム1の上昇および下降運動の際に駆動要素として使用され、一方で この場合クロスレール6は、ヘドル10を随伴する案内要素としてのみ使用され る。 図4と図5に基づく実施例では、ヘドル10はフック形状の開口したアイ22、 23を備え、両方のアイはヘドルフレームの運動方向Aに直交して配向された突 出部をそれぞれ備え、突出部は、クロスレール6、7の縦方向に延在するクロス レール6、7の溝形状の切欠き24、25の中に突出する。この実施例では、下 方クロスレール7はヘドル用の駆動要素として形成され、また持ち上げの際に作 用する随伴 面30と、引き下げの際に作用する随伴面29とを備え、切欠き24の中に突出 する突出部の対向面はアイ23に割り当てられる。随伴面30と、フック形状の アイ23の対向面との間には、同様に好ましくはプラスチック製のインセット2 8が設けられ、クロスレール7に関してヘドル10が動くことができる方向Aの 可能な遊びを規定する。この場合、ヘドル10に固定された個々のインセット2 8を設けることができる。しかし、クロスレール7の少なくともほぼ全長にわた って延在し、また緩く挿入されるストリップ形状のインセット28を設けること が好ましい。両方のクロスレール6、7は同一形状であり、また左右対称に配設 される。溝25の中に突出するフック形状のアイ22の突出部は、この実施例で は何の機能も持たないので、このアイ22の領域ではこの突出部も省略すること ができる。 図6と図7に基づく実施例は図4と図5の実施例に原則として一致するが、上方 クロスレール6は駆動要素として形成され、一方下方クロスレール7は案内機能 のみ備える。したがってこの下方クロスレール7に割り当てられたアイ31は、 単純化した形状を備えることができ、すなわち下方クロスレール7の溝の中に突 出する突出部を省略することができる。この場合クロスレール6の溝25は、溝 25の中に突出するフック形状のアイ22の突出部に割り当てられた2つの随伴 面26、27を形成する。溝25の中に、クロスレール6のほぼ全長にわたって 延在するストリップ形状のインセット32が挿入される。このストリップ形状の インセット32は、ヘドル10が方向Aに動くことができる遊びを決定する。同 様にプラスチック製であることが好ましいストリップ形状のインセット32は、 図6に示した位置でクロスレール6に固定、例えば接着することができる。しか し実際には、このストリップ形状のインセット32を緩く取り付けるだけで十分 であり、すなわちクロスレール6にもヘドル10にも結合する必要がない。 図8と図9に基づく実施例では、フック形状の開口したアイ22、23を備える ヘドル10を再び下方クロスレール7に割り当て、矢印方向Aにヘドル10を随 伴するためにこの下方レールが駆動要素として使用されるようにする。縦方向に 延在するクロスレール7の切欠きの中に、クロスレール7のほぼ全長にわたって 延在すると共に好ましくはプラスチック製である2つのインセット33、34が 挿入される。 このストリップ形状のインセット33、34は随伴面29、30を形成し、この 随伴面は、クロスレール7の切欠きの中に突出するフック形状のアイ23の突出 部に割り当てられる。 図12と図13に基づく実施例では、上方クロスレール6の下方の随伴面16と 、ヘドル10のアイ13の対向面との間にインセット17が配設され、この結果 実施形態は図2と図3に基づく実施形態に応じて機能する。しかしこの実施形態 のインセット17はプラスチック製の個別要素であり、ヘドル10のアイ13の 中に挿入され、またこのヘドルに固定される。 図14と図15では本発明の1つの実施例が示され、この実施例ではクロスレー ル6の下方の随伴面16と、ヘドル10のアイ13の対向面との間に、ホース形 状の要素がインセット36として配設される。このインセット36は、クロスレ ール6の下方の随伴面16との接触と、上方の随伴面15とアイ13との間の直 接接触とを形成することができる。これに対し運動方向に対応する矢印Aでは、 ヘドル10はアイ14の領域で下方クロスレールと接触しない。インセット36 の中には圧縮媒体が導入され、この結果このインセットは拡張し、したがってク ロスレール6とヘドル10との間には遊びのない結合が形成される。インセット 36は制御可能な装置37、例えばポンプに接続され、圧縮媒体を供給および排 出することができる。例えば媒体は水から構成され、ポンプ37を用いて供給ま たは排出される。装置は制御ユニット38によって制御される。インセット36 はクロスレール6の全長にわたって延在し、この結果インセットはすべてのヘド ルと確実に協働する(図16)。したがってインセット36の長さは、ヘドル1 0が配設されたクロスレールの領域と少なくとも同じ長さである。部分変更した 実施形態では、インセット36には圧縮媒体として圧縮空気が供給される。この 場合装置37は、インセット36と圧縮空気源とを接続できるバルブユニットで あろう。 圧縮媒体がホース形状のインセット36の中に導入されると、インセット36は ヘドル10を強制してクロスレール6の上方の随伴面15と直接接触するように させ、一方同時にインセットは、クロスレール6の下方の随伴面16と、ヘドル 10との 間の接触を自ら形成する。したがってヘドル10は遊びなくクロスレール6に保 持され、この結果クロスレール6に対する縦方向Aのヘドル10の自由な動きは 不可能となる。このようにして衝撃、振動および騒音が防止される。 圧縮媒体がホース形状のインセット36から排出される場合、可撓性材料から形 成されたインセット36は図14の位置を再び占め、この結果ヘドル10をクロ スレール6に沿って問題なく移動することができる。このことは、例えば破損し た経糸を修理しなければならない場合に不可欠である。 織る時にホース形状のインセット36に圧縮媒体が供給されるように、装置37 は制御ユニット38によって制御され、この結果ヘドル10は図15に示した位 置にある。経糸損傷が確認され、さらに織機が停止されると、装置37は、圧縮 媒体がインセット36から逃れるように制御ユニット38によって制御され、こ の結果その後にヘドル10は図14に示した位置にある。再び織機が始動された 場合、数秒後に再びインセット36の中に圧縮媒体が導入されるように、装置3 7は制御ユニット38によって再び制御され、これによって図15に示した位置 が再び達成される。これによって、経糸損傷を修理するためにクロスレール6に 沿ってヘドルを移動した後に、インセット36によってヘドル10とクロスレー ル6とを遊びなく再び接触させる前に、ヘドル10は再び経糸損傷前の位置を占 めることができる。 制御ユニット38は、織機の状態に基づき、すなわち経糸損傷後の正規の織り、 織りなし、または経糸損傷後の織り工程の開始に基づき、インセット36に圧縮 媒体を供給するかまたはしないかについて装置37を制御する手段を含む。織機 の運転状態は、経糸損傷の信号に基づきまたは織機の始動のために確認される。 ヘドルフレームの運動方向Aにおいて所属のクロスレール6または7とは接触し ないヘドル10のアイは、ヘドル10が縦方向Aに対して垂直方向にそれぞれの クロスレール6または7に向かって移動するのを防止するためにのみ使用される 。ヘドルフレームの運動方向Aでクロスレール6または7の内の1つの随伴面と 接触するヘドル10のアイも、もちろん、ヘドル10が縦方向Aに対して垂直方 向に所属の クロスレール6または7に向かって移動するのを防止するために使用される。ヘ ドルの縦方向Aに対して垂直方向の移動をこのように防止することによって、ヘ ドル10のジャムも同時に防止される。 個々のインセット用に、またはストリップ形状に貫通するインセット用に耐摩耗 性のプラスチックを使用することが、騒音発生の観点からも有利である。 ヘドル10を上方クロスレール6または下方クロスレール7によって駆動するか については、織り方によって選択可能である。複数のヘドルフレーム1が下部杼 口にある織り方の場合、例えばあや織りの場合、または1−3織りまたは2−3 織りの場合、下方クロスレール7による駆動が好ましい。複数のヘドルフレーム が上部杼口にある織り方の場合、例えば2−1織りまたは3−1織りまたは3− 2織りの場合、上方クロスレール6による駆動が好ましい。 本発明は説明した実施例に限定されない。異なったクロスレールおよび/または 異なった形態のアイ、例えばフック形状のアイ、開口および閉鎖アイを互いに組 み合わせることが簡単に可能である。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ヘドル(10)の端部領域に設けられたアイ(13、14;18、19;2 2、23;22;31)によってクロスレール(6、7)に保持されたヘドルを 保持するための上方および下方クロスレールを備える織機用のヘドルフレームに おいて、クロスレールの一方(6または7)に1つまたは複数のインセット(3 5、35;35';28;32;33、34;17;36)を割り当て、ヘドル フレーム(1)の運動方向Aにおける前記クロスレール(6、7)と、ヘドル( 10)の所属のアイとの間の遊びが、前記他方のクロスレールと、前記他方のク ロスレールに所属するヘドル(10)のアイとの間の遊びよりも小さくなる程度 に、前記クロスレール(6、7)の随伴面と、ヘドル(10)のアイの対向面と の間の間隔が前記インセットによって充填されることを特徴とするヘドルフレー ム。 2.1つまたは複数のインセット(35、35、35';28;32;33、3 4;17;36)がプラスチックから製造されることを特徴とする、請求項1に 記載のヘドルフレーム。 3.前記インセット(17、28)がヘドル(10)に取り付けられることを特 徴とする、請求項1に記載のヘドルフレーム。 4.所属のクロスレール(6、7)のほぼ全長にわたって延在する少なくとも1 つのストリップ形状のインセット(35、35、35';28;32;33、3 4;36)が設けられることを特徴とする、請求項1または2に記載のヘドルフ レーム。 5.前記少なくとも1つのストリップ形状のインセット(35、35';28、 32)が、ヘドルフレーム(1)の運動方向Aにおいて所属のクロスレール(6 、7)に相対的に可動自在に保持されることを特徴とする、請求項4に記載のヘ ドルフレーム。 6.前記少なくとも1つのストリップ形状のインセット(28、32、33、3 4、 35、35')がクロスレール(6、7)に固定されることを特徴とする、請求 項4に記載のヘドルフレーム。 7.前記ヘドルフレーム(1)の運動方向Aにおいて、クロスレール(6)の前 および/または後に、少なくとも1つのストリップ形状のインセット(35、3 5')が配設されることを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載の ヘドルフレーム。 8.前記ストリップ形状のインセット(28、32、33、34)が所属のクロ スレール(6、7)の側面の切欠き(24、25)に配設され、該切欠きの中に 、対向面を形成するヘドル(10)の突出部がそれぞれ突出することを特徴とす る、請求項1から6のいずれか1項に記載のヘドルフレーム。 9.前記切欠きが2つのインセット(32、34)を備え、該インセットがヘド ル(10)の突出部の両側に配設されることを特徴とする、請求項8に記載のヘ ドルフレーム。 10.前記インセット(36)が、制御可能な圧縮媒体供給によって拡張可能な ホース状の要素として形成されることを特徴とする、請求項1または2または4 に記載のヘドルフレーム。
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