JP4135724B2 - データ出力装置及びデータ出力制御プログラム - Google Patents

データ出力装置及びデータ出力制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像データ等の情報を区分けして格納可能なボックス機能を有する画像形成装置等に適用されるデータ出力装置及びデータ出力制御プログラムに関する。
データ出力装置の一つである画像形成装置は、近年、受信したプリントデータやファクシミリデータを直ちにプリント出力する機能に加えて、ハードディスク等の記憶装置に電子データを一旦記憶し、ユーザの希望のタイミングでプリント出力する機能を有している。
さらに、前記電子データを、ユーザ毎にあるいはグループ毎に、「ボックス」と称される区分けされた記憶領域に記憶する画像形成装置もある。
このようなボックスを有する画像形成装置の前記ボックスを有効活用するために、種々の提案がなされ、あるいは既に行われている。
例えば、会議用の資料を複数の人間が作成する場合等に、各自が作成した資料を担当者が1カ所でとりまとめるために、前記資料の電子データを所定のボックスに格納集合させてまとめて印刷することが提案されている。
また、複数のボックスに印刷開始時刻を設定しておき、印刷開始時刻が到来するとボックス内のデータを出力することが提案されている。
なお、特許文献1には、夜間に受信したファクシミリデータを出力する時間を任意に設定し、その時刻までにファクシミリデータを印字出力するファクシミリ装置が開示されている。
特開2002−218120号公報
しかしながら、各自が作成した資料を1カ所でとりまとめて印刷する提案の場合、ボックスにすべてのデータが揃ったか否かを担当者が逐次監視するとともに、すべてのデータが揃ったときに印刷操作を行う必要があり、不便であった。
なお、特許文献1の技術を参照したとしても、上記の特許文献1に記載の技術では、ボックスにすべてのデータが揃わなくても、設定時刻が到来すると自動的にデータが印字されてしまうため、データを一つのボックスに集合させて印刷させる際の前述した不便を解消することはできなかった。
また、複数のボックスに印刷開始時刻を設定しておき、印刷開始時刻が到来するとボックス内のデータを出力する提案の場合、先に出力を開始したボックスの全データの出力完了前に、他のボックスの印刷開始時刻が到来すると、他のボックスのデータはそれが緊急で重要なデータであっても、先のボックスの印刷が完了するまでは印刷を行うことができず、やはり不便であるという問題があった。この問題についても、前記特許文献1は何ら解決策を提示するものではなかった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、ボックス機能を有する画像形成装置等のデータ出力装置において、複数のデータをボックスに格納集合させて出力させる場合や、複数のボックスに出力開始時刻を設定した場合の利便性を向上したデータ出力装置及びデータ出力制御プログラムを提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)ファイルを区分けして格納可能なボックスと、該ボックスに格納された印刷すべきファイルを印刷する印刷手段と、前記ボックスへ格納される印刷すべきファイルの数を設定するファイル数設定手段と、前記ボックスに格納された印刷すべきファイルの数が前記設定されたファイル数に達すると、前記格納されたファイルを前記印刷手段に印刷させる制御手段と、印刷開始時刻及び通知時刻を設定可能な時刻設定手段と、を備え、前記ファイル数設定手段は、ユーザ名とユーザ毎の印刷すべきファイル数を設定可能であり、前記制御手段は、前記時刻設定手段により設定された通知時刻において、前記ボックスに格納されたユーザ毎の印刷すべきファイル数が前記ユーザ毎の設定数に達していないときは、前記印刷手段による印刷開始の前に、不足しているファイルのユーザまたは設定されたすべてのユーザに対して、印刷すべきファイルの不足を通知するとともに、前記時刻設定手段により設定された印刷開始時刻が到来したときは、印刷すべきファイル数が設定数に達していなくても前記印刷手段にファイルを印刷させることを特徴とするファイル印刷装置。
(2)前記時刻設定手段は、前記設定した印刷開始時刻を延長するためのタイマを備え、該タイマによる印刷開始時刻の延長中に、印刷すべきファイルが格納されたときは、タイマをリセットして再度延長させる前項1に記載のファイル印刷装置。
(3)ファイルを区分けして格納可能なボックスに、複数の印刷すべきファイルを格納するステップと、前記ボックスに格納される印刷すべきファイルの数が予め設定されたファイル数に達すると、前記格納された印刷すべきファイルを印刷装置に印刷させる制御ステップと、をコンピュータに実行させ、前記制御ステップでは、予め設定された通知時刻において、前記ボックスに格納されたユーザ毎の印刷すべきファイル数がユーザ毎に設定された設定数に達していないときは、前記印刷装置による印刷開始の前に、印刷すべきファイル数とともにユーザ名を設定されたユーザのうち不足しているファイルのユーザまたは設定されたすべてのユーザに対して、印刷すべきファイルの不足を通知するとともに、予め設定された印刷開始時刻が到来したときは、印刷すべきファイル数が設定数に達していなくても前記印刷装置にファイルを印刷させる処理をコンピュータに実行させるためのファイル印刷制御プログラム。
(4)前記設定された印刷開始時刻をタイマにより延長するステップと、印刷開始時刻の延長中に、印刷すべきファイルが格納されたときは、タイマをリセットして再度延長させるステップをさらにコンピュータに実行させる前項3に記載のファイル印刷制御プログラム。

前項(1)に記載の発明によれば、ボックスに格納された印刷すべきファイル数が設定されたファイル数に達すると、前記格納されたファイル印刷手段から自動的に印刷されるから、ボックスにすべての印刷すべきファイルが揃ったか否かを担当者が逐次監視する必要はなくなるし、すべてのファイルが揃ったときに印刷のための操作を行う必要もなくなり、ユーザの利便性を高めることができる。

特に、ユーザ名とユーザ毎の印刷すべきファイル数を設定可能であり、設定された通知時刻に、ボックスに格納されたユーザ毎のファイル数が前記ユーザ毎の設定数に達していないときは、印刷手段による印刷開始の前に、不足しているファイルのユーザまたは設定されたすべてのユーザに対して、ファイルの不足が通知されるから、ユーザはファイルが格納されていないことを認識でき、不注意などによるファイル格納忘れを防止でき、便利である。しかも、設定された印刷開始時刻が到来したときは、印刷すべきファイル数が設定数に達していなくてもファイルが印刷されるから、印刷開始時刻を事実上ファイルの締め切り時刻となしえ、ユーザにファイルの格納を促すことができるとともに、格納済みの印刷すべきファイルが長時間印刷されない不都合を防止できる。

前項(2)に記載の発明によれば、設定した印刷開始時刻を延長するためのタイマを備え、このタイマにより印刷開始時刻の延長中に印刷すべきファイルが格納されたときは、タイマをリセットして印刷開始時刻を再度延長させるから、長期にわたる格納ファイルの未印刷状態を回避しつつ、ファイルが揃うのを待つことができる。

前項(3)に記載の発明によれば、ボックスに格納された印刷すべきファイル数が設定されたファイル数に達すると、前記格納されたファイルが印刷手段から自動的に出力される処理を、コンピュータが実行することにより、ユーザの利便性を高めることができる。

特に、設定された通知時間に、ボックスに格納されたユーザ毎の印刷すべきファイル数がユーザ毎に設定された設定数に達していないときは、印刷装置による印刷開始の前に、不足しているファイルのユーザまたは設定されたすべてのユーザに対して、ファイルの不足を通知する処理を、コンピュータが実行することにより、ユーザはファイルが格納されていないことを認識でき、不注意などによるファイル格納忘れを防止できる。しかも、設定された印刷開始時刻が到来したときは、印刷すべきファイル数が設定数に達していなくてもファイルが印刷される処理を、コンピュータが実行することにより、ユーザにファイルの格納を促すことができるとともに、格納済みのファイルが長時間印刷されない不都合を防止できる。

前項(4)に記載の発明によれば、タイマにより印刷開始時刻の延長中に印刷すべきファイルが格納されたときは、タイマをリセットして印刷開始時刻を再度延長させる処理を、コンピュータが実行することにより、長期にわたる格納ファイルの未印刷状態を回避しつつ、ファイルが揃うのを待つことができる。
以下、本発明の一実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るデータ出力装置である画像形成装置を用いた画像形成システムの構成説明図である。
本システムは、データ出力装置としての画像形成装置1と端末装置2から構成され、画像形成装置1と端末装置2とは、ネットワーク3を介して相互に接続されている。
ここで、ネットワーク3は、LAN(Local Area Network)などの専用回線を用いたネットワーク、一般回線を用いたネットワーク、無線通信によるネットワーク、のいずれであっても構わない。
画像形成装置1は、この実施形態では、走査した原稿画像、および端末装置2から送信されたプリントデータから生成した画像の複写画像を用紙上に形成するMFP(Multi Function Peripherals)からなる。
なお、画像形成装置1は、MFPやプリンタ等からなる他の画像形成装置4、5とネットワーク3を介して接続されている。
端末装置2は、CPU、RAM、固定記憶装置、モニタ、キーボード、マウス等の接続された一般的なコンピュータ装置である。端末装置2は、ユーザの指示に基づいて、印刷要求やデータ蓄積要求などの各種要求を画像形成装置1に送信する。
図2は画像形成装置1の内部構成を示す図である。
画像形成装置1のCPU101には、出力制御プログラムを含む制御プログラムが格納されたROM102、作業用のS−RAM(Static Random Access Memory)103、画像形成に関わる各種の設定を記憶するバッテリバックアップされたNV−RAM(不揮発性メモリ)104、カレンダー機能を有する時計IC105がバスを介して接続され、制御部100を構成している。
制御部100には、原稿画像を読み取る画像読取装置120、各種の入力を行うキーや表示部を備えた操作パネル130、ネットワーク3を介して接続された画像形成装置4、5や端末装置2をはじめとする外部の装置との間で各種の情報を送受信するためのネットワークインターフェイス(以下、ネットワークI/Fという)160、該ネットワークI/F160により受信した印刷データから複写画像を生成するプリンタコントローラ150、複写画像を用紙上に形成する画像出力装置(印刷装置)140が、それぞれバスを介して接続されている。
また、制御部100には、固定記憶装置110がバスを介して接続されている。固定記憶装置110は、例えば、ハードディスク装置である。
該固定記憶装置110は、区分けされた記憶領域である「ボックス」111、112、113・・・を含み、画像読取装置120によって読み取られた原稿画像、端末装置2から送信されたプリントデータから生成した複写画像、および各種の情報を、電子データとしてボックス内に蓄積することができる。ボックスに蓄積した電子データは、印刷したり、ネットワークI/F160を介して端末装置2に送信したりすることができる。
ボックス111、112、113・・・には、蓄積されている文書へのアクセスに制限を設けない「パブリックボックス」と、特定のユーザもしくはユーザグループにのみアクセスを許可する「プライベートボックス」の2種類がある。プライベートボックスは、例えば、パスワードによリアクセスを制限するように構成したものである。パスワードを特定のユーザ、もしくはグループに割り当てることで、割り当てられたユーザもしくはグループのみがそのボックスに蓄積された文書にアクセスすることができる。
固定記憶装置110には、パブリックボックス、プライベートボックス共に、それぞれ1つ以上のボックスを含むことができる。個々のボックスは、ボックス番号によリー意に識別される。また、人間が個々のボックスを識別し易いように、名称を付けることも可能である。
パブリックボックス、プライベートボックス共に、1つのボックスには、1つ以上の文書を蓄積することができる。ボックスに蓄積する文書には、全てのボックスを跨って文書を一意に識別する文書番号が付される。また、ボックスと同様に、文書名を付けることが可能である。
ボックス111、112、113・・・は、操作パネル130での操作により作成される。このとき、ボックス番号、ボックス名称、ボックスの種類(パブリックボックスもしくはプライベートボックス)がこの操作パネル130により入力され、固定記憶装置110に記憶される。プライベートボックスの場合、さらにパスワードが入力され、固定記憶装置110に記憶される。また、操作パネル130での操作によりボックスを削除することができる。
つぎに、端末装置2、画像形成装置1の間での全体的な処理の流れを図1及び図3に基づいて説明する。
ユーザは画像形成装置1の操作パネル130を用いて、あるいは端末装置2を用いて、1個または複数個のボックスについて、印刷開始条件の設定を行う。この実施形態では、ボックスに格納されるデータ数で設定でき、またユーザ毎のデータ数で設定でき、あるいは印刷開始時刻を設定できるものとなされている。また、ユーザは、印刷開始条件の設定と共に各ボックス毎に印刷モードを設定可能である。設定された印刷開始条件及び印刷モードは、画像形成装置1のCPU101で受け付けられ、有効となる。
図3(a)に、ボックス毎に設定された印刷開始条件及び印刷モードの一例を示す。この例では、ボックス(図面ではBOXと記している)1は印刷開始条件が印刷開始時刻(12時)で設定され、印刷モードとして「カラー印刷/A4サイズ/片面印刷」が設定されている。ボックス2は印刷開始条件が印刷開始時刻(13時)で設定され、印刷モードとして「モノクロ印刷/A3サイズ/片面印刷」が設定されている。ボックス3は印刷開始条件がデータ数(5個)で設定され、印刷モードとして「カラー印刷/A4サイズ/両面印刷」が設定されている。
設定された内容は、図3(b)に示す設定情報管理テーブルとして、固定記憶装置110に記憶されている。CPU101は、この設定情報管理テーブルを参照して、設定内容に基づく印刷制御処理を行う。
上記のように印刷開始条件及び印刷モードが設定された状態で、図1に示すように、ユーザが端末装置2から、ボックスを指定して印刷データを画像形成装置1に送信すると、画像形成装置1では、送信されてきた印刷データを指定されたボックスに格納する。
印刷開始条件として印刷開始時刻が設定されている場合には、設定された印刷開始時刻が到来するとボックス内のデータが設定された印刷モードで印刷される。
印刷開始条件として、格納されるデータ数が設定されている場合には、ボックスに格納されたデータが設定数に達すると、それらのデータが設定された印刷モードで印刷される。この場合、印刷開始時刻が併せて設定されている場合には、印刷開始時刻が到来すると、格納されたデータ数が設定数に達していなくても印刷される。
印刷開始条件として、ユーザ毎のデータ数が設定されている場合には、ボックスに格納されたユーザ毎のデータ数が設定数に達すると、それらのデータが印刷される。この場合、印刷開始時刻が併せて設定されている場合には、印刷開始時刻が到来すると、格納されたデータ数が設定数に達していなくても印刷されるが、印刷前に、データが不足しているユーザあるいは設定されたすべてのユーザに対してデータが不足していることを通知するように、設定しておくことも可能である。
また、複数のボックスに印刷開始条件として印刷開始時刻が設定されている場合には、印刷開始時刻が到来すると各ボックスのデータが印刷される。この場合、印刷開始時刻が先に到来したボックスのデータの印刷完了時刻よりも前に、他のボックスの印刷開始時刻が到来する場合には、印刷データを他の画像形成装置4、5に送信するなどして、印刷調整が図られる。
以下に、印刷開始条件が設定されたボックスのデータを印刷する場合の印刷制御処理を具体的に説明する。
1)第1の実施の形態
この実施の形態は、印刷開始条件としてボックスに格納されるデータ数を設定し、さらにはデータ数と印刷開始時刻とを併せて設定したものである。
図4(a)に示すボックス3に、印刷開始条件として『データ数5』が設定されているとする。端末装置2を介してユーザよりボックス3に対して印刷データが送信され、ボックスに印刷データが格納されていく(図4(b))。印刷データが設定された印刷開始条件である『データ数5』となった時点(図4(c))で、ボックス3に格納された全データの印刷を開始する(図4(d))。
また、データ数と印刷開始時刻が併せて設定されている場合には、印刷データが設定数に達する前に印刷開始時刻が到来すると、その時点でボックス内のデータが自動的に印刷される。
この実施の形態においてCPU101が行う制御を、図5〜図8のフローチャートで説明する。この制御は、ROM102等に格納された制御プログラムに従ってCPU101が動作することにより実行される。
図5はメインルーチンを示すフローチャートである。図5のステップS11において、CPU101は、固定記憶装置110に記憶されている図3(b)の設定情報管理テーブルの設定条件を確認し、印刷開始条件として印刷開始時刻が設定されているボックスがあるか否かを判断する。印刷開始時刻が設定されているボックスがなければ(ステップS11でNOの場合)、ステップS13に進む。
印刷開始時刻が設定されているボックスがあれば(ステップS11でYESの場合)、ステップS12で印刷開始時刻に基づく印刷開始判断処理を行い、ステップS13に進む。
ステップS13では印刷メイン処理を行い、画像出力装置140に印刷対象データを印刷させたのち、ステップS11に戻る。
このメインルーチン制御中に、データ受信の割り込みがあった場合、図6のデータ受信時処理が実行される。図6では、ステップS21で、受信したデータがボックスへの格納データであるかどうかを調べ、格納データでなければ(ステップS21でNOの場合)、通常の印刷と判断し、ステップS23で受信データの印刷要求を出して、割り込み処理を終了する。この印刷要求が、図5のメインフローチャートにおけるステップS13の印刷メイン処理の中で判断され、印刷が実行される。
一方、格納データであれば(ステップS21でYESの場合)、ステップS22で、受信データを指定されたボックスに格納したのちステップS24に進む。ステップS24では、データ数に基づく印刷開始判断処理を実行したのち、割り込み処理を終了する。
図7は、ステップS24の印刷開始判断処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS214で、データ数を印刷開始条件としているボックスにデータが格納されたかどうかを調べ、格納されていなければ(ステップS241でNOの場合)、そのままリターンする。
格納されていれば(ステップS241でYESの場合)、ステップS242で、格納されたボックスに格納されているデータ数及び設定されているデータ数を確認する。ついで、ステップS243で、格納データ数と設定データ数を比較し、印刷開始条件が満たされていれば、つまり格納データ数が設定データ数以上であれば(ステップS243でYESの場合)、ステップS244で、格納されている全データの印刷要求を出す。この印刷要求が、図5のメインフローチャートにおけるステップS13の印刷メイン処理の中で判断され、印刷が実行される。
次いで、ステップS245でそのボックスを削除したのち、リターンする。
ステップS243で、格納データ数が設定データ数よりも少ない場合は(ステップS243でNOの場合)、印刷開始条件が満たされていないから、そのままリターンする。
このように、所定のボックスに格納されたデータ数が設定数に達すると、格納された全データが自動的に印刷されるから、例えば、会議用の資料を複数の人間が作成する場合等に、各自が作成した資料のデータを所定のボックスに格納するようにしておけば、各自のデータが揃った段階で自動的に印刷されることになる。このため、すべてのデータが揃ったか否かを担当者が逐次監視する必要はなくなるし、すべてのデータが揃ったときに印刷操作を行う必要もなくなり、極めて便利となる。
図8は、図5のフローチャートにおけるステップS12の時刻設定による印刷開始判断処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
CPU101は、ステップS121で、登録ボックスの数(BoxNum)を確認し、ステップS122でボックス番号の変数xを初期化して、全てのボックスxに対し以下の処理を行う。すなわち、xが登録ボックス数よりも小さいことを確認したのち(ステップS123でNOの場合)、まずステップS124で、ボックスxの印刷開始条件として印刷開始時刻の設定がなされているかどうかを確認する。設定されていなければ(ステップS124でNOの場合)、ステップS128で、ボックス番号の変数xをインクリメントして、次のボックスについて確認する。設定されていると(ステップS124でYESの場合)、ステップ125に進み、現在時刻と設定時刻を比較し、条件が満たされているかどうか(現在時刻が設定時刻に達しているかどうか)を判断する。
条件が満たされていなければ(ステップS125でNOの場合)、ステップS128に進み、次のボックスについてステップS124の確認を行う。条件が満たされていれば(ステップS125でYESの場合)、ステップS126で、そのボックス内に格納されている全データの印刷要求を出す。この印刷要求は、図5のメインフローチャートにおけるステップS13の印刷メイン処理の中で判断され、印刷が実行される。
次いで、ステップS127でそのボックスを削除したのち、ステップS128で、ボックス番号の変数xをインクリメントして、次のボックスについて上記の処理を繰り返す。
こうして、全ての登録ボックスに対して印刷開始条件が満たされているか否かを確認し、満たされていればそのボックスのデータの印刷要求を立て、ボックスを削除する。
すべてのボックスについて確認されると(ステップS123でYESの場合)、リターンする。
このように、印刷開始条件が印刷開始時刻で設定されているボックスについては、データ数が設定数に達していなくても、印刷開始時刻が到来すると、ボックス内のデータが自動的に印刷される。つまり、各ボックスにデータを揃える際の締め切り時刻を設定することが可能になるから、すべてのデータが揃うのを長時間待つ必要はなくなる。
2)第2の実施の形態
この実施の形態は、印刷開始条件としてユーザ名と印刷データ数を設定し、さらにデータ数が揃わなくても印刷を強制的に開始する時刻を設定し、設定した印刷開始時刻より前に、データが揃っていないことを通知するように構成したものである。
図9(a)に、あるボックスについての印刷開始条件の設定内容を示す。この例では、ユーザ(作成者)A、ユーザ(作成者)B、ユーザ(作成者)Cについてそれぞれデータ数(ファイル数)3、2、1が設定されると共に、印刷開始時刻が12時に設定され、データが揃っていない場合の通知時間が11時45分に設定されている。また、予め作成者A〜Cの通知先アドレスも入力設定されている。
図9(b)に示すように、通知設定時刻の11時45分までに、ユーザAからデータ(ファイル)A及びCが、ユーザBからデータ(ファイル)B及びDが送信され、前記ボックスに格納されたとすると、これらが受信ファイル管理テーブルで管理され、通知時間である11時45分では、ユーザAによる1個のファイルとユーザCによる1個のファイルが不足していることがわかる。
そこで、通知時間である11時45分に、ユーザA、Cのアドレスに対して、データが不足していることを通知する。なお、通知は、ユーザBも含めた全員に対して行っても良い。この通知により、ユーザAまたはユーザCは、印刷開始時刻までに不足データ(ファイル)Eを送信し、ボックスに格納させることができる。
この実施の形態においてCPU101が行う制御を、図10〜図13のフローチャートで説明する。この制御は、ROM102等に格納された制御プログラムに従ってCPU101が動作することにより実行される。
図10はメインルーチンを示すフローチャートである。図9のステップS31において、CPU101は、固定記憶装置110に記憶されている図3(b)の設定情報管理テーブルの設定条件を確認し、印刷開始条件としてユーザ名及びデータ数が設定されているボックスがあるか否かを判断する。ユーザ名及びデータ数が設定されているボックスがなければ(ステップS31でNOの場合)、ステップS33に進む。
ユーザ名及びデータ数が設定されているボックスがあれば(ステップS31でYESの場合)、ステップS32で不足データ通知判断処理を行ったのち、ステップS33に進む。
ステップS33では、印刷開始条件として印刷開始時刻が設定されているボックスがあるかどうかを判断する。
印刷開始時刻が設定されているボックスがあれば(ステップS33でYESの場合)、ステップS34で、印刷開始時刻に基づく印刷開始判断処理を行い、ステップS35に進む。印刷開始時刻が設定されているボックスがなければ(ステップS33でNOの場合)、そのままステップS35に進む。
ステップS35では印刷メイン処理を行い、画像出力装置140に印刷対象データを印刷させたのち、ステップS31に戻る。
このメインルーチン制御中に、データ受信の割り込みがあった場合、図11のデータ受信時処理が実行される。図11では、ステップS41で、受信したデータがボックスへの格納データであるかどうかを調べ、格納データでなければ(ステップS41でNOの場合)、通常の印刷と判断し、ステップS43で受信データの印刷要求を出して、割り込み処理を終了する。この印刷要求が、図10のメインフローチャートにおけるステップS35の印刷メイン処理の中で判断され、印刷が実行される。
一方、格納データであれば(ステップS41でYESの場合)、ステップS42で、受信データを指定されたボックスに格納したのちステップS44に進む。ステップS44では、ユーザ名及びデータ数に基づく印刷開始判断処理を実行したのち、割り込み処理を終了する。
図12は、ステップS44の印刷開始判断処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS441で、ユーザ名及びデータ数を印刷開始条件としているボックスにデータが格納されたかどうかを調べ、格納されていなければ(ステップS441でNOの場合)、そのままリターンする。
格納されていれば(ステップS441でYESの場合)、ステップS442で変数であるユーザ番号(UserNum)を初期化し、設定されているすべてのユーザについて、格納されているデータ数が設定されているデータ数に達しているかどうかを確認する。
すなわち、ステップS443で、ユーザ番号が設定ユーザ数以下かどうか、換言すればデータ数未確認のユーザが存在するかどうかを調べ、ユーザ番号が設定ユーザ数以下であれば(ステップS443でYESの場合)、ステップS444で、そのユーザの格納データ数と設定データ数とを比較する。
格納データ数が設定データ数に達していれば(ステップS444でYESの場合)、ステップS445でユーザ番号をインクリメントし、次のユーザについて、格納データ数が設定データ数に達しているかどうかを確認する。
こうして、設定されているユーザ分だけ各ユーザの格納データ数を判断し、全てのユーザの格納データ数が設定データ数に達していることが確認されると(ステップS443でNOの場合)、ステップS446で、格納されている全データの印刷要求を出す。この印刷要求が、図10のメインフローチャートにおけるステップS35の印刷メイン処理の中で判断され、印刷が実行される。
次いで、ステップS447でそのボックスを削除したのち、リターンする。
なお、いずれかのユーザについて、格納データ数が設定データ数に達していなければ(ステップS444でNOの場合)、印刷要求を出すことなくそのままリターンする。
このように、所定のボックスに格納された各ユーザのデータ数が設定数に達すると、格納されたデータが自動的に印刷される。
図13は、図10のフローチャートにおけるステップS32の不足データ通知判断処理の内容を示すフローチャートである。
CPU101は、ステップS321で、登録ボックスの数(BoxNum)を確認し、ステップS322でボックス番号の変数xを1に設定して、全てのボックスxに対し以下の処理を行う。すなわち、まずステップS324で、現在時刻とボックスxに設定された通知時刻とを比較し、条件が満たされているかどうか(現在時刻が通知時刻に達しているかどうか)を判断する。
条件が満たされていなければ(ステップS324でNOの場合)、ステップS329でボックス番号xをインクリメントし、次のボックスについてステップS324の確認を行う。条件が満たされていれば(ステップS324でYESの場合)、そのボックスに設定されている各ユーザ毎にデータが不足しているかどうかを確認していく。
すなわち、ステップS325で、変数であるユーザ番号を1に設定したのち、ステップS326で、ユーザ番号が設定ユーザ数以下かどうか、換言すればデータ数未確認のユーザが存在するかどうかを調べ、ユーザ番号が設定ユーザ数以下であれば(ステップS326でYESの場合)、ステップS327で、そのユーザの格納データ数と設定データ数とを比較する。
格納データ数が設定データ数に達していなければ(ステップS327でNOの場合)、ステップS330で、そのユーザのアドレスにデータが不足分だけ不足していることを通知した後、ステップS328に進む。格納データ数が設定データ数に達していれば(ステップS327でYESの場合)、そのままステップS328に進む。
ステップS328では、ユーザ番号をインクリメントし、次のユーザについて、格納データ数が設定データ数に達しているかどうかを確認する。
こうして、データが不足しているユーザに対してその旨を通知しながら、設定されているユーザ分だけ各ユーザの格納データ数を確認していく。
そのボックスに設定されているすべてのユーザについて確認が終了すると(ステップS326でNOの場合)、ステップS329でボックス番号xをインクリメントし、次のボックスについて、上述したような各ユーザ毎の格納データの確認処理を行っていく。
すべてのボックスについて確認作業を終了すると(ステップS323でYESの場合)、リターンする。
このように、この実施の形態では、データが不足していることを通知する通知時間をボックスに設定しておき、通知時間になるとデータが不足しているユーザのアドレスにその旨が通知されるので、通知を受けたユーザは、不足分のデータを格納する等の措置を講ずることができ、便利である。
なお、この実施の形態では、データが不足しているユーザに対してのみ通知しているが、必要であればボックスに設定された全ユーザに通知する構成としても良い。
また、図10に示したステップS34の印刷開始判断処理は、図8に示した処理と同じであるので、その説明は省略する。このステップS34の印刷開始判断処理により、ボックスに設定されたデータが揃わなくても、データの不足の通知後、印刷開始時刻が到来すると強制的に印刷が開始される。
3)第3の実施の形態
この実施の形態は、ボックスに印刷開始のデータ数、印刷開始時刻、印刷モードの他に、印刷開始時刻を延長させるためのタイマを設定可能とするとともに、延長中にデータを受信してこれがボックスに格納されると、その時点でタイマがリセットされる構成となされている。
これを図14で説明すると、ボックス4には例えば印刷開始条件であるデータ数6、印刷開始時刻12時、印刷モードの各設定と共に、タイマ(図14ではプリントアウト開始タイマと記している)として10分が設定されている。
いま、4個のデータ(ファイル)A〜Dがボックスに格納されている状態(つまり、格納データ数が設定データ数に満たない状態)で、印刷開始時刻12時が到来したときには、タイマがセットされ、印刷開始時刻が10分間延長される。延長中である例えば時刻12時4分に、新たなデータ(ファイル)Eが格納されると、この時点でタイマがリセットされ、さらに10分間延長され、印刷開始時刻は12時14分となる。
この印刷開始時刻まで、新たなデータが格納されなければ、印刷開始時刻の12時14分に、格納されたすべてのデータA〜Eが印刷される。また、印刷開始時刻までに新たなデータFが格納されて、格納データ数が設定数である6個になると、その時点ですべてのデータA〜Fが印刷される。
この実施の形態においてCPU101が行う制御を、図15〜図18のフローチャートで説明する。この制御は、ROM102等に格納された制御プログラムに従ってCPU101が動作することにより実行される。
図15はメインルーチンを示すフローチャートである。図15のステップS51において、CPU101は、固定記憶装置110に記憶されている図3(b)の設定情報管理テーブルの設定条件を確認し、印刷開始条件として印刷開始時刻が設定されかつ延長タイマが設定されているボックスがあるか否かを判断する。これらが設定されているボックスがなければ(ステップS51でNOの場合)、ステップS53に進む。
印刷開始時刻及び延長タイマが設定されているボックスがあれば(ステップS51でYESの場合)、ステップS52でタイマカウント開始判断処理を行い、ステップS53に進む。
ステップS53では印刷メイン処理を行い、画像出力装置140に印刷対象データを印刷させたのち、ステップS51に戻る。
このメインルーチン制御中に、データ受信の割り込みがあった場合、図16のデータ受信時処理が実行される。
図16では、ステップS61で、受信したデータがボックスへの格納データであるかどうかを調べ、格納データでなければ(ステップS61でNOの場合)、通常の印刷と判断し、ステップS63で受信データの印刷要求を出して、割り込み処理を終了する。この印刷要求が、図15のメインフローチャートにおけるステップS53の印刷メイン処理の中で判断され、印刷が実行される。
一方、格納データであれば(ステップS61でYESの場合)、ステップS62で、受信データを指定されたボックスに格納するとともにタイマをリセットしたのち、ステップS64に進む。ステップS64では、データ数に基づく印刷開始判断処理を実行したのち、割り込み処理を終了する。
なお、ステップS64の印刷開始判断処理は、図7に示した印刷開始判断処理と同じであるので、その説明は省略する。
従って、格納データ数が設定データ数に達すると、格納されているすべてのデータが自動的に印刷される。
図17は、図15のステップS52のタイマカウント開始判断処理の内容を示すフローチャートである。
CPU101は、ステップS521で、登録ボックスの数(BoxNum)を確認し、ステップS522でボックス番号の変数xを初期化して、全てのボックスxに対し以下の処理を行う。すなわち、xが登録ボックス数よりも小さいことを確認したのち(ステップS523でNOの場合)、まずステップS524で、タイマカウント許可フラグ(timerCntフラグ)がクリアされているか否かを判断する。クリアされていなければ(ステップS524でNOの場合)、ステップS528のタイマカウント処理に進む。
タイマカウント許可フラグがクリアされていれば(ステップS524でYESの場合)、ステップS525で、そのボックスが印刷開始時刻及び延長タイマが設定されているボックスかどうかを調べ、印刷開始時刻及び延長タイマが設定されているボックスでなければ(ステップS525でNOの場合)、ステップS528のタイマカウント処理に進む。
印刷開始時刻及び延長タイマが設定されているボックスであれば(ステップS525でYESの場合)、ステップS526で、現在時刻とボックスxに設定された印刷開始時刻とを比較し、条件が満たされているかどうか(現在時刻が通知時刻に達しているかどうか)を判断する。
条件が満たされていなければ(ステップS526でNOの場合)、ステップS528のタイマカウント処理に進む。条件が満たされていれば(ステップS526でYESの場合)、ステップS527で、前記タイマカウント許可フラグをセットするとともに、印刷開始時刻を延長するための前記延長タイマをセットしたのち、ステップS528のタイマカウント処理に進む。タイマカウント処理については後述する。なお、延長タイマはボックスに対して設定された時間であり、図14の例では10分である。
タイマカウント処理後、ステップS529でボックス番号xをインクリメントし、次のボックスについて、上述したようなステップS524〜528の処理を繰り返す。
すべてのボックスについて、ステップS524〜528の処理が終了すると(ステップS523でYESの場合)、リターンする。
前記ステップS528のタイマカウント処理の内容を図18に示す。
図18では、ステップS5281で、タイマカウント許可フラグがセットされているか否かを調べ、セットされていなければ(ステップS5281でNOの場合)、そのままリターンする。セットされていれば(ステップS5281でYESの場合)、ステップS5282で、延長タイマのカウントを開始したのち、ステップS5283で、タイマがゼロになったかどうか(フローしたかどうか)を調べる。
タイマがゼロでなければ(ステップS5283でNOの場合)、タイマはカウント中であるので、リターンする。タイマがゼロであれば(ステップS5283でYESの場合)、延長された印刷開始時刻が到来したから、ステップS5284で、そのボックスに格納されているすべてのデータの印刷要求を出す。この印刷要求が、図15のメインフローチャートにおけるステップS53の印刷メイン処理の中で判断され、印刷が実行される。
次いで、ステップS5285で、全格納データを印刷した前記ボックスを削除したのち、リターンする。
このように、この実施の形態では、設定されたデータ数が揃うことなく、設定された印刷開始時刻が到来したときに、延長タイマにより設定時間だけ印刷開始時刻を延長させるから、延長された時間内にデータが揃うのを待つことができ、データの作成が遅れたユーザにとって利便性の高いものとなる。
また、延長された時間内にデータが格納されると、図16のステップS62で延長タイマがリセットされ、データ数が揃っていなければ、図18のタイマカウント処理でタイマが最初からカウントされるから、データ格納時点からさらに設定時間だけ印刷開始時刻を延長させることができ、データが揃うのをさらに待つことができる。
なお、印刷開始時刻の到来前にデータが格納されたときも、図16のステップS62で延長タイマがリセットされるが、図18のステップS5281の判断において印刷許可フラグはまだセットされていないから、タイマが動作することはない。
4)第4の実施の形態
この実施の形態では、ボックスの印刷開始条件として印刷開始時刻を設定するとともに、ボックスに優先度を設定しておき、印刷開始時刻が到来したボックスについて、格納データの印刷終了時刻を計算する。そして、計算した印刷終了時刻よりも前に印刷開始時刻が到来する他のボックスが存在する場合には、これらボックス間で優先度に応じた印刷調整を行う構成としたものである。
例えば、図19に示すように、ボックス1、ボックス2の印刷開始時刻がそれぞれ11時45分と12時に設定され、ボックス1の優先度は2、ボックス2の優先度は1に設定されている。なお、この実施の形態では、前記優先度はボックスの登録を先に行った方が高く、かつ優先度の数値の小さい方が高くなっている。つまり、ボックス2の方がボックス1よりも優先度が高く設定されている。なお、優先度の基準はボックスの登録の後先に限定されることはなく、適宜決定すればよい。
ボックス1の印刷開始時刻である11時45分になると、CPU101は、ボックス1の格納データの印刷時間を計算して印刷終了時刻を算出する。ボックス1のデータ印刷時間が20分である場合、ボックス1の印刷後にボックス2のデータを印刷するとすれば、ボックス2の印刷開始時刻は12時5分となってしまう。
そこで、ボックス1とボックス2との優先度を比較して、優先度の高いボックス2のデータの印刷が優先されるように、印刷調整を行う。
具体的には、ボックス1のデータを他のデータ印刷装置で印刷させるか、ボックス1のデータをボックス2の印刷終了後に印刷させるか、ボックス1のデータをボックス2の印刷開始時刻の到来まで印刷させ、ボックス2の印刷終了後にボックス1の残りを印刷する。何れの方法を採用するかは、ボックス毎に予め設定しておけばよい。
このように、優先度に応じて印刷調整を行うことにより、印刷を優先されるべきボックスの印刷が遅れてしまい、そのボックスのユーザが印刷物を入手するのが遅くなる不都合を解消できる。
また、逆に、ボックス1の優先度がボックス2よりも優先度が高く、かつボックス1の印刷開始時刻の方が早い場合に、ボックス1のデータの印刷終了時刻までにボックス2の印刷開始時刻が到来したときは、次のように処理する。
例えば、図20のように、ボックス1の印刷開始時刻は12時に、ボックス2の印刷開始時刻は12時10分にそれぞれ設定されているものとし、優先度はボックス1が高いものとする。
ボックス1の印刷開始時刻である12時になると、CPU101はボックス1のデータの印刷を開始する。ボックス1の印刷時間が12分であるとすると、ボックス2の印刷開始時刻である12時10分になっても、ボックス1の印刷が行われている。
そこで、CPU101は、ボックス2のデータをボックス1のデータの印刷後に印刷するか、印刷開始時刻である12時10分になると、ボックス2のデータを他の印刷装置4、5に送信して印刷させる。何れを採用するかは、他装置での印刷の許否をボックス毎に予め設定しておき、その許否設定に基づいて決めればよい。他の印刷装置で印刷させる場合、その旨を操作パネル130に表示して、ユーザに知らせる。
このように、印刷開始時刻が後のボックスのデータを、他の印刷装置で印刷できるようにすることにより、待ち時間を減らして印刷物の速やかな入手が可能となる。
また、この場合、ボックス毎に待ち許容時間を設定しておき、ボックス1の印刷が待ち許容時間内に終了予定であれば、ボックス1の印刷終了後にボックス2の印刷を行い、待ち許容時間を超えて終了予定であれば、ボックス2のデータを他の印刷装置で印刷する構成としても良い。
例えば、図21に示すように、ボックス1の印刷開始時刻が12時、ボックス2の印刷開始時刻が12時10分に設定され、ボックス2の待ち許容時間が3分に設定されているものとし、優先度はボックス1が高いものとする。
ボックス1の印刷開始時刻である12時になると、CPU101はボックス1のデータの印刷を開始する。ボックス1の印刷時間が12分であるとすると、ボックス2の印刷開始時刻である12時10分になっても、ボックス1の印刷が行われている。
そこで、CPU101は、ボックス2の印刷開始時刻である12時10分になると、ボックス1の印刷終了時刻を算出する。この例では、ボックス1の印刷が12時12分に終了する。そして、ボックス2の印刷開始時刻からボックス1の印刷終了時刻までの時間と、ボックス2の待ち許容時間とを比較し、ボックス2の印刷開始をボックス1の印刷終了まで待てる場合には、ボックス1の印刷終了を待ってボックス2の印刷を開始する。図21の例では、ボックス2の印刷開始時刻(12時10分)からボックス1の印刷終了時刻(12時12分)までの時間(2分)が待ち許容時間(3分)よりも短いから、ボックス1の印刷後にボックス2のデータを印刷する。
逆に、図22に示すように、ボックス1の印刷時間が15分であれば、ボックス2の印刷開始時間12時10分を5分越えて、ボックス1の印刷は12時15分に終了する。
この場合には、ボックス2の印刷開始時刻(12時10分)からボックス1の印刷終了時刻(12時15分)までの時間(5分)が、ボックス2の待ち許容時間(3分)よりも長いから、ボックス2の印刷開始時刻になるとボックス2の格納データを他の印刷装置に送信して出力させる。
このように、待ち許容時間に応じて、ボックス2のデータを第1のボックスの印刷後に印刷し、あるいは他の印刷装置で印刷できるから、使い勝手がよい。
この実施の形態において、CPU101が行う制御を、図23〜図29のフローチャートで説明する。この制御は、ROM102等に格納された制御プログラムに従ってCPU101が動作することにより実行される。
図23はメインルーチンを示すフローチャートである。図23のステップS71において、CPU101は、固定記憶装置110に記憶されている図3(b)の設定情報管理テーブルの設定条件を確認し、印刷開始条件として印刷開始時刻が設定されているボックスがあるか否かを判断する。印刷開始時刻が設定されているボックスがなければ(ステップS71でNOの場合)、ステップS73に進む。
印刷開始時刻が設定されているボックスがあれば(ステップS71でYESの場合)、ステップS72で印刷開始時刻に基づく印刷開始判断処理を行い、ステップS73に進む。
ステップS73では印刷メイン処理を行い、画像出力装置140に印刷対象データを印刷させたのち、ステップS71に戻る。
このメインルーチン制御中に、データ受信の割り込みがあった場合、図24のデータ受信時処理が実行される。図24では、ステップS81で、受信したデータがボックスへの格納データであるかどうかを調べ、格納データでなければ(ステップS81でNOの場合)、通常の印刷と判断し、ステップS83で受信データの印刷要求を出して、割り込み処理を終了する。この印刷要求が、図23のメインフローチャートにおけるステップS73の印刷メイン処理の中で判断され、印刷が実行される。
一方、格納データであれば(ステップS81でYESの場合)、ステップS82で、受信データを指定されたボックスに格納したのち、割り込み処理を終了する。
図25は、図23のステップS72の印刷開始判断処理のサブルーチンを示す図である。
CPU101は、ステップS721で、登録ボックスの数(BoxNum)を確認し、ステップS722でボックス番号の変数xを初期化して、全てのボックスxに対し以下の処理を行う。すなわち、xが登録ボックス数よりも小さいことを確認したのち(ステップS723でNOの場合)、まずステップS724で、ボックスxが印刷開始条件として印刷開始時刻の設定がなされているかどうかを確認する。設定されていなければ(ステップS724でNOの場合)、ステップS728でボックス番号の変数xをインクリメントして、次のボックスについて確認する。設定されていると(ステップS724でYESの場合)、ステップ725に進み、現在時刻と設定された印刷開始時刻を比較し、条件が満たされているかどうか(現在時刻が印刷開始時刻に達しているかどうか)を判断する。
条件が満たされていなければ(ステップS725でNOの場合)、ステップS728でボックス番号の変数xをインクリメントして、次のボックスについてステップS724の確認を行う。条件が満たされていれば(ステップS725でYESの場合)、ステップS726で、そのボックスのすべての格納データを印刷したときの印刷終了時刻を計算する。この計算は公知の方法(例えば特開平11−129557号に記載されている方法)により行えばよい。
次に、ステップS727で、優先度確認処理を行う。この処理については後述する。
次いで、ステップS728で、ボックス番号の変数xをインクリメントして次のボックスについて、ステップS724〜727の処理を行う。
こうして、全ての登録ボックスに対してステップS724〜727の処理を行ったのち(ステップS723でYESの場合)、リターンする。
図26は、図25のステップS727の優先度確認処理の内容を示すフローチャートである。この処理は、印刷開始時刻が到来したボックスの印刷終了前に他のボックスの印刷開始時刻が到来する場合に、両ボックスの優先度を比較するものである。
ステップS7271において、ボックス番号の変数yを初期化した後、ステップS7272で、yがボックス数よりも小さいことを確認し(ステップS7272でNOの場合)、ステップS7274で、ボックスyが印刷開始条件として印刷開始時刻の設定がなされているかどうかを確認する。設定されていなければ(ステップS7274でNOの場合)、ステップS7278でボックス番号の変数yをインクリメントして、次のボックスについて確認する。設定されていると(ステップS7274でYESの場合)、ステップ7275に進み、算出されたボックスxの印刷終了時刻とボックスyの印刷開始時刻を比較し、条件が満たされているかどうか(ボックスxの印刷終了時刻前にボックスyの印刷開始時刻が到来するかどうか)を判断する。
条件が満たされていなければ(ステップS7275でNOの場合)、印刷の調整を図る必要がないから、ステップS7278でボックス番号の変数xをインクリメントして、次のボックスについてステップS7274の確認を行う。条件が満たされていれば(ステップS7275でYESの場合)、ステップS7276で、両ボックスの優先度を比較し、ボックスyの優先度がボックスxの優先度よりも高いかどうかを判断する。
ボックスyの優先度がボックスxの優先度よりも高くなければ(ステップS7276でNOの場合)、印刷の調整を図る必要がないから、ステップS7278を経由して、次のボックスyについて上記処理を行う。
ボックスyの優先度がボックスxの優先度よりも高ければ、つまりボックスyの優先度の値がボックスxの優先度の値よりも小さければ(ステップS7276でYESの場合)、優先度の低いボックスxの印刷終了前に優先度の高いボックスyの印刷開始時刻が到来するから、ステップS7277に進み、印刷調整のためにボックスxについて代替印刷処理設定を行った後、リターンする。
一方、すべてのボックスyについて、該当するボックスが存在しなければ(ステップS7272でYESの場合)、ステップS7273に進み、ボックスxについての印刷要求処理を行ったのち、リターンする。
図27は、図26におけるステップS7277の代替印刷処理の内容を示すフローチャートである。
ステップS72771で、ボックスxに設定されている代替処理設定を確認する。「1.他の印刷装置で印刷する」が設定されている場合、ステップS72772で、ボックスxの印刷データを他の画像形成装置4、5に転送したのち、ステップS72773でそのボックスxを削除してリターンする。印刷データを転送された他の画像形成装置は、その印刷データを出力する。
ステップS72771の確認の結果、「2.ボックスyの印刷終了後に印刷する」が設定されている場合は、何もせずそのままリターンする。従って、この場合は、ボックスyの印刷終了まで待つことになる。
ステップS72771の確認の結果、「3.途中まで印刷し、残りはボックスyの印刷終了後に印刷する(分割処理)」が設定されている場合は、ステップS72774で、ボックスxの全格納データの印刷要求を出すと共に、印刷途中に優先度の高いボックスyの印刷を許可するための割り込み許可フラグをセットしたのち、、ステップS72775でそのボックスxを削除してリターンする。
図28は、図26のステップS7273の印刷要求処理の内容を示すフローチャートである。
ステップS72731で、他のボックスのデータを印刷中であるかどうか判断する。印刷中でなければ(ステップS72731でNOの場合)、ステップS72739へ進み、ボックスxの格納データの印刷要求を出す。この印刷要求は、図23のメインフローチャートにおけるステップS73の印刷メイン処理の中で判断され、印刷が実行される。次いで、ステップS72740でボックスxを削除した後、リターンする。
一方、印刷中であれば(ステップS72731でYESの場合)、ステップS72732へ進み、データを印刷中のボックスの優先度とボックスxの優先度を比較する。データ印刷中ボックスの優先度が高ければ(ステップS72732でYESの場合)、ステップS72736に進み、ボックスxについて他装置での印刷を行う設定がなされているかどうかを調べる。なされていれば(ステップS72736でYESの場合)、ステップS72737で、ボックスxの印刷データを他装置に転送した後、ステップS72738でそのボックスを削除して、リターンする。これにより、ボックスxのデータが、現在印刷中のデータの終了を待つことなく、他装置で印刷される。
他装置での印刷を行う設定がなされていなければ(ステップS72736でNOの場合)、ステップS72739に進み、ボックスxの格納データの印刷要求を出す。この場合は、印刷中データの印刷後にボックスxのデータ印刷が行われる。
ステップS72732で、ボックスxの方がデータ印刷中のボックスよりも優先度が高い場合には(ステップS72732でNOの場合)、ステップS72733で、データ印刷中のボックスについて割り込み許可フラグがセットされているか否かを調べる。この割り込み許可フラグは図27のステップS72774でセットされたものである。
割り込み許可フラグがセットされていれば(ステップS72733でYESの場合)、優先度の高いボックスxのデータを先に印刷するために、ステップS72734で、ボックスxの格納データの割り込み印刷要求を出す。この割り込み印刷要求は、図23のメインフローチャートにおけるステップS73の印刷メイン処理の中で判断され、割り込み印刷が実行される。
従って、優先度の高いボックスxの印刷が、優先度の低いボックスの印刷によって妨げられることなく、ボックスxの設定された印刷開始時刻に印刷が開始される。
割り込み印刷の要求後、ステップS72735でボックスxを削除した後リターンする。
ステップS72733で、データ印刷中のボックスについて割り込み許可フラグがセットされていなければ(ステップS72733でNOの場合)、ステップS72736に進み、ボックスxの設定に従い、他装置での印刷を行うか、印刷中データの印刷終了後に印刷を行う。
図29は、前述した待ち許容時間が設定されている場合の処理を示すフローチャートであり、図28の破線で囲まれたAの部分に置き換えられるものである。
この処理では、データ印刷中ボックスの優先度が高い場合(図28のステップS72732でYESの場合)、あるいはデータ印刷中のボックスについて割り込み許可フラグがセットされていない場合(図28のステップS72733でNOの場合)、図29のステップS72751に進み、ボックスxについて他装置での印刷を行う設定がなされているかどうかを調べる。なされていなければ(ステップS72751でNOの場合)、ステップS72757に進み、ボックスxの格納データの印刷要求を出したのち、ステップS72758でそのボックスを削除して、リターンする。
他装置での印刷を行う設定がなされていれば(ステップS72736でYESの場合)、ステップS72752で印刷中データの終了時刻を計算し、ステップS72753でボックスxの待ち許容時間を取得する。
そして、ステップS72754で、印刷中データの印刷終了時刻が、待ち許容時間を含めたボックスxの印刷開始時刻を越えるかどうか、換言すればボックスxのデータの印刷開始を印刷中データの印刷終了時刻まで待てないかどうかを判断する。待てなければ(ステップS72754でYESの場合)、ステップS72755で、ボックスxの印刷データを他装置に転送した後、ステップS72756でそのボックスを削除して、リターンする。
印刷終了時刻まで待てるならば(ステップS72754でNOの場合)、ステップS72757でボックスxの格納データの印刷要求を出したのち、ステップS72758でそのボックスを削除して、リターンする。
このように、待ち許容時間を設定し、待ち許容時間を考慮して他装置で印刷するか、印刷中データの印刷終了まで待つかが決定されるから、印刷設定の自由度が増し、使い勝手が良くなる。
この発明の一実施の形態に係るデータ出力装置である画像形成装置を用いた画像形成システムの構成説明図である。 図1のシステムに用いられている画像形成装置の内部構成を示す図である。 (a)はボックスの印刷開始条件を説明するための模式図、(b)は設定情報管理テーブルの一例を示す図である。 この発明の第1の実施の形態に係る印刷制御処理の説明図である。 この発明の第1の実施の形態に係る印刷制御処理を示すメインフローチャートである。 図1のメインフローチャートで示される処理の途中におけるデータ受信時の割り込み制御処理を示すフローチャートである。 図6のステップS24の印刷開始判断処理を示すフローチャートである。 図5のステップS12の印刷開始判断処理を示すフローチャートである。 この発明の第2の実施の形態に係る印刷制御処理の説明図である。 この発明の第2の実施の形態に係る印刷制御処理を示すメインフローチャートである。 図10のメインフローチャートで示される処理の途中におけるデータ受信時の割り込み制御処理を示すフローチャートである。 図11のステップS44の印刷開始判断処理を示すフローチャートである。 図10のステップS32の不足データ通知判断処理を示すフローチャートである。 この発明の第3の実施の形態に係る印刷制御処理の説明図である。 この発明の第3の実施の形態に係る印刷制御処理を示すメインフローチャートである。 図15のメインフローチャートで示される処理の途中におけるデータ受信時の割り込み制御処理を示すフローチャートである。 図15のフローチャートにおけるステップS52のタイマカウント開始判断処理を示すフローチャートである。 図17のフローチャートにおけるステップS528のタイマカウント処理を示すフローチャートである。 この発明の第4の実施の形態に係る印刷制御処理の説明図である。 同じくこの発明の第4の実施の形態に係る印刷制御処理の説明図である。 同じくこの発明の第4の実施の形態に係る印刷制御処理の説明図である。 同じくこの発明の第4の実施の形態に係る印刷制御処理の説明図である。 この発明の第4の実施の形態に係る印刷制御処理を示すメインフローチャートである。 図23のメインフローチャートで示される処理の途中におけるデータ受信時の割り込み制御処理を示すフローチャートである。 図23のフローチャートにおけるステップS72の印刷開始判断処理を示すフローチャートである。 図25のフローチャートにおけるステップS727の優先度確認処理を示すフローチャートである。 図26のフローチャートにおけるステップS7277の代替印刷処理設定の内容を示すフローチャートである。 図26のフローチャートにおけるステップS7273の印刷要求処理を示すフローチャートである。 図28のフローチャートにおける破線で囲まれたAの部分に置き換えられるフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置(データ出力装置)
2 端末装置
3 ネットワーク
4 画像形成装置
5 プリンタ
101 CPU(データ数設定手段、制御手段、出力時刻設定手段、タイマ
、優先度設定手段、出力終了時刻算出手段、比較手段)
111〜113 ボックス
140 画像出力装置

Claims (4)

  1. ファイルを区分けして格納可能なボックスと、
    該ボックスに格納された印刷すべきファイルを印刷する印刷手段と、
    前記ボックスへ格納される印刷すべきファイルの数を設定するファイル数設定手段と、
    前記ボックスに格納された印刷すべきファイルの数が前記設定されたファイル数に達すると、前記格納されたファイルを前記印刷手段に印刷させる制御手段と、
    印刷開始時刻及び通知時刻を設定可能な時刻設定手段と、
    を備え、
    前記ファイル数設定手段は、ユーザ名とユーザ毎の印刷すべきファイル数を設定可能であり、
    前記制御手段は、前記時刻設定手段により設定された通知時刻において、前記ボックスに格納されたユーザ毎の印刷すべきファイル数が前記ユーザ毎の設定数に達していないときは、前記印刷手段による印刷開始の前に、不足しているファイルのユーザまたは設定されたすべてのユーザに対して、印刷すべきファイルの不足を通知するとともに、前記時刻設定手段により設定された印刷開始時刻が到来したときは、印刷すべきファイル数が設定数に達していなくても前記印刷手段にファイルを印刷させることを特徴とするファイル印刷装置。
  2. 前記時刻設定手段は、前記設定した印刷開始時刻を延長するためのタイマを備え、該タイマによる印刷開始時刻の延長中に、印刷すべきファイルが格納されたときは、タイマをリセットして再度延長させる請求項1に記載のファイル印刷装置。
  3. ファイルを区分けして格納可能なボックスに、複数の印刷すべきファイルを格納するステップと、
    前記ボックスに格納される印刷すべきファイルの数が予め設定されたファイル数に達すると、前記格納された印刷すべきファイルを印刷装置に印刷させる制御ステップと、
    をコンピュータに実行させ、
    前記制御ステップでは、予め設定された通知時刻において、前記ボックスに格納されたユーザ毎の印刷すべきファイル数がユーザ毎に設定された設定数に達していないときは、前記印刷装置による印刷開始の前に、印刷すべきファイル数とともにユーザ名を設定されたユーザのうち不足しているファイルのユーザまたは設定されたすべてのユーザに対して、印刷すべきファイルの不足を通知するとともに、予め設定された印刷開始時刻が到来したときは、印刷すべきファイル数が設定数に達していなくても前記印刷装置にファイルを印刷させる処理をコンピュータに実行させるためのファイル印刷制御プログラム。
  4. 前記設定された印刷開始時刻をタイマにより延長するステップと、印刷開始時刻の延長中に、印刷すべきファイルが格納されたときは、タイマをリセットして再度延長させるステップをさらにコンピュータに実行させる請求項3に記載のファイル印刷制御プログラム。
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