JP5494989B2 - 印刷システムおよび画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力使用量ピーク時間帯を回避して印刷を行う印刷システム及び画像形成装置に関する。
近年、過剰な電力使用による広範囲での停電を回避するために、オフィス等で使用される電気機器等のピーク消費電力を抑制することが求められている。
電力ピーク時の印刷を回避する方法としては、たとえば、特許文献1には、複数の印刷機の総消費電力を計測し、その総消費電力と、全印刷機において使用可能な総電力量とに基づいて、対象の印刷機は起動可能か否かを判断する方法が記載されている(特許文献1)。
特開2008−167544号公報 特開2011−20267号公報 特開2004−29892号公報
上記の方法では、電力使用量がピークの時間帯にユーザが印刷ジョブを投入しても、実行不可能である旨の応答しかないため、印刷ジョブを実行させるためにはユーザ自身が、電力使用量がピークの時間帯を避けて印刷ジョブを投入しなければならない。
特許文献2には、省電力モード中に指示された印刷ジョブをホールドしておき、省電力モードから通常電力モードに復帰した際に、ホールドしておいた印刷ジョブをまとめて実行する方法が開示されている。この方法では、複数の印刷ジョブをホールドしておき、それらの印刷ジョブをまとめて実行するため、特許文献1の問題点は解消される。また省電力モードから通常電力モードへの復帰回数が減ることで、その分の消費電力を抑えることができる。しかし、いつごろ印刷ジョブが実行されるかがわからないので、ユーザは印刷物を取りに行くタイミングがわからない。
また、省電力モードから通常電力モードに復帰するまでの間に、ユーザにとって、ホールドしておいた印刷ジョブの実行が不必要なものになってしまった場合は、その印刷ジョブの実行自体が無駄になってしまう(資源と電力の両方が無駄になってしまう)という問題がある。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、電力使用量ピーク時間帯を回避しつつ印刷を行い、印刷予定時刻にその印刷がユーザにとって不要な場合にはその印刷は行わない印刷システム及び画像形成装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]所定の管轄範囲の電力使用量が画像形成装置による印刷を禁止すべき印刷禁止状態か否かを監視する電力管理装置と、前記管轄範囲に配置された画像形成装置とを備えた印刷システムであって、
前記画像形成装置は、
前記電力管理装置から前記印刷禁止状態か否かを示す情報を取得する電力情報取得部と、
前記印刷禁止状態で受信した印刷ジョブに係る印刷の実行を保留する保留部と、
前記保留部によって印刷の実行が保留にされた印刷ジョブの送信元に前記印刷禁止状態の解除後における印刷の実行の要否を問い合わせる実行要否確認部と、
印刷の実行が保留されている印刷ジョブのうち少なくとも前記実行要否確認部によって実行の必要が確認された印刷ジョブの印刷を前記印刷禁止状態が解除された後に実行する保留ジョブ実行部と、
を有する
ことを特徴とする印刷システム。
上記[1]および下記[9]に記載の発明では、所定の管轄範囲での電力使用量が、画像形成装置による印刷を禁止すべき印刷禁止状態か否かが監視される。画像形成装置は印刷禁止状態で受信した印刷ジョブに係る印刷の実行を保留し、その印刷ジョブの送信元に印刷禁止状態の解除後における印刷の実行の要否を問い合わせる。そして、印刷の実行が保留されている印刷ジョブのうち実行の必要が確認された印刷ジョブの印刷を、印刷禁止状態が解除された後に実行する。これにより、電力使用量ピーク時間帯は印刷禁止状態として印刷を回避し、印刷禁止状態が解除された際にユーザにとって不要な印刷を抑制することができる。
[2]前記電力管理装置は、前記管轄範囲の電力使用量を計測し、前記計測によって得た電力使用量と、前記管轄範囲で使用可能な電力量の許容値との比較に基づいて、前記印刷禁止状態か否かを判断する
ことを特徴とする[1]に記載の印刷システム。
上記発明では、電力管理装置が管轄範囲の電力使用量を計測し、その計測によって得た電力使用量と、管轄範囲で使用可能な電力量の許容値との比較に基づいて、画像形成装置が印刷禁止状態か否かを判断する。画像形成装置は、印刷禁止状態か否かを電力管理装置に確認する。
[3]前記電力管理装置は、前記許容値に関する設定変更を受け付ける
ことを特徴とする[2]に記載の印刷システム。
上記発明では、電力管理装置は管轄範囲で使用可能な電力量の許容値の設定変更を受け付ける。許容値を低く変更すると、変更前よりも少ない電力使用量で印刷禁止状態になる。
[4]前記電力管理装置は、所定の情報源から前記管轄範囲で使用可能な電力の総量を示す電力使用可能総量情報を取得し、前記電力使用可能総量情報の示す電力量に、ユーザから設定された使用可能割合を乗じた値を、前記許容値にする
ことを特徴とする[2]または[3]のいずれか1つに記載の印刷システム。
上記発明では、電力会社のWebページ等で公表されている電力使用量や、企業内のWebページ等の情報源から管轄範囲で使用可能な電力の総量を示す電力使用可能総量情報を取得し、この電力使用可能総量情報の示す電力量に、ユーザから設定された使用可能割合を乗じた値を、管轄範囲で使用可能な電力量の許容値とする。
[5]前記画像形成装置は、前記印刷禁止状態で受信した印刷ジョブをRIP処理し、それによって得たラスターイメージデータを保存する
ことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか1つに記載の印刷システム。
上記[5]および下記[10]に記載の発明では、画像形成装置は、印刷禁止状態で受信した印刷ジョブをRIP(Raster image processor)処理し、それによって得たラスターイメージデータを保存しておく。これにより印刷禁止状態が解除された後、印刷の実行が決定した際に速やかに印刷を開始することができる。
[6]前記実行要否確認部は、前記印刷禁止状態の解除後に、前記実行の要否の問い合わせを行う
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1つに記載の印刷システム。
上記[6]および下記[11]に記載の発明では、印刷禁止状態の解除後に、実行が保留にされている印刷の実行の要否を問い合わせる。これにより、ユーザは画像形成装置にて、印刷禁止状態が解除され印刷が可能な状態になったと認識することができる。
[7]前記画像形成装置は、前記印刷禁止状態が解除された場合に、前記保留されている各印刷ジョブの印刷完了予定時刻を推定し、前記保留されている印刷ジョブの送信元にその印刷ジョブの印刷完了予定時刻を通知する
ことを特徴とする[1]乃至[6]のいずれか1つに記載の印刷システム。
上記[7]および下記[12]に記載の発明では、印刷禁止状態が解除された場合に、保留されている各印刷ジョブの印刷完了予定時刻を推定し、その保留されている印刷ジョブの送信元にその印刷ジョブの印刷完了予定時刻を通知する。これにより、印刷ジョブのオーナーはこの印刷完了予定時刻を確認し、その時刻でもまだ印刷が必要か否かを判断することができる。
[8]前記画像形成装置は、前記実行要否確認部によって前記問い合わせの結果に基づいて実行不要と判定した場合は、その印刷ジョブに係るラスターイメージデータを消去する
ことを特徴とする[5]に記載の印刷システム。
上記[8]および下記[13]に記載の発明では、印刷の実行要否の問い合わせに対して、印刷が不必要の回答を確認した場合、もしくは回答自体が確認されなかった場合は、その印刷ジョブに係るラスターイメージデータを消去する。
[9]所定の管轄範囲に配置される画像形成装置であって、
前記管轄範囲の電力使用量が画像形成装置による印刷を禁止すべき印刷禁止状態か否かを監視する電力管理装置から前記印刷禁止状態か否かを示す情報を取得する電力情報取得部と、
前記印刷禁止状態で受信した印刷ジョブに係る印刷の実行を保留する保留部と、
前記保留部によって印刷の実行が保留にされた印刷ジョブの送信元に前記印刷禁止状態の解除後における印刷の実行の要否を問い合わせる実行要否確認部と、
印刷の実行が保留されている印刷ジョブのうち少なくとも前記実行要否確認部によって実行の必要が確認された印刷ジョブの印刷を前記印刷禁止状態が解除された後に実行する保留ジョブ実行部と、
を有する
ことを特徴とする画像形成装置。
[10]前記印刷禁止状態で受信した印刷ジョブをRIP処理し、それによって得たラスターイメージデータを保存する
ことを特徴とする[9]に記載の画像形成装置。
[11]前記実行要否確認部は、前記印刷禁止状態の解除後に、前記実行の要否の問い合わせを行う
ことを特徴とする[9]または[10]のいずれか1つに記載の画像形成装置。
[12]前記画像形成装置は、前記印刷禁止状態が解除された場合に、前記保留されている各印刷ジョブの印刷完了予定時刻を推定し、前記保留されている印刷ジョブの送信元にその印刷ジョブの印刷完了予定時刻を通知する
ことを特徴とする[9]乃至[11]のいずれか1つに記載の画像形成装置。
[13]前記画像形成装置は、前記実行要否確認部によって前記問い合わせの結果に基づいて実行不要と判定した場合は、その印刷ジョブに係るラスターイメージデータを消去する
ことを特徴とする[10]乃至[12]のいずれか1つに記載の画像形成装置。
本発明に係る印刷システムおよび画像形成装置によれば、印刷を実行する際には電力使用量ピーク時間帯を回避し、なおかつ、ユーザが不要とする無駄な印刷は抑制することができる。
本発明の印刷システムを示す全体図である。 PC端末の概略構成を示すブロック図である。 電力管理サーバの概略構成を示すブロック図である。 画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 画像形成装置を示す正面図である。 電力管理サーバでの処理の流れを示す流れ図である。 画像形成装置での処理の流れを示す流れ図である 印刷ジョブの完了予定時刻の通知例を示す説明図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る印刷システム5を示している。印刷システム5は、LAN(Local Area Network)3を通じて、画像形成装置10と、複数のPC(Personal Computer)端末40と、電力管理サーバ60と、コピー機80と、プリンタ81と、プロッタ82とで構成される。
画像形成装置10は、原稿を光学的に読み取ってその複製画像を記録紙に印刷するコピージョブ、読み取った原稿の画像データをファイルにして保存したり外部装置へ送信したりするスキャンジョブ、PC端末40から送出されたデータに係る画像を記録紙に印刷して出力する印刷ジョブなどのジョブを実行する機能を備えた、所謂、複合機である。また、画像形成装置10は、印刷ジョブの内容によって、印刷後の記録紙に、パンチやステープル等の後処理を行うこともできる。
コピー機80、プリンタ81、プロッタ82は、ジョブに基づいて印刷を行う印刷装置である。
PC端末40は、ユーザの操作によって、印刷システム5を構成する画像形成装置10、コピー機80、プリンタ81、プロッタ82に、印刷ジョブを送信する。
電力管理サーバ60は、予め決められた情報源(電力会社のWebページ等で公表されている電力使用量や、企業内情報掲示板等)から、電力使用可能総量情報を取得して、印刷システム5全体での使用可能な電力量の許容値である許容電力使用量を決定する。また、印刷システム5を構成する各装置の電力使用量を計測し、その電力使用量の合計が、許容電力使用量を超えないように、画像形成装置10の動作を制御する機能を果たす。具体的には、画像形成装置10が印刷ジョブを実行することで印刷システム5全体での電力使用量が増加しても、印刷システム5の許容電力使用量を超えない場合に、画像形成装置10に印刷許可指示を送信し、既に印刷システム5の電力使用量が許容電力使用量を超えている場合、もしくは、画像形成装置10が印刷ジョブを実行することで印刷システム5の使用電力量が増加し許容電力使用量を超える場合のいずれか一方の場合に、画像形成装置10に印刷禁止指示を送信する。
本発明の印刷システム5においての基本的な処理の流れを説明する。まず、ユーザがPC端末40から画像形成装置10に印刷ジョブを送信する。画像形成装置10はこの印刷ジョブを受信したら、受信した印刷ジョブをRIP処理し、該RIPによって得たラスターイメージデータを蓄積、保存しておき、電力管理サーバ60から印刷許可指示が出ているか否かを調べ、印刷許可指示が出ていたら直ぐに印刷を開始する。
印刷許可指示が出ていなかった場合(印刷禁止指示が出ていた場合)は、印刷禁止状態であるとして印刷許可指示が出るまで印刷の実行を保留する。電力管理サーバ60から印刷許可が出たら、画像形成装置10は、保留しておいた印刷ジョブの完了予定時刻を、その印刷ジョブのオーナー(印刷ジョブを送信したユーザ)に通知し、その時刻でも出力が必要か否かを確認する。必要であれば、印刷ジョブを実行し、不要であれば、印刷ジョブの実行を行わずにその印刷ジョブおよびラスターイメージデータを削除する。
これにより、電力使用量が許容電力使用量を超えてしまう場合は、画像形成装置10は印刷を行わないよう制御される。また、印刷禁止状態が解除され、印刷が許可された状態に変わった時には、保留している印刷ジョブの完了予定時刻を印刷ジョブのオーナーに通知し、その時刻でも出力が必要か否かを確認することで、無駄な出力を抑制する。
図2は、PC端末40の概略構成図を示す。PC端末40は、当該PC端末40の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)41と、このCPU41に接続されたROM(Read Only Memory)42と、RAM(Random Access Memory)43と、不揮発メモリ44と、ハードディスク装置45と、表示部46と、操作部47と、ネットワークI/F部48とを備えて構成されている。
CPU41はOS(Operating System)プログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどが実行される。ROM42には各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU41が処理を実行することで、ジョブの送信などPC端末40の各機能が実現される。RAM43はCPU41がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリなどとして使用される。
不揮発メモリ44は、電源がオフにされても記憶が保持できる書き換え可能なメモリ(フラッシュメモリ)である。不揮発メモリ44には、端末固有の情報や各種の設定情報などが記憶される。ハードディスク装置45は、大容量の不揮発の記憶装置であり、OSプログラムや各種アプリケーションプログラム、ジョブに係る情報履歴、などが保存される。
表示部46は、液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)などで構成されており、各種の操作、設定に係る内容を表示する機能を果たす。操作部47は、ユーザからのジョブの投入や設定の変更など、各種の操作を受け付ける機能を果たす。操作部47は、キーボードやマウスなどを備えて構成される。
ネットワークI/F部48は、LAN3などのネットワークを通じて接続されている他の外部装置などと通信を行う。ジョブの送信はネットワークI/F部48を通じて行う。
図3は、電力管理サーバ60の概略構成図を示す。電力管理サーバ60は、制御部61と、ROM62と、RAM63と、記憶部64と、ネットワークI/F部65と、時刻管理部71とを備えて構成されている。電力管理サーバ60の制御部61は、電力使用可能総量情報取得部66と、使用電力量測定部67と、許容電力使用量決定部68と、印刷許可判定部69と、使用許可/禁止指令部70としての機能を果たす。
ROM62には各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従って制御部61が処理を実行することで、電力管理サーバ60の各機能が実現される。RAM63は制御部61がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリなどとして使用される。
記憶部64は、大容量の不揮発の記憶装置であり、印刷システム5の各装置の各機能を実施する際の消費電力量等の情報や、電力管理サーバ60固有の情報や各種の設定情報、取得した電力使用可能総量情報、などが記憶される。
ネットワークI/F部18は、LAN3などのネットワークを通じて接続されている他の外部装置などと通信を行う。
電力使用可能総量情報取得部66は、予め決められた情報源から、電力使用可能総量情報を取得する。情報源とは、電力会社のWebページや、企業内のWebページ等である。
使用電力量測定部67は、印刷システム5を構成する各装置の電力使用量を測定する。たとえば、各装置に対応させて電力計測機を設置し、各電力計測機の計測値をネットワーク経由で収集する。
許容電力使用量決定部68は、電力使用可能総量情報取得部66が取得した電力使用可能総量情報に基づいて、印刷システム5全体での許容電力使用量を決定する。具体的には、電力使用可能総量に所定の割合(使用可能割合とする)を乗じた値を許容電力使用量とする。使用可能割合は、管理者などが設定変更可能であり、たとえば80%等、適宜設定すればよい。
印刷許可判定部69は、使用電力量測定部67で測定した各装置の電力使用量の合計(合計使用電力量とする)と、許容電力使用量決定部68が決定した許容電力使用量を比較し、画像形成装置10に印刷禁止指示と印刷許可指示のどちらの指示を出すのかを判定する。
この時、画像形成装置10が動作中ならば、合計使用電力量が許容電力使用量を超えている場合は、印刷禁止指示を出すと判定し、超えていなければ印刷許可指示を出すと判定する。
画像形成装置10が動作中でなければ、合計使用電力量と画像形成装置10が動作時に使用する電力量の合計が、許容電力使用量を超えている場合は、印刷禁止指示を出すと判定し、超えていなければ印刷許可指示を出すと判定する。
使用許可/禁止指令部70は、印刷許可判定部69が行った判定に基づいて、画像形成装置10に印刷許可指示、もしくは印刷禁止指示を送信する。
時刻管理部71は、時刻情報を管理している。電力使用可能総量情報の取得や、印刷システム5を構成する各装置の電力使用量の測定は、この時刻情報に基づき、それぞれ所定の周期で繰り返し行われる。たとえば、電力使用可能総量情報の取得は2時間ごとに、電力使用量の測定は、10分ごとに行われる。
図4は画像形成装置10の概略構成図を、図5は画像形成装置の正面図を示す。画像形成装置10は、当該画像形成装置10の動作を制御するCPU11と、このCPU11に接続されたROM12と、RAM13と、不揮発メモリ14と、ハードディスク装置15と、表示部16と、操作部17と、ネットワークI/F部18と、画像読取部19と、給紙部20と、印刷部21と、ADF(Auto Documennt Feeder)22と、後処理部23とを備えて構成されている。
CPU11はOSプログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどが実行される。ROM12には各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU11が処理を実行することでジョブの実行など画像形成装置10の各機能が実現される。RAM13はCPU11がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや画像データを格納する画像メモリなどとして使用される。
不揮発メモリ14は、電源がオフにされても記憶が保持できる書き換え可能なメモリ(フラッシュメモリ)である。不揮発メモリ14には、装置固有の情報や各種の設定情報などが記憶される。ハードディスク装置15は、大容量の不揮発の記憶装置であり、OSプログラムや各種アプリケーションプログラム、印刷データや画像データ、ジョブに係る情報履歴などが保存される。
表示部16は、液晶ディスプレイなどで構成されており、各種の操作、設定に係る内容を表示する機能を果たす。操作部17は、ユーザからのジョブの投入や設定の変更など、各種の操作を受け付ける機能を果たす。操作部17は、表示部16の画面上に設けられて押下された座標位置を検出するタッチパネルのほか、画面外にテンキーや文字入力キー、スタートキーなどを備えて構成される。(図4、図5参照)
ネットワークI/F部18は、LAN3などのネットワークを通じて接続されている他の外部装置などと通信を行う。
画像読取部19は、原稿を光学的に読み取って画像データを取得する機能を果たす。画像読取部19は、たとえば、原稿台にセットした原稿に光を照射する光源と、その反射光を受けて原稿を幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に順次移動させる移動手段と、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーなどからなる光学経路、ラインイメージセンサの出力するアナログ画像信号をデジタルの画像データに変換する変換部などを備えて構成される(図4、図5参照)。
給紙部20は、印刷を行う際に用紙を自動的に印刷位置にセットする自動給紙機能を果たす。給紙トレイにセットしておいた単票用紙(記録紙)を連続で供給するカットシードフィーダや、単票用紙(記録紙)を1枚ずつ手差しで供給するシートガイド等で構成される(図4、図5参照)。
印刷部21は、画像データに応じた画像を記録紙上に画像形成する機能を果たす。ここでは、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置などを有し、電子写真プロセスによって画像形成を行う、所謂、レーザープリンタとして構成されている。画像形成は、インクジェット方式や、他の方式でもかまわない(図4、図5参照)。
ADF22は、画像を読み取る際に、複数枚の原稿を連続して原稿台に送る自動給紙装置としての機能を果たす。これにより、一度に30枚程度の原稿をセットすることが可能で、原稿を読み取るごとに原稿台にセットし直す必要がなくなる(図4、図5参照)。
後処理部23は、画像形成済みの記録紙に対して、ステープル、パンチ、紙折り、糊付け製本等の後処理を行う。実行される後処理の内容は、受信した印刷ジョブに基づいて行われる(図4、図5参照)。
次に、電力管理サーバ60及び画像形成装置10で行われる処理の流れについて説明する。
図6は電力管理サーバ60で行われる処理の流れを示す。まず、予め決められた情報源より電力使用可能総量情報を取得する(ステップS101)。次に、取得した電力使用可能総量情報の電力使用可能総量に使用可能割合を乗算した値を、許容電力使用量として決定する(ステップS102)。
印刷システム5を構成する各装置の電力使用量を測定し、集計する(ステップS103)。集計した電力使用量(合計電力使用量)と、許容電力使用量を比較し(ステップS104)、画像形成装置10に印刷禁止指示と印刷許可指示のどちらを送信するのかを判定する(ステップS105)。具体的には、画像形成装置10が動作中ならば、合計使用電力量が許容電力使用量を超えているか否かを調べ、超えている場合は印刷禁止指示を出すと判定し、超えていなければ印刷許可指示を出すと判定する。また、画像形成装置10が動作中でなければ、合計使用電力量と画像形成装置10が動作時に使用する電力量の合計が、許容電力使用量を超えているか否かを調べ、超えている場合は印刷禁止指示を出すと判定し、超えていなければ印刷許可指示を出すと判定する。
印刷禁止指示を出すと判定されたら(ステップS105;Yes)、印刷禁止指示を画像形成装置10に送信し(ステップS106)ステップS108に進む。印刷許可指示を出すと判定されたら(ステップS105;No)、印刷許可指示を画像形成装置10に送信し(ステップS107)ステップS108に進む。
印刷システム5を構成する各装置の電力使用量を測定してから一定時間(たとえば10分)が経過するまで待ち(ステップS108;No)、一定時間が経過したら(ステップS108;Yes)ステップS109に進む。次に、電力使用可能総量情報を取得してから一定時間(たとえば、2時間)が経過していなければ(ステップS109;No)、ステップS103に戻って処理を継続する。一定時間が経過していたら(ステップS109;Yes)、ステップS101に戻って処理を継続する。電力管理サーバ60では、ここまでの処理の流れがループして継続される。
図7は、画像形成装置10で行われる処理の流れを示している。画像形成装置10は印刷ジョブを受け付けたら(ステップS201)、その受信した印刷ジョブをRIP処理して、該RIP処理によって得たラスターイメージデータを蓄積、保存する(ステップS202)。この時、印刷ジョブ(ジョブ実行条件)も保存しておく。
この時点で、電力管理サーバ60から受信した最新の指示が印刷の許可指示でない場合は(ステップS203;No)、つまり最後の指示が印刷の禁止指示であった場合は、受け付けた印刷ジョブを保留し、印刷ジョブの送信元(印刷ジョブのオーナー)に現在は印刷不可の旨を通知し(ステップS204)、ステップS203に戻って処理を継続する。なお、ステップS203とステップS204をループ中に新たな印刷ジョブを受け付けた場合は、その印刷ジョブもRIP処理して、ラスターイメージデータを蓄積、保存しておく。
電力管理サーバ60から受信した最新の指示が印刷の許可指示の場合は(ステップS203;Yes)、ステップS205に進む。
ステップS205では、保留中の印刷ジョブが存在するか否かを判断する。保留中の印刷ジョブがある場合は(ステップS205;Yes)、ステップS206に進み、保留中の印刷ジョブがない場合は(ステップS205;No)、ステップS211に進む。
ステップS206では、保存している印刷ジョブの完了予定時刻を求める(ステップS206)。具体的には、印刷ジョブが、印刷のみの場合や、印刷と後処理を行う場合等、それぞれの場合において、1枚あたりの処理に必要とされる時間の目安を予めハードディスク装置15に登録しておき、その目安時間を印刷予定枚数分だけ積算した時間をその印刷ジョブの実行に要する時間(印刷所要時間とする)とし、その後、その印刷ジョブの完了予定時刻を求める。複数の印刷ジョブが保留されている場合は、各印刷ジョブの印刷所要時間を計算し、ジョブの受付順にそれらの印刷ジョブを実行するとして、各印刷ジョブの完了予定時刻を求める。1番目に実行する印刷ジョブは、現在時刻に印刷所要時間を足した時刻を、その印刷ジョブの完了予定時刻として推定する。2番目に実行する印刷ジョブは、1番目に実行する印刷ジョブの完了予定時刻をその印刷ジョブの実行開始予定時刻として完了予定時刻を演算する。3番目に実行する印刷ジョブは、2番目に実行する印刷ジョブの完了予定時刻をその印刷ジョブの実行開始予定時刻として完了予定時刻を演算する。4番目移行に実行される印刷ジョブも同様にして完了予定時刻を演算する。
ステップS206で演算された印刷ジョブの完了予定時刻とともに、印刷要否確認通知を印刷ジョブのオーナーに発信する(ステップS207)。ここでは、印刷ジョブ毎に、その印刷ジョブの完了予定時刻を、その印刷ジョブのオーナーに通知する。印刷ジョブのオーナーは印刷ジョブを送信したPC端末40にて印刷ジョブの完了予定時刻を確認し、その時刻でも印刷ジョブの実行が必要であるか否かを確認し、画像形成装置10に返信する。図8は、PC端末40の表示部46に表示される印刷要否確認通知の一例である印刷要否確認通知画面90を示す。ユーザはこの画面にて印刷ジョブの完了予定時刻を確認する。
図7に戻って説明を続ける。画像形成装置10は、印刷が必要である返信(回答)が無ければ(ステップS208;No)、ステップS209に進む。印刷の要否の返信自体がなく一定時間が経過していなければ(ステップS209;No)ステップS208に戻って処理を継続する。印刷要否確認通知を送信してから一定時間が経過するか、印刷が不要である返信があった場合は(ステップS209;Yes)、対象の印刷ジョブを、印刷を行わないジョブに分類し、その印刷ジョブに対応するラスターイメージデータを消去する(ステップS210)。一定時間とは、印刷ジョブの完了予定時刻に影響が少ない範囲で、たとえば3分や5分等適宜ユーザが設定すればよい。
印刷が必要である返信があった場合は(ステップS208;Yes)、ステップS211に進む。ステップS211では、印刷を行わないジョブとして分類されていない印刷ジョブを、受け付けた順に印刷して出力し、処理を終了する。
本発明によれば、電力管理サーバ60は、印刷システム5全体で使用可能な電力の許容値としての許容電力使用量を設定し、各電力使用機器が使用中の電力使用量を計測し、該計測によって得た電力使用量の総和と、許容電力使用量を比較し、印刷禁止指示を出すか、印刷許可指示を出すのかを決定する。画像形成装置10が動作中ならば、合計使用電力量が許容電力使用量を超えているか否かを調べ、超えている場合は印刷禁止指示を出し、超えていなければ印刷許可指示を出す。また、画像形成装置10が動作中でなければ、合計使用電力量と画像形成装置10が動作時に使用する電力量の合計が、許容電力使用量を超えているか否かを調べ、超えている場合は印刷禁止指示を出し、超えていなければ印刷許可指示を出す。
また、画像形成装置10は、印刷禁止状態の時(最新の指示が印刷禁止指示である場合)に、印刷ジョブを受け付けたら、印刷が許可された後で、その印刷ジョブに基づく印刷の要否確認通知を印刷ジョブの送信元に送信し、その要否確認通知に対して印刷必要の返信があった場合は印刷を行い、印刷不要の返信があった場合もしくは返信が無い場合は、印刷を行わないように機能する。これにより、印刷システム5は、印刷を実行する際には電力使用量ピーク時間帯を回避し、なおかつ、ユーザが不要とする無駄な印刷は抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
本発明の実施の形態では、印刷の要否確認は、印刷が禁止されている時に印刷ジョブを受け付け、その後印刷許可が出た際に行われたが、印刷ジョブを受け付けたら直ぐに印刷要否確認通知を印刷ジョブのオーナーに送信してもよい。その時点で印刷が不要である旨の返信が来たら、その印刷ジョブに対応するラスターイメージデータを消去する。その時点で印刷が必要の返信が来るか、返信が無い場合は、印刷が許可されてから、もう一度、印刷要否確認通知を印刷ジョブのオーナーに送信してもよい。
また、本発明の実施の形態では、印刷要否確認通知に対する返信が無かった場合にも、印刷を行わなかったが、印刷を行ってもよい。
また、印刷が許可されている状態であっても、現在実行中の印刷ジョブの処理に時間がかかっている等の理由で、未完了の印刷ジョブが複数残っている時に、新たな印刷ジョブを受け付けた場合にも、その新たに受け付けた印刷ジョブの完了予定時刻と、印刷の要否確認通知を印刷ジョブのオーナーに送信し、印刷の要否を確認してもよい。
印刷システム5に含まれる電力使用機器は、たとえば、照明や、エアコン、床暖房等、電力を使用するものであればバッテリーで駆動しているもの以外は全て含んでもよい。
本発明の実施の形態では、印刷システム5に含まれていた画像形成装置10は1台であったが、複数台あってもよい。画像形成装置10は、小型の装置でも大型の装置でも構わない。
本発明の実施の形態では、電力管理サーバ60と画像形成装置10の2台が独立して動作していたが、電力管理サーバ60を画像形成装置10に組み込んで、単体として動作させてもよい。
所定の情報源は、本発明の実施の形態で説明したものに限らない。また、取得する情報は、電力使用可能総量情報のみに限らず、他の情報も同時に取得してもよい。たとえば、電力使用可能総量情報の他にも、印刷システム5が設置されている領域以外の領域での電力使用情報や、過去の電力使用情報等を取得し、それらの情報も参照して許容電力使用量を決定してもよい。
3…LAN
5…印刷システム
10…画像形成装置
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…不揮発メモリ
15…ハードディスク装置
16…表示部
17…操作部
18…ネットワークI/F部
19…画像読取部
20…給紙部
21…印刷部
22…ADF
23…後処理部
40…PC端末
41…CPU
42…ROM
43…RAM
44…不揮発メモリ
45…ハードディスク装置
46…表示部
47…操作部
48…ネットワークI/F部
60…電力管理サーバ
61…制御部
62…ROM
63…RAM
64…記憶部
65…ネットワークI/F部
66…電力使用可能総量情報取得部
67…使用電力量測定部
68…許容電力使用量決定部
69…印刷許可判定部
70…使用許可/禁止指令部
71…時刻管理部
80…コピー機
81…プリンタ
82…プロッタ
90…印刷要否確認通知画面

Claims (13)

  1. 所定の管轄範囲の電力使用量が画像形成装置による印刷を禁止すべき印刷禁止状態か否かを監視する電力管理装置と、前記管轄範囲に配置された画像形成装置とを備えた印刷システムであって、
    前記画像形成装置は、
    前記電力管理装置から前記印刷禁止状態か否かを示す情報を取得する電力情報取得部と、
    前記印刷禁止状態で受信した印刷ジョブに係る印刷の実行を保留する保留部と、
    前記保留部によって印刷の実行が保留にされた印刷ジョブの送信元に前記印刷禁止状態の解除後における印刷の実行の要否を問い合わせる実行要否確認部と、
    印刷の実行が保留されている印刷ジョブのうち少なくとも前記実行要否確認部によって実行の必要が確認された印刷ジョブの印刷を前記印刷禁止状態が解除された後に実行する保留ジョブ実行部と、
    を有する
    ことを特徴とする印刷システム。
  2. 前記電力管理装置は、前記管轄範囲の電力使用量を計測し、前記計測によって得た電力使用量と、前記管轄範囲で使用可能な電力量の許容値との比較に基づいて、前記印刷禁止状態か否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記電力管理装置は、前記許容値に関する設定変更を受け付ける
    ことを特徴とする請求項2に記載の印刷システム。
  4. 前記電力管理装置は、所定の情報源から前記管轄範囲で使用可能な電力の総量を示す電力使用可能総量情報を取得し、前記電力使用可能総量情報の示す電力量に、ユーザから設定された使用可能割合を乗じた値を、前記許容値にする
    ことを特徴とする請求項2または3のいずれか1つに記載の印刷システム。
  5. 前記画像形成装置は、前記印刷禁止状態で受信した印刷ジョブをRIP処理し、それによって得たラスターイメージデータを保存する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の印刷システム。
  6. 前記実行要否確認部は、前記印刷禁止状態の解除後に、前記実行の要否の問い合わせを行う
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の印刷システム。
  7. 前記画像形成装置は、前記印刷禁止状態が解除された場合に、前記保留されている各印刷ジョブの印刷完了予定時刻を推定し、前記保留されている印刷ジョブの送信元にその印刷ジョブの印刷完了予定時刻を通知する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の印刷システム。
  8. 前記画像形成装置は、前記実行要否確認部によって前記問い合わせの結果に基づいて実行不要と判定した場合は、その印刷ジョブに係るラスターイメージデータを消去する
    ことを特徴とする請求項5に記載の印刷システム。
  9. 所定の管轄範囲に配置される画像形成装置であって、
    前記管轄範囲の電力使用量が画像形成装置による印刷を禁止すべき印刷禁止状態か否かを監視する電力管理装置から前記印刷禁止状態か否かを示す情報を取得する電力情報取得部と、
    前記印刷禁止状態で受信した印刷ジョブに係る印刷の実行を保留する保留部と、
    前記保留部によって印刷の実行が保留にされた印刷ジョブの送信元に前記印刷禁止状態の解除後における印刷の実行の要否を問い合わせる実行要否確認部と、
    印刷の実行が保留されている印刷ジョブのうち少なくとも前記実行要否確認部によって実行の必要が確認された印刷ジョブの印刷を前記印刷禁止状態が解除された後に実行する保留ジョブ実行部と、
    を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記印刷禁止状態で受信した印刷ジョブをRIP処理し、それによって得たラスターイメージデータを保存する
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記実行要否確認部は、前記印刷禁止状態の解除後に、前記実行の要否の問い合わせを行う
    ことを特徴とする請求項9または10のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  12. 前記画像形成装置は、前記印刷禁止状態が解除された場合に、前記保留されている各印刷ジョブの印刷完了予定時刻を推定し、前記保留されている印刷ジョブの送信元にその印刷ジョブの印刷完了予定時刻を通知する
    ことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  13. 前記画像形成装置は、前記実行要否確認部によって前記問い合わせの結果に基づいて実行不要と判定した場合は、その印刷ジョブに係るラスターイメージデータを消去する
    ことを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1つに記載の画像形成装置。
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